JPS6016834B2 - モ−タロ−タの不つりあい測定方法および装置 - Google Patents

モ−タロ−タの不つりあい測定方法および装置

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JPS6016834B2
JPS6016834B2 JP52109156A JP10915677A JPS6016834B2 JP S6016834 B2 JPS6016834 B2 JP S6016834B2 JP 52109156 A JP52109156 A JP 52109156A JP 10915677 A JP10915677 A JP 10915677A JP S6016834 B2 JPS6016834 B2 JP S6016834B2
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JP
Japan
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unbalance
motor rotor
quadrant
component force
magnetic pole
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JP52109156A
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JPS5442602A (en
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良夫 河盛
元和 日野
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はモータロ−夕の不つりあい位置および不つりあ
い量を測定し不つりあい修正に供するための不つりあい
測定方法および装置に関するものである。
モータロータの不つりあい修正にあたってはその不つり
あい測定を行なう必要があるが、この測定においては不
つりあい修正ができる位置を考慮する必要がある。
モータロー夕において修正(加工切削)できるのは磁極
柱の頂部中心であり、したがって磁極柱の位置が修正で
きる位置となり磁極性がいくつあるかによって測定方法
が規制されることになる。このような事情から、モータ
ロータの不つりあい測定の場合特に磁極柱が奇数個のモ
ータロータの場合は不つりあい位置に近い隣り合う2個
の磁極柱を修正するとしてこの隣り合う2磁極柱での分
力測定を行なうなどの方法が採用されている。
しかしこのような測定結果に基づいて隣り合う磁極柱を
切削し不つりあいの修正を行なうとしてもその不つりあ
い量が大きい場合は1回の修正では不つりあいを消去で
きない場合がある。このような場合不つりあい修正がで
きないことになり、これを修正しようとすれば磁極性の
頂部を破壊するようなことになる。偶数個の磁極柱を有
するモータロータの場合も分力測定を行なうものの同様
の問題を有している。本発明はこのような問題を解決し
た不つりあい測定方法および装置を提供しようとするも
のである。
本発明のモータロータの不つりあいはN個の磁極柱を有
するモータロ−外こおいて、分力測定方式で不つりあい
量を測定するもののその象限は1個ないし2個以上の磁
極柱を隔てる2個の磁極柱間角度で瀕し・すなわち象限
を符x2=等以上に設定してその角度での分力測定を行
なうとともに、その分力測定の結果に基づいてそれぞれ
磁極柱を一定量修正した後、修正し得なかった残余の不
つりあいに対しては、最初とは2m/N角度偏位させた
新しい象限で分力測定し、異なる磁極柱を修正するよう
にして不つりあいを消去できるようにしたものである。
結局、初回の分力測定における象限と次回の分力測定に
おける象限とは者角戯れており、比がって修正する位置
の磁極柱が初回と次回では異なっているのである。
このような測定によって修正は充分保証されるわけであ
洲・こ肌象現の角度を等以比設定したからである。
象限の個数は3個でもあるし、地価相由である力主象限
角度が守以比設定されることが条件となる。
磁極柱の個数により象限の個数、象現角度も異なり奇数
磁極柱の場合各象限の角度は等しくならず非等分割形に
なるであろう。以下図面の実施例を説明する。
第1図は6個の磁極柱M,〜船を有するロータ1につい
て不つりあい測定方法の原理を示す。
すなわち、モータロータ1の場合その不つりあい(位置
と量)を測定するが、この測定出力を分力測定回路に入
力させて測定するようになっており、この後段の測定に
おいてはモータロータを分割し設定した象限が1つの条
件となってどの象限の各分力(2分力軸における分力)
がいくらかという測定がなされるわけである。360o
(2m)を3分割して3個の象限1、0、mを設定する
第1象限1は磁極柱M,から地まで、第2象限D‘ま磁
極柱M3からM5まで、そして第3象限mが磁極柱M5
からM,に設定される。このような設定において不つり
あい測定回路(後述)からの信号により不つりあいが第
1図に示すとおり磁極柱M,とM2の間に存在しかつそ
の大きさがFであると仮定する。すなわち、不つりあい
は第1象限に存在するわけで、この象限での分力測定を
行なう。この測定結果不つりあい量Fの分力は図に示す
とおり〆Aと〆Bとして出力される。不つりあい位置か
ら左側分力軸をA分力軸、右側分力軸をB分力軸とする
と、A分力軸は磁極柱M,の、B分力軸は磁極柱M8の
柱心になる。したがってA分力軸の分力〆Aは磁極柱M
,を修正(加工切削)することにより、またB分力軸の
分力〆Bは磁極柱地を修正することにより、不つりあい
Fを修正することになるのである。ところが分力ナA、
ナBの修正が磁極柱の大きさに対して大きすぎて充分に
修正できず不つりあいF′が残ったと仮定する。
この不つりあいF′は図面からも明らかなとおり不つり
あいFと同一の位置であり、したがって第1象限での分
力測定ではA分力軸は磁極柱M,となりB分力藤は磁極
柱地となるので修正が不可能である。本発明によれば2
回目の分力測定においては最初の象限1、0、mが偏位
される。
偏位角度8は初回のときの分力軸(AまたはB)から1
磁極柱だけ隔てた角度に設定されており、したがって新
しい象限は第1象限1′が磁極柱地からM2まで第2象
限ロ′が地からM4まで、そして第3象限m′がMから
M6までとなる。不つりあいF′は第1象限1′に存在
し、この象限1′で分力測定されることになりそのA分
力軸での分力は〆′A、B分力軸分力は〆′Bとして測
定される。
この両分カメ′A、ナ′Bは〆A、ナBに対して小さく
磁極柱での修正は可能となり、したがって〆′Aは磁極
柱M6を、メ′Bは磁極柱M2を修正することによって
修正されることになるのである。第1図の場合、磁極柱
Mは6個M,〜M6であり、したがって3象限の場合は
各象限の角度は等しくされている。
したがって分力測定回路(後述)は比較的簡易となる。
ところが第3図に示すように7個の磁極柱M,〜M7を
有するモータロ−夕1′の場合はこれを3象限で分割す
ると、第1象限1と第2象限0とは角度が異なり、分力
測定技術は若干複雑となるであろう。もちろん第3図の
場合も第1図と同様の方法で不つりあい測定が行なわれ
る。本発明の上記不つりあい測定方法は第2図に示され
る装置によって実現される。
モータローター,1′はその支軸IS,IS′が軸受2
L,2Rによって回転自在に支持される。3L,3Rは
モータロータ1が回転されるとき不つりあいによって発
生する振動を検出する検出器であって、この検出器3L
,3Rの出力は不つりあい測定回路5に入力される。
4はホトセルでモータロー夕1の磁極柱M,の頂部に印
した基準位置マークKを光学的に検出しモータローター
の回転に応じて基準信号KSを出力する。
この信号KSも不つりあい測定回路5に入力される。こ
の不つりあい測定回路5は検出器3L,3Rからの信号
および基準信号KSによりモータロータ1の不つりあい
位置および不つりあい量を測定する。この測定された結
果は移相回路6を介して分力測定回路7に入力され前述
したように不つりあい位檀の象限(第1図、第3図とも
第1象限1)での分力を測定しA、B両分力軸での分力
を測定する。
8,9は象限表示計で8は左側測定用(検出器3L側)
9は右側測定面用(検出器3R側)である。
この象限表示計8,9に関連して分力表示計10〜13
が設置され分力測定回路7の測定値が表示される。10
,11‘ま左側定面側であり、I2,13は右側定面側
であって、10,12はA分力軸の分力を表示し11,
13はB分力軸の分力を表示するものである。
本発明の不つりあい測定装置の特徴は、不つりあい測定
回路5からの出力の位相を移相回路6によって移相させ
るようになっている点である。
この移相によって象限の偏位が保証される。すなわち最
初の測定後修正しその修正が不充分であった場合、2回
目の測定にあたって象限を偏位させるためにこの位相回
路6を操作し、第1図、第3図に示すように第1象限を
1から1′へ偏位させる。位相靴賀となる。本発明の特
徴は以上詳述したとおりであるが、上記ならびに図示例
のみに限定されるものではなく、特に象限を偏位させる
方法としては移相回路による方法のみでなく、基準信号
発生の方法を工夫する変形実施例を挙げることができる
すなわ濃準位舷−クを筈だけ変位させる方法などである
以上のように、本発明は2回の分力測定を行ない、2回
副ま初回とは2汀/N角度偏位させた異なる象限で分力
測定するようにしたから、初期の不つりあい量が比較的
大きなものであっても2回目(2次)修正が他の位置で
可能となり修正能力が拡大され完全な不つりあい修正を
保証することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を説明するための図、第2図は具
体的装置の構成図、第3図は第1図と異なるモータロー
タの不つりあい測定の原理を説明するための図である。 1,1′…・・・モータロータ、M,〜M7・・…・磁
極柱、3L,3R・・・・・・検出器、4・・…・ホト
セル、5…・・・不つりあい測定回路、6……移相回路
、7・・・…分力測定回路。繁′図 衿2館 笑う函

