JPS6018076Y2 - 自動製麹装置 - Google Patents
自動製麹装置Info
- Publication number
- JPS6018076Y2 JPS6018076Y2 JP1981121552U JP12155281U JPS6018076Y2 JP S6018076 Y2 JPS6018076 Y2 JP S6018076Y2 JP 1981121552 U JP1981121552 U JP 1981121552U JP 12155281 U JP12155281 U JP 12155281U JP S6018076 Y2 JPS6018076 Y2 JP S6018076Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- koji making
- carbon dioxide
- automatic
- conditioning device
- automatic koji
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
現在、醸造工業或いは醗酵工業において使用されている
自動製麹装置は、培養室と空気調整装置とをダクトで連
結して構威し、麹基質と熱交換した温湿風は空気調整装
置に返り、調整されて再び培養室に供給される形式のも
のである。
自動製麹装置は、培養室と空気調整装置とをダクトで連
結して構威し、麹基質と熱交換した温湿風は空気調整装
置に返り、調整されて再び培養室に供給される形式のも
のである。
これら製麹装置には外気を導入するためのダンパーが種
々の形式で設けられ、培養室に直接設けたもの、或いは
ダクトに設けられたもの等があって、しかもこれらダン
パーは手動式或いは全開、全閉作動の形式のものが大半
で、その結果、炭酸ガス濃度又は温度の調整は困難であ
った。
々の形式で設けられ、培養室に直接設けたもの、或いは
ダクトに設けられたもの等があって、しかもこれらダン
パーは手動式或いは全開、全閉作動の形式のものが大半
で、その結果、炭酸ガス濃度又は温度の調整は困難であ
った。
この考案は上述のような外気を導入するダンパーとして
返りダクトの径路に流量加減手段として、例えば排気及
び吸気ダンパーを連動させ、自然的に発生する炭酸ガス
又は温度のセンサーと連結して自動調整機能を与える。
返りダクトの径路に流量加減手段として、例えば排気及
び吸気ダンパーを連動させ、自然的に発生する炭酸ガス
又は温度のセンサーと連結して自動調整機能を与える。
次に調節計に設定を与えることにより、外気温度及び自
然に発生する炭酸ガスの変化に対して常に排気及び吸気
のダンパー開度を設定条件に合わせて、調節するように
したものである。
然に発生する炭酸ガスの変化に対して常に排気及び吸気
のダンパー開度を設定条件に合わせて、調節するように
したものである。
次にこの考案を図面にしたがって詳細に説明する。
図中、第１図はこの考案を組込んだ自動製麹装置の断面
図で、第２図は１実施例としての自動ダンパ一部分の拡
大図である。
図で、第２図は１実施例としての自動ダンパ一部分の拡
大図である。
ここで第１図に例示した空気調整装置の形式については
選択自由であり、この型式に限定されないことはもちろ
んである。
選択自由であり、この型式に限定されないことはもちろ
んである。
第１図において、Ａ−１は空気調整装置で、送風機Ａ−
２で吸引、風道Ａ−５によって培養室Ａ−７に供給する
。
２で吸引、風道Ａ−５によって培養室Ａ−７に供給する
。
７は送り風道に設けられる炭酸ガス又は温度のセンサー
で、調節計６を介して自動タンパ−Ａ−９を作動させる
。
で、調節計６を介して自動タンパ−Ａ−９を作動させる
。
Ａ−１０は培養床に堆積された麹基質、Ａ−８は返り風
道で、その径路に自動ダンパーＡ−９が配置される。
道で、その径路に自動ダンパーＡ−９が配置される。
空気調整装置Ａ−１内のＡ−３は空気の洗滌装置、Ａ−
４は加湿装置である。
４は加湿装置である。
第２図は自動ダンパーＡ−９の拡大図であって、この図
において、１は排気孔、２は外気の吸気孔であって、こ
れらを斜めに区分した仕切枠３と排気、吸気口の間にダ
ンパー４，４′が設けられている。
において、１は排気孔、２は外気の吸気孔であって、こ
れらを斜めに区分した仕切枠３と排気、吸気口の間にダ
ンパー４，４′が設けられている。
５はこれらダンパー４，４′を開閉作動させる駆動部で
、温湿風を培養室に導入する径路に設けられた温度又は
炭酸ガスのセンサー７と連結される調節計６によりダン
パー開度調節の指示を受ける。
、温湿風を培養室に導入する径路に設けられた温度又は
炭酸ガスのセンサー７と連結される調節計６によりダン
パー開度調節の指示を受ける。
上記構成の装置において調節計６を所定の温度又は炭酸
ガス濃度に設定すると、空気調整装置Ａ−１で調整され
た空気は送風機Ａ−２によって送り風道Ａ−５を経由し
て培養室Ａ−７に供給され、麹基質Ａ−１０を通気して
、返り風道Ａ−８、自動ダンパーＡ−９を通過し、空気
調整装置Ａ−１に戻る。
ガス濃度に設定すると、空気調整装置Ａ−１で調整され
た空気は送風機Ａ−２によって送り風道Ａ−５を経由し
て培養室Ａ−７に供給され、麹基質Ａ−１０を通気して
、返り風道Ａ−８、自動ダンパーＡ−９を通過し、空気
調整装置Ａ−１に戻る。
この場合、センサー７で感知した温度又は炭酸ガス濃度
が設定値より高い場合には、調節計６の指示により駆動
部５が作動し、連動する排気、吸気のダンパー４，４′
がその時点の設定条件に合わせた開度となり、返り空気
の一部は排気して外気の吸気を行なうものである。
が設定値より高い場合には、調節計６の指示により駆動
部５が作動し、連動する排気、吸気のダンパー４，４′
がその時点の設定条件に合わせた開度となり、返り空気
の一部は排気して外気の吸気を行なうものである。
これら空気は混合されて空気調整装置Ａ−１内で、設定
条件の空気にして培養室に供給されるのである。
条件の空気にして培養室に供給されるのである。
このような作動の効果として、製麹中に必然的に発生す
る炭酸ガスは、製麹の進捗に応じて発生するものである
