JPS6017160Y2 - リフテイングバツグ - Google Patents

リフテイングバツグ

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Publication number
JPS6017160Y2
JPS6017160Y2 JP9752681U JP9752681U JPS6017160Y2 JP S6017160 Y2 JPS6017160 Y2 JP S6017160Y2 JP 9752681 U JP9752681 U JP 9752681U JP 9752681 U JP9752681 U JP 9752681U JP S6017160 Y2 JPS6017160 Y2 JP S6017160Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
airbag
lifting
plate
board
compressed air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9752681U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS583859U (ja
Inventor
淳次 村瀬
秀雄 飯沢
Original Assignee
東洋ゴム工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東洋ゴム工業株式会社 filed Critical 東洋ゴム工業株式会社
Priority to JP9752681U priority Critical patent/JPS6017160Y2/ja
Publication of JPS583859U publication Critical patent/JPS583859U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6017160Y2 publication Critical patent/JPS6017160Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Emergency Lowering Means (AREA)
  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はリフティングバッグに関し、更に詳しくは2枚
の板の間に複数の互に連通ずるエアーバッグを積層し、
これに圧縮空気を導入排出することにより自在に斜面の
傾斜を変化させることのできるリフティングバッグに関
するものである。
リフティングバッグは例えばリクライニング式のベッド
や航空機からの緊急脱出用脱出シュータ−の如く荷重の
かかる面を比較的短時間に所定の角度に傾斜させ、或い
はその傾斜角度を変化させるために用いられるものであ
る。
エアーバッグにより傾斜面を形成するには側面が略直角
三角形で所定の角度の斜面をもつエアーバッグを用い、
これに圧縮空気を導入して膨張させて斜面を形成すれば
よいが、側面が三角形のエアーバッグは斜面に荷重がか
かると座屈し易く、これを防止するために内部に補強フ
レームを入れる必要があり構造が複雑となる外、斜面に
荷重がかかったままで昇降させると斜面の傾斜が一様に
変化せず所謂肩振り現象を起す欠点があり、又、エアー
バッグの空気圧を抜いて畳んだ時、側壁が外側に大きく
はみ出して収納に不便である。
上記従来のリフティングバッグの欠点を改良すべく、三
角柱状若くは楔形のエアーバッグを複数個その側面が扇
形になるように積重ねて、隣接する斜面を互に接着し、
そのエアーバッグを相互に空気孔で連通して、これに圧
縮空気を導入して膨張させたとき、上のエアーバッグの
面が所定の角度の傾斜面となるようにしたリフティング
バッグが試みられているが、楔形状のエアーバッグの製
造は工程が煩雑で作業能率が悪く、これを多数積重ねる
とコスト高となる欠点がある。
上記従来のリフティングバッグの欠点に鑑み、本考案は
極めて簡単な構造で安価に製作することができ且つ傾斜
角度を自在に変化させることができるリフティングバッ
グを提供するものである。
次に図面により本考案の内容を詳細に説明する。
第1図に示す略四角形状の2枚のゴム引き布等のシート
の周囲を気密に接合して形成したエアーバッグ1に圧縮
空気を導入すると断面形状が略楕円形状に膨張する。
このエアーバッグを複数個積層し、第1図に示す中央の
帯状の接着部2で隣り合うエアーバッグ1を互に接着し
てその接着部に連通孔3を設け、内部に圧縮空気を導入
して膨張させると第2図の断面図に示すように膨張する
所がこの帯状の接着部2をエアーバッグの中央に設けず
第3図に示す如く中央より一辺に近寄せてその辺に並行
に設け、上記と同様に複数個のエアーバッグ1を接着積
層して、圧縮空気を導入し自由に膨張させると第4図に
示す如く側面が扇形になるように膨張する。
第2図及び第4図で破線で示す如く、これらの積重ねた
エアーバッグ1を互に一辺を軸として回動して開閉する
2枚の板で挾んで、積重ねたバッグに荷重をかけると第
2図の場合は上のエアーバッグの端の部分に荷重がかか
り接着部2に無理な力が働くが、第4図の場合には上部
のバッグ1の全面に均一に荷重がかかり接着部2にも無
理な力がかからない。
本考案者らは上記の新しい知見に基いて、極めて単純な
形状のエアーバッグを積重ねてリフティングバッグを構
威しうろことを見出し本考案を完成するに到った。
第5図は本考案のリフティングバッグの膨張状態の斜視
図であり、第6図は同側面断面図である。
1はゴム引布等のシートよりなる略四角形状のエアーバ
ッグであり、第3図に示す如くその一辺に近くこれに並
行な帯状の接着部2で互に接着し、その接着部2に連通
孔3を設けである。
帯状の接着部の両側若しくはその周囲に沿って断面V字
又はU字状の補強テープ4を第7図の拡大断面図及び第
8図の断面図に示す如く隣接するエアーバッグの相対す
る面に跨って接着する。
5は硬質板よりなる基板であり、最下部のエアーバッグ
1に連通ずる圧縮空気導入孔6を設ける。
7は硬質板よりなる昇降板であってその一辺の固定辺1
0を軸としてその周りに自在に回動しうるようになって
いる。
更にエアーバッグ1の膨張時に昇降板7に荷重がかかっ
たときエアーバッグが昇降板の開いている方向に逃げる
のを防止するために、各エアーバッグ1に吊布8を固着
し、その一端を第6図に示す如く固定部9において昇降
板7の固定辺10と共に積層して押え板11及び止め具
12にて基板5に固定す。
この吊布8は最上部のエアーバッグ1の上面及び最下部
のエアーバッグ1の下面及び各中間のエアーバッグ1の
両面に接着され、中間のエアーバッグの両面からの2枚
の吊布8は1枚に接合されて、これらの吊布はそれぞれ
上記固定部9にその端部が固定される。
基板5と昇降板7の間に積重ねられるエアーバッグ1の
数は2〜5個が好ましく、3個のエアーバッグを用いる
のが最も好都合である。
エアーバッグ1を連通する連通孔3及び接着部2の位置
は第6図の如く側面から見てエアーバッグ内端部からの
距離d及び外端部からの距離d′の比が約d/d’=1
/2の位置に設けるのが最上部のバッグに適当な傾斜を
与えるのに都合がよい。
本考案のリフティングバッグを操作するには適当なコン
プレッサー又は圧縮空気溜めより電磁弁等を経て圧縮空
気導入孔より圧縮空気を導入、排出するのが好都合であ
る。
本考案のリフティングバッグは上述のように、極めて簡
単な構造のエアーバッグを積重ねて必要な傾斜面を自在
に形成することができ、安価で耐久性に富み、収納が容
易であるという顕著な特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はエアーバッグの平面図、第2図は積重ねたエア
ーバッグの断面図、第3図は本考案のリフティングバッ
グに用いられるエアーバッグの平面図、第4図は同エア
ーバッグを積重ねた断面図、第5図は本考案のリフティ
ングバッグの斜視図、第6図は同側面断面図、第7図は
同一部拡大側面断面図、第8図は同触断面図である。 符号の説明、1・・・・・・エアーバッグ、2・・・・
・・接着部、3・・・・・・連通孔、4・・・・・・補
強テープ、5・・・・・・基板、6・・・・・・圧縮空
気導入孔、7・・・・・・昇降板、8・・・・・・吊布
、9・・・・・・固定部、10・・・・・・固定辺、・
・・押え板、12・・・・・・止め具。 1・・・

