JPS60172261A - アルフア−化米 - Google Patents
アルフア−化米Info
- Publication number
- JPS60172261A JPS60172261A JP59027190A JP2719084A JPS60172261A JP S60172261 A JPS60172261 A JP S60172261A JP 59027190 A JP59027190 A JP 59027190A JP 2719084 A JP2719084 A JP 2719084A JP S60172261 A JPS60172261 A JP S60172261A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rice
- alpha
- pressure
- saturated steam
- starch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Cereal-Derived Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、醸造用などとして好適なアルファー北米に関
する。
する。
アルファー北米は、使用時に適量の吸水をすることで蒸
し米の状態になるもので、生米と同程度ないしはそれ以
下の低水分状態の保存では澱粉の老化が起シに<<、ア
ルファー化したままの状態を長く保持できるので、即席
飯米用、米菓用に好適であることが知られておシ、また
、醸造用としても(11洗米ないしは浸漬廃水が発生し
ない、(2)蓋軸ならびに蒸米冷却操作が不要である、
(3)蒸米冷却機等による騒音が発生しない等の利点が
あるため好適なものとして注目されているものである。
し米の状態になるもので、生米と同程度ないしはそれ以
下の低水分状態の保存では澱粉の老化が起シに<<、ア
ルファー化したままの状態を長く保持できるので、即席
飯米用、米菓用に好適であることが知られておシ、また
、醸造用としても(11洗米ないしは浸漬廃水が発生し
ない、(2)蓋軸ならびに蒸米冷却操作が不要である、
(3)蒸米冷却機等による騒音が発生しない等の利点が
あるため好適なものとして注目されているものである。
このアルファー北米の従来の製造法の中で醸造用を目的
としたものにはil)高温通風乾燥法、(21アルコー
ル脱水法、(3)凍結乾燥法、(4)限定吸水高圧蒸し
通風乾燥法、(5)膨化法などが知られているのである
が、いずれの方法によっても、製品の製造コストが高い
、あるいは製品に吸水して蒸し米状態としたときに「ベ
タ」ついて米粒同志が付着して団子状となシやすかった
シ、また米粒組織が脆弱化していて組織間弾性が喪失し
ていたシして、大量機械処理に不適な品質のものしか得
られず、低コストで製造でき、しかも醸造用に適した品
質のアルファー北米として充分満足できるものは未だ得
られていない。
としたものにはil)高温通風乾燥法、(21アルコー
ル脱水法、(3)凍結乾燥法、(4)限定吸水高圧蒸し
通風乾燥法、(5)膨化法などが知られているのである
が、いずれの方法によっても、製品の製造コストが高い
、あるいは製品に吸水して蒸し米状態としたときに「ベ
タ」ついて米粒同志が付着して団子状となシやすかった
シ、また米粒組織が脆弱化していて組織間弾性が喪失し
ていたシして、大量機械処理に不適な品質のものしか得
られず、低コストで製造でき、しかも醸造用に適した品
質のアルファー北米として充分満足できるものは未だ得
られていない。
すなわち(1)〜(3)の方法は、いずれも生米を常法
によシ水洗し、水浸漬したのち蒸皓し、この蒸趨米を夫
々異った乾燥ないしは脱水の条件で生米と同程度以下の
水分含有量としアルファー北米とするものであるが、こ
れらの方法においては必然的に洗米および浸漬廃水が発
生し、殊に屑米等の低品位米を原料とした場合には成分
の溶出が大である等のとともあって、その有機物による
BOD(生物的酸素要求量)負荷が高く、その浄化処理
に美大な費用を要し、また、高水分の蒸飾米を脱水乾燥
するためエネルギーの費用も著しく大きく、いずれも製
品の製造コストが高い欠点をもっている。
によシ水洗し、水浸漬したのち蒸皓し、この蒸趨米を夫
々異った乾燥ないしは脱水の条件で生米と同程度以下の
