JPS60163854A - ジフエニル‐4,4′‐ジスルフオン酸の製造法 - Google Patents

ジフエニル‐4,4′‐ジスルフオン酸の製造法

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JPS60163854A
JPS60163854A JP60008571A JP857185A JPS60163854A JP S60163854 A JPS60163854 A JP S60163854A JP 60008571 A JP60008571 A JP 60008571A JP 857185 A JP857185 A JP 857185A JP S60163854 A JPS60163854 A JP S60163854A
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diphenyl
reaction
disulfonic acid
acid
solvent
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JP60008571A
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ハインツ・ウルリツヒ・ブランク
ビルフリート・ケーラー
ペーター・シユネク
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Bayer AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C309/00Sulfonic acids; Halides, esters, or anhydrides thereof

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はジフェニルを]二酸化硫黄でスルフォン化する
ことによりジフェニル−4,4′−ジスルフォン酸をV
@する方法に関する。
シフ、ニル−4,4゛−ジスルフォン酸は4,4′−ジ
ヒドロキシシフ、ニルの製造の中間体であり、4,4”
−ジヒドロキシジフェニルは高度に耐熱性をもった縮合
重合体の製造の原料として東要になってきている。場合
に使用される4、4°−ジヒドロキシジフェニルは高純
度をもっていなげ、ればならない。
このことは4,4゛−ジヒドロキシジフェニルをアルカ
リ金属溶融によ−)てつくる原本・1のジフェニル−4
,4°−ジスルフォン酸自身も高純度であることを必要
とする。もしそうでない場合には低品位のジフェニル−
4,4′−ジスルフォン酸から得られる定性的に純度の
低いジヒドロキシジフェニルを精製するために非常な作
業を必要とするであろう。
ジフェニル紮T&酸でスルフォン化することによりジフ
ェニル−4,4′−ジスルフォン酸を得る方法は既に公
知である。このような方法はドイツ特W公聞明細舎弟3
,228,392号に記載されている。しかし¥質的に
疋は的なスルフォン化を行うためには過剰の硫酸を必要
とし、そのためかなりの1間の廃酸を処理になけ、れば
ならない。他の欠点はこのようなJ×応混合物からジフ
ェニル−4,4°−ジスルフォ〉・酸を分離する方法が
複雑なことであり、有夫ドイツ特許公開明細舎弟3,2
26,392号においては水で稀釈し、ジスルフォン酸
を−カリウム塩の形で晶出yせている。スルフォン化と
晶出の1程は長い1程であって不利である。該ドイツ特
許公開明細書第3.22L392壮に記載された最良の
収率は理論値の約93%である。
またドイツ特許公開明細舎弟1,804,893号にお
いてはジフェニルを二酸化硫黄でスルフォン化すること
も公知である。この方法においてはジフェニル1モル当
り約2モルの三酸化硫黄を液体7二酸化11中において
使用する。この方法では先ずジフェニルを液体S02中
に溶解し、この溶液に低温、即ち一15℃〜+5℃にお
いて803を加える。反fX:混合物を2〜IO時間の
間該低温に保たなければならない。そうでないとかなり
の看の望ましくないm性体とスフレフオンとが生じるか
らである。しかる後温度を少なくとも+10℃に上げ、
ジフェニル−4,4゛−ジスルフォン酸の生成が1トる
までこの温度に保つ。該特1作の実施例によれば、この
後の反応は25°Cにおいて2蒔間を要する。SO2に
ほとんど溶解しないジスルフォン酸は予め一10°Cに
冷却1、た後混合物から濾別する。得られた生成物を濾
過器ト:において液体S02で洗浄することが好ましい
。この方法は混合温度が低いという欠点をもつ−(いる
。発熱的なスルフォン化反応の途中で遊離されるかなり
の量の熱を急速に取去るためには一15°C〜15°C
