JPS60174761A - 両性縮合生成物及びその後なめしにおける使用 - Google Patents

両性縮合生成物及びその後なめしにおける使用

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JPS60174761A
JPS60174761A JP60009323A JP932385A JPS60174761A JP S60174761 A JPS60174761 A JP S60174761A JP 60009323 A JP60009323 A JP 60009323A JP 932385 A JP932385 A JP 932385A JP S60174761 A JPS60174761 A JP S60174761A
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JP
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parts
residue
carbon atoms
minutes
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JP60009323A
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デイートリツヒ・ラツハ
ロルフ・シユトライヘル
ライナー・シユトリツクラー
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BASF SE
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    • C08G12/02Condensation polymers of aldehydes or ketones with only compounds containing hydrogen attached to nitrogen of aldehydes
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C14CCHEMICAL TREATMENT OF HIDES, SKINS OR LEATHER, e.g. TANNING, IMPREGNATING, FINISHING; APPARATUS THEREFOR; COMPOSITIONS FOR TANNING
    • C14C3/00Tanning; Compositions for tanning
    • C14C3/02Chemical tanning
    • C14C3/08Chemical tanning by organic agents
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、クロムなめしされた皮革を後なめしするため
の、芳香族アミンの縮合物を基礎とするなめし剤に関す
る。
芳香族スルホン酸をアルデヒド特にホルムアルデヒドと
縮合させることにより製造された合成なめし剤は既知で
ある。これは柔軟で豊かさの良好な皮革を与え、その利
用は簡単である。
しかしこうしてなめされ又は後なめしされた皮革は、ア
ニオン性染料で濃厚な色調に染色することが困難である
皮革を後なめしするために、例えば西ドイツ特許出願公
開2843213号明細書に記載の合成なめし剤を使用
できる。このなめし剤は、それによりなめされ又は後な
めしされた皮革の特にアニオン性染料による染色性を改
善する。
しかしこのなめし剤は皮革の染色性への有利な影響をほ
とんど完全に失うことなしに、例えばフェノールスルホ
ン酸、ナフタリンスルホ/酸又はナフトールスルホン酸
を基礎とする合成なめし剤と併用することができないと
いう欠点を有する。すなわち慣用の合成なめし剤と前記
技術水準のなめし剤とを組み合わせたものの明色化作用
は、主として慣用のなめし剤により定められる。
本発明の課題は、慣用の金物タンニンと組み合わせても
、皮革の蒸色性へのその好影響が保持されるなめし剤を
開発することであった。
本発明者らは、一般式 (式中人はペンゾール残基又はナフチル基、Bは尿素、
ビウレット、ジシアンジアミド又はメラミンの残基又は
これらの混合物、Xは基(CH3)2−C−COOH又
は−CH2−CH2−C0OH、Rは水素原子、1〜4
