JPS60166421A - プラスチツクレンズ成形方法 - Google Patents

プラスチツクレンズ成形方法

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JPS60166421A
JPS60166421A JP2188084A JP2188084A JPS60166421A JP S60166421 A JPS60166421 A JP S60166421A JP 2188084 A JP2188084 A JP 2188084A JP 2188084 A JP2188084 A JP 2188084A JP S60166421 A JPS60166421 A JP S60166421A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
convex
lens
raw material
plastic
Prior art date
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Pending
Application number
JP2188084A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Itoi
糸井 永治
Shigetaka Kubota
窪田 重孝
Kazuyoshi Matsuda
松田 和義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
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Publication of JPS60166421A publication Critical patent/JPS60166421A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プラスチックレンズを成形する方法に関する
ものであり、特に改良されたコンベックスモールドによ
って形成されたキャビティー内でプラスチック原料を硬
化してプラスチックレンズを成形する方法に関するもの
である。
プラスチックレンズはポリカーボネートやポリ(メタ)
アクリレ−]−類などの熱可塑性樹脂を射出成形あるい
は圧縮成形して製造される場合もあるが、性能や物性の
優れたプラスチックレンズを製造するためには通常注型
成形が行なわれる。
プラスチック原料となる液状硬化性化合物としては、a
、β不飽和基を1個以上有するモノマーやその他のプレ
ポリマー、α、β不飽和基とエポキシ基などの縮重合性
基を有するモノマーやそのプレポリマー、その他重合に
より硬化しつる各種化合物がある。具体的には、たとえ
はジエチレングリコールビスアリルカーボネ−1−2(
メタ)アクリル酸エステル、ジアリルエステル、1−リ
アリルイソシアネートなどである。
プラスチックレンズのうち、特にメガネレンズには正確
な度が必要とされ、しかも耐衝撃性。
耐擦傷性、透明性などの高い物性が要求される。
このメガネレンズ用の原料としては、現在ジエチレンク
リコールビスアリルカーボネートが広く使用されている
。このジエチレングリコールビス7リルカーボネー1〜
の単独重合体あるいはそfiL、を主成分とする共重合
体は透明性、耐衝撃性、耐擦傷性など種々の物性が優れ
ており、メガネレンズ用として最も優れたものであるこ
とが/f41ら才1ている。
プラスチックレンズの注型成形は、ガスケツ1へ保持し
た2個のモールド間のキャビティー内に千ツマ−なとの
プラスチック原料を充填し、1牡を加熱などにより硬化
させ、次にモールドを取り外してレンズを取り出ずとい
う工程により行なわ、+1.イ1のが普通である、ガス
ケツ1へ保持した2個のモールドによるキャビティーの
絹み立て1:程において、ガスケツ1−はゴム、エラス
トマー、比較的軟質の合成樹脂などの可撓性月料からな
る。2個のモールドは、通常はガラス製の円柱〜円盤状
をなし、該モールドの=・方は、レンズ面を形成するに
必要な凹面部が鏡面研磨された曲面を有するコンケープ
モールドからなり、他の一方は同じくレンズ面を形成す
るに必要な凸面部が鏡面研磨された曲面を有するコンベ
ックスモールドとからなっている。かかるモールドによ
って形成されたキャビティー内に液状プラスチック原料
か充填され、ガスケットによって漏れのないように密閉
される。次に原料の充填されたモールドをそのまま加熱
炉などに入れてプラスチック原料を硬化させる。レンズ
のひずみを少なくし均一に重合させるため、硬化には少
なくとも数時間、通常は1昼夜程度以上を要することが
多い。しかしなから、かかる方法によってプラスチック
レンズを製造しても、プラスチック原料がポリマーに転
化する重合過程において、重合収縮が起り、加熱炉から
取り出し、組み立てられたモールドを取り外し、中のレ
ンズを取り出す時、プラスチック原料とモールドとの間
に剥離を生じていることがしばしば起る。特にマイナス
度レンズに著るしい。このように剥離してしまったプラ
スチックレンズはレンズンして必要な曲面、すなわち、
正確な度を示すことはなく、光学特性が変化してしまい
、レンズとして不適当なものとなるという問題があり、
生産性低下の大きな原因となっている。
そこで、本発明者は、従来のマイナス度レンズの注型成
形方法において、プラスチック原料とモールドとの間に
生じる重合剥離という問題をモールドの改良によって解
決すべく1種々研究、検FJを行なった。その結果、コ
ンベックスモールドのレンズ形成凸面部の周辺に平坦部
を設けたモールドを用いることによって、剥離の発生が
減少するという事実を見い出し、本発明を完成するに至
ったものである。
すなわち、本発明は、プラスチックレンズを成形するた
めの曲面を有する2個のモールドを組み立て、該2個の
モールドの間に形成さ]したキャビティー内で液状の硬
化性化合物を主成分とするプラスチック原料を硬化して
プラスチックレンズを成形する方法において2該2個の
モールドのうち、コンベックスモールドはレンズ形成凸
面部の周辺に平坦部を設けてなるモールドによって形成
されるキャビティー内にて成形することを特徴とするプ
ラスチックレンズ成形方法である。
本発明を図面により、さらに詳しく説明する。
第1図は、従来のコンケープモールドとコンベックスモ
ールドによって組み立てられたマイナス度レンズの注型
成形用モールドで形成されたキャビティー内にプラスチ
ック原料が充填されたモールド絹立体の断面図である。
コンケープモールド1とコンベックスモールド2とはガ
スケツ1〜用テープ4によって保持されている。コンケ
ープモールド1とコンベックスモールド2との間にはキ
ャビティー3が形成され、該キャビティー内にはプラス