の許容混合温度よりも著しく低い冷 5− 却媒体を備えていなければならなず、そのためにはかな
りの経費がかかる。反応原料を混合した後に反応が起る
までには少なくとも4時間という長い時間がかかり、こ
れはさらに重大な欠点となる。反応混合物中のジフェニ
ル−4,4°−ジスルフォン酸の金星はドイツ特許公開
明細舎弟1,804,683号のすべての具体化例にお
いて約10重着%であり、従って経済的ではない。完全
に反応した反応g合物中で約25〜30重陽%のもつと
経済的な合邦でジスルフォン酸を用いると、分離したジ
フェニル−4,4′−ジスルフォン酸中にかなりの不純
物が生成する。この場合生成物はスルフォンージスルフ
ォン酸の形で約10重量%のスルフォンを含んでいる(
対甲例5及び6参照)。しかしこのように多量のスルフ
ォンを含んだ生成物は前記の縮合重合体に使用される4
、4′−ジヒドロキシジフェニルをつくるためのアルカ
リ溶融には不適当である。
該ドイツ特許公開明細舎弟1,804.[193号の方
法のさらに他の欠点は微粉末の状態のジフェニル6− 4.4’−ジスルフォン酸によって濾過に支障を来すこ
とである。
1・゛イソ4.+Fjj乍公開明細書第1,804,8
93号では多段に々る温度及び時間のコントロールを行
っている]こもかかわらす1−記の欠点を除去できなっ
かが、本発明においては驚くべきことには特殊な方法で
反応を行うと次のような効果か得られることが見出ださ
れた。
aN+’4性体及びスルフォンのような望ましくない副
生物の生成を大部分抑制できる。
b)全体的な反応時間を著しく短縮できる。
C)高温においても反応を行うようにすることがで、キ
、これによって反応熱の除去は現在よりも著しく容易に
なる。
d)従来法よりも反応ン昆合物中のジフェニル−4,4
’−ンスルフォン酸の含ψを高く従って経済的に保持し
て反応を行うことができる。
e)本発明により肖られるジフェニル−4,4′−ジス
ルフォン酸を優れた濾過性をもち取扱い可能な形で生成
させることができる。
従って本発明によれば、不活性溶媒の存在下において一
タ酸化&kMでジフェニルをスルフォン化することによ
りジフェニル−4,4°−ジスルフォン酸を1?Ji!
する方法において、計に導込中にジフェこルと同時にジ
フェニル1モル当り2〜3モルのSO3が加えられるよ
うにして、温度−30℃〜←60°Cにおいて二酸化硫
黄及びジフェニルを反応器中に計量して導入することを
特徴とする方法が提供される。
従って本発明においては、Ai’ 、!it導入中に反
応器に導入されるジフェニル1モル当り2〜3モル、好
ましくは2〜2.5モル、特に好ましくは2.05〜2
.3モルのSO3をジフェニルと同時に加えることが必
要である。これを達成する一つの方法は、例元ば二酸化
硫黄とジフェニルとをに記モル比で同時に反応器中に計
h1シて導入する方法である。同時に計量して導入する
方法としては、滴下瀘す1.からS03 とジフェニル
とを滴下させるかまたは通常のポンプ、例えば遠心ポン
プ、ピストン9ポンプまたは膜ポンプを用いて固化合物
を圧入する方法を挙げることができよ−)、、またS0
3を適当な方法でカスの形で計量することもできる。反
応器中においては例えば攪拌により反応原料を十分に混
合さける。
本発明に従えば反応原料を加えて混合する際の温度は−
30℃〜+60°C1好ましくは一り5℃〜+50’c
、特に好ましくは0°C〜45℃、非常に好ましくは6
°C〜42°Cの範囲内にある。
反応原料を計量して導入するのに要する時間はあまり重
要ではない。実際の場合、計量時間は最小であることが
望ましく(空間一時間収率を増加させるため)、これは
反応熱を除去できる速度によって決定される。反応原料
の計量の後に反応を完結さげるために二次的な反応期間
をとることができる。この二次的な反応期間は従来法に
比べかなり知くなるように選ぶことができる。この時間
は選ばれた混合温度に依存して数分から最大約l 9一 時間である。混合温度が高いことは一般に二次的な反応
期間が短いことを低味する。二次的な反応温度は 般に
混合温度より高いが、なお最高460°Cの範囲内にあ
る。反応原料の混合の際に反応空間において6°C〜4
2℃の温度を保ち、次いで二次的な反応中湿度を20℃
〜60℃にヒ4させることが有用であることが見出ださ
れた。
本発明方法の溶媒は反応条件Fにおいて7二酸化硫黄と
反応せず、また三酸化破竹及びジフェニルに対し十分な
溶解力をもっている任意の溶媒であることができる。そ
の例としてはSO□及び塩素化脂肪族炭化水素であり、
後者が好適である。これらの溶媒の中で低佛点のもの、
例えば塩化メチレン、1.2−ジクロロエタン及び1.
