JPS60179481A - 金属粉末結合用組成物 - Google Patents

金属粉末結合用組成物

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JPS60179481A
JPS60179481A JP59034886A JP3488684A JPS60179481A JP S60179481 A JPS60179481 A JP S60179481A JP 59034886 A JP59034886 A JP 59034886A JP 3488684 A JP3488684 A JP 3488684A JP S60179481 A JPS60179481 A JP S60179481A
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小西 俊春
Yoshiki Kobayashi
由樹 小林
Takefumi Shimomura
下村 健文
Yukio Shimizu
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • C09J133/00Adhesives based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof; Adhesives based on derivatives of such polymers
    • C09J133/04Homopolymers or copolymers of esters
    • C09J133/06Homopolymers or copolymers of esters of esters containing only carbon, hydrogen and oxygen, the oxygen atom being present only as part of the carboxyl radical
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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    • C08L2666/02Organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は金属粉末とこの粉末の結合用組成物とで構成
されたシー1〜状物やその他の(n似物品からなる金属
粉末成形体を得るための上記結合用組成物に関する。さ
らに詳しくは、金属粉末に対する使用割合を少なくして
なおかつ曲率半径(アール)が15鰭までの賦形に而J
えうる柔軟な金属粉末成形体を形成でき、しかもこの成
形体が焼結後は密度の高い金属層となりうる金属粉末結
合用組成物に関する。
従来、金属母材表面に特別な性質たとえば耐摩耗性ある
いは1IIi]腐食性などを付15するために、これら
の性質にずぐれた金属被覆層を母4A表面に形成するこ
とがよく行われている。
金属被覆は、多くの場合、金属粉末と結合剤と可塑剤と
溶剤とからなる柔軟な金属粉末成形体を金属母材」二に
貼りイ」りてから焼結することによって母材上に層状に
形成され、この焼結した金属被覆層は母材上に冶金学的
に結合される。希に金属被覆は上記同様の金属粉末成形
体を予め焼結してなる被覆用金属片を作製し、これをビ
スまたは接着剤などの物理的な手段で金属/U祠上に結
合させることによって形成されることがある。
この発明は、主として前者すなわち金属1″′J祠上に
金属被覆層を冶金学的に結合させるのに有用な金属粉末
成形体をjTJるために使用される金属粉末結合用組成
物を提供せんとするものであるが、後者すなわち金属被
覆層を物理的結合手段によって形成する場合の金属粉末
成形体用として使用iJ r!Pな上記結合用組成物を
提供することをも目的としている。
ところで、金属粉末成形体は、金属母材表面に貼り付け
その後焼結して上記母材面に冶金学的に結合させる場合
は、上記母料表面の曲面に対してもクラック発生などの
実用性を阻害する要因を生起させることなく追従変形さ
せうる良好な柔軟性を有していることが必要であり、ま
た予め所定の形状に焼結した被覆用金属片を得る場合は
、焼結前の金属粉末成形体を上記同様の問題をきたすこ
となく所定形状に加工変形しうる柔軟性が必要である。
さらに、この種の金属粉末成形体は、上記追従変形性な
いし加工変形性の如き賦形性にずくれた良好な柔軟性を