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)基板と、基板上にその一辺を固定されてその辺の
    周りに回動自在に設けられた昇降板と、該基板及び昇降
    板に挾まれて基板上に複数個積重ねられ略四角形の袋状
    シ二トよりなるエアーバッグとを備え、該エアーバッグ
    にそれぞれ吊布の一端を固着し、該吊布の他端をそれぞ
    れ昇降板の固定辺と共に基板上に固定し、隣接する各エ
    アーバッグはその基板と昇降板に挾まれた辺に並行で、
    エアーバッグの中心より基板と昇降板に挾まれた辺に近
    い位置に設けた帯状の接着部を介し相対する面が互に接
    着され、且つ接着部に設けた連通孔により互に連通ずる
    と共に少くとも1個のエアーバッグには外部よりエアー
    バッグ全体に圧縮空気を導入、排出する圧縮導入孔を備
    え該圧縮空気導入孔より圧縮空気を導入することにより
    、積重ねられたエアーバッグを膨張させ、昇降板を回動
    して傾斜させるようにしたことを特徴とするリフティン
    グバッグ。
  2. (2)該帯状接着部の周囲に沿ってエアーバッグの相対
    する面に跨って断面V字形の補強テープを接着、補強し
    た実用新案登録請求の範囲第1項記載のリフティングバ
    ッグ。
JP9752681U 1981-06-29 1981-06-29 リフテイングバツグ Expired JPS6017160Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9752681U JPS6017160Y2 (ja) 1981-06-29 1981-06-29 リフテイングバツグ

Applications Claiming Priority (1)

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JP9752681U JPS6017160Y2 (ja) 1981-06-29 1981-06-29 リフテイングバツグ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS583859U JPS583859U (ja) 1983-01-11
JPS6017160Y2 true JPS6017160Y2 (ja) 1985-05-27

Family

ID=29892326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9752681U Expired JPS6017160Y2 (ja) 1981-06-29 1981-06-29 リフテイングバツグ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1987000407A1 (en) * 1985-07-16 1987-01-29 Okamoto Industries, Inc. Air support for chairs, chair utilizing the same and method of manufacturing the same

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WO1987000407A1 (en) * 1985-07-16 1987-01-29 Okamoto Industries, Inc. Air support for chairs, chair utilizing the same and method of manufacturing the same
WO1987002230A1 (en) * 1985-07-16 1987-04-23 Okamoto Industries, Inc. Air support for chair, chair utilizing said air support and method of producing the same

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JPS583859U (ja) 1983-01-11

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