JPS60169421A - 胃腸病治療用薬剤およびその製造方法 - Google Patents

胃腸病治療用薬剤およびその製造方法

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JPS60169421A
JPS60169421A JP59269683A JP26968384A JPS60169421A JP S60169421 A JPS60169421 A JP S60169421A JP 59269683 A JP59269683 A JP 59269683A JP 26968384 A JP26968384 A JP 26968384A JP S60169421 A JPS60169421 A JP S60169421A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は、016,0□8および/またはOgoの鎖長
を有する不飽和脂肪酸基75〜86重量%を有する特殊
1,2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリンを有効成
分とし、所要に応じて他に1,2−ジアシルグリセロ−
8−ホスフェートが混合すれている胃腸病治療用薬剤に
関するものである。
−化ノウちヒトの10%〜20%については、胃または
腸の消化性潰瘍あるいは他の炎症性胃腸病変を経験する
。これらの原因には色々とあり、例えば胃酸および胆汁
酸の如き内因性の細胞毒性物質、あるいはエタノールま
たは薬物の如き外因栄養素が挙げられる。このように、
胃腸官は薬物の副作用により最も頻繁に影響を受ける器
官系に含まれる。実際には、非ステロイド性抗炎症性剤
が胃のびらんおよび潰瘍形成をもたらす。
今日、冑および腸の粘膜損傷(潰瘍)の治療は攻撃的要
因の排除に基づくものであり、例えばニー酸中和(制酸
剤、例えば水酸化アル4ニウム1、炭酸カルシウム、マ
ナセアイト、水酸化マグネシウムおよび重炭酸ナトリウ
ム等)1分泌物の抑制(抗コリン作用薬、H,−拮抗薬
、例えばシメチジンまたはランチジン、迷走神経切断ま
たは末端胃切除)あるいは排除速度の増加(メトクロプ
ラミド、スルピリド(5ulpirido ))による
酸およびペプシンのブロッキングニ ー吸収(コレスチルアミン、制酸剤)または排除速度の
増加(メトクロプラミド、スルピリド)による1胃の中
の十二指腸液のある成分(胆汁酸、リゾレシチン)の毒
性作用の防止が挙げられる。
更に、被膜形成剤、例えば硫酸化二糖(スクラルフェー
ト)が使用されている。
このように今日までの治療は、主に胃酸およびペプシン
の活性を減することによるものであり、このことは粘膜
壁のつきぬけを防止せんとするものである。しかし、こ
の治療の結果、食物の消化に悪影響を及ぼし、このこと
は結局更に障害をもたらし、胃腸官を痛めることになる
(発明が解決しようとする問題点) 今日まで使用されてきた上記治療薬は他に多くの欠点が
あるqとが知られている。例えば、酸の胃液自体も、例
えば対バクテリアにおいて防護機能を有しているが、こ
の自然の防護機能が失なわれる。更に制酸剤は、該薬剤
の組成により側温または結石形成の原因となり、あるい
はミネラルおよび薬剤の吸収を抑制するおそれがある。
コリン作用抑制剤および近年極めて頻繁に使用されてい
るH3−拮抗薬は同様の作用を有し、更に、一層の障害
をもたらす。これら薬剤は吸収されやすく、従って全身
に亘り作用し、多くの副作用を伴う。
例えば、コリン作用抑制剤は口の乾燥および調節機能の
障害をもたらし;H8−拮抗薬は頭痛、下痢、関節およ
び筋肉痛、疲労、めまい、脱毛、性行為障害、肝臓障害
等の原因となる。
また、欧州特許第92,121号では、粘膜損傷を防止
するために胃粘膜を両性の燐脂質で被覆することが提案
された。これらの考えは、肺の中の天然の界面活性剤の
防護機能に基づくものである6かかる「界面活性剤」の
性質は、例えばB−I(、HillB氏等著、J、 A
ppl、 Physiol、 i Environ、 
ExercisePhysiol、 191.58(1
)、 119−128 : 1982.58(+11)
468−469 : 19813.54(2)、 42
0−426 : Re5pira−tion PhyS
iO10gy198a、 151.79−9J3 : 
L、M、 hichten−berger、 5cie
nce 219 (1988)、 1827−1829
において詳細に検査されている。
確認された最も重要な成分はニジバルミトイルホスファ
チジルコリン(DPPO)、 ジパルミトイルホス7アチジルグリセロール(DPPG
 )、 ジパルミトイルホスファチジルエタノールアミン(DP
PE ) およびスフィンゴマイニリン(SP )である。
例えば、次のような組合せが特に有利である:DPPO
: DPPE : DPPG : SP (5: 2 
: 2 + 1 )DPPO: DPPE : DPP
G (5r 2 : 2 )DPPG : DPPE 
(1: 1 )DPPO: DPPG (l j 1 
)またはDPPO! DPPE : SP しかし、被膜形成を可能にするためにはリン脂質内の脂
肪酸基が直鎖状に延びることができることが重要である
( B、A、 Hills氏等著、A、J−Physi
ol、244 (Ga5tro土ntest、Live
r Physiol7)。
G 561− G 568.1988 )。従って、飽
和脂肪酸基だけ、特にパルミチン酸における脂肪酸基が
適当である。
しかし、粘膜損傷の治療のためにこの種の「界面活性剤
」を用いることは次のような多くの問題を伴うニ ー複雑な構造の天然界面活性剤を得るのに多くの労力を
要する。
−この種の界面活性剤の治療のための使用に際し、リン
脂質中の優勢な飽和脂肪酸基は、これらの脂質代謝に対
する好ましくない作用およびかかる脂肪酸基に起因する
アテローム性動脈硬化症の危険により、大きな問題を抱
えていると考えなければならない。
−胃の中の防護被膜の形成は著しく困難である。
胃腸官の粘膜に対して肺胞内の界面活性剤の機能を推定