有するうえに、当然のことながら、その取り扱い上充分
な強度を有し、しかも焼結にあたっては許容以上の収縮
や巣と指称する六など生じさゼることなく密度の高い被
覆層を与えうるちのであることが要求される。
従来、この種の成形体として、たとえば特開昭4419
1910号公幸ド、同56−3570.3号公報、特公
昭45−21167号公報などに代表されるように、ポ
リビニルエーテル、メチル繊維素系樹脂の如き樹脂類を
主材としてこれにジブチルフタレート、グリセリン、ワ
ックス類なとの揮散性の可塑剤を成形体の柔軟性向」−
剤として配合したものが知られている。
しかるに、」二記の可塑剤は、一般に上記主材に比して
低沸点であるため焼結過程における揮散が速く、このた
め焼結過程の早期においてガス化し、焼結後の被覆層に
無数の穴を生じさせるおそれがあり、したがって焼結時
の昇温速度をできるだけ遅くする必要があった。
しかも、可塑剤の使用は成形体の強度を低下させ、その
取り扱いにあたってクラックを発生させ易いという問題
があるほか、焼結後の被覆層を高密度化さ−Uにくいと
いう問題をも有していた。
この発明は、かかる従来技術に鑑み鋭意研究の結果完成
されたものであって、特に可塑剤を実質的に使用するこ
となく、したがって可塑剤に起因したt)1ノ述の如き
問題を一切きたすことなく、IZ好な柔軟性を有しまた
良好な強度や伸びを有するとともに、焼結後には密度の
問い金属層となりうる金属粉末成形体を形成することが
可能な金属粉末結合用組成物を提供・Uんとするもので
ある。
ずなわら、この発明は、金属粉末10−0重量部に対し
てその固型分含量が多くとも7重量部を超えない使用割
合で曲率半径(アール)が15II11までの賦形に耐
えうる柔軟な金属粉末成形体を得るための組成物であっ
て、アルキル栽の平均炭素数が3〜12の範囲にある(
メタ)アクリル酸アルキルエステルを主単量体とした重
重平均分子量が5〜150万のアクリル系ポリマーまた
はこれと接着性付与樹脂との混合物を主材とすると共に
、この主材のガラス転移温度が−70〜−10°Cの範
囲および弾性率が25℃で0.05〜50kg/cot
の範囲にあることを特徴とする金属粉末結合用組成物に
係るものである。
この発明の上記組成物は、特定のアクリル系ポリマーま
たはこれと接着性付与樹脂との混合物を主材としたごと
をちりとも大きな11、+i徴とするものであり、この
十Hによれば、組成物の固型分含量か金属粉末に対しc
 +iiJ記少星であつ−Cちまた前記槌来の如き可塑
剤を実質的に使用しなくとも、曲率半径が15鮪までの
曲率面を有する金属1υ月表面に対してもクラック発生
の問題などをきたすことなく良好に追従変形させうる、
また上記N4月とは別体に−に記聞様の曲率面を有する
任意の曲面形状に良好に加工変形させうる、柔軟性にず
くれた金属粉末成形体を得ることができる。
しかも、ごの金属わ)未成形体は、強度および伸び特性
にずくれ、また焼結後には組成物の使用量が少なくてか
つ可塑剤を用いていないこともあって密度の高い金属層
を与え、金属母材表面の被覆層としてずくれた性能を発
揮させることができる。
この発明において使用するアクリル系ポリマーは、アル
キル拮の平均炭素数が3〜12の範囲にある(メタ)ア
クリル酸アルキルエステル量体とし、その一種もしくは
二種以−りを%lj−合ないし共重合させてなるもので
ある。
上記主単量体は成形体を高温加熱処理して焼結させたと
きのガス発生量を少なくして焼結後の金属層に膨れなど
が光η二するのを防止する働きを有する。ア月バドル基
の平均炭素数が3に満たないかあるい゛は12を越えて
しま。うといずれも粘着結合性に劣ると共に柔軟性に欠
りるなどの問題があり適当でない。
このような主単量体の具体例としては、脂肪族アルコー
ルのアルキル暴がメチル基、エチル轄、ブチル基、イソ
ブチル基、ヘキシル基、ヘプチル栽、オクチル基、イソ
オクチル基、2−エチルへこ1−シル占(などからなる
アクリル酸もしくはメタクリル酸のエステルが挙げられ
る。
この発明においては上記主単量体とともに分子内に官能
基を有する重合性単量体を併用してなるアクリル系ポリ
マーを使用するごともできる。この官能基を有する重合
性単量体は主として組成物の常温での接着力の向上に好
結果を与えるものである。併用マー1合tよ、主j11
 Xl)体80〜99.5重尾%、好ましくは90〜9
8重量%に対して上記単量体が20〜0.5重量%、好
