JPH05177750A - ダブルフェーサ熱板 - Google Patents

ダブルフェーサ熱板

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Publication number
JPH05177750A
JPH05177750A JP1813392A JP1813392A JPH05177750A JP H05177750 A JPH05177750 A JP H05177750A JP 1813392 A JP1813392 A JP 1813392A JP 1813392 A JP1813392 A JP 1813392A JP H05177750 A JPH05177750 A JP H05177750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot plate
temperature
plate
cooling medium
double facer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP1813392A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazukiyo Kono
和清 河野
Kazunori Kono
和徳 河野
Seiji Seki
征治 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP1813392A priority Critical patent/JPH05177750A/ja
Publication of JPH05177750A publication Critical patent/JPH05177750A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダブルフェーサ熱板の紙幅方向の反り変形を
解消することにより、段ボールシートの貼合不均一や、
反り変形を無くす。 【構成】 熱板6下部の脚部8に冷却媒体供給管9と、
段ボールシート5の中央部温度Tc及び両端部温度
E1,TE2を測定する手段と、同温度を比較演算する手
段と、同演算結果に基づき、冷却媒体10の温度又は供
給量を制御する制御機構を有する供給体11を設けてな
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコルゲータのダブルフェ
ーサ熱板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6に従来のダブルフェーサ全体構造を
示し、図7に従来の熱板部構造、図8に底板下部に一定
長さの脚部8を有する従来の熱板部構造を示す。ダブル
フェーサ加熱部は、熱板6、フェルト3、ウエイトロー
ル4より構成される。段ボールシート5は、フェルト3
で前方に送られながらウエイトロール4で加圧されると
共に、熱板6により加熱され、糊は急速にゲル化して片
段シート1とライナ2が接着される。また段ボールシー
トの加熱は、熱板6の蒸気室7に加熱蒸気を供給し、加
熱された熱板上面6aを通過する段ボールシート5に熱
を供給することにより行なわれる。加熱蒸気は、通常圧
力12〜13kgf/cm2 の飽和蒸気で、温度は18
0〜190℃である。このとき加熱部での段ボールシー
ト5への供給熱量、加圧力の大きさが片段シート1とラ
イナ2の接着過程をコントロールし、これが過不足、或
いはシート幅方向にわたって不均一であると、接着力の
低下、段ボールシートの反りを生ずることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の熱板におい
ては、運転時熱板の上板6aは、段ボールシート5への
放熱のため温度が低下し、一方底板6bは、外周への大
気放熱のみであるので、温度低下は小さい。また図7の
従来の熱板では、この温度差が直接熱板6のシート幅方
向の反り変形を発生させる。更に図8の一定長さの脚部
8を有する従来の他の例における熱板では、脚部8から
の放熱により反り変形は緩和されるものの、次のような
問題があった。即ち、ダブルフェーサ熱板は、図6に示
すように走行方向に複数枚(10〜25枚)設置される
が、入口部では片段シート1の温度が低いため、上板6
aの温度低下量は大きく、このため底板6aとの温度差
が大きくなる。また出口部に行くに従って片段シート1
は加熱されて高温となって来るため、熱板からの供給熱
量は小さくなり、熱板上板6aは入口部に比べて高温と
なり、上板6aと底板6bとの温度差は小さくなる。こ
のように熱板6の上板6aと底板6bの温度差は一定で
はなく、走行方向に変化することから、走行方向のある
区間では脚部8のために反り変形は小さくなるが、その
他の区間では、反り変形は依然として発生することにな
る。またシートの種類に応じて運転条件が変動し、一定
長さの脚8では、反りが発生するなどの問題があった。
本発明は前記従来の課題を解決するために提案されたも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、熱板
下部の脚部に冷却媒体供給管と、段ボールシートの中央
部及び両端部の温度を測定する手段と、同温度を比較演
算する手段と、同演算結果に基づき、冷却媒体の温度又
は供給量を制御する手段を設けてなるもので、これを課
題解決のための手段とするものである。
【0005】
【作用】本発明における熱板の紙幅方向の熱変形による
反りは、熱板上板と、底板及び脚部との温度差があり、
かつ走行方向に熱板上板の温度が変化する(通常入口部
で低く、出口部で高い)ことにより発生する。そこで走
行方向に変化する熱板上板の温度変化に対応して、脚部
の温度がコントロール出来るようにすればよい。脚部の
温度がコントロールできると、一定長さの脚部でも熱板
上板の走行方向での温度変化や、運転条件変化時の温度
変化に対応して、熱板の紙幅方向直角断面内の熱剛性を
