JPS60174145A - 身体の治療・矯正・保護用補装具 - Google Patents

身体の治療・矯正・保護用補装具

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JPS60174145A
JPS60174145A JP2914284A JP2914284A JPS60174145A JP S60174145 A JPS60174145 A JP S60174145A JP 2914284 A JP2914284 A JP 2914284A JP 2914284 A JP2914284 A JP 2914284A JP S60174145 A JPS60174145 A JP S60174145A
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JP
Japan
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fibers
softening point
lining material
fiber
prosthesis
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Pending
Application number
JP2914284A
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English (en)
Inventor
忠義 村上
林 香
増成 基之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Kawamura Gishi Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
Kawamura Gishi Co Ltd
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Publication date
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  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は外科又は整形外科的疾患、身体(足部、腕部、
腰部、胸部、首部、下顎部等)の歪曲、変形等の治療・
矯正、或は機能補助の目的で使用する補装具、義足や義
手等の義肢固定用補装具、更には身体保護用補装具(ヘ
ルメット、下肢や腕部等の保護用防具等)を含む補装具
に関し、殊に身体に触れる内張シ部が容易に着脱可能で
且つ補装具の機能に応じて自在に変形し、装着部にフィ
ン “トして優れた着用感を得るヒとのできる身体の治
療・矯正・保護用補装具に関するものである。
、以下外科又は整形外科的用途に使用される補装具を主
体にして説明する。
従来、外科又は整形外科的疾患、身体の歪曲、変形等を
治療もしくは矯正し、或は機能を補助するために、患部
にフィツトする形状に成形した石膏や硬質のプラスチッ
ク等でその部分を固定しあるいは矯正し、或は身体の荷
重がかからないようKいわゆる免荷の機能を持たせた補
装具が用いられている。しかし従来の補装真唸着用面か
らみると外観や手触りが平面的で硬く且つ冷たい他、吸
湿吸汗性がない為、殊に夏期の着用には患者に大き力苦
痛を強いていた。
この対策として、補装具の肌に接する面にフェルト、発
砲樹脂、ゴムシート等を内張シする試みもなされている
が、これらの内張υ材は■立体裁断した時継目に凹凸が
できたち、■コーナ部が密着しなかったシしてしわが入
る、■接着ムラが発生する等の製作上の問題があり、製
作が非常に煩雑である他、内張シ材がはがれ易い、立体
内面にフィツトしにくい、モデルの型に対して仕上シ精
度が悪い、固定・矯正・免荷の程度の経時変化に対応し
にくいなど数々の問題点があった。
本発明者等はこうした事情に着目し、製作が簡単である
と共に着用感が良好で取扱いの容易な補装具を提供しよ
うとして種々研究を進めてきた。
本発明はかかる研究の結果完成されたものであって、そ
の構成は、繊維シートにプラスチックを積層してなる複
