JPS60168747A - フエノ−ル樹脂成形材料及びその製造方法 - Google Patents

フエノ−ル樹脂成形材料及びその製造方法

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JPS60168747A
JPS60168747A JP2361484A JP2361484A JPS60168747A JP S60168747 A JPS60168747 A JP S60168747A JP 2361484 A JP2361484 A JP 2361484A JP 2361484 A JP2361484 A JP 2361484A JP S60168747 A JPS60168747 A JP S60168747A
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JP
Japan
Prior art keywords
phenolic resin
molding material
fibers
resin molding
mixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP2361484A
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English (en)
Inventor
Takanori Kushida
孝則 櫛田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は電気器具のケース、食器その他山動車部品など
の成形用原料として用いられるフェノール樹脂成形材料
及びその製造方法に関するものである。
〔背景技術〕
フェノール樹脂成形品の曲げ強度を向上させる場合、ヤ
ング率が高いガラス繊維を配合したフェノール樹脂成形
材料が用いられる。しかしこの場合は成形品に柔軟性が
欠は衝撃強度が低下することになる。またフェノール樹
脂成形品の衝撃強度を向上させ柔軟性を付与する場合、
靭性に優れた有機繊維を配合したフェノール樹脂成形材
料が用いられる。しかしこの場合は成形品の曲げ強度が
低下すふことになる。
〔発明の目的〕
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであって、曲げ
強度と衝撃強度のいずれにも優れた成形品を得ることが
できるフェノ−1し樹脂成形材料及びその製造方法を提
供することを目的とするものである。
〔発明の開示〕
本発明に係るフェノール樹脂成形材料はフェノール樹脂
に有機繊維が成形材料全量に対して30〜50重景%、
重量ス繊維が成形材料全量に対して5〜20重t%配合
されて成ることを特徴とするものであり、また本発明に
係るフェノール樹脂成形材料の製造方法は、フェノール
樹脂に有機繊維とガラス繊維とを配合し、これを加圧ニ
ーターによって混合、混練したのちへシシエル型高速三
十す−で粉砕、混合を行なって造粒化することを特徴と
するものであって、以下本発明の詳細な説明する。
フェノール樹脂としてはノボラック型あるいはしリール
型いずれのものでも用いることができ、変性されたもの
であってもよい。そしてこのフェノール樹脂に有機繊維
、ガラス繊維その他必要に応じて硬化剤、離型材、着色
剤等を配合してフェノール樹脂成形材料が調製されるも
のであり、その配合量は成形材料の全量に対してフェノ
ール樹脂30〜50重量%、有機繊維30〜50重量%
、カラス繊維5〜20重量%に設定される。
ここで、本発明においてはフェノール樹脂に有機繊維と
ガラス繊維とを配合することにより、有機繊維によって
フェノール樹脂成形品の衝撃強度を向上させ、ガラス繊
維によってフェノール樹脂成形品の曲げ強度を向上させ
、もってフェノール樹脂成形品の衝撃強度と曲げ強度を
ともに向上させるようにするものである。このように衝
撃強度と曲げ強度をともに向上させるためには、有機繊
維の配合量が30〜50重量%であってかつガラス繊維
の配合量が5〜20重i%であることが必要である。す
なわち有機繊維の配合量が30重量%未満であってガラ
ス繊維の配合量が20を量%を超えると耐衝撃性の向上
が不十分になり、また有機線維の配合量が50重量%を
超えガラス繊維の配合量が5重量%未満であると曲げ強
度の向上が不十分になるものであって、有機繊維とガラ
ス繊維の配合量は上記範囲に設定される必要があるここ
で、有機繊維としては、綿やナイロン、アクリ0ニトリ
ルなどの繊維による布チップ、綿粉などを使用すること
ができ、またガラス繊維としては繊維長が1〜15gの
ものを用いるのが好ましい。ガラス繊維の繊維長が1M
未満であると曲げ強度の向上に対する効果が小さく、ま
た151!11を超えると成形材料への均一な混合が困
難になると共に成形品がもろくなる傾向を生じるもので
ある。
しかして、フェノール樹脂成形材料を調製するにあたっ
ては、上記のようにフェノール樹脂に有機Jj1.維、
ガラス繊維その他必要に応じて硬化剤、離型材、着色剤
等を配合し、これを先r加圧ニーターへに投入する。加
圧ニーダ−A&ま用1図に示すように混合1fiill
内に回転駆動されるブレード(2)(2)を設け、混合
槽illの上部投入口+31 K加圧蓋(4)を設ける
ことにより形成さrLるもので、加圧蓋(4)を上動さ
せて投入口(3)を開口させた状態で投入口t3)より
上記配合物を混合4’1ill内に投入し、先ず加圧M
(4)を上動させた1まブレード+21121を回転、
駆動させて混合を行なう。次に加圧1i14)を降下さ
せて加圧蓋(4)にて配合・物を加圧しつつブレード+
21 +21を回転駆動させて、配合物を混練する。こ
こで、有機線維やガラス繊維はフェノール樹脂に対する
混線性が悪いので通常の混線手段では多電の有機繊維や
カラス繊維をフェノール樹脂と混練することは困難であ
るが、加圧ニーダ−人にあっては加圧蓋(4)によって
配合物を加圧しながら混線を行なうために強制的な混練
作用か強力に働き、配合物を均一に混練することが可能
になるものである。このようにして加圧ニーターAで混
線を行なうと、混線の際の配合物自身の剪断発熱等によ
って配合物中のフェノール樹脂が若干溶融され、配合物
はもち状になり、この状態で混線はより効果的に行なわ
れる。混線が終ったのちもち状となった配合物を加圧ニ
ーJ−Aより払い出し、冷却して配合物をブロック状に
固型化させる。次でこの配合物をヘンシェル屋高速三十
寸−Bに投入する。ヘシシエル塵高速ミ士す−Bは第2
図に示すように攪拌槽(5)の底部に6〜8枚羽根のプ
ロペラ状回転Jll(6)を取付けて原動機17)によ
って回転@ telを500〜5ooo rpmの高速
で水平回転させるようにしたものである。第2図中(8
)は蓋、(9)は排出口である。こを受けると共に混合
作用を受け、直径がα5鳩程度に造粒されたフェノール
樹脂成形材料を得ることができる。このように造粒した
成形材料をヘシシエル型高速三士す−Bより払い出すか
、粒径の大きいものは再ノ糺へシシエル型高速三十す−
Bに投入される。
次に本発明を実施例に工って具体的に説明する実施例1
,2.3 41表に示す配合物を先ず未11卯の加圧ニーターに投
入して加圧蓋を開いた法線で混合を行なったのち加圧蓋
を閉じて混練を行なった。加圧ニー役−から払い出した
配合・吻はもち状であった。次にこの配合物を冷却して
固型化させたのち己れを第2図に示′tヘンシェル三十
す−に投入した。このようにして平均8+’kか0.5
−のフェノール樹脂成形材料を得た。
比較列1 渠1表に示す配合物をプレンターで混合したのち2本0
−ルで0−ル混練し、次でこの配合物を粉砕したのち造
粒することにより、平均粒径が0゜5M11のフェノ−
1し樹脂成形材料を得た。
比較例2 第1表に示す配合物をプレンターで混合したのち第2図
のヘンシエルミ牛す−で混練、造粒するこ也によって平
均粒径が0.5順のフェノール樹脂成形材料を得た。
第1表(電遺り6) 上記実施例1〜3、比較例1.2によって得たフェノー
ル樹脂成形材料でテストピースを成形し、このテストピ
ースについて物性測定を行なった。結果をa2表に示す
4X2表 第2表の結果、実施例1.2.3のものは曲げ強度と衝
撃強度とがともに優れていることが確認される。
〔発明の効果〕
上述のように本発明に係るフェノール樹脂成形材料は、
有機繊維とガラス繊維との両繊維によって曲げ強度と衝
撃強度の両強度に慶れた成形品に成形することができる
ものであり、また本発明に係るフェノール樹脂成形材料
の製造方法は、加圧ニーターとへシシエル型高速三十す
−とを用いるようにしているので、有機繊維やガラス繊
維を均一に分散したフェノール樹脂成形材料の調製が行
なえ、有機繊維やガラス繊維の効果を有効に発揮させる
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は加圧ニーターの概略断面図、第2図はヘンシェ
ル型高速三十す−の概略断面図である。 Aは加圧ニーター、Bはへシシエル型高速三十す−であ
る。 代理人 弁理士 石 1)長 七

