JPS6017671Y2 - 温風乾燥装置 - Google Patents

温風乾燥装置

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JPS6017671Y2
JPS6017671Y2 JP11135181U JP11135181U JPS6017671Y2 JP S6017671 Y2 JPS6017671 Y2 JP S6017671Y2 JP 11135181 U JP11135181 U JP 11135181U JP 11135181 U JP11135181 U JP 11135181U JP S6017671 Y2 JPS6017671 Y2 JP S6017671Y2
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JP
Japan
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wind pipe
hot air
slit
wind
curve
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JP11135181U
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JPS5816895U (ja
Inventor
正美 大谷
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大日本スクリ−ン製造株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、たとえば現像処理した長尺の写真フィルムを
、連続的に乾燥する際に使用するのに好適な温風乾燥装
置に関するものである。
第1図に示すように、互に平行をなす左右の温風ダクト
1,1を連結する多数の風管2の各上面に、長手方向を
向くスリット3と、該スリット3を囲む上向案内板4,
4を設け、風管2の両端より吹き込んだ温風を、スリッ
ト3より吹き出させて、風管2の上方を通過する写真フ
ィルム(図示せず)を乾燥させると、第2図に示すよう
に、各風管2の中央の温風圧が高くなるので、スリット
3より吹き出す温風量は、同図中の風量分布曲線5で示
すように、中央部が両端部より多くなるとともに、温度
分布も風量に従って不均一になり、乾燥能率が落ち、か
つ乾燥むらが生じたりする。
従って、このような場合、乾燥装置の風量分布は、第4
図の曲線6で示すように、各部均一であることが望まし
い。
上記乾燥装置の風量分布を均一にする手段に、各種提案
されており、第5図〜第7図は、その第1例を示すもの
である。
風管11aにおけるスリット12aの下方は、左下端よ
り右上端に向って傾斜する仕切板13aをもって仕切ら
れ、温風は、風管11aの左端より吹き込まれる。
このようにすると、温風の通過抵抗が、右方はと大きく
なるので、スリット12aより吹き出す温風量の分布は
、曲線14aで示すように、左部が多く右方に向い次第
に少なくなる。
第7図に示す風管11aにおける仕切板13aは、上記
風管11aにおける仕切板13aと、傾斜方向を逆をな
している。
この風管11bの右端より温風を吹き込むと、スリット
12bより吹き出す温風量の分布は、曲線14bで示す
ように、上記曲線14aと左右反対になる。
この雨風管11a、llbを、第1図に示す乾燥装置の
温風ダクト1,1に交互に取付けると、乾燥装置の総合
的な風量分布が、はぼ第4図の曲線6で示すように均一
になる。
第8図〜第10図は、風量分布を均一にした乾燥装置の
第2例を示すもので、第8図における風管21aのスリ
ット22aを形成する案内板23a、23a間には、長
手方向にほぼ等間隔をもって、スリット22aを分断す
る邪魔板24aが挾設され、温風は、風管21aの両端
から吹き込まれる。
すると、スリット22aより吹き出す温風量の分布は、
曲線25aで示すように、中央部が若干高い山脈形とな
る。
また、第10図における風管21bの案内板23b、2
3b間には、両端を除いて、上記分断されたスリット2
2aとほぼ対応する個所に、邪魔板24bが挾設され、
温風は、風管21bの両端から吹き込まれる。
すると、スリット22bより吹き出す温風量の分布は、
曲線25bで示すように、両端部が若干高い山脈形とな
る。
この雨風管21a、21bを、第1図に示す乾燥装置の
温風ダクト1,1に交互に取付けると、乾燥装置の総合
的な風量分布は、はぼ第4図の曲線6て示すように均一
になる。
その他、図示を省略したが、第1図におけるスリット3
の幅を、中央部を狭く、両端に向い次第に拡幅すること
により、乾燥装置の風量分布を均一にすることもできる
しかし、上記いずれの乾燥装置も、乾燥するフィルムの
幅が変ったり、あるいは乾燥速度を変えるための送風量
を調節した時、風管を、それらの条件に適応する最適の
風量分布に調節することができないという欠点がある。
本考案は、乾燥条件の変化に対応して、随時簡単に風量
分布を調節することができ、しかも、安価に製作しうる
温風乾燥装置に関するもので、以下第11図〜第13図
について説明する。
第11図における風管31aには、上述と同様のスリッ
ト32aと案内板33a、33aが設けられている。
風管31a内におけるスリット32aの左部下方には、
側方移動しうる、たとえばスポンジゴム等の軟質の仕切
栓34aがはめ込まれ、温風は、風管31aの両端より
吹き込まれる。
すると、温風の風圧は、仕切栓34aの両面近くにおい
て最も高くなるので、スリット32aより吹き出す温風
量の分布は、曲線35aで示すように、スリン)32a
左部の仕切栓34aの附近が最も多い山形となる。
第13図に示す風管31bには、上記風管31aと同様
のスリット32bと案内板33b、33bが設けられ、
側方移動しうる軟質の仕切栓34bは、風管31b内に
おけるスリット32bの右部下方にはめ込まれ、温風は
、風管31bの両端より吹き込まれる。
すると、スリット32bより吹き出す温風量の分布は、
