JPH0610751B2 - 写真多色像の色バランスを改良する方法 - Google Patents

写真多色像の色バランスを改良する方法

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JPH0610751B2
JPH0610751B2 JP58107593A JP10759383A JPH0610751B2 JP H0610751 B2 JPH0610751 B2 JP H0610751B2 JP 58107593 A JP58107593 A JP 58107593A JP 10759383 A JP10759383 A JP 10759383A JP H0610751 B2 JPH0610751 B2 JP H0610751B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は写真多色像の色バランスを改良するための方法
に関する。
一つまたは同じ種類のカラープリント材料を用いて、例
えば高コントラスト透明画および低コントラスト不透明
カラー反射写真を含む異なる原画の各種組み合わせから
カラープリントを製造する方法においては、所望される
コントラスト結果の全範囲をカバーすることが必要であ
る。
このようなことは、光吸収性材料のスクリーン模様を介
して写真材料を露光することによって既知の方法で行な
うことができる。特に「正規」階調写真材料上にコント
ラストの強い透明画を再生することに関してスクリーン
状の露光を使用することは、1974年9月24日付に
て出願されたアグファ−ケヴェルト・アクチエンゲゼル
シャフトの公開されたドイツ特許出願(DE-OS)第2445465
号に詳細に記載されている。上記特許によればレンチキ
ュラー、グラビヤまたは接触スクリーンを介して行なう
ことができる。
同じ技術が、「オプティカル・メソッド・フォア・カー
ブ・シェイプ・コントロール」の表題で、リサーチ・デ
ィスクロジャー1978年11月号のアイアテム175
33中にカラー紙およびインスタントプリントフィルム
について例をもって記載され示されている。
上記リサーチ・ディスクロジャーによれば、カラー写真
材料のコントラストおよび露光寛容度は、写真材料上に
重ねて現像された銀またはフィルター染料の如き光吸収
性材料のスクリーン模様を介して像に従った露光を行な
うことによって制御される。最終写真感度測定結果につ
いての詳細な制御は、例えば接触スクリーンの重ねた模
様の面積比、密度(以下濃度ともいう)、色および/ま
たは形を変えることによって達成できる。これによって
カラープリント時に、写真材料または処理組成物を変え
ることなくコントラスト変動ができる。単一乳剤層が感
光性である光を吸収するスクリーンを介して多層写真カ
ラー材料を露光することにより多層写真カラー材料の単
一乳剤層のコントラストを選択的に低下させることがで
きる。
通常の多色写真において、多色像は減色法シアン、マゼ
ンタおよび黄色像の積重によって形成される。多色原画
は、重ねられた親水性コロイド層中に置いた別々にスペ
クトル増感したハロゲン化銀を使用することを基礎にし
たカラーネガ・ポジ法または像反転法によって再生でき
る。原色青、緑および赤に対して別々にスペクトル感光
性であるハロゲン化銀乳剤層の積重およびそれぞれ黄
色、マゼンタ、およびシアン染料または染料プリカーサ
ーで操作することは、多色像形成の減色系の特徴であ
る。
それぞれの写真ハロゲン化銀乳剤は同じ感度および露光
寛容度を有していることは稀であり、従ってカラーシフ
トまたは汚れを示さない多色プリントを達成するためバ
ランスのとれた各ハロゲン化銀乳剤層の演色性(色原稿
の色情報を再現する能力)を有せしめることは重大な問
題である。カラープリントは視野中の他の物体との関係
において見られることから、カラーバランスでの非常に
小さい誤差も認知することができ、不都合である。多色
プリントが汚れを含有するか、非常に極小の密度を有す
ると、充分な明度を有する白色物体を再生せず、プリン
トは暗く濁って見える。
等色でなくて平行である感度測定曲線(密度対log露
光)を有する別々のハロゲン化銀乳剤層の同じ感度の不
足は、修正用カラーフィルターを用い焼付露光中の青、
緑および赤色光投光量を調整することによって調整でき
る。
しかしながら、低密度と高密度の間の色の変差は感度測
定曲線が平行でなく交叉しているときカラーフィルター
によっては修正できない。
1983年1月26日付にてアグファ・ゲヴェルト・エ
ヌ・ヴイによって出願されたヨーロッパ特許出願第83
