JP3261355B2 - レゾルバロータコイル保護構造 - Google Patents
レゾルバロータコイル保護構造Info
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- coil
- protection structure
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Description
イル保護構造に関し、特に、樹脂コイルカバーを中空軸
の軸方向及び回転方向の両方においてずれることのない
ように装着し、検出器ロータコイルを保護するための新
規な改良に関する。
ロータコイル保護構造としては、図示していないが、検
出器ロータコイルにワニス含浸剤を塗布し、検出器ロー
タコイルを中空軸側に固着している。また、検出器ロー
タコイルのコイルエンドに樹脂でポッティング処理を施
していた。また、輪状の樹脂コイルカバーを接着剤によ
って中空軸側に固定することにより、検出器ロータコイ
ルを覆うように構成していた。
コイル保護構造は、以上のように構成されていたため、
次のような課題が存在していた。すなわち、ワニス含浸
剤やポッティングにより保護処理を行うと、人手によっ
て樹脂を添着するため、処理形状にバラツキが生じ、仕
上がりの形状も作業者の腕によって異なり、モータとの
接続に支障を起こすことがあった。また、樹脂コイルカ
バーを取付ける構成は、作業が簡単で前述の問題は発生
しないが、接着剤で固定するため、中空軸が高速回転し
た場合に、この樹脂コイルカバーが離脱することがあっ
た。
めになされたもので、特に、樹脂コイルカバーを中空軸
の軸方向及び回転方向の両方においてずれることのない
ように装着し、検出器ロータコイルを保護するようにし
たレゾルバロータコイル保護構造を提供することを目的
とする。
ータコイル保護構造は、中空軸の外周に設けられ検出器
ロータコイルを有する検出器ロータコアを有し、前記検
出器ロータコイルを樹脂コイルカバーで保護するように
したレゾルバロータコイル保護構造において、輪状をな
す前記樹脂コイルカバーの中心開口の内縁に径方向に沿
って突出して形成された複数の第1突起と、前記樹脂コ
イルカバーの側壁に軸方向に沿って突出して形成された
複数の第2突起と、前記中空軸の周面に径方向に沿って
形成された第1係合溝と、前記検出器ロータコアの周面
と直交する端面に形成されたスロットとを備え、前記第
1突起は前記第1係合溝に係合し、前記第2突起は前記
スリット内に係合させた構成であり、さらに、前記第1
突起の近傍位置には前記第1突起の長手方向に沿ってス
リットが形成されている構成である。
ゾルバロータコイル保護構造の好適な実施の形態につい
て説明する。図1において、符号1で示されるものは中
空孔2を有する中空軸であり、この中空軸1の外周には
検出器ロータコイル3を有する検出器ロータコア4が設
けられていると共に、この検出器ロータコア4からカラ
ー5を介して離間した位置にロータトランス6が設けら
れている。
ータコア4の近傍位置には、前記中空軸1の周面の径方
向に沿って深さを有する第1係合溝7が形成されてい
る。なお、この第1係合溝7は輪状の溝形状が好適であ
るが、複数の凹部とした場合も可能である。また、前記
検出器ロータコア4の周面と直交する端面4aには周知
のように検出器ロータコイル3を設けるための複数のス
ロット4bが図2のように軸方向に形成されている。
には、図3から図5で示されるように、全体形状が輪状
をなしその中心に中心開口8を有する樹脂コイルカバー
9が設けられている。この樹脂コイルカバー9は、半径
位置の断面がほぼL型をなし、その中心開口8の内縁に
径方向に沿って突出した複数の第1突起10が形成され
ている。前記樹脂コイルカバー9の側壁9aの端部に
は、図4及び図5で示されるように、軸方向に沿って突
出して形成された複数の第2突起11が形成されてい
る。前記各第1突起10の近傍位置には、この第1突起
10の長手方向に沿って各々スリット12が形成されて
いることにより、各第1突起10に弾性が付与されてい
る。なお、このスリット12を形成しない場合もある。
1に装着する場合、まず、前記第1突起10を第1係合
溝7に係合させることにより軸方向の抜け止め固定が達
成され、次に、第2突起11を検出器ロータコア4の各
スロット4b内に係合させることにより、回転方向の回
り止め固定が達成される。同時に、検出器ロータコイル
3のモータ接続側は前記樹脂コイルカバー9により完全
に覆われ、かつ、高速回転した場合においても中空軸1
から離脱することはない。なお、前記中空軸1の中空孔
2内にはモータ軸20が挿入され、検出器ロータコア4
の外側には検出器ステータコア21が配設され、ロータ
トランス6の外側にはステータトランス22が配設され
ている。
構造は、以上のように構成されているため、次のような
効果を得ることができる。すなわち、樹脂コイルカバー
に設けた第1、第2突起を、中空軸に設けた第1係合溝
及びコアのスロットに係合させることにより、軸方向及
び回転方向の位置ずれが防止され、簡単な構造であるに
も拘わらず、検出器ロータコイルの完全な保護を達成す
ることができる。
示す断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 中空軸(1)の外周に設けられ検出器ロー
タコイル(3)を有する検出器ロータコア(4)を有し、前記
検出器ロータコイル(3)を樹脂コイルカバー(9)で保護す
るようにしたレゾルバロータコイル保護構造において、
輪状をなす前記樹脂コイルカバー(9)の中心開口(8)の内
縁に径方向に沿って突出して形成された複数の第1突起
(10)と、前記樹脂コイルカバー(9)の側壁(9d)に軸方向
に沿って突出して形成された複数の第2突起(11)と、前
記中空軸(1)の周面に径方向に沿って形成された第1係
合溝(7)と、前記検出器ロータコア(4)の周面と直交する
端面(4a)に形成されたスロット(4b)とを備え、前記第1
突起(10)は前記第1係合溝(7)に係合し、前記第2突起
(11)は前記スリット(4b)内に係合させたことを特徴とす
るレゾルバロータコイル保護構造。 - 【請求項2】 前記第1突起(10)の近傍位置には前記第
1突起(10)の長手方向に沿ってスリット(12)が形成され
ていることを特徴とする請求項1記載のレゾルバロータ
コイル保護構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21131698A JP3261355B2 (ja) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | レゾルバロータコイル保護構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP21131698A JP3261355B2 (ja) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | レゾルバロータコイル保護構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000046583A JP2000046583A (ja) | 2000-02-18 |
JP3261355B2 true JP3261355B2 (ja) | 2002-02-25 |
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ID=16603938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP21131698A Expired - Fee Related JP3261355B2 (ja) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | レゾルバロータコイル保護構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3261355B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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TWI456867B (zh) * | 2012-09-19 | 2014-10-11 | Sunonwealth Electr Mach Ind Co | 馬達定子組 |
-
1998
- 1998-07-27 JP JP21131698A patent/JP3261355B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JP2000046583A (ja) | 2000-02-18 |
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