合シートを用い前記繊維シートが腔部側になる様に加熱
成形して得た内張シ材を装具本体の腔部に着脱可能に装
着してなるところに要旨を有するものである。
本発明に係る補装具は、繊維シートとプラスチックを積
層してなる複合シートを用い前記繊維シートが腔部側に
なる様に加熱成形して得た内張シ材を、プラスチック等
で形成されだ補装具本体の内面側腔部に添装してなるも
ので、内張シ材は上記の恕<複合シートを加熱成形する
ことによって、補装具本体の腔部に合致する如く精密且
つ容易に成形することができる。しかも使用時に患者の
肌に触れる内張シ材の内面側は繊維シートで構成されて
いるので肌によくフィツトすると共に着用感が良好であ
ル、更には通気性があって保温、放熱効果を兼備してお
シ、加えて耐久性が良好で洗瘤が容易である等の利点も
有するもので、内張シ材として理想的な諸機能を有して
いる。従ってこの内張)材を添装した補装具自体が該内
張シ材の機能をすべて備えた極めて優秀なものとなる。
しかも上記内張ル材は補装具本体の内側へマジックテー
プ、フック、両面テープ等にょシ着脱可能に装着されて
いるので、補装具の使用時或は内張シ材が損傷したシ汚
れた時等は使用者が簡単に取外しすることができる。又
、補装具は冬期には保温性が要求され、夏期には吸汗性
が要求されるが、これら季節に応じた機能の内張シ材で
交換することもでき、更には矯正用の補装具において治
療の進行と共に身体の形状が変化するとともあるが、そ
れに応じて寸法の異なる内張シ材に交換して行く等の融
通もきき、色々の面で極めて好都合である。
次に本発明に係る補装具の構成材料について詳細に説明
する。
本発明の補装具は、繊維シートとプラスチックを積層し
てなる複合シートを身体に接触−する面(内張シインナ
一部)が腔部となる様な形状に加熱一体成形し、これを
、プラスチック等で構成された補装具本体に対し装着し
てなるものであるが、まずこの繊維シートとしては、積
層後の加熱成形性を考慮して高配向未延伸繊維を主体と
する基布を裏面層に偏在させ、該高配向未延伸繊維よシ
高軟化点の繊維を表面層に偏在させたものや、ポリウレ
タン系弾性糸を用いた高伸縮織物や編物、または不織布
などの繊維シートが使用される。又該繊維シートの装具
本体側に積層されるプラスチックとしては、ポリエチレ
ンフオーム、pvcシートまたは、塩化ビニル樹脂、A
BS樹脂、ポリオレフィン樹脂等の熱可塑性プラスチッ
ク材料が使用され、その形状はシートや板状物の他、繊
維シートの裏面に厚めのフィルム状に塗布積層したもの
であってもよい。
そして上記繊維シートとプラスチックをポリウレタン系
樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、アクリ
ル系樹脂または、ニトリル、クロロプレン等の合成ゴム
系からなる、好ましくは繊維とプラスチックとの親和性
が高く充分な接着強度を有し、しかも硬化後にも適度な
熱可塑性を有する接着剤を用い、ドライ2ミネート、ウ
ェットンミネートまたはホットメルトラミネートなどの
方法で接着積層することにょシ内張シ材用の複合シート
とする。
尚内張ジ材用として極めて優れた複合シートとしては、
例えば本出願人自身の提案に係る特開昭55−1280
41号に開示された様な成形用布帛、具体的には下記の
様な構成のものが挙げられる。
即ちこの布帛は、グランド部もしくは裏面部が主として
低軟化点繊維および/もしくは高伸度繊維で構成され、
パイル部もしくは表面部が主として高軟化点繊維で構成
されるが、成形条件下で低軟化点繊維および/もしくは
高伸度繊維が成形品(即ち補装具本体)の曲面に治って
自在に伸縮し、且つ常温下においても伸縮性と弾性を有
する繊維が用いられる。例えば150℃程度の加熱時に
200%以上、よル好ましくは300−以上の伸長性を
示す繊維が好ましい。また低軟化点と高伸度の両性質を
兼備する繊維は、特に成形後層間剥離を生じない優れた
接着性を有する内張シ材を得ることができるので好まし
い。一方、高軟化点繊維は成形条件下で繊維形態を崩さ
ず、しかも布帛内で予め平面的あるいは立体的に屈曲し
ているもの、例えば織編物のパイルもしくは起毛構造に
おいてグランド部となる組織を主として低軟化点繊維お
