JPS60170275A - ジヨゼフソン線路デバイス - Google Patents

ジヨゼフソン線路デバイス

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JPS60170275A
JPS60170275A JP59025751A JP2575184A JPS60170275A JP S60170275 A JPS60170275 A JP S60170275A JP 59025751 A JP59025751 A JP 59025751A JP 2575184 A JP2575184 A JP 2575184A JP S60170275 A JPS60170275 A JP S60170275A
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josephson
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Shigeki Sakai
滋樹 酒井
Hiroshi Akaho
博司 赤穂
Hisao Hayakawa
早川 尚夫
Akihiko Yagi
昭彦 八木
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N60/00Superconducting devices
    • H10N60/10Junction-based devices
    • H10N60/12Josephson-effect devices

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、ジョゼフソン接合デバイスに関し、殊に、ジ
ョゼフソン線路中を走行するフラクソンを利用すること
により、各種のデジタル機能を営むことのできるジョゼ
フソン線路デバイスに関する。 近年、極低温エレクトロニクスの発展が目覚ましく、特
にジョセフソン接合デバイスはその高速性、低消費電力
の故に将来的なデジタル機能デバイスとして大いに期待
されている。 然し、これまで開発されてきたジョセフソン・理゛0“
またはl°゛のいづれか−・力に対応イ(1げ、そうで
ない状態、即ち零電圧状態を他方の論理値に対応イ+1
けていた。そのため、半導体デバイスに比べれば確かに
消費電力は小さいものの、究極的な所まで低消費電力化
に成功しているとは必ずしも言えなかった。 本発明はこの点に鑑みて成されたもので、従来のジョセ
フソン・デバイスとは異なる新たな動作原理により、極
限的なまでの低消費電力化の可能+1を有し、目つ、同
期発振機能、分周機能、カウンタ機能、論理積及び論理
和機能やインバータ機能、そして更には今加′B機能、
メモリ機能等々、多くのデジタル機能を実現するデバイ
スを組むのに最適なデバイス基本構造体としてのジョゼ
フソン・デバイスを提供ゼんとするものである。 ジョゼフソン接合は、その−辺の長さがショゼ叩ち、第
1図(^)に示すように、−・対の超伝導体2.3と接
合部4とから成り、−・辺の長さ文がジョセフソン侵入
投入Iより四倍程度以−1−長く、目。 つ、他の・辺の長さく線路幅)Wが八〇より小さくて、
全体として見ると一次元方向に長いジョゼフソン接合に
おいては、内部に渦電流状態部分aがV。 イr狛でき、この部分aに局在し′た磁場Hが存在し1
1)る、こうしたジョゼフソン接合は、特にジョゼ第1
図(B)はこうしたジョゼフソン線路の長さ方向を横軸
に採り、磁場Hの局在する様子を示したものである。渦
電流の空間的広がりも磁場の広がりと同fijImであ
り、その大きさはλ、〜4λア程)Wである。 第1図(A)において、渦電流がそのループ];では十
分に減衰したようなループbを採ると、このループを通
過する全磁束は借手化され、−磁束量’¥’へ(2,0
7X10−’Wb)ニ等り、<ナル。そして、こラクソ
ンと呼ばれる。 また、上記のように、全磁束が気に等しいということは
、フラクソンの存在する部分での位相差のひねりが丁度
2πになっていることに対応する。従って、このように
位相差が2πと究極的に小さい量であるフラクソンを情
報の担体として利用すれば、消費電力の極めて小さいデ
バイスが構成できることが示唆される。 先にも述べたように、フラクソンはジョゼフソン線路中
を移動することができ、その移動に伴って生じる電圧に
より準粒子電流が流れ、漸次エネルギを失って移動速度
が低ドして行く。然し、第1図(八)中に(Ij示のよ
うに、矢印C方向に沿う適11へなバイアス電流を′j
−えると、当該フラクソンにエネルギをjj−えること
ができ、移動速度を意図的に増すこともできる。また、
逆に、磁束とバイアス電流との間に生ずるローレンツ力
により、矢印−コとは逆方向の電流を−・jえると、こ
れは制動電流となり、フラクソンの移動速度を意図的に
低ドさ、イることもできる。 力、こう17たフラクソンの移動速度の1−限ごはl/
(LC声でIj、えられる。ここでしはジョゼフソン線
路の中位1(当たりのインダクタンスであり、Cは同じ
くジョゼフソン線路の中イ1“i長当たりの電気容量で
ある6第1図(^)の構成で接合部4が絶縁11りで構
成されているジョゼフソン線路においては、フラクソン
の移動速度−1,限Cは少なくとも真空中の光速(約3
.OX108m/see)の数十分の一程度は確保でき
、極めて高速である。 尚、こうしたジョゼフソン線路の性質は、ff11図(
C)に示すように一方の超伝導体3が他方よりも大きな
面積(7有していても、また第1図(D)に示すように
全体的に湾曲力15変形していても、共に変わることな
く発現する。 本発明は、こうしたジョゼフソン線路を・つの構成要素
として利用するもので、既述した目的を路の少なくとも
・部位に設けたフラクンン停止1一部と;1−記ルーブ
を形成するジョゼフソン線路に接続し、1−記フラクソ
ンの挙動を17制御する電流源と;−ト記ジョゼフソン
線路に接続し、1.記フラクソンから出力電流を受取る
ことのできる出力回路と:から少なくとも構成したジョ
セフソン線路デバイスを提供するものである。 本発明によるジョゼフソン線路デバイスの最も原理的乃
全基本的な実施例の物理的構成は第2図(A)にて示す
ことができる。 このデバイス10の物的な構成に就き、先づ説明すると
、一対の超伝導体2.3の間に接合部4を挟んで成るジ
ョゼフソン線路1があり、両超伝導体の長さ方向の各・
端部6,7間には、フラクソン発生用の°1[流1eを
当該線路端部に供給する電流洛Hsが接続される一方で
、他端部11,12間には、抗13が接続され、他方の
超伝導体3の両端間にはλり体14が接続されて帰還回
路が形成され、これにより、ジョゼフソン線路lを含め
て考えると一種のループ5が形成されている。尚、図示
の場合はこのジョゼフソン線路ループ5の当該ジョゼフ
ソン線路lの部分を馬蹄型に示しであるが、上記のよう
な接続関係が満た゛されていればループ5の幾ループ5
中にあって少なくともジョゼフソン線路1の長さ方向(
ループとして見れば周方向)の一部位には、更に後述の
フラクソン停止り部90が設けられるが、ここでは−先
づ、この停止1一部90を考えないでジョゼフソン線路
ループ5自体の動作を説明すると、ジョゼフソン線路1
の一端部6,7間に発生したフラクンンが当該線路中を
走行して1中を再び他端部11.+2に向かって走行し
始め、以下、同様の動作を際限なく繰返すようになる。 即ち、こうしたジョセフソン線路ループ5は発振機能を
持っているのである。 尚、こうしたジョゼフソン線路ループ5自体は既に水出
願人が別途、特開昭−号として開示したものである。 次に、ジョゼフソン線路1にのみ着目し、その途中に形