2−ジクロロプロパンが注目され、特に塩化メチレンが
好適である。
また驚くべきことには、!7記温度範囲の上限において
反応を行えば、反応の終りにおいて生成物は粒状の形に
なる。粒状化の効果は約15℃から現れ、20℃から強
くな番(,30℃から特に顕著になlO− る。40℃においてはほとんどすべてのジフェニル−4
,4’−ジスルフォン酸は直径0.5〜l mmの粒状
の形になる。ジフェニル−4,4゛−ジスルフォン酸を
、例えば溶媒を含まない固体の形で得たい場合には粒状
の形が非常に有利である。これらの粒状物はそのkきさ
及び高い比重のために、濾過または沈降によj1反応混
合物から容易に分離し、また残留溶媒食事が低いために
容易に乾燥する。粒状の形のジフェニル−4,4′−ジ
スルフォン酸は自由流動性をもち、従って後での処理の
際に固体として容易に計叶できる。また粒状の形は溶媒
の中にジヌルフォン酸を含む濃厚な懸濁液中での攪拌性
に有利な効果を!Jえ、従−〕て本発明によれば従来法
に比べ反応111合物中におけるジスルフォン酸の含量
を遥かに高くしてスルフォン化を行うことができる。
本発明に従えば種々の方法で反応に溶媒を使用すること
ができ、溶媒は」7記溶媒の1種またはそれ以!、であ
ること、例えば混合物であることができる。例えば2種
の反応原料を 種またはそれ以−1−の溶媒の中に別々
に溶解し、反応容器中で溶液を混合することができる。
また1種の反応原ネ゛lだけを溶媒に溶解12、次に他
の原料を反応容器に加えて濃厚な形で混合することもで
きる。これらの操作においてジフェニルは溶融物の形で
、また三酸化硫黄は液体またはガスの形で使用すること
ができる。さらに先ず溶媒の 部を反応容器に入れ、こ
の中に反応原料を1ユ記の形で加えることができる。最
初に溶媒の一部、例えば全溶奴の晴の5〜80%を加え
ることは、SOaをカスの形で使用する際に特に適して
いることが見出だされた。
溶媒の使用量はあまり重要ではない。経済的な理由から
反応原料のSO3及びジフェニルは飽和溶液をつくるの
に必要なりよりも遥かに多い量を溶解させることはしな
い。例えば特に&1′適な溶媒である塩化メチレン中で
一10°Cの冷溶液の形で反応原料を使用する場合には
、該反応原料は約20〜25重量%の濃度の溶液として
使用することができる。反応の終りにおいて反応混合物
は容易に攪拌でき[1一つ反応容器を空にするために容
易に移送できる懸濁液を生じるのに少なくとも十分な溶
媒を含んでいなければならない。溶媒として塩化メチし
・ンを使用する場合には、反応の終りにおいてジフェニ
ル−4,4−ジスルフォン酸の含量カ30〜40重♀%
の懸濁液はなお攪拌及び移送を容易に行うことができる
さらに低沸への溶媒を使用すると、反応中において反応
前または反応原料と ・緒に導入された溶媒の 部を蒸
留により除去することができる。このよりにして最初比
較的高い稀釈度でつくられた反応混合物を効率の良い方
法で濃縮することがで、−!る。また反応中に溶媒を蒸
留により除去すると、反応により発生した熱を反応容器
の外に導くことができる。この目的にために適当な真空
をかけ 使用する溶媒の沸点を所望の反応温度に合わせ
ることができる。しかしこのようないわゆる「沸騰冷却
」法による反応熱の除去は、適当な低13− 温に冷却された還流冷却器により溶媒蒸気を凝縮させた
後に反応混合物に戻すように注意が払われていれば、濃
厚反応混合物の場合にも1if能である。
本発明方法の特定の其体化例においては、反応原料を計
