JPS6016348B2 - サンドイッチ状複合構造物の加圧装置 - Google Patents

サンドイッチ状複合構造物の加圧装置

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JPS6016348B2
JPS6016348B2 JP51136497A JP13649776A JPS6016348B2 JP S6016348 B2 JPS6016348 B2 JP S6016348B2 JP 51136497 A JP51136497 A JP 51136497A JP 13649776 A JP13649776 A JP 13649776A JP S6016348 B2 JPS6016348 B2 JP S6016348B2
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JP
Japan
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sandwich
pressurizing
heating
composite structure
frame
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Expired
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JP51136497A
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JPS5360963A (en
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進 野村
博之 大久保
義治 藤野
定弘 畑中
正治 芝本
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IHI Corp
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IHI Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、充填物サンドイッチ形構造材のごときサンド
イッチ状複合構造物の加圧装置に関するものである。
充填物サンドイッチ形構造材すなわちサンドイッチ状複
合構造物を製造する場合においては、枠材の内部空間部
に充填物を挿入し、表裏に夫板と地板を接着剤によって
貼付レナ、後日に至って夫板や地板が剥がれないように
加圧して固着する必要がある。
従来の前記加圧手段としては、夫板の上面、地板の下面
に多数のプレスローラを配設し、該プレスローラでの加
圧により天板と地板とを枠材や内部のハニカムコアに対
して固着するものがある。
ところが上述の加圧方式にあっては、各プレスローラに
よって加圧力が異なり均一な加圧ができず、そのため所
定の寸法精度を得ることが困難であること、又機械的な
加圧方式であるから、夫板や池板に凹凸や癖が付きやす
く、高品質の製品が得られないこと、多数のプレスロー
ラを必要とするから、設備費が高価となるうえ、メンテ
ナンスも大掛かりとなること、生産方式がバッチ方式で
あるため、処理能力が小さく生産性が悪いこと、等種々
の欠点があった。本発明は、従来手段の有する上述の欠
点を除去することを目的としてなしたもので、ラインの
両側にラインの長手方向に伸びる密閉状のフレームを配
設すると共に該フレームに適宜の間隔で送りローラを設
け、前記フレームにラインの長手方向及び幅方向に適宜
の間隔で突起を有するェア−パットを設け、前記フレー
ム、エアーパット及びサンドイッチ状複合構造物で加圧
室を形成したことを特徴とするものである。
以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
図中1は予熱装置、2は加熱加圧装置、3は後熱加圧装
置であって、夫々門型形状のフレーム4及び断熱材等に
よって形成されている。
子熱装置1、加熱加圧装置2、後熱加圧装置、3のフレ
ーム4の支柱部の内側には、ライン方向に伸びる密閉状
のフレーム5が挿通せしめられており、該フレーム5に
は、適宜のピッチでサンドイッチ状複合構造物6の縦材
7に鉄合して該サンドイッチ状複合構造物6を後工程へ
送給するため、適宜の駆動手段で駆動される送りローラ
8が設けられている。
左右のフレーム5の上下には、該フレーム5を接続する
ようにステンレス製等のエアーパット9が取付けられて
おり、該エアーパット9はフレーム5と同様ライン方向
に伸びている。
又エアーパット9には、ライン方向に適宜の間隔で突起
10が設けてあり、その幅方向両側と幅方向中途部にも
、適宜の間隔で突起11が設けられている。そしてフレ
ーム5、エアーパット9、突起10,11、サンドイッ
チ状複合構造物6で形成される空間は、加圧室17にな
っており、幅方向両側の突起11はフレーム5の上面若
しくは下面に接した状態になっている。又エアーパット
9は図示してないが、適宜吊枠等に支持されている。エ
アーパット9,9には、突起10と11とで囲まれる部
分に少なくとも1組の枝管12が取付けられており、枝
管12は上方若しくは下方に伸びてへッダー13に接続
されている。
又各へッダー13には、高温圧力ガスの流量を制御する
ために流量圧力制御弁14が設けられており、各へッダ
ー13はダクト15に接続されている。前記したエアー
パッド9の外側には、フレーム5、サンドイッチ状複合
構造物6の縦材7、板16等で囲まれた低圧室18が設
けてあり、加圧室17から流出したガスが入るようにな
っている。予熱装置1、加熱加圧装置2には高温圧力ガ
スを循環供給するラインが設けられている。すなわち送
風機19には、蒸気式の熱交換器20が接続されており
、該熱交換器20は、ダクト21及びライン中のガスが
漏洩した場合その補給を行うレシーバタンク22を介し
て加熱加圧装置2のダクト15に接続されている。加熱
加圧装置2の各低圧室18のフレーム5には送風機23
と接続されたダクト24′が連結されており、送風機2
3はダクトを介して予熱装置1の送風機24に連結され
ている。
又送風機24は、蒸気式の熱交換器25から予熱装置1
のダクト15へ連結されており、子熱装置1の低圧室1
8につながれたダクト26は加熱加圧装置2の送風機1
9に連結されている。後熱加圧装置3のダクト15には
、ダクト27を介して送風機28が設けられており、後
熱加圧装置3の加圧室17内に高圧ガスを供給できるよ
うになっている。
又加圧室17から低圧室18に漏洩したガスは、低圧室
18から外部に排出されるようになっている。なお図中
29は天板、30は地板である。次に本発明の作動につ
いて説明する。
子熱装置1の上流側で枠材の組立て、地板30の貼付、
ハニカムコアの挿入、夫板29の貼付が行われたサンド
イッチ状複合構造物6の各部材に塗布された接着剤を乾
燥させ、各部材を完全に固着せしめる必要がある。
