JPS60163922A - ポリオキシブチレン‐ポリオキシアルキレングリコール‐カルボン酸ジエステルの製法 - Google Patents

ポリオキシブチレン‐ポリオキシアルキレングリコール‐カルボン酸ジエステルの製法

Info

Publication number
JPS60163922A
JPS60163922A JP60007645A JP764585A JPS60163922A JP S60163922 A JPS60163922 A JP S60163922A JP 60007645 A JP60007645 A JP 60007645A JP 764585 A JP764585 A JP 764585A JP S60163922 A JPS60163922 A JP S60163922A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tetrahydrofuran
carboxylic acid
alkylene oxide
mixture
anhydride
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60007645A
Other languages
English (en)
Inventor
ヘルベルト・ミユラー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JPS60163922A publication Critical patent/JPS60163922A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G65/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
    • C08G65/02Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring
    • C08G65/04Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring from cyclic ethers only
    • C08G65/06Cyclic ethers having no atoms other than carbon and hydrogen outside the ring
    • C08G65/16Cyclic ethers having four or more ring atoms
    • C08G65/20Tetrahydrofuran

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polyethers (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 漂白土をテトラヒドロフランの予備処理及び重合に使用
することは公知である。
欧州特許出願公開6112号(米国特許4189566
号)明細書によれば、カルボン酸無水物及び触媒として
の本質的に無水の漂白土の存在下に、予備処理されたテ
トラヒドロフランを触媒を用いて重合させることにより
、良好な収tでポリオギシブチレングリコールーカルホ
ン酸エステルを製造しうろことが知られている。
この方法の欠点は、反応速度が比較的小さいことである
米国特許4127516号及び4228272号明細書
は、調整物質としての例えば水の存在下に、孔容積が0
.4〜0.8 m3/ jj、表面積が220〜260
m2/Iそして平均孔径が0.1〜0.3μmの特殊な
酸活性モンモリロナイトを使用して、アルキレンオキシ
ド及びテトラヒドロフランを共重合しうろことを教示し
ている。この特殊なモンモリロナイトを使用することに
よって、共重合の際に副生成として生成する環状オリゴ
マーの量を、それを使用しない場合に普通の10〜15
重量%から4〜8重量%に減少することができる。しか
しこの量は、得られるグリコールをポリウレタンの分野
での要求の多い用途に適合させるにはまだ高すぎる。環
状オリゴマーは、イソシアナート基と反応する水酸 6
− 基を有しない不活性物質である。環状オリゴマーはすべ
ての普通の溶剤に易溶であるから、これによって加工の
困難を来たし、あるいは出来上り製品の機械的性質に悪
影響を与える。
本発明の課題は、線状及び特に環状のオリゴマーの含量
が本質的に少なく、それによって前記の困難性が除かれ
たテトラヒドロフランと1,2−アルキレンオキシドか
らの共重合体を製造することであった。この課題は意外
にも本発明によって解決された。
