JPS60173172A - 接着剤組成物 - Google Patents
接着剤組成物Info
- Publication number
- JPS60173172A JPS60173172A JP2815884A JP2815884A JPS60173172A JP S60173172 A JPS60173172 A JP S60173172A JP 2815884 A JP2815884 A JP 2815884A JP 2815884 A JP2815884 A JP 2815884A JP S60173172 A JPS60173172 A JP S60173172A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive composition
- weight
- parts
- carpet
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はカーペット裏打ち用接着剤組成物に関する。
詳しくは共重合体ラテックス100重量部(固形分)当
りオルガノポリシロキサン0.01〜3.0重量部およ
び最すビニルアルキルエーテル0.01〜3重量部を主
たるバインダーとするカーペット裏打ち用接着剤組成物
である。
りオルガノポリシロキサン0.01〜3.0重量部およ
び最すビニルアルキルエーテル0.01〜3重量部を主
たるバインダーとするカーペット裏打ち用接着剤組成物
である。
従来広く製造されているカーペットでは、それらを構成
するパイル(ふさ糸)の脱落を防ぐため接着剤が使用さ
れている。
するパイル(ふさ糸)の脱落を防ぐため接着剤が使用さ
れている。
この接着剤は、さらに裏張り材の接着、カーペットのほ
つれ防止、好ましい風合ならびに寸法の安定性の付与な
どの役割をはたしている。
つれ防止、好ましい風合ならびに寸法の安定性の付与な
どの役割をはたしている。
従来この目的に使用される接着剤は、共重合体ラテック
スに必要に応じて充填剤、分散剤、安定剤、加硫剤、加
硫促進剤、老化防止剤、顔料、消泡剤、増粘剤などを混
合して得られる接着剤組成物である。
スに必要に応じて充填剤、分散剤、安定剤、加硫剤、加
硫促進剤、老化防止剤、顔料、消泡剤、増粘剤などを混
合して得られる接着剤組成物である。
このような接着剤組成物を使用する長所は溶剤系接着剤
に対してカーペット加工時に火災の危険性が少ないこと
、高濃度における接着剤の粘度が低く加工が容易である
こと、有機溶剤による公害のないこと、パイル中への接
着剤の滲透が適当であることなどが挙げられる。
に対してカーペット加工時に火災の危険性が少ないこと
、高濃度における接着剤の粘度が低く加工が容易である
こと、有機溶剤による公害のないこと、パイル中への接
着剤の滲透が適当であることなどが挙げられる。
しかしながら潜熱の大きい水を蒸発させる必要があり、
カーペットの製造工程では、生産性を高めるために大型
の乾燥機を使用し高温加熱による乾燥が行なわれている
。
カーペットの製造工程では、生産性を高めるために大型
の乾燥機を使用し高温加熱による乾燥が行なわれている
。
このような生産性を高めるために加熱による高速乾燥を
実施すると接着剤内部にて沸騰がおき、接着剤皮膜が部
分的にカーペットの裏面に吹き出し商品価値を著しく損
うことがある。
実施すると接着剤内部にて沸騰がおき、接着剤皮膜が部
分的にカーペットの裏面に吹き出し商品価値を著しく損
うことがある。
このような現象をブリスターと呼ぶ。
近年カーペットの基布(中芯)が従来のジュート織物か
らポリプロピレンなどのフィラメント織物にその大部分
がおきかえられたことによシ通気性および、吸水性が不
足しブリスターはきわめて発生しやすくなった。
らポリプロピレンなどのフィラメント織物にその大部分
がおきかえられたことによシ通気性および、吸水性が不
足しブリスターはきわめて発生しやすくなった。
このような商品価値に影響の出るブリスターはカーペッ
トの製造工程において生産性の向上に最も大きな障害と
なっている。
トの製造工程において生産性の向上に最も大きな障害と
なっている。
一般に感熱ゲル化剤を含む接着剤組成物はこのようなブ
リスターの発生をある程度弁えることができる。
リスターの発生をある程度弁えることができる。
どり
このような感熱ゲル化剤としては、オルガ戸フロキサン
が広く知られており公知である。
が広く知られており公知である。
るやかではあるがゲル化剤として作用するため接着剤組
成物が不安定化し可使用期間(ポットライフ)が短かく
なる。
成物が不安定化し可使用期間(ポットライフ)が短かく
なる。
この改良のため一部でノニオン系乳化剤を併用し、接着
剤を安定化する試みがなされている。
剤を安定化する試みがなされている。
しかしこの試みも接着剤に乳化剤が含まれるため而・1
湿性が低下する。
湿性が低下する。
ビル等に施工されたカーペットでは取りはずしか不可能
なため、敷きつめられたままクリーニングされ自然乾燥
される。
なため、敷きつめられたままクリーニングされ自然乾燥
される。
さらに台所、風呂の出入口などのような湿度の高い場所
でも使用されるためこのような乳化剤の添加は好ましく
ない。
でも使用されるためこのような乳化剤の添加は好ましく
ない。
本発明者らは、ブリスターが発生せず耐湿性、安定性の
良い接着剤組成物を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、
接着剤組成物の主成分である共重合体ラテックス100
重量部(固形分)当りオルガノポリシロキサン0.01
〜3.0重量部およびポリビニルアルキルエーテル0.
