JPS60181420A - 掘削装置 - Google Patents

掘削装置

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JPS60181420A
JPS60181420A JP3394084A JP3394084A JPS60181420A JP S60181420 A JPS60181420 A JP S60181420A JP 3394084 A JP3394084 A JP 3394084A JP 3394084 A JP3394084 A JP 3394084A JP S60181420 A JPS60181420 A JP S60181420A
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drill
excavation
deviation
controller
computer
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Hajime Nomura
肇 野村
Motoomi Deguchi
出口 種臣
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Shimizu Construction Co Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02DFOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D17/00Excavations; Bordering of excavations; Making embankments
    • E02D17/13Foundation slots or slits; Implements for making these slots or slits

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Paleontology (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、地下連続壁の掘削工事に用いられる掘削装
置に関する。
近年、多くの土木工事、特に止水壁や、地下鉄等の地下
構造物の建造工事には地下連続壁工法、すなわち、地中
にある長さの溝を掘削し、ここに鉄筋かとを建て込んだ
後にコンクリートを打設して鉄筋コンクリート壁を施工
する工事法が採用されている。
ところで、上述した工事法における掘削作業においては
、掘削機・の運転にかなシの熟練を必要とし、ごく限ら
れたオペレータが経験や勘を頼りに運転を行なっている
′のが現状である。したがって、人手不足からオペレー
タは高齢化して来ており、また、一方では経験や勘を頼
りに運転を行なっているために掘削溝の施工結果に個人
差が生じるという問題がある。
この発明は上記事情に鑑み、熟練したオペレータのみな
らず誰にでも容易に運転でき、しかも、充分な掘削精度
を確保することができる掘削装置を提供するもので、掘
削状況を検知する複数の検知手段を有し、昇降装置によ
シ昇降可能に懸吊されたドリル本体によって掘削を行な
うと共に、前記ドリル本体に装備された偏位修正手段に
よって掘削偏位の修正を行なi副装置において、目標値
の設定に用いられる設定手段と、前記ドリル本体の昇降
速度の制御を行なう速度コントローラと、前記偏位修正
手段の制御を行なう偏位コントローラと、前記複数の検
知手段の各検知結果と、前記設定手段により設定された
目標値とを比較し、この比較結果に基づいて前記速度コ
ントローラおよび前記偏位コントローラを駆動制御する
制御手段とを具備したことを特徴とする。
以下、図面を参照し、この発明の一実施例について説明
する。
第1図は、この発明の一実施例による掘削装置における
掘削機の構成を示す正面図であり、図において1は車輪
2によってレール上を走行する専用やぐらである。この
専用やぐら1の下部支持台1a上には油圧モータによっ
て駆動されるウィン5:!3が固定されてお夛、このウ
ィンチ3によって、吊ワイヤーロープ4を巻上げ、もし
くは巻下げることにより、吊ワイヤーロープ4に懸吊さ
れたドリル本体5の昇降が行なわれる。この場合、吊ワ
イヤーロープ4は専用やぐら1の上部支持台1b上の滑
車6を通過して垂直下方に伸び、そして、ドリル本体5
の上部に位置する動滑車7において折シ返した後に、上
部支持台1bまで上昇し、上部支持台lb上の滑車8を
通過して再度下向きに伸びた後、その端部が下部支持台
la上に固定された張力計9に取付けられている。そし
て、この張力計9によって、吊ワイヤーロープ4の張力
、すなわち吊ワイヤーロープ4に懸吊されたドリル本体
5の荷重が計測される。また、10.11は二方向傾斜
計(以下単に傾斜計と称す)であり、上部支持台lb上
の両端部に各々取付けられている。これら傾斜計10.
11の各々には測定用ワイヤ12.13が取付けられて
おり、これら2本の測定用ワイヤ12.13が、ドリル
本体50両側部に取付けられた一対の滑車14.15と
、専用やぐら1の上部支持台1b上に取付けられ7’t
 一対の滑車16.17と、下部支持台la上に取付け
られ九一対の巻取りローラ18.19とによって対称に
張設されている。そして、ドリル本体5が紙面に垂直な
方向(以下Y方向という)および紙面の左右方向(以下
X方向という)に偏位した場合に、測定用ワイヤ12.
