JPS6017847Y2 - コイルボビン - Google Patents
コイルボビンInfo
- Publication number
- JPS6017847Y2 JPS6017847Y2 JP1979158033U JP15803379U JPS6017847Y2 JP S6017847 Y2 JPS6017847 Y2 JP S6017847Y2 JP 1979158033 U JP1979158033 U JP 1979158033U JP 15803379 U JP15803379 U JP 15803379U JP S6017847 Y2 JPS6017847 Y2 JP S6017847Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- coil bobbin
- notch
- bobbin
- lead wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 17
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はコイルボビンに関し、より詳細にはコイル引出
し線用の収納保持部を持ったコイルボビンに関する。
し線用の収納保持部を持ったコイルボビンに関する。
筒状のコイルボビンにコイルを巻装する際、従来ではコ
イルの引出し線を、コイルボビンの一端において外周側
から内周側へ折り曲げるか、或いはコイルボビンに設け
られた貫通孔に通して保持していた。
イルの引出し線を、コイルボビンの一端において外周側
から内周側へ折り曲げるか、或いはコイルボビンに設け
られた貫通孔に通して保持していた。
しかしながら、前述の如くコイルボビンの一端部でコイ
ル引出し線を折り曲げる方式では、コイル巻線のために
コイルボビンをアーバーにセットする際、コイル引出し
線の折り曲げ部の存在でボビンの位置決めが不安定とな
り、また、コイル切断時に、折り曲げ部が、一緒に切断
されてしまう可能性があった。
ル引出し線を折り曲げる方式では、コイル巻線のために
コイルボビンをアーバーにセットする際、コイル引出し
線の折り曲げ部の存在でボビンの位置決めが不安定とな
り、また、コイル切断時に、折り曲げ部が、一緒に切断
されてしまう可能性があった。
一方、コイルボビンに貫通孔を設けてその貫通孔にコイ
ル引出し線を通す方式では、貫通孔をあける工程が必要
である上、この貫通孔にコイル引出し線を通す作業が必
要で、作業が煩雑であった。
ル引出し線を通す方式では、貫通孔をあける工程が必要
である上、この貫通孔にコイル引出し線を通す作業が必
要で、作業が煩雑であった。
本考案はこのような従来の欠点を解消することを目的と
したもので、以下図に示す実施例について本考案を説明
する。
したもので、以下図に示す実施例について本考案を説明
する。
第１図において、本考案になるコイルボビン１はコイル
（図示せず）の巻装面をなす筒部２およびその両端にそ
れぞれ一体形成されたつば部３゜３′を有し、合成樹脂
にて製作されている。
（図示せず）の巻装面をなす筒部２およびその両端にそ
れぞれ一体形成されたつば部３゜３′を有し、合成樹脂
にて製作されている。
このコイルボビン１の一端側のつば部３には、外周縁か
ら内周縁まで至る半径方向の切込み部４が形成されてい
る。
ら内周縁まで至る半径方向の切込み部４が形成されてい
る。
つば部３の内周縁部には筒状の突出部５が設けられてい
るが、ここにも前記切込み部４と一致する軸方向の切込
み部６が設けられている。
るが、ここにも前記切込み部４と一致する軸方向の切込
み部６が設けられている。
また１、コイルボビン１の他端側のつば部３′には、前
記切込み部４と周方向はぼ同一位置に、軸方向へ突出す
るピン状の突起部７が設けられている。
記切込み部４と周方向はぼ同一位置に、軸方向へ突出す
るピン状の突起部７が設けられている。
上記コイルボビン１へのコイルの巻装において、コイル
の引出し線（コイル自身の端部を含む）Ａは、第２図の
如く、筒部２の外周から切込み部４，６を通して内周側
へ折り曲げられて保持される。
の引出し線（コイル自身の端部を含む）Ａは、第２図の
如く、筒部２の外周から切込み部４，６を通して内周側
へ折り曲げられて保持される。
そして第２図の如く上記コイルボビン１が複数個連らね
られてアーバーＢにセットされる。
られてアーバーＢにセットされる。
その際、１つのコイルボビン１の切込み部６と隣り合う
コイルボビン１のピン状突起部７とが嵌合され、これに
より、コイルボビンの切込み部４．６に位置するコイル
引出し線Ａは、隣りのコイルボビンの突起部７によって
押され、コイルボビンの端面より内側で切込み部４，６
に確実に収納される。
コイルボビン１のピン状突起部７とが嵌合され、これに
より、コイルボビンの切込み部４．６に位置するコイル
引出し線Ａは、隣りのコイルボビンの突起部７によって
押され、コイルボビンの端面より内側で切込み部４，６
に確実に収納される。
また、上記切込み部６と突起部７との嵌合で、複数のコ
イルボビンが相互に確実に位置決めされると共に、隣り
合うコイルボビン相互の相対的な回動が防止される。
イルボビンが相互に確実に位置決めされると共に、隣り
合うコイルボビン相互の相対的な回動が防止される。
勿論コイルボビン１がアーバーＢに左右逆向きにセット
されるように事態も防止される。
されるように事態も防止される。
なお本考案においては、コイルボビン１の一端部の突出
部５′を第３図の如く複数に分割された円弧状の突出部
から構成しても良く、又は第４図の如く複数のピン５″
から構成してもよい。
部５′を第３図の如く複数に分割された円弧状の突出部
から構成しても良く、又は第４図の如く複数のピン５″
から構成してもよい。
上述の通り本考案は、コイルボビンの一方のつば部に切