水分含有量としアルファー北米とするものであるが、こ
れらの方法においては必然的に洗米および浸漬廃水が発
生し、殊に屑米等の低品位米を原料とした場合には成分
の溶出が大である等のとともあって、その有機物による
BOD(生物的酸素要求量)負荷が高く、その浄化処理
に美大な費用を要し、また、高水分の蒸飾米を脱水乾燥
するためエネルギーの費用も著しく大きく、いずれも製
品の製造コストが高い欠点をもっている。
一方(4)〜(5)の方法は、上記(1)〜(3)の方
法の欠点を解消するものとして考案された方法であるが
、(4)に関しては限定吸水であってもやはり生米に吸
水したのち加熱処理するものであるため、後処理として
通風乾燥工程を必要とし、なお経済的に不利である欠点
が残シ、また(5)に関しては、これが生米に吸水せし
めることなく直接加熱処理するものであるところから確
かに上記(1)〜(4)の方法の欠点は解消されている
のであるが、製品における米粒の組織が膨化処理により
脆弱化しており、これに吸水して蒸し米の状態としたも
のは、組織間弾性が喪失していて形がくずれやすく、大
量の機械処理に適さないものである点に問題が残されて
いる。
法の欠点を解消するものとして考案された方法であるが
、(4)に関しては限定吸水であってもやはり生米に吸
水したのち加熱処理するものであるため、後処理として
通風乾燥工程を必要とし、なお経済的に不利である欠点
が残シ、また(5)に関しては、これが生米に吸水せし
めることなく直接加熱処理するものであるところから確
かに上記(1)〜(4)の方法の欠点は解消されている
のであるが、製品における米粒の組織が膨化処理により
脆弱化しており、これに吸水して蒸し米の状態としたも
のは、組織間弾性が喪失していて形がくずれやすく、大
量の機械処理に適さないものである点に問題が残されて
いる。
また、(4)の方法に関連して、生米に吸水せしめるこ
となく直接高圧飽和水蒸気を用いて加熱処理した場合、
ゲージ圧力、l Kg / cr1以上の圧力を用いれ
ば米澱粉のアルファー化が完結し、かつ、後処理として
の乾燥工程を必要としないことも知られているのである
が、このような条件下ではアルファー北米のかつ変によ
る着色の進行が顕著で殊に清酒用原料等としては不適な
ものになるとされてどの描出あるいは掛は用などとして
好適なアル7(アー北米を得ることを目的として前述の
従来技術の諸問題を克服すべく、特に生米に吸水するこ
となく直接高圧飽和水蒸気を用いて加熱処理しアルファ
ー化を完結する方法に関し、かつ変による着色が抑制で
き、かつ、膨化による米粒組織の脆弱化を防止し7得る
条件について鋭意検討した結果、下記の特定の加圧加熱
および解圧の条件下に生米を処理することによシ、かつ
変による着色の度合が著しく少なく、かつ、吸水によっ
て「ベタ」つかず、適度な組織間弾性のある蒸し米状態
となる醸造用に好適なアルファー北米が得られること、
殊に醸造用としては従来不適とされていた屑米等の低品
位米より好適な品質のアルファー北米が得られることを
新規に見出し、本発明を完成した。
となく直接高圧飽和水蒸気を用いて加熱処理した場合、
ゲージ圧力、l Kg / cr1以上の圧力を用いれ
ば米澱粉のアルファー化が完結し、かつ、後処理として
の乾燥工程を必要としないことも知られているのである
が、このような条件下ではアルファー北米のかつ変によ
る着色の進行が顕著で殊に清酒用原料等としては不適な
ものになるとされてどの描出あるいは掛は用などとして
好適なアル7(アー北米を得ることを目的として前述の
従来技術の諸問題を克服すべく、特に生米に吸水するこ
となく直接高圧飽和水蒸気を用いて加熱処理しアルファ
ー化を完結する方法に関し、かつ変による着色が抑制で
き、かつ、膨化による米粒組織の脆弱化を防止し7得る
条件について鋭意検討した結果、下記の特定の加圧加熱
および解圧の条件下に生米を処理することによシ、かつ
変による着色の度合が著しく少なく、かつ、吸水によっ
て「ベタ」つかず、適度な組織間弾性のある蒸し米状態
となる醸造用に好適なアルファー北米が得られること、
殊に醸造用としては従来不適とされていた屑米等の低品
位米より好適な品質のアルファー北米が得られることを
新規に見出し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、米をゲージ圧力コ〜l、Kg/Cr