2001366号には、多色反転像の色バランスを改良
する方法が記載されている、この方法では、少なくとも
1.8の平均階調の多色反転像を生ぜしめうる写真ハロゲ
ン化銀材料を、露光された部域全般の線状または点状部
分中で光を分ける光分配手段を原画と写真材料の間の光
学距離中に保持しながら多色連続色調原画に対し、また
はそれを介して像に従って露光し、上記写真材料を例え
ば拡散転写処理によって反転処理し、これによって多く
ても1.50の平均階調を有する反転像を作り、色点拡大を
減少させている。
上記ヨーロッパ特許出願中に説明されているように、露
光中接触スクリーンを使用することは、同じ感度および
露出寛容度を有しない青、緑および赤色感光性ハロゲン
化銀乳剤層を含有する写真ハロゲン化銀カラー材料を用
いて作られた多色プリントにおいてより良好な色バラン
スを生ぜしめる。
接触スクリーン露光技術との関連において、中性色調接
触スクリーンを介しての別々にスペクトル増感したハロ
ゲン化銀乳剤層即ち青、緑および赤色感光性ハロゲン化
銀乳剤層を含有する写真多色ハロゲン化銀材料の白色光
露光はこれらの別々のスペクトル感光性層の不均等露光
を生ぜしめることが実験的に確立された。スクリーン点
または線による光の遮へいは、スクリーンから最も離れ
たハロゲン化銀乳剤層は、スクリーンと接触状態にある
かまたは最も近くにあるハロゲン化銀乳剤層よりも多い
量の光を受け入れることで、各ハロゲン化銀乳剤層に対
して同じでない。かかる効果は狭い開孔での光回折から
続くスクリーン点の光の下部切りとりによるものであ
る。
その不均等露光からの実際的結果は、染料拡散転写法を
使用したとき受像層への色バランスの良い染料放出およ
び対応する染料転写または写真材料自体中での染料形成
にある。更に灰色楔および中性楔点スクリーンを介して
の多色反転処理しうるハロゲン化銀乳剤の露光は、楔プ
リントの足にある色相または主としてローズカラーを有
する感度測定楔プリントを生ずることが実験的に確立さ
れた。染料拡散転写反転法を用いるとき、ローズカラー
は、青、緑および赤色感光性ハロゲン化銀乳剤層からの
それぞれのシアン染料放出と比較してより高い黄および
マゼンタ染料放出から生じ、そして青色感光性層は露光
中スクリーンに最も近くにあり、赤色感光性ハロゲン化
銀乳剤層はスクリーンと最も遠くにある。
本発明の目的の一つは、写真材料自体中に得られるまた
は拡散転写反転法によって受像材料中に得られる多色反
転像の色バランスを改良するための方法を提供すること
にある。「反転像」とは、反転プリントが実際にネガ対
ネガまたはポジ対ポジ像再生であるよう、像に従っての
露光に使用した原画中に存在するのと同じ像値を有する
像をここでは意味する。
本発明の別の目的は上記方法に使用する光分配手段を提
供することにある。
本発明の更に別の目的はかかる光分配手段を作る方法を
提供することにある。
本発明の他の目的および利点は以下の説明から明らかに
なるであろう。
本発明は改良された色バランスを有する多色反転像の製
造方法を提供し、この方法は青、緑および赤色感光性ハ
ロゲン化銀乳剤層を含有する多色写真ハロゲン化銀乳剤
材料上に光分配手段によって点状または線状に変調され
た入射像光を指向させ、上記ハロゲン化銀乳剤層を処理
してカラー反転像を形成させることからなり、上記光分
配手段の点または線の中心部分の極大密度部分におい
て、上記多色写真ハロゲン化銀乳剤材料中で、その露光
中全可視スペクトル(400〜700nm)の光に対する
吸収密度に対する、光分配手段から最も離れているハロ
ゲン化銀乳剤層のスペクトル感度帯域に相当する光に対
する吸収密度の比が、点および線の他の密度部分(縁部
分)における上記比よりも大であることを特徴とする。
上記方法においては、光分配手段は点または線を含む接
触スクリーンであるのが好ましい、何故ならその使用は
ガラス交叉線スクリーン(グラビヤスクリーンとも称さ
れる)またはレンズ形スクリーンよりもむずかしい技術
を必要としないからである。
接触スクリーンは通常各点または線を横切る可変密度を
有するビグネットされた点または線を含む親水性コロイ
ド被覆および透明樹脂基材からなる。
従来の灰色接触スクリーンにおいては、各点は現像され
た銀のみからなる。何故ならば中性灰色接触スクリーン
は、透明基材上で黒白現像されたハロゲン化銀乳剤層の
交叉線スクリーンを介する露光によって通常作られるか
らである。同様の方法が、例えば上記リサーチ・ディス
クロジャー・アイテム17533に記載されている如く
着色スクリーンを製造するために使用されている。一具