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 N個の磁極柱を有するモータロータを4π/N以上
    の角度からなる三つ以上の象限に分割しモータロータの
    不つりあいをいずれかの象限で分力測定するとともに、
    その分力に相応してそれぞれの磁極柱を一定量不つりあ
    い修正した後の残余不つりあいを2π/N角度偏位させ
    た象限で分力測定するようにしたことを特徴とするモー
    タロータの不つりあい測定方法。 2 不つりあい量と不つりあい角度を測定した出力信号
    を2π/N角度移相させることにより象限を偏位させる
    ようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載のモータロータの不つりあい測定方法。 3 不つりあい測定のための基準信号を発生させるモー
    タロータ上の基準位置を2π/N角度偏位させることに
    より象限を偏位させるようにしたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載のモータロータの不つりあい測
    定方法。 4 モータロータの回転時発生する不つりあいによる信
    号と基準信号からモータロータの不つりあい位置と不つ
    りあい量を測定する不つりあい測定回路と、この不つり
    あい測定回路からの出力信号を入力して不つりあい位置
    の象限での不つりあい量を分力測定する分力測定回路と
    、この分力測定回路からの出力を受けて不つりあい象限
    における不つりあい量などを表示する不つりあい表示機
    構と、不つりあい測定回路と分力測定回路との間に介設
    され象限を2π/N角度偏位させる移相回路とを備えた
    ことを特徴とするモータロータの不つりあい測定装置。
JP52109156A 1977-09-10 1977-09-10 モ−タロ−タの不つりあい測定方法および装置 Expired JPS6016834B2 (ja)

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JPS5442602A JPS5442602A (en) 1979-04-04
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