することは、二器官系の間の解剖学上および生理学上の
違いのために不可能なこkである。
肺胞は非分泌で単層の平坦な内皮で覆われており、かか
る内皮は脂質の安定な分子被膜について良好なる基体と
なる。その機能については、小さな気体分子(0,t 
Cog )の交換だけがそこで起こり1これらは唾なく
脂質被膜内を拡散し通過する。
これに対し、胃および腸においては激しい分泌と吸収作
用が起こる。特に、後者の作用は高水溶性分子に関する
ものであるため1被膜形成は殆ど不可能である。
今日、潰瘍の治療法は示されているが、決つして胎動あ
る療法ではない。それはせいぜい潰瘍を治癒させるだけ
であり、潰瘍形成の疾病を治癒させることはない。
このため、粘膜の防護的性質を高める治療法は、二者択
一の治療のねらいとして望ましいものといえる。粘膜の
防護的性質を高める第一の活性化合物はカルベノキサロ
ンであった。しかし、著しい副作用(ナトリウムおよび
水の遣残、低カリウム血症)のため、限られた使用のみ
が可能である。
実験的に十分に実証されたプロスタグランジンの性質、
例えば、炭酸水素塩および4粘液の分泌と\粘膜中の血
液の流れと、上皮細胞め成熟および胃の空化の促進とを
高める如き性質は、かかる活性化合物群の投与による理
想的方法において細胞保護の治療原則が満されることを
示唆するものである。
しかし、現在まで臨床的に試験されてきた長寿命のPG
E、類似体は、顕著な全前糸副作用を伴う欠点があった
対照的に、天然のプロスタグランジンは、他の器官にお
ける如く消化器官において所謂局部ホルモンとして作用
する。このことは、かかるプロスタグランジンが血液流
により作用位置に到達されることはないが、それが知合
なその作用を発揮する組織の極近傍かまたは直接その組
織においても形成され得ることを意味する。
従って、粘膜を保護するプロスタグランジンを腸粘膜の
局部において生理的に有利に合成させる治療手段を目指
すことが有益である。理論的考察から、このことに特に
適しているプロスタグランジン合成の基体は、経口投与
により胃腸粘膜において迅速にかつ絶え間なく蓄積され
るものである。
本発明の目的は、経口投与により胃腸粘膜において迅速
かつ絶え間なく蓄積され、これにより、粘膜を保護する
プロスタグランジンの合成のための基体として使用され
得る有用な胃腸病治療剤薬j・1剤を製造することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、16および/または18および/または20
の炭素原子を有するアシル基の75〜85重31%が不
飽和脂肪酸またはこれらの混合物・である特殊l、2−
ジアシルグリセロ−8−ホスホコリンを活性成分として
含む、リン脂質含有胃腸病治療用薬剤に関するものであ
る。
アシル基が16および/または18および/または20
の炭素原子を有する不飽和優勢の脂肪酸基である特殊1
.2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリンは1胃腸病
の治療に著しく適していることが驚くべきことに見い出
された。適当なる特殊法l、2−ジアシルグリセロ−8
−ホスホコリンは75〜86%の不飽和脂肪酸基を有す
る。好適な1.2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリ
ンは脂肪酸基としてリノール酸を含むか、若しくは以下
の組成: 10〜14重景%のパルミチン酸 8〜5重量慟のステアリン酸 8〜12重社係のオレイン酸 62〜68重量%のリノール酸 4〜6重量係のリルン酸 の脂肪酸の混合物を含み、個々の含量をこれらが総量で
常に100%となるように選定する。
特に好適な1,2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリ
ンは、1−および2−アシル基が脂肪酸基の種々の混合
物から成るものである。
これら好適なる1、2−ジアシルグリセロ−8−ホスホ
コリンにおいては、1−位におけるアシル基が以下の脂
肪酸基: 22〜26重量%のパルミチン酸 6〜9重1%のステアリン酸 8〜11重ffi%のオレイン酸 50〜54重量%のリノール酸 4〜6重量係のリルン酸 の混合物から成り、また2位におけるアシル基が以下の
脂肪酸基: 1〜2重量係のパルミチン酸 0−1重量%のステアリン酸 8〜12重量鳴のオレイン酸 78〜85重量%のリノール酸 5〜8重蓋うのリルン酸 の混合物から成り、個々の含量をこれらの総量が常に1
00%となるように選定する。
1.2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリンは次の一
般式: (式中のR1およびR8は同じものかまたは異なるもの
であって、次式: %式%) 式中 で表わされる基であり、例えば以下の基:GIH8(O
H,)□、ao− 0)I8(OH,)0.(30− OH,(OH,)、Oli:0HOH,(OH,)60
0−OH8(OH,)4(OH:0HO)t、)、(O
H,)、0O−OH80H,(OH:0HOH,)、(
OH,)、0O−OH,(OH,)、 (OH! 0H
OHり4 (OH,) 、00−である)で表わされる
化合物である。
特殊1.2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリンを有
するWIIII病治療用薬剤は、所要に応じて20%ま
での他の1,2−ジアシルグリセロ−8−ホスフェート
またはこれらの混合物、例えば1゜2−ジアシルグリセ
a−3−ホスホエタ、ノールアミン、1,2−ジアシル
グリセロ−8−ホスホイノシトール、1,2−ジアシル
グリセロ−8−ホスホセリン、1,2−ジアシルグリセ
ロ−8−ホスホグリセロールを含むことができるが、特
には1.2−ジアシルグリセロ−8−ホスホエタノール
アミンを含み、アシル基が1.2−ジアシルグリセロ−
8−ホスホコリンに関して示したーも・のと同じ組成を
有する。しかし、以下の組成:20〜lO重量臀のパル
