JPS6016318B2 - 羽根車のエレクトロスラグ溶接方法 - Google Patents

羽根車のエレクトロスラグ溶接方法

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JPS6016318B2
JPS6016318B2 JP9580578A JP9580578A JPS6016318B2 JP S6016318 B2 JPS6016318 B2 JP S6016318B2 JP 9580578 A JP9580578 A JP 9580578A JP 9580578 A JP9580578 A JP 9580578A JP S6016318 B2 JPS6016318 B2 JP S6016318B2
Authority
JP
Japan
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welding
impeller
consumable
welding method
electroslag welding
Prior art date
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Expired
Application number
JP9580578A
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English (en)
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JPS5522471A (en
Inventor
博正 亀井
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K25/00Slag welding, i.e. using a heated layer or mass of powder, slag, or the like in contact with the material to be joined

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
  • Arc Welding In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は羽根車のェレクトロスラグ溶接方法に関し、特
に動翼板厚に関係なく安定した溶接を容易に施工し得る
上記溶接方法に関する。
第1図A,Bに示すような構造の羽根車の動翼2と面板
1′とを溶接するには、従来、TIG法あるいはMIG
法により行なわれていたが、これらの方法では芯出作業
が必要であったり、また溶接能率が低い等の欠点があっ
た。
なお、第1図Aは羽根車の平面図、第1図Bは第1図A
のA−A断面図であり、第1図A,B中、1,1′は面
板、2は該面板1より切削加工された勤翼、3は該動翼
2と面板1′との溶接部である。
また、上記羽根車の勤翼2と面板1′とを溶接する方法
として、消耗電極方式のェレクトロスラグ溶接法(すな
わち消耗型ェレクトロスラグ溶接法)が採用される場合
が一部にあった。
この消耗型ェレクトロスラグ溶接法は、従来、第2図に
示すような態様で行なわれていた。すなわち第2図にお
いて、勤翼2をLだけ少な〈加工し、両側に水冷鋼当金
4を当て、その狭溢な関先内に消耗電極5溶接ワイヤ6
を取付けて溶接を実施するものである。
しかし、この方法には、勤翼2の板厚T,が薄くなると
く消耗電極5や溶接ワイヤ6も該板厚T,に応じたもの
を加工する必要があるばかりでなく、開先内も一層狭隣
となって形成し得る溶融スラグ量が小さくなるため溶接
施工条件が非常に狭く、適用板厚範囲も狭いという欠点
があった。
0この欠点のために、消耗型ェレクトロスラグ溶接法は
、溶接能率が高いにもかかわらず、上記羽根車の動翼と
面板との溶暖に適用されることが少なかった。
そこで本発明は、消耗型ェレクトロスラグ溶接ふ法の上
記欠点を解消して、消耗型ェレクトロスラグ溶接法を板
厚に関係なく広く羽根車の溶接に通用すべ〈なされたも
のである。
すなわち本発明は、羽根車の勤翼と面板との消耗型ェレ
クトロスラグ溶接方法において、前記溶接の際に必要と
する溶融スラグ量の少なくとも最小限を形成し得る大き
さの溝を前記面板側に設けることによって、勤翼板厚に
関係なく安定した溶接を施工できるようにしたことを特
徴とする羽根車のェレクトロスラグ溶接方法を要旨とす
るものである。
先ず、溶接の際に必要とする溶融スラグ量について第3
図に示すモデルを用いて説明する。
第3図中、5は消耗電極、6は溶接ワイヤ、11は被熔
接材、12は溶融スラグ、13は熔融金魔、14は溶接
ビード、tは被溶接材11の厚さ、wは被溶接材11の
間隔、h‘ま溶融スラグ12の高さを示す。第3図の場
合、溶融スラグ量はhxtxwで表わされる。
ここでhは、溶接ワイヤ6の送給速度夕にもよるが、あ
まり少ないと、溶接ワイヤ6が溶融せずに溶融金属13
あるいは溶接ピード14に後触してしまい、またwは、
あまり狭いと、溶融スラグ12が対流を超し‘こくくな
り熱が被溶接材11の関先面まで伝わりにくい等の障害
がある。Zこのように、スラグ溶接の場合、被溶接材の
板厚や被熔接材の間隔(前記第2図の場合は開先内の大
きさ)等の条件によって必要とする溶融スラグ量が決ま
るのである。次に、第4図に示す本発明方法の一実施態
様例Zによって本発明方法を詳細に説明する。
第4図中、第1,2図と同一符号は第1,2図と同一物
品を示す。
なお、面板1′は、溶接変形防止のために板厚T2を充
分厚くし、水冷鋼当金4は、溶接部における鰯翼2の付
け根の形状が姿2求する形状Rになるような形状のもの
を用いる。第4図において、面板1′に本発明方法に係
る溝21を加工する。該溝21の幅Wは溶接時に溶融ス
ラグ熱による面板1′の膨脹に伴なつて拡大するため、
要求する勤翼2の付け根の形状Rより2幾分小さくする
ことが望ましいが、溶融スラグ革の必要最小限の点で小
さくできなければ、水冷鋼当金4の形状でカバーできる
。また溝21の深さPは、溶融スラグ熱が消耗電極5お
よび溶融ワイャ6を中心とした一定の半径で分布するた
め、幅Wとほぼ等しい寸法とすることが望ましいが、溶
融スラグ量の要求量で選定すればよい。本発明方法にお
いても、勤翼2をLoだけ少なく加工して溶接が実施さ
れる。
該Lは、前記第2図に示す従来の消耗型ヱレクトロスラ
グ溶接法におけるLと同じ長さとしてもよいが、要求す
る鱗翼2の付け根の形状Rより幾分少なくする。以上説
明した本発明方法によれば次のような効果を奏すること
ができる。‘1’板厚が薄い動翼に対しても充分な溶融
スラグ量が保持でき、安定した溶接ができる。
【21 溶接要領は従釆の消耗型ェレクトロスラグ溶接
と何ら異ならず、極めて高能率な溶接ができる。
‘3’ 今まで困薮であった小型羽根車の消耗型ェレク
トロスラグ溶接が容易となり、従来の低能率なTIG法
やMIG法に代つて高能率の消耗型ェレクトロスラグ溶
接法が大型から4・型羽根車に至るまで広範囲に適用可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bは羽根車の構造を示す図で、第1図Aは平
面図、第1図Bは第1図AのA−A断面図、第2図およ
び第4図は羽根車の消耗型ェレクト。 スラグ溶接態様の一例を示す説明図で、第2図は従来法
によるもの、第4図は本発明法によるもの、第3図は消
耗型ェレクトロスラグ溶接の際に必要とする溶融スラグ
量を説明するためのモデルである。矛1図 矛2図 オ3図 オム図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 羽根車の動翼と面板との消耗型エレクトロスラグ溶
    接方法において、前記溶接の際に必要とする溶融スラグ
    量の少なくとも最小限を形成し得る大きさの溝を前記面
    板側に設けることによつて、動翼板厚に関係なく安定し
    た溶接を施工できるようにしたことを特徴とする羽根車
    のエレクトロスラグ溶接方法。
JP9580578A 1978-08-08 1978-08-08 羽根車のエレクトロスラグ溶接方法 Expired JPS6016318B2 (ja)

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JPS5522471A JPS5522471A (en) 1980-02-18
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JP4734840B2 (ja) * 2004-03-26 2011-07-27 Jfeスチール株式会社 柱梁接合部

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JPS5522471A (en) 1980-02-18

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