体例によればカラー現像を施し、形成された銀を漂白
し、除去して影響を受けないフィルター染料スクリーン
模様を残す。
青、緑および赤色感光性ハロゲン化銀乳剤層を含む写真
多層ハロゲン化銀乳剤層材料との関連において本発明方
法において使用する本発明による接触スクリーンは、そ
の点または線中に白色光(400〜700nm)の吸収性
物質および着色光吸収性物質を含有し、そして上記点ま
たは線の中心部分の極大密度部分において、上記白色光
に対する吸収密度に対する選択した原色光〔青(400
〜500nm)、緑(500〜600nm)、または赤(6
00〜700nm)〕に対する吸収密度の比は、上記点ま
たは線の他の密度部分(縁部分)における上記比よりも
大である。好ましくは極大カラー密度は極大灰色(白色
光)密度より少なくとも0.3大きい。
かかる接触スクリーンによって、赤、緑および青色感光
性ハロゲン化銀乳剤層を有する多層写真材料の上述した
如き最も離れたハロゲン化銀乳剤層に対する着色光の照
射線量は、上記点または線の光アンダーカットによって
上記ハロゲン化銀乳剤層に到達する光の線量に正比例し
て各点または線の下で減少させることができる。
第1図〜第4図は本発明を説明する比較試験において使
用した接触スクリーンの点の光学密度構造に関する感度
測定曲線を含む。
本発明により使用するための上記接触スクリーンの製造
法は次の工程を含む。
−例えば透明基材によって担持されたハロゲン化銀乳剤
層上に交叉線スクリーンを投影してスクリーン模様露光
を行なう、 −かく露光したハロゲン化銀乳剤層を部分カラー現像
し、なお現像しうるハロゲン化銀を残す、そして −部分的にカラー現像したハロゲン化銀乳剤層を、なお
現像しうるハロゲン化銀を現像するため黒白現像する。
上記両現像は極大カラー密度が極大灰色(白色光)密度
の上少なくとも0.3であるような方法で行なうのが好ま
しい。
この方法によって、本発明により使用する接触スクリー
ンは、カラーフィルターを備えた微測光光度計によって
検出できる中心部の縁でよりも多い量の染料を各点また
は線の中心部で含有する。
点または線が中心で大なる量の染料を含有する理由は、
黒白現像に先立って行なうカラー現像によるのである。
古典的なカラー現像剤(p−フェニレンジアミン)は普
通の黒白現像剤(例えばハイドロキノン)よりも小さい
還元力を有する。従ってスクリーン点のベル型構造の縁
に相当する少なく露光された部分は中心よりも銀対染料
の大なる重量比を得る。
したがって、染料または染料混合物および銀を含有する
かく作られた接触スクリーンのスクリーン点または線
は、それらの縁でよりも点または線の中心で低い銀対染
料重量比を有する。
グラビヤスクリーンを介しての投影露光でなくスクリー
ン模様を作る別の方法は、例えば雑誌「デル・ポリグラ
フ」1974年4月号第196頁〜第198頁のウヴェ
・ギャストの論文「エレクトロニッシェ・ラステルン・
フォン・ファルブアウヌツユーゲン」に記載されている
如く、点状または線状に電子的に変調したレーザービー
ム露光による方法がある。
カラー現像においては、溶解した形の発色剤を含有する
カラー現像溶液を使用するのが好ましい。目的とする用
途によって、カラー現像中生成される染料または染料の
混合物は減色法三原色シアン、マゼンタまたは黄色の一
つに大きな吸収を有する。
事実、後で写真多色ハロゲン化銀乳剤材料のコントラス
ト低下露光中に接触スクリーンを使用することにより、
その赤色感光性ハロゲン化銀乳剤層が他のハロゲン化銀
乳剤層との比較においてスクリーンから最も離れている
とき、シアン用発色剤または発色剤混合物を、スクリー
ン製造中に使用する。上記発色剤は例えば可視スペクト
ルの赤色(600〜700nm)部分に主吸収を有し、可
視スペクトルの緑(500〜600nm)部分に大小の差
はあれ強い副吸収を有する赤色光を吸収するシアン染料
を形成する。
本発明により使用する接触スクリーンのこれらの吸収特
性は、前述したリサーチ・ディスクロジャー・アイテム
17533に記載された如き点がフィルター染料からな
る接触スクリーンの吸収特性とは異なる。事実、染料単
独で作られた点または線においては、染料の加えられた
主吸収および副吸収は一定の白色光吸収、即ち全可視光
スペクトル範囲(400〜700nm)にわたる光吸収の
原因となるのであるが、主吸収と副吸収の比はスクリー
ンの各点または線の全域にわたって同じままである。従
って着色光と白色光の比は同じままである。
反転像形成写真多色ハロゲン化銀材料の露光を変調する
ため本発明方法におけるその点または線のここに定義し