ミチン酸 5〜4重量%のステアリン酸 10〜12重量囁のオレイン酸 62〜68重1%のリノール酸 8〜6重量%のリルン酸 の脂肪酸を有する1、2−ジアシルグリセロ−δ−ホス
ホコリンが好ましい。特に好ましくは、1゜2−ジアシ
ルグリセロ−8−ホスホコリン中の1−および2−アシ
ル基が脂肪酸基の種の混合物から成るものである□ これら好適な1,2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコ
リンにおいては、1位におけるアシル基が以下の脂肪酸
基: 22〜26重量%あパルミチン酸 7〜9重量%のステアリン酸 1g〜9重量係のオレイン酸 54〜50重量%のリノール酸 5〜6重量%のリルン酸 の混合物から成り、また2−位におけるアシル基が以下
の脂肪酸基: 1〜8重量%のパルミチン酸 0〜2重量%のステアリン酸 8〜1g重量墾のオレイン酸 85〜?5重ji%のリノール酸 6〜8重量%のリルン酸 9混合物から成り、個々の含量をこれらの総量が常に1
00%となるように選定する。
これら1,2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリンを
、特に大豆からそれ自体知られた方法(欧州特許第54
,770号、同第54,768号および同第54,79
6号)により得ることができる。
全身放射能写真により示される如く、特殊1゜2−ジア
シルグリセロ−8−ホスホコリンは経口投与後1迅速か
つ絶え間なく胃腸粘膜に堆積する。
動物実験では、特殊1.2−ジアシルグリセロ−8−ホ
スホコリンによる予備治療により、実験動物が1粘膜を
刺激する薬剤によって引き起こされた胃粘膜に対する損
傷から良好に保護されることが示された。
臨床学士の研究は9人の患者に対して行なった。
この研究では、1,2−ジアシルグリセロ−8−ホスホ
コリンによる治療の前後における7棹の特徴ある自覚パ
ラメーター(胸やけ、上腹部痛1鼓脹、食欲減退、むか
つき、吐気、しゃっくり)の記録につとめた。尚、これ
ら症状は胃および十二指腸における粘膜のびらんおよび
潰瘍形成に関係して起こるものである。ドキュメンテー
ションは、症状の軽重を考慮した半定量的なものである
。9人の患者のうち8人(この内4人は非ステロイド性
抗すウマチ薬を摂取、1人は細胞成長抑止剤を摂取、1
人は胃基部(胃炎、1人は胆汁リフラックス(bili
ous reflux )、1人は慢性で再発性の消化
性潰瘍であるンについては、その症状において著しい改
善が治療後1〜4日以内に記録され、そのうちの若干に
ついては劇的であった。副作用若しくは他の薬剤治療に
対する悪影響は起こらなかった。
動物実験および臨床学士の研究により示されたm<、特
a−1.g−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリンを用
いた径口および非径口投与の双方による治療は、胃粘膜
の永続的保護をもたらす。この細胞保護作用は、粘膜に
おける1、2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリンの
堆積によりプロスタグランジン合成を局部的に刺激する
として説明することができる。長寿命のPGE、a類似
体による試みにおいて観察された如き、プロスタグラン
ジン作用の全身系に亘る増大は検出されなかった。
研究により示された如く、特殊1,2−ジアシルグリセ
ロ−8−ホスホコリンを経口および非経口投与すること
により胃粘膜の永続的保護がもたらされる。このことは
特に驚くべきことであり、また欧州特許第0.On、1
21号明細書の内容からは予期し得ないことであった。
この理由は、本発明に係る高不飽和1,2−ジアシルグ
リ七o−3−ホスホコリンが生理学的条件下において有
用な防護被膜を形成することができないからである。
更に、非経口投与でも、この場合被膜形成が完全に妨げ
られるので、胃粘膜の永続的保護がもたらされることは
全く予期し得なかった。
本発明において使用すべき特殊1,2−ジアシルグリセ
ロ−8−ホスホコリンは、日に1回着シくは数回、体重
1にg当り0.2〜150 mg、特に10〜50m9
の投与量で経口および非経口の双方で投与することがで
きる。これは予防および治療のために投与することがで
きる。更にまた、胃の潰瘍形成およびびらんの原因とな
る薬剤で治療中に投与することができる。薬剤により引
き起こされる胃粘膜への損傷を予防しまたはなくすため
に、かかる薬剤による治療前、中または後において1゜
2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリンを投与するこ
とができる。好ましくは、1.2−ジアシルグリセロ−
8−ホスホコリンの投与によるか若しくは該薬剤との同
時投与により予備治療を行なって、該薬剤による胃粘膜
への起こり得る損傷を回避する。
ひどい潰瘍形成の治療においては、例えばH,−拮抗薬
の如き潰瘍治療用薬剤を用いて攻撃的要因を減じ、次い
で1,2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリンによる
治療に変えることができる◇このことは、潰瘍の治療用
薬剤の副作用を減するという利点がある。
特に、胃および腸に対し攻撃的である活性化合物で疾病
を治療する際には、1度または数回の投与量で特殊1,
2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリンにより予備治
療し、かっ/または同時投与することが有利である。上
記活性化合物としては、例えば細胞成長抑止剤、例えば
メントレキセート:抗高血圧薬、例えばレスルピン:結
核菌抑制薬、例えばり7アンピシン;またはp−7ミ/
サリチル酸:抗生物質、例えばペニシリン:または鎮痛
薬または抗炎症薬、例えばピラゾロン(フェニルブタシ
ン、オキシ7エンタゾンン、サリチル酸誘導体(サリチ
ル酸、サリチルアミド、アセチルサリチ/I/酸、ベノ
リレート、ジフルニザール)フェニルアルカン酸、例え
ばイブプロフェン、ナプロキセン、アルクロ7エナツク
、ケトプロフェン、ジクロフェナック、フェノプロ7エ
