JPS6016324B2 - 反応型合成樹脂発泡体原料の吐出ノズル - Google Patents
反応型合成樹脂発泡体原料の吐出ノズルInfo
- Publication number
- JPS6016324B2 JPS6016324B2 JP51085249A JP8524976A JPS6016324B2 JP S6016324 B2 JPS6016324 B2 JP S6016324B2 JP 51085249 A JP51085249 A JP 51085249A JP 8524976 A JP8524976 A JP 8524976A JP S6016324 B2 JPS6016324 B2 JP S6016324B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- raw material
- outlet
- synthetic resin
- resin foam
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Nozzles (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は殊にポリウレタン樹脂のように混合と同時に反
応、発泡等する合成樹脂原料を被着面の幅に応じた幅で
、かつ、霧化しないで連続して吐出可能とした反応型合
成樹脂発泡体原料の吐出ノズル（以下、単にノズルとい
う）に関するものである。
応、発泡等する合成樹脂原料を被着面の幅に応じた幅で
、かつ、霧化しないで連続して吐出可能とした反応型合
成樹脂発泡体原料の吐出ノズル（以下、単にノズルとい
う）に関するものである。
例えば上記樹脂原料を吐出、あるいはスプレーガンを介
して基材上に均一に散布するには種々の問題があった。
して基材上に均一に散布するには種々の問題があった。
すなわち、スプレーガンを用いた散布方式では同一パタ
ーンを長時間に亘つて維持できるが、原料の微粒子がそ
の雰囲気に飛散して作業環境を汚染すると共に、周囲の
物体に微粒子が付着する不利があった。換言すれば、こ
の種原料には人体に好ましくない物質があり、それらは
作業者の安全、衛生からみてとても長時間運転できる状
態ではなく、また樹脂の有効利用からはロスが多くなり
不利である。さらに、この場合は揮発性のフレオンガス
等の中に機械を腐食する塩素が含有されているために装
置を腐食する問題があった。また、回転羽根式のミキサ
ー等で上記原料を混合吐出した場合は、同一パターンの
可能運転時間が約２０分位であり、その後はパターンが
一定せず、結局基材の芯材に凹凸、あるいはボィドを形
成する欠点があった。本発明はこのような欠点を解決す
るために鋭意研究し、同一パターンを長時間に亘つて維
持できると共に、作業環境と、樹脂の有効利用とを一挙
に改善したノズルを提案するものである。
ーンを長時間に亘つて維持できるが、原料の微粒子がそ
の雰囲気に飛散して作業環境を汚染すると共に、周囲の
物体に微粒子が付着する不利があった。換言すれば、こ
の種原料には人体に好ましくない物質があり、それらは
作業者の安全、衛生からみてとても長時間運転できる状
態ではなく、また樹脂の有効利用からはロスが多くなり
不利である。さらに、この場合は揮発性のフレオンガス
等の中に機械を腐食する塩素が含有されているために装
置を腐食する問題があった。また、回転羽根式のミキサ
ー等で上記原料を混合吐出した場合は、同一パターンの
可能運転時間が約２０分位であり、その後はパターンが
一定せず、結局基材の芯材に凹凸、あるいはボィドを形
成する欠点があった。本発明はこのような欠点を解決す
るために鋭意研究し、同一パターンを長時間に亘つて維
持できると共に、作業環境と、樹脂の有効利用とを一挙
に改善したノズルを提案するものである。
以下に、図面を用いて本発明に係る反応型合成樹脂原料
ノズルの一実施例について詳細に説明する。
ノズルの一実施例について詳細に説明する。
第１図は本発明に係るノズルを示す断面図である。図に
おいて、１は導出部、３は出口部、６はカバー、７は冷
却媒体であり、導出部１はスプレーガンの出口Ａの断面
積より大きい断面積に形成した中空部２を直線状に形成
したものであり、一端部ｌａをスプレーガンＡに装着し
、池端部ｌｂを出口部に連結したものである。出口部３
は中空部２と同じ断面積の中空部４を扇状断面に瞳摸し
て出口５に到達するまで形成したものである。すなわち
、これは中空部２の中空部断面積と中空部４の各断面積
とを第２図に示すような形状とすることによって同一断
面として均等圧力下で反応型合成樹脂原料（以下、単に