本発明は、触媒としての水分含量が6重量%以下の漂白
土を用いカルボン酸無水物の存在下に共重合を行い、そ
の場合1,2−アルキレンオキシドをテトラヒドロフラ
ンに対しモル過剰で使用することを特徴とする、テトラ
ヒドロフランを1,2−アルキレンオキシドと触媒的共
重合させることによるポリオキシブチレン−ポリオキシ
アルキレングリコール−カルボン酸ジエステルの製法で
ある。
本発明方法により製造されるポリオキシブチ4− レンーホリオキシアルキレングリコールーカルボン酸ジ
エステルは、末端エステル基をエステル交換又はけん化
することにより、容易に対応するグリコールに変えられ
る。
本発明方法において共重合が明白に進行することは意外
であり、そして技術水準から全く予期されないことであ
った。すなわち例えばホウベン−ワイル著メトーデン・
デル・オルガニッシエン・ヘミ−6/6巻482頁(ゲ
オルク・チーメ出版社1965年)によれば、1,2−
アルキレンオキシドとカルボン酸無水物は、特に触媒の
存在下に反応して、容易かつ高速度で1,2−ジオレフ
ィンのジカルボン酸エステルになることが知られている
。これに対し既に知られているように、漂白土及びカル
ボン酸無水物の存在におけるテトラヒドロフランの重合
では、比較的徐々にポリオキシブチレンクリコール−カ
ルボン酸ジエステルが得られる。
したがって両反応、すなわち1,2−アルキレンオキシ
ド及びカルボン酸無水物からの1,2−ジオールカルボ
ン酸ジエステルの生成と、テトラヒドロフランの重合は
並行して進行し、共重合は起こらないと考えられた。
前記の米国特許及び英国特許854958号明細書はさ
らに、触媒として漂白土を用いてのアルキレンオキシド
及びテトラヒドロフランの共重合は、反応性水素原子を
有する化合物の存在下においてのみ可能であることを教
示しているので、本発明方法を遂行するためには著しい
先入観の克服が必要であった。
本発明方法は、共重合が実際上副生物の生成がなく、特
に環状オリゴマーが生成せず、そして反応が1,2−ア
ルキレンオキシドの完全な変化率において進行するとい
う利点を有する。得られる共重合物はきわめて低い色価
を有し、これは次の加工において満足ずべき成果を与え
る。
触媒として用いられる漂白上は著しく長い寿命を有し、
そして大きい費用を要しないで、ポリオキシブチレンー
ポリオギシアルキレングリコールーカルボン酸ジエステ
ルと分離することができる。
本発明方法に用いられる出発成分について次に説明する
モノマー01,2−アルキレンオキシド及びテトラヒド
ロフランとしては、無水のもの又は少なくとも水分含量
が0.2重量%以下、特に0.1重量%以下のものが好
ましい。
1.2−アルキレンオキシドとしては、非置換又は置換
のもの、例えば1〜6個好ましくは1〜2個の炭素原子
を有する直鎖状又は分岐状のアルキル基、フェニル基、
1〜2個の炭素原子を有するアルキル基及び/又はアル
コキシ基もしくはハロゲン原子により置換されたフェニ
ル基、あるいはハロゲン原子好ましくは塩素原子により
置換されたものが用いられる。個々の例は、1,2−ブ
チレンオキシド、2,3−ブチレンオキシド、スチロー
ルオキシド、エピクロルヒドリン、そして特にエチレン
オキシド及び1,2−プロピレンオキシドである。1,
2−アルキレンオキシドは、単独で又は混合物例えばエ
チレンオキシド−1,2−プロピレンオキシド混合物と
して用いられる。
共重合に用いられるテトラヒドロフランは、好ましくは
重合前に強鉱酸、有機スルホン酸、シリカゲルそして特
に漂白上を用いて、ヨーロッパ特許出願公開6112号
明細書に記載の方法により予備処理される。
1.2−アルキレンオキシド対テトラヒドロフランのモ
ル比は、共重合されるモノマー混合物において、1,2
−アルキレンオキシドがモル過剰で存在するように定め
られる。例えば1,2−アルキレンオキシド対テトラヒ
ドロフランのモル比は〉1:1ないし100:1特に〉
1:1ないし50:1である。
本発明方法によれば、共重合は促進剤としての有機カル
ボ/酸無水物の存在下に行われる。
特に有利には、2〜12個好ましくは2〜8個の炭素原
子を有する脂肪族又は芳香族のポIJ −及び/又は好
ましくはモノカルボン酸から誘導されたカルボン酸無水
物が用いられる。その例は次のものである。2〜12個
の炭素原子を有し場合によりオレフィン性不飽和結合を
も含有しうる脂肪族カルボン酸の無水物、例えば酪酸無
水物、バレリアン酸無水物、カプロン酸無水物、カプリ
ル酸無水物、ペラルゴン酸無水物、アクリル酸無水物、
そして特にプロピオン酸無水物及び無水酢酸、芳香族及
び脂肪族のポリカルボン酸特にジカルボン酸の無水物、
例えばフクル酸無水物、ナフタリン酸無水物、そして特
