JPS6017011Y2 - 投票箱 - Google Patents

投票箱

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JPS6017011Y2
JPS6017011Y2 JP1978007290U JP729078U JPS6017011Y2 JP S6017011 Y2 JPS6017011 Y2 JP S6017011Y2 JP 1978007290 U JP1978007290 U JP 1978007290U JP 729078 U JP729078 U JP 729078U JP S6017011 Y2 JPS6017011 Y2 JP S6017011Y2
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JP
Japan
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opening
ballot
plate
folded
ballot paper
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978007290U
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English (en)
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JPS54112198U (ja
Inventor
繁 田中
Original Assignee
武蔵株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP1978007290U priority Critical patent/JPS6017011Y2/ja
Publication of JPS54112198U publication Critical patent/JPS54112198U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は投票箱に関し、特に二つに折った投票用紙を
開披する装置を有する投票箱に関するものである。
従来の開票作業においては、多くの投票箱を開き、折っ
た状態で中に収納されていた投票用紙を一枚一枚人手に
よって開披した後に、或は開披しながら候補者別に分類
集票を行なっているために、開披作業に多大の労力と時
間を必要とするだけでなく、開披に従事する者が候補者
別の分類に専念できないために選挙結果に重大な影響を
及ぼす他候補者票の混入等が発生する恐れがあった。
この考案は、かかる可能性を排除することを目的として
投票箱に投票用紙の開披装置を設けたもので、大部分が
二つ折りの状態で投票される投票用紙をこの開披装置に
より自動的に完全に開披し投票箱に収納するので、選挙
後の開票に際して開披作業を行なうことが実質的に不要
になり、まだ、三つ折り以上の投票用紙とは異なる、開
披作用のない経路を移送されるので、その破損の原因に
なる無理な開披を受けることがない。
次に、この考案の投票箱を添付図面の実施例について詳
細に説明する。
第1図はこの考案による投票箱の斜視図を示すもので、
投票箱は投票箱本体1と、その上蓋2に装着された開披
装置3′とを有する。
投票箱本体1については開披装置3に投入された投票用
紙が同投票箱に収納されるに十分な開口(図示しない)
を持っていればよく、他の構造は従来の投票箱と実質的
に同一と考えることができる。
上蓋2は鎖錠装置4により非合法的開閉を防止されてい
る。
第2図はこの考案による別の投票箱の分解斜視図で、開
披装置3が上蓋2の下面に設けられている以外、第1図
の投票箱と実質的に同一と考えてよい。
このように開披装置3は、そこを通った投票用紙が投票
箱本体内に収納されうるような投票箱本体上部の任意の
位置に取り付けることができる。
投票箱本体1への開披装置3の取り付けは、例えばねじ
(図示しない)等を用いて、投票箱本体1を合法的に開
いた状態においてのみ投票箱本体に脱着できるように装
着し、装着部は、いかなる方法によっても不正な投票用
紙の挿入、抜取りを行なえないように、例えばゴムバッ
キング等によって密封し外部と遮断するとよい。
開披装置3の底面は、投票された投票用紙を必らず投票
箱本体1の内部に収納するように同投票用紙が通過する
に足る開口(図示しない)が設けられている。
また、開披装置3が正常に作動しない場合を考慮して、
開披装置3の諸機構(後述する)へ投票用紙を通すため
の投票口5に加えて、投票箱内へ投票用紙を直通させる
予備投票口6を設けるとよい。
このように投票箱は投票用紙開披装置を備えているので
、開票の際には、多数の投票箱を開いてそれ等の中の投
票用紙を集め終ると、開披を行なうことなく直ちに候補
者分類作業を開始することが可能となる。
このように開披作業が省略できるので、そのための時間
と人員とを節減可能であると共に、開票者は開披作業に
煩わされることなく候補者側分類作業に従事しうろこと
によって、起こってはならない他の候補者の票の混入等
の過誤を防止できる。
また、開披装置を経て投票箱に収納された投票用紙は一
枚の平らなシート状に開かれているので、二つ折り状態
の投票用紙を収納しなければならない従来の投票箱と比
較して、より多数枚の投票箱用紙を収納可能である。
次に、開披装置3の構造について第3図〜第7図を用
いて説明する。