成されたフラクソン停止に1部90に就き考えてみる。 この実施例においては、この停止部9゜は、]・ド乃全
一対の超伝導体2.3間を結ぶように抵抗部材9を配す
ることによって形成されている。この場合は、当該抵抗
部材9は各超伝導体の1−面に載る部分9a、9cと、
−側面に沿い、ジョゼフソン接合部4を渡し越すように
して仲ひる部分9bとで構成されているが、等測的に抵
抗性を発揮する部分は抵抗部分9b、然もその中、接合
部4を1iσ)シ越す部分のみであるため、原理的には
表裏面、Il目ノ%導体間の等価1υ絡抵抗伯は1.記
のように抵抗部分9h中、極めてMiいジョゼフソン接
合部4を渡し越す部分にてのみ定まるため、余り大きな
値にはできないし、抵抗自体の1没AI性や再現性も良
好にはできない場合も占えられる。 従って、そのような場合には、抵抗部分9bが渡る超伝
導体側面に沿って絶縁層を形成し、抵抗゛部4イがこの
絶縁層の周囲を回って一方の超伝導体2の表面と他力の
超伝導体3の下面とを接続するように図れば、抵抗体部
分9bの幾何的な長さを長くすることができ、等価抵抗
値の設計性、再現性が良好になる外、製作も容易になる
。 このような抵抗体部分80を線路途中に設けると、線路
中を走行して来るフラクソンの当該移動に伴って生ずる
電圧がジョセフソン接合の外にこの抵抗体部分を形成す
る抵抗部材にも加わり、エネルギを消費するため、フラ
クンンはその運動工意図的に停止さゼることのできる停
止1一部分90と119べろのである。 (IJl、、既述したように、フラクソノは−・磁束早
子に対応した磁束を同右のものとして有し、消滅はしな
いため、停止1一部分90にて停止した後も、そのまま
に渦電流状態を保持している。 従って、−・
【↓、停止部90にて停止1.、シている
フラクソンも、フラクソン駆動用電流源8から選択駆動
用の電流I8を供給すると、フラクソンの磁束がこの゛
電波から受けるローレンツ力により、丙び停止12部を
離れて線路中を走行し始めることができる。勿論、電流
の方向の如何により、停止11部90にまで進んで来た
方向と同方向に、即ち更に先に向かって進ませることも
できるし、逆に来た方向に戻らせることもnf能である
。但し、後述する各機能素fへの応用例中にあっては、
特に断わらないも本出願人が既に特開昭−けとして別途
開示する所である。 然して、既述したように、ジョセフソン線路ループ5の
構成と停止11部90の構成を併せ持つ本発明のデバイ
スは、それらの機能を中に奏合した以1−の斡種の機能
を営めるものとなるが、各実施例に就きそれらを説明す
るに九〜゛I−ち、第2図(^)に示した本発明実施例
の構成を、筒中のため、模式的に第2図(B)のように
示すと約束する。即ち、ジョゼフソン線路lは単なる円
弧状の線で示し、停止ト部90は線路途中に付した弔な
る丸印で示す外、線路両端を結ぶ抵抗13と導体14か
ら成る帰還回路は中に抵抗13で代表させ、各゛電流源
及び出力回路はその一方の端子のみを対応する部位に接
続して示す。 第2図示のデバイス10の・動作例を第3図に即して説
明すると、pめフラクソン発生用の電流源5中のジョセ
フソン線路lの一端にフラクソンを・つ載せる。尚、直
流バイアス電流1eoはフラクソンの発生を容易にする
ためのものであり、次式を満足することが望ましい。 lea’<2入y−w−In 入J:ジョセフソン侵入長、W:線路幅寸法。 IO=線路の最大ジョゼフソン電流密度、、、、、、、
、、(1) もっとも、電流パルスを十分に大きく採ることができれ
ば直流バイアス成分1aoは不要となる場合もある。 いづれにしても、1−記のようにしてジョゼフソン線路
lの一端に発生したフラクソンは、やがて停止1−6部
90に至ってそこで停]1−する。この状態ドにおいて
、第3図(B)中に時刻t2で示すように、再駆動用電
流源8から再駆動用電流I8を供給すると、停+t−し
ていたフラクソンは再び動き出して線ジョゼフソン線路
1の入力端にパルス状の帰還型7QIF(第2図CB)
中に例示)となって帰還されていく。 従って、フラグソン発生用電流源18からの直流バイア
ス電流Ieoがこの時点においてもまだ流され続けてい
れば、!!′1該ジョゼフソン線路lの入力端に再び一
つのフラクソンが発生し、発生したフラクソンは線路i
Jを走行して停止に部90に奎るが、この時点で既に駆
動電流源8からの駆動電流I8が零に立ち下がっていれ
ば、そこで停止1し、もってこの説明を始めた初期状態
と同じ状態が再度具現する。 一方、第3図(D)に示すように、選択駆動用のMl流
源8からの電流I8が時刻t3からt4にμつて示すよ
うに流され続けていれば、ジョゼフソン線路lの出力端
から帰還回路を介して停止に1部80に戻つモ1きたフ
ラクソンは停tl−することなくそのままこの停止l一
部を通過し、再び出力端から出力゛電流IOにび入力端
に電流成分IFを帰還する。そして、この帰還により発
生された次のフラクソンも、全く同様の連合を辿ること
になる。そのため、結果として見ると、出力回路17に
は第3図(E)に示すように、所定周期で規定されたパ
ルス列が得られることになる。 ここで出力回路17に就き若1−考察すると、この回路
のりアクタンス成分をできるだけ小さくすれば、より大
きな出力電流1oを取出すことができる。また、ジョゼ
フソン線路lの出力端部11,12から見た直流抵抗分
、即ち帰還回路中の抵抗13の抵抗値r13と導体14
の抵抗値r14との和r13+r14と、出力回路の直
流抵抗成分[17との並列合成抵抗値(rl/(r13
+r14)]”(1/r17))’を当該ジョゼフソン
線路1の特性インピーダンス程度のオーダの大きさにし
て置けば、該線路の出力端部に至った夕辷スは(L/C
)!4−Qあり、L、Cは先に定義した通り・I・・で
鼠る。 尚、1−記から顕かなように、帰還回路中の導体14は
超伝導体(即ちr14=0)であっても良いし、有意の
値であって、例えば抵抗13の値r13と略C同し程度
にまで大きくとも良い。従って、木明細書で導体°とは
、極めて抵抗の低い良導体は勿論、有意の抵抗成分を持
つものをも含む包括語である。 この観点からすれば、抵抗13を第一導体、導体14を
第二導体と考えても良い。 第2図示の実施例は、その使い方の如何により、換言す
れば要求される使途に応じ、次のようなデジタル機能を
営むことができる。 先づ第一に、非破壊的読出しメモリとして機能し得る。 即ち、停止I一部80にフラクソンが停止1−シている
状jハ4を論理”l”に対応させ、フラクソンが線路中
に存在しない状態を論理”o”に対応させれば、何 、11’、′メモリ・ループ5内にビが記憶されている
、−−副台には、この読出し命令により、論理°“ピを
表す出力電流■0が第3図(C)または(E)に示す形
で出力回路17に出力され、検出される。 一方、メモリ・ループ5内に“Oパが記憶されている場
合には、この読出し命令によっても出力電流1oは流れ
ることなく、従って論理”o”が出力回路17に表され
る。 いづれの場合にも、帰還回路を介して読出されたと同じ
内容が停止部90に再び格納され、次回の読出し命令を
待つ状態になる。 情報ビ°の消去は、少なくとも帰還回路を介しての帰還
電流IFにより、フラクソンがジョゼフソン線路lの入
力端で再発生しようとするタイミングの時に、フラクソ
ン発生用電流[18中の直流バイアス成分leaを除い
て置くようにし、帰還成分のみではフラクソンが発生で
きないようにすることで満足される。 逆に情報を書込む時には、工・め直流バイアス成・ニー
τ) □分1eoをIjえた状態において、当該電源18の一
部へ 、を成す信壮発生源からパルス状の電流を重畳すれ1.