個の炭素原子を有するアルキル基又はXと同じ基、Yは
基−CH2So3H又は−8o3H。
Zは1〜4個の炭素原子を有するアルキル基又は1〜4
個の炭素原子を有するアルコキシ基、mは1〜10の数
、nはD〜5の数、pはo〜2の数、qは0〜2の数、
そして。はAがペンゾール残基のときは4−(p+q)
、そしてナフチル基のときは6−(p+q)の数を意味
する)で表わされる両性縮合生成物、ならびにそのアル
カリ金属塩又はアンモニウム塩が、後なめし法のため有
利に使用できることを見出した。
本発明の両性縮合生成物は、種々の方法により製造でき
る。
例えば次式 %式%(1) (式中A、R,X、Y、Z、p、q及び0は式■の場合
と同じ意味を有する)の芳香族アミンを、場合により亜
硫酸塩の存在下に、ホルムアルデヒド及び場合により尿
素、ビウレット、ジの シアンジアミド及びメラミンからA群の1種又は2種以
上の化合物と縮合させる。
この製法の変法に、よれば、まず次式 (式中Rは水素原子又は1〜4個の炭素原子を有するア
ルキル基、そしてZ、Y及び0は式■の場合と同じ意味
を有する)の芳香族アミンを、基Xに対応する、アルキ
ル化作用を有するカルボ/酸銹導体と反応させ、得られ
た式■のアミンを、単離することなく反応させて式lの
縮合生成物にすることができる。
本発明の弐Hの両性縮合生成物においてYが基−CH2
So、Hを意味する場合は、まずYが水素原子を意味す
る式lの化合物を製造し、次いでスルホメチル化により
基−CH2SO3Hを導入する。
その場合出発物質の一部だけにスルホメチル基が導入さ
れるので、メチレンスルホン酸基を有するものとそれを
有しないものとの混合物が生成しうる。
他の製法としては、まず式■の芳香族アミンを、ホルム
アルデヒド及び場合により尿素、ビウレット、ジシアン
ジアミド及びメラミンの群から選ばれる1種又は2種以
上の化合物と縮合させ、次いで低級カルボン酸のアルキ
ル化作用を有する誘導体、特に基Xの意味に対応するハ
ロゲン誘導体と反応させる方法が用いられる。
縮合反応は、好ましくは水溶液中で40〜140℃特に
60〜100℃の温度及び4〜9特に5〜8のpHで行
われる。得られた溶液はしばしばそのままで本発明の使
用目的に用いられる。
他方では本発明の縮合生成物は、直接に固形粉末の形で
得られ、それには特に噴霧乾燥法が適する。式■の化合
物を固形で単離しようとする場合には、できるだけ濃厚
な溶液で操作することが当然有利である。その場合式I
の化合物を50%の固形物質含量で有する反応溶液を困
難なしに得ることができる。
実施すべき縮合反応のための前記操作法は、自体既知の
様式で行われ、その場合前記縮合反応では、この分野の
専門家に公知であるように、一部に混合物が生成する。
Aがナフチル環であるときは、水性媒質中での充分な溶
解度によって、Yが基5O3Hを意味することが特に有
利である。
組みこまれる基Bのためには、尿素とメラミンが特に優
れている。そのほか尿素及びメラミンの混合物を用いて
もきわめて良好な結果が得られる。
Xのためには酢酸残基が特に優れている。基又は好まし
くは、対応するハロゲンカルボン酸特に脂肪族のクロル
カルボン酸による置換反応により導入される。
Rとして特に重要なものは水素原子で、Yのためには基
−CH25O3Hが重要であり、その場合Aのペンゾー
ル環は1個の置換基を有しうる。
本発明の式Iの両性縮合生成物は、無機なめしされた皮
革を後なめしするために特に適している。
本発明により用いられるなめし剤の特別の利点は、既知
の多種の合成なめし〜剤との組み合わせ使用が可能なこ
とであって、その場合きわめて均一でかつ濃色の皮革染
色が得られる。これは意外で全く予測できなかった効果
である。既知の合成なめし剤としては、特に前記の技術
水準のものが用いられる。
この有利な結果は、全く特殊な様式で操作して後なめし
において得られる。
したがって本発明の対象はさらに、一般式■の両性縮合
生成物を用い、そして6〜4.5のpH価でアニオン性
染料で染色することを時機とする、無機なめしされた皮
革を後なめし及び染色する方法である。
染色された皮革についての特に優れた実施態様において
は、一般式■のなめし剤を、フェノールスルホン酸、ナ
フタリンスルホン酸及び/又はナフトールスルホン酸を
基礎とする合成なめし剤と併用する。
通常は無機なめしされた皮革の後なめし及びな 染色はるだめの方法は、次のように行われる。
