JPS6018230B2 - 濁度計の洗浄方法 - Google Patents
濁度計の洗浄方法Info
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- JPS6018230B2 JPS6018230B2 JP9450576A JP9450576A JPS6018230B2 JP S6018230 B2 JPS6018230 B2 JP S6018230B2 JP 9450576 A JP9450576 A JP 9450576A JP 9450576 A JP9450576 A JP 9450576A JP S6018230 B2 JPS6018230 B2 JP S6018230B2
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- JP
- Japan
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- water
- cleaning
- tank
- slime
- ozone
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- Expired
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/01—Arrangements or apparatus for facilitating the optical investigation
- G01N21/15—Preventing contamination of the components of the optical system or obstruction of the light path
Landscapes
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Pathology (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
- Optical Measuring Cells (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は濁度計の洗浄方法にかかり、特に洗浄水の中に
オゾンを溶解させておくことによって濁度計の内壁の汚
れを有効に除去する濁度計の洗浄方法に関するものであ
る。
オゾンを溶解させておくことによって濁度計の内壁の汚
れを有効に除去する濁度計の洗浄方法に関するものであ
る。
濁度計は河川等の環境上の水質の自動監視、上下水道や
工場排水の処理施設における水質の自動測定などに使用
されている。
工場排水の処理施設における水質の自動測定などに使用
されている。
濁度計の測定方式には試料水が溢水する面における散乱
光を測定する表面散乱光測定方式と検水槽に一対のガラ
ス窓を設け、この窓を介して試料水を透過する光を測定
する透過光測定方式などがある。表面散乱光測定方式の
濁度計においては濁度測定の連続化や自動化に伴ない時
間の経過によって指示に誤差を生じてきた。
光を測定する表面散乱光測定方式と検水槽に一対のガラ
ス窓を設け、この窓を介して試料水を透過する光を測定
する透過光測定方式などがある。表面散乱光測定方式の
濁度計においては濁度測定の連続化や自動化に伴ない時
間の経過によって指示に誤差を生じてきた。
この原因は検水槽内壁の汚れによるもので、光の散乱を
防ぐために検水槽の内壁に設けられた黒色皮膜の効果が
減退し不必要な散乱が起こったためである事が次の事か
ら分かった。‘１）検水槽内壁の汚れを除去すれば誤差
がほとんどなくなる。
防ぐために検水槽の内壁に設けられた黒色皮膜の効果が
減退し不必要な散乱が起こったためである事が次の事か
ら分かった。‘１）検水槽内壁の汚れを除去すれば誤差
がほとんどなくなる。
‘２１ 検水槽内壁を着色してその影響を調べたところ
下の表に示す如く、程度の差があるが検水槽内壁が着色
に応じて指示に大きな誤差を生ずる事が分かった。
下の表に示す如く、程度の差があるが検水槽内壁が着色
に応じて指示に大きな誤差を生ずる事が分かった。
着色は赤褐色系を灰色系としたが、これらの色は実際の
汚れの色に近いものとして選んだ。また透過光測定方式
の濁度計は試料水に接しているガラス窓が汚れ表面散乱
光測定方式と同様に測定値に大きな誤差を生じた。
汚れの色に近いものとして選んだ。また透過光測定方式