1.ば“−理”1”を書込めるし、重畳しなければ論理
4、−−−に! ”o”を書込むことができる。 fjt、2図示の実施例はまた、大カイa号に同期した
パルス発振器としても機能させることができる。 即ち、停]1部90にてフラクソンが停止している状態
において、入力信号源としての駆動源8から例えば第4
図(^)に示すようなパルス列を入力したとすると、成
る人力駆動電流パルスが停止F一部にIjえられてから
次の入力駆動電波パルスがtj−えられるまでの時間乃
至周期Tsと、停止に二部中にあったフラクソンが動き
始めて線路出力端から出、帰還回路を介して線路入力端
で再生成されてから再び停止l二部90に戻ってくるま
での時間(簡単に言えばフラクソンがジョゼフソン線路
ループ5を一巡するのに要する時間)TFとの間に、 Tf<Ts、、、、、、、、、(2) なる関係が満足されていれば、第4図(B)に示すよう
な出力電流パルス列が出力回路17に1’)られる聞分
だけ、入力時より遅れて出力されるが、その周期は全く
入力端子パルス列のそれに回期1.たちのとなる。勿論
、大力パルスの周期Tsは、1−記した(2)式を満足
する限り、時間的に一定でない場合にあっても、出力パ
ルスはその変化に追従するものとなる。 更に、このf:fS2図示の実施例は、分周器としても
機能さぜることができる。 例えば、■−記した人力信号周期、即ち駆動用電流パル
ス周期Tsと、フラクソンが停止1一部90から出発し
て帰還回路を介し再生成され、再び停止部8゜に戻るま
での時間Tfとの間に、 Ts<Tf<27s、、、、、、−−、(3)なる関係
が満たされるようにして置くと、これは1/2分周器と
して機能する。 即ち、第5図(A)において、時刻tlで停止1一部9
゜ニ駆動電流パルスI8が与えられ、ここにnII−、
Lテラクソンが線路出力端に至った時には第5図(B)
、:1図0.ji:Xのように出力電流パルスIoが得
られるが、当該フラクソンの帰還に基く二番目のフラク
ソンは、当初からして時間Ts経過後の一番目の駆動電
流パルスI8が′j−えられる時には未だ停止1一部9
oに戻ってきていないため、この一番目の駆動電流パル
スは言わば無駄に停止部に印加されるものとなる。然し
、三番目の駆動電流パルスが時刻tl+27gにて印加
される前までには、停止に1部8oにフラクソンが戻っ
てきているから、当該三番目の駆動電流パルスに就いて
は出力回路17に再び出力電波パルス■0を現すものと
なる。 この三番目の駆動電流パルスを一番目のそれと占えれば
分かるように、以下、」こ記と同様の動作が繰返され、
もって、入力信号パルス列としての駆動電流パルス列■
8の周期Tsに対し、その周期が27sというように二
倍になった、従って周波数にして1/2の分周を受けた
出力パルス列を出力回路17に得ることができる。 なる関係を満たすことにより、分周比1/nの分周器を
構成することができる。 上記してきた所では、ジョゼフソン線路ループ5中には
一個の停止部90シか設けられていなかったが、それで
も既述したように各電流源の電流値の如何やその発生シ
ーケンスを適当に組むことにより、多くの機能を実現で
きている。 従って、これから予想されるように、ジョゼフソン線路
ループ5中に複数の停止1一部90−.....を設け
、その各々に適当にフラクソンの選択駆動用の電流源を
接続すると、更に多彩な機能を営むことができる。 そこで先づ、第6図に停止1一部90を二つとした実施
例を挙げ、どのような機能を営めるかに就き幾つかの例
を挙げて説明する。尚、各停止部90..−をブを別す
るために、当該各停止ト部の図面中での符りは91以降
の連番を使用し、同様に各停止部に関連iする駆動用電
流源に就いては81以降の連番を使用;する。 この第6図示の実施例においても、その表記は第2図(
B)に示したと同様の略記法を用いるが。 第一の、乃至ノ、(本釣な第2図示実施例と構成17、
異なっている点は、ジョゼフソン線路ループ5111に
周方向適当な間隔を置いて゛っの停止に1部91.92
が設けられ、その各々に専用のフラクソン駆動用電流源
81.82が設けられていることである。その他の構成
子は第2図示実施例と全く同様で良いので、説明を省略
する。 こうした構成で先づ、フラクソン発生源18からの既述
した電流供給により、ジョゼフソン線路l中にフラクソ
ンを一つ発生させ、図中、左回りに走行させて第一の停
止1一部81にこのフラクソンを停止部させた状態を各
機能を満たずための初期条件と考える。 ここで、tf、7図(A)に示すように、第二停止部8
2に接続されている電流[82を二つの電流源82a。 82bから構成し1両者の電流182a、182bを選
択的−V−τ) にカリ算して停止:部92にly−え得るようにすると
、第一′休止部91の電流源81を第一・の論理信号源
、第一。 ( 停止13部の一方の電流源82aを第二の論理信号源と
1 考えることにより、両者の論理信5)の論理積を採った
出力を出力回路17に得ることができる。 今、第一・停止1一部の電流源81からの゛電流■81
としての第一・の論理信号電流IAと、第゛、停止17
部92の一方の電流源82aからの電流182aとして
の第−論理信号′電流IBとにあって、共に電流として
流れている時を、それらの論理Miが“′l′”にある
と定義し、出力電流Toに就いても同様とする。 然して、IA=”1′’、I8=”1“の時に出力に”
]−1=1°゛なる論理積を得る、即ち出力電流1oが
流れる動作を説明するタイム・チャートが第7図(B)
テあり、IA=”1”、I8=”0”c7)時には論理
積出力が所定通り1・o=o”となる、叩ぢ出力電流1
oが流れないことを説明するタイム・チャー1・が第7
図(C)である。 論理信号電流IAの印加は時刻tlで行ない、論理性シ
)電流IBの印加は時刻[2で行なう。 □−1第7図(B)図小の場合、時刻t1で論理ビ′の
信′叶′電流■^を印加すると、既述した初期状態にお
動き出し、第″、停止部82に来て停止トする。 この時点以降の時刻t2Lこおいて、論理“′1゛の信
壮重流IBが印加されると、第−停市部92で停止1し
ていたフラクソンがIIJ1度、動き出し、いくらがの
走行It!f1111’M、れを持ちはするが、やがて
出力回路17に論理”i”としての出力1rL流1oと
して出力されていく。また、同時に、この時点において
ジョゼフソン線路1の入力端に式(+)を満足する直流
たメカニズムにより、帰還回路を介する帰還電流の子骨
により、当該線路入力端に新たなフラクソンが一つ生成
され、第一停止1一部91にて停止11、待機する。 即ち、“’]−1=1”なる演qの終rと同時に次の演
算を開始するだめの初期状態が具現−する。 第二停止1部92に関連して設けられているもう一方の
電流源82bかもの電流182bは、第7図(B)及−
び゛、(C)に示すように、第一論理信号の印加時刻t
2以降の時刻t3において負方向に発せられるリセフト
:・パルスであるが、1・1−1”なる演算に、’−1 おいてはこのリセフト・パルスは実効がなく、1゜記の
ように回路系はオート・リセント乃至セルフ・リセフト
される。 第7図(C)の場合1時刻L1において論理”1”の信
号電流IAが第一・停止F部91に印加されることは同
じであるが、これにより走行を始めて第二停止1一部8
2に至っているフラクソンに対し、時刻t2での第二論
理信号電流印加時には論理”o”の信号電流Inが印加
される(即ち電流IBが諭されない)ため、当該フラク
ソン1寸そのまま第一“、停止ト部92に停止1シた状
態を維持し、従って出力回路17には論理”o”の出力
上流信号(出力電流10が流れない状!ル)がノ1じ、
もって′l・o=o”なる初期の演η結果をtllるこ