原料という）８の霧化、飛散を防止すると共に、反応、
発泡途中の流れをよくし、吐出面に広幅で原料Ｂを吐出
するためである。しかも、均一パターンで、かつ、広幅
で吐出された原料Ｂは彼着面での発泡にも均一発泡層を
形成できる等の好影響を与えるものである。カバー６は
ノズル内を通過する原料Ｂが２０〜３０００の温度で容
易に反応、発泡し、中空部２，４を閉塞するため、これ
を防止する冷却媒体７、例えば水を循環する冷却媒体循
環路８を形成するためのものであり、ノズルの入口と出
口の近傍にその供給口９、排出ロー０を各々、設けたも
のである。次に本発明に係るノズルを用いて建材を製造
する場合を簡単に説明すると、第３図においてタンクＣ
，ＤからポンプＥ，Ｆを介してスプレーガンＡに原料Ｂ
を供給すると仮定する。また、原料Ｂとしてはポリウレ
タン樹脂を用い、表面基材Ｇとしては第４図に示すよう
に成形した金属板を用いる。また、裏打材日としてはア
スベスト紙とアルミ箔からなるシート状物を準備する。
そこで、定速で回転しているローラ１上に表面基材Ｇを
載層し、この表面基材Ｇがノズルの吐出領域内に到達す
ると、その凹部（約３０肌）に混合した原料Ｂを吐出す
る。さらに、ノズルは水（５℃）を循環して中空部２，
４を冷却しておき」出口５の開口（スリット）は０．５
肌、長さ４伍舷、中空部２の直径を５収めとし、スプレ
ーガンＡに付加される圧力（ェアレス）を約６疎気圧と
し、スプレーガンＡからの吐出量を６ｋ９／ｍｉｎとし
た。そこで、いま第３図において、表面材Ｇがローラー
上を矢印方向に移動していくと、ノズルから原料Ｂが薄
膜状で第４図に示すように吐出される。その結果、原料
Ｂはノズルの出口５で霧状にならず、しかも吐出パター
ンは全く変化せず、さらに広い範囲に対してほぼ均一な
量で長時間に亘って吐出することが解つた。上述したよ
うに本発明に係るノズルによれば、スプレーガン方式の
利点を損なうことないこ彼着面に薄膜状で吐出すること
ができるため、原料の作業環境への浮遊がない安全、衛
生的な作業環境としうる特徴がある。
おいて、１は導出部、３は出口部、６はカバー、７は冷
却媒体であり、導出部１はスプレーガンの出口Ａの断面
積より大きい断面積に形成した中空部２を直線状に形成
したものであり、一端部ｌａをスプレーガンＡに装着し
、池端部ｌｂを出口部に連結したものである。出口部３
は中空部２と同じ断面積の中空部４を扇状断面に瞳摸し
て出口５に到達するまで形成したものである。すなわち
、これは中空部２の中空部断面積と中空部４の各断面積
とを第２図に示すような形状とすることによって同一断
面として均等圧力下で反応型合成樹脂原料（以下、単に
原料という）８の霧化、飛散を防止すると共に、反応、
発泡途中の流れをよくし、吐出面に広幅で原料Ｂを吐出
するためである。しかも、均一パターンで、かつ、広幅
で吐出された原料Ｂは彼着面での発泡にも均一発泡層を
形成できる等の好影響を与えるものである。カバー６は
ノズル内を通過する原料Ｂが２０〜３０００の温度で容
易に反応、発泡し、中空部２，４を閉塞するため、これ
を防止する冷却媒体７、例えば水を循環する冷却媒体循
環路８を形成するためのものであり、ノズルの入口と出
口の近傍にその供給口９、排出ロー０を各々、設けたも
のである。次に本発明に係るノズルを用いて建材を製造
する場合を簡単に説明すると、第３図においてタンクＣ
，ＤからポンプＥ，Ｆを介してスプレーガンＡに原料Ｂ
を供給すると仮定する。また、原料Ｂとしてはポリウレ
タン樹脂を用い、表面基材Ｇとしては第４図に示すよう
に成形した金属板を用いる。また、裏打材日としてはア
スベスト紙とアルミ箔からなるシート状物を準備する。
そこで、定速で回転しているローラ１上に表面基材Ｇを
載層し、この表面基材Ｇがノズルの吐出領域内に到達す
ると、その凹部（約３０肌）に混合した原料Ｂを吐出す
る。さらに、ノズルは水（５℃）を循環して中空部２，
４を冷却しておき」出口５の開口（スリット）は０．５
肌、長さ４伍舷、中空部２の直径を５収めとし、スプレ
ーガンＡに付加される圧力（ェアレス）を約６疎気圧と
し、スプレーガンＡからの吐出量を６ｋ９／ｍｉｎとし
た。そこで、いま第３図において、表面材Ｇがローラー
上を矢印方向に移動していくと、ノズルから原料Ｂが薄
膜状で第４図に示すように吐出される。その結果、原料
Ｂはノズルの出口５で霧状にならず、しかも吐出パター
ンは全く変化せず、さらに広い範囲に対してほぼ均一な
量で長時間に亘って吐出することが解つた。上述したよ
うに本発明に係るノズルによれば、スプレーガン方式の
利点を損なうことないこ彼着面に薄膜状で吐出すること
ができるため、原料の作業環境への浮遊がない安全、衛
