JPS60166167A - 溶接方法 - Google Patents
溶接方法Info
- Publication number
- JPS60166167A JPS60166167A JP2074984A JP2074984A JPS60166167A JP S60166167 A JPS60166167 A JP S60166167A JP 2074984 A JP2074984 A JP 2074984A JP 2074984 A JP2074984 A JP 2074984A JP S60166167 A JPS60166167 A JP S60166167A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- mass
- section
- weld line
- along
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/02—Seam welding; Backing means; Inserts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は高炭素鋼等の割れ感受性の高い材料から作られ
溶接線に沿うマスが均一でない部材の溶接方法に関する
。
溶接線に沿うマスが均一でない部材の溶接方法に関する
。
従来技術
高炭素鋼は強度が要求される場合に使用される。
しかしながら、高炭素鋼は割れ感受性が高く、溶接する
場合に欠陥が生じ易い。即ち、溶接後材料が急冷を受け
るとそれかもとで割れが生じ易い。
場合に欠陥が生じ易い。即ち、溶接後材料が急冷を受け
るとそれかもとで割れが生じ易い。
そのような急冷による割れを避けるために材料を予熱し
たDl&熱することが行われる。予熱や後熱によシ溶接
完了後の材料の冷却速度が遅くなり、急冷が防止され割
れが生じない。
たDl&熱することが行われる。予熱や後熱によシ溶接
完了後の材料の冷却速度が遅くなり、急冷が防止され割
れが生じない。
予熱及び後熱は高炭素鋼を溶接する場合の慣用技術であ
るが、これは予熱及び後熱設備(即ち炉)を必要とする
点で不利である。これを解決するため、強度計算から必
要とされる以上の溶は込み量が得られるように溶接時の
単位長さ当シの熱量を加えることが提案されている。こ
の場合、余分の熱が材料に加わっていることから後熱と
同等の効果があり、材料の冷却速度が適正となシ欠陥発
生が防止される。
るが、これは予熱及び後熱設備(即ち炉)を必要とする
点で不利である。これを解決するため、強度計算から必
要とされる以上の溶は込み量が得られるように溶接時の
単位長さ当シの熱量を加えることが提案されている。こ
の場合、余分の熱が材料に加わっていることから後熱と
同等の効果があり、材料の冷却速度が適正となシ欠陥発
生が防止される。
しかしながら、この方法は、高炭素鋼で作られた部材の
マスが一定でないとき問題がある。即ちマスが一定でな
いと、マスが大きい部位と小さい部位とで、前者の方が
放熱面積が大きいことから冷却が早い。即ち、要求熱量
が違ってくる。そのため、マスの大きい部分において、
所定の冷却速度となるように溶接エネルギを決めなけれ
ばならない。これは、マスの小さな部分を考えると、必
要具上に溶接エネルギを加えていることになシ、エネル
ギ的に無駄が出てくる。
マスが一定でないとき問題がある。即ちマスが一定でな
いと、マスが大きい部位と小さい部位とで、前者の方が
放熱面積が大きいことから冷却が早い。即ち、要求熱量
が違ってくる。そのため、マスの大きい部分において、
所定の冷却速度となるように溶接エネルギを決めなけれ
ばならない。これは、マスの小さな部分を考えると、必
要具上に溶接エネルギを加えていることになシ、エネル
ギ的に無駄が出てくる。
発明の目的、構成
本発明は以上に鑑みてなされたものであシ、円周方向の
溶接線に沿ってその周囲のマスが一定でない高炭素鋼で
作られた部側の溶接をエネルギ的に無駄なく行うことの
できる溶接方法を提供することにある。
溶接線に沿ってその周囲のマスが一定でない高炭素鋼で
作られた部側の溶接をエネルギ的に無駄なく行うことの
できる溶接方法を提供することにある。
この目的を達成するため、本発明にあっては、マスの大
きい領域に対応した溶接線の部位から円周方向に溶接を
開始し、溶接の終シにおいて前記部位を再度溶接してい
る。そのため、同部位は2重溶接となシ、その部位のみ
入熱が大となり、冷却速度は適正に規制される。
きい領域に対応した溶接線の部位から円周方向に溶接を
開始し、溶接の終シにおいて前記部位を再度溶接してい
る。そのため、同部位は2重溶接となシ、その部位のみ
入熱が大となり、冷却速度は適正に規制される。
実飽例
以下本発明を図面を参照にしながら説明する。
なお、以下の説明は、自動車のショックアブソーバのナ
ックル部の溶接に応用した場合を説明する。
ックル部の溶接に応用した場合を説明する。