!!の飽和水蒸気の存在下で70秒〜20分加圧加熱し
、ついで徐々に解圧して得られるアルファー北米である
。
!!の飽和水蒸気の存在下で70秒〜20分加圧加熱し
、ついで徐々に解圧して得られるアルファー北米である
。
以下本発明につき詳述する。
本発明に用いる米。は、正常米および未熟米、元来、被
害木等の低品位米であって、また、玄米あるいはこれを
搗精して得られる精白米を問わず、さらにこれらに砕米
、米粉(白糠)等の低品位精白米も含めた広い範囲のも
のがこれに該当する。
害木等の低品位米であって、また、玄米あるいはこれを
搗精して得られる精白米を問わず、さらにこれらに砕米
、米粉(白糠)等の低品位精白米も含めた広い範囲のも
のがこれに該当する。
これらの中、未熟米等を精白して得られる屑精白米、砕
米、米粉(白糠)々どの低品位精白米は醸造用としては
従来使用不適とされていたものであるが、本発明では支
障なく用いることができ、これらを醸造用として好適な
アルファー北米に改質することができる。
米、米粉(白糠)々どの低品位精白米は醸造用としては
従来使用不適とされていたものであるが、本発明では支
障なく用いることができ、これらを醸造用として好適な
アルファー北米に改質することができる。
本発明ではこの米を水浸漬することなく、そのままゲー
ジ圧力2〜6Kg / catの飽和水蒸気の存在下で
10秒〜20分、好ましくは30秒〜70分加熱処理す
る。
ジ圧力2〜6Kg / catの飽和水蒸気の存在下で
10秒〜20分、好ましくは30秒〜70分加熱処理す
る。
この場合、まず生米に吸水することなくそのまま加熱処
理する点に第1の特徴があシ、このことによってBOD
負荷が高く、その浄化処理に美大な費用を必要とする廃
水の発生を防止することができ、また、同じく費用がか
さむ原因となる後処理としての乾燥工程を省略すること
ができる。
理する点に第1の特徴があシ、このことによってBOD
負荷が高く、その浄化処理に美大な費用を必要とする廃
水の発生を防止することができ、また、同じく費用がか
さむ原因となる後処理としての乾燥工程を省略すること
ができる。
また、加熱処理の条件としてゲージ圧力コ〜tKg /
caの飽和水蒸気の存在下で10秒〜20分の処理に
第2の特徴があシ、たとえばゲージ圧力コKy / c
rlt未満の飽和水蒸気の存在下での加熱処理では、生
米に吸水していないため米粒の内部までのアルファー化
を完結することができず、またゲージ圧力♂Kg /
ca以上の飽和水蒸気の存在下での加熱処理では、加熱
後の解圧が下記の如く徐々に解圧する必要があるため、
米のかつ変による着色を防止する時間条件の設定が困難
となシ、結局上記ゲージ圧力の範囲内の飽和水蒸気の存
在下で、処理する米の種類、粒の大きさ等を考慮し、各
ゲージ圧力に対応して選択された上記範囲内の時間、加
熱処理することによって、はじめてアルファー化が完結
し、かつ、かつ変による着色の度合を最低限にとどめた
優れた品質のアルファー北米が得られる。
caの飽和水蒸気の存在下で10秒〜20分の処理に
第2の特徴があシ、たとえばゲージ圧力コKy / c
rlt未満の飽和水蒸気の存在下での加熱処理では、生
米に吸水していないため米粒の内部までのアルファー化
を完結することができず、またゲージ圧力♂Kg /
ca以上の飽和水蒸気の存在下での加熱処理では、加熱
後の解圧が下記の如く徐々に解圧する必要があるため、
米のかつ変による着色を防止する時間条件の設定が困難
となシ、結局上記ゲージ圧力の範囲内の飽和水蒸気の存
在下で、処理する米の種類、粒の大きさ等を考慮し、各
ゲージ圧力に対応して選択された上記範囲内の時間、加
熱処理することによって、はじめてアルファー化が完結
し、かつ、かつ変による着色の度合を最低限にとどめた
優れた品質のアルファー北米が得られる。
なお、上記加圧加熱装置としては連続式、回分式を問わ
ず、いかなる形状、構造のものでも用いることができ、
また、使用する飽和水蒸気は全く空気を含まないかまた
は少量の空気を含む程度の水蒸気であれば支障なく用い
ることができる。
ず、いかなる形状、構造のものでも用いることができ、
また、使用する飽和水蒸気は全く空気を含まないかまた
は少量の空気を含む程度の水蒸気であれば支障なく用い