13が傾斜し、とれに伴い傾斜計10.11が傾斜する
。そして、この傾斜計10.11の傾斜に基づいて、測
定用ワイヤ12.13の各々のX方向およびY方向の傾
斜角度が計測される。また専用やぐら1の上部支持台1
bには、一方の測定用ワイヤ13の移動によって作動す
る深度計20が取付けられヤおり、この深度計20によ
ってドリル本体5の掘削距離が計測される。なお、深度
計20としては例えばロータリエンコーダが用いられる
一方、ドリル本体5にお匹て21.21・・・は、回転
することによシ地盤を掘削するドリルビットであり、ド
リル本体5の内部に取付けられた水中モータ(図示せず
)によって回転駆動される。また22.2″j・・・は
偏位修正板であり、ドリル本体5の前面および後面に各
々4枚ずつ、計8枚が取付けられている。この偏位修正
板22.22・・・は、ドリル本体5の内部に取付けら
れた油圧ポンプ(図示せず)により駆動されて、ドリル
本体5の前面および後面から垂直に突出するようになっ
ている。この場合□、8枚す偏位修正板22.22・・
・は各々、別個に駆動することが可能である。−また、
ドリル本体5の底面の中央にはリバース吸込み口(図示
せず)が開口しており、このリバース吸込み口は、ドリ
ル本体5の中央を貫通し、専用やぐら1に達する配管2
3、および配管23の上端部に接続されたホース24を
介して排水ポンプ25の吸込み口と連通している。そし
て、この排水ポンプ25により、掘削孔上部がち、掘削
時において常時給水される水を、掘削し次土砂と共に、
リバース吸込み口から吸上げ、配管23とホース24と
を介して地上に排出するようになっている。
この場合、配管20はドリル本体5の掘削深度に応じて
、自在に継ぎ足すことが可能である。また、26)は流
量計であり、この流量計26によって排水ポンプ25に
ょシ排水される泥水の流量が計測される。
次に、第2図を用いて、第1図に示す掘削機をコントロ
ールする制御部の構成について説明する。
第2図において、20.1G、11,26.9は、各々
第1図に示す深度計、傾斜計、流量計、張力計である。
3oはドリル本体5に取付けられた水中モータの電流値
(ドリル電流値)の計測を行なうドリル電流変換器であ
6、a+4は排水ポンプ25の駆動に用いられるモータ
の電流値(ポンプ電流値)の計測を行なうポンプ電流変
換器である。また、32は複数のポテンショメータより
なるパラメータ設定器である。そして、これら深度計2
0.傾斜計10.11.ドリル電流変換器30、流量計
26、ポンプ電流変換器31、および張力計9による各
計測値、並びにパラメータ設定器32によって設定され
た値は、インターフェイスユニット(以下I/F と称
す)34によってA/D (アナログ/ディジタル)変
換された後に、コンピュータ33に入力される。また、
35はウィンチの巻上げ7巻下げの速度制御を行なう速
度コントローラであシ、手動によって、あるいはコンピ
ュータ33よりI/F34を介して出力される制御信号
によって駆動される。36は掘削時において各偏位修正
板22.22・・・の突出、もしくは引き込みの制御を
行う偏位コントローラであり、速度コントローラ35と
同様に、手動によって、あるいはコンピュータ33よυ
I/F34を介して出力される制御信号によって駆動さ
れる。また、37は、モード選択スイッチであシ、オペ
レータが、このモード選択スイッチ37を操作すること
によって、掘削装置の動作における4つのモードのうち
の1つが、任意に選択できるようになっている。ここで
、掘削装置の動作における4つのモードと、各モードに
おける処理内容は次の通υである。
モードO:手動運転 偏位量算出 表示・記録処理 モード1:偏位量算出 表示・記録処理 ウィンチ巻下げ速度制御 自動緊急処理 自動定深度処理 モード2:偏位量算出 表示・記録処理 偏位修正制御 自動緊急処理 自動定深度処理 モード3:偏位量算出 表示・記録処理 ウィンチ巻下げ速度制御 偏位修正制御 自動緊急処理 自動定深度処理 そして、速度コントローラ35、偏位コントローラ36
、モード切換スイッチ37および、コンピユー・夕33
の指示によシ鳴動するブザー(図示せず)によって操作