チック原tトが充填されている。キャビティー内に当初
充填される液状プラスチック原料は加熱され重合硬化す
る過程において収縮、すなわち、重合収縮を起こし、図
中、矢印の方向に収縮力が生じる。収縮力の大きさは矢
印の長さに対応して大、小が示されるように、モールド
の中央では小さく、周辺部において最も大きくなる。こ
の結果、モールドとプラスチック原料との間の接着力か
収縮力に抗しきれずに剥離してしまうこととなる。かか
るモールドからのプラスチック原料の4・す離は、特に
プラスチックレンズのマイナス度の強いレンズはど発生
し易く、これはマイナス度の強いレンズはど周辺部が中
心部より厚くなり、したがって収縮力も大きくなること
に起因しているものである。
本発明のプラスチックレンズの成形方法が第2図に示さ
れる。すなわち、第2図は、本発明のプラスチックレン
ズの成形方法であ番)、コンベックスモールドのレンズ
形成凸面部の周辺にiF坦部を設けてなるモールドと通
常のコンケープモールドとにより、絹み立てられたマイ
ナス度レンズの注型成形用モールド組立体の断面図であ
る。コンベックスモールド2′はレンズ形成凸面部の周
辺に平坦部5が設けられ、コンケープモールド1とはガ
スケツ1−用ケープ11によって保持されている。コン
ベックスモールド2′とコンケープモールド1との間に
はキャビティー3が形成され、該キャビティー内には液
状のプラスチック原料が充填される。コンベックスモー
ルド2′のレンズ形成凸面部の周辺平坦部5はモード端
より7膠、好ましくは5田を残して、円周に沿って全周
にわたり、幅3〜5陶の平坦部が形成されていて、平坦
部の面は鏡面仕−1−げさJしるか、または粗面となっ
ている。
コンベックスモールド2′のレンズ形成凸面部の周辺平
坦部5を設けることによって、コンベックスモールドと
コンケープモールドとの間に形成されるキャビティーの
間隔は狭くなり。
成形されるプラスチックレンズは該部分にて肉厚が薄く
なり、プラスチック原料の重合収縮によって生ずる収縮
力は弱いものとなる。したがって、プラスチック原料が
モール1くから剥離することを防ぐことができる。コン
ベックスモールドのレンズ形成凸面部の周辺に平坦部を
形成する方法は特に限定されない。例えば、該モールド
をあらかじめ平坦部が形成されるように成形するか、あ
るいは肉厚モールドを平坦部が形成されるように研磨す
ることによって作成することができる。マイナス度の強
いレンズにおいては、その部分のキャビティーが狭くな
るように形成するのが好ましい。
本発明における、コンベックスモールドのレンズ形成凸
面部の周辺に平坦部が設けられてなるモールドは、通常
のコンケープモールドとの絹み合わせによってプラスチ
ックレンズを成形することができる。
本発明において、モールドによって形成されるキャビテ
ィーに充填される液状プラスチック原料としては、硬化
性化合物を主成分とするものであって、例えばジエチレ
ングリコールビスアリルカーボネート、 (メタ)アク
リル酸エステル、ジアリルエステル、トリアリルイソシ
アヌレ−1〜などが挙げられ、ジエチレングリコールビ
スアリルカーボネ−1−は特に好適である。
液状プラスチック原料の重合硬化方法は、液状プラスチ
ック原料の充填され、たモールドを加熱炉などに入れ、
加熱重合によって、硬化せしめる通常の方法によって行
なうことができる。
本発明のプラスチックレンズ成形方法は、マイナス度の
レンズ、特にマイナス度の強いレンズに有効であって、
本発明の方法に従えば、液状プラスチック原料の重合過
程における重合収縮に起因するモールドとプラスチック
原料との剥離による不良品の発生を防ぐことが可能とな
り、よって、生産性は著るしく向」−するという優れた
利点を有するものである。
以下に、実施例により本発明を具体的に説明するが、本
発明はこれら実施例によって限定されるものではない。
実施例 あらかじめ平坦部が形成され得るようにやや肉厚に成形
されたコンベックスモールドのレンズ形成凸面部をモー
ルドの全面にわたり、モールド端から5IIII+1ま
での部分を残し、さらに平坦部の幅は5nn+どなるよ
うに研磨した後、鏡面仕トげを行ない、レンズ形成凸面
部の周辺に平坦部が形成されたマイナス8度のレンズ成
形用コンベックスモールドを作成した。このようにして
作成したコンベックスモールドとマイナス8度のレンズ
成形用コンケープモールドとを組み合せて、可撓性を有
するプラスチックからなるガスケツ1〜用テープで周縁
を保持して、モールド間にキャビティーを形成し、た。
形成されたキャビティー内に、ジエチレングリコールビ
スアリルカーボネートに重合開始剤としてジイソプロピ
ルパーオキシカーボネ−1〜(バイロールIPP ;口
本油脂曲製品)を4重里%添加した液状プラスチック原
料を充填した後、漏れのないように上記ガスケット用テ
ープで密閉した。次にプラスチック原料の充填されたモ
ールドを加熱炉に入れ、室温から徐々に10時間を費し
て90℃まで加熱し、さらに90℃にて1時間保持した
後、冷却してモールドを取り外し、成形されたレンズを
取り出した。成形されたレンズはモールドから剥離する
こともなくレンズ度の検査において、マイナス8度の正
しい値を示した。
上記と同様の方法で、マイナス8度のレンズを10枚製
造したが、重合剥離などによる不良品の発生は全くなく
、レンズ度の検査において、いずれもiE Lい値を示
した。
比較例 ガラスにより成形されたマイナス8度のレンズ成形用の
通常のコンベックスモールドおよびコンケープモールド
とを組み合わせて、 ガスケット用テープにより保持し
て、モールド間にキA・ビティーを形成した。
形成されたキャビティー内に実施例と同様に調製した液
状プラスチック原料を充填し、加熱炉にて実施例と同様
の条件にて加熱処理し、てレンズを成形した。成形され
たレンズはモールドから剥離していて、レンズ度の検査
において、マイナス8度の値は示さなかった。
上記と同様の方法で、マイナス8度のレンズを5枚製造
したが、4枚はモールドから剥離していて、レンズ度の
検査において、正しい値を示さなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のモールドによって組み3zてらJした
、マイナス度レンズの注型成形用モールドのキャビティ
ー内にプラスチック原料が充填されたモールド相立体の
断面図であり、第2図は本発明のコンベックスモールド
のレンズ形成凸面部の周辺に平坦部が設けられてなるモ
ールドによって組み立てられたマイナス度レンズの注型
用モールド組立体の断面図である。 1:コンケーブモール1−1 2:コンペックスモールド、2′ 二周辺に平坦部が設
けられたコンベックスモール1−93:キャビティー、
 4:ガスヶッ1−用ケープ。 5:周辺平坦部 茅l )A