ることができる。
本発明の第3の特徴は、米を飽和水蒸気の存在下で加圧
加熱したのち、徐々に解圧して米粒子を膨化させること
なく冷却−する点にある。
加熱したのち、徐々に解圧して米粒子を膨化させること
なく冷却−する点にある。
すなわち、より具体的には、米をオートクレーブなどの
密閉式加圧加熱装置に収容し、飽和水蒸気の存在下で加
圧加熱したのち排蒸して常圧に戻す迄の時間が少くとも
10秒以上を要する程度に徐々に解圧して冷却する。
密閉式加圧加熱装置に収容し、飽和水蒸気の存在下で加
圧加熱したのち排蒸して常圧に戻す迄の時間が少くとも
10秒以上を要する程度に徐々に解圧して冷却する。
このことによって膨化による米粒組織の脆弱化が防止で
き、吸水したときに米粒に適度の組織間弾性があって粘
着性が少なく「ペタ」つかない大量的機械処理に適した
蒸し米状態となるアルファー北米が得られる。
き、吸水したときに米粒に適度の組織間弾性があって粘
着性が少なく「ペタ」つかない大量的機械処理に適した
蒸し米状態となるアルファー北米が得られる。
次に本発明につき低品位精白米を用いた実験例によって
説明する。
説明する。
実験例
/試験区あたり1009の低品位精白米(屑精白米)を
ガーゼに包み、横型小型オートクレーブ(内径: ’/
j OB/ m、奥行: 200 w/ ttm )
に入れて密閉し、飽和水蒸気を導入してオートクレーブ
内の空気と置換し、さらにゲージ圧力0−♂Kf /
crAの飽和水蒸気を供給して5秒〜110分保持した
のち1O−JO秒かかつて蒸気を徐々に放出して常圧に
戻し、ついでオートクレーブよシ加熱処理した低品位精
白米をとシ出して冷却し、この低品位精白米につき水分
、アルファー化度、白色度を測定して第1表に示す結果
が得られた。
ガーゼに包み、横型小型オートクレーブ(内径: ’/
j OB/ m、奥行: 200 w/ ttm )
に入れて密閉し、飽和水蒸気を導入してオートクレーブ
内の空気と置換し、さらにゲージ圧力0−♂Kf /
crAの飽和水蒸気を供給して5秒〜110分保持した
のち1O−JO秒かかつて蒸気を徐々に放出して常圧に
戻し、ついでオートクレーブよシ加熱処理した低品位精
白米をとシ出して冷却し、この低品位精白米につき水分
、アルファー化度、白色度を測定して第1表に示す結果
が得られた。
第 1 表
※精白米を21とシ、予め乾燥恒量としておいた秤量管
に入れて秤量し、蓋をと、910j℃に調節した乾燥器
に入れて5時間乾燥し、秤量管の蓋をして取シ出し、デ
シケータ−に入れて放冷し、室温に達したならば直ちに
秤量する。
に入れて秤量し、蓋をと、910j℃に調節した乾燥器
に入れて5時間乾燥し、秤量管の蓋をして取シ出し、デ
シケータ−に入れて放冷し、室温に達したならば直ちに
秤量する。
このようにして乾燥によシ減じた量を水分として百分率
CTo>として算出し表示した。
CTo>として算出し表示した。
※※精白米を粉砕機を用いて100−/20メツシ程度
の粉末とし、そのlfづつをA、B%λ個の100rn
l容三角フラスコに別々に収容し、別に精白米粉末を入
れないCの100rnl容三角フラスコを用意した。
の粉末とし、そのlfづつをA、B%λ個の100rn
l容三角フラスコに別々に収容し、別に精白米粉末を入
れないCの100rnl容三角フラスコを用意した。
各フラスコに蒸留水!Odづつを入れ、A、B、につい
てはよく攪拌して均一とし、次にAのフラスコを直火で
75分間煮沸したのち速やかに冷却し、A、B、C1の
各フラスコを20℃の恒温槽に入れて品温を、20℃に
調整した。各フラスコにjチジアスターゼi液!dづつ
を手早く加え、恒温槽の温度を上昇せしめ、37℃で2
時間保持してからl規定の塩酸2tdづつを同様に手早
く加え、さらに蒸留水を加えて夫々をiootttgに
定容し、濾紙を用いて濾過し、A1B1C1に夫々対応
するa%b%C1の検液を得た。
てはよく攪拌して均一とし、次にAのフラスコを直火で
75分間煮沸したのち速やかに冷却し、A、B、C1の
各フラスコを20℃の恒温槽に入れて品温を、20℃に
調整した。各フラスコにjチジアスターゼi液!dづつ
を手早く加え、恒温槽の温度を上昇せしめ、37℃で2
時間保持してからl規定の塩酸2tdづつを同様に手早
く加え、さらに蒸留水を加えて夫々をiootttgに