脱酸された無機なめしされた皮革を、水性媒質中で脱毛
皮の重量に対し0.5〜15%の式lの縮合生成物を用
いて、脱毛皮の重量に対し水50〜600%の塔長で1
5〜60℃で10〜180分間処理し、次いで慣用の合
成なめし剤及び/又はアクリル酸、無水マレイン酸又は
メタクリル酸を基礎とするアニオン性の重合体なめし剤
、あるいは他のエチレン性不飽和モノマーとのその共重
合物を用いて処理し、続いて場合により染色1−1そし
て所望により通常の皮革加脂剤で加脂し、さらに6〜4
.5好ましくは3.5〜4.0のpH価にして皮革を染
色する。
その場合式Iの縮合生成物を脱毛皮の重量に対し特に1
〜10%特に好ましくは2〜5%、浴長な脱毛皮の重量
に対し水100〜400%、温度を特に25〜50’C
特に好ましくは35〜45℃、及び時間を10〜90分
にすることが好ましい。pH価は、好ましくは脂肪族の
低級カルボン酸特に硅酸又は酢酸により調整される。
染料としては、普通市販のアニオン性染料が、加脂剤と
しては天然及び/又は合成のものを基礎とする普通市販
のものが用いられる。
下記の実施例において部は重量部であり、%も特に指示
がない限り重量に関する。
実施例にあげた使用物質は、本発明の重合体なめし剤を
除き、普通市販のものである。
実施例1 クロル酢酸48部を水140部に溶解し、50%苛性ソ
ーダ溶液80部で中和し、15分かけて0−トルイジン
54部を滴加し、95℃で120分間攪拌する。次いで
尿素60部を添加し、さらに90℃で60%ホルムアル
デヒド水溶液100部を60分かけて滴加する。なお9
0℃で60分間攪拌し、最後に噴霧乾燥によりなめし剤
を分離する。
使用例I 実施例1により得られたなめし剤を一後なめしのため次
のように使用する。まず厚さ1.511111の湿った
クロムなめし皮革を、攪拌槽中で60℃で硅酸ナトリウ
ム1部及び重炭酸ナトリウム0゜4部を用いて水100
部中で脱酸する。次いで新しい水性浴100部中で40
℃で、まず本発明のなめし剤6部を用いて10分間つき
晒したのち、普通市販の白なめし剤4部を添加し、さら
に60分間つき晒す。次いで新しい浴200部中で50
℃で、硅酸0.5部により脱酸し、10分間つき晒した
のち、アシッド・ブラウン(165)1部を添加する。
さらに20分間つき晒したのち、浴に普通市販の加脂剤
4部を加え、40分間つき晒したのち、硅酸0.5部に
より脱酸する。この皮革を最後に乾燥し、常法により仕
上げる。
比較のため、本発明のなめし剤の代わりに、フェノール
スルホン酸を基礎とする普通市販の合成タンニンを少量
使用し、その他は全く同様にして、第二の皮革を後なめ
しし、染色しそして加脂する。
本発明による生成物で処理した皮革は、明らかにより濃
色に染色される。
実施例2 クロル酢酸48部を水160部に溶解し、50%苛性ソ
ーダ溶液80部で中和し、5分間にアニリンを46.5
部滴加し、90 ”Cで60分間攪拌する。次いで重亜
硫酸す) IJウム47.5部を加え、95℃で60分
間攪拌する。次いで尿素60部を添加し、さらに60%
ホルムアルデヒド水溶液100部を70℃で60分間に
滴加し、80 ”Cでなお120分間攪拌する。次いで
噴霧乾燥によりなめし剤を分離する。
使用例… 実施例2により得られたなめし剤を、次のように後なめ
しのため使用する。まず厚さ0.9 Mの湿ったクロム
なめし皮革100部を、攪拌槽中で60℃で硅酸す) 
IJウム1部及び重炭酸ナトリウム0.4部を用いて水
100部中で脱酸する。次いで新しい水性浴200部中
で50℃で、まず本発明のなめし剤5部を用いて10分
間つき晒したのち、普通市販の全なめし剤4部を添加し
、さらに60分間つき晒す。次いで新しい浴200部中
で50℃で硅酸0.5部により脱酸し、10分間つき晒
したのち、アシッド−ブラウン(321)1部櫨加する
。さらに20分間つき晒したのち、普通市販の加脂剤4
部を浴に加え、さらに40分間つき晒し、最後に硅酸0
.5部により脱酸する。この皮革を最後に乾燥し、常法
により仕上げる。
比較のため、本発明のなめし剤の代わりに、ドイツ特許
出願公開2843253号明細書例7による生成物を使
用し、その他は全(同様にして、第二の皮革を後なめし
し、染色しそして加脂する。
本発明によるなめし剤で処理した皮革は、明らかにより
濃色に染色される。
実施例6 水160部中のクロル酢酸48部及びアニリン46.5