た光学密度構造を有するスクリーンを使用すると、反転
プリントの足での色相を有効に感じ、その全密度範囲
(足から肩まで)にわたって多色プリントに良好な色バ
ランスを与える。同じ状況の下で、各点または線の全域
にわたって同じである白色光および着色光吸収をその点
または線で有するスクリーンはそのように有効ではなく
て、中性灰色スクリーンを用いて得られる色相よりも少
ない大きさの色相を生ぜしめる。
接触スクリーンを使用するとき、最高のコントラスト制
御は、写真材料のハロゲン化銀乳剤層側にできる限り近
くスクリーン模様を保持することによって得られる。
最大の色調スケール増大を得るために行なうに当って
は、スクリーンプロフィルまたは模様は、露光中一番外
側の感光性ハロゲン化銀乳剤層またはその保護層と直接
接触状態におく。スクリーン模様の直接接触は後を真空
にしたカメラの使用を必要とさせることから、本発明に
より操作する反転カラー再生系における階調の実際上有
用な低下を得るためにかかる直接接触が必須の要件であ
るとき、系の簡略性を大いに損う。
従って最終感度測定結果の制御は、例えば写真材料と接
触状態にあるスクリーンの透明支持体層(厚さ0.01mm〜
0.1mm)を用いて露光することにより、感光性層から間
隔を置いたそのスクリーンプロフィルまたは模様を有す
る接触スクリーンを用いて同様に達成できる。
露光中点スクリーンを用いハーフトーン像の形で像を再
生するとき、各点は、青、緑および赤色吸収のための特
性感度測定曲線を生ぜしめるカラー微測光光度計で分析
できる積重した多色情報を組入れた小さい点で表わす。
人間の眼は点の全域にわたる色情報を全体的に統合す
る、従って点の高密度および低密度において、色相の偏
差はそのままでは識別されない。
本発明方法により色バランスを強力に改良するために
は、高寛容度、即ち高密度差(Δ)例えば少なくとも
1.0、好ましくは1.0〜2.0の密度差を有する接触スクリ
ーンを使用するのが好ましい。
各点または線の最高密度部分において、最高の主たる色
密度は最高の白色光密度より少なくとも0.3、最も好ま
しくは0.3〜0.6高いのが好ましい。
Δで表わされるスクリーン寛容度は、スクリーンに対
しては点の頂と点間の谷の間の密度差であるスクリーン
の極大対数不透明度値と極小対数不透明度値の間の密度
差である。
高密度差を有する接触スクリーンは、スクリーン模様ま
たはプロフィルを、写真ハロゲン化銀材料からやや遠く
保ったときでさえもかなりのコントラスト低下を許容す
る。しかしながら距離を変化させることは、良好な色バ
ランスのための光のアンダーカット効果を前述した如く
減少させなければならないプロフィルの変化する光アン
ダーカットを生ぜしめることから避けなければならな
い。
スクリーンのスクリーン周期、即ちスクリーン中の点ま
たは線の隣接する頂の間の距離即ち間隔は140〜19
0μmの範囲であるとよい、即ち1cmについて線約50
〜約70本に相当するとよい。しかしながらスクリーン
模様は均一であることも、また無秩序であることもでき
ることを知らなければならない。
本発明のスクリーン露光法はカラー反転像再生法で使用
する、何故ならばその方法において、本発明スクリーン
光分配手段は、反転プリントの足即ちハイライト(白)
において特に乱れた色相を補償するからである。階調低
下を目的として従来の中性灰色スクリーンを用いたと
き、反転像の足に色相が現われる。
カラー反転像再生法は当業者によく知られている。かか
る方法の概説はフォーカル・プレス、ロンドンおよびニ
ューヨーク1976年発行、カート・アイ・ヤコブソン
−ラルフ・イー・ヤコブソン著「イメイジング・システ
ムズ」の第65頁〜第81頁および第91頁〜第103
頁に見出すことができる。
多色反転プリントの最も普通の製造は、最初に黒白現像
剤を用い、第二に全面露光または化学的かぶり形成後、
カラー現像剤を用いて反転処理することによって行な
う、これは例えばニューヨークのヴァン・ノストランド
・ラインホルド・コムパニ1977年発行のネブレット
のハンドブック・オブ・フォトグラフィ・アンド・リプ
ログラフィ第7版第124頁に記載されている。
ネガ作用ハロゲン化銀乳剤層中に形成された銀像による
染料破壊による多色反転像の製造は、上述した本「イメ
イジング・システムズ」の第78頁〜第81頁およびそ
の中に引用された文献に記載されている。
受像層に、像に従って露光し、現像した写真ハロゲン化
銀乳剤材料から染料または染料供与性化合物(染料プリ
カーサー)を像に従って変調した拡散転写をすることに