が、この炭酸ガスの濃度は製麹中の麹菌の生育及び酵素
生産に微妙な影響を与えるもので、したがってこの炭残
酸ガスの濃度についても調節計に設定を与えれば、常に
精細な調節が行なわれ、設定濃度を精度高く維持するこ
とができる。
る炭酸ガスは、製麹の進捗に応じて発生するものである
が、この炭酸ガスの濃度は製麹中の麹菌の生育及び酵素
生産に微妙な影響を与えるもので、したがってこの炭残
酸ガスの濃度についても調節計に設定を与えれば、常に
精細な調節が行なわれ、設定濃度を精度高く維持するこ
とができる。
また別の効果として、設定温度と外気温度との間の温度
差が大きい場合でも自動ダンパーＡ−９の精細な調節に
よって、調整処理後の温度は設定温度に対し精度高く保
つことができるものである。
差が大きい場合でも自動ダンパーＡ−９の精細な調節に
よって、調整処理後の温度は設定温度に対し精度高く保
つことができるものである。
したがって、この考案は構造簡単であってしかもそのダ
ンパー作動は鋭敏、正確で、従来法と比較して一段とす
ぐれているとは明らかである。
ンパー作動は鋭敏、正確で、従来法と比較して一段とす
ぐれているとは明らかである。
第１図はこの考案の自動製麹装置の断面図で、第２図は
流量加減手段としての自動ダンパ一部分の拡大図である
。 図において、４，４’・・・・・・ダンパー、５・・・
・・・駆動部、６・・・・・・温度調節計、７・・・・
・・センサー、Ａ−１・・・・・・空気調整装置、Ａ−
５・・・・・・送り風道、Ａ−８・・・・・・返り風道
、Ａ−９・・・・・・自動ダンパー、Ａ−１０・・・・
・・麹基質である。
流量加減手段としての自動ダンパ一部分の拡大図である
。 図において、４，４’・・・・・・ダンパー、５・・・
・・・駆動部、６・・・・・・温度調節計、７・・・・
・・センサー、Ａ−１・・・・・・空気調整装置、Ａ−
５・・・・・・送り風道、Ａ−８・・・・・・返り風道
、Ａ−９・・・・・・自動ダンパー、Ａ−１０・・・・
・・麹基質である。
Claims (1)
- 培養室と空気調整装置とによって構威される自動製麹装
置において、培養室からの返りダクトの径路に外気導入
用及び排気用の開孔部を設け、これら開孔部に、それぞ
れ流量加減手段を設置し互いに連動するこれら流量加減
手段を炭酸ガス濃度又は品温の変化に応じて開度を調節
するようにし、もって炭酸ガス濃度又は品温上昇時に外
気導入の微調整により設定条件を得るようにした自動製
麹装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981121552U JPS6018076Y2 (ja) | 1981-08-17 | 1981-08-17 | 自動製麹装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981121552U JPS6018076Y2 (ja) | 1981-08-17 | 1981-08-17 | 自動製麹装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5826900U JPS5826900U (ja) | 1983-02-21 |
| JPS6018076Y2 true JPS6018076Y2 (ja) | 1985-06-01 |
Family
ID=29915485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981121552U Expired JPS6018076Y2 (ja) | 1981-08-17 | 1981-08-17 | 自動製麹装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6018076Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS604430U (ja) * | 1983-06-21 | 1985-01-12 | 東洋製罐株式会社 | 容器支持用把手 |
| JPS6183537U (ja) * | 1984-11-08 | 1986-06-02 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4938371U (ja) * | 1972-07-04 | 1974-04-04 | ||
| JPS5231036A (en) * | 1975-09-05 | 1977-03-09 | Hitachi Ltd | Process for reduction of ferric-edta complex |
| JPS5658422A (en) * | 1979-10-15 | 1981-05-21 | Sasaki Noki Kk | Ventilation apparatus of artificial edible mushroom cultivation chamber |
-
1981
- 1981-08-17 JP JP1981121552U patent/JPS6018076Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4938371U (ja) * | 1972-07-04 | 1974-04-04 | ||
| JPS5231036A (en) * | 1975-09-05 | 1977-03-09 | Hitachi Ltd | Process for reduction of ferric-edta complex |
| JPS5658422A (en) * | 1979-10-15 | 1981-05-21 | Sasaki Noki Kk | Ventilation apparatus of artificial edible mushroom cultivation chamber |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5826900U (ja) | 1983-02-21 |
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