にこはく酸無水物及びマレイン酸無水物。本発明により
製造されるポリオキシブチレン−ポリオキシアルキレン
グリコール−カルボン酸ジエステルは、多くの用途のた
めに対応するグリコールに変えられるので、実際には低
い炭素原子数を有するカルボン酸無水物を使用すること
が好ましい。価格及び容易に入手しうろことから、無水
酢酸が特に優れている。混合無水物及び前記無水物の混
合物も使用しうろことは当然である。
漂白土は例えばウルマンス嗜エンチクロペデイ・デル・
テヒニツシエン会ヘミ−3版[V 巻541〜545頁
に記載されている。触媒に適する天然又は合成の漂白土
は、特にモンモリロナイト型のアルミニウムハイドロシ
リケート又はアルミニウム−マクネシツムハイドロシリ
ケートであって、これは酸によって活性化でき、例えば
トーンシルの名で市販されている。合成漂白土は例えば
英国特許854958号明細1に記載されている。本発
明に用いられる本質的に無水の漂白土を製造するために
は、市販の水分含有漂白土を100〜200℃好ましく
は110〜150℃の温度で、1〜8時間好ましくは2
〜4時間常圧又は好ましくは減圧で脱水する。
本発明に触媒として用いられる本質的に無水の漂白土は
、6重量%以下好ましくは0.001〜1.5重量%特
に0.1〜1.0重量%の水分含量を有する。テトラヒ
ドロフラン及び1,2−アルキ重合用の混合物中に懸濁
された水不含の漂白土を用いて行われる。重合用混合物
の全量に対し、漂白土を1〜270重量%好ましくは5
〜10重量%使用する場合に、特に有利な結果が得られ
る。これより多量も少量も使用しうろことは当過又は遠
心分離により重合混合物から分離でき、さらに重合に任
意の回数再使用される。しかしこの分離は、工業的に大
きい費用を必要とし、そして触媒の分離及び回収に際し
て大気を完全に遮断できないと重合物の着色を起こすこ
とがある。また大気中の水分の作用によって、触媒は不
活性化されうる。
したがって好ましい実施態様によれば、本質的に無水の
漂白土を圧搾成形体として固定触媒床に配置し、そして
重合用混合物を接触させるか、あるいは特に管状反応器
中に固定配置して共重合用混合物を導通ずる。
触媒成形体を製造するためには、市販の普通の含水漂白
土を、結合剤特に水と共に混練し、圧搾して成形体にす
る。次いでこの含水成形体 11− を100℃以」二好ましくは150〜700℃の温度で
常圧又は減圧下で、場合により反応条件下で不活性なガ
ス、例えばヘリウム又はアルゴンのような希ガス又は特
に窒素の存在下に、前記の含水量まで脱水する。
圧搾漂白土は、例えば球、環、円筒又は錠剤状の形態を
有する。球状の漂白土成形体を使用する場合は、この球
は一般に2〜15朋好ましくは6〜6關の直径を有する
。円筒状成形体としては、一般に長さが2〜15+nm
で直径が2〜6朋の円筒が用いられる。球状でも円筒状
でもない成形体は、一般に円筒状成形体に相当する容積
を有する。
乾燥漂白土成形体は、反応容器例えば管状炉又は立型へ
炉の中に積み重ねられる。触媒堆積物の選ばれた容積は
、できるだけ重合熱を誘導除去できるように定めること
が好ましい。
反応容器は一般に基型で、任意の横断面例えば方形又は
楕円形を有しうる。しかし長く伸びた円筒形の反応器を
使用することが好ましい。
 12− 反応容器の内径対長さの比は、一般に1:2ないし1:
100好ましくは1:10ないし1:40である。反応
容器は垂直に又は水平に配置してよく、その中間位置で
もよい。しかし管の直径が約10〜100mmの垂直に
置かれた管状炉を使用することが好ましい。重合におけ
る正確な温度供給を重視しないならば、反応容器として
生成物を返送し又は返送しない簡単な立型炉を使用する
こともできる。
成形体に圧搾されそして100℃以上で乾燥された漂白
土は、定常的に固定配置された触媒床において、テトラ
ヒドロフラン、1,2−アルキレンオキシド及びカルボ
ン酸無水物からの混合物をこれに導通して重合させる場
合に、意外にも崩壊することなく、非常に長い期間例え
ば1年以上も元の形態を保持し、摩耗することもこれに
よって連続操業がきわめて簡単となり、厳密に再生産可
能な(特に色及び重合度に関して)ポリオキシブチレン
−ポリオキシアルキレングリコール−カルボン酸ジエス
テルの製造が可能である。また触媒の損失が無視できる
程度に少ないので、本方法は特に環境親和性である。
本発明の共重合法によると、任意の重合度例えば2〜2
00好ましくは10〜7oの重合度を有するポリオキシ
ブチレン−ポリオキシアルキレングリコールのカルボン
酸ジエステルを製造でき、これは加水分解すると平均分
子量が約130〜15000好ましくは500〜350