生的な作業環境としうる特徴がある。
また、原料がノズル出口で霧化した状態で吐出されない
ため、原料のロスがなくなり、コストダウンを図ること
ができると共に、装置の錆を大幅に低減できる特徴があ
る。さらに、吐出パターンが長時間に亘って均一で、か
つ、所定範囲に吐出できるため、均質な発泡体を形成で
きる特徴がある。
ため、原料のロスがなくなり、コストダウンを図ること
ができると共に、装置の錆を大幅に低減できる特徴があ
る。さらに、吐出パターンが長時間に亘って均一で、か
つ、所定範囲に吐出できるため、均質な発泡体を形成で
きる特徴がある。
第１図は本発明に係る反応型合成樹脂発泡体原料吐出／
ズルを示す縦断面図、第２図は第１図イーイ線における
切断面図ト第３図、第４図は上記ノズルの使用状態を示
す説明図である。 １・…・・導出部、２，４…・・・中空部、３・・・・
・・出口部、５・・・出口、６・・・・・・カバー、７
・・・・・・冷却媒体。 努／図多Ｚ図 孫ぅ図 系４図
ズルを示す縦断面図、第２図は第１図イーイ線における
切断面図ト第３図、第４図は上記ノズルの使用状態を示
す説明図である。 １・…・・導出部、２，４…・・・中空部、３・・・・
・・出口部、５・・・出口、６・・・・・・カバー、７
・・・・・・冷却媒体。 努／図多Ｚ図 孫ぅ図 系４図
Claims (1)
- １ 反応型合成樹脂発泡体原料の各成分を混合した後で
スプレーガンを介して被吐出面に吐出するノズルにおい
て、上記スプレーガンの出口に一端を装着する導出部と
該導出部の他端に形成した扇状の出口部とからなり、上
記導出部は前記出口の断面積より大きい断面積の中空筒
体に形成し、出口部は中空筒体の断面積と同一の断面積
で扇状にスリツト状出口に向かつて広がる断面中空形状
とし、また導出部、出口部の外表面をカバーで覆つて水
循環用の中空部を形成したことを特徴とする反応型合成
樹脂発泡体原料の吐出ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51085249A JPS6016324B2 (ja) | 1976-07-16 | 1976-07-16 | 反応型合成樹脂発泡体原料の吐出ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51085249A JPS6016324B2 (ja) | 1976-07-16 | 1976-07-16 | 反応型合成樹脂発泡体原料の吐出ノズル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5310662A JPS5310662A (en) | 1978-01-31 |
| JPS6016324B2 true JPS6016324B2 (ja) | 1985-04-25 |
Family
ID=13853285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51085249A Expired JPS6016324B2 (ja) | 1976-07-16 | 1976-07-16 | 反応型合成樹脂発泡体原料の吐出ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6016324B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5536830U (ja) * | 1978-08-31 | 1980-03-10 | ||
| JPS5721215Y2 (ja) * | 1978-08-31 | 1982-05-08 | ||
| US4461788A (en) * | 1982-05-20 | 1984-07-24 | Wyman Ransome J | Elastomeric composition |
| JPH0775694B2 (ja) * | 1991-09-11 | 1995-08-16 | ナショナル住宅産業株式会社 | 塗布用ノズル |
| JP4745646B2 (ja) * | 2004-11-16 | 2011-08-10 | 住化バイエルウレタン株式会社 | 樹脂原液魚尾型注入装置および樹脂成型体の製造方法 |
-
1976
- 1976-07-16 JP JP51085249A patent/JPS6016324B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5310662A (en) | 1978-01-31 |
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