第3図は第1図に示すように投票箱本体1の上蓋2上に
設けた開披装置3を一部断面で示している。
この開披装置の駆動機構は、停電等によって交流100
Vの電力供給が遮断された時に使用される電源として電
池を収容し、非常時その電力により駆動する形式のもの
でよい。
同開披装置3中の主要機構はその作用を説明するため第
5図〜第7図に抽出して示されている通り、投票口5の
近傍に配設されて折った投票用紙を受ける一対の開口形
式ローラ7及び8、その下方にある案内板9、この案内
板9の下方に配設された大体三角形状の開披板10及び
開披板10の下方に配設された開披された投票用紙を受
け、開披された投票用紙を受け、開披された投票用紙の
長辺とほぼ同じかそれ以上の長さを有する一対の展伸ロ
ーラ21を有し、二つ折りの状態で投票口5から投票さ
れた投票用紙11は周速の異なる開口形式ローラ7及び
8間を通ることで下端側に開口12を形式されながら、
案内板9の自由縁13に沿って下方へ案内され、一部が
開披板10に跨がり開披され、しかる後一対の展伸ロー
ラ21の間に入って完全に開披されるものである。
三つ折り以上の投票用紙は紙の腰が強くなるため、第7
図に示すように案内板9を通る時に前方に押されて、開
披板10に跨がらず落下する。
投票口5はローラ、7及び8間のニップ部に投票用紙1
1が案内され易いように、入口が広く出口が狭い角漏斗
形に造られており、出口の巾は二つ折り状態の投票用紙
巾より若干広い。
開口形成a−ラフ及び8は直流或は交流電源で駆動可能
な回動軸7a及び8aにそれぞれ固定されており、少な
くとも一方のローラを回転数調節可能とするか、或はど
ちらか一方のローラを他方より速度大とする。
また、ローラの材質は、ローラ材料及び投票用紙間の摩
擦係数が投票用紙間の摩擦係数より大きいものから選ぶ
また、ローラ間の接触圧力はツマミ13′及び調整ロー
ラ14′等により調節可能である(第3図、第4図)。
このように開口形式ローラを構成したので、投入された
投票用紙11の二つ折り部が互いにずれて開き進行方向
先端に開口12が形式される。
案内板9は開口形式ローラの回転軸心に関してほぼ垂直
に下方へ延びる板であり、第7図に最もよく示すように
、その上端9aは開口形成ローラ間のニップ部から下し
た垂線の内側、即ちこの垂線に関して開披板10とは反
対側に位置しており、この上端9aから下方へ延びる自
由縁13は、少なくとも上記垂線と交差する位置を越え
るまで斜めに下方へ延びる傾斜縁13aと、この傾斜縁
に続いて大体垂直に下方へ所定の距離だけ延びる直線縁
13bと、この直線縁の下端9bから内側に下方へ傾斜
する後退縁13cとを有する。
一方、開披板10は内側板14と外側板15とでほぼ三
角台状に形成されており、内側板14はその三角形の上
端又は先端10aが案内板9の直線縁13bに対し下端
9bから所定距離を保ってほぼ垂直に整列している。
従って、案内板9の後退縁13cと内側板14の先端l
eaとの間に空間16が存在する。
案内板9は、開口形成ローラ7及び8近辺から下方へ開
披板10に沿って延びる別の案内板17に垂直に取り付
けられており、同案内板17の下側延長部17aは内側
板14と協同して通路18を限定する。
開披を容易にするため、外側板15は内側板14から隔
置されその先端部15aが徐々に先端10aに接近する
ようになっている。
即ち、先端10aから下方へ延びるに連れて徐々に腸ら
むようになっている。
また、第3図〜第6図に示すように、対峙した開披板1
0及び案内板17に対になった孔が設けられており、こ
れ等の孔から喰み出て互いに組み合う数個の送り駆動ロ
ーラ19及び送り被動ローラ20がある。
これ等の送りローラ19及び20は開披板10により開
披された投票用紙11を下方の展伸ローラ21 (第3
図)へ確実に送る作用をする。
展伸ローラ21は開披板10より下方に位置し、通路1
8の下方延長上において互いに接触しながら回転する一
組のローラであって、開披板10並びに送りローラ19
及び20により送られてくる投票用紙を受けてこれを展
伸し完全に開披する。
なお、上述した構造の可動部分はモータ22(第4図)
により周知の機構を介して駆動できる。
この考案の投票箱は以上のように構成されているので、
二つ折り状態の投票用紙を投票口5から投入すると、開
口形成ローラ7及び8間の周速差によって第5図に示す
ように投票用紙11の進行方向先端が開き、二つ折り部
の内側11a及び外側11bの間に開口12ができる。
投票用紙11は、二つ折り部の内側11aが案内板9の
自由縁13に沿って案内されながらその直線縁13bの
下端9bに達する。
投票用紙11に開口12が造られているため並びに案内
板9及び開披板10の上述した特殊な構成のため、下端
9bを通った投票用紙11の内側11a先端は後退縁1
3cと開披板先端10aとの間の空間116を経て通路
18側へ案内され、一方、開口12が在るため外側;1
1b説端は開披板10の外側板15に被さり、開披板1
0の三角形状及び脹らみに由来して徐々に開披される。
しかる後、こうして開披された投票用紙11の二つ折り
部内側11aが送りローラ19及び20間(第3図)に
達し、同送りローラ□によって強制的に下方へ送られ、
展伸ローラ21に達する。
投票用紙11はここを通って完全に開披され平らなシー
ト状となって、投票箱1内へ落下する。
一方、二つ折りの状態ではない投票用紙11、例えば第
7図に示すように四つ折り状態の投票用紙11が投票さ
