JPS60167403A - 印字マグネツト用の治具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く分野〉 本発明は可動コイル型の印字マグネットの製造方法に係
り、特に可動コイルのための界磁磁場を形成するための
磁路を組立てるための改良された治具に関する。

〈従来技術と背景〉 例えばワイヤドツトプリンタの印字マグネットにおいて
考えると印字マグ不ソ汐石紙と対向する印字部の部分に
どれだけ多数素子実装出来るかによっておよそのプリン
タの印字速度は定まってしまうため単位の印字マグネッ
トをいかに小さく　（より正確な表現では１ドツト素子
を駆動する駆動素子について１−ソト素子当りの占有面
積として定義されるものを小さく）するかについて関心
が大きく、単位のストロークで、単位の印字エネルギを
出来るだけ早い繰返し速度で供給することの出来る小さ
な素子の構成がさがされて来て、その一つの解答として
界磁磁界の中に可動コイルを持つ、いわゆるムービング
コイル型の印字マグネットがこうした駆動素子の一つの
主流となっている。そしてこうした素子では界磁磁界の
強さが直ちに発生駆動力の大きさに結び付くのでエネル
ギ積の大きな例えばサマリウムコバルト磁石の様な高性
能磁石を採用することも一つの技術の流れの中の必然的
な傾向である。

こうしたワイヤドツトプリンタ用印字素子としての印字
マグネットの概念を第１図と第２図に示すが第１図は第
２図に示す様な複数ドツト分の印字素子をモジュール化
した印字モジュールＡが第１図に示す如く走査手段Ｂに
より揺動駆動される走査フレームＣに取付けられ走査印
字面を走査しながら印字モジュールＡの単位の印字素子
を駆動して印字する構成を示し、こうした所に使用する
印字マグネットでありほぼ等ピッチで小さい面積の部分
に密集構成するものであることを説明するものである。

なおりは装置の固定側、Ｅはガイドである。

また第２図について補足するなら１が印字モジュールＡ
の構造部材で２および２′が界磁磁界を作るための永久
磁石を含む磁路部材で２ａおよび２、ａが界磁間隙であ
りこの中に駆動素子であるコイル部３ａ、ワイヤ部３ｂ
、バネ部３ｃ等を有するムーヒングコイル式の駆動素子
３が共通の支枝部４に支えられ実装されているものであ
り、この図で駆動素子が１界磁間隙に２素子ずつ２４素
子実装されていることになり、上記磁路部材２゜２′は
構造部材ｌの取付面１ａに例えば第３図の様な治具で相
対的寸法および位置を決めて磁路部材の面２ｂを接着等
の手段で固定すると云った手段で製作されるが、問題は
こうした手段で製作する場合前記の様な高性能磁石を用
いようとすると：云いかえれば界磁磁場の強さを７００
０ガウス以上にしようとすると、磁路部材同志の吸引力
が強くなり治具がきわめて引きぬき（取り外し）にくく
なり、一方こうした磁石はアルニコ等に比してかなりも
ろいため無理な力をかけると端部で欠けたりして作業性
が悪いのみならず不良を出しやすいことである。

く目的と特徴〉 本発明の目的は上記にかんがみ位置決めと間隙。

決定が出来て高性能磁石を用いる場合においても容易に
ぬける治具を提供することであり本発明の特徴は上記目
的を実現するため、取付面を有する構造部材上に被取付
面と磁界間隙形成面を有する如く仕上げられた永久磁石
を含む複数の磁路部材を等間隙で配列固着して形成する
可動コイル型印字マグネットの磁路部を製造する治具に
おいて。

磁界間隙を形成するため上記磁界間隙形成面間に挟み込
む一間隙当り少くとも２本の円筒状のスペーサと該スペ
ーサを所定位置、所定配列姿勢で保持する治具基体で構
成すること、またさらには上記スペーサを上記治具基体
に回動可能に保持させることである。

〈実施例〉 第４図（Ａ）　（Ｂ）と第５図と第６図は本発明の一実
施例の説明図であり、第４図は位置出し組立作業を説明
するためのもの、第５図は本発明の詳細な説明図で第６
図は第５図の治具の細部構成の説明図を示す。

図に明らかな様に第５図の治具Ｇは寸法、関係位置１間
隙寸法を決定する機能としては第３図の治具Ｇ。と等価
のものである。すなわち治具基体１０に取付けられた円
筒状のスペーサ１１の外径は第３図の治具のスペーサ１
１の厚さと等しいし治具基体１０の部分の機能寸法は治
具基体１０のそれと同じである。そして構成として異る
のは、スペーサ１１の機能が外径仕上げされた２本のス
ペーサ１１の対によってはたされていること、またより
機能的に望ましい構成としては上記スペーサ１１の一本
一本を治具基体１０の所定の位置に回動可能に（回転方
向の自由度を残して）固定する形で構成するもので第６
図にその一興体例を示すがスペーサ１１は治具基本の装
着孔１１ａに対して装着される部分にスペーサ１１の外
径より太い同心の仕−ヒげられた円筒部分１１ａを有し
、該部分の外径を装着孔１０ａと嵌合させ、両端の段付
部と係合する止め輪等の軸方向固定手段１２゜１３でぬ
け止めして構成すれば回動可能となるしより望ましくは
同心のベアリング１４を介在させても良い。またＨとＪ
は位置決め補助具である。

こうした構成の治具により位置出しし、間隙を設定して
固着する作業が完了した後位置決め補助具ＨとＪを取り
外したのち治具を取り外す時、本構成の冶具はスペーサ
１１が径方向には不変であっても軸方向には弾性変形す
るので隙間２ａから引き出すとき（とり外すとき）弾性
変形しながら部分的に滑ってぬけて来るので比較的少い
力で磁場形成部材にあまり無理をかけずに引き出すこと
が出来る。

なおスペーサを回動可能に構成するとさらにぬけやすく
なる。

〈効果〉 以上説明した様に本発明の治具は寸法限定性は低下して
いないがスペーサにフレキシビリティがあり取り外し作
業時に弾性変形したり部分的に漬ったりころがったりし
てなじむので磁路部材に部分的無理な力をかけることな
くめき出すことが出来、作業性の向上、不良品発生の防
止にきわめて有効なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の適用対象の一般説明図、第３
図は従来例の説明図、第４図と第５図と第６図は本発明
の一実施例の説明図である。 図中Ａは印字モジュール、Ｂは走査手段、Ｃは走査フレ
ーム、１が構造部材、ｌａが取付面、２゜２′が磁路部
材、３が駆動素子、１１．１１はスペーサ、１０．１０
は治具基体、１１ａば太い円筒部分、１０ａは装着孔、
１２．１３は軸方向固定手段、１４はヘアリンク、ＣＱ
、Ｃは治ｂ−，ＨとＪは位置決め補助具を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１１取付面を有する構造部材上に被取付面と磁界間隙
   形成面を有する如く仕上げられた永久磁石を含む複数の
   磁路部材を等間隙で配列固着して形成する可動コイル型
   印字マグネットの磁路部を製造する治具において。 磁界間隙を形成するため上記磁界間隙形成面間に挾み込
   む一間隙当り少くとも２本の円筒状のスペーサと該スペ
   ーサを所定位置、所定配列姿勢で保持する治具基体とよ
   り成ることを特徴とする印字マグネント用の冶具。 （２）上記スペーサを上記治具基体に回動可能に保持さ
   せたことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の
   印字マグネット用の治具。