部に、95℃で50%苛性ソーダ溶液80部を15分間
に滴加し、95℃で60分間攪拌する。次いで重亜硫酸
す) IJウム47.5部を加え、95℃で20分間攪
拌する。さらに尿素20部及びメラミン10部を添加し
、60%ホルムアルデヒド水溶液100部を80℃で6
0分間に滴加する。最後になお1時間95℃で攪拌した
のち、得られた溶液を噴霧乾燥する。
使用例■ 実施例乙のなめし剤を使用例1と同様に使用し、ただし
200部の浴中で60℃で後なめしを行う。その結果は
使用例1と同様である。
実施例4 水160部中のクロル酢酸48部及びアニリン46.5
部に、95℃で50%苛性ソーダ溶液80部を15分間
に滴加し、95℃で30分間攪拌する。次いで重亜硫酸
ナトリウム47.5部を添加し、95℃で20分間攪拌
し、さらに尿素10部及びメラミン10部を添加し、7
0℃で60%ホルムアルデヒド水溶液100部を滴加す
る。最後に90℃でなお90分間攪拌し、得られた溶液
を噴霧乾燥する。
使用例1v 実施例4のなめし剤を使用例■と同様に使用する。その
結果は使用例■と同様である。
実施例5 水144部中のクロル酢酸ナトリウム60部の溶液に、
アニリン46,5部を添加する。95℃で60分間攪拌
したのち、50%苛性ソーダ溶液20部を20分間に滴
加する。次いで重亜硫酸ナトリウム60部を加え、95
℃で30分間攪拌する。さらに尿素20部及びメラミン
10部を添加し、30%ホルムアルデヒド溶液50部を
滴加する。95℃でなお60分間攪拌したのち、この溶
液な噴霧乾燥する。
使用例■ 実施例5により得られたなめし剤を次のように後なめし
に使用する。まずクロムなめしされた羊の皮革100部
を、攪拌槽内で35℃の水200部中で珪酸ナトリウム
1部及び重炭酸ナトリウム0.4部により脱酸する。次
いで新しい水性浴400部中で、40 ’Cで本発明の
なめし剤10部を用いて10分間つき晒したのち、普通
市販の白なめし剤8部を追加して60分間つき晒す。さ
らに新しく・浴400部中で、50℃で珪酸0.5部に
より脱酸し、10分間つき晒したのち、アシッド・ブラ
ウン(161)2部を添加し、20分間つき晒したのち
、普通市販の加脂剤8部を浴に添加する。さらに40分
間つき晒したのち、珪酸0.5部により脱酸する。この
皮革を乾燥し、常法により仕上げ処理する。
比較のため本発明のなめし剤の代わりに、ドイツ特許出
願公開2845233号明細書例7による生成物を使用
し、その他は全く同様にして、第二の皮革を後なめしし
、染色し、加脂する。
本発明のなめし剤を用いて処理した皮革は、明らかによ
り濃色に染色される。
実施例6 クロル酢酸48部及び50%苛性ソーダ溶液60部の溶
液に、アユ9フ55.8部を添加し、加する。次いで9
0℃で120分間攪拌したのち、尿素60部を添加し、
さらに90℃で60分間に30%ホルムアルデヒド水溶
液100部を滴加する。最後に90℃でなお210分間
攪拌したのち、得られた溶液を噴霧乾燥する。
使用例■ 実施例乙により得られたなめし剤を、次のように後なめ
しに使用する。まず厚さ2.9 mmの湿った牛のクロ
ムなめし皮革100部を、攪拌槽内の水100部中で、
60℃で硅酸ナトリウム1゜5部及び重炭酸ナトリウム
0.5部を用いて脱酸する。次いで新しい水性浴100
部中で60°Cで、まず実施例11のなめし剤6部を用
いて10分間つき晒したのち、アクリル酸−アクリルニ
トリルを基礎とする重合体なめし剤2部を添加し、さら
にフェノールスルホン酸を基礎トス分間つき晒す。
次いで新しい浴200部中で、50℃で珪酸0.7部に
より脱酸し、10分間つき晒したのち、アシッド・ブラ
ウン(75)1.5部を添加し、20分間つき晒したの
ち、普通市販の加脂剤6部を浴に添加する。さらに40
分間つき晒したのち、最後に珪酸1部により脱酸する。
この皮革を乾燥し、常法により仕上げ処理する。
比較のため本発明のなめし剤の代わりに、フ皮革を後な
めしし、染色しそして加脂する。
本発明による生成物で処理した皮革は、明らかにより濃
色に染色される。
実施例7 アユ9フ46.5部及びクロル酢酸48部を水60部に
溶解し、70℃で60分間攪拌する。
次いで尿素60部を添加し、前記温度で60分間に60
%ホルムアルデヒド水溶液100部及び50%苛性ソー
ダ溶液55部を同時に滴加する。さらに重亜硫酸ナトリ
ウム52部を添加し、90℃で120分間攪拌したのち