とができる。 然して、この“I・o=o”なる演算の場合は、引続く
時刻t3における゛准流源82bからのリセ、I・・パ
ルス182bは有効に作用し、第二停止ト部−−゛1 92、に停止1シたままになっているフラクソンを逆に
第停止1部91に向けて走らせ、当該第一・停止ト部9
1番、(:て停止1さぜる。この状!几は回路系初期状
態であ11ノ リ、もって次の演′11に備えることができる。 IA=”O”、IB=“I゛の時、及び両者゛0″の時
には、時刻1+における論理゛0°′の′電流印加、即
ち゛上流■^が流されないから、当該第一停止1部91
+、::停止1−シているフラクソンはそのままであり
、従って時刻t2において第二停止1一部92に電流が
印加されてもされなくても、そしてその後にリセフト・
パルス182bが印加されても、何の影響もなく、回路
系は初期状態のままであり、lpr刻t2とt3の間の
演算結果検出タイミングにおいても、出力回路17に出
力電流が送られることは勿論なく、論理”o”の所期の
結果が得られる。 第7図(^)図示の実施例は、NOT機能を実現するイ
ンバータとしても使うことができる。 第7図(D)は入力信号として第゛、停止1、部92の
一方の電流源82aから論理“l”′を表す負方向電流
182aを流した詩に、出力回路に論理“0゛の止方向
顕力電流1oが得られる(即ち出力電流■0か流れ雇い
状1ル)ことを説明するタイム・チャー1・であ、りづ
、第7図(E)は逆に人力信′)電流I82・の論理を
”o”とした(゛川流l82aを流さない)時に出力回
路17に論理“l”の表徴として+E方向出力電流1゜
が流れ込む状態を説明するタイム・チャートである。 先と同様、予め第−停市部91にフラクソンかつ、停止
にしている状態を回路初期状態とすると、先づ、時刻t
1にて電流源81から駆動電流+81を供給し、第−停
止部中のフラクソンを第二、停止11部92に送って待
機させる。 人力論理6汁の印加タイミングt2において、論理゛1
°゛の信号を印加した場合、即ち第7図(D)中の時刻
t2で示すように負方向の電流182aを第一停止1一
部82に供給した場合には、この停止1一部92に停止
1.シていたフラグソンは線路入力端側に向かって逆方
向に走行し、再び第一停止1一部81に至って停止し、
一方、論理“O″の信号を印加した場合、即ち第71剥
(E)中の時刻t2で示すように電流182aを像)さ
なかった時には第二停止り部82中のフラクソン1古、
、よ、−4,9+l、?16+ニー4W□。 :従って、時刻t3において第−停止部82に関連しさ ”tE他方の電流源82bから演算結果の出力タイミン
グであることを示す0壮電流182bを供給すると。 論理”l”が人力していた場合には当該第二停止14部
92にはフラクソンが存在しないから、当然、出力回路
17には出力型i1oが流れず、従って論理“0°°の
出力が図られる一方で、論理“0パが入力していた時に
は、当該第一停止部92に停止していたフラクソンが出
力端に向かって駆動され、やがて出力回路17に論理゛
″1″を表す出力電流Ioを流すことになる。 論理”0″を出力した時には、それ以前の段階において
既に第一停止ト部31に再びフラクソンが停止している
し、論理”l”を出力した時にも、既に(ilIfも述
べているメカニズムにより、帰還回路を介して+fr度
ジョゼフソン線路工中にフラクソンが生成され、これが
第一停止に1部91にまで走行してそこで停止[ニする
から、時刻t3以降で見るど、特に□1次に、第6図示
の実施例において、第一停止に1部91“に関連する電
流源81を複数のもの、例えば筒中のため、第81剥(
A)に示すように二つの電流源81a、81bから構成
すると、各電流源81a、81bからの電流IA、1B
が各々流れている時を論理”1”、流れていない時を論
理“′0゛°に対応させることにより、当該電流に化体
しての論理和演算機能を実現することができる。 第8図<8)は論理和“’l+1=1”を説明するタイ
ト・チャートであり、第8図(C)は論理和”O+l=
1”を説明するタイム・チャートである。この実施例に
おいても、電流源81aからの電流IAの印加を第一・
の論理信号の論理”i”の印加とし、同様に電流1(8
1bからの電流IBの印加を第一°、の論理信号の論理
“′l゛°の印加と定義し、従って、各電流I^、1B
が流されていない時、対応する各論理信号は論理”o”
ということになる。出力′1[流1oに就いても同様で
、これが流れている時にi+ol、i<H述した初期条
件にあり、フラクソンカし・8.1 つ、第一停止1部91にて停止にしていると、時刻tl
において第・の論理信号が電流IAに化体されて第一停
止1一部91に印加された場合、第8図(B)に示すよ
うに、この論理が゛1パであれば、当該第一停止1一部
91に停止1−シていたフラクンンは移動して第二停止
1一部82に至り停止1−する。第一・論理信号がi8
図(C)に示すように論理″゛0゛°であった場合には
、この時刻Hにおいては第−停止部91に停止に中のフ
ラクソンは何の挙動も示さない。 次に時刻t2において第二の論理信号が印加された場合
、第8図(B)においては既にフラクソンが第二停止部
82に移っているのでこの第−停+I:i91に論理°
“l”信号として有意の電流IBが印加されても何の変
化もなく、第二停止部82にフラクソンが停止した状態
を保つことになり、一方、第8図(C)の場合は、この
時に論理°゛1°゛を表す電流IBが印加されることに
より、第一停止1一部91に未だ停止部92にフラクソ
ンが至って停止りしている状態となる。 従って、次の演算結果読出しタイミングt3において、
第−停jに2部92に関連した電流源82から読出し用
電流としての駆動電流182を供給すると、いづれの場
合も、当該第二停止部92に停止していたフラクソンが
動き出して線路出力端に至り、伴つできた渦電流の一部
を論理”l”を表す出力電流■0として出力回路17に
出力する・方で、帰還回路を介し、線路入力端に渦電流
の残りを帰還することにより、直流バイアス源18から
の直流バイアス電流1eoへの重畳で新たなフラクソン
を一つ作り、第一停止1一部91まで走行させてそこで
停止させ、回路初期条件を作り、次の演算に対して待機
させる。 1−記から顕かなように、”l+O=1”は勿論階でフ
ラクソンは第二停止に1部92に移っており、この時刻
口における第一停止二部91への電流の印加の如何は動
作に影響がないからである。更に、論理和”o+o=o
”は、第・停止1一部91に停止1−シている初期条件
下のフラクソンに対し、伺等の作用をもIf、えないこ
とから顕かに満足されることが分かる。 第6図示の実施例は、更にまた、第一・、第二停止部9
1,92への駆動電流の印加の態様を工夫することによ
り、分周機能をも呈することができる。 即ち、第9図(A)図示のように、・っの駆動用電流源
8を用い、これを周期Tsの人力周波数信号源と考えて
、その周期丁s毎に与えられる電流I8を値としては等
しくて良い二つの抵抗+9a、+9bで分流し、両件止
部91.92へ共に印加するように図れば良い。 先と同様にこの回路をフラクソンが−っ、第一・“停止
11・部91に停止している初期条件ドに置き、第9図
(B)に示すように人力周波数信りとして電流■8、を
↓成る周期Tsで供給すると、時刻tlにおける第一J
1 発註の入力パルスに伴う第一抵抗+9aを介する分流分
で第−停止部91中のフラクソンは第二停止り部92に
向かって動き、やがてそこで停止Iニする。勿論、先の
各実施例と同様に、入力パルス幅は第一停止に1部91
から動き出したフラクソンが第一停止二部92に至る以