0のポリオキシブチレン−ポリオキシアルキレングリコ
ールを生ずる。重合度は、重合混合物中のカルボン酸無
水物濃度によって本質的に定められる。カルボン酸無水
物の濃度を低く選ぶと、それに応じ高い分子量が得られ
、その逆も正しい。重合度は本質的に無水の漂白土の性
質によっても定まるので、一般に特定の漂白土及び選ば
れた温度のために、希望の分子量を与える酸無水物濃度
を測定する≠母ことが必要である。テトラヒドロフラン
と1,2−アルキレンオキシドのモノマー比も、分子量
に影響を与える。
しかし用いられろ本質的に無水の漂白土の種類は、テト
ラヒドロフラン対1,2−アルキレンオキシドのモル比
よりも分子量に影響を与えることが少ないので、ここで
は方向づけとして例えば次の値が与えられるべきである
。重合用のエチレンオキシド92モル%、テトラヒドロ
フラン2モル%及び無水酢酸6モル%の溶液からは、2
5℃の重合温度で分子量1000の共重合物が得られる
。無水物濃度を2倍とし、そしてモノマー比を変更しな
いと、同じ反応温度で分子量が約650の重合物が生成
する。
触媒固定床中で共重合を行うためには、本質的に無水の
漂白土成形体を入れた反応器内で、テトラヒドロフラン
、1,2−アルキレンオキシド(又はその混合物)及び
カルボン酸無水物からの混合物を、既知の反応法例えば
雨下法又は留液法によって接触させる。全触媒容積を気
相が存在することなしに、前記3成分からの重合混合物
が流通する留液法が優れている。重合熱は、重合塔中に
適当に設置された冷却装置により、あるいは平行終結に
運転される外部にある冷却器によって除去される。
重合は、好ましくは固定配置された触媒床中で20〜7
0℃特に65〜64℃の温度で常圧において行われる。
加圧して共重合温度を高めることもできる。高いエチレ
ンオキシド量を有する共重合混合物は、好ましくは加圧
下に共重合される。滞留時間は普通は5〜50時間、好
ましくは8〜30時間である。
反応容器から出て来る反応混合物は、ポリオキシブチレ
ン−ポリオキシアルキレングリコールのカルボン酸ジエ
ステルのほかに、例えば触媒活性、触媒上の滞留時間及
び反応温度に関して使用した反応条件によって、例えば
15〜60重量%の未反応アルキレンオキシド及び1重
量%以下の未反応カルボン酸無水物を含有し、これは単
一蒸留により場合により減圧下に分離され、そして場合
により再供給される。これに対し装入したテトラヒドロ
フランは、普通は完全にポリオキシブチレン−ポリオキ
シアルキレングリコール八カルボン酸ジエステルの中に
重合含有される。
本発明方法により製造されるポリオキシブチレン−ポリ
オキシアルキレングリコール−カルボン酸ジエステルは
、既知の方法により例えば酸化カルシウム及び/又は水
酸化カルシウムを触媒としてけん化することにより、あ
るいは好ましくは米国特許2499725号明細書又は
ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエティ
70巻1842頁の記載と同様にして、例えばメタノー
ルを用いてエステル交換することにより、対応するグリ
コールに変えることができる。
得られるポリオキシブチレン−ポリオキシアルキレング
リコール特に分子量が500〜6000のものは、ポリ
ウレタン又はポリエステル !・。
の製造に好適である。これは例えばポリウレタンに高水
準の機械的性質を与える。これはポリテトラメチレンエ
ーテルグリコールに比して、#氏い凝固点を有し、これ
によってあらかじめ費用のかかる液状化工程又は溶融工
程を要しないで、主として液状で加工することができる
下記実施例において部は重量部を意味し、これは容量部
に対しに9対lの関係にある。
実施例 市販のプロピレンオキシド、無水酢酸及びテトラヒドロ
フランから、プロピレンオキシド9市販の漂白±(登録
名トーンシル・オプテイムームFF、シュードヘミ−社
製)から、直径2〜3玉で平均長さ4 itの棒状成形
体を製造し、そして200℃で4時間乾燥する。
恒温化冷却外套を備え、容積が1000容量部で直径対
長さの比が約5ニア0である反応管に、前記の乾燥され
た棒状成形体を充填する。
この重合反応器を定常反応状態で下記のように操作する
。前記のプロピレンオキシド、テトラヒドロフラン及び
無水酢酸からの混合物を、反応管の」一方から供給し、
毎時2000重量部の速度で反応管の他端からポンプ排
出し、65℃に保たれる熱交換器を通したのち、反応管
の」二端に再供給する。反応管の入口の近くで反応循環
物に、出発混合物のための前記組成を有する新しい流入
物毎時100部を添加する。反応管の冷却外套に冷媒を
導通し、その温度を15〜20℃に保つ。反応管の下端