よって多色反転像を製造することは、上記の本「イメイ
ジング・システムズ」の第86頁〜第103頁、および
ニューヨークのマクミラン・パブリッシング・コムパニ
ー・インコーポレイテッド1977年発行、「ザ・セオ
リー・オブ・ザ・フォトグラフィック・プロセス」第4
版第366頁〜第372頁、および公開されたドイツ特
許出願(DE-OS)第3107540号に記載されている如
く多くの方法で実施できる。
感光性ハロゲン化銀を用いて行なう染料拡散転写法は、
同じ原理を基にしている、即ち染料または染料プリカー
サー、または染料もしくは染料プリカーサーである分子
部分の移動性における変動をハロゲン化銀の銀への像に
従った現像によって制御するのである。
染料拡散転写反転(DTR)法によりポジカラー像を作るた
めの第一の反転カラー像形成法によれば、ハイドロキノ
ン−染料現像剤を含有するネガ作用ハロゲン化銀乳剤を
使用し、このハイドロキノン構造を含む現像剤は着色置
換基、即ち減色法多色像形成のための黄、マゼンタまた
はシアン着色置換基をそれに永久的に結合させてある。
露光したハロゲン化銀の現像に当って、ハイドロキノン
−染料現像剤は酸化され、これによって非イオン化不動
性キノンに変換される。非酸化ハイドロキノン−染料は
拡散によって受容体素子に転写される。これらの染料現
像剤の例および上記方法についての詳細は米国特許第2
983606号および第3362819号に記載されて
いる。
ポジカラー像を製造する別の具体例において、感光性ハ
ロゲン化銀乳剤層の系を対応する銀沈澱層と組み合わせ
て使用する。これらの層は、銀像を銀錯塩拡散転写反転
(DTR)法によってその中に得るための現像核および非露
光部域に相当して像に従った染料放出のための染料放出
化合物と反応できる酸化された現像剤を含有する。かか
る方法は例えば公開されたヨーロッパ特許出願第000
3376号に記載されている。
第二のカラー拡散転写法によれば、ポジ染料像は、始め
は不動性の像染料供与性化合物のアルカリ性条件での像
に従って残存する非酸化現像剤との反応によりネガ作用
性ハロゲン化銀乳剤材料から拡散性状態で像に従って放
出される染料によって受像層中で作られる。像に従って
露光し、現像したネガ作用ハロゲン化銀乳剤材料の助け
の下で、受容体素子中にポジ拡散転写染料像を与えるか
かる方法の例は例えば米国特許第4139379号およ
び第4139389号、および公開されたヨーロッパ特
許出願第0004399号および第0038092号に
記載されている。
第三の方法によれば、始め不動性の像染料供与性化合物
と像に従って酸化された現像剤との反応によって拡散性
染料を像に従って放出する。像に従って露光された直接
ポジ作用ハロゲン化銀乳剤材料で、現像時にポジ拡散転
写染料像を与えるかかる方法の例は例えば英国特許第1
243048号、およびこれに相当するドイツ特許第17
72929号、米国特許第3227550号および第3628952
号および発行された米国出願第351673号に記載
されている。
本発明を、本発明により使用するのに好適な接触スクリ
ーンの製造のための具体例によって更に説明する。
1.接触スクリーンの製造 1mmについて60本の線のスクリーン罫線を有する交叉
線スクリーン模様を、ネガ作用ハロゲン化銀フィルムシ
ート材料のゲヴァトンN31p(GEVATONEはベルギーのアグ
ファ・ゲヴェルト・エヌ・ヴイの登録商標である)上に
投影露光し、下記A部を混合して作ったカラー現像剤で
22℃で発色現像した。
A部 水 900ml 亜硫酸ナトリウム 4.35g 2−アミノ−5−ジエチルアミノ− トルエン塩酸塩 2.95g 炭酸ナトリウム 17.1g 臭化ナトリウム 1.72g B部 1gのシアン形成性発色剤:1N水酸化ナトリウム水溶
液25ml中に溶解した1−ヒドロキシ−N−フェニル−
2−ナフタレン−カルボキシアミド。
カラー現像は、極大吸収で、0.8〜2.0で変化しうる色密
度の所望度によって30秒〜5分間行なった。
カラー現像後、フィルムシートを洗浄し、更に脱イオン
水7容量部と下記組成物BW1容量部を混合して作った現
像溶液を用いて22℃で黒白現像した。
組成物BW 脱イオン水 300ml 亜硫酸ナトリウムの65重量% 水溶液 278ml メタ重亜硫酸カリウム 19.5g 硼酸 20g 炭酸ナトリウムの76.5重量%水溶液 157ml ハイドロキノン 55g 1−フェニル−4−メチルピラゾリジ ン−3−オン 2.2g メチルグリコール 100ml 臭化カリウム 24g 脱イオン水で 1000mlとする 黒白現像時間は30秒〜5分とし、殆ど銀のみからなる
