JP3435129B2 - 刈払機の刈刃装置 - Google Patents

刈払機の刈刃装置

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JP3435129B2
JP3435129B2 JP2000229178A JP2000229178A JP3435129B2 JP 3435129 B2 JP3435129 B2 JP 3435129B2 JP 2000229178 A JP2000229178 A JP 2000229178A JP 2000229178 A JP2000229178 A JP 2000229178A JP 3435129 B2 JP3435129 B2 JP 3435129B2
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秀禎 小林
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Kobayashi Iron Works Co Ltd
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Kobayashi Iron Works Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01DHARVESTING; MOWING
    • A01D34/00Mowers; Mowing apparatus of harvesters
    • A01D34/01Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus
    • A01D34/412Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters
    • A01D34/416Flexible line cutters
    • A01D34/4161Means for feeding cutter line

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業者が携行して
草類の刈払に使用する刈払機の刈刃装置に関するもので
あり、さらに詳しくは、高速回転による遠心力で回転盤
周りに複数のコード刃を適宜の長さで突出させて草類を
切断する刈払機の刈刃装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、草類の刈払に使用する刈払機
の刈刃装置として、高速回転する駆動軸に取着される回
転盤周りに複数のコード刃を突出させる構成のものが実
用されている。この種の刈刃装置による刈払作業では、
エンジン又はモータにより回転盤を高速回転させると、
回転盤周りに突出するコード刃が遠心力で回転盤の回転
円周に対しほぼ直角状になって回転盤と一体に回転して
草類を撫切り状に切断するもので、コード刃が草類に当
たって切断する時は、コード刃は草類から抵抗を受けて
回転方向にその基部を先行させる形で曲がりなりながら
も、高速回転と回転による遠心力で現状を維持しようと
する力が相乗的に作用して草類に強く当って切断し、ま
た、コード刃が障害物に当たったりする時は、コード刃
は回転方向にその基部を先行させる形で曲がって通過し
て衝撃を和らげて所期の高速回転を維持するものであ
る。
【0003】また、草類の刈払作業が進行して回転盤周
りに突出するコード刃が損耗して短くなってくると、回
転盤内に巻かれたコード刃を、逐次、適宜の長さで繰り
出して刈払作業を継続するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記するよ
うな従来の刈払機の刈刃装置、特に、回転盤が合成樹脂
製のものでは、コード刃が巻き付けられる巻き枠体(リ
ール)は、一般に、金属製になっていて、回転盤に組み
付ける構造になっていているものが多い。また、草類の
刈払作業が進行して損耗して短くなったコード刃を巻き
枠体から繰り出したり、新旧コード刃の交換時に、新ら
しいコード刃を巻き枠体に巻き付けたりする作業は、回
転盤から巻き枠体を外したり、回転盤に対する巻き枠体
の固着関係を緩めたりする作業を伴う構成のものが多
く、コード刃の取り扱い面から何かと煩わしいものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、上記するような