には側方排出口があり、これは高さが充填反応管の高さ
に相当するサイホンに連結する。この反応管から生成反
応混合物を、新しい流入物による増加容量に対応して流
出する。サイホンは反応管の上部に気相が存在しないで
、すなわち全部が液体で満たされて、運転できるように
高さが定められている。
得られた反応排出物から常圧及び真空で蒸発して未反応
のプロピレンオキシドを除去すると、約80モル%のプ
ロピレンオキシドを構造中に含有する共重合物が毎時4
8部得られる。このポリオキシブチレン−ポリオキシア
ルキレングリコール−カルボン酸ジエステルは、エステ
ル価から計算した1150の平均分子量を有する。
ナトリウムメチン−)0.01重量%の存在下にメタノ
ールを用いてエステル交換すると、対応するポリオキシ
ブチレン−ポリオキシアルキレングリコールが得られ、
これは常法によりインシアネートと反応させてポリウレ
タンに、あるいはジカルボン酸と反応させてポリエステ
ルに加工することができる。
出願人 バスフ・アクチェンゲゼルシャフト代理人 弁
理士 小 林 正 雄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 触媒としての水分含量が3重量%以下の漂白土を
    用いカルボン酸無水物の存在下に共重合を行い、その場
    合1,2−アルキレンオキシドをテトラヒドロフランに
    対しモル過剰で使用することを特徴とする、テトラヒド
    ロフランを1,2−アルキレンオキシドと触媒的共重合
    させることによるポリオキシブチレン−ポリオキシアル
    キレンクリコール−カルボン酸シエステルノ製法。 2、 1.2−アルキレンオキシドとしてエチレンオキ
    シド及び/又は1.2−プロピレンオキシドを使用する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 6、 共重合しうるモノマー混合物中の1,2−アルキ
    レンオキシド対テトラヒドロフランのモル比が〉1:1
    ないし100:1であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の方法。 4、 カルボン酸無水物として無水酢酸を使用すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 5、漂白土の水分含量が0.001〜1.5重量%であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法
    。 6、 漂白土を固定触媒床中に配置し、そしてテトラヒ
    ドロフラン、1,2−アルキレンオキシド及びカルボン
    酸無水物からの混合物と接触させることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の方法。 Z 漂白土を管状反応器中に固定配置し、そしてこれに
    テトラヒドロフラン、1,2−アルキレンオキシド及び
    カルボン酸無水物からの混合物を導通することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の方法。 8、 共重合を20〜70℃の温度で常圧で行うことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 9 テトラヒドロフラン及び1,2−アルキレンオキシ
    ドの混合物の水分含量が0.2重量%以下であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 10、水分含量が0.001〜1.5重量%の漂白土を
    管状反応器に固定配置し、そしてこれにテトラヒドロフ
    ラン、エチレンオキシド及び/又は1,2−プロピレン
    オキシド及び無水酢酸の混合物を導通することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の方法。
JP60007645A 1984-01-21 1985-01-21 ポリオキシブチレン‐ポリオキシアルキレングリコール‐カルボン酸ジエステルの製法 Pending JPS60163922A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19843402027 DE3402027A1 (de) 1984-01-21 1984-01-21 Verfahren zur herstellung von polyoxybutylen-polyoxy-alkylenglykolcarbonsaeurediester
DE3402027.6 1984-01-21

