JPS6016217B2 - フイルム状ダイエツト甘味料 - Google Patents

フイルム状ダイエツト甘味料

Info

Publication number
JPS6016217B2
JPS6016217B2 JP56191782A JP19178281A JPS6016217B2 JP S6016217 B2 JPS6016217 B2 JP S6016217B2 JP 56191782 A JP56191782 A JP 56191782A JP 19178281 A JP19178281 A JP 19178281A JP S6016217 B2 JPS6016217 B2 JP S6016217B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
sweetener
sweeteners
diet
pullulan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56191782A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5894364A (ja
Inventor
七五郎 手塚
真次 鈴木
照夫 松本
正和 三橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo KK
Original Assignee
Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo KK filed Critical Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo KK
Priority to JP56191782A priority Critical patent/JPS6016217B2/ja
Publication of JPS5894364A publication Critical patent/JPS5894364A/ja
Publication of JPS6016217B2 publication Critical patent/JPS6016217B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フィルム状ダイエット甘味料に関し、更に詳
細には天然甘味料または/および人工甘味料をプルラン
でフィルム状にしたダイエット甘味料に関するものであ
る。
現代食生活において、甘味料として砂糖が基本となり、
ほとんど総ての加工食品、料理品に砂糖が使用され、多
量の砂糖を摂取する食生活に浸っているが、反面、虫歯
、肥満などの予防のため、糖尿病などの治療のためなど
に、ダイエット甘味料の需要も多くなっている。
ダイエット甘味料の内、砂糖の数百倍、数千倍の甘味を
有し、少量で目的を達するもの、例えば人工甘味料のサ
ッカリンナトリウム、天然甘味料のグリチルリチン、ス
テビオサィドおよびソウマチンなどが使用に便利な形態
で市場に提供されている。現在知られている形態は、額
粒または液状であって、顎粒は携帯に便利であるが、溶
解に時間が掛る欠点があり、液状のものは溶解は優れて
いるが携帯に難がある。それ故、この発明の一般的な目
的は、上述の欠点のない、携帯に便利で溶解性の優れた
形態のダイエット甘味料を提供するにある。
この目的を達成するため、この発明では天然甘味料およ
び人工甘味料の一種またはそれ以上とプルランとの溶液
をフィルム状に乾燥することを特徴とする。
この発明で使用されるプルラソは微生物であるプルラリ
ア・プルランスを培養する時、菌体外に多量に生産され
る粘質多糖体であって、水に非常に良く溶解すると共に
高粘性を示し、動物消化器内においてはほとんど消化吸
収されない。
水溶液を延展乾燥すると強勘で透明なフィルムが得られ
る。プルランと甘味料を組合せる利点は、第1に天然甘
味料の鋭い甘味を緩和し、食品に濃厚感を与えてコクを
増大する効果があり、第2にノンカロリーまたは低カ。
リーでダイエットの目的に副うこと、第3に今迄になか
ったフィルム状ダイエット甘味料の製造目的に適合し、
ファッション性に富み商品価値を高め使用に便利な形態
を付与できる。使用される甘味料としては砂糖の数十倍
乃至数千倍の甘味を有し食品衛生法の規定で食品添加物
としての使用が認められる天然甘味料、準天然甘味料、
人工甘味料が使用される。
現在対象として挙げられる甘味料は、甘草より抽出され
るグリチルリチン(砂糖の約25ぴ音の甘味)、ステビ
アより抽出されるステビオサィド(砂糖の約25の苔の
甘味)、アフリカ産果実の一種より分離されるソウマチ
ン(砂糖の約750〜1600倍の甘味)アフリカ産の
果実より分離されるモネIJン(砂糖の約1500〜2
00針音の甘味)、ウリ科の果実より分離される羅漢果
(砂糖の約1功音の甘味)が挙げられ、人工甘味料とし
てサッカリンナトリウム(砂糖の約40の音の甘味)が
ある。更に、採来使用できる期待のある天然甘味料とし
て甘茶より分離されるフィロズルシン(砂糖の約70ぴ
音の甘味)、準天然甘味料として柑橘類の黄色素より誘
導されるジヒドロカルコン類(砂糖の約1000〜20
0の音の甘味)、ジベブチド類、例えばAPM(砂糖の
約15び音の甘味)などが挙げられる。甘味料は単品と
して使用できるが、複数の甘味料を組合わせることによ
り甘味の強さ、質の改善される例が多い事実に照らし、
適宜甘味料を組合わせて使用することが好ましい。
また、甘味料以外に甘味料に対し相乗効果を与える物質
も適宜添加することができ、例えばクエン酸ソーダなど
が挙げられる。また、必要に応じ甘味料以外の酸味料、
例えばクエン酸など、および調味料、例えばL・グルタ
ミン酸ナトリウム、食塩など甘味効果を高める物質を添
加してもよい。更に、必要に応じ着色料や着香料などを
適宜添加して甘味料としての用途に多様性を付与して商
品価値を高めることもできる。プルランと甘味料との溶
液をフィルム状に形成するには、プルランの25%溶液
に所定甘味料及びその他の添加物を均一に溶解してフィ
ルム状に延展乾燥するのが好適であって、すなわち、プ
ルラン甘味料溶液をガラス板、ステンレス板などの光沢
平面上に所定面積にアプリケータなどで延展して所定厚
みの液膜にし、80度位の熱風乾燥により乾燥して所定
厚みのフィルム状ダイエット甘味料を得ることができる