ン、トルメチン、フルルビプレフェン、スプロ7エン、
インドプロ7エン、カルプロ7エン、ビルプロフェン、
フェンクロフェナック、スリンダク、インドメタシン、
ピロキシカム、アセメタシン、ビメタシン、ナムプメト
ン等がある。
特?J 1 e 2−ジアシルグリセ12−8−ホスホ
コリンを投与する場合、これを適当な形態1例えばカプ
セル、溶剤、乳剤、錠剤、粉剤、かむことのできるカプ
セル、飲用アンプルまたは水性乳剤並びに通例の非径口
形態に変換する。
e殊1t2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリンを軟
質ゼラチンカプセル内に充填することができ、更に有利
には、所要に応じて適当な助剤または充填剤と共にそれ
自体知られた方法で硬質ゼラチンカプセル内に充填する
ことができ、例えばかかる方法は西独国特許出願公開第
8,022,186号公報に記載されている。軟質また
は硬質のゼラチンカプセルは−まるごと飲み込むかまた
はかみくだくことができる。
かみくだくことのできる硬質ゼラチンカプセルを製造す
る場合には、リン脂質を以下に示すものと混合する: 薬理学上不活性なビヒクル、例えばワックス、硬化油、
天然、半合成または合成トリグリセリドおよびこれらの
混合物、例えばココアバターおよび例えばトリグリセリ
ドを基材とする通例の生薬組成物、例えばウィテプソー
/l/ (Witepsol)生薬組成物(H,P、 
Fiedler、 Lexikon aex 1(il
−fi;5−eftir Pharmazie 、 K
osmetik und angren−zenae 
Gebiete (pexicon of 1uxil
iaffiies forPharmacy、 008
m6ti08 and Re1ated areas 
)19’/741. VOl、 9 、548〜50頁
および682〜684頁参照):脂肪アルコール:個体
炭化I水素、例えばワセリンまたは硬質パラフィン;飽
和脂肪酸、例えばラウリン酸、ミリスチン酸、パラミチ
ン酸、ステアリン酸:乳化剤、例えばエトキシル化トリ
グリセリド、ポリエトキシル5化植物油;糖の脂肪酸エ
ステル:シリコーン;ゼラチン:メチルセルロース:ヒ
ドロキシプロボキシセルロース:ヒドロキシブワビルセ
ルロー初:ポリエチレングリコール:ボリビニルビロリ
リFン一:、ポリビニルアルコール;ポリアクリル10
酸およびその塩。
エタノールをかかる組成物に添加するが、その分量は、
得られた添加物が室温若しくはこれよりも僅かに高い温
度において加圧下で自由に流れるような量とする。即ち
、生成物はこの温度において1″加圧下での輸送に対し
ちょうど十分な低さの粘度か若しくはこれよりも僅かに
低い粘度を有し1該生成物を、西独国特許出願公開第8
,022,186号公報に記載された方法と似た方法に
より1液体充填用付属物および加熱自在の充填ノズルを
備えた既知の充填装置を用いた容器内に充填することが
できる。
1.2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリンを他の潰
瘍治療剤と一緒に、または粘膜に損傷を与える副作用を
有する薬剤とさえ一緒に製造することができる。かかる
造造方法には1例えば後者の薬剤を粘性1,2−ジアシ
ルグリセロ−8−ホスホコリン組成物を容器内に充填す
る前に該組成物の中に混入するか、またはかかる薬剤を
1,2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリンを容器内
に充填した後に該組成物の中に粉剤または錠剤の形態で
計量して入れる方法があり、この場合に1゜2−ジアシ
ルグリセロ−8−ホスホコリンと他の活性化合物との比
は0・1.:1からl:20まで変動させることができ
る。
錠剤および粉末混合物2製造するためには1゜2−ジア
シルグリセロ−8−ホスホコリンを固体形態に変えるこ
とが必要であるが、このことはかかる物質が粘性である
ために極めて困難なことである。固体組成物は、2〜l
O重量%の塩化カルシウムを添加することにより得るこ
とができる。
固体組成物を製造する場合、特殊1.2−ジアシルグリ
セロ−8−ホスホコリンを通例の助剤と一緒に水または
有機溶媒、例えばメタノール、エタノールまたはイソプ
ロパツールの如きアルコール、炭化水素、例えばヘキサ
ン、塩素化炭化水素またはこれらの混合液に溶解させる
か若しくは乳化させ、これに塩化カルシウムを添加し、
得られた混合物を穏やかに加熱し乍らかさまぜ、次いで
減圧下で溶媒を除却し、これにより乾燥粉末を得る。か
かる混合物に添加すべき塩化カルシウムの量は1,2−
ジアシルグリセロ−8−ホスホコリンに対し1〜20%
であるが、特には2〜10%である。
1.2−ジアシルグリセ0−8−ホスホコリンの処理に
ついて好適な溶剤はアルコールであり、特にはエタノー
ルである。
乾燥に関しては通例の処理、例えば真空ドラム乾燥、噴
霧乾燥および凍結乾燥が適当である。乾燥し粉Wした1
、2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリン/塩化カル
シウム混合物を、所要に応じて通例の方法により粉砕し
粒状化することができる。生成物の安定化のために、使
用するl、2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリンの
分量に対し0.1〜2重量%の安定化剤または安定化剤
の混合物、例えば酢酸トコフェロールおよび/またはバ
ルジf>mアスコルビル(ascorbyl palm
itate)を使用するのが有利である。
また、特殊1,2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリ
ンを、粘膜に損傷を与える副作用を有する薬剤と一緒に
製造することもできる。かかる薬剤の一例として、細胞
成長抑止剤、化学療法薬剤、抗生物質、ステロイド、特
にステロイド性および非ステロイド性抗炎症薬剤がある
かかる薬剤または非ステロイド性抗炎症薬剤と特殊1.