01〜3.0重量部添加することによシ所期の目的を達
成することを見い出し本発明に到達した。
良い接着剤組成物を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、
接着剤組成物の主成分である共重合体ラテックス100
重量部(固形分)当りオルガノポリシロキサン0.01
〜3.0重量部およびポリビニルアルキルエーテル0.
01〜3.0重量部添加することによシ所期の目的を達
成することを見い出し本発明に到達した。
本発明において用いられる接着剤組成物の主成分である
共重合体ラテックスとは、SBRラテックス、自己架橋
型SBRラテックス、NBRラテックス、自己架橋型N
BRラテックス、エチレン−酢酸ビニル共重合体ラテッ
クス、塩化ビニル重合体ラテックスなど、カーペット裏
打ち加工に使用される全ての共重合体ラテックスを意味
するものである。
共重合体ラテックスとは、SBRラテックス、自己架橋
型SBRラテックス、NBRラテックス、自己架橋型N
BRラテックス、エチレン−酢酸ビニル共重合体ラテッ
クス、塩化ビニル重合体ラテックスなど、カーペット裏
打ち加工に使用される全ての共重合体ラテックスを意味
するものである。
本発明に用いられるオルガノポリシロキサ/は特公昭4
0−21427号、特公昭47−19064号、米国特
許第3246339号、同第325514号および英国
特許第1141867号公報明a書に記載されているも
のが例示できる。
0−21427号、特公昭47−19064号、米国特
許第3246339号、同第325514号および英国
特許第1141867号公報明a書に記載されているも
のが例示できる。
オルガノポリシロキサンHo、oi〜3.0重i部で使
用されるが、0.01重量部未満では耐ブリスター性が
劣り、3.0重量部を越えると接着剤組成物の安定性が
悪い。
用されるが、0.01重量部未満では耐ブリスター性が
劣り、3.0重量部を越えると接着剤組成物の安定性が
悪い。
本発明に用いられるポリビニルアルキルエーテルはドイ
ツ特許第8.69861号明細書およびドイツ特許出願
公開第1569119号公報に記載のものが使用される
が、ポリビニルメチルエーテルの使用が好ましい。
ツ特許第8.69861号明細書およびドイツ特許出願
公開第1569119号公報に記載のものが使用される
が、ポリビニルメチルエーテルの使用が好ましい。
ポリビニルアルキルエーテルは共重合体ラテックス(固
形分)100重量部あたり0.01〜3.0重量部で使
用される。
形分)100重量部あたり0.01〜3.0重量部で使
用される。
0.01重量部未満および3.0重量部を越えると接着
剤組成物の安定性が悪くなる。
剤組成物の安定性が悪くなる。
又、必要に応じて用いられる充填剤、分散剤、安定剤、
加硫剤、加硫促進剤、老化防止剤、顔料、消泡剤、増粘
剤などは一般に用いられるものであれば特に限定なく用
いることができる。
加硫剤、加硫促進剤、老化防止剤、顔料、消泡剤、増粘
剤などは一般に用いられるものであれば特に限定なく用
いることができる。
本発明の接着剤組成物はタフテッド・カーペット、編み
カーペット、フックカーペットなど裏打ち加工を施され
る全ての織物や不織布などのカーペットに適用すること
が出来。更にその加工方法についてもベタ塗シ加工(ス
トレート・バッキング)やジュート織布、合繊不織布、
亀甲紗などを裏張り材として裏面に貼シ合わせる加工、
及び泡ラテックスを塗布する前段階としてのラテックス
の塗布加工にも適用できる。
カーペット、フックカーペットなど裏打ち加工を施され
る全ての織物や不織布などのカーペットに適用すること
が出来。更にその加工方法についてもベタ塗シ加工(ス
トレート・バッキング)やジュート織布、合繊不織布、
亀甲紗などを裏張り材として裏面に貼シ合わせる加工、
及び泡ラテックスを塗布する前段階としてのラテックス
の塗布加工にも適用できる。
本発明の接着剤組成物は最もブリスターの発生しやすい
ポリプロピレン・スプリットヤーンを基布に用いたタフ
テッドカーペットに適用して優れた耐ブリスター性を示
す。
ポリプロピレン・スプリットヤーンを基布に用いたタフ
テッドカーペットに適用して優れた耐ブリスター性を示
す。
以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明は、
実施例によって同等限定されるものではない。
実施例によって同等限定されるものではない。
以下ら〉白
実施例1
攪拌機を備えたビーカーに次の割合で分散剤を調整した
。
。
重量部
自己架橋型SBRラテックス 100(固形分)老化防
止剤 1 分 散 剤 0.5 重質炭酸カルシウム 350 以上の分散剤にオルガノポリシロキサンとポリビニルメ
チルエーテルを各々添加し、消泡剤、ポリアクリル酸ソ
ーダを添加して粘度を20000センチポイズ(BM型
粘度計4号ローター、6R,1)、M )に調整した。
止剤 1 分 散 剤 0.5 重質炭酸カルシウム 350 以上の分散剤にオルガノポリシロキサンとポリビニルメ
チルエーテルを各々添加し、消泡剤、ポリアクリル酸ソ
ーダを添加して粘度を20000センチポイズ(BM型
粘度計4号ローター、6R,1)、M )に調整した。
固形分濃度は75%に調整して接着剤組成物を得た。
得られた接着剤組成物を基布がポリプロピレン・スプリ
ットヤーン、パイルがナイロンのタフテッドカーペット
生機の裏面に見掛重量1500yr/iにて均一に塗布
し、ジュート織布の裏張シ材をその上に貼付して未乾燥
のカーペットを得た。
ットヤーン、パイルがナイロンのタフテッドカーペット
生機の裏面に見掛重量1500yr/iにて均一に塗布
し、ジュート織布の裏張シ材をその上に貼付して未乾燥
のカーペットを得た。
耐ブリスター性:未乾燥カーペットを温度170℃、熱
風速度20 m / secの乾燥機にて3分間乾燥さ
せ、発生したブリスターを肉眼にて観察し下記の級別に
て判定した。