そこで先ず子熱装置1内に送風機24で昇圧されて熱交
換器25で加熱された高温圧力ガス(12000〜15
000、1.5k9′のG)を送り、サンドイッチ状複
合構造物6の子熱と加圧が行われ、次に連続的に加熱加
圧装置2に送られたサンドイッチ状複合構造物6は、送
風機19から熱交換器20を通って送られてきた高温圧
力ガス(16000〜18000、1.5k9/c〆G
)によって加熱と加圧が行われ、続いて後熱加圧装置3
に送られて、送風機28によって送られてきた圧力ガス
(約1.5k9/洲○)によって加圧冷却される。これ
ら加熱、加圧の状態を更に詳細に説明すると次の通りで
ある。例えば加熱加圧装置2にサンドイッチ状複合構造
物6が送られてくると、フレーム5、エアーパッド9、
サンドイッチ状複合構造物6、突起10,11によって
いくつかの加圧室17が形成される。一方高温圧力ガス
は、上下のダクト15から夫々上下のへッダ−13を通
って枝管12から上下の加圧室17に供給され、加圧室
17内の温度及び圧力が一定に保持されてサンドィッチ
状複合構造物6の上下面が均等に加熱及び加圧される。
中央の加圧室17に供給された高温圧力ガスは、突起1
1を押上げ若しくは押下げて該突起11とサンドイッチ
状複合構造物6の夫板29若しくは地板30の間から左
右の加圧室17に流出する。
左右の加圧室17に供給された高温圧力ガスの一部は、
端部の突起11を押上げ若しくは押下げて低圧室18へ
流出し、残りの高温圧力ガスは、フレーム5の内側面と
サンドイッチ状複合構造物6の夫板29若しくは地板3
0との間の隙間より低圧室18へ流出する。そして低圧
室18へ流出した高温圧力ガスは、送風機23によって
子熱装置1の送風機24へ送られる。加圧室17内の温
度及び圧力の調整は、流量圧力制御弁14によって高温
圧力ガスの流量を制御することによって行われる。
又加圧室17内の圧力が所定の値より低下すれば、突起
11とフレーム5上面若しくは下面あるいは夫板29若
しくは地板30との間の隙間が小さくなって高温圧力ガ
スの流出量が減少し、一方圧力が所定の値よりも上昇す
れば前記隙間が大きくなることによって高温圧力ガスの
流出量が増加し、しかして加圧室17内の温度及び圧力
は略一定状態に保持され、均等な加熱と加圧とが行われ
る。加熱、加圧の機構は予熱装置1においても同様であ
り、又後熱加圧装置3における加圧の機構も同様である
から説明は省略する。
なお本発明の実施例においては、空気に限らず、N2ガ
スを供給するようにしてもよいこと、ガスを加熱する手
段としては、ニクロム線やヒートパイプを使用すること
も可能なこと、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更を加え得ること、等は勿論である。
本発明のサンドイッチ状複合構造物の加圧装置は、上述
のごとき構成であるから、下記のごとき種々の優れた効
果を奏し得る。
(1)高温圧力ガスは、単位面積あたりの加圧力(空気
力)がわずかですみ、且つ均一に一様な加圧を行うこと
ができるから、夫板や地板の表面に凹凸や源が付くこと
がなく、従って寸法精度の向上とあいまって高品質のサ
ンドイッチ状複合構造物を得ることができる。
(0)低圧室を設けているので、加圧室内の圧力がより
均一になって前記(1)の効果がより顕著になる。
(m)連続的に作業を行うことができるから、生産能率
が向上する。
(W)プレスo−ラがなくなって設備が小型化し、従っ
て設備費が廉価となるうえメンテナンスも容易となる。
(V)ガスは循環使用されるから、省エネルギー化を図
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のサンドイッチ状複合構造物の加圧方法
並にその装置の説明図、第2図は第1図における装置の
断面図、第3図は加圧室の部分の拡大図、第4図は高温
圧力ガス循環ライン等の説明図である。 1は子熱装置、2は加熱加圧装置、3は後熱加圧装置、
4,5はフレーム、6はサンドイッチ状複合構造物、8
は送りローラ、9はエアーパット、10,11は突起、
14は流量圧力制御弁、17は加圧室、18は低圧室を
示す。 多′図 多2図 紫J図 多4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ラインの両側にラインの長手方向に伸びる密閉状の
    フレームを配設すると共に該フレームに適宜の間隔で送
    りローラを設け、前記フレームにラインの長手方向及び
    幅方向に適宜の間隔で突起を有するエアーパツトを設け
    、前記フレーム、エアーパツト及びサンドイツチ状複合
    構造物で加圧室を形成したことを特徴とするサンドイツ
    チ状複合構造物の加圧装置。
JP51136497A 1976-11-12 1976-11-12 サンドイッチ状複合構造物の加圧装置 Expired JPS6016348B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51136497A JPS6016348B2 (ja) 1976-11-12 1976-11-12 サンドイッチ状複合構造物の加圧装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51136497A JPS6016348B2 (ja) 1976-11-12 1976-11-12 サンドイッチ状複合構造物の加圧装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5360963A JPS5360963A (en) 1978-05-31
JPS6016348B2 true JPS6016348B2 (ja) 1985-04-25

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ID=15176534

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51136497A Expired JPS6016348B2 (ja) 1976-11-12 1976-11-12 サンドイッチ状複合構造物の加圧装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63161443U (ja) * 1987-04-07 1988-10-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63161443U (ja) * 1987-04-07 1988-10-21

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JPS5360963A (en) 1978-05-31

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