ましくは10〜2重量%となるようにするのが、柔軟で
かつ350〜2000g/20鰭の引張強度(引張速度
300IIII/分、条件20℃×60%R.H.)を
有するものが寄られるので望ましい。上記単量体が少な
いと上記効果に劣り、また多くなりすぎると焼結後の金
属層に膨れなどが発生する恐れがある。
このような重合性単量体の具体例としては、たとえば官
能基としてカルボキシル基を有する(メタ)アクリル酸
、クロトン酸、マレイン酸、イタコン酸、フjニノール
酸、フマル酸などのα−モノまたはジオレフィンカルボ
ン酸が、また官能基として水酸基を有する(メタ)アク
リル酸−2−ヒト1コギシエチル、(メタ)アクリル酸
−2−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸−1−
メチル−2−ヒドロ;1−ジエチル、2−ヒドロキシビ
ニルエーテルなどが、また官能基としてエポキシ凸を有
するグリシジル(メタ)アクリレートやメチロール基を
有するN−メチロール(メタ)アクリルアミドなどか、
さらに官能基としてアミノ凸を有するN−N−ジメチル
アミノエチル(メタ)アクリレート、N−ターシャリ−
ブチルアミノエチル(メタ)アクリレ−[、N−ターシ
ャリ−ブチルアミノブチル(メタ)アクリレートなどが
挙げられる。
これらの中でも特にα−モノまた1よジオレフィンカル
ボン酸が、金属錯体を形成して700〜20 0 0 
g / 2 0 11mの引張強度と柔軟なシートが得
られるのでitT適である。
このアクリル系ポリマーの平均分子量としては、重量平
均で5〜150万、好適には30〜120万に設定する
必要があり、この分子量が5万に満たない場合は金属粉
末に対する結合力に欠番ノ成形体の強度の低下や焼結後
の高密度化を田デ11とし、また150万を超えてしま
うと成形体を得る際の作業性に劣るなどの問題があり、
いずれも不適当である。
この発明においては、上記のアクリル系ポリマーを単独
で使用することもできるしまたこのアクリル系ポリマー
とともに接着性(くJ与樹脂をイ31用することもでき
る。この接着性付与樹脂は主に成形体の常温での接着力
の向」二に寄与する。イ〕1用割合は、アクリル系ポリ
マー50〜99.8重量%に対して接着性付与樹脂が5
0〜0.2重量%とするのがよく、接着性付与樹脂の使
用量が少ないと上記の効果がBIられす、また多くなり
すぎるとアクリル系ポリマーの前記特性が損なわれるた
め好ましくない。
このような接着性(−J与樹脂の具体例とし°ζは、ア
ルキルフェノール系樹脂、クマロンインデン系樹脂、ポ
リテルペン系樹脂、ロジン系樹脂、石油系樹脂、ポリビ
ニルエーテル系樹脂などを挙げることができる。
この発明の金属粉末結合用組成物は、−に述のアクリル
系ポリマーまたはこれと接着性(=J与樹脂との混合物
を主材とし、これに必要に応じて軟化剤としてのキシレ
ン樹脂、パラフィンワックス、プロセスオイル、アビエ
チルアルコール、充填剤としての炭酸カルシウム、シリ
カ、タルクなどの各種の添加剤を配合してなるものであ
るが、L記生月(アクリル系ポリマーまたはこれと接着
性付与樹脂)のガラス転移温度は−70〜−10℃、好
適には−65〜−30°Cの範囲に設定されていなけれ
ばならない。ガラス転移温度が一70°Cより低いポリ
マー主相は経済的に得にくいばかりか、柔らかずぎ°ζ
充分な強度が得られないなどの問題があり、一方−10
℃より高くなると曲率半径が15II11までの賦形に
耐えうる柔軟な成形体を得ることができなくなる。
また、この発明の上記組成物における主材は、」−記ガ
ラス転移温度とともにその弾性率が25℃で0.05〜
50 kg/cnt、好適Gごは0,2〜30 kg/
cIlの範囲にあることが重要であり、これによって初
めて前記この発明の効果が奏し得られるものである。ず
なわら、上記弾性イ・−が0.05 kg/ cnlに
満たない場合は、強度や伸び(10〜180%)の不足
により取り扱い時ないし賦形時に成形体にクラックなど
の欠陥部を生じやすくまたそのために成形にあたって組
成物の使用■を多くしなければならないため焼結後の金
属層の高密度化を図りえなくなる。逆に上記弾性率が5
0 kg / cIAを超えてしまうと曲率半径が15
開までの賦形に11iJえうる柔軟な成形体を1(hる
ことが難しくなる。
なお、上記引i性率とは、測定温度25℃において、試
料をチャック間距あI(50u+で300*ffi/分
の速度で引き伸ばしたときの接線モジュラスの値を意味