曲線35bで示すように、スリット32b右部の仕切栓
34bの附近が最も多くなる。
この雨風管31a、31bを、第1図に示す乾燥装置の
温風ダクト1,1に交互に取付けると、乾燥装置の総合
的な風量分布は、概ね第4図の曲線6で示すように均一
になる。
しかして、上記仕切栓34a、34bは、たとえばスリ
ット32at32bより差し込んだ棒による等適宜の手
段により、風管31a、31b内を所望の個所に移動さ
せつるので、乾燥条件に対応して、風量分布曲線35
a、 35 bの形を適宜変えて、フィルムを最適条
件で乾燥することができる。
しかも、上述で明らかなように、風管31a。
31bは、従来のものに比し、簡単かつ安価に製作する
ことができる。
案内板33a、33bは、吹き出す温風の水平方向への
拡散を防止して上方へ集中させるために設けたもので、
場合により省略してもよい。
スリット32a、32bに代えて、多数のノズルあるい
は細孔を設けてもよい。
仕切栓34a、34bは、前もっての実験等により位置
を割りだし、固定しておいてもよい。
本装置の乾燥対象物は、写真フィルムに限るものではな
く、他の長尺シート状のものに、効果的に使用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、温風乾燥装置の平面図、第2図は、風量分布
不良な風管の中央縦断正面図に、風量分布曲線を付加し
たもの、第3図は、第2図におけるA−A線縦断側面図
、第4図は、理想的な風量分布曲線を付加して示す風管
の正面図、第5図は、従来の組をなす風管の第1例にお
ける一方の風管の中央縦断正面図に、風量分布曲線を付
加したもの、第6図は、第5図におけるB−B線縦断側
面図、第7図は、同じ〈従来の組をなす風管の第1例に
おける他方の風管の中央縦断正面図に、風量分布曲線を
付加したもの、第8図は、従来の組をなす風管の第2例
における一方の風管の中央縦断正面図に、風量分布曲線
を付加したもの、第9図は、第8図におけるC−C緑綬
断側面図、第10図は、従来の組をなす風管の第2例に
おける他方の風管の中央縦断正面図に、風量分布曲線を
付加したもの、第11図は、本考案装置における一方の
風管の中央縦断正面図に、風量分布曲線を付加したもの
、第12図は、第11図におけるD−り緑綬断側面図、
第13図は、本考案装置における他方の風管の中央縦断
正面図に、風量分布曲線を付加したものである。 1・・・・・・ダクト、2・・・・・・風管、3・・・
・・・スリット、4・・・・・・案内板、5,6・・・
・・・風量分布曲線、11a、llb・・・・・・風管
、12a、12b・・・・・・スリット、13 c、、
13 b=仕切板、14a、14b・・・・・・風
量分布曲線、21a、21b・・・・・・風管、22a
、22b・・・・・・スリット、23c、23b・・・
・・・案内板、24 a、 24 b=邪魔板、25
a、25b・・・・・・風量分布曲線、31a、、lb
・・・・・・風管、32 a、 32 b””スリッ
ト、33a、33b・・・・・・案内板、34a、34
b・・・・・・仕切栓、35aw35b・・・・・・風
量分布曲線。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)左右両側のダクトを連通ずる左右方向を向く複数
    の風管に、噴気孔を穿設し、隣接する風管内における噴
    気孔の端部近傍における交互に左右対称的な個所に、仕
    切栓をはめ込んでなる温風乾燥装置。
  2. (2)噴気孔が、軸線方向に長いスリットである実用新
    案登録請求の範囲第(1)項に記載の装置。
  3. (3)噴気孔が、多数の細孔である実用新案登録請求の
    範囲第(1)項に記載の装置。
  4. (4) 仕切栓が、風管内に固定されている実用新案
    登録請求の範囲第(1)項乃至第(3)項のいずれかに
    記載の装置。
  5. (5)仕切栓が、風管内において、軸線方向に可動であ
    る実用新案登録請求の範囲第(1)項乃至第(3)項の
    いずれかに記載の装置。
JP11135181U 1981-07-27 1981-07-27 温風乾燥装置 Expired JPS6017671Y2 (ja)

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JP11135181U JPS6017671Y2 (ja) 1981-07-27 1981-07-27 温風乾燥装置

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JP11135181U JPS6017671Y2 (ja) 1981-07-27 1981-07-27 温風乾燥装置

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Publication Number Publication Date
JPS5816895U JPS5816895U (ja) 1983-02-02
JPS6017671Y2 true JPS6017671Y2 (ja) 1985-05-30

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JP2015172450A (ja) * 2014-03-12 2015-10-01 株式会社Screenホールディングス 乾燥装置および処理膜形成システム

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EP1977177B1 (en) * 2006-01-25 2018-03-07 Solaronics S.A. Convective system for a dryer installation
JP5803250B2 (ja) * 2011-05-06 2015-11-04 セイコーエプソン株式会社 記録装置及びその制御方法

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