大規模に実施する場合は第1図に示すように、回転ロー
ル上に液膜を形成乾燥して得たフィルムを複数のロール
によって調湿しつつ延展して所定の膜厚に引き伸ばして
フィルムを得、所定の大きさに裁断して包装し商品化す
る。本発明のフィルム状ダイエット甘味料は消費者の便
利な形態にまとめるのが好ましく、例えば第2図に示す
ように甘味料フィルム10をプラスチック製スプーン1
2に付着してピ。
‐包装14にして、使用時スプーン12を取出しコーヒ
ーなどを蝿拝すると同時に甘味を付与できる形態、また
は第3図、第4図、第5図に示すように、甘味料フィル
ム16をプラスチック板18に付着して保護フィルム2
0をヒートシール22で被覆包装する形態にし、使用時
ミシン目24より1枚切り取り、はがし口26より保護
フィルム20をはがして第5図に示すように甘味料フィ
ルム16の彼着したプラスチック板18をコーヒー茶碗
に挿入縄拝して使用する。また、第6図、第7図に示す
ようにやや多めの甘味料の使用に対しては甘味料フィル
ムを管状28に巻袋して1本づつヒートシール301こ
より包装し、使用時切り取り口32より切り取り、取り
出し口34を開口させて、管状甘味料28を取り出して
使用する。別案として、第8図に示すように台紙36に
管状甘味料28を保護フィルム38のヒートシールによ
り包装し、使用時にはがし口40より保護フィルム38
を除去して管状甘味料28を取り出すこともできる。次
に、本発明に係るフィルム状ダイエット甘味料の製造に
つき、実施例により具体的に説明する。実施例 1 25%プルラン溶液 50タサツカ
リンナトリウム 30タフレーバー
少量上記処方で均一な溶液
となし、ガラス板の上にアプリケーターで1600地の
液膜に延廃する。
このガラス板を乾燥器中で80℃、30分間加熱乾燥し
、冷後乾燥フィルムをガラス板より剥離し、約50〃の
厚みのフィルムを得た。このフィルムを2触角に裁断し
た一枚はコーヒー杯に甘味を付与するのに適当であった
。実施例 2 20%プルラン溶液 50タサツ
カリンナトリウム 30タステビオ
サイド 6夕フレーバー
少量上記処方を実施例1に準じて処理
してフィルムとし、30山位の厚みのフィルムを得た。
この2触角一枚はコーヒー一杯の甘味料として適当であ
った。実施例 3 25%プルラン溶液 50タサツカ
リンナトリウム 20タクェン酸ソ
ーダ 5夕フレーバー
少量上記処方を実施例1に準じて処理して
70〃のフィルムを得た。
この2肌角一枚コーヒー一杯の甘味料として適当であっ
た。実施例 4 30%プルラン溶液 50タサツカ
リンナトリウム 35タソウマチン
5夕フレーバー
少量上記処方を実施例1に準じて処理して2
5仏のフィルムを得た。
この2肌角一枚はコーヒー一杯の甘味料として適当であ
った。実施例 5 25%ブルラン溶液 50タサツカ
リンナトリウム 30タグルチルリチ
ン 5夕フレーバー
少量上記処方を実施例1に準じて処理して3
0仏のフィルムを得た。
この2伽角一枚はコーヒー一杯の甘味料として適当であ
った。実施例 6 25%プルラン溶液 50タサツ
カリンナトリウム 159ステビオサイド
6夕フレーバー
少量上記処方を実施例1に準じて処理して1
50Aのフィルムを得た。
この1肌角一枚はコーヒー一杯の甘味料として適当であ
った。実施例 7 実施例1で得た2伽角のフィルム甘味料とサッカリンナ
トリウム粉末、サッカリン錠剤の溶解性を比較した。
コップに150ccの水を入れたもの3絹用意し、上記
3種の甘味料を投入して静層状態における溶解速度を測
定した。フィルム甘味料は瞬時に溶解したのに反し、サ
ッカリンナトリウム粉末は2M秒、サッカリン錠剤は1
分10秒を要した。ここに得られたサッカリン液を10
人のパネルにより呈味試験した結果、フィルム甘味料の
ものに10人とも明瞭にコクの存在を認めた。比較例
1 本発明の造膜剤プルランと噂霧乾燥粉末を得るため通常
使用される賦形剤コーンシロップ(DEIO)及びアラ
ビアガムにつき、サッカリンナトリウムに対する食感的
性質の比較を、パネル10名による官能試験により実施
した。
サッカリンナトリウム0.06%水溶液にプルラン、コ
ーンシロップ(DEIO)及びアラビアガムを夫々0.
03%添加したものにつき、刺激感、コク(濃厚感)及
び甘味度につき評価した。評価は3者間で一番優れたも
のを10点とし、他の2者につき相対的に採点し、10
名の採点の平均値を示すと次の表の通りであった。上記
のようにプルランは食感的性質に他の2者よりもいずれ
も優れた性質を付与できることがわかる。
本発明によると、携帯に便利で熔解性が優れ、かつ飲料
に甘味と共にコクを付与でき、かつ他の造膜剤に比較し
甘味、コク共に優れ、更に刺激性付与の少ないフィルム
状ダイエット甘味料が提供できる。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明の精神を逸脱しない範囲内において種々の変更をなし
得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るフィルム状ダイエット甘味料の連
続製造工程を示す工程説明図、第2図は本発明に係るフ
ィルム状ダイエット甘味料の包装状態の一実施例を示す
斜視図、第3図は本発明に係るフィルム状ダイエット甘
味料の別の包装状態を示す斜視図、第4図は第3図のW
−W線断面図、第5図は第3図に示すフィルム状ダイエ
ット甘味料の使用状態説明図、第6図は本発明に係るフ
ィルム状ダイエット甘味料を管状に巻装して包装した状
態を示す斜視図、第7図は第6図に示す包装体の開封状
態斜視図、第8図は本発明に係る管状に巻窮したフィル
ム状ダイエット甘味料の別の包装状態を示す斜視図であ
る。 10・・・・・・甘味料フィルム、12・・…・プラス
チック製スプーン、14・・・・・・ピロー包装、16
・・・・・・甘味料フィルム、18・・・・・・プラス
チック板、20…・・・保護フィルム、22・・・・・
・ヒートシール、24・・・・・・ミシン目、26・・
・…はがし口、28・・・・・・管状甘味料、30・・
・・・・ヒートシール、32・・・・・・切り取り口、
34・・・・・・取り出し口、36・・・・・・台紙、
38・・・・・・保護フィルム、40・・・…はがし口
。 FIG.IFIG.2 FIG.3 FIG.ム FIG.5 FIG.6 FIG.7 FIG.8