する。その計算式は下記の通りである。
く計算式〉弾性率−F’/S 但し F:試料を100%伸ばした点−にと接線との交
点の力(kg / Cr1l) S:試料の断面積 つぎに、この発明の金属粉末結合用組成物を用 −いて
シート状物その他の類似物品からなる金属粉末成形体を
得る方法につき説明する。
この方法としては、たとえば上記の組成物をアセ1〜ン
、1ヘルエン、メチルエチルケトンなどの適宜の有機溶
剤を用いた溶液とし、この溶液中に上記組成物の固型分
含量が金属粉末100重量部に対して多くとも7重量部
を超えない割合、好ましくは1.0〜5.5重量部の割
合となるように上記金属粉末を加えて混練し、これを一
般に離型紙を被せた型枠上に流し込み、溶剤を蒸発させ
たのち、圧延ロールに通すなどしてシート状その他の形
状に成形する方法が好ましく採用される。また、溶剤を
用いることなく必要に応じて加熱下または加熱真空下で
混合して加圧成形するようにしてもよい。
上記方法において、この発明の組成物の使用量をその固
型分含量が金属粉末100重量部に対して7重量部を超
えてしまうような多量とすると、焼結後に密度の高い金
属層を得ること力<’t’J、L<なり、また焼結処理
中にガス化する樹脂成分によって焼結炉内の汚染をきた
す結果となる。
上記に用いる金属粉末としては、自溶性合金粉末や而(
摩耗性合金粉末など金属母材表面に付与するべき性質に
応して各種の金属粉末が使用可能である。代表的な金属
粉末として耐摩耗性合金粉末であるFe−M−C系の多
元共晶合金粉末を挙げることができる。」二記のMはM
o、BおよびPのうちいずれか少なくとも一種を主成分
とし、副次的な元素としてCr、V、W、Nb、Ta、
、Tiを含むことがあり、また他の元素としてSi、N
i、Mnなどを含むことができる。かかる多元共晶合金
45)末は焼結温度が比較的低く、一般に1Ooo〜1
150 cの温度範囲で液相が10〜50容量%となり
、しかもこの液相はノリ、材に対して瑞れ性が(iれて
いるという41M (”Itを有している。
なお、これらの合金粉末の粉末粒度としては、これが焼
結後の気孔率に影響するため、一般に150メツシユ以
下であるのが好ましい。これより大きくなると密度の高
い合金層を形成しにくくなる。
上記の方法にて形成される金属粉末成形体は、シート状
物では通常0.3〜5鮎程度の厚みとされ、この1%み
て曲率半径(アール)が151までの賦形に耐えうる良
好な柔軟性を示し、またずくれた強度および伸びを有す
るものとなる。
この成形体を使用するにあたっては、金属母料表面に適
宜の接着剤層を介しもしくは介さずして上記表面に追従
変形させる如く貼りつけたのち、金属粉末の種類に応じ
た適宜の温度条件で焼結処理を施せばよい。また上記成
形体単独を適宜加工変形したのら上記同様の焼結処理を
施し、この焼結体を金属母料表面に機械的な手段て結合
ずればよい。上記焼結処理は、金属粉末の酸化劣化を防
ぐために通常は非酸化性雰囲気下で加熱して行われる。
かくして形成される焼結後の金J7J41層は、成形体
形成用として用いたこの発明の前記組成物に起因して密
度の高いものとなり、金属は祠表面の摩耗や腐食を防止
するなどの本来の性能をよりよく発揮させることができ
る。
この発明の金属わ)未結合用組成物を用いてなる金属粉
末成形体は、上述の特徴を活かして、工具、機械、電気
、自動車のけ祠の表面改質層として応用でき、また目的
とする形状の棒管、シート片や異形物の累月としても応
用できる。また、未焼結のままその引張強度、伸び、柔
軟性などの)14r性を活かした電磁波シールド材の如
き障壁材料としても利用することができる。
以′下に、この発明の実施例を記載してより具体的に説
明する。なお、以下において部および%とあるはそれぞ
れ重量部および重量%を意味するものとする。
実施例1 2−」−チルへキシルアクリレ−1・ 92部エチルア
クリレート 5部 アクリル酸 3部 トルエン 150部 ヘンヅイルパーオキサイド 0.3部 」二記の各成分を反応容器に仕込み、65°〔:にて9
時間重合反応させて、車M平均分子量60力の−jlク
リル系共重合体を含む溶液を得た。この溶液をこの発明
の金属粉末結合用組成物とした。なお、この組成物の上
記アクリル系共重合体のガラス転移温度は一64゛C1
弾性率は25℃でO,G kg / cnlであった。
つぎに、」二記の組成物を250メツシユバスの鉄系合
金↓5)未100部に幻して3部添加し、溶剤としてア