2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリンとを含む固体
経口投与形成形物の製造を以下の種々の方法で実施する
ことができる: 粉剤混合物: 適当な粒度にされた上記薬剤と特殊1,2−ジアシルグ
リセロ−8−ホスホコリン/塩化カルシウムとの混合物
に通例の製薬助剤を添加して混合し、次いで圧縮して錠
剤とするか若しくはカプセルに充填する。
噴霧乾燥剤組成物: 有機溶媒若しくは水に上記薬剤を溶解させた溶液または
分散ぎせた分散液を、有機溶媒若しくは水にe殊1,2
−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリンを溶解だせた溶
液または浮化させた浮濁液。
および有機溶媒若しくは水に塩化カルシウムを溶解させ
た溶液と、また所要に応じて他の通例製薬助剤と混合し
、この混合物を噴霧乾燥する。得られた噴霧乾燥された
組成物に他の製薬助剤を添加したものを錠剤の形態に圧
縮するかまたはカプセルに充填する。
剤皮側組成物: 有機溶媒または水に特殊1.2−ジアシルグリ溶解させ
た溶液と混合し、次いで流動床において、予め所望の粒
度まで小ざくした上記薬剤に被覆する。自由に流動する
粉末形態の得られた生成物に製薬助剤を添加したものを
錠剤形態に圧縮するか、若しくはカプセルに充填する。
上記薬剤対1.2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリ
ン/塩化カルシウムの比は、治療の必要条件に応じて1
 : 0.1から1:20の重量比まで変動させること
ができる。上記薬剤の投与量当り、50〜250WI9
、特にN00mgの1.2−ジアシルグリセロ−8−ホ
スホコリン/塩化カルシウム混合物を用いるのが有利で
ある。
(発明の効果) 上記薬剤と特殊1.2−ジアシルグリセロ−8一ホスホ
フリン/塩化カルシウム混合物とを含む固体経口投与形
成形物が、例えば西独国特許出願第2.856,888
号明細書に記載されている如き上記薬剤とリン脂質とを
含も製剤よりも優れていることは、次のようにして決定
することができる二上記薬剤とリン脂質とを含む固体経
口投与形成形物または上記薬剤と1,2−ジアシルグリ
セロ−8−ホスホコリン/塩化カルシウムとを含む該投
与形成形物から、胃液中において乳化したリン脂質また
は1.2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリンの割合
をUSP溶解試験(回転バスケット法、10orpm、
胃液900−1pH1,2)によりめた。
材 料: AS=フェニルブタシン ph=ホスファチジルコリン PG/GaC1,=x 、 2−ジアジyグリセロー8
−ホスホコリン/塩化カル シウム(含量: 0aO1,6,84% 1カプセルに
夫々200■のAsと100■のPLまたはP O/ 
0a01. Tt充填グリセロ−8−ホスホコリン/塩
化カルシウムで1製造した胃腸病治療用薬剤の粉末の技
術特性にある。
ASA=アセチルサリチル酸 pL=ホスファチジルコリン PC=1.2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリン 1.2−ジアシルグリセo−3−ホスホコリン/塩化カ
ルシウム混合物で製造した薬剤成形物の粉末技術特性の
利点は、純粋な1.2−ジアシルグリセロ−8−ホスホ
コリンに比し、l、2−ジアシルグリセo−3−ホスホ
コリン/塩化カルシウム混合物の有利な物理特性に帰す
ることができる。
生 成 物 80分後に乳化/分散 L PL+AS 87.7 ff19 & PCloa(31,+AS 67.5 +119上
記薬剤と1.2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリン
/塩化カルシウムとを含む本発明の好適なる胃腸病治療
用薬剤の他の利点は、上記薬剤とリン脂質とを含む薬剤
成形物と比較して、混合物形態において多量かつ必要量
の1.2−ジアシルクリセロ−8−ホスホコリンを既知
の方法によりCa11gおよび上記薬剤と一緒にするこ
とができる能力にある。例えば、既知の流動床法を用い
た場合に、アセチルサリチル酸とホス7アチジルコリン
とで得ることができる最大混合比は僅か1:0.2であ
るが、これに対し、アセチルサリチル酸トe殊i 、 
2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリン/塩化カルシ
ウムの混合物は1 : 0.5を越える比で製造するこ
とができる。
更に他の大きな利点は、特殊1.2−ジアシル生成物の
名称 DIN58912に′よる沈降密度 LPOI−微粉化 z29(j/1 & P 0110aO1,−微粉化 451g/l&P
01−噴霧乾燥 88り/1 4 P O1/(3a018−噴霧乾燥 222g1t
&PC2−微粉化 zsog/l a P O2/Ca1l、−微粉化 44o9/IPO
1=1.2−ジアシルグリセ0−8−ホスホコリン PO2=1.2!−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリ
ン80%と1,2−ジアシルグ リセロ−8−ホスホエタノールアミン 20%との混合物 殊殊1.z−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリンを他
の上記薬剤と一緒に投与せんとする場合には、かかる薬
剤コアを1.2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリン
で被覆することもできる。
また、投与すべき上記薬剤および特殊1.2−ジアシル
グリセロ−8−・ホスホコリン組成物を含むパックを組
合せることもできる。
(実施例) 次に本発明を例に基づき説明する。
例1 薬効を立証するために以下に示す実験を行なった: 胃腸粘膜における特殊l、2−ジアシルグリセ四−8−
ホスホコリンの堆積 ラットに、8■で識別したホスホコリン(1,2−(9
,10,12,18−8,H4)−シリノリル−sn−
グリセロ−8−ホスホコリン70 mg/に9をM 管
栄養法により与えた。放射能は動物1匹当り4.4X1
0’dpmの8Hであった。投与して1.5 t 8 
e 6および24時間経過後、ラットをエーテルによる
深い麻酔状態の下でア七トンとドライアイスの混合物(
−72°C)に浸漬することにより殺した。しかる後に
、全身切片(whole−body 5ections
 )を作った。これら乾燥全身切片および異なる放射能
を有する2種の標準試験片を均一加圧下で写真滓剤と接
触させ、−20℃で感光させた。感光は47日間続けた
。この放射能写真像より、投与された、1,2−ジアシ
ルグリセロ−8−ホスホコリンが胃腸粘膜に迅速かつ長
時間持続する蓄積をもたらすことが示された。尚、この
ことは写真像上における胃壁の極めて顕著な黒色化によ
り証明された。
例2 粘膜への化学的損傷 フェニルブタシンの潰瘍誘発投与量(200Wvkg、
5略〜)を、8日間−パンだけを与え次いで24時間断
食させた雄ラットに経口投与した。しかる後に試験物質
を直ちに経口投与した。かかる動物に8.5時間後にエ
ーテル麻酔を施し、胃を肉眼で検査した。潰瘍形成を、
Takagiおよび0kabe氏の方法(Jap、J、
Pharmacol、 18 、9−18 (1968
)により評価した。
PPO8,21,6−50,0チ DPPO1,91J −86,8チ DPPcJ/DPPGI:I L7 LX −2Lg 
%PPO−1t2− ジアシルグリセロ−8−ホスホコ
リン(アシル基の約62〜68チがリノール酸) DPPO−−ジパルミトイルホスフ、アチジルコリンD
PPG−ジパルミトイルホスファチジルグリセロ9−ル DPPE−ジパルミトイルホスファチジルエタノールア
ミン DPPI−ジパルミトイルホスファチジルイノシトール Sph −スフィンゴミエリン 混合DPPO/DPPE/DPPG/DPPI/SPh
 (9: l : 1!1:1)は、欧州特許第0,0
92,1 g 1号明細書に記載されている最も有効な
混合物に相当する。
上記表から実証された如く、本発明に係る1、2−ジア
シルグリセ0−8−ホスホコリンが最も大きな潰瘍誘発
抑制をもたらすことは明らかである。
例8 1.2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリン浮濁液 1.2−ジアシルグリセ四−8−ホスホコリン45.0
9乾mグルコース(デンプン氷解物) 5.09香 味
 剤 1.0g 防 腐 剤 0.1g 添 加 水 100,09 1.2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリンを、防腐
剤が添加された水中においてかきまぜ乍ら乳化し、次い
でこれに乾燥グルコースおよび香味剤を混合した。この
粘性浮濁液を管に入れた。
例4 硬質ゼラチンカプセル a)充填物の組成および製造 1.2−ジアシルグリセロ−3−ホスホコリン 76.