定容し、濾紙を用いて濾過し、A1B1C1に夫々対応
するa%b%C1の検液を得た。
各検液の還元糖を常法によシ測定し、次式によシアルフ
ァー化度を算出し表示した。
ァー化度を算出し表示した。
※※※ 上記精白米の粉末の表面色を、測色色差計(日
本電色工業社製NDIOI型)を用いて測定し、標準白
板の白色度を100%としたときの白色度(チ)を表示
した。
本電色工業社製NDIOI型)を用いて測定し、標準白
板の白色度を100%としたときの白色度(チ)を表示
した。
第1表の結果よシ低品位精白米(屑精白米)を直接飽和
水蒸気を用いてゲージ圧力2〜7にグ/ ct/l、3
0秒〜IO分の各処理条件で処理した場合、無圧あるい
はゲージ圧力/ Kg / crAの飽和水蒸気で処理
した場合との比較においてはアルファー化が顕著に進行
しているにもかかわらず、かつ変による着色が抑制され
ていること、また、グー゛ジ圧力♂Kg / aJの飽
和水蒸気で処理した場合との比較においては、アルファ
ー化の進行に関しての差は殆んどないが、かつ変による
着色がよく抑制されていることがわかる。
水蒸気を用いてゲージ圧力2〜7にグ/ ct/l、3
0秒〜IO分の各処理条件で処理した場合、無圧あるい
はゲージ圧力/ Kg / crAの飽和水蒸気で処理
した場合との比較においてはアルファー化が顕著に進行
しているにもかかわらず、かつ変による着色が抑制され
ていること、また、グー゛ジ圧力♂Kg / aJの飽
和水蒸気で処理した場合との比較においては、アルファ
ー化の進行に関しての差は殆んどないが、かつ変による
着色がよく抑制されていることがわかる。
なお、上記処理条件で処理したものの水分は、いずれも
無処理のものと比較し、その増加の程度が著しく少なく
、従って乾燥を要することなく、そのままで澱粉の老化
や微生物汚染に対し抵抗性があシ、保存や輸送などに有
利なものとなっていることがわかる。
無処理のものと比較し、その増加の程度が著しく少なく
、従って乾燥を要することなく、そのままで澱粉の老化
や微生物汚染に対し抵抗性があシ、保存や輸送などに有
利なものとなっていることがわかる。
なお、このようにして得られたアルファー北米に引込水
分3ざチになるように♂O℃の温湯を吸水せしめ蒸し米
状態としたものは、米粒に適度の弾力があシ組織もしつ
かりしていて、しかも粘着性が小さいため「ペタ」つか
ず、醸造用として優れた品質のものであることがわかっ
た。
分3ざチになるように♂O℃の温湯を吸水せしめ蒸し米
状態としたものは、米粒に適度の弾力があシ組織もしつ
かりしていて、しかも粘着性が小さいため「ペタ」つか
ず、醸造用として優れた品質のものであることがわかっ
た。
以上詳述したように、本発明は、正常米および従来醸造
用原料米としては不適とされていた低品位米を、吸水す
ることなく直接飽和水蒸気を用いて特定の加圧加熱およ
び解圧の条件で処理すると −いう極めて簡易、かつ、
新規な手段で、低コストで製造でき、しかも醸造用に適
した品質のアルファー北米を提供するものである。
用原料米としては不適とされていた低品位米を、吸水す
ることなく直接飽和水蒸気を用いて特定の加圧加熱およ
び解圧の条件で処理すると −いう極めて簡易、かつ、
新規な手段で、低コストで製造でき、しかも醸造用に適
した品質のアルファー北米を提供するものである。
そして本発明のアルファー北米は、醸造用としてばかシ
でなく糖化用、アルコール用、米菓用等にも広く使用す
Σこともでき有用である。
でなく糖化用、アルコール用、米菓用等にも広く使用す
Σこともでき有用である。
実施例1
金網製角形容器(底面: ’I 00 ms+/mm
X II 00關/fi、深さ:≠θtm/rtan
) / 0箇に通常の精白米を各、l Kfづつ布を敷
いてその上に均一に拡げ、ついでオートクレーブ(三栄
製作所製;直径:/、37m。
X II 00關/fi、深さ:≠θtm/rtan
) / 0箇に通常の精白米を各、l Kfづつ布を敷
いてその上に均一に拡げ、ついでオートクレーブ(三栄
製作所製;直径:/、37m。
長さ:2m)の棚にこの容器を載せ、密閉して飽和水蒸
気を導入し、ゲージ圧力≠に7/cniで3分保持した
のち蒸気排出パル゛ブを開き、排蒸して70秒かかつて
常圧にもどし、オートクレーブの蓋を開き、上記容器を