前には立ちドがっているように選ぶ。 この状態で次の時刻t2において再度、入力パルス18
2が加えられると、第二抵抗+9bを介しての分流分に
より、第二停+L部92に至っているフラクノンが再度
動き出し、線路出力端から出力回路17に渦電流成分の
一部を出力し、同時に帰還回路を介して再度、回路系の
初期状態を作る。 従って、時刻t3においての第五売口の人力パルスに対
しては第−発註に対すると同様の動作が生起し、時刻t
4における第四発[1の人力パルスに対しては第゛8発
註と同様の動作が生起し、以下、これが繰返されていく
ため、出力パルスIoの列は周1−期+27sとなって
、周波数的には′1分の−に分周されたことになる。 ・1この第9図示の実施例の構成からすれば、停止1−
1 部の数を更に複数個nとし、各個に分流抵抗を介して入
力信号電流を割振れば、I/nの分周機能が満足される
ごとが分かる。 (11シ、その場合、一つの停止1部から次の停止1一
部番、゛全るフラクソン走行時間より短い電流パルス幅
が必要となる。 が、相当短いパルス幅の電流パルスは既に研究されてい
るジョゼフソンパルス発振器にて得ることができるし、
更には後述するように線路途中にフラクンン走行時間制
御用の電流源を設けることにより、意図的にフラクソン
の走行時間を遅くすることもできるので((ill、従
来の半導体素f−等に比せば(−分に高速な範囲を守り
ながら)、人力信号電流の分流分を有意の値に保てる範
囲ならば相当に高い分周比まで(りることができる。 次に、ジョゼフソン線路ループ5中にこのように多数の
停止1一部91......を設けながら更に別の機’
T智を営ませる実施例を第1θ図に示す。 1第10図(A)に示すように、この場合、停止1・部
の診 回路装置系は例えば8ビツトの直列書込み一直列読出し
型の非破壊読出しメモリとして利用することができる。 この応用例の動作を第10図(B)に即して説明する。 情報の書込みは次のようにして行なう。 ジョゼフソン線路lの入力端に接続している電波源18
から先に(1)式で示したような直流八イアスミ流le
aを供給り、て置き、所定の時間幅を置いた時刻口から
L8に代っての各書込みタイミングにおいて、各停止部
91〜98に関連した各電流源81〜88から一斉にI
′1を流181−188を供給すや。 これに同期して、フラクソン発生用電流a18を、1)
込み用論理信吟源とし、1.記直流バイアス成分に重畳
してυ)込むべきビットパターンに応じ、各ピントの書
込みタイミングにおいて選択的にフラクソン発生用電流
パルスIeを生じさせる。フラグら書込みパルスIeを
発生させ、時刻t3.t5.t8では発生させないよう
にする。 このようにすると、時刻t1で線路入力端に発生させら
れたフラクソンは、次の時刻t2までの間の駆動電流1
8+の体1F−期間中に第一停止り部91に至って停止
l−する。そして、第一番■のビット書込みタイミング
である時刻t2において、第−停止部91に他の停止部
同様、駆動型iIO2がFT度ケ−えられると、これに
より第一・停止部中のフラクソンは第゛−停止一部82
に向かって走行し、次の時刻t3までの駆動電流体重期
間中に当該第一停止1部92に1≦って停止部する。一
方、この第一の時刻t2において発生された論理“′l
°′のヒント信号フラクソンは、同様に時刻t3までに
第一・停止部91に至って停止1−する。 このような所作が繰返されていくことにより。 時刻t8経過後には入カビットパターンと全く回しビッ
トパターンが第八停止部98から第一停止部91に向か
い、最上位ビットから最ド位ピントにげ−っで格納され
る。 ・)−・情報。読出、は、1o記、同様、電流源18カ
、ら直流バイアス電流1eoを加えた状態において、第
1O図(B)のt)込み時と全く同様に、各停止F部に
接続した電流源81〜88から一斉に駆動電流をji−
えることにより、時刻t1では第八停止ト部98に停止
していた論理信号情報をジョゼフソン線路lの出力端に
送って出力回路に出力させ(この場合、この最−1二位
ビットは論理“l”であるので出力回路には第10図(
B)に仮想線で示すように出力電流パルス■0が得られ
る)、同時に次ビット以降の論理情報を次の停]1i?
llに送り、11つ、出力された論理情報を帰還回路を
介してジョゼフソン線路lの入力端に帰還することによ
り、直流バイアス電流leaに重畳させて11Tび対応
する論理情報を発生させ、同様に次の時刻t2では既に
第八停止1一部98に送られてきている最I−位ビッI
・から二番[1のビ・ント論理情報を出力回路17に出
力しながら帰還回路を介して角情報を更+j・つ先の停
止部に転送する、という縁取゛シで為すことができる。 □−−1即ち、このような転送、出力、帰還動作がそれ
以降の各読出し時刻タイミングt3〜t8においても同
様に繰返されていくがために、時刻t8経過後には、出
力回路17に第1O図(B)に仮想線で示すように人力
ビットパターンと全く回しパターンのビ・ント列が得ら
れ、11つ、全ヒント読出し後も、ジョゼフソン線路ル
ープ5内には全く回じビットパターンが41破壊的に残
されることになるのである。 情報の消去は、1−記した読出し動作において。 電流源18からの直流バイアスIeoを供給しないよう
にし、帰還されてきた渦電流分だけでは線路入力端にフ
ラクソンを発生できないようにすることで為すことがで
きる。 また、先に既に述べたが、第10図(A)の構成でフラ
クソンを−・つだけ、ループ5内に入れた状!ハ、で、
駆動電流源81〜88を入力周波数倍′+源と考−え1
、第10図(B)に示すようなタイミングで各停止1―
、′1・( 部191〜98に−・斉にこの電流パルスをケえると、
この[周波数に対して1/8に分周された周l出力をi
1’j’力回路17に得ることができ、従って178分
周器として機能させることもできる。 勿論、上記メモリや分周器は一般的にnピント・に展開
して考えることができる。 ところで、これまで述べてきた実施例においては、出力
回路17はジョセフソン線路ループ5のジョゼフソン線
路■の出力端、即ぢ帰還回路入力端からのみ出力電流を
取出すようになっていた。 然し、線路途中にもう−・っの出力回路を設けることも
でき、第11図(A)に示す実施例のデバイス1゜はそ
うした構成を採っている。 ジョセフソン線路ループ5を構成するジョセフソン線路
】の入力端(fl、7)と出力端(11,12)との間
に第一、第:、;4体(13,14)で構成された帰還
回路が設
【づられ、入力端には電流源18、出力端には
第一の、乃全主たる出力回路17が設けられると共に、
ジョゼフソン線路lの途中には−っのフラツフ・iン停
止1部90とこれに接続した電流源8が設けられでいる
点では第2図に示す基本的な実施例と全く同様である。 異なるのは、ジョゼフソン線路l−がi中で分断されて
入力端ジョゼフソン線路部分1aと出力側ジョゼフソン
線路部分1bとから構成され、その対向端20.21相
ILが上記第一、第二導体と同様で良い第一・、第二導
体13a、14aで接続されていることである。 そして、入力端ジョセフソン線路部分1aの出力端20
には第一の出力回路17aが接続される一力、出力側ジ
ョセフソン線路部分1bの入力端21にはフいる。出力
回路17aは一部たる出力回路17と、第二′電流源1
8aは第一・の、乃至主たる電流源18と、夫々構成的
には同じで良い。尚また、先と同様、ジョゼフソン線路
部分間を接続する第一、第二導体は、図中、抵抗+3a
で代表して示している。 このデバイス10の基本的な動作に就き考えると、第2
図示実施例に就いて説明したと同様のメカニズJ・によ
り発生されたフラクソンが停止1部90当、該フラクソ
ンに(tわれできた渦電流の一部は、い噛、□1,7.