セトンを1月いてン易式汁晶3重したのらロール圧延し
ζjソさ1.2mm、密度4.8 H/ ctの柔軟で
引張強度が110 (l IX/ 20 m11の合金
わ)未シー1−を作製した。
実施例2 ブチルアクダレ−I−98部 ヒドロ−1−シコニチルアクリレー+−2部酢酸エチル
 100部 ヘンゾイルパーオキザイl=’ 0.2部上記の各成分
を反応容器に仕込み、70’Cて9時間重合反応させて
、重量平均分子量が45万のアクリル系Jし電合体を含
む溶液を得た。この溶液にアクリル系共重合体100部
に対して30部のフェノール系接pi=性(’JJj樹
脂を加えてこの発明の金属粉末結合用組成物とした。な
お、この組成物の上記アクリル系共重合体と接着性イ」
与樹脂とからなる主材のガラス転移温度は一55°C1
弾性率は25℃てQ、 4 kg / cnlであった
つぎに、上記の組成物を150メツシユバスの鉄系合金
粉末100部に対して4部混合し、以下実施例1と同様
にして厚さ1.5 mm、密度4.5g/−の柔軟で引
張強度が450 g / 20 amの合金扮未シー 
トを作製した。
実施例3 イソオクチルアクリレ−)’ [iO部イソブチルアク
リレート349部 グリシジルメタクリレ−1−1+’:li1・ ルーコ
ニ ン 1201s ヘンソイルパーオキサイド 0.2部 」二記の各成分を反応容器に仕込み、75°0で8時間
反応させて、重量平均分子量が60万のアクリル系共重
合体を含む溶液を得た。この溶液をこの発明の金属粉末
結合用)11成物とした。なお、この3J]成物の上記
アクリル系共重合体のカラス転移温度は一53℃、弾性
率は25°Cで2.0 kg / c+Jであ つノこ
 。
つぎに、この組成物を350メツシユバスの鉄系合金粉
末100部に対し2部混合し、以下実施例1と同様にし
て厚ざ0.8mm、密度4.4g/cn!の柔1Il)
でで引張強度が600g/20開の合金粉末シー)を得
た。
上記実jr′v8!例1〜3の合金粉末ソートの性能を
調べるために、各シートを1cmX5cmに切断し、下
記(11,(21の試験を行った。
(1)切断ン−1・を半径が2部mmの鋼1電に巻きつ
げ、このときの表面変化の有無を観察した。
(2)切Iすiシー 1・を−に記(1)と同(J2の
鋼管に巻きつけたのぢ非酸化雰囲気中で焼結処理を施し
、この−処理後の表面状態と密度を調べた。
上記試!5t412!果は、実施例1〜3の各シート共
に試験(1)、(2)のいずれの場合もクラック、ふく
れなどの発4Lはのられなかった。また試験(2)の焼
結処理により実施例1〜3の各ソー1〜共に密度が7.
2以上の高j’j;度の合金層を形成できるものである
ことがわかった。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属粉末100重量部に対してぞの固型分含量が
    多くとも7重量部を超えない使用割合で曲率半径(アー
    ル)が15鰭までの賦形に耐えうる柔軟な金属粉末成形
    体を得るための組成物であって、アルキル栽の平均炭素
    数が3〜12の範囲にある(メタ)アクリル酸アルキル
    エステルを主単量体とした重量平均分子量が5〜150
    万のアクリル系ポリマーまたはこれと接着性付与樹脂と
    の混合物を主材とするとともに、この主材のガラス転移
    温度が−70〜−1O℃の範囲および弾性率が25°C
    で0.05〜50 kg/cJの範囲にあることを特徴
    とする金属粉末結合用組成物。
  2. (2)アクリル系ポリマーがアルキル基の平均炭素数が
    3〜12の範囲にある(メタ)アクリル酸アルキルエス
    テル80〜99.5重量%と分子内に官能凸を有するi
    l’(舎外jj’l 、%7)体20〜0.5重M%と
    のアクリル系共重合体からなる特許請求の範囲第(11
    項記載の金属粉末結合用組成物。
  3. (3)分子内に官能基を有する重合性単量体がα−モノ
    もしくはジオレフィンカルボン酸からなる特許請求の範
    囲第(2)項記載の金属粉末結合用組成物。
  4. (4)主材がアクリル系ポリマー50〜99.8重量%
    と接着性付与樹脂50〜0.2重量%との混合物からな
    る特許請求の範囲第(1)〜(3)項のいずれかに記載
    の金属粉末結合用組成物。
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