JPH0720065Y2 - 可撓性角型コンテナー - Google Patents

可撓性角型コンテナー

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JPH0720065Y2
JPH0720065Y2 JP12287289U JP12287289U JPH0720065Y2 JP H0720065 Y2 JPH0720065 Y2 JP H0720065Y2 JP 12287289 U JP12287289 U JP 12287289U JP 12287289 U JP12287289 U JP 12287289U JP H0720065 Y2 JPH0720065 Y2 JP H0720065Y2
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JP
Japan
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hole
container
diaphragm member
diaphragm
flexible
Prior art date
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JP12287289U
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JPH0364287U (ja
Inventor
義夫 新江
宣敏 赤堀
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Okamoto Industries Inc
Original Assignee
Okamoto Industries Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、粉粒体などを充填して輸送し、不要時には折
り畳んでコンパクト化できる可撓性角型コンテナーの改
良、詳しくは該コンテナー内に設けられる隔膜部材の改
良に関する。
(従来の技術及びその問題点) 従来この種のコンテナーは、不要時に折り畳み自在とす
るためにターポリン等の可撓性シートで形成するもので
あったが、充填される粉粒体の荷重及びコンテナー積載
時の荷重によりコンテナーの原形(角形)が崩れ、円筒
状あるいは球状となりコンテナー積載効率の低下を招く
虞れがあるため、コンテナー本体の隣接する側壁内面間
に通孔を有する隔膜部材を掛け渡してコンテナー本体の
内部隅角部に横断面略三角形状の空隙部を形成し、粉粒
体の荷重及びコンテナー積載時の荷重によって水平方向
に作用する圧力を前記隔膜部材で受け止め、さらに該隔
膜部材によって形成された前記空隙部にも通孔を介して
粉粒体を流入分布することによりコンテナーの形状を原
形通り維持せしめ、コンテナー積載効率の向上を図らし
めるものとしており、上記せる従来の隔膜部材は、基布
材(織布)の両面を二枚の合成樹脂シートで圧接被覆し
た薄肉状のものであった。
しかし、上記せる如く従来の隔膜部材は薄肉状であるた
め、該隔膜部材に水平方向に作用する圧力がコンテナー
の使用頻度により通孔周辺に度々掛かると、その通孔の
薄肉状端縁部から引裂を招き、隔膜部材の破損を生じや
すく長期の使用に耐え得るものではなかったため、需要
者側から積載効率に優れ、かつ商品寿命の長い可撓性角
型コンテナーの改良が望まれているのが現状である。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、隔膜部材
の強度を向上せしめた可撓性角型コンテナーを供し、積
載効率及び商品寿命の向上を図り需要者の要望に十分対
応せしめることである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案がなした技術的手段
は、可撓性シートからなる方形状コンテナー本体の隣接
する側壁内面間に、通孔を有する隔膜部材を掛け渡し、
コンテナー本体の内部隅角部に横断面略三角形状の空隙
部を形成せしめてなる可撓性角型コンテナーにおいて、
前記通孔を有する隔膜部材が通孔を有する隔膜部材本体
と、該本体の通孔穿設面の各通孔近傍の表面に夫々分設
状に重層される補強部材とから形成されていることであ
る。
(作用) 上記せる技術的手段により、粉粒体の荷重及びコンテナ
ー積載時の荷重によって水平方向(横方向)に作用する
圧力(引張力)は、隔膜部材本体と補強部材との両者重
層による隔膜部材が強固に受けると共に、各隔膜部材に
設けられた通孔を介して内部隅角部の空隙部に粉粒体を
流入分布することによってコンテナー本体の横方向への
広がりを防ぎ、また、隔膜部材本体の各通孔近傍の表面
に設けた夫々の補強部材により隔膜部材の強度が向上し
水平方向への伸び率が少なくなるため通孔の端縁部周辺
に掛かる水平方向への圧力(引裂力)が減少する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
図中(A)はコンテナーで、該コンテナー(A)は、コ
ンテナー本体(a)と複数枚の隔膜部材(b)…とから
なり、前記コンテナー本体(a)は、ターポリン等の可
撓性シートを用いて立方体状あるいは直方体状に構成
し、かつ頂面部(a1)および底面部(a2)には夫々粉粒
体流入口(a3)と流出口(不図示)とを設け、夫々緊締
具(a4)を付設して上下端開閉自在とした周知形状であ
り、図示例は一例を示しこれに限定はされない。
尚図中(a5)…は吊帯で、側面(a6)…の外面略中央部
に夫々縦方向に延設せしめ、ロープ等を挿通してクレー
ン等による荷積および荷下しの際の運搬の便宜に供する
ものである。
隔膜部材(b)は、例えば前記コンテナー本体(a)の
側面(a6)の縦方向長さよりも短尺状に形成した略矩形
状のビニル,EVA等の合成樹脂シート(1)(1)で、該