工□、la(7)Iffカ、、。7.8□二の、乃全補
助的な出力回路17aに出力されていく。 が、同時に、フィート・フォワード回路となっている第
一、第二導体+3aj4aにより、当該渦電流の残りの
一部(Tf)は出力側ジョゼフソン線路部分1bの入力
端21に送られ、従って第二電流源から既述の式(1)
を満たす直流バイアス電流1eoをケーえて置けば、当
該入力端21で再度、フラクソンを発生させることがで
きる。 そのため、このフラクソンが全体としてのジョゼフソン
線路lの出力端に至って消滅する際に。 その時に伴ってきた渦電流により、主たる出力回路17
へ出力電流を供給することができるため、このデバイス
は、出力回路17で見る限り、第2図示の実施例と全く
同様の動作を為すことができる。 J!!!!汀ずれば、このデバイスは、m2図示実施例
−−−−の、デバイスと全く同様の各種の応用が効きな
がら・・1 も“独(rの、つの出力回路を備えたデバイスであると
“l−1うことかできる。 ゛:同様に、第11図(R)に示穆−デバイス10は第
6図示の実施例の改変例であり、第6図及び第9図に小
した実施例と同様の分周機能に加えて更に〕つの出力を
取れるデバイスである。構成的には基本部分を第6図示
乃至i9図示実施例と同じくし、ジョゼフソン線路lを
分断して入力側線路部分lξと出力側線路部分1bとに
したその間の接続部分に第11図(A)に示す構成を取
入れて成っている。 こうした第11各図の実施例から想当てきるように、ジ
ョゼフソン線路1を更に数多くに分断し、その分断点に
上記のように各出力回路と直流バイアス厄源を接続すれ
ば、更に他出力型の回路とすることができる。特に、第
10図示の実施例のようなデバイスにあって、隣接する
停止1一部の間に第11図示の分断点構成を取入れれば
、各停止1一部にあるフラクソンが−・斉に動き出して
次の停止1一部に至る過程で当該各フラクソンの存否を
並列にモニタすそうした応用回路の−・例として、第1
2図に二進カウンタ100の構成例を挙げ、説明する。 この応用例の場合は、第6図示乃奎第9図示実施例の構
成のデバイス!0に各相当する玉つのデバイス10−1
、to−2、1073をカスケードに接続して成ってお
り、被カウント信号は第一段目のジョゼフソン線路ルー
プ・デバイス10−1の第一・、第二停f1一部91−
1.92−1ヘ分I&抵抗+9a−1,19b−1を介
して電流沢(8から送られるパルス電流I8として′j
えられる。即ち、この二進カウンタ100では当該パル
スφii、IQ、+8の数をカウント・データとして経
時的にカウントする。 ジョゼフソン線路ループ・デバイス10−1、IQ−2
。 10−3の各ジョゼフソン線路1−1.1−2j−3の
入力端には、夫々、電流源+8−1.18−2.18−
3が接続され、この電流源からは式(1)で示した直流
バイアス電の電流源において当該直流バイアス電流le
aに有、1 意:の大きさのパルス電流reを重畳することにより生
成されたフラクソンが、先の各実施例と同様、各ループ
・デバイス10−1.1O−2jO−3の各ジョゼフソ
ン線路の第停止り部91−1.91−2,913に一つ
づつ停止1−シている状態とする。 また、第一・段11のループ−デバイス】O−1の出力
回路17−1ヘノ出力電流1o−1は第一゛8段l」(
7)Jl/−プ・デフへイス!0−2の第一、第二停止
1一部91−2.92−2へも分流抵抗19a−2、1
9b−2を介してクーえられ、11つ、第二段[1のル
ープ・デバイス10−2の出力回路17−2への出力電
流1o−2は第三段目のループ・デフへイス1O−3の
第一、第二停止部91−3.92−3へも分流抵抗+9
a−3、19b−3を介してケえられるようになってい
る・方で、各ループ−デバイス+(+−1,IQ−2,
1(1−3の第二停止1一部92−1.92−2.92
−3には、更に選枳的フラクソン駆動用電流源82−1
.82−2.82−3が接続され、この電流源は後述の
ようにデータ入力を終えた後第12図(B)中、左端の
数字は入力データ内容、即ちデータ入力期間中に人力し
たパルス電流I8の数を示し、中央の模式的な図形は各
ループ−デバイス10−1、10−2、10−3にあっ
て人力データの取込み後の各データ内容に応じた各ルー
プ内でのフラクソンが占める位置を表している。即ち、
円弧状の図形の中で小さな丸印が1−に記しである時に
は各ループ・デバイス10−1.10−2.10−3に
あって各フラクソンが各対応する第一停止(一部3■−
1〜9I−3にあることを示し、ドに示しである時には
各フラクソンが各対応ローる第一停止1部92−1〜9
2−3にあることを示している。 そll、て、第12図(B)+l+、右端の数字群は、
後述Vるように、入力データの取込み後、カウント結果
出力動作により各出力回路17−1〜17−3に表され
るカウント結果を示しており、出力回路17−1が最下
位桁、出力回路17ー3が最上桁を示すものとなる。 巾、先づ第−発11の人カバルス゛准流I8が第・ルー
プ・デバイス10−1の両停止1一部91−1.92−
1へ人力してくると、第・停止1一部91−1中にあっ
たフラクソンが第、停止1部92−1に移動し、そこで
停止する。 人Jノテータが十進法で“1゛′以りの数であると、次
の9.1−1の入力端子パルスI8が印加されるにイ゛
rい、第−デバイス10−1中で第二停止1一部82−
1に移っていたフラクンンは第12図(B)中で円弧状
の仮想線矢印で示すように4ジヨゼフソン線[1−1の
出力端に至って消滅し、これによって出力電流l0−1
が出力されると共に、帰還回路を介して当該ジョゼフソ
ン線路11の入力端に電流l1i18−1の直流バイア
ス電流の助けを借りて新たにフラクソンが−・つ、発生
し、当該ジョゼフソン線路1−1(7)第一停止17部
91−1に至って停止)−する。これと同時に、第12
図(B)中で仮想線の直線状矢印Cで示すようパ日−と
“−−(7)、FtT#kFl(tNr′b−i°7パ
Z(1)llt力、電流To−1の一部が第一ユループ
・デバイス10−2の両;停止1一部91−2.92−
2にクーえられることによって当該第二ループ・デバイ
スの第一停止1一部91−2中にあったフラクソンが第
二停止1一部92−2に向かって走行し、停止1−する
。 このように、最ド位桁のループ・デバイス10−1中の
フラクソンは、入力端子パルス■8が印加される度に第
−停■ト部91−1から第一停止192−1へ、そして
第二停止1一部92−1から第一停止1一部9ト1へ、
というように、交1j二に走行17ては停止する動作を
繰返し、11つ、最下位桁及び第二桁のループ・デバイ
ス10−1.10−2にあって第二停止部92−1.9
2−2にあったフラクソンが帰ρ回路を介して第−停止
部iこ戻る11′?には、矢印Cで示すように、その一
つトの桁のループ−デバイス中のフラクンンを他の停止
1部に動かしていく。 そのため、人力データをカウントし終わった時の各ルー
プ・デ、<イスにおけるフラクソンの占める位置は第1
2図(B)図示のようになる。 、人力データの取込みを終えたならば、次にカラ)1 従って、カウントを終えた時点でフラクソンが第′、停
止1部に停止ty、L、ているループ・デバイスの41
S力回路+7−i(i=1,2.3のいづれか)にのみ
、当該電流源82−1〜82−3からのカウント内容読
出し電流の供給に伴って出力電流Io−iが流れる。 このようにして、出力電流が流れたことを論理”i”に
対応させれば、当該カウント結果出力はfpj12図(
B)中、右端に示す数字群のようになり、出力回路17
−1側を最下位桁として所期の二つ進法カウント結果が
満足されていることが分かる。 然して、この読出しを終えたならば、更に次のカウント
動作に備えるべく、カウンタ100を全体として−1−
記した初期状態にリセットする必要がある。然しこれは
、読出しに用いた電流源82−1〜82−3から読出し
とは逆の方向の電流を供給することで簡単に行なえる。 即ち、読出し後、フラクソー、−ンJンは図中、左回り
に走行し、もって次の桁のループ−デバイス中のフラク
ソンに影響をグ・えることなく第−停止部に戻れるから
である。 また、1;記メカニズムから顕かなように、木カウンタ
100は、電流パルスが二発、入力する毎にフラクソン
の位置を一巡させ、且つ、二発毎に出力電流パルス乃至
キャリー・パルスを次の桁のループ−デバイスへ入力電
流パルスとして送給するため、ループ・デバイスをn段
にμって継続接続すれば21−1までの入力端子パルス
数をカウントすることができる。 第13図示の実施例乃至応用例は、wS12図示応用例
と略C同様の構成で、イ1し人力の印加態様を変更する
ことにより、−進全加r1器+01を実現したものであ
る。この場合は、被加算数を上の桁から”AB”、加算
数を同様に1−の桁から’CD”と17て、共に二進二
指の数とし、これらの加算結果゛、進数で“1”である
時には、対応する電流源から電流1八、IBjC,In
をfft−tものと約束する。 筒中のため、各分流抵抗の存在を省略して説明すると、
被加算数”AB”の各桁に対応する各電流IA、Ill
は、1.の桁の電流1八か−2桁r+のループ・デバイ
スl0−2の両停止11部91−2.92−2に、ドの
桁の’R1;LIBが最F位桁のループ・デバイス10
1の両件止部91−1,132−1に夫々ケーえられる
。 同様に、加算数”CD”の各桁に対応する各電流IC2
IOは、上の桁の電流ICが上記電流IAとは異なるタ
イミングで二桁目のループ・デバイスl0−2の両件止
部91−2.92−2に、下の桁の電流IDがト記゛電
流IBとは異なるタイミングで最ド位桁のループ・デバ
イス10−1の両停止1一部91−1.92−1に夫々
ケ、えられる。 水加算器lθ1においても、その演算の初期状態7□″
ラクンンが各一つ宛、各ループ・デバイスの第一7停止
1一部81−1〜91−3中に停止している状態である
。 第13図(B)図示のタイム・チャートを参照して説明
すると、先づ、被加算数の一11位、F位の各桁の各二
進数値は、夫々時刻t1において、1−記のように対応
させた二桁11と一桁■のループ・デバイス10−2.