よび/もしくは高伸度繊維で構成し、パイルもしくは起
毛部を主として高軟化点繊維で構成したものが好ましい
が、その他二重組織、多重組織の様な重ね組織等の立体
構造組織の布帛であってもよい。しかし二方向(二次元
的)伸長性を得るためには特に編地が好ましく、更にパ
イル、起毛等の表面加工を施した編地、たとえば丸編シ
ングルベロア、トリ;ットパイル地等は、屈曲部の地の
透は等が目立ちにくく、且つ肌に和らかな触感を与える
ので最も好ましい。また地経糸及び地緯糸に低弊化点お
よび/もしくは高伸度の繊維を用い、パイルもしくは毛
経糸に高軟化点#jI!維を用いた織物も、二次元的伸
長性を示すので好ましい。
低軟化点繊維としては、ポリアミド、共重合ポリアミド
、ポリエステル、共重合ポリエステル、ポリアクリロニ
トリル、共重合ポリアクリロニトリル、ポリオレフィン
、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等の熱可塑性重
合体を単独、混合もしくは複合紡糸して製造される繊維
が挙げられるが、一般的には軟化点が220℃以下、よ
り好ましくは80〜220℃、更に好ましくは100〜
200℃の繊維が好ましく、該繊維は高軟化点繊維との
組合わせを考慮して最適のものを選択すべきである。ち
kみに低軟化点繊維と高軟化点繊維との軟化点の差は2
0℃程度以上、よシ好ましくは30℃以上とすることが
望まれる。
また高伸度繊維としては少なくとも80%以上の切断伸
度、好ましくは100%以上、特に好ましくは150%
以上の切断伸度を有するものがよく、具体的にはポリエ
ステル弾性繊維、ポリウレタン弾性#jIiIt1、ポ
リプロピレン、ポリエステル、ポリアミド等の繊維形成
熱可m性重合体を、通常1000〜5ooom/分程度
で高速紡糸によって得られる高配向度未延伸繊維、もし
くは通常紡糸によって得られる半延伸繊維等が例示され
る。
該高伸度繊維が低軟化点であるとき成形性が一層改良さ
れて身体への装着感を高めることができる。
また低軟化点繊維、高伸度繊維は、各繊維に要求される
前記効果を阻害しない量および用法で高軟化点繊維と混
用することもできる。その様な混用繊維としては、たと
えば高伸度繊維を高軟化点繊維で被覆したカバードヤー
ンが挙げられる。また高伸度繊維を低軟化点繊維と混用
することは一層好ましい結果を与える。
高軟化点繊維としては綿、レーヨン、麻、羊毛の様な天
然fa維、ポリエステル、ポリアミド、フェノール・ホ
ルムアルデヒドの様な合成繊維、メラミン樹脂等で耐溶
融加工された熱可塑性合成繊維、およびそれらの混合繊
維や混合糸が挙げられる。また軟化点は170℃以上で
あることが好ましく、特に好ましいのは220℃以上の
ものである。
上記低軟化点繊維および/もしく紘高軟化点繊維、特に
高軟化点繊維はポリマー製造段階または繊維製造段階も
しくは繊維形成後、難燃性、訓電性、耐汚染性、可染性
、グ水性、抗ビル性、抗菌性、弾発性、柔軟性、熱およ
び光安定性、耐湿性等の改質処理もしくは着色を施して
もよく、また製編織後に上記の性能を付与する加工やポ
リウレタン等による弾性加工、染色、捺染等を行なって
もよい。
上記の布帛は、身体に接触する側の面が嵩高・柔軟で且
つ高融点の繊維質で構成され、裏面側は低軟化点、高伸
度の繊維質で構成されているので、該布帛の裏面にプラ
スチックを積層して得られる複合シートは層間接着性が
良好であると共に成形性も良好であシ、且つ成形後は柔
軟でしかも前述の要求特性を具備する内張シ材となる。
次に上記複合シートを真空成形、プレス成形などの方法
により、補装具本体の内面形状に合わせて、繊維シート
面が身体に接触する側にくるように加熱一体成形して内
張シ材とする。次いで該内張シ材と補装具本体の装着面
側にマジックテープ等を張シつけ、両者を着脱可能に装
着することによシ補装具とされる。
上記補装具の構成を図面によシ説明すると、第1図は成
形前の複合シートの概念図でAは繊維シート、Bは接着
剤、Cは補装具本体の内面腔部側へ積層されたプラスチ
ックシートを表わす。
又第2図のDは該複合シートを補装具本体の内面形状に
合わせて成形しマジックテープEを外側に貼りつけた状