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60163922A true JPS60163922A (ja) 1985-08-26

Family

ID=6225539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60007645A Pending JPS60163922A (ja) 1984-01-21 1985-01-21 ポリオキシブチレン‐ポリオキシアルキレングリコール‐カルボン酸ジエステルの製法

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0151766B1 (ja)
JP (1) JPS60163922A (ja)
DE (2) DE3402027A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009540029A (ja) * 2006-06-09 2009-11-19 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア ポリテトラヒドロフラン又はテトラヒドロフラン−コポリマーの製造法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4243722A1 (de) * 1992-12-23 1994-06-30 Basf Ag Verfahren zur Herstellung von Polyetherglykolen
DE19755415A1 (de) * 1997-12-12 1999-06-17 Basf Ag Katalysator und Verfahren zur Herstellung von Polytetrahydrofuran
ES2465519T3 (es) * 2009-04-15 2014-06-06 Invista Technologies S.À.R.L. Procedimiento de fabricación de copoliéter glicol

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4127513A (en) * 1977-11-09 1978-11-28 E. I. Du Pont De Nemours And Company Method for preparing polyether glycols
JPS54116095A (en) * 1978-01-14 1979-09-10 Basf Ag Polymerizing of tetrahydrofuran
US4329445A (en) * 1979-04-30 1982-05-11 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for preparing a tetrahydrofuran-alkylene oxide copolymer with treated bentonite catalyst
JPS5981332A (ja) * 1982-10-01 1984-05-11 バスフ アクチェン ゲゼルシャフト ポリオキシブチレン−ポリオキシアルキレングリコ−ルカルボン酸ジエステルの製法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB854958A (en) * 1957-03-14 1960-11-23 Bayer Ag Copolymerising mono-epoxides with tetrahydrofurane
US4251654A (en) * 1979-08-14 1981-02-17 E. I. Du Pont De Nemours And Company Copolyether glycols of tetrahydrofuran and alkylene oxides having low oligomeric cyclic ether content

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4127513A (en) * 1977-11-09 1978-11-28 E. I. Du Pont De Nemours And Company Method for preparing polyether glycols
JPS54116095A (en) * 1978-01-14 1979-09-10 Basf Ag Polymerizing of tetrahydrofuran
US4329445A (en) * 1979-04-30 1982-05-11 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for preparing a tetrahydrofuran-alkylene oxide copolymer with treated bentonite catalyst
JPS5981332A (ja) * 1982-10-01 1984-05-11 バスフ アクチェン ゲゼルシャフト ポリオキシブチレン−ポリオキシアルキレングリコ−ルカルボン酸ジエステルの製法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009540029A (ja) * 2006-06-09 2009-11-19 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア ポリテトラヒドロフラン又はテトラヒドロフラン−コポリマーの製造法

Also Published As

Publication number Publication date
DE3402027A1 (de) 1985-07-25
EP0151766A2 (de) 1985-08-21
EP0151766B1 (de) 1986-11-26
EP0151766A3 (en) 1985-09-18
DE3461471D1 (en) 1987-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4189566A (en) Polymerization of tetrahydrofuran
US4243799A (en) Polymerization of tetrahydrofuran
US4564671A (en) Continuous preparation of polyoxybutylene polyoxyalkylene glycols
JPS62205120A (ja) ポリオキシブチレン−ポリオキシアルキレングリコ−ルの製法
US5149862A (en) Preparation of polytetramethylene ether glycol using an acidic zirconia catalyst
JPH06211974A (ja) エステル挿入法によるポリエーテルからのポリエステルの製造
US5208385A (en) Preparation of tetrahydrofuran polymers having a narrow molecular weight distribution using an amorphous silica-alumina catalyst
US4663429A (en) Process for producing lactone polymer and an anti-shrinking thermosetting resin composition having formulated therein said lactone polymer as an anti-shrinking agent
US4259531A (en) Polymerization of tetrahydrofuran to prepare polytetramethylene ether glycols
US4803299A (en) Preparation of polytetramethylene ether glycol diesters having a low color number
US6207793B1 (en) Process for production of polytetramethylene-ether-glycol-diester using halloysite catalyst
RU2162862C2 (ru) Способ получения простых полиэфирполиолов с двумя концевыми гидроксильными группами
JPS60163922A (ja) ポリオキシブチレン‐ポリオキシアルキレングリコール‐カルボン酸ジエステルの製法
US5210283A (en) Synthesis of tetrahydrofuran polymers using calcined silica-alumina or beaching earth catalysts
US3344129A (en) Process of hydrolyzing vinyl ester-ethylene copolymers
KR100255783B1 (ko) 알루미늄-마그네슘실리케이트촉매를이용한폴리테트라메틸렌에테르글리콜디에스테르의제조방법
TWI240651B (en) Catalyst for the preparation of polytetrahydrofuran
JPS5981332A (ja) ポリオキシブチレン−ポリオキシアルキレングリコ−ルカルボン酸ジエステルの製法
CN116574214A (zh) 一种聚离子液体催化剂及其制备方法与应用
US5218141A (en) Preparation of polyoxybutylele polyoxyalkylene glycol dicarboxylates
US4464526A (en) Preparation of polycaprolactone
TW200416240A (en) Preparation of mono- and diesters of polytetrahydrofuran and of tetrahydrofuran copolymers
KR100474614B1 (ko) 폴리테트라메틸렌에테르의디아세테이트에스테르의개선된제조방법
JPS60203634A (ja) ポリオキシブチレン‐ポリオキシアルキレングリコール中のオリゴマー環状エーテルの含量を減少させる方法
JP2000204152A (ja) ポリアルキレンエ―テルグリコ―ルの製造方法