とり出し放冷して水分1IAis、アルファー化度り6
.3J−96,白色度り0. / %のアルファー北米
20. / Kfが得られた。
気を導入し、ゲージ圧力≠に7/cniで3分保持した
のち蒸気排出パル゛ブを開き、排蒸して70秒かかつて
常圧にもどし、オートクレーブの蓋を開き、上記容器を
とり出し放冷して水分1IAis、アルファー化度り6
.3J−96,白色度り0. / %のアルファー北米
20. / Kfが得られた。
このアルファー北米/、 OKgに10℃の温湯0.≠
tを撒布し吸水して蒸し米状態としたものは適度の弾力
があシ、組織もしっかシしていてしかも粘着性が小さい
ため「ベタ」つかず、醸造用として好適な物性を示した
。
tを撒布し吸水して蒸し米状態としたものは適度の弾力
があシ、組織もしっかシしていてしかも粘着性が小さい
ため「ベタ」つかず、醸造用として好適な物性を示した
。
実施例2
実施例1の精白米の代シに玄米を用い、飽和水蒸気によ
る加圧加熱がゲージ圧力t〜/crAで≠0秒保持する
以外は実施例1と同様に処理して、水分/3.りjチ、
アルファー化度りよ2θ%、精白後の白色度り0.!チ
のアルファー化玄米20.2 Kfが得られた。
る加圧加熱がゲージ圧力t〜/crAで≠0秒保持する
以外は実施例1と同様に処理して、水分/3.りjチ、
アルファー化度りよ2θ%、精白後の白色度り0.!チ
のアルファー化玄米20.2 Kfが得られた。
このアルファー化玄米i、oKgに実施例1と同様に吸
水して蒸し玄米状態としたものは適度の弾力があシ、組
織もしつかシしていてしかも粘着性がなく、醸造用とし
ての適性のすぐれたものであった。
水して蒸し玄米状態としたものは適度の弾力があシ、組
織もしつかシしていてしかも粘着性がなく、醸造用とし
ての適性のすぐれたものであった。
特許出願人 キッコーマン株式会社
Claims (2)
- (1)米をゲージ圧力2〜A Kg / c−の飽頼水
蒸気の存在下で10秒〜20分加圧加熱し、ついで徐々
に解圧して得られるアルファー北米。 - (2)米が低品位米である特許請求の範囲第1項記載の
アルファー北米。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59027190A JPS60172261A (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | アルフア−化米 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59027190A JPS60172261A (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | アルフア−化米 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60172261A true JPS60172261A (ja) | 1985-09-05 |
JPH0333300B2 JPH0333300B2 (ja) | 1991-05-16 |
Family
ID=12214156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59027190A Granted JPS60172261A (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | アルフア−化米 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60172261A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008113566A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-22 | Asahi Shuzo Kk | 清酒の製造方法 |
JP2015216920A (ja) * | 2014-05-14 | 2015-12-07 | 幸蔵 倉持 | 焦がし玄米の製造方法 |
JP2019165697A (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-03 | 龍一 野辺 | 加工米の製造方法 |