込み部を設け、コイル引出し線をここに収納保持するこ
とを特徴としたもので、これによれば簡単な作業でコイ
ル引出し線をボビンに保持することができると共に、コ
イル部分の切断時にコイル引出し線が切断される事態を
確実に防止できるというすぐれた効果が得れる。
込み部を設け、コイル引出し線をここに収納保持するこ
とを特徴としたもので、これによれば簡単な作業でコイ
ル引出し線をボビンに保持することができると共に、コ
イル部分の切断時にコイル引出し線が切断される事態を
確実に防止できるというすぐれた効果が得れる。
さらに、つば部の外周縁から内周縁にわたって切込み部
を設けると共に、他端側のつば部には、切込み部と周方
向はぼ同一位置に軸方向へ突出する突起部を設けたから
、コイルボビンへのコイルの巻装において、コイル引出
し線が筒部の外周から切込み部を通して内周側へ折曲げ
られて保持され、コイルボビンを複数個連ねてアーバー
にセットすることができ、その際、１つのコイルボビン
の切込み部と隣り合うコイルボビンの突起部が嵌合され
、これにより、コイルボビンの切込み部に位置するコイ
ル引出し線は隣りのボビンの突起部によって押され、コ
イルボビンの端面より内側で切込み部に確実に収納する
ことができ、別部品を用いることなくコイル引出線の保
持をすることができると共に、コイル引出線に邪魔され
ることなく、複数のコイルボビンに連続してコイルを巻
線することができ、さらに、切込み部と突起部との嵌合
で、複数のコイルボビンが相互に確実に位置決めされる
と共に、隣り合うコイルボビン相互の相対的なコイルボ
ビンがアーバーに左右逆向きにセットされるような事態
も防止することができるという優れた効果がある。
を設けると共に、他端側のつば部には、切込み部と周方
向はぼ同一位置に軸方向へ突出する突起部を設けたから
、コイルボビンへのコイルの巻装において、コイル引出
し線が筒部の外周から切込み部を通して内周側へ折曲げ
られて保持され、コイルボビンを複数個連ねてアーバー
にセットすることができ、その際、１つのコイルボビン
の切込み部と隣り合うコイルボビンの突起部が嵌合され
、これにより、コイルボビンの切込み部に位置するコイ
ル引出し線は隣りのボビンの突起部によって押され、コ
イルボビンの端面より内側で切込み部に確実に収納する
ことができ、別部品を用いることなくコイル引出線の保
持をすることができると共に、コイル引出線に邪魔され
ることなく、複数のコイルボビンに連続してコイルを巻
線することができ、さらに、切込み部と突起部との嵌合
で、複数のコイルボビンが相互に確実に位置決めされる
と共に、隣り合うコイルボビン相互の相対的なコイルボ
ビンがアーバーに左右逆向きにセットされるような事態
も防止することができるという優れた効果がある。
第１図は本考案になるコイルボビンの一実施例を示す斜
視図、第２図は上記コイルボビンを複数個、アーバーに
セットした状態を示す要部の断面正面図、第３図および
第４図はそれぞれ本考案になるコイルボビンの変形例を
示す斜視図である。 ２・・・・・・筒部、３，３′・・・・・・つば部、４
・・曲切込み部、Ａ・・・・・・コイル引出し線。
視図、第２図は上記コイルボビンを複数個、アーバーに
セットした状態を示す要部の断面正面図、第３図および
第４図はそれぞれ本考案になるコイルボビンの変形例を
示す斜視図である。 ２・・・・・・筒部、３，３′・・・・・・つば部、４
・・曲切込み部、Ａ・・・・・・コイル引出し線。
Claims (1)
- コイルの巻装面をなす筒部および該筒部の両端にそれぞ
れ設けられたつば部を有し、前記筒部の一端側につば部
の外周縁から内周縁にわたって、前記コイルの引出し線
を収納保持するための切込み部を設けると共に、前記筒
部の他端側のつば部には、前記切込み部と周方向はぼ同
一位置に軸方向へ突出する突起部を設けてなるコイルボ
ビン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979158033U JPS6017847Y2 (ja) | 1979-11-13 | 1979-11-13 | コイルボビン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979158033U JPS6017847Y2 (ja) | 1979-11-13 | 1979-11-13 | コイルボビン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5678309U JPS5678309U (ja) | 1981-06-25 |
| JPS6017847Y2 true JPS6017847Y2 (ja) | 1985-05-31 |
Family
ID=29669285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979158033U Expired JPS6017847Y2 (ja) | 1979-11-13 | 1979-11-13 | コイルボビン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6017847Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0645280B2 (ja) * | 1984-03-14 | 1994-06-15 | グラフテック株式会社 | ペンアクチュエ−タ |
-
1979
- 1979-11-13 JP JP1979158033U patent/JPS6017847Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5678309U (ja) | 1981-06-25 |
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