変化させることができる。この結果熱板上板の反りは解
消できる。
【0006】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1〜図5は本発明の実施例を示し、図1は第1実
施例の熱板における紙幅方向直角断面図、図2は走行方
向より見た側面図を示す。図において熱板6の底板6b
の下部の脚部8に冷却管9を設け、その内部に油或いは
水などの冷却媒体10を制御機構を有する供給体11よ
り送る。供給体11は熱板6の反り変形量、或いは段ボ
ールの反り状況や貼合状況の情報が入力されて自動的に
冷却媒体10の供給量や温度を適切に設定する。
【0007】図3は本発明の第2実施例における熱板6
の紙幅方向直角断面図、図4は走行方向より見た側面図
を示す。また図3に示す如く、脚部8には冷却管9の他
にフィン12を設け、放熱効果と脚部8の剛性を高めて
いる。また冷却媒体10は熱板6の端部より供給体11
から供給され、中央部からパイプ13を通って排出さ
れ、前記供給体11に入って循環する。このため冷却媒
体10の温度は、熱板6の幅方向に対称となり、変形防
止効果は前記第1実施例より高い。本例でも同様に、冷
却媒体10の温度及び供給量は供給体11により制御さ
れる。
【0008】前記第2実施例における制御方法を図5に
示すと、その原理は次の通りである。即ち、熱板6が凹
に変形すると、熱板端部と段ボールシート5の接触圧は
端部で高くなるので、熱板6をより凸側に変形させて接
触圧を均一にしなければならない。熱板が凸の場合は、
前記と逆の操作が必要である。そこで段ボールの温度
は、熱板出口の隙間から端部2点と中央部1点で非接触
温度計でモニタし、端部平均温度TE1+TE2/2が中央
部温度Tcより高いとき、熱板を凸側に変形させるた
め、供給する冷却媒体10の冷却効果を上げるように冷
却媒体10の流量を大、或いは温度を低くする制御を行
なう。また温度パターンが逆のときは、前記と逆の操作
とする。このときの段ボールシート5の温度差に対する
冷却媒体10の流量、温度変化の感度は、熱収支解析に
よる予測に基づいた学習制御が望ましい。
【0009】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明は、熱板
の下部に設けた脚部に、冷却媒体供給管を設けると共
に、内部の冷却媒体の温度又は供給量を制御する手段を
設けたことにより、熱板の紙幅方向の反り変形は解消さ
れる。また運転条件の変更や、走行方向での温度分布に
対し、熱板は常に反り変形の無い状態が実現でき、紙幅
方向の段ボール面圧は均一化され、段ボールシートの貼
合不均一や、反り変形、ツイスト変形が解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るダブルフェーサ熱板
の正面断面図である。
【図2】図1における熱板の側面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る熱板の正面断面図で
ある。
【図4】図3における熱板の側面図である。
【図5】本発明における制御方法をブロック図で示す説
明図である。
【図6】従来のダブルフェーサの全体を示す側面図であ
る。
【図7】図6における熱板の拡大側断面図である。
【図8】従来の熱板の他の例を示す拡大側断面図であ
る。
【符号の説明】
5 段ボールシート 6 熱板 6a 熱板上板 6b 熱板底板 6c 熱板側板 7 蒸気室 8 脚 9 冷却管 10 冷却媒体 11 供給体 12 フィン 13 パイプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱板下部の脚部に冷却媒体供給管と、段
    ボールシートの中央部及び両端部の温度を測定する手段
    と、同温度を比較演算する手段と、同演算結果に基づ
    き、冷却媒体の温度又は供給量を制御する手段を設けた
    ことを特徴とするダブルフェーサ熱板。
JP1813392A 1992-01-06 1992-01-06 ダブルフェーサ熱板 Withdrawn JPH05177750A (ja)

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JP1813392A JPH05177750A (ja) 1992-01-06 1992-01-06 ダブルフェーサ熱板

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JP1813392A JPH05177750A (ja) 1992-01-06 1992-01-06 ダブルフェーサ熱板

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JPH05177750A true JPH05177750A (ja) 1993-07-20

Family

ID=11963109

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JP (1) JPH05177750A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008102662A1 (ja) * 2007-02-19 2008-08-28 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. 段ボール紙製造装置におけるダブルフェーサ及び該ダブルフェーサの熱盤の加熱制御方法
WO2010061841A1 (ja) * 2008-11-25 2010-06-03 三菱重工業株式会社 両面段ボールシート製造用熱板及びダブルフェーサ
CN103423980A (zh) * 2013-08-29 2013-12-04 南通科赛尔机械有限公司 新型热烘板

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Effective date: 19990408