課題を解決するために、本発明に係る刈払機の刈刃装置
は、駆動軸の先端部に取着される回転盤に、外周筒壁と
中間筒壁を垂設して両筒壁間に下方に開放された環状空
間を形成し、該空間内にあって中間筒壁に、該中間筒壁
に嵌着される結合筒壁下端に張出縁を周設してなる巻き
枠体を装着し、該巻き枠体の結合筒壁部から張出縁部に
掛けて近接する2つの切欠き孔を設け、両孔間で結合筒
壁から張出縁に跨るコード刃取着部を設け、巻き枠体の
外から2つ折りコード刃を切欠き孔に通してコード刃取
着部に係止させて結合筒壁上に巻き付け、該巻き枠体に
巻き付けたコード刃を外周筒壁に設けた通孔から外部に
突出させたことを特徴とする。
【0006】このように構成された本発明の刈刃装置に
よれば、回転盤に巻き枠体を結合して使用に供され、巻
き枠体からコード刃を繰り出したり、新しいコード刃を
巻き枠体に巻き付けたりする作業は、回転盤に巻き枠体
を装着したままで、回転盤を裏返しにして回転盤と巻き
枠体との間に形成される環状空間の開口部から簡単にで
きるので、コード刃の取り扱い面から何の煩わしさもな
く、作業性を向上できる。
【0007】また、回転盤の環状空間内にあって巻き枠
体に巻き付けられるコード刃は、結合筒壁周面を底面と
する横向きの断面コ字状をなす空間内に巻かれ、このコ
ード刃の外側部分に生じる巻き戻しは回転盤の外周筒壁
によって制限されるので、環状空間内のコード刃の安定
性が向上する。また、装置の主要構成部品としては、回
転盤とこれに装着される巻き枠体だけで済むので、生産
性に優れ、部品点数を少なくして安価に提供できる。
【0008】また、新しいコード刃は、これを2つ折り
して2つの切欠き孔に通し、コード刃取着部にコード刃
の折曲部を引っ掛けて係止させ、この後の巻き枠体に対
するコード刃の巻き付けは、2つ折りコード刃を束ねた
まま簡単に巻き付けられるので、新旧コード刃の交換時
に、新しいコード刃を巻き枠体に巻き付ける作業が、作
業者の経験や熟練度等は全く関係なく、誰でも確実にで
きる。
【0009】また、コード刃取着部から2つの切欠き孔
に対応して張出縁内側に肉厚部を段設すると、巻き枠体
の張出縁全体の強度を均等化するとともに、この肉厚部
の厚み分だけ、巻き枠体に巻き付けたコード刃を環状空
間の奥まった方に押し込んで環状空間の開口部から遠ざ
けるので、刈払作業中に環状空間内に入り込む外物とコ
ード刃との干渉を少なくし、巻き枠体に巻き付けたコー
ド刃の安定性を向上させる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0011】図1は本発明の実施の形態を示す刈刃装置
の中央縦断面図、図2は本発明の実施の形態を示す刈刃
装置の一部を切除した底面図、図3は巻き枠体にコード
刃を巻き付ける要領を示す巻き枠体の一部を断面で示す
斜視図である。
【0012】図において、1は回転盤、2は巻き枠体を
示し、回転盤1と巻き枠体2は、ともにプラスチック成
型品とされる。
【0013】回転盤1は、頂盤3から外周筒壁4と中間
筒壁5を垂設して両筒壁4,5間に下方に開放された環
状空間6を形成し、中間筒壁5の上端部を頂盤3上方に
開放させ、中間筒壁5の下端は取着板7で被って取着板
7中央に駆動軸(図示せず)の先端部に取着される取付
け穴8を設けている。また、前記外周筒壁4の外周に周
溝9を凹設してこの溝内にコード刃Aを外部に突出させ
る複数(実施の形態では4個)の通孔10を等間隔に設
けている。
【0014】巻き枠体2は、回転盤1の中間筒壁5に嵌
着される結合筒壁11下端に張出縁12を周設したもの
で、軸心対称位置2個所に、結合筒壁部から張出縁部に
掛け近接して2つの切欠き孔13を設け、この両方の孔
間に結合筒壁11から張出縁12に跨るコード刃取着部
14を設けている。そして、このコード刃取着部14か
ら2つの切欠き孔13に対応して張出縁内側に肉厚部1
2aを段設し、張出縁全体の強度の均等化を図ってい
る。
【0015】また、結合筒壁11には、切欠き孔13及
びコード刃取着部14から周方向に適宜の距離を離し、
軸心対称位置2個所に、コ字状のスリットを軸心方向に
設けて先端部内面に係止爪16を有する係止片15を形
設している。
【0016】この係止片15に対応して回転盤1の中間
筒壁5の外面に係止凹部17を設け、中間筒壁5に巻き
枠体2の結合筒壁11を嵌着した時に、係止片15を係
止凹部17に落ち込ませて係止爪16を係止させ、回転