、水81.5部で希釈すると、なめし剤の50%水溶液
が得られる。
使用例■ 実施例7により得られたなめし剤溶液を、使用例1に記
載の操作法により使用する。その結果は同様に優れてい
る。
実施例8 クロル酢酸48部、50%苛性ソーダ溶液40部及びア
ユ9フ26部を水102部に溶解し、95℃で60分間
攪拌する。次いで尿素60部及び50%苛性ソーダ溶液
20部を添加し、さらに6部%ホルムアルデヒド水溶液
50部を90℃で60分間に滴加する。同温度で120
分間攪拌したのち、重亜硫酸ナトリウム95部を添加し
、さらに90℃で120分間攪拌したのち水76部で希
釈する。得られた50%水溶液を噴霧乾燥する。
使用例■ 実施例8のなめし剤を使用例■と同様に使用する。羊の
クロムなめし革だけでな(、山羊のクロムなめし革も後
なめしする。その結果は同様に優れている。
実施例9 水175部中の計算上の分子量が180のフェニルグリ
シンの混合ナトリウム−カリウム塩90部、珪酸20部
及び尿素60部に、攪拌しながら70℃で60分間に3
0%ホルムアルデヒド水溶液100部を滴加する。さら
に6部分間70°Cで攪拌したのち、重亜硫酸す) I
Jウム105部を添加してなお90’Cで120分間拌
拝する。最後に水40部たより、50%の固形物質含量
となし、この溶液を噴霧乾燥する。
使用例■ 実施例9のなめし剤を、使用例1と同様に使用する。そ
の結果は同様に優れている。
実施例1D 水220部中のフェニルグリシンの実施例9で用いた塩
180部及び尿素120部に、9゜°Cで攪拌しながら
50分間に60%ホルムアルデヒド水溶液200部を滴
加する。90’C,に120分間保持したのち、珪酸1
o部の添加により、pHを8.7となし、90 ’C,
で180時間攪拌する。得られた溶液を室温に冷却した
のち、珪酸5部でpHs、 9にする。
使用例X 実施例10で得られたなめし剤を、使用例■と同様に使
用する。その結果は同様に優れている。
実施例11 水127部中の1−アミノ−ナフタリン−6−スルホン
酸111.5部、クロル酢酸48部及び50%苛性ソー
ダ溶液80部の溶液を、95°Cで120分間攪拌する
。次いで尿素60部を添加し、60分間に60%ホルム
アルデヒド水溶液100部を滴加し、水115部で希釈
し、95℃で120分間攪拌する。次いで重亜硫酸ナト
リウム95部を添加し、さらになお95°Cで120分
間攪拌したのち、噴霧乾燥する。
使用例M 実施例11で得られたなめし剤を使用例■と同様に使用
する。その結果は同様に優れている。
実施例12 α−クロルプロピオン酸46部を水140部に溶解し、
50%苛性ソーダ溶液80部を添加する。次いでo−ト
ルイジン54部を5分間に滴加し、95℃で120分間
攪拌する。さらに尿素60部を添加し、90℃で60分
間に30%ホルムアルデヒド水溶液100部を滴加し、
なお60分間90℃で攪拌する。
使用測知 実施例12で得られたなめし剤を使用例1と同様に使用
する。その結果は同様に優れている。
実施例16 クロル′酢酸75部を水160部に溶解し、〇−トルイ
ジン54部及び50%苛性ソーダ溶液80部を添加する
。次いで95℃に加熱して重亜硫酸ナトリウム95部を
添加し、95”Cに60分間保持したのち、120分間
に60%ホルムアルデヒド溶液200部を滴加する。な
お4時間95’Cで攪拌したのち、生成物を噴霧乾燥す
る。
使用例■ 実施例16で得られたなめし剤を使用例1と同様に使用
する。その結果は同様に優れている。
出願人 バスフ・アクチェンゲゼルシャフト代理人 弁
理士 小 林 正 雄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (式中Aはペンゾール残基又はナフチル基、Bは尿素、
    ビウレット、ジシアンジアミド又はメラミンの残基又は
    これらの混合物、Xは基l −CH2−C0OH、CH3−CH−C00H1CH3
    −CH2−CH−COOH。 (CH5)2−C−COOH又は−CH2−CH2−C
    0OH,Rは水素原子、1〜4個の炭素原子を有するア
    ルキル基又は又と同じ基、Yは基−CH2So3H又は
    −5o3H。 2は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基又は1〜4
    個の炭素原子を有するアルコキシ基、mは1〜10の数