合成樹脂シート(1)と同一形状に形成した織布(2)
を圧接して挾着せしめると共に、略楕円形状の通孔
(3)…を複数穿設せしめてなる隔膜部材本体(b1
と、該隔膜部材本体(b1)の両端耳部(4)(4)を除
いた通孔穿設面(5)の各通孔(3)…近傍の表面、例
えば各通孔(3)(3)間の表面に、溶着,接着もしく
は縫着等の手段により夫々分設状に重層される前記隔膜
部材本体(b1)と同様の合成樹脂シート(1′)
(1′)で織布(2′)を挾着せしめてなる前記通孔
(3)(3)間隔で、かつ通孔穿設面(5)の横方向幅
とした補強部材(b2)…とからなり、通孔(3)…周辺
の伸び率を押さえ強度を向上せしめる。
また、前記補強部材(b2)の織布(2′)を例えばバイ
アス状とし、隔膜部材本体(b1)の織布(2)の織り目
方向と異なった織り目方向の重合により伸び率を押さえ
て隔膜部材(b)の強度を一層向上せしめるものとして
もよい。
更に、補強部材(b2)は前記せる通孔穿設面(5)の横
方向幅と同一幅に限らず、通孔(3)の横方向幅と同一
幅であってもよく、あるいは隔膜部材本体(b1)の両端
耳部(4)(4)まで含めた横方向幅としてコンテナ−
本体(a)との取付け部位の強度向上をも図るものとし
てもよい。
また、補強部材(b2)の重層間隔は、通孔(3)(3)
間ごととしなくとも、所望間隔ごととしてもよく任意で
ある。
そして、前記隔膜部材(b)…を4個、前記コンテナ−
本体(a)の内部四隅角部(a7)…に夫々横断面略三角
形状の空隙部(6)…を形成するように、両端の耳部
(4)(4)を隣接する夫々の側壁(a6)内面に容着、
接着等の手段により取付けて掛け渡し、かつその隔膜部
材(b)…の上下端部とコンテナ−本体(a)の頂面部
(a1)内側および底面部(a2)内側とに夫々若干の間隙
を設けるようにして、粉粒体の流入および流出を円滑に
せしめる。
(考案の効果) 本考案は、充填される粉粒体の荷重およびコンテナ−積
載時の荷重によって水平方向に作用する圧力を受け止め
てコンテナ−の原形(角形)維持を図らしめるためにコ
ンテナ−本体の内部隅角部に配される隔膜部材を、隔膜
部材本体と該本体の通孔穿設面の各通孔間表面に重層さ
れる補強部材との重層構造とし、強度を向上せしめると
共に水平方向への伸び率を押さえたため、引裂の生じや
すい通孔周辺に及ぶ水平方向への圧力(引裂力)が減少
し、破損が少なくなり結果として商品寿命の長いコンテ
ナ−となり、かつまたコンテナ−の原形維持も向上し需
要者の要望に十分対応せしめることとなり大変有用であ
る。
また、補強部材を隔膜部材本体に分設状に重層せしめた
ため、前記補強部材の設けていない部位でコンテナ−折
り畳み時に容易に折り畳めコンパクト化を有効に維持で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案可撓性角型コンテナ−の一実施例を示す
斜視図、、第2図は一部切欠いて示す斜視図、第3図は
第2図の(III)−(III)線断面図、第4図は隔膜部材
の一部を切欠いて示す拡大正面図である。 尚、図中 (A):コンテナ−、(a):コンテナ−本体 (a6):側壁、(a7):内部隅角部 (b):隔膜部材、(b1):隔膜部材本体 (b2):補強部材 (1)(1′):合成樹脂シート (2)(2′):織布、(3)(3′):通孔 (5):通孔穿設面、(6):空隙部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性シートからなる方形状コンテナー本
    体の隣接する側壁内面間に、通孔を有する隔膜部材を掛
    け渡し、コンテナー本体の内部隅角部に横断面略三角形
    状の空隙部を形成せしめてなる可撓性角型コンテナーに
    おいて、前記通孔を有する隔膜部材が通孔を有する隔膜
    部材本体と、該本体の通孔穿設面の各通孔近傍の表面に
    夫々分設状に重層される補強部材とから形成されている
    ことを特徴とする可撓性角型コンテナー。
JP12287289U 1989-10-19 1989-10-19 可撓性角型コンテナー Expired - Lifetime JPH0720065Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12287289U JPH0720065Y2 (ja) 1989-10-19 1989-10-19 可撓性角型コンテナー

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JP12287289U JPH0720065Y2 (ja) 1989-10-19 1989-10-19 可撓性角型コンテナー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0364287U JPH0364287U (ja) 1991-06-24
JPH0720065Y2 true JPH0720065Y2 (ja) 1995-05-10

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JP12287289U Expired - Lifetime JPH0720065Y2 (ja) 1989-10-19 1989-10-19 可撓性角型コンテナー

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KR101032147B1 (ko) * 2010-12-22 2011-05-03 유인상 컨테이너 백 제조방법 및 그 구조

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JPH0364287U (ja) 1991-06-24

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