縁を有するスクリーン点を生成させた。
次に透明樹脂基材を有する現像されたシート材料を定着
し、洗浄し、乾燥した。
2.製造した接触スクリーンのスクリーン点中のカラー密
度および中性灰色密度の比の測定 上記ゲヴァトンN31pフィルムシート材料を、接触ス
クリーンを灰色楔で置き換えた点のみを違えて、接触ス
クリーン製造のために示したのと同じ状況の下で露光し
た。灰色楔露光は、各スクリーン点が点の中心において
その最高密度を有する集中的なミニ楔を表わすことか
ら、スクリーン点露光に擬制した。
露光後、フィルムシート材料を接触スクリーン製造につ
いて記載したのと同じ条件でカラー現像した。カラー現
像後、フィルムシート材料を洗い、二つのフィルムスト
リップに分けた。一つのストリップを定着し、洗い、乾
燥した。これをストリップIと称する。
他のストリップを接触スクリーンの製造において既述し
た黒白現像に付した。これをストリップIIと称する。
ストリップIおよびII上に得られた楔プリントは、後述
する如き透光度%を有する赤色フィルター(ラッテンフ
ィルター赤色No.25)を設けたマクベス(MACBETH:商
品名)クオンタログ微測光光度計で測定して得た感度測
定曲線〔密度(D)対相対log露光(相対logE)値〕に相
当する。
第1図において、フィルムストリップIおよびIIでの測
定した楔プリントの感度測定曲線にそれぞれA1およびB1
とマークをつけた。曲線A1は2分間カラー現像した後得
られた楔プリントに相当し、曲線B1は上記カラー現像
し、続いて2分間既述の黒白現像して得られた楔プリン
トに相当する。
第2図において、感度測定曲線A2はフィルムストリップ
Iでの楔プリントの3分カラー現像の結果であり、感度
測定曲線B2はフィルムIIでの上記楔プリントの3分カラ
ー現像および4分黒白現像の結果である。
比較のため同じ楔プリント露光したフィルムストリップ
をカラー現像のみし、現像した銀を保持させた、即ち漂
白しなかった。その楔プリントの得られた感度測定曲線
を第3図に示す。この楔プリントは、点の極大密度から
極小密度へ割合を変化させないで銀およびフィルター染
料により作られた接触スクリーンのスクリーン点に擬制
する。
類推により、第1図の曲線B1は、上述したB1楔製造の特
定カラーおよび黒白現像条件下で得られた接触スクリー
ンS1のスクリーン点の感度測定曲線対相対log露光関係
を表わす。
第1図の曲線A1およびB1から、カラー現像から得られる
密度部分と、カラー現像および黒白現像から得られる密
度部分の比が、点の極大密度で最大であり、その極小密
度に向って徐々に減少していることを知ることができ
る。かかるスクリーンS1およびその使用は本発明の範囲
内である。同じことが、第2図の曲線B2に相当するスク
リーン点密度構造を有する接触スクリーンS2に適用され
る。
類推によって、第3図は点部域全般で割合の変化してい
ない銀およびシアン染料を各スクリーン点中に含有する
接触スクリーンS3のスクリーン点の感度測定密度曲線対
相対log露光関係を表わす。これらは染料現像したスク
リーンの従来技術に属する。
下記実施例において、第1図〜第3図で示した感度測定
特性に従ってスクリーン点を有する接触スクリーン、お
よび第4図の曲線によって与えられた如き密度模様をそ
の点中に有し、染料含有スクリーンと同じ罫線の純粋銀
点接触スクリーンS4を、公開されたヨーロッパ特許出願
第0004399号の原理に従って操作した多色染料拡
散転写反転材料によって受像材料中に得られたプリント
した楔の色バランスについてのスクリーンの影響を決定
するため灰色楔と組み合わせて接触露光に使用した。
実施例 感光性材料の組成 両側を15g/m2のポリエチレン層で被覆した110g
/m2の紙シートからなる下塗りした耐水性紙支持体を、
コロナ放電処理し、次いで材料1m2について、下記の量
で下記の層を下記の順序で被覆した。
(1)0.5gの銀に相当する量のハロゲン化銀、2gのゼラ
チン、0.25gのジ−t−オクチルハイドロキノンおよび
0.35gの後掲の表1のシアンキノン化合物Cを混入した
赤色感光性塩化銀乳剤層。
(2)2gのゼラチン、1gのピグメント・レッド146
(カラーインデックスNo.11000)(ドイツ国のヘ
キスト社によりコラニル・カルミンFBB31の商品名で
市販されている)および0.15gのオクタデシルハイドロ
キノンスルホン酸を含有するマゼンタフィルター層。
(3)0.5gの銀に相当する量のハロゲン化銀、0.25gのジ
−t−オクチルハイドロキノンおよび0.35gの後掲の表