0Ic9硬 質 脂 肪 18.5 kg 大 豆 油 8.5 kg エ タ ノ − ル 2.0Pc9 は っ か 油 0.04 IC9 上記成分をニーダ−内において均一に混合した。
b)硬質ゼラチンカプセルへの充填 a)に記載した組成物を硬質ゼラチンカプセル成形機で
硬質ゼラチンカプセルに充填した。尚、かかる成形機は
60°Cにおける液体充填物用の充填部材を備えている
。カプセルの大きさは細長い0をであ・す、658m9
の用量である。
例5 飲用アンプル 1−−ジアシルグリ七ロー8−ホスホコリン 97.8
9組合せシロップ 160.09 (Combination 5irup )モカエッセ
ンス 2.0− マルカラエッセンス 8.2− 精製水を添加して得た量 2000.Qt+t1、g 
−ジアシルグリセo−3−ホスホコリンを1.47の水
中においてかきまぜ乍ら懸濁し、次いでスリットホモジ
ナイザーを用量て均質化した。
組合せシロップと香味剤の水溶液を添加した後、混合物
が2ノになるまで水を補給し、次いで濾過により滅菌し
た。次いで、得られた溶液を無菌条件下で射出バイアル
(5−)に充填した。
例6 98gの11−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリンを
加温し乍らエタノールに溶解し、次いで、2りの塩化カ
ルシウム(無水)を50−のメタノールに溶解した溶液
と混合した。減圧下で溶液を除去し、得られた生成物に
1チアエpジル(Aero−sil ) 200を添加
したものをく100μの粒度とした。得られた粉末をカ
プセルに充填した。
適当な助剤を添加して、かかる混合物を錠剤形態に圧縮
することもできた。
例7 90gの1.2−ジアシルグリ七a−B−ホスホコリン
を200−のクロルホルムに溶解し、10りの無水aa
az、を200−のメタノールに溶解した溶液と混合し
、次いで混合物をブチ(Buchi )型190噴霧乾
燥機を用いて乾燥した。
得られた生成物に1%アエ田ジル200を添加したもの
をく100μの粒度とし、これはしかる後にカプセルに
充填するかまたは錠剤形態に圧縮することができた。
例8 80重量%の1.2−ジアシルグリセロ−8−ホールに
溶解し、次いで、6gのaaat、 (無水)を120
dのエタノールに溶解した溶液と混合した。
溶媒を減圧下で除去し、得られた生成物を例6と類似し
た方法により処理した。
例9 909の1,2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリン
を5004の蒸留水中において乳化し、次いで、10g
の無水0aGl、を50−の蒸留水に溶解した溶液と混
合し、しかる後に例6と類似した方法により処理した。
例10 水性分散液 1.2−ジアシルグリセvx−9−ホスホコリン/CA
LO1m 56−0kg芳香乳剤(Cream aro
ma ) o 、8 kgモカチョコレートエッセンス
 5.679バ ニ リ ン Q、4Jcg ブドウ糖 87.0 kg サッカリンナトリウム 0.16 kg上記の成分を粉
末ミキサー内で均一に混合した。
飲用の水性分散液の製造においては、使用直前に12.
59の粉末混合物を100−の水に添加し〜かかる混合
物を簡単に振った。
例11 ASA錠剤: ASA−アセチルサリチル酸 8001n91.2−ジ
アシルグリセロ−8−ホスホコリン/’0aO1s 1
004アエpジル200 20■ ナトリウムカルボキシメチルセルロース 20■水素化
ひまし油 10■ 微結晶性セルロース 150■ 上記成分を混合し、圧縮し、これに通例の方法で既知の
錠剤被覆剤、例えば酢酸フタル酸セルロ−スまたはフタ
ル酸ヒドロキシメチルセルロースを付与した。
例12 五SAカプセル: ムSA−アセチルサリチル酸、<100μに微粉砕 8
00m91.2−ジアシルグリセo−B−ホスホコリン
10 ac l s 1001vビ ヒ り ル 15
mノ 90gの1,2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリン
/ 0aOlfAを200−のクロロホルムに溶解した
溶液と109の無水aaa12を200−のメタノール
に溶解した溶液とから成る溶液を、<100μに微粉砕
されたASA上に流動床において噴霧した。
得られた自由流動性粉末を、1カプセル当り800■の
ASAを含む硬質ゼラチンカプセルに充填した5例13 フェニルブタシン錠剤: フェニルブタシン 200■ 1.2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリン10aO
!、100■アエ四ジル200801n9 ナトリウムカルボキシメチルセルロース 20■水素化
ひまし油 10rv 微結晶性セルロース 1401n? 200りのフェニルブタシンを501Ll)りl:10
ホルムに溶解し、この中に98.59のリン脂質を添加
してかきまぜ、次いで6.59のaaaz、を100f
rLtのメタノールに溶解した溶液を添加した。
得られた混合物を噴霧乾燥し、残りの成分と混合し、粉
砕し、圧縮して各々200■のフェニルブタシンを含有
する錠剤を形成し、しかる後に例11に類似した方法に
よりこれを被覆した。
例14 インドメサジンカプセル: インドメサシン 60■ 1.2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリン10a0
1,100■ビ ヒ り ル 57Q 90りの1,2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリン
を5001nlのイソプロパツールに溶解シた溶液と1
07のcacl、を100−のメタノールに溶解した溶
液とから成る溶液を、微粉砕されたイントメサシ上に流
動床において噴霧した。得られた粉末を例6に記載した
ようにして処理した。