れた場合には、形成される開口が小さいため及び腰が強
くなるため、投票用紙11は、傾斜縁13aの下端に接
触しながら図示の状態で案内板9に沿って案内され投票
用紙全体が開披板10の外側(図面の右側)だけを通る
ので、開披作用を受けない。
即ち、正規の二つ折り以外の投票用紙を無理に開披する
ことはしないので、投票用紙を破損することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による開披装置を備えた投票箱の斜視
図、第2図は第1図とは別の位置に開披装置を設けた投
票箱の分解斜視図、第3図は開披装置を一部断面で示す
側面図、第4図は開披装置を一部断面で示す平面図、第
5図〜第7図は開披装置の要部の構成及び作用を説明す
るための略図である。 図中、1は投票箱本体、3は開披装置、7及び8は開口
形成ローラ、9は案内板、10は開披板、11は投票用
紙、12は投票用紙の開口、9aは案内板の上端、10
aは開披板の先端、13は案内板の自由縁、13aは傾
斜縁、13bは直線縁、14は開披板の内側板、15は
開披板の外側板、21は展伸ローラである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 折って投票された投票用紙を収納する投票箱本体と、こ
    の本体の上部に接続され、投票口から入った折った投票
    用紙を開披する装置とを有し、前記開披装置は、投票口
    の近傍に配設されて投票用紙を受け、互いに異なった周
    速で駆動されて、折った投票用紙の下端側に周速差によ
    り開口を形成する一対の開口形成ローラと、前記開口形
    成ローラの下方に配設され、開口を形成された投票用紙
    を下方へ案内する案内板と、前記案内板の下方に配置さ
    れ、案内されてきた開口を形成された投票用紙の同開口
    か入って投票用紙を開披する大体三角形状の開披板と、
    前記開披板の下方に配設されて開披された投票用紙を受
    け、開披された投票用紙の長辺とほぼ同じかそれ以上の
    長さを有する一対の展伸ローラとの備え、前記案内板は
    開口形成ローラの回転軸心に関してほぼ垂直に下方に延
    び、その上端は一対の開口形成ローラ間のニップ部から
    下した垂線の内側に位置しており、この上端から延びる
    自由縁は、少なくとも前記垂線と交差するまで斜めに下
    方へ延びる傾斜縁と、この傾斜縁に続いて垂直に下方へ
    所定の距離延びる直線縁とを含み、更に、前記開披板は
    内側板と外側板とで構成されていて、内側板はその三角
    形状の先端を前記直線縁の下端近傍に位置定めしながら
    前記直線縁とほぼ垂直に整列すると共に、前記直線縁の
    下端と内側板の先端との間に空間を形成しており、二つ
    折りの投票用紙は、一部が前記空間を通り且つ残部が前
    記開披板に、跨がり開披されながら、前記展伸ローラに
    向かう経路を移送され1、三つ折り以上の投票用紙はそ
    の全体が前記外側板の外側を通り前記開披板の開披作用
    を受けることなく落下する経路を移送される投票箱。
JP1978007290U 1978-01-26 1978-01-26 投票箱 Expired JPS6017011Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978007290U JPS6017011Y2 (ja) 1978-01-26 1978-01-26 投票箱

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JP1978007290U JPS6017011Y2 (ja) 1978-01-26 1978-01-26 投票箱

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JPS54112198U JPS54112198U (ja) 1979-08-07
JPS6017011Y2 true JPS6017011Y2 (ja) 1985-05-25

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ID=28814896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978007290U Expired JPS6017011Y2 (ja) 1978-01-26 1978-01-26 投票箱

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51143426A (en) * 1975-06-04 1976-12-09 Hitachi Techno Eng Co Ltd Folio opener

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51143426A (en) * 1975-06-04 1976-12-09 Hitachi Techno Eng Co Ltd Folio opener

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JPS54112198U (ja) 1979-08-07

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