1のマゼンタキノン化合物Mを混入した緑色感光性塩化
銀乳剤層。
(4)2gのゼラチン、1gのピグメント・イエロー83
(カラーインデックスNo.20000)(ドイツ国ヘキ
スト社で商品名パーマネントゲルブHRコラニル・タイグ
として市販されている)、0.15gのオクタデシルハイド
ロキノンスルホン酸および0.15gの1−フェニル−4−
メチル−3−ピラゾリジノンを含有する黄色フィルター
層。
(5)0.7gの銀に相当する量のハロゲン化銀、2gのゼラ
チン、0.5gのジ−t−オクチルハイドロキノンおよび
0.5gの後掲の表1の黄色キノン化合物Yを混入した青
色感光性塩化銀乳剤層。
(6)1.5gのゼラチンおよび0.15gの1−フェニル−4−
メチル−3−ピラゾリジノンを含有する保護層。
表1 露光A 得られた写真材料のシートAを、1cmについて60本の
線の点周期および第1図で曲線B1の感度測定に従ったス
クリーン点を有する接触点−接触スクリーンS1を介し、
定数0.1の銀色消し(灰色)段階楔に対し、レプロマス
ター〔REPROMASTER:デンマークのOCEヘリオプリンの商
標〕タイプ2001中で反射写真法で露光した。
露光B 上記の如くして得られた同じ写真材料のシートBを、ス
クリーンS1の代りに、第2図に曲線B2の感度測定に従っ
たスクリーン点を有するスクリーンS2で置き換えて、シ
ートAと同様に露光した。
露光C 上記の如くして得られた同じ写真材料のシートCを、ス
クリーンS1の代りに第3図の感度測定に従ったスクリー
ン点を有するスクリーンS3で置き代えてシートAと同様
に露光した。
露光D 上記の如くして得られた同じ写真材料のシートDを、ス
クリーンS1の代りに、スクリーン点のみが黒色銀を含有
し、第4図により極大点密度1.7を有する白色光吸収を
有し、第2図の曲線B2の密度曲線のコースと実際上同一
の密度コースに従ったスクリーンS4で置き換えて、シー
トAと同様に露光した。
それらの露光後、シートA,B,C,Dをそれぞれ後述
する如き受像材料と22℃で接触させた。この材料は、
1について25gの水酸化ナトリウム、2gのチオ硫
酸ナトリウム、1gの臭化カリウムおよび80gのシク
ロヘキサンジメタノールを含有する水溶液をトレー中に
含有するコピプルーフCP38(商標名)拡散転写処理装
置中でそれを湿潤させた後これらのシート材料に対して
押圧した。
1分の接触時間後、受像材料と感光性材料とを剥離し、
洗浄し、乾燥した。受像材料中に原画色消銀像のポジ多
染料楔像が得られた。
受像材料の組成 上記感光性材料について記載したのと同じ支持体に、1
m2について下記組成を有する被覆付与した。
ゼラチン 5g トリフェニル−n−ヘキサデシル ホスホニウムブロマイド 2g 色バランスの評価 それぞれ感光性材料A,B,CおよびDで処理した受像
材料A,B,CおよびDに得られた楔像において、最初
の10段階は、それぞれ青、緑および赤色フィルターを
原色測定のため設けたマクベス・クオンタログ感度測定
装置タイプRD-100Rを用いて原色密度測定した。青色フ
ィルターはラッテンフィルターブルーNo.7であり、緑
色フィルターはラッテンフィルターグリーンNo.58で
あった。
赤色フィルターはラッテンフィルターレッドNo.25で
あり、これは米国オハイオ州クリーブランド、クランウ
ッド・パークウエイのCRCプレス発行、ロバート・シー
・ウイースト編、ハンドブック・オブ・ケミストリー・
アンド・フィジックス第52版第E−218頁に示され
ている透光度%を有していた。
上記ラッテンフィルターグリーンNo.58は上記ハンド
ブックの第E−218頁に示された透光度%を有する。
上記ラッテンフィルターブルーNo.47は上記ハンドブ
ックの第E−219頁に表わされている透光度%を有す
る。
得られた密度値を下表2に示す。
これらの密度値から、しかし更に良好には得られた楔の
可視検査によって、本発明による接触スクリーンS1およ
びS2を介して露光AおよびBによって得られた灰色楔の
色バランスが、着色接触スクリーンS3および定義した如
き中性灰色接触スクリーンS4で得られた色バランスより
も良好であるとの結論が引き出される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明を説明する比較試験で使用した
接触スクリーンの点の光学密度構造に関する感度測定曲