盤1に巻き枠体2を結合するようにしている。
【0017】回転盤1に巻き枠体2を結合した状態で、
回転盤1の外周筒壁4の下端面と結合筒壁11の下端面
及び巻き枠体2の張出縁12下面がほぼ面一になり、回
転盤1の外周筒壁4と巻き枠体2の張出縁12との間に
環状空間6の開口部6aを形成する。
【0018】上記構成において、巻き枠体2に対するコ
ード刃Aの巻き付けは、図3に示すように、コード刃A
を2つ折りしてこれを巻き枠体2の外から近接する2つ
の切欠き孔13に通し、コード刃Aの折曲部をコード刃
取着部14に引っ掛けて係止させ、この後、2つ折りコ
ード刃Aを束ねたまま巻き枠体2に巻き付ける。
【0019】実際の刈払作業においては、巻き枠体2は
回転盤1に結合されているので、コード刃Aを2つ折り
にして巻き枠体2に巻き付ける作業は、回転盤1に巻き
枠体2を結合した状態で環状空間6の開口部6aから行
われ、巻き終わった後でコード刃Aの両端部A′を外周
筒壁4に設けた通孔10から外部に適宜の長さで突出さ
せる。また、こうして巻き枠体2に巻き付けたコード刃
Aは、張出縁12に段設した肉厚部12aの厚み分だけ
環状空間6の奥まった方に押し込まれて環状空間6の開
口部6aから遠ざけられる。また、環状空間6内にあっ
て巻き枠体2に巻き付けたコード刃Aは、その外側部分
に生じる巻き戻しが回転盤1の外周筒壁4で制限されて
コード刃Aは安定する。
【0020】刈払作業に使用するには、刈払機から斜め
に延びる柄の先のハウジング部で、垂直下向きに延びる
駆動軸の先端部に回転盤1を取着して使用する。
【0021】駆動軸の先端部に回転盤1を取着する時
は、回転盤1中央の取付け穴8を用いて汎用の丸鋸と全
く同じ取着要領で行われる。従って、本発明に係る刈刃
装置は、周知の丸鋸と交換してそのまま使用できる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、本発明によれば、回転盤に巻き枠体を結合した
ままで、回転盤を裏返しにし、コード刃を繰り出した
り、新しいコード刃を巻き枠体に巻き付けたりする作業
が単にできるので、コード刃の取り扱いに煩わしさがな
く、コード刃を最良の状態に維持して草類の刈払作業が
能率よくできる。また、装置の主要構成部品とされる回
転盤と巻き枠体はともにプラスチック成型品とされるの
で、部品点数を少なくして生産性にも優れ、安価に提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す刈刃装置の中央縦断
面図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す刈刃装置の一部を切
除した底面図である。
【図3】巻き枠体にコード刃を巻き付ける要領を示す巻
き枠体の一部を断面で示す斜視図である。
【符号の説明】
1 回転盤 2 巻き枠体 3 頂盤 4 外周筒壁 5 中間筒壁 6 環状空間 6a 開口部 7 取着板 8 取付け穴 9 周溝 10 通孔 11 結合筒壁 12 張出縁 12a 肉厚部 13 切欠き孔 14 コード刃取着部 15 係止片 16 係止爪 17 係止凹部 A コード刃
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 34/73 A01D 34/68

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸の先端部に取着される回転盤に、
    外周筒壁と中間筒壁を垂設して両筒壁間に下方に開放さ
    れた環状空間を形成し、該空間内にあって中間筒壁に
    該中間筒壁に嵌着される結合筒壁下端に張出縁を周設し
    てなる巻き枠体を装着し、該巻き枠体の結合筒壁部から
    張出縁部に掛けて近接する2つの切欠き孔を設け、両孔
    間で結合筒壁から張出縁に跨るコード刃取着部を設け、
    巻き枠体の外から2つ折りコード刃を切欠き孔に通して
    コード刃取着部に係止させて結合筒壁上に巻き付け、
    巻き枠体に巻き付けたコード刃を外周筒壁に設けた通孔
    から外部に突出させたことを特徴とする刈払機の刈刃装
    置。
  2. 【請求項2】 コード刃取着部から2つの切欠き孔に対
    応して張出縁内側に肉厚部を段設したことを特徴とする
    請求項1記載の刈払機の刈刃装置。
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