卓が構成される。ま友、この操作卓の近傍には排水ポン
プ駆動用モータ、水中モータ等の始動もしくは停止を行
なう手動スイッチが設けられている。
次に、38はキーボードであり、コンピュータ33に対
する指示の入力、あるいは掘削作業前における各種目標
値の設定に用いられる。また39はフロッピーディスク
、40はCRT (プラクン管表示装置)、41はプリ
ンタである。
以上の構成を有する掘削装置の動作について説明する。
まず、オペレータはキーボー)’384−用いて各種目
標値の設定を行う。この場合設定される目標値には、目
標深度、X方向およびY方向の偏位許容範囲等、予め工
事仕様により決定されているものの他、ポンプ電流値、
ドリル電流値等のように過去のデータ、もしくは地盤の
調査結果から決定されるものがある。また、オペレータ
は、パラメータ設定器32によって、排水流量の最低限
界値等の設定を行う。次に、全ての項目について設定が
終了したならば、オペレータは操作卓の近傍に設けられ
たスイッチを操作して、給水を開始すると共に、排水ポ
ンプ駆動用モータおよび水中モータを始動させる。次に
、モード選択スイッチ37によって動作モードを選択す
る。いま、例えはモード3が選択されたとすると、この
スイッチ情報がI/F34を介してコンピュータ33に
入力される。コンピュータ33は、入力されたスイッチ
情報に基づbてモード3が選択されたことを検知し、速
度コントローラ35に対し、ウィンチ3の巻下げ指示を
出力する。これにょ9、ドリル本体5が降下を始め、ド
リルピッ)21.21・・・が地盤に達すると、ドリル
本体5の自重により、掘削が開始される。以後、コンピ
ュータ33にはI/F34を介して深度計20、傾斜計
10゜11、ドリル電流変換器30等の各検知手段の検
知結果が入力される。そして、コンピュータ33は、入
力された各検知結果に基づいて次の各処理を行う。
(1)偏位量算出 例えは第3図に示すように測定用ワイヤ9゜10がY方
向に角度θだけ傾斜した場合を仮定する。JRおよびh
□ を、各々深度計20によって計測され友掘削距離、
および地表から傾斜計10.11までの高さとすると、
掘削深度h2は、 h2=JRCO8θ −=−−−−−−−−il+また
、Y方向の偏位量1yは、 % = [tanθ=(h1+%CO8θ) tanθ
−−−−−−−−−−−−121 となる。
しかして、コンピュータ33は、R変針20および傾斜
計9.10による計測値と、上記+11、(2)式とに
よジトリル本体5の掘削深度、X方向の偏位量、および
Y方向の偏位量を算出する。
(2) 表示・記録処理 コンピュータ33は、I/F34を介して入力される各
検知手段の検知結果、並びに前述し次式’1)、121
によシ算出されたドリル本体5の掘削深度、およびX方
向・Y方向の偏位量の変化の状態を逐次CRT40に数
値表示すると共に、これら検知結果等を予めキーボード
38によって設定された一定深度毎に、プリンタ41よ
り印字出力する。tた、コンピュータ33は、CRT4
0に表示される前記検知結果等を、一定時間毎に70ツ
ピイーデイスク町9に記録する。そして、この70ツピ
ーデイス)3.9に記録されたデータは、掘削工事の詳
細なデータを記録したものとして保管されると共に、今
後、類似した工事を行う場合の参考資料となる。
(31ウィンチ巻下げ速度制御 コンピュータ33は、予めキーボード3Bに計測値とを
比較し、この比較結果に基づいてウ−インチ3の巻下げ
速度の制御を行う。すなわち、ドリル電流変換器30に
よる計測値が、予め設定された目標値よシ大きい場合で
あれば、予測した以上の負荷がドリルピッ)21 、2
1・・・に作用り、ていることになる。したがって、仁
の場合、コンピュータ33は速度コン) o −535
に対して、巻下げ速度の低下指示を出力する。
これにより、ウィンチ3の巻下げ速度が低下し、ドリル
ピッ)21.21・・・に作用する負荷が軽減される。
逆に、ドリル電流変換器30による計測値が、目標値よ
り小さい場合であれば、コンビ五^夕33は運転効率を
上げるために速度コントローラ35に対して、巻下げ速
度の増加指示を出力する。これにより、ウィンチ3の巻