線を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−113139(JP,A) 特開 昭58−70223(JP,A) 特開 昭55−81342(JP,A) 特開 昭56−22418(JP,A)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】青色、緑色および赤色感光性ハロゲン化銀
    乳剤層を含有する多色写真ハロゲン化銀乳剤材料上に、
    光分配手段によって点または線状に変調した入射像光を
    指向させ、上記ハロゲン化銀乳剤層を処理してカラー反
    転像を形成させる工程を含む多色反転像を製造する方法
    において、上記光分配手段の点または線の中心部分の極
    大濃度部分において、上記多色写真ハロゲン化銀乳剤材
    料中で、その露光中全可視スペクトル(400〜700
    nm)の光に対する吸収濃度に対する光分配手段から最
    も離れているハロゲン化銀乳剤層のスペクトル感度帯域
    に相当する光に対する吸収濃度の比が点または線の中心
    部分とは異なる他の濃度部分(縁部分)における上記比
    よりも大としたことを特徴とする改良された色バランス
    を有する多色反転像の製造法。
  2. 【請求項2】光分配手段が点または線を含有する接触ス
    クリーンである特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】接触スクリーンがその点または線中に、白
    色光(400〜700nm)吸収性物質および着色光吸
    収性物質を含有し、かくして上記点または線の中心部分
    の極大濃度部分において、上記白色光に対する吸収濃度
    に対する選択した原色光〔青色(400〜500n
    m)、緑色(500〜600nm)または赤色(600
    〜700nm)〕に対する吸収濃度の比が、上記点また
    は線の中心部分とは異なる他の濃度部分(縁部分)にお
    ける上記比よりも大とした特許請求の範囲第2項記載の
    方法。
  4. 【請求項4】接触スクリーンが各点または線の中心部分
    において中心部分の縁でより多い量の染料または染料混
    合物を含有する特許請求の範囲第2項または第3項記載
    の方法。
  5. 【請求項5】染料または染料混合物が減色の原色シア
    ン、マゼンタまたは黄色の一つにおいて主吸収を有する
    特許請求の範囲第4項記載の方法。
  6. 【請求項6】他のハロゲン化銀乳剤層に比較して多色写
    真ハロゲン化銀乳剤材料中で、赤色感光性ハロゲン化銀
    乳剤層がその露光中接触スクリーンから最も離れてお
    り、接触スクリーンがその点または線中に赤色光を吸収
    するシアン染料を含有する特許請求の範囲第5項記載の
    方法。
  7. 【請求項7】スクリーン点または線の中心部分の極大濃
    度が少なくとも1.0である特許請求の範囲第2項〜第
    6項の何れか一つに記載の方法。
  8. 【請求項8】各点または線の中心部分の極大濃度部分に
    おいて、原色吸収が白色光吸収濃度よりも少なくとも
    0.3大きい特許請求の範囲第2項〜第7項の何れか一
    つに記載の方法。
  9. 【請求項9】スクリーンの極大1og不透明値および極
    小1og不透明値の間の濃度差であるスクリーン寛容度
    が1.0〜2.0である特許請求の範囲第2項〜第8項
    の何れか一つに記載の方法。
  10. 【請求項10】接触スクリーンのスクリーン点または線
    が、点または線の中心部分の縁でよりもそれらの中心で
    小さい銀対染料重量比を有する染料または染料混合物お
    よび銀を含有する特許請求の範囲第2項〜第9項の何れ
    か一つに記載の方法。
  11. 【請求項11】接触スクリーンを、 −透明基材によって担持されたハロゲン化銀乳剤層上に
    スクリーン模様露光を行ない、 −かく露光したハロゲン化銀乳剤層を部分カラー現像さ
    せてなお現像しうる露光されたハロゲン化銀を残し、 −部分的にカラー現像したハロゲン化銀乳剤層をなお現
    像しうるハロゲン化銀を現像するため黒白現像させる 工程を含む方法によって作る特許請求の範囲第10項記
    載の方法。
  12. 【請求項12】多色反転像の製造を、上記多色写真ハロ
    ゲン化銀乳剤材料から受像層中に染料または染料供与性
    化合物を像に従って変調された拡散転写によって行なう
    特許請求の範囲第1項〜第11項の何れか一つに記載の
    方法。
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