第1.2図において、lOは割れ感受性の高い材料、例
えば高炭素鋼から成るナックル部材、12は通常の鋼材
から成るショックアブソーバ外筒、14は同じく通常の
鋼材から成るショックアブソーバ端部の蓋材である。ナ
ックル部材10は拡大端部101とアーム部102とよ
シ成シ、拡大端部101に孔10aを有し、この孔10
aに外筒12が嵌合され、かつ第2図の如く外筒12の
一端に蓋材14.を嵌合した状態で、孔10mに沿って
これら3者を一体化するため隅肉アーク溶接が第3図の
ように行われる。
えば高炭素鋼から成るナックル部材、12は通常の鋼材
から成るショックアブソーバ外筒、14は同じく通常の
鋼材から成るショックアブソーバ端部の蓋材である。ナ
ックル部材10は拡大端部101とアーム部102とよ
シ成シ、拡大端部101に孔10aを有し、この孔10
aに外筒12が嵌合され、かつ第2図の如く外筒12の
一端に蓋材14.を嵌合した状態で、孔10mに沿って
これら3者を一体化するため隅肉アーク溶接が第3図の
ように行われる。
アーク溶接は孔10mに沿って行われるが、第1.2図
から明らかなように、ナックル部材10は、JLlom
の回シのマスが同じでない。即ち、アーム部102は図
の左方に長く延びていることから、その部分に対応する
孔10aの周囲領域(Aで示す)のマスがそれ以外の領
域よシ大きい。
から明らかなように、ナックル部材10は、JLlom
の回シのマスが同じでない。即ち、アーム部102は図
の左方に長く延びていることから、その部分に対応する
孔10aの周囲領域(Aで示す)のマスがそれ以外の領
域よシ大きい。
これはA領域での冷却が他の領域よシ急速に行われるこ
とを意味する。^領域での冷却速度を、溶接欠陥(即ち
割れ)が生じない程度とするためには、領域Aに加えら
れる溶接エネルギをそれに見合って選定する必要がある
。ここに溶接エネルギは、溶接部位に加わる入熱の総量
をいい、溶接電流、電圧と溶接時間(溶接速度)で決ま
るものである。このように溶接エネルギをA領域で適正
な冷却速度となるように設定することによって、溶接後
のA領域の部位の冷却が規制され、後熱処理と同等の効
果が得られ、溶接欠陥が回避される。
とを意味する。^領域での冷却速度を、溶接欠陥(即ち
割れ)が生じない程度とするためには、領域Aに加えら
れる溶接エネルギをそれに見合って選定する必要がある
。ここに溶接エネルギは、溶接部位に加わる入熱の総量
をいい、溶接電流、電圧と溶接時間(溶接速度)で決ま
るものである。このように溶接エネルギをA領域で適正
な冷却速度となるように設定することによって、溶接後
のA領域の部位の冷却が規制され、後熱処理と同等の効
果が得られ、溶接欠陥が回避される。
しかしながら、このように、入熱量をAの部位に合せて
設定すると、A以外の池の部位では、必要とされる以上
の入熱があることになシ、エネルギの無駄となる。本発
明はこの問題の解決のためのものであり、Aの部位とA
以外の部位とで溶接エネルギを変えそれぞれの部位で溶
接欠陥が生じない最適の入熱となるように設定するもの
である。
設定すると、A以外の池の部位では、必要とされる以上
の入熱があることになシ、エネルギの無駄となる。本発
明はこの問題の解決のためのものであり、Aの部位とA
以外の部位とで溶接エネルギを変えそれぞれの部位で溶
接欠陥が生じない最適の入熱となるように設定するもの
である。
即ち本発明では、孔10mに沿う溶接を一定の溶接条件
(即ち、電流、電圧一定でかつ速度一定)にて行うが、
Aに相当する部位は2重に溶接するものである。即ち、
第1図のP、をアーク溶接の開始点とし、ここから孔1
0aに沿って矢印fのように溶接を開始し、Plのとこ
ろに戻っても溶接を継続し、A領域の終点P、のところ
で終了する。この場合の溶接条件は、A以外の部位での
冷却速度が溶接欠陥を生じない程度になっている。
(即ち、電流、電圧一定でかつ速度一定)にて行うが、
Aに相当する部位は2重に溶接するものである。即ち、
第1図のP、をアーク溶接の開始点とし、ここから孔1
0aに沿って矢印fのように溶接を開始し、Plのとこ
ろに戻っても溶接を継続し、A領域の終点P、のところ
で終了する。この場合の溶接条件は、A以外の部位での
冷却速度が溶接欠陥を生じない程度になっている。
このような溶接によって、Aの部位では、溶は込み部は
20と21との2重で’)、!7、A以外の部位では2
0のみから成る隅肉溶接が行われる。
20と21との2重で’)、!7、A以外の部位では2
0のみから成る隅肉溶接が行われる。
Aの部位で2重の溶接が行われ、この部位での入熱が大
きくなる。その結果、溶接後の冷却速度は、たとえこの
部位での放熱速度が大きくても、適正となシ、その結果
、溶接欠陥の発生を押えることができる。
きくなる。その結果、溶接後の冷却速度は、たとえこの
部位での放熱速度が大きくても、適正となシ、その結果
、溶接欠陥の発生を押えることができる。