10−1の両件止部91−2.92−2.9]−1,9
2−1に電流IA、IBとして与えられる。勿論、対応
する桁の他値が一、イL数′″o″である場合には、対
応する電流IAまたはInはこれを流されない。 −ノ】、加rf数のドf71桁の二進数値は:時刻t2
において電流10を流すか流さないかに化体して最ド位
桁ルーズ・子バイス10−1ノDli停止f部911,
132−1にIJえられ、11位桁の°進数イ〆(は時
刻t3において、同様に電流ICを流すか流さないかに
化体して、゛−一桁1のループ・デバイス10−2の両
件止部Ql−2,92・2i、11−えらねる。 お]いて被加算数の1位、F位の各桁の各、値情報が1
対応するループ・デバイスI’0−2.10−1の両停
止1一部91.−2.92−2.911.92−1に′
j、えもれる。この場合、当該被加算数のF位桁は“o
゛′であるので、般ド位桁用のループ・デバイス1o−
1の両件止部91−1.92−1にl」右、ギ8.のi
lt流■口が流されず、−7桁]]ツルーブー7’/<
イス10−2ノ両停止]一部91−2.92−2+、:
のみ、L、4<1桁数値“t”に対応して有意の電流I
Aが流される。 その結果、当初、第13図(C)中、最1一段に示した
状態にあった各ループ−デバイス中のフラクソンは、ニ
ー桁目のループ・デノヘイス10−2中においてのみ、
その停止L−位置が変更され、第、停止F一部52−2
に移るようになる。この状態が時刻tl<t、<t2の
状態として第13図(C)中に示されている。 次の時刻t2においては、加算数のド位桁の二進数値“
’D=1”が有意の電流10としで二指+1のループ・
デバイス10−1の両停止1一部91−1.92−1に
り−λられるが、その結果、当該・桁11のループ・デ
11゜ バj・イス10−1中においてのフラクソンの移動が生
じ、第3図(C)中、時刻t2<t<t3の状!出で示
1−主′うに、全体としてみると、−桁I」及び−桁1
1のループ・デバイス中のフラクソンが大々対応する第
二停止1ユ部92−1.92−2に位置し、酸1−位桁
のルーブーデバイス中のフラクソンは未だ第−停+、を
一部81−3に留まっている状態が生ずる。 更に次の時刻t3において、加′ff数の11位桁の一
2進数値“c=i”が二桁Hのループ・デバイス10−
2の両件止部91−2.92−2への電流ICとして学
えられると、当該−桁[Iのループ・デ/<イス10−
2ではフラクソンの移動が生じ、対応するジョゼフソン
線路1−2の出力端に金って消滅するに伴い、直線状の
矢印Cで、バされるように、出力された出力電流1o−
2の・部は玉桁l]乃至最I−位桁のループ−デバイス
10−3の両件止部91−3.92−3に!j、えられ
、第−停(1一部91−3にあった一ミ桁1ヨ1のフラ
クソンを第一停止1一部92−3に送る。 これが第3図(C)中、時刻t3<t<t4の状態と裏
ある。 H+ ]jこの加q器内容を読出すには、大・のループ・デバ
イス10−1〜10−3の第一、停止1部82−1〜8
2−3に接続しでいる11を流源82−1〜82−3か
ら、読出し電流としての電流+82−1−182−3を
時刻t4において一斉に印加する。 すると、時刻t3<t<t4の状態において第二°、停
止1一部【こフラクソンが存イーしていたループ・デバ
イス10−1.!0−3からのみ、対応する夫々の出力
回路+7−1.17−3ヘ有意の出力電流1o−1jo
−3が出力され、二指IX1のループ・デバイス10−
2からは出力電流が流れ出ない。 従って、加算器内容を読出した結果は、最上位桁から”
101’″となり、被加算数”10”と加鐘数”ll”
との所期の二進加算演算結果としての“’io+1t=
ioi”が満足されていることが分かる。 このように出力電流に化体して加算器内容が読出される
時を時刻t4<t<t5の状態として示して元るが、同
時に、この時のフラクンンの移動に伴い、読出し終r後
、第二停止1一部にフラクソンが残−iループ・デ/へ
イスが生ずることがある。例えばこの場合、それは二指
目のループ・デバイス1O−2に見られる。従って、次
の加算演算に備えるためには、こうしたループ・デバイ
スのフラクソンを第一停止に部に戻し、本加算器101
を全体として初期状態に戻してやる必要がある。 然しこれは既述のカウンタと同様、簡単に行なえ、時刻
t5で示すように、読出しに用いた電流源82−1〜8
2−3から読出し時とは逆方向の電流を各第一停止1一
部に一斉に供給し、第ニー停止1一部に停止l−シてい
るフラグソノがあったならこれを図中、左回りに第一停
止1部に戻すようにすれば良い。従って、第3図(C)
中、回路初期状態を表す時刻t<tlの状態はまた、時
刻t5<tの状態であるとも言える。 ここでは加算例として1;記の一例しか示さないが、他
の場合に就いても本加算器は有効に作動す−ること、容
易に確かめることができる。尚また、肉様の構成のルー
プ−デバイスをn4−1段に暇っ桁に汀る被加算、加r
i数の加算演算をキャリー付きで行うことができる。 以1.述べてきた各実施例は、介いに適当に組合せたり
、信は印加電流のシーケンスを適当にすることにより、
更に他の各種の応用が可能であるが、こCで、以−1−
の実施例のいづれにも適用できるやや細かな改変例に就
き述べることにする。 先にも少し述べたが、例えば第14図(A)に示すよう
に、停止F部90の設けられている以外のジョゼフソン
線路部分に、補助的な電流源22を接続することも考え
られる。このようにすると、例えば当該ジョゼフソン線
路中を走行するフラグソノの走行速度を調整することが
でき、回路設計の自由度を増したりすることができる。 また第14図(B)に示すように、ジョゼフソン線路途
中から出力を引出す補助的な出力回路23を設い、・影
響をす、えないためには、当該出力回路23のイソピー
ダンスの抵抗部は、ジョゼフソン線路の特性インピーダ
ンス(LZC声の−、〜玉倍程度以トにすることが望ま
しい。逆に言えば、このような出力回路23に取出し得
る出力電流は、ジョゼフソン線路出力端に設けた出力回
路17に比ぜばどうしても小さなものとなるので、その
点、考慮に入れる必要はある。 また、に記した各実施例においては、フラグソノを停止
1−さぜる停止1一部90は、・対の超伝導体間をli
t抗部材で接続して構成されていたが、これに限ること
はなく、要はフラグソノを停止1−できる部分がジョゼ
フソン線路中の所定個所に形成されていれば良い。回し
抵抗部材を用いるにしても、例えば第15図示のような