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フェノール樹脂に有機繊維か成形材料全量に対し
    て30〜50重緻%、ガラス繊維か成形材料金tに対し
    て5〜20重蓋%配会δれて成ることを軽微とするフェ
    ノール樹脂成形材料。
  2. (2)フェノール樹脂に;f4機繊維とカラス繊維とを
    配合し、これを加圧ニーターによって混合、混線したの
    ちヘンシエll7m高速三牛す−で粉砕、混合を行なっ
    て造粒化することを特徴とするフェノール樹脂成形材料
    の製造方法。
JP2361484A 1984-02-10 1984-02-10 フエノ−ル樹脂成形材料及びその製造方法 Pending JPS60168747A (ja)

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JP2361484A JPS60168747A (ja) 1984-02-10 1984-02-10 フエノ−ル樹脂成形材料及びその製造方法

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JPS60168747A true JPS60168747A (ja) 1985-09-02

Family

ID=12115483

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JP2361484A Pending JPS60168747A (ja) 1984-02-10 1984-02-10 フエノ−ル樹脂成形材料及びその製造方法

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JP (1) JPS60168747A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4319907A1 (de) * 1993-06-16 1994-12-22 Bosch Gmbh Robert Aufbereitung einer Novolak-Formmasse für Kollektoren

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4319907A1 (de) * 1993-06-16 1994-12-22 Bosch Gmbh Robert Aufbereitung einer Novolak-Formmasse für Kollektoren

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