第4図は溶は込み部分の拡大断面であるが、図のように
溶接材料は、被溶接部10,12.14に溶は込むこと
で3者の接合が行われる。第5図はl114からの距離
がyの高さで、溶は込み部と、ナックル部材10との境
界点を原点0としたとき、原点0からの各水平距離Xに
おける硬度を本発明と、−回溶接とで比較したものであ
る。本発明によシ硬度が50チ程度に押えられ、前記接
合点での割れの発生を押えることができる。
溶接材料は、被溶接部10,12.14に溶は込むこと
で3者の接合が行われる。第5図はl114からの距離
がyの高さで、溶は込み部と、ナックル部材10との境
界点を原点0としたとき、原点0からの各水平距離Xに
おける硬度を本発明と、−回溶接とで比較したものであ
る。本発明によシ硬度が50チ程度に押えられ、前記接
合点での割れの発生を押えることができる。
発明の効果
溶接線に沿うマスの大小に係わらず、冷却を適正にする
ことができ、エネルギ効率を上げることができる。また
、A以外の部位で溶接棒の消耗が減ることから、溶接棒
の節約を図ることができる。
ことができ、エネルギ効率を上げることができる。また
、A以外の部位で溶接棒の消耗が減ることから、溶接棒
の節約を図ることができる。
第1図はナックル継手の上面図
第2図は溶接前の断面図
第3図は溶接後の断面図
第4図は溶は込み部の拡大図
第5図は溶接部における原点からの距離と硬度のグラフ
lO・・・ナックル部材、12・・・ショックアブソー
バ外筒、14・・・蓋材、20.21・・・溶は込み部
。 第1図 !y y 第2図 第3図 1
バ外筒、14・・・蓋材、20.21・・・溶は込み部
。 第1図 !y y 第2図 第3図 1
Claims (1)
- 円周A溶接線に沿ってその周囲のマスが異なる割れ感受
性の高い部材を溶接する際に、そのマスの大きい領域に
対応した溶接線の部位から円周方向に溶接を開始し、溶
接の終シにおいて前記部位を再度溶接することを特徴と
する溶接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2074984A JPS60166167A (ja) | 1984-02-09 | 1984-02-09 | 溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2074984A JPS60166167A (ja) | 1984-02-09 | 1984-02-09 | 溶接方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60166167A true JPS60166167A (ja) | 1985-08-29 |
Family
ID=12035834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2074984A Pending JPS60166167A (ja) | 1984-02-09 | 1984-02-09 | 溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60166167A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7592566B2 (en) * | 2001-12-28 | 2009-09-22 | Abb S.P.A. | Method for welding contact plates and contact elements obtained with the method |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58125393A (ja) * | 1982-01-22 | 1983-07-26 | Kawasaki Steel Corp | ステンレス被覆鋼材の突合せ溶接工法 |
-
1984
- 1984-02-09 JP JP2074984A patent/JPS60166167A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58125393A (ja) * | 1982-01-22 | 1983-07-26 | Kawasaki Steel Corp | ステンレス被覆鋼材の突合せ溶接工法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7592566B2 (en) * | 2001-12-28 | 2009-09-22 | Abb S.P.A. | Method for welding contact plates and contact elements obtained with the method |
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