重して導入する前に、少量の反応生成物、即ちジフェニ
ル−4,4゛−ジスルフォン酸を反応容器に加えると、
これらの反応原料の反応を完結を促進し、また望ましく
ない反応器の壁りの沈着物の生成を防11−するのに効
果があり、これによって反応時間を著しく短縮できるこ
とが見出だされた。予め導入するジフェニル−4,4′
−ジスルフォン酸の量は反応させるジフェニル100モ
ル当り該ジスルフォン酸0.1〜15モル、好ましくは
l −10モル、特に好ましくは3〜7モルであり、一
般に同時に前置って導入された一部の#奴の中に含まれ
た懸IiA液の形で加えられる。
本発明方法によればスルフォンはほとんど生成I7ない
。埋ち使用したジフェニルのモル数に関し14− 1.5モル2より少量しか生成しない。特殊な具体化例
においては、スルフォン抑制剤を、使用するシフ□ニル
に関し0.1〜10重量%、好ましくは2へ5重1−%
の量で使用して反応を行うことによりスルフォンの生成
は実質的に完全に抑制される。
滴当なヌルフォ〉′抑制剤の例としてはカルボン酸及び
その無水物、例えば酢酸、プロピオン酸または酢酸無水
物、過カルボン酸、例えば過酢酸または過プロピオン酸
、ピリジン、ジメチルフォルムアニド綾び塩、例えば硫
酸ナトリウl、がある。酢酸または酢酸無水物を使用す
ることが好ましい。
スルフォン抑制剤はジフェニル以外の物質の反応に関i
!Ji して既に文献に記載されている(イー命イー・
ギル八−1[E、 E、 G11bert]著、米国二
□−コーク、インターサイエンス[Interscie
nce1出版社1965年発行、[スルフォ〉・化及び
関連反応」86頁以降;アールーフローリ[R,Fle
ury]、チューリッヒETII博士論文「S03によ
る芳香族化合物のスルフォン化」第4節参照)。
スルフォン抑制剤は種々の方法で反応混合物に加えるこ
とができる。例えば反応原料を計数して導入する前にス
ルフォン抑制剤を反応容器中に導入することができる。
或いは反応原料とは別々に、または反応原料の片方また
は両方と 緒にして反応原料を計借して導入するのと同
時に加えることができる9また・部の抑制剤を同時に反
応混合物の中に導入する種々の標準的な方法を使用する
ことができる。好ましくは反応原料を加える前に全量の
抑制剤を反応容器に加える。
本発明方法を行う工程中例えば十分に撹拌することによ
り計部ニジて導入された反応原料か適切に混合されるよ
うに注意を払はなければならない。
反応の終りにおいて反応器の中には選ばれた溶媒の中に
ジフェニル−4,4”−ジスルフォン酸を含む容易に攪
拌できる懸濁液が含まれている。種々の方法で反応混合
物を回収し、ジスルフォン酸を分離することができる。
a)ジフェニル−4,4°−ジスルフォン酸の優れた濾
過性のために、これを反応混合物から分離するには濾過
が11?i巾な方法である。母液は次のスルフォン化に
おいて1■f使用することができる。次に瀘過残浩を、
必要に応じ高温において真空をかけ、溶媒を含まないジ
スルフォン酸を得る。反応混合物をノヘ発乾個1.て溶
媒を含まないジスルフォン酸を摺ることもできる。
b)クロロアルカンまたは任意の他の水に不溶な溶媒を
使用する場合には、反応混合物を水で抽出して例えば4
D”0において濃度約50重量%のジスルフォン酸水溶
液を得ることもできる。
C)また完全に反応した反応混合物に少量の水を注ぎ、
次いで水に不溶な溶媒を蒸留し去り、最終的に′411
られる釜残が例えば70℃において70〜75重を一%