例15 イププpフェン錠剤: イブプロ゛フェン gooダ 、1.2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリン10a
O7,100■アエロジ/l/20(J 3Qy++g
微結晶性セルロース 150■ ナトリウムカ〜ボキシメチiデンプン 20■ステアリ
ン酸マグネシウム 10m9 目的物を例6に類似した方法により製造した。
例16 イブプロフエンカプセル: イブプロフェン 200 m+19 1、トラアシルグリセロ−8峠スホコリンAaOAg 
1001n9ビヒク/I/ 10■ 目的物を例12に類似した方法により製造した。
例17 スリンダク錠剤: スリンダク 100 WI9 1、トラアシルグリセロ−8−ホスホコリン10aCl
12100フ119アエロジyv 200 20■ 微結晶性セルロース 100■ ナトリウムカルボキシメチルセルロース 20m9ステ
アリン酸マグネシウム 10■ 目的物を例11に類似した方法により製造した。
例18 ナプロキセンカプセル: ナプロキセン 250 m+19 1、トジアシルグリセロートホスホコリン10act、
2100 WI9吸着剤 15m+19 目的物を例12に類似した方法により製造した。
例19 ジクロフェナックナトリウム錠剤ニ ジクロフェナックナトリウム 5011191.2−ジ
アシルグリセロ4−ホスホコリン 100Tn95アエ
ロジ/17200 15■ 微結晶性セルロース 75■ ステアリン酸マグネシウム 10■ ナトリウムカルボキシメチルセルロース 5 mg目的
物を例12に類似した方法により製造した。
例20 ジクロフェナック含有錠剤ニ ジクロフェナックナトリウム 1000 /1アビセル
(AViCel)PH1021460,9アエロジ/I
/200 20 g ステアリン酸マグネシウム 25g ナトリウムカルボキシメチルデンプン 25g上記成分
の混合物を圧縮して、夫々ジクロフェナックナトリウム
1501119を含有する両凸錠剤を形成し、次いで1
錠剤当り#xoomgの分量の以下の成分: 14−ジアシルグリセロ→−ホスホコリン 15.0%
HPMOop8’1.5% コロイド状Sin、 1.5 % エタノー/I/88.0% 塩化メチレン 88.0% の被覆組成物で被覆した。
例21 ジシクロフェナック含有カプセル: a)ジクロフェナックナトリウム 1000 gアビセ
ルPH102460g アエロジル200 10.9 ステアリン酸マグネシウム 15I! ナトリウムカルボキシメチルデンプン 159b)充填
剤組成物: IJ−ジアシルグリセロー84スホコリン 9〜ポリエ
チレングリコール400 1 Ic9エタノ−A10.
8kg 上記成分の混合物をニーグーにおいて60℃で均ゴに混
合した。
C)充填液のための付属品を備えた硬質ゼラチンカプセ
ル成形機において上記b)で記載した充填剤組成物を使
用することにより、850■のかかる混合物をサイズ0
の各ゼラチン硬質カプセルに計量して入れた。次いで、
同じ硬質ゼラチンカプセル充填装置と粉末用充填部材と
を用いて、上記a)で記載した粉末混合物150■を計
量して各カプセルに入れ、しかる後に該カプセルを密閉
した。
カプセルは50〜1500■の1.2−ジアシルグリセ
ロー8−ホスホコリンとlθ〜2501n9の非ステロ
イド性抗炎症薬剤とを含み、その抗炎症薬剤対1.2−
ジアシルグリセロ−3−ホスホコリンの比は170.1
〜1:10であるのか有利であった。
例22 ジクロフェナック含有カブ上〃: a)ジクロツェナフナトリウム 10009アビセルP
H102460,9 アエロジAl200 10 19 ステアリン酸マグネシウム 1577 ナトリウムカ〃ボキシメチルデンブン 15F!これら
物質を均一に混合し、圧縮して、6.5簡の直径を有す
る錠剤150■を形成した。
b)充填剤組成物 1、L−ジアシルグリセロmlト也スホコリン ’ye
−skgウイテブソyv (Witepsol ) 1
4.8 lc9大豆油 8.2J19 エタノール 8.Q、119 上記各成分をニーダ−内において60℃で均・−に混合
した。
〇)上記b)で記載した充填剤組成物500 ”9 ’
E s液体用充填部材を有する硬質ゼラチンカプセル成
形機において硬質ゼラチンカプセルに充填した。次いで
、同じ成形機および錠剤用充填部材を用いて、上記a)
に記載した組成物の錠剤をカプセルに導入し、しかる後
に該カプセ、11/′f:密閉した。
例28 プレドニゾロン錠剤: プレドニゾロン 511I9 11−グアシルグリセロ−84スホコリン10aO1,
100■微結晶性セルロース 60■ アエロジ/l/ZOO10″ ナトリウムカルボキシメチ〃デンプン 15M9ステア
リン酸マグネシウム 1(1”9目的物を例18に類似
した方法により製造した。
例24 デクサメタゾーン錠剤: (9−フルオロ−16α−メチ、ルブレドニゾpン〕デ
クサメタゾーン 0・5) 1.2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリン10a0
1. 50.0■微結晶性セルロース 80.0■ アエロジIv200 6.01N9 ナトリウム力〃ボキシメチルデンプン 舎・51n9ス
テアリン酸マグネシウム 10 1”9目的物を例18
に類似した方法により製造した。
例25 メトトレキサレート錠剤: メトトレキサレート 2.5■ 1、il−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリン10 
ao 12 100−0 ”9微結晶性セルロース 5
0.011197zoジ/I/15.0 ”9 ステアリン酸マグ牟シウム 7.5■ 目的物を例18に類似した方法により製造した。
例26 P−アミノサリチル酸錠剤: P−7ミ/−9−IJfILIrR+ ) IJ t)
A −2H,0400,011191,2−ジアシルグ
リセロ−8−ホスホコリン10a(3ユ、 100.0
■5TA−RX1500(特別ナコーンスタ−f ) 
45.0 m9ヒドロキシプロピルセルロース 15・
