JPS6018114Y2 - ベツド - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はベッドに関するものであり、更に詳しくはベッ
ドの床下構造に関する。

収納機能を付加したベッドは従来から提供されている。

すなわち、第１図および第２図に示すように、引出しＡ
がフレームＢ下に収納されており、引出しＡはキャスタ
ーＣにより容易に引出されるようになっている。

しかるに、かかるベッドには次のような不具合があった
。

（１）キャスターＣにより床面りが傷つけられる。

（２）収納量を多くするために引出しＡの高さを高くす
るとマツトレス（図示略）面が高くなり危険。

（３）床板Ｅと床面りとの間の空間が生かされずホコリ
がたまりやすい。

（４）ベッド下の床面の風通しが悪くなり不衛生である
。

（５）引出しＡと床板Ｅの面が面一にならないと外観が
見苦しくなる。

本考案はかかる事情に鑑みなされたものであって、床板
の下に浅盆状皿を配設してみるベッドを提供することを
目的とするものである。

以下、本考案の一実施例を第３図乃至第５図に基いて説
明する。

ベッド１０のへラドボード１１とフットボード１２とを
連結なしてフレーム１３を形成なす１対のサイドフレー
ム１４および１５の内面には桟１６および１７が夫々取
付けられている。

しかしてフレーム１３内には浅盆状皿の皿１８が配設さ
れており、皿１８の縁部１８ａおよび１８ｂが夫々様１
６および１７に載置されている。

そして、床板１９が皿１８の上に乗せられている。

尚、床板２０の下にも別の皿が配置されるが、床板２０
の下に皿が配置されないときは、床板２０と桟１６よび
１７との間にスペーサを介装すればよいようになってい
る。

以上述べたように、本考案はへラドボード、ヘットボー
ドおよび前記両者を連結する１対のサイドフレームから
形成されるフレームと、前記各フレームの内側に固定さ
れた棧に係止される床板とを備えるベッドにおいて、前
記床板を適数個のセグメントに分割し、浅盆状皿を、前
記棧に係止せしめて前記床板の下に配設するようにした
、ベッドを構成したので、次のような実用上多大な効果
を奏する。

（ａ） 皿に収納された物を取り出す時は、当該皿に
対応する床板のセグメントをフレームから持だけでよい
ので、床全体を持ち上げるのに比しで、労力が少ない。

（ｂ） 皿が宙づり状態となり、ベッドと一体化する
ため、ベッドの移動により床面を摩耗することがない（
床面の損傷防止） （Ｃ） 外観に収納スペースが入らないため、デザイ
ン的にも障害とならず、また使用中、不揃いとなり美感
を妨げるということもない。

ベッドフレームと異質の材料（例えば合成樹脂）を採用
しても異和感がない。

（ｄ） 床下のすぐ下より活用できるため、マツトレ
ス面を高くすることなく十分の収納空間が得られる。

（ｅ） 皿が宙づりで床面のジュータン等を閉鎖しな
いため、風通しもよく、非常に衛生的である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のベッドの斜視図、第２図は第１図■−■
線に沿う断面図、第３図は本考案の一実施例に係るベッ
ドの斜視図、第４図は第３図と同様であるが内部の様子
をも示した斜視図、そして第５図は第３図■−■線に沿
う断面図である。 １１：へラドボード、１２：フットボード、１３：フレ
ーム、１４，１５：サイドフレーム、１６．１７：棧、
１８：皿、１９，２０：床板。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. ヘッドボード、フットボードおよび前記両者を連結する
   １対のサイドフレームから形成されるフレームと、前記
   各サイドフレームの内側に固定された棧に係止される床
   板を備えるベッドにおいて、前記床板を適数個のセグメ
   ントに分割し、浅盆状皿を、前記棧に係止せしめて前記
   床板の下に配するようにしてなる、ベッド。