下げ速度が増加する。
一方、ポンプ電流変換器31により計測値が、予め設定
された目標値より大きい場合であれば、掘削土砂の量が
排水ポンプ25の処理能力を上回っていることになり、
排水ポンプ25が閉塞を起こす虞れがある。したがって
、この場合コンピュータ33は速度コントセー235に
対して、巻下げ速度の低下指示を出力する。これにより
、ウィンチ3の巻下げ速度が低下し、掘削土砂の量が減
少する。逆に、ポンプ電流変換器31による計測値が目
標値より小さい場合であれば、運転効率を上げるために
、コンピユー!33は速度コントローラ35に対して、
巻下げ速度の増加指示を出力する。
以上述べたようにして、ウィンチ3の巻下げ速度の制御
が行なわれる。ところで、地盤によってはドリル電流変
換器30による計測値に基づく判断と、ポンプ電流変換
器31による計測値に基づく判断に矛盾を生じる場合が
ある。向えば、ドリルピッ)21.21・・・に作用し
ている負荷が高いにもかかわらず、排水量が多い場合、
すなわちドリル本体5が非常に硬い地盤に達した場合に
は、ドリル電流変換器30による計測値と、その目標値
との比較結果によればウィンチ3の巻下げ速度を低下さ
せなければならないが、ポンプ電流変換器31による計
測値と、その目標値との比較結果によればウィンチ3の
巻下げ速度を増加させなければならない。また、ドリル
ピッ)21.21・・・が極端に軟い地盤に達した場合
においても、前述した判断に矛盾を生じる場合がある。
すなわち、掘削土砂が多く、一方ドリルビット21.2
1・・・に作用する負荷が軽い場合である。コンピュー
タ33は、上述したような判断の矛盾が生じた場合には
、ドリルピッ)21.21・・・が極端に摩耗しないよ
うに、また、排水ポンプ25が閉塞を起こさないように
、予めキーボード38より設定された目標値を、掘削状
況に合わせて最適な目標値に変更する。
(4) 偏位修正制御 ドリル本体5のY方向の偏位が検出された場合、コンピ
ュータ33は、偏位した側の偏位修正板22.22・・
・を突出させるように、偏位コントローラ36に対し制
御指示を出力する。これにより、指示された偏位修正板
22.22・・・が突出し、これら突出した偏位修正板
22゜22・・・が掘削壁を強く押圧することにより、
ドリル本体5の掘削方向が変更される。−なお、ドリル
本体5は、X方向の偏位に対して、偏位修正手段を有し
ていない。したがって、X方向の偏位に対しては、偏位
の修正を行なうことができないが、連続壁の施工におい
てX方向の偏位は、それが顕著でない限り問題となるこ
とはない。
(5) 自動緊急処理 この処理は、排水ポンプ25が閉塞を起こした場合、す
なわち、流量計25による計測値が、パラメータ設定器
32に設定されている排水量の最低限界値以下になった
場合、およびドリル本体5のX方向およびY方向の各々
の偏位量が、予めキーボード38よシ設定されたX方向
およびY方向の偏位許容範囲を超えた場合における、コ
ンピュータ33の処理である。この場合、コンピュータ
33は、まず、ウィンチ30巻下げ停止指示を速度コン
ト日−ラ35に対し出力すると共に、偏位コントローラ
36に対し、全ての偏位修正板21.21・・・の引き
込み指示を出力する。これによシ、ドリル本体5の降下
が停止すると共に、突出している偏位修正板21が引き
込まれる。次いで、コンピュータ33ti、速度コント
ローラ35に対し、ウィンチ3の巻上げ指示を出力する
。これにより、ドリル本体5が上昇を始める。そして、
コンピュータ33は、予めキーボード38よシ設定され
た距離だけドリル本体5が上昇したならば、その時点で
速[コントローラ35に対し、ウィンチ30巻上げ停止
指示を出力する。そして、ドリル本体5が停止した後、
予めキーボード38により設定された一定時間経過後に
、流量計26による計測値、もしくはドリル本体5の優
位量が運転可能な状態に復帰しているか否かを検出する
すなわち、コンピュータ33は、ドリル本体5が上昇し
7jことによって、流量計26による計測値がパラメー
タ設定器32に設定されている排水量の最低限界値以上
になつ1とか否か、もしくは、ドリル本体5のX方向お