の濃度の水性ジフェニル−4,4′−ジスルフォン酸溶
融物になるようにすることもできる。このような水性ジ
スルフォン酸溶融物はヨーロンハ特許第85,883号
記載の方法により1例えば水酸化ナトリウム溶液と直接
反応させ、非常に純粋な4.4’−= 17− シヒドロギシジフエニルをつくることができる。
ト記すべてのスルフォン化反応を行う方法及び回収方法
により、ジフェニル−4,4“−ジスルフォン酸は高収
率で非常に純粋な形で経済的に得られる。yらに本発明
により71られるジフェニル−4,4°−ジスルフォン
酸は粒状の形で11tられ、これによ−)で分離が簡単
になり目、つ次の−[程における取扱いが容易になる、
これに対し従来法においては非常に細かい生成物が得ら
れ、そのため濾過が困難になる。ジフェニル−4,4”
−ジスルフォン酸は一般にジフェニルモノヌルフォン酸
(最高o、2rB量%)及び放性体のジスルフォン酸(
最高1ル耶%)を非常に僅かしか含まず、スルフォンは
実質的に含んでいない(1重着%以下)。
実施例1 1eg (0,05モル)のジフェニル−4,4′−ジ
スルフォン酸及び3゜Og(o、o5モル)の酢酸を塩
化メチレン5001に溶解して反応容器に入れる。 4
00 mlの塩化メチレン中に154g(1,00モル
)のジフェニ=18− ルを含む溶液を+6℃において1−1/4時間に蚕り攪
拌しながら滴下し、同時に、178g(2,22モル)
の゛酸化硫性ガスを管により液面の下に導入する。
この混合物を+6°Cにおいて1/4時間撹拌し、次い
で室温に加熱してさらに1時間攪拌する。
結晶を愛用濾過し、It!化メチレンで洗浄し、40°
Cにおいて真空乾燥する。収率:純度82.5%のジフ
ェニル−4,4′−ジスルフォン酸348g=理m(i
&の97.6%。
イ1Lられた生成物は ジフェニル−4,4”−ジスルフォン酸92.5ii%
f性体のジフェニルジスルフオン酸 約1重陽% ジフェニル−4−ヌルフォン酸0.2重量%スルフォン
ージスルフォン酸0.ll 711%を含んでいた。
実施例2 1eg (0,05モル)のジフェニル−4,4°−ン
スルフォン酸及び3.0g(0,05モル)の酢酸を塩
化メチし・ン200 mlに溶解して反応容器に入れる
。約26@陽%の塩化メチレン溶液の形の154g(1
,00モル)のジフェニルと約22重星ニ%の一1O°
Cの塩化メチレン冷溶液の形の一ミ酸化硫黄178g(
2,20モル)とを120°Cにおいて約1−1./4
時間に亙り攪拌しながら滴下する。
この混合物を+20℃において1/4時間攪拌し。
次いで40’Cに加熱してさらに1時間撹拌する。
反応混合物を水220 mlに注ぎ(発熱反応)、すべ
ての塩化メチレンを蒸留により除去する。次に釜温度を
70℃にし、僅かに真空をかけて約100 mlの水を
蒸留し去り、70℃において液状の水で湿った72.9
% ilR度のジフェニル−4,4′−ジスルフォン酸
441gを残した。収ビV:理論値の97.5%。
得られた生成物は ジフェニル−4,4゛−ジスルフォン酸?2.9i1[
%異性体のジフェニルジスルフォン酸 約0.7歌着% ジフェニル−4−スルフォン酸0.2 重量%スルフォ
ンージスルフォン酸0.7 を量%を含んでいた。
実施例3 32g (0,1モル)のジフェニル−4,4°−ジス
ルフォユ/酸及び8.0g(0,1モル)の酢酸を塩化
メチレン2゜01に溶解して反応容器に入れる。反応容
器をその内容物が+10℃で沸騰するような減圧(約3