態、同じく第2図のFは補装具本体を構成するプラスチ
ックの内側に内張シ材固定用のマジックテープEを貼シ
つけた状態を示し、第3図は、本体に内張シ材を装着し
た後外科用補装具として使用者が着用している図を示す
尚図面では補装具の一例として短下肢装着用のものを示
したが、補装具には身体使用部位(腔部、腰部、胸部、
首部、下顎部等)によって種々碌形状があシ、これらの
形状に応じてその形状を変更し得ることは言うまでもな
い。こうして得られる補装具は補装具本体とその内張シ
の一体性が高く且つ成形作業性が良好であると共に、モ
デルに対する仕上シ精度がよく、更には内張シの患部と
の接触側に繊維シートを使っているため着用感が良く、
吸湿吸汗性があシ、外観手触シにすぐれている等非常に
商品価値の高いものになった。また、本体、内張シ材、
接着剤などを熱可塑性材料で作製しておけば、治療の進
行と共に変わることのある患部の形状変化に対しても部
分的に加熱するだけで柔軟に対応できるという効果も得
られる。さらに補装具本体と内張シ材は着脱可能に装着
されているので保温吸汗が必要になる委節変化、汚れに
よる損傷やスリ切れなど、身体の変化による厚みや寸法
更には周径の調節、並びに材質の変化等など目的に応じ
て内張り材を取替交換するととができ、或は汚れたとき
の洗濯も容易に行なうことができる。さらに材質面で繊
維シートに繊維状活性炭シートを使用すれば用途により
臭い消しもでき使用者にとって衛生面からもすぐれた効
果を得ることができる。
実施例 (1)フロントにエステル75d1ミドル及ヒバツクに
Δn=0.03のポリエステル高配向未延伸糸を用いた
28Gトリコツトのフルカット起毛生地ト、厚み3mm
のボ〜リエチレンフォーム(Pライド井上エムチーピー
社製)を、PETホットメルト溶剤タイプ(Pベラ)1
302:東亜合成社製)を接着剤としドライラミネート
法で接着し複合シートを得た。この複合シートを短下肢
補装具本体の内面腔部の形状に合わせて真空成形法によ
シ加熱成形(235℃×7分)し、内張シ材とした。
該内張シ材と、短下肢補装具本体を着脱可能に装着する
ためインナー外側と、本体内側にマジックテープを貼っ
て一体化し装着感のすぐれた着脱可能な短下肢補装具を
得ることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で使用する複合シートを例示する一部断
面図、第2図は補装具の展開見取シ図、第3図は下肢へ
の装着状態を示す見取シ図である。 A・・・繊維シート B・・・接着剤 C・・・プラスチック層 D・・・内張シ材E・・・着
脱用マジックテープ F・・・補装具本体 出願人 東洋紡績株式会社 同 川村義肢株式会社 手続補正書(自発) !、事件の表示 身体の!li療・矯正・保護用補装具 3、補正をする者 本件との関係 特許出願人 大阪市北区堂島浜二丁目2番8号 (316)東洋紡績株式会社 代表者 茶 谷 同次部 (ほか1名)4、代理人 〒
530 大阪市北区堂島2丁目3番7号 シンコービル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 繊維シートにプラスチックを積層してなる複合シートを
    用い前記繊維シートが腔部側になる様に加熱成形して得
    た内張シ材を補装具本体の腔部に着脱可能に装着してな
    ることを特徴とする身体の治療・矯正・保護用補装具。
JP2914284A 1984-02-18 1984-02-18 身体の治療・矯正・保護用補装具 Pending JPS60174145A (ja)

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JP2914284A JPS60174145A (ja) 1984-02-18 1984-02-18 身体の治療・矯正・保護用補装具

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JPS60174145A true JPS60174145A (ja) 1985-09-07

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