構成でも停+11部分90を作ることはできる。 即ち、こうしたジョゼフソン線路1の長さ方向の少なく
とも・部位において、少なく共・方の超イ4ミ導体(こ
の場合は1−側の超伝導体2)に抵抗部材9を伺すので
ある。 )このような構造体の分布定数的等価回路においては、
(、トの両超伝導体2、31JIJの複数のジョゼフソ
:・接合を結ぶ線路長さ方向のインタフタンス成分に対
し、並列に抵抗成分「0を抱かせた形で抵抗部材9を表
ゼるものどなる。 このような構成でも、フラグソノが抵抗部オA9の伺さ
れている抵抗体部分80に入ると、当該抵抗体部分90
に跨るインダクタンスに加わる電圧が既述の抵抗成分子
oにも加わる。そのためこの抵抗成分、により、エネル
ギが消費されて、当該フラクソ文−はその運動エネルギ
が低減し、この抵抗体部分90を越え1−(れ以」−先
には進むことができなくなり、結局、この抵\体部分9
0を停止1部分90として利用できるのである。 尚また、こうした構成に\おいて効率良くフラグソノを
停止1−させるためには、P路長さ方向に見て抵抗部材
9の両端に亘り有効に電圧が掛かる必要があり、従って
抵抗部材9を伺した停止1部分乃奎−、−71’!抗体
部分90における超伝導体2の膜J″Vtオ・厚くと5
もロンドンの磁場侵入距#〜のぜいぜい°2倍程度まで
に抑えるのが望ましい。 l−1tuL、。。よ5、ヶ、つ4.え3ケいい。 は1例えば第15図中、仮想線9′で示すように、超伝
導体の内部にこの抵抗部材を埋設することが考えられる
。逆に言えば、特に膜厚には限定がない場合にあっても
、このようにして抵抗部材の位置を、9図的に接合部4
に近ずけると、フラグソノを停止させる機能を増すこと
ができる。 また、抵抗部材は仮想線9″で示すように双方の超伝導
体2.3に沿って設けられていても良い。この場合にも
、方或いは双方の抵抗部材に対12.1.記埋設構成を
採り入れて良い。 尚、いづれの場合にも、抵抗体部分90にフラクソン駆
動電流を′iえる既述の電流@8.81〜88は、必ず
抵抗部材9に接続されていなtjればならないものでは
なく、抵抗部材9が設けられている停止部分90中であ
ればit丁接に超伝導体に対して接続されていて良い。 以1.訂述した本発明ジョゼフソン線路デバイス゛−4 では、・方の超伝導体をPb−Au合金で、他力の超伝
導体をPb−In−Au合金で、接合部をPb−In−
Auス金の放電酸化膜で各形成し、ジョゼフソン線路の
最大ジョゼフソン電流密度を例えばIK^/cl12と
すると、ジョゼフソン線路中のフラクソンの空間釣人が
りを約2ONR程度に、またフラクンンの移動速度の1
−限dをiopm/ps程度にすることができ、出力回
路に取出すパルス電流をその時間半値幅が2〜3ps程
度の急峻なものにすることができる。 従ってデバイス・J法を適切に選択すれば、−1−記各
実施例の動作説明における各パルス間隔が1opsを!
、7Jる程度にまで高速化でき、応用デバイスとしても
極めて高速なものが期待できる。 また、ジョゼフソン線路を窒化ニオブ等のロンドン侵入
長にの大きい超伝導体で構成すると、次式(5)から顕
かなように、ジョゼフソン侵入長λIを小さくすること
ができる(窒化ニオブのロンドン侵入長〜は(L5〜0
.6障)。 入y=(4/[2e−Io−JL[l−(d+:υJl
)”d:接合部のJソみ、p、o:真空の透磁率。 e:素電荷、玉:(ブランクの定数)/2π。 IO=最大ジョゼフソン電流密度。 、、、、、、、(5) 従ってまた、このようなジョゼフソン線路デバイスを用
いると、上記各応用例に示されるような各装置を作成す
るに際し、全体′−J法を微小面積内に収めることがで
き、高集積化を達成することができる。 尚、−に記実施例はいづれもデジタル機能デバイスとし
ての応用であるが、アナログ的な応用も1:記からして
大いに考えられる所である。 いづれにしても、本発明によれば、従来の半導体皮r−
はもとより、従来のジョゼフソン・デバイスに比しても
低消費電力で極めて高速のデバイスが提供でき、然もそ
の応用範囲は既述した所でさえほんの・部であることか
ら理解されるように極めで広く、若し将来にげって本発
明の当業界へ寄′jする所、比だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
−第1図は・般的なジョゼフソン線路の説明図、脇2図
は本発明によるジョゼフソン線路デバイスの基本的実施
例の概略搭成図、第3図、第4図、及び第5図は第2図
示デバイスの各動作例の説明図、wS6図から第13図
までの各図は夫々、更に別の本発明実施例乃至1も用例
の構成及び動作の説IJ図、第14図は補助的電流票(
とル11助的出力回路の伺し方の説明図、第15図はフ
ラクソン停止1一部の別な形成方法の説明図、である。 図中、l、l−1,、、、、、,13はジョゼフソン線
路、2.3は超伝導体層、4は接合部、5はジョゼフソ
ン線路を含むループ、8,81.、、、、、、、.88
はフラクソン駆動用電流源、10.10−1.、、、、
、、、.10−3+1全体としての本発明実施例のジョ
ゼフソン線路デバイス、13.13−1.、、、、、、
、、.13−3は帰還回路を構成する第一・導体乃至抵
抗、14は帰還回路を構成する第二導体、17,1?−
1,、、、、、、、、、,17−3は出方回路。 18.18−1.、、、、、、、、、.18−3はフラ
クソン発生用電流源、90.、、、、、、、、、、.9
Qはフラクソン停止1一部、+00は二進カウンタ、1
01は二進二指全加算器、である。 指定代理人下業技術院電f技術総合研究所長1゛ 1z 第7図 oL 1810エ ロ \\ γ−一方一一一\

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 対の超伝導体とその間の接合部とから成るジョセフソン
    線路の長さ方向両端を互いに電気的に接続することによ
    り帰還回路を形成して成るジョゼフソン線路ループと; づ 褌し、ト記フラクソンの挙動を制御する電流源と; 同じく該ループを形成する1−記ジョゼフソン線路に接
    続し、L記フラクソンから出力電流を受取ることのでき
    る出力回路と; から成ることを特徴とするジョセフソン線路デバイス。
JP59025751A 1984-01-25 1984-02-14 ジヨゼフソン線路デバイス Granted JPS60170275A (ja)

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