00ミリバール)にする。夫々−10°Cにおいて濃度
20重量%の塩化メチレン溶液の形の231g(1,5
0モル)のジフェニルと276g(3,45)の三酸化
硫黄とを+10℃において約2時間に亙り攪拌しながら
沸騰している内容物の中に計劇して加える。回持に95
0 mlの塩化メチレンを蒸留し去った。
IJ35重(41%の濃度のジフェニル−4,4′−ジ
スルフォン酸の懸濁液を+10℃において1/4時間撹
拌17.40℃に加熱してさらに1時間40℃で攪拌す
る。
結晶を吸引濾過し、塩化メチレンで洗浄し、4〇21− °Cにおいて真空乾燥する。収率:純度8Hのジフェニ
ル−4,4′−ジスルフォン酸545 g =理論(m
の448.5% 。
得られた生成物は ジフェニル−4,4′−ジスルフォンm89tjlL%
異性体のジフェニルジスルフォン酸 約1重量% ジフェニル−4〜スルフォンm0.2 重FJ1%スル
フォンージスルフォン酸0.8 fflfA%を含んで
いた。
実施例4 18g (0,05モル)のジフェニル−4,4′−ジ
スルフォン酸及び3 g(0,o5モル)の酢酸を塩化
メチレン2001に溶解して反応容器に入れ、加熱して
沸騰させる(約40℃)。約26重陽%の塩化メチレン
溶液の形の154g(1モル)のジフェニルと約22重
数%の一10℃の塩化メチレン冷溶液の形の三酸化硫黄
+?8g(2,2モル)とを同時に約1時間に亙り攪拌
しながら滴下する。この混合物を+40℃において22
− 1時間攪拌し、次いで40℃に加熱してさらに1時間攪
拌する。粒状の形で得られたジフェニル−4,4’−ジ
スルフォン酸を室温で濾過し、塩化メチレンで洗浄し、
40°Cにおいて真空乾燥する。収−u : 純度s2
.4%のジフェニル−4,4゛−ジスルフォン酸348
g−理論値の87.4% 。
得られた生成物は ジフェニル−4,4′−ジスルフオン酸92.4ii%
Wl’lのジフェニルジスルフォン酸 約1屯!、′C% ジフェニル−4−スルフォン酸0.2 fflfi%ス
ルフォンージスルフォン酸0.9 重it%を含んでい
た。
実施例5(対照例) ドイツ特許公開明細舎弟1,804.8!113号実施
例1の方法を繰返したが、最初に導入するジフェニル溶
液は、十−トラレープ中において二酸化硫黄570g中
に92.4g(0,8モル)のジフェニルを溶解させる
ことにより高濃度にした(13.9重量%の濃度の溶液
; ドイツ特許公開明細舎弟1,804.1193号で
は5.1重ψ%の濃度の溶液を使用している)。これに
−10℃において1.5時間に亙りIOIg(1,2f
tモル)の液体二酸化硫黄を攪拌しながら滴下した。
二の混合物を一1θ℃において3時間攪拌し、温1■を
125℃にLげ、+25℃に2時間保つ。−10℃より
低い温度に冷却した後、微粉末のジフェニル−4,4°
−ジスルフォン酸を濾過し、プフナー瀘斗−1−の残渣
を液体二酸化硫性で洗浄する。+40℃において11空
乾燥【7、純度85.8Xのジフェニル−4,4’−ジ
スルフォン酸188gを得た。これは理論値の85.6
2の収率に相当する。
得られた生成物は ジフェニル−4,4゛−ジスルフォン酸85.8ii%
穎性体のジフェニルジスルフォン酸 約1重I−% ジフェニル−4−スルフォン酸0.3 F1%スルフォ
ンージスルフォン@lli縫%を含んでいた。
実施例6(対照例) 実施例5のスルフォン化を繰返したが、三酸化硫性を二
酸化硫黄で稀釈して使用した。570gの二酸化硫黄中
にジフェニルを92.4g(0,6モル)含む沸!F−