o+l′i+アエロジA/ 10・01119 目的物を例12に類似した方法により製造した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 L 16および/または18および/または20の炭素
    原子を有するアシル基の75〜85重量%が不飽和脂肪
    r!Iまたはこれらの混合物である特殊1.2−シアス
    ルグリセロ−8−ホスホコリンを活性成分として含むリ
    ン脂質含有胃腸病治療用薬剤。 飯 不飽和脂肪酸基がリノール酸および/またはオレイ
    ン酸および/またはリルン酸および/またはアラキドン
    酸基である特許請求の範囲第1項記載の薬剤。 & アシル基が以下の脂肪酸基: 10〜14重量%のパルミチン酸 8〜5重量%のステアリン酸 8〜12重量%のオレイン酸 62〜68重量%のリノール酸 4〜6重量%のリルン酸 から成る混合物脂肪酸基である特許請求の範囲第1項記
    載の薬剤。 表 混合脂肪酸基として、l−アシル基が822〜26
    重量%のパルミチン酸 6〜9重量%のステアリン酸 8〜12重量%のオレイン酸 50〜54重量%のリノール酸 4〜6重量%のリルン酸 を含み、2−アシル基が: 1〜2重徽%のパルミチン酸 0〜1重量%のステアリン酸 8〜12重量%のオレイン酸 75〜85重量%のリノール酸 5〜8種量%のリルン酸 を含む特許請求の範囲第1項記載の薬剤。 41.2−ジアシルグリセ0−8−ホスフェート、例え
    ば: 1.2−ジアシルグリセロ−8−ホスホエタノールアミ
    ン、 1、.2−ジアシルグリセ四−8−ホスホイノシトール
    、 1.2−ジアシルグリセロ−8−六スホセリンまたは 1.2−ジアシルグリセロ−8−ホスホグリセロール の1種またはそれ以上を20%まで含み、アシル基が前
    記のものと同じものである特許請求の範囲第1−4項の
    いずれか一つの項記載の薬剤。 & 所要に応じた通例の助剤に加え、1カプセル当り5
    0〜500■の特殊1,2−ジアシルグリセ50−8−
    ホスホコリンを含む硬質ゼラチンカプセル形態である特
    許請求の範囲第1〜5項のいずれか一つの項記載の薬剤
    。 I 通例の助剤に加え、5〜60%の特殊1゜2−ジア
    シルグリセロ−8−ホスホコリンを含有する水性滓剤を
    含む飲用アンプル形態である特許請求の範囲第1〜5項
    のいずれか一つの項記載の薬剤。 & 通例の助剤に加え、特殊1.2−ジアシルグリセロ
    −3−ホスホコリンと該ホスホコリンに対し2−10%
    の塩化カルシウムとを含む、粉剤または錠剤状の固体薬
    剤形態である特許請求の範囲第1〜5項のいずれか一つ
    の項記載の薬剤。 9、 特殊1.2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリ
    ンに加え、他の潰瘍治療用薬剤を含む特許請求の範囲第
    1〜8項のいずれか−っの項記載の薬剤。 10、特殊1.2−ジアシルグリセp−8−ホスホコリ
    ンに加え、抗炎症薬剤を0.171〜1:20の重量比
    で含む特許請求の範囲第9項記載の薬剤。 1116および/または18および/または2υの炭素
    原子?有するアシル基の75〜85重量%が不飽和脂肪
    酸またはこれらの混合物である特殊1.2−ジアシルグ
    リセロ−8−ホスホコリンを活性成分として含むリン脂
    質含有胃腸病治療用薬剤を製造するにあたり1所要に応
    じて他の活性化合物または助剤と一緒に、特殊1.2−
    ジアシル・グリセロ−8−ホスホコリンを硬質ゼラチン
    カプセルに充填することを特徴とする、口から摂取する
    ことのできるリン脂質含有胃腸病治療用薬剤の製造方法
    。 1!1.2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリンを水
    または有機溶媒に溶解または乳化させ、これに、水また
    は有機溶媒に溶解または懸濁させた塩化カルシウムを添
    加し、減圧下で溶媒を除却し、得られた生成物を通例法
    により乾燥し、所要に応じて微粉砕化し、しかる後に通
    例の処理により処理加工して薬剤組成物とすることを特
    徴とする特許請求の範囲第11項記載の製造方法。 11L 薬剤を所望粒度まで小ざくし、1,2−ジアシ
    ルグリセロ−8−ホスホコリンと塩化カルシウムとの粉
    末化された混合物と混合し、通例の薬剤形態、例えば錠
    剤およびカプセルに圧縮することを特徴とする特許請求
    の範囲第11項記載の製造方法。 1表 薬剤を有機溶媒または水に溶解または分散した溶
    液または分散液を、特殊1,2−ジアシルグリセロ−8
    −ホスホコリンを有機溶媒または水に溶解または乳化し
    た溶液または乳濁液、塩化カルシウムを有機溶媒または
    水に溶解した溶液、および所要に応じて他の通例の製薬
    助剤と混合し、混合物を噴霧乾燥し、得られた噴霧乾燥
    した組成物を、所要に応じて他の製薬助剤と一緒に圧縮
    して錠剤形態とするかまたはカプセルに充填することを
    特徴とする特許請求の範囲第11項記載の製造方法。 1& 特al、2−ジアシルグリセロ−8−ホスホコリ
    ンを有機溶媒または水に溶解または乳化した溶液または
    乳濁液?、塩化カルシウムを有機溶媒または水に溶解し
    た溶液と混合し、得られた混合液を、既め所望粒度まで
    小ざくした薬剤に流動床において被覆し、自由流動性粉
    末形態で得られた生成物に製薬助剤を添加したものを圧
    縮して錠剤形態とするかまたはカプセルに充填すること
    を特徴とする特許請求の範囲第11項記載の製造方法。
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