よびY方向の偏位が、予め設定された偏位許容範囲内に
収まったか否かを検出し、これらの条件が満たされてい
る場合には、速度コントローラ35に対し、ウィンチ3
0巻下げ指示を出力する。これにより、ドリル本体5が
停止している位置から、再度、掘削が開始される。しか
しながら、前述した条件が満たされていない場合には、
コンピュータ33は、操作卓上のブザーを鳴動させた後
、動作モードをモード0に切換える。これにより、速度
コントローラ35および偏位コントロー236はその後
手動運転されることになる。
(6)自動定深度処理 この処理は、ドリル本体が、配管z3の継ぎ足しを必要
とする深度に達した場合、もしくはドリル本体5が、予
めキーボード38によって設定された最終目標深度に達
した場合における、コンピュータ33の処理である。こ
の場合コンピュータ33は、まず、速度コントローラ3
5に対して、ウィンチ3の巻下げ停止指示を出力すると
共に、偏位コントローラ36に対し、全ての優位修正板
21.21・・・の引き込み指示を出力する。これによ
シ、ドリル本体5の降下が停止すると共に、突出してい
る偏位修正板21が引き込まれる。次いで、コンピュー
タ33は操作卓上のブザーを鳴動させた後に、動作モー
ドをモード0に切換える。その後、掘削機の停止を確認
したオペレータは、操作卓の近傍に設けられたスイッチ
を操作して、排水ポンプの駆動用モータおよび水中モー
タを停止させた後に、飄削機が最終目標深度に達したの
であれば、速度コントローラ35を手動操作して、ウィ
ンチ3を巻上げる。また、配管23の継ぎ足し深度に達
したのであれば、配管23の継ぎ足し作業を行う。そし
て配管23の継ぎ足し作業が終了したならば、オペレー
タは、排水ポンプの駆動用モータおよび水中モータを始
動させた後に、モード選択スイッチを操作して、モード
3を選択する。以下、掘削が続行される。
以上が、コンピュータ33が行う各処理の動作内容であ
る。
ところで、地盤によっては、そこが以前に全く掘1’S
ll経歇のない場所であり、かつ、地盤について、裏前
に充分な調査等を行なうことができない場合がある。こ
のような場合には、掘削前に、キーボード38より必要
な目標値(例えば、ドリル電流値)等の全てを設定でき
ないので、モード3によって運転することは不可能とな
る。
したがって、このような場合においては、熟練したオペ
レータによる試し掘シが行なわれる。
試し掘りは、オペレータが自らの判断により、設定する
ことができない目標値に応じて、モード0〜モード2を
選択することによって開始される。そして、オペレータ
は、CRT40に表示された、各検知結果等に基づいて
速度コントローラ35、もしくは偏位コントローラ36
、もしくはこれらコントローラ双方の操作を行い、掘削
を行う。そして、オペレータが、掘削機の動作が安定し
九と思われる時点、すなわち、オペレータがドリル本体
5の偏位量を、予め設定された偏位許容範囲内に収める
ことができる最適表掘削速度が得られたと判断した時点
で、オペレータは、モード選択スイッチ37を操作して
、モード3を選択する。モード選択スイッチ37が操作
されると、スイッチ情報がI/F34を介してコンピュ
ータ33に入力される。
コンピュータ33は、入力されたスイッチ情報に基づい
てモード3が選択されたことを検知すると、未設定の目
標値について、例えば、ドリル電流の目標値が、未設定
であったとすると、モード選択スイッチ37が操作され
た時点における、ドリル電流変換纏30による計測値を
、本来ならば予めキーボード38により設定される目標
値とする。これによシ、以後、モード3によって掘削を
続行することが可能となる。なお、この場合、オペレー
タが最適な掘削速度を得ることができたと判断した時点
で、モード3の選択を行なったが、最適な掘削速度が得
られなくても、オペレータが、最適な掘削速度を把握で
1!たならば、一度掘削機を停止させた後に、キーボー
ド38より新ためて、未設定の目標値を設定してもよい
以上説明したようにこの発明によれば、掘削機を、掘削
状況の変化に応じて自動的に制御することができ、した
がって、熟練したオペレータのみならず誰にでも容易に