    、nは0〜5の数、pはO〜2の数、qは0〜2の数、
    そしてOはAがペンゾール残基のときは4−(p+q)
    、そしてナフチル基のときは6−(p+q)の数を意味
    する)で表わされる両性縮合生成物、ならびにそのアル
    カリ金属塩又はアンモニウム塩。 2、Aがペンゾール残基、Bが尿素残基又は尿素残基と
    メラミン残基の混合物、Xが基−CH2−C0OH又は
    CH3−CH−C0OH,Rが水素原子又は基X、Yが
    −CH2So、Hであり、Zが場合によりメチル基であ
    る特許請求の範囲第1項に記載の縮合生成物、ならびに
    そのアルカリ金属塩及びアンモニウム塩。 6、一般式 (式中Aはペンゾール残基又はナフチル基、Bは尿素、
    ビウレット、ジシアンジアミド又はメラミンの残基又は
    これらの混合物、Xは基l −CH2−C00H1CH3−CH−COOH,CH3
    −c)(2−cH−COOI(。 (CH3)2−C−COOH又は−CH2−CH2−C
    00HSRは水素原子、1〜4個の炭素原子を有するア
    ルキル基又&iXと同じ基、Yは基−CH2SO3H又
    は−8o3H。 Zは1〜4個の炭素原子を有するアルキル基又は1〜4
    個の炭素原子を有するアルコキシ基、mは1〜10の数
    、nは0〜5の数、pは0〜2の数、qは0〜2の数、
    そして0はAがペンゾール残基のときは4−(p+q)
    、そしてナフチル基のときは6−(p+q)の数を意味
    する)で表わされる両性縮合生成物、ならびにそのアル
    カリ金属塩又はアンモニウム塩を後なめしに使用する方
    法。 4、一般式 (式中人はペンゾール残基又はナフチル基、Bは尿素、
    ビウレット、ジシアンジアミド又はメラミンの残基又は
    これらの混合物、Xは基1 −CH2−cooH: CH3−CH−C0OH,CH
    3−CH2−CH−COOH。 (CH3)2−C−COOH又は−CH2−CH2−C
    0OH、Rは水素原子、1〜4個の炭素原子を有するア
    ルキル基又はXと同じ基、Yは基−CM2So、H又は
    −so、H。 Zは1〜4個の炭素原子を有するアルキル基又は1〜4
    個の炭素原子を有するアルコキシ基、T11は1〜10
    の数、nは0〜5の数、pは0〜2の数、qは0〜2の
    数、モして0はAがペンゾール残基のときは4− (p
     十q ) 、そしてナフチル基のときは6−(p+q
    )の数を意味する)で表わされる両性縮合生成物、なら
    びにそのアルカリ金属塩又はアンモニウム塩を使用し、
    そして3〜4.5のpH価で皮革をアニオン性染料で染
    色することを特徴とする、無機なめしされた皮革を後な
    めし及び染色する方法。 5、一般式 (式中Aはペンゾール残基又はナフチル基、Bは尿素、
    ビウレット、ジシアンジアミド又はメラミンの残基又は
    これらの混合物、又は基l −CH2−C0OH,CH3−CH−C0OH,CH3
    −CH2−CH−Cool、(CH3)2−C−COO
    H又は−CH2−C’H2−COOI(、Rは水素原子
    、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基又はXと同じ
    基、Yは基−CH2SO3H又は−8o3H12は1〜
    4個の炭素原子を有するアルキル基又は1〜4個の炭素
    原子を有するアルコキシ基、mは1〜10の数、nはD
    〜5の数、pは0〜2の数、qは0〜2の数、そして0
    はAがペンゾール残基のときは4−(p+q)、そして
    ナフチル基のときは6−(p+q)の数を意味する)で
    表わされる両性縮合生成物、ならびにそのアルカリ金属
    塩又はアンモニウム塩を、フェノールスルホン酸、ナフ
    タリンスルホン酸及ヒ/又はナフトールスルホン酸を基
    礎とする合成なめし剤と共に、無機惣なめしされた皮革
    の後なめしに使用し、次いでこの皮革を6〜4.5のp
    H価でアニオン性染料で染色することを特徴とする特許
    請求の範囲第4項に記載の方法。
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