の濁度計は試料水に接しているガラス窓が汚れ表面散乱
光測定方式と同様に測定値に大きな誤差を生じた。
検水槽へ至るまでの試料水の配管にも汚れが付着し試料
水の検水槽への流入量が減少したり、詰るなどの障害も
生じた。障害を起こした汚れはスラィムと呼ばれる有機
性の汚れが主体であり、スラィムでも特に問題となるの
は微生物及び微生物の排出する粘着性物質の付着であっ
た。
水の検水槽への流入量が減少したり、詰るなどの障害も
生じた。障害を起こした汚れはスラィムと呼ばれる有機
性の汚れが主体であり、スラィムでも特に問題となるの
は微生物及び微生物の排出する粘着性物質の付着であっ
た。
スラィムの付着力は強く試料水の流速を速める位では除
去されない性質のものでブラシ等による清掃が必要とな
るが、一般に濁度計は容易には清掃が行なえない穣造で
ある。このスラィムの剥離法としてオゾンによる酸化が
著しい効果を持つことがわかった。第１図および第２図
によりオゾンのスライム剥離に対する効果を説明する。
第１図はスラィムを付着させた管にオゾンを溶存させた
液を流した場合のスライム剥離に要する時間の一例を示
したもので、横髄はオゾン水とスラィムの接触時間、縦
軸はスラィムの付着量である、第１図から１５〜３０分
程度オゾン水と接触させればスラィムは剥離される事が
わかる。第２図はスラィムの付着により管が閉塞したり
大幅な流量減少を起こす場合にオゾン水を流すことによ
る効果の一例を示したもので、横軸は期間、縦軸は流量
である。ただし、オゾン水は２日に１回流した場合の例
である。第２図からオゾン水による洗浄を行なえば、ほ
ぼ一定流量の試料水が得られる事がわかる。本発明の目
的は、スラィムが付着生成した検水槽内に、試料水に代
ってオゾンを溶解させた洗浄水を供給して上記スラィム
を剥離除去することにより、濁度計の指示を正確に維持
する濁度計の洗浄方法を提供することにある。
去されない性質のものでブラシ等による清掃が必要とな
るが、一般に濁度計は容易には清掃が行なえない穣造で
ある。このスラィムの剥離法としてオゾンによる酸化が
著しい効果を持つことがわかった。第１図および第２図
によりオゾンのスライム剥離に対する効果を説明する。
第１図はスラィムを付着させた管にオゾンを溶存させた
液を流した場合のスライム剥離に要する時間の一例を示
したもので、横髄はオゾン水とスラィムの接触時間、縦
軸はスラィムの付着量である、第１図から１５〜３０分
程度オゾン水と接触させればスラィムは剥離される事が
わかる。第２図はスラィムの付着により管が閉塞したり
大幅な流量減少を起こす場合にオゾン水を流すことによ
る効果の一例を示したもので、横軸は期間、縦軸は流量
である。ただし、オゾン水は２日に１回流した場合の例
である。第２図からオゾン水による洗浄を行なえば、ほ
ぼ一定流量の試料水が得られる事がわかる。本発明の目
的は、スラィムが付着生成した検水槽内に、試料水に代
ってオゾンを溶解させた洗浄水を供給して上記スラィム
を剥離除去することにより、濁度計の指示を正確に維持
する濁度計の洗浄方法を提供することにある。
以下、本発明を図面に示す実施例について説明する。
第３図は表面散乱光測定方式の濁度計を用いた場合の本
発明の−実施例を示すものである。検出器１の内部には
検水槽２が設けられ、試料水は管３より検水槽２へ流入
され溢水する試料水は排水管４より排出される。検水槽
２の上部には光源５から検水槽２の試料水の溢水面に投
光された光が濁度に応じて散乱する光を検知する受光セ
ル６が設けられている。脱泡槽を兼ねたヘッドタンク１
０へは図示していないポンプで採水された試料水が管７
、開閉弁８、管９を通して送水される、洗浄水タンク１
１内には管１２より洗浄水となる清水が供給される。
発明の−実施例を示すものである。検出器１の内部には
検水槽２が設けられ、試料水は管３より検水槽２へ流入
され溢水する試料水は排水管４より排出される。検水槽
２の上部には光源５から検水槽２の試料水の溢水面に投
光された光が濁度に応じて散乱する光を検知する受光セ
ル６が設けられている。脱泡槽を兼ねたヘッドタンク１
０へは図示していないポンプで採水された試料水が管７
、開閉弁８、管９を通して送水される、洗浄水タンク１
１内には管１２より洗浄水となる清水が供給される。
オゾン発生装置１３で発生されたオゾンは管１４を経て
散気装置１５により洗浄水タンク１１内に散気される。
洗浄水タンク１１内の洗浄水は管１６、開閉弁１７、管