風速度20 m / secの乾燥機にて3分間乾燥さ
せ、発生したブリスターを肉眼にて観察し下記の級別に
て判定した。
1級ニブリスターの発生が全く認められない。
8級ニブリスターが全面に多く発生している。
結果を第1表に示す。
耐 湿 性:耐ブリスター性試験に用いたのと同じよう
に調製した未乾膜カーペットを120℃の軟膜機中にて
20分乾燥した後、温度40″C。
に調製した未乾膜カーペットを120℃の軟膜機中にて
20分乾燥した後、温度40″C。
湿度85チにて6時間放置調湿した。中5cm×長さ1
5Crnの試料の一次基布と二次基布の剥離強度をJI
SL−1021の方法により測定した0 粘度安定性:接着剤組成物を25℃で1週間放置後の粘
度と2分間煮沸後の粘度を測定した。
5Crnの試料の一次基布と二次基布の剥離強度をJI
SL−1021の方法により測定した0 粘度安定性:接着剤組成物を25℃で1週間放置後の粘
度と2分間煮沸後の粘度を測定した。
(BM型4号ローター6 R,P、Mで測定)結果を第
1表に示す。
1表に示す。
実施例2
攪拌機を備えたビーカーに次の割合で分散剤を調整した
。
。
重量部
自己架橋型SBRラテックス 100(固形分)老化防
止剤 1 分 散 剤 0.5 オルガノポリシロキサン 1 ポリビニルメチルエーテル 1 以上の分散剤に第2表に示す充填剤を添加し、消泡剤、
ポリアクリル酸ソーダを添加して粘度を20000セン
チポイズに調整して接着剤組成物を得た。
止剤 1 分 散 剤 0.5 オルガノポリシロキサン 1 ポリビニルメチルエーテル 1 以上の分散剤に第2表に示す充填剤を添加し、消泡剤、
ポリアクリル酸ソーダを添加して粘度を20000セン
チポイズに調整して接着剤組成物を得た。
得られた接着剤組成物を用いて実施例1と同様にカーペ
ットを作成し耐ブリスター性を測定した。
ットを作成し耐ブリスター性を測定した。
結果を第2表に示す。
以−ト 触 白
Claims (1)
- 1、共重合体ラテックス(固形分)100重量部あたり
オルガノポリシロキサン0.01〜3.0重量部および
ポリビニルアルキルエーテル0.01〜3重量部を主た
るバインダーとすることを特徴とするカーペット裏打ち
用接着剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2815884A JPS60173172A (ja) | 1984-02-16 | 1984-02-16 | 接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2815884A JPS60173172A (ja) | 1984-02-16 | 1984-02-16 | 接着剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60173172A true JPS60173172A (ja) | 1985-09-06 |
Family
ID=12240943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2815884A Pending JPS60173172A (ja) | 1984-02-16 | 1984-02-16 | 接着剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60173172A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6191235B1 (en) * | 1994-01-27 | 2001-02-20 | Wacker-Chemie Gmbh | Process for the preparation of a redispersible dispersion powder composition |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56149478A (en) * | 1980-04-21 | 1981-11-19 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Adhesive composition for carpet backing |
JPS5898372A (ja) * | 1981-12-08 | 1983-06-11 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | テニスボ−ルメルトンダンベル用接着剤 |
-
1984
- 1984-02-16 JP JP2815884A patent/JPS60173172A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56149478A (en) * | 1980-04-21 | 1981-11-19 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Adhesive composition for carpet backing |
JPS5898372A (ja) * | 1981-12-08 | 1983-06-11 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | テニスボ−ルメルトンダンベル用接着剤 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6191235B1 (en) * | 1994-01-27 | 2001-02-20 | Wacker-Chemie Gmbh | Process for the preparation of a redispersible dispersion powder composition |
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