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. プラスチックレンズを成形するための曲面を有する2個
    のモールドを組み立て、該2個のモールドの間に形成さ
    れたキャビティー内で液状の硬化性化合物を主成分とす
    るプラスチック原料を硬化してプラスチックレンズを成
    形する方法において、該2個のモールドのうち、コンベ
    ックスモールドはレンズ形成凸面部の周辺に平坦部を設
    けてなるモールドによって形成されるキャビティー内に
    て成形することを特徴とするプラスチックレンズ成形方
    法。
JP2188084A 1984-02-10 1984-02-10 プラスチツクレンズ成形方法 Pending JPS60166421A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2188084A JPS60166421A (ja) 1984-02-10 1984-02-10 プラスチツクレンズ成形方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP2188084A JPS60166421A (ja) 1984-02-10 1984-02-10 プラスチツクレンズ成形方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60166421A true JPS60166421A (ja) 1985-08-29

Family

ID=12067434

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2188084A Pending JPS60166421A (ja) 1984-02-10 1984-02-10 プラスチツクレンズ成形方法

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JP (1) JPS60166421A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003090993A1 (fr) * 2002-04-23 2003-11-06 Sony Corporation Procede pour former une lentille composite
JP2012206390A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Hoya Corp レンズ成形型及びレンズ成型方法

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WO2003090993A1 (fr) * 2002-04-23 2003-11-06 Sony Corporation Procede pour former une lentille composite
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