１８を経てヘッドタンク１０へ送水される。測定時は開
閉弁１７を閉止し、開閉弁８を開放して試料水をヘッド
タンク１０‘こ送水する。
散気装置１５により洗浄水タンク１１内に散気される。
洗浄水タンク１１内の洗浄水は管１６、開閉弁１７、管
１８を経てヘッドタンク１０へ送水される。測定時は開
閉弁１７を閉止し、開閉弁８を開放して試料水をヘッド
タンク１０‘こ送水する。
ヘッドタンク１０から管３を経て検水槽２に自然流下さ
れた試料水は、検水槽２の溢水面より溢水され、、排水
管４より装置外に排出される。洗浄時には開閉弁８を閉
止し試料水のヘッドタンク１０への送水を止め、洗浄水
タンクに洗浄水となる清水を流入させる。
れた試料水は、検水槽２の溢水面より溢水され、、排水
管４より装置外に排出される。洗浄時には開閉弁８を閉
止し試料水のヘッドタンク１０への送水を止め、洗浄水
タンクに洗浄水となる清水を流入させる。
この潜水中にオゾン発生装置１３で発生させたオゾンを
散気させオゾン洗浄水をつくる。開閉弁１７を開放にし
管１８によりオゾン洗浄水をヘッドタンク１０へ送水し
、測定時の試料水の流れと同一に検水槽２を通り、排水
される。この時のオゾン洗浄水のオゾン濃度と洗浄時間
はスラィムの付着状態や洗浄間隔により決定される。オ
ゾン洗浄水を流すことによって測定時にヘッドタンク１
０、検水槽２、配管に付着したスラィムを剥離し排出す
ることができる。
散気させオゾン洗浄水をつくる。開閉弁１７を開放にし
管１８によりオゾン洗浄水をヘッドタンク１０へ送水し
、測定時の試料水の流れと同一に検水槽２を通り、排水
される。この時のオゾン洗浄水のオゾン濃度と洗浄時間
はスラィムの付着状態や洗浄間隔により決定される。オ
ゾン洗浄水を流すことによって測定時にヘッドタンク１
０、検水槽２、配管に付着したスラィムを剥離し排出す
ることができる。
前記実施例では洗浄水タンク１１を用いてオゾン洗浄水
を作成したが、河川、上水道という比較的低い濁度の試
料水を測定する場合は管１４、散気装置１５をヘッドタ
ンクー０‘こ入れオゾン洗浄水を作成し、洗浄水タンク
１１を省略しヘッドタンク１０でこれを兼ねることもで
きる。
を作成したが、河川、上水道という比較的低い濁度の試
料水を測定する場合は管１４、散気装置１５をヘッドタ
ンクー０‘こ入れオゾン洗浄水を作成し、洗浄水タンク
１１を省略しヘッドタンク１０でこれを兼ねることもで
きる。
また、オゾン発生装置１３、ヘッドタンク１０、洗浄水
タンク１１、検出器１を分離して示したが、一体にして
装置化することもできる。
タンク１１、検出器１を分離して示したが、一体にして
装置化することもできる。
また、検水槽２のスラィム除去のみを目的とする場合は
管１８を検水槽２に接続し洗浄することもできる。第４
図は透過光測定方式の濁度計検出器の一構造図を示すも
ので、第３図と同一符号のものは同一部分を示している
。
管１８を検水槽２に接続し洗浄することもできる。第４
図は透過光測定方式の濁度計検出器の一構造図を示すも
ので、第３図と同一符号のものは同一部分を示している
。
透過光測定方式の濁度計検出器２１は光源２１ａから投
光した光のうちガラス窓２１ｂを介して試料水を透過す
る光量を受光セル２１ｃで測定するものである。洗浄時
にオゾン洗浄水を流すことによってガラス窓に付着した
スラィムを剥離することができる他、第３図の場合と同
様の効果が期待できる。以上説明した通り本発明によれ
ば濁度計の測定時に付着するヘッドタンク、検水槽およ
び配管のスラィムを、洗浄時に強力な酸化力をもつオゾ
ンを溶存させた洗浄水を流すことにより除去し、常にヘ
ッドタンク、検水槽および配管を清浄に保つと共に試料
水の流量を一定に保ち、これによって濁度計の測定値を
正確に維持させるようにした濁度計の洗浄方法を得るこ
とが出来る。
光した光のうちガラス窓２１ｂを介して試料水を透過す
る光量を受光セル２１ｃで測定するものである。洗浄時
にオゾン洗浄水を流すことによってガラス窓に付着した
スラィムを剥離することができる他、第３図の場合と同
様の効果が期待できる。以上説明した通り本発明によれ
ば濁度計の測定時に付着するヘッドタンク、検水槽およ
び配管のスラィムを、洗浄時に強力な酸化力をもつオゾ
ンを溶存させた洗浄水を流すことにより除去し、常にヘ
ッドタンク、検水槽および配管を清浄に保つと共に試料
水の流量を一定に保ち、これによって濁度計の測定値を
正確に維持させるようにした濁度計の洗浄方法を得るこ
とが出来る。