< −t o℃の溶液を速波冷却器を備えたオートクレ
ーブ中で攪拌し、還流冷却器を通して101g(1,2
6モル)の三酸化硫黄を1−1/2時間に亙り滴下する
。−二酸化硫黄と二酸化硫黄とを還流冷却器中で混合し
た後S02中にS03を約10重量%含む溶液がジフェ
ニル溶液に滴下するように還流される二酸化破竹の量を
調節する。これ以後の反応過程及び回収方杖は実施例5
と同様である。純度88.8%のジフェニル−4,4°
−ジスルフォン酸189gヲAた。これは理論値の87
.1%の収率に相当する。
得られた生成物は シフ□ニルー4.4゛−ジスルフォンfi8B、8ii
%異性体のジフェニルジスルフォン酸 約1重に% ジフェニル−4−スルフォン酸0.3 重it%25− スルフォンージスルフォン酸10 t 量%を含んでい
た。
1¥許出願人 パイエルーアクチェンゲゼルシャフト 26一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、計(−導入中にジフェニルと同時にジフェニル1モ
    ル当り2〜3モルのSO3が加えられるように温度−3
    0℃〜+60°Cにおいて反応器の中に二酸化硫黄とジ
    フェニルとを計量導入することを特徴とする不活性溶媒
    の存在下においてジフェニルを一ミ酸化硫黄でヌルフォ
    ン化することによるジフェニル−4,4″−ジスルフォ
    ン酸の製造法。 2、ジフェニルとて酸化硫黄との添加は温度−15°C
    〜+50°Cで行われる特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 3、計址導入中にジフェニルと同時にジフェニル1モル
    当り2〜2.5モルの二酸化硫黄を加える特許請求の範
    囲第1又は2項記載の方法。 4、溶&Mとしてクロロアルカ〉′を使用する特許請求
    の範囲第1〜3項のいずれかに記載の方法。 5、溶媒として塩化メチレンを使用する特、11請求の
    篩1囲第1〜4 ]J″iのいずれかに記載の方法。 8、ジフェニルは溶液の形でそして五酸化硫仏はガスの
    形で計量導入される特許請求の範囲第1〜5項のいずれ
    かに記載の方法。 7、使用するジフェニルに関し0.1〜10重借%の贋
    のスルフォン抑制剤を存在させて反応を行う特許請求の
    範囲第1〜6項のいずれかに記載の方法。 8、スルフォン抑制剤は酢酸または無水酢酸である特許
    請求の範囲第1〜7項のいずれかに記載の方法。 8、三酸化硫黄及びジフェニルを添加し始める前に使1
    1するジフェニル100モルゝhす0.1−15モルの
    ジフェニル−4,4°−ンスルフォン酸を溶媒にt’!
    !、濁させた形で反応器に導入する特許請求の範囲第1
    〜8項のいずれかに記載の方法。 10、溶媒の 部、スルフォン抑制剤及び使用するジフ
    ェニル100モル当り0.1〜15モルのジフェニルー
    4,4゛−ジスルフォン酎を導入した後に、溶液の形の
    ジフェニルと溶液の形又はガスの形の803とを計早し
    導入する特許請求の範囲第1〜8項のいずれかに記載の
    方法。
JP60008571A 1984-01-26 1985-01-22 ジフエニル‐4,4′‐ジスルフオン酸の製造法 Pending JPS60163854A (ja)

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