-
1984
- 1984-02-17 JP JP59027190A patent/JPS60172261A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008113566A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-22 | Asahi Shuzo Kk | 清酒の製造方法 |
JP2015216920A (ja) * | 2014-05-14 | 2015-12-07 | 幸蔵 倉持 | 焦がし玄米の製造方法 |
JP2019165697A (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-03 | 龍一 野辺 | 加工米の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0333300B2 (ja) | 1991-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4361593A (en) | Process for preparing dry quick-cooking parboiled rice and product thereof | |
US2733147A (en) | Quick cooking rice and process therefor | |
US5089281A (en) | Preparation of quick cooking rice | |
US2696156A (en) | Process of preparing quick-cooking rice | |
US2610124A (en) | Production of quick-cooking rice | |
US2828209A (en) | Process of preparing a quick cooking rice | |
US2740719A (en) | Quick cooking rice and process therefor | |
US2720460A (en) | Production of quick-cooking rice | |
EP0021855B2 (en) | Process for the production of dehydrated rice | |
JPS60172261A (ja) | アルフア−化米 | |
SK281383B6 (sk) | Spôsob prípravy rýchlo uvariteľnej cestoviny | |
AU751587B2 (en) | Method and installation for converting and preparing rice and converted rice grain lot | |
US4810519A (en) | Non-aqueous processing of rice | |
US4902528A (en) | Preparation of dried precooked rice product | |
JP2002517989A5 (ja) | ||
JP4516419B2 (ja) | 米飯の製造方法 | |
US2653099A (en) | Quick-cooking cereal and method of making same | |
US6551649B1 (en) | Fast cooking converted rice | |
US3694226A (en) | Quick-cooking rice product and process for preparing same | |
JPS63181958A (ja) | 玄米の加工処理法 | |
EP0379870B1 (en) | Preparation of quick cooking rice | |
JP2849833B2 (ja) | 即席乾燥米の製造方法 | |
JPS60172270A (ja) | 醸造食品の製造法 | |
JP2547071B2 (ja) | 穀粒の改質方法 | |
JPS60199354A (ja) | 包装穀物製品の製造法 |