第１図はスラィム剥離に対するオゾン水の効果の一例を
示す特性図、第２図はオゾン水洗浄の管の詰り防止に対
する効果の一例を示す特性図、第３図は本発明を表面散
乱光測定方式の濁度計に適用した場合の一実施例を示す
系統図、第４図は本発明の他の実施例を示すための透過
光測定方式の濁度計の構造を示す図である。 １・・・・・・検出器、２・・・・・・検水槽、５・・
・…光源、６・・・・・・受光セル、１０・・・・・・
ヘッドタンク、１１・・・・・・洗浄水タンク、１３・
・・・・・オゾン発生装置、１５・・・・・・散気装置
、８，１７・・・・・・開閉弁、３，４，７，９，１２
，１４，１６，１８・・・・・・管、２１・・・・・・
透過光測定方式濁度計、２１ａ・・・・・・光源、２１
ｂ・・・・・・ガラス窓、２１ｃ・・・・・・受光セル
。 第１図第２図 第３図 第４図
示す特性図、第２図はオゾン水洗浄の管の詰り防止に対
する効果の一例を示す特性図、第３図は本発明を表面散
乱光測定方式の濁度計に適用した場合の一実施例を示す
系統図、第４図は本発明の他の実施例を示すための透過
光測定方式の濁度計の構造を示す図である。 １・・・・・・検出器、２・・・・・・検水槽、５・・
・…光源、６・・・・・・受光セル、１０・・・・・・
ヘッドタンク、１１・・・・・・洗浄水タンク、１３・
・・・・・オゾン発生装置、１５・・・・・・散気装置
、８，１７・・・・・・開閉弁、３，４，７，９，１２
，１４，１６，１８・・・・・・管、２１・・・・・・
透過光測定方式濁度計、２１ａ・・・・・・光源、２１
ｂ・・・・・・ガラス窓、２１ｃ・・・・・・受光セル
。 第１図第２図 第３図 第４図
Claims (1)
- １ 濁度測定用の検水槽内に、試料水に代つてオゾンを
溶解させた洗浄水を供給し、検水槽内に付着生成したス
ライムに接触させてこのスライムを剥離することを特徴
とする濁度計の洗浄方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9450576A JPS6018230B2 (ja) | 1976-08-10 | 1976-08-10 | 濁度計の洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9450576A JPS6018230B2 (ja) | 1976-08-10 | 1976-08-10 | 濁度計の洗浄方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5320375A JPS5320375A (en) | 1978-02-24 |
| JPS6018230B2 true JPS6018230B2 (ja) | 1985-05-09 |
Family
ID=14112162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9450576A Expired JPS6018230B2 (ja) | 1976-08-10 | 1976-08-10 | 濁度計の洗浄方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6018230B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60153982A (ja) * | 1984-01-23 | 1985-08-13 | 株式会社東芝 | 表面洗浄方法 |
| JPS60244279A (ja) * | 1984-05-21 | 1985-12-04 | Mitsubishi Electric Corp | 微生物類の自動観察装置 |
| NL1024132C2 (nl) * | 2003-08-20 | 2005-02-22 | Vetco Gray Controls Ltd | Werkwijze voor het zuiveren van oppervlakken die in contact staan met een fluïdumstroom. |
-
1976
- 1976-08-10 JP JP9450576A patent/JPS6018230B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5320375A (en) | 1978-02-24 |
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