運転できると共に、オペレータの負担を軽減させること
ができる。
また、この発明によれば、高い掘削精度を確保すること
ができる効果が得られる。例えば、深度100%まで掘
削して’/1000 以上の精度を確保することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例による掘削装置における
掘削機の構成を示す正面図、第2図は、第1図に示す掘
削機を制御する制御部の構成を示すブロック図、第3図
は、ドリル本体5の掘削深度および偏位量をめる処理を
説明するための説明図である。 3・・・・・・ウィンチ(昇降装置)、9・・・・・・
張力針(検知手段)、10.11・・・・・・二方向傾
斜針(検知手段)、20・・・・・・深度計(検知手段
)、22・・・・・・偏位修正板(偏位修正手段)、2
6・・・・・・流量計(検知手段)、30・・・・・・
ドリル電流変換器(検知手段X31・・・・・・ポンプ
電流変換器(検知手段)、32・・・・・・パラメータ
設定器(設定手段)、32・・・・・・コンピュータ(
制御手段)、35・・・・・・速度コントローラ、36
・・・・・・偏位コントローラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 掘削状況を検知する複数の検知手段を有し、昇降装置に
    よシ昇降可能に懸吊されたドリル本体によって掘削を行
    なうと共に、前記ドリル本体に装備された偏位修正手段
    によって掘削偏位の修正を行なう掘削装置において、 (a) 目標値の設定に用いられる設定手段と、(b)
     前記ドリル本体の昇降速度の制御を行なう速度コント
    ローラと、 (0) 前記偏位修正手段の制御を行なう偏位コントロ
    ーラと、 (+1) 前記複数の検知手段の各検知結果と、前記設
    定手段により設定され丸目標値とを比較し、この比較結
    果に基づいて前記速度コントローラおよび前記偏位コン
    トローラを駆動制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする掘削装置。
JP3394084A 1984-02-24 1984-02-24 掘削装置 Granted JPS60181420A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3394084A JPS60181420A (ja) 1984-02-24 1984-02-24 掘削装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3394084A JPS60181420A (ja) 1984-02-24 1984-02-24 掘削装置

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JPS60181420A true JPS60181420A (ja) 1985-09-17
JPH0415850B2 JPH0415850B2 (ja) 1992-03-19

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ID=12400500

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JP3394084A Granted JPS60181420A (ja) 1984-02-24 1984-02-24 掘削装置

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JP (1) JPS60181420A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012149463A (ja) * 2011-01-21 2012-08-09 Nishimatsu Constr Co Ltd 地中削孔データ解析による基盤判定方法

Citations (2)

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