JPS60173532A - オ−バ−ヘツドプロジエクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、透明原稿を用いて透過光によりスジリーンに
画像を投影するオーバーへラドプロジェクタに関するも
のである。

技術的背景およびその問題点 一般にこの種のプロジェクタにおいては、投影用に用い
る原稿は投影用として作成しなければならない。そして
、第１図に示すような状態で使用される。すなわち、透
明原稿１は一般紙の画像を専用フィルムに焼き込むかあ
るいは手で書くかし１ て作成している。この透明原稿１は透明ガラスによる原
稿載置面２に出し入れ自在に載置され、投影用光源３か
らの光が反射鏡４を介して与えられ、透過光はレンズ５
、反射鏡６を経てスクリーンに投影される。

したがって、原稿としては透明であることが必須の要件
であり、不透明な用紙に画かれた一般原稿を使用するこ
とはできない。

発明の目的 本発明は、不透明な用紙に画かれた画像であってもスク
リーンに投影することができるようにしたオーバーへラ
ドプロジェクタを得ることを目的とする。

発明の概要 本発明は、原稿が不透明原稿である場合にはその不透明
原稿にフォトクロミンクシートを重ね合わせ、その上か
ら露光機構によって露光をすることによりフォトクロミ
ンクシートを透明な二次原稿透明板とし、その後に原稿
載置面から不透明原稿を抜き出して二次原稿透明板によ
って投影画像−２〜 を得ることができるように構成したものである。

発明の実施例 本発明の一実施例を第２図及び第３図に基いて　゛説明
する。第１図に示した部分と同一部分は同一符号を用い
説明も省略する。まず、一般紙による不透明原稿７が原
稿載置面２に載置されており、その上にフォトクロミン
クシート８が重ねて載置される。そして、このフォトク
ロミックシー！−８の上方には上面から露光するための
露光機構としての露光ランプ９が設けられている。前記
フォトクロミックシー１−８はフォトクロミックガラス
やフォトクロミックフィルムよりなるものである。

フォトクロミックガラスはハロゲン化銀などを含んだガ
ラス板などで通常は透明であり、露光ランプ９の光によ
って不透明原稿７の画像に一致した不透明部が形成され
、一定時間を経過すると元の透明状態にもどるものであ
る。また、フォトクロミックフィルムはフォトクロミッ
ク化合物と称される、例えばスピロピラン系化合物を代
表とする化合物を含んだもので、フォトクロミックガラ
ス３− 同様に、フォトクロミズム現象を生ずるものである。即
ち、第３図に示すように波長λ１の光で着色構造Ｂが生
成され、更に別の波長λ２の光（又は熱的）で可逆的に
元構造Ａに戻るものである。

このよ・うな構成において、不透明原稿７にフォトクロ
ミンクシート８を重ね合わせて露光するとフォトクロミ
ンクシート８には画像が表われ、二次原稿透明板１ｏと
なる。この状態で不透明原稿７を抜き出して投影用光源
３を点灯すると、二次原稿透明板１０が透明原稿となっ
てスクリーンに画像を投影する。

なお、フォトクロミックシート８は反復使用が可能であ
るので、多数枚を準備する必要がない。

発明の効果 本発明は、上述のように不透明原稿にフォトクロミック
シートを重ね合わせてその上から露光機構によって露光
して二次原稿透明板を形成するようにしたので、原稿が
透明でなくてもスクリーンへの投影を行なうことができ
、これにより、投影用の透明原稿を別途に作成する必要
がないもので４− ある。

【図面の簡単な説明】

第、１図は従来の一例を示す側面図、第２図は本発明の
一実施例を示す側面図、第３図はフォトクロミックフィ
ルムの原理説明図である。 １・・・透明原稿、２・・・原稿載置面、３・・・投影
用光源、７・・・不透明原稿、８・・・フォトクロミッ
クシート、９・・・露光ランプ（露光機構）、１ｏ・・
・二次原稿透明板 出　願　人　東芝電材株式会社 −５＝

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 投影用光源の光を透明原稿に通してスクリーンに画像を
   投影するようにしたちにおいて、原稿載置面に載置され
   た不透明原稿の上に重ね合わされたフォトクロミンクシ
   ートを露光して二次原稿透明板を形成する露光機構を設
   けたことを特徴とするオーバーへラドプロジェクタ。