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 天然甘味料および人工甘味料の一種またはそれ以上
    とプルランとの溶液をフイルム状に乾燥することを特徴
    とするフイルム状ダイエツト甘味料。 2 天然甘味料がグリチルリチン、ステビオサイドまた
    はソウマチンであり、人工甘味料がサツカリンナトリウ
    ムである特許請求の範囲第1項記載のフイルム状ダイエ
    ツト甘味料。 3 フイルム状甘味料がプラスチツク製スプーンまたは
    プラスチツク板に付着された特許請求の範囲第1項記載
    のフイルム状ダイエツト甘味料。 4 フイルム状甘味料が管状に巻装された特許請求の範
    囲第1項記載のフイルム状ダイエツト甘味料。
JP56191782A 1981-12-01 1981-12-01 フイルム状ダイエツト甘味料 Expired JPS6016217B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56191782A JPS6016217B2 (ja) 1981-12-01 1981-12-01 フイルム状ダイエツト甘味料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56191782A JPS6016217B2 (ja) 1981-12-01 1981-12-01 フイルム状ダイエツト甘味料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5894364A JPS5894364A (ja) 1983-06-04
JPS6016217B2 true JPS6016217B2 (ja) 1985-04-24

Family

ID=16280442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56191782A Expired JPS6016217B2 (ja) 1981-12-01 1981-12-01 フイルム状ダイエツト甘味料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6016217B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6249899U (ja) * 1985-09-18 1987-03-27

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5974976A (ja) * 1982-10-25 1984-04-27 Yasutake Hichi 血糖値上昇抑制剤を添加した飲食物
WO2008059186A1 (en) * 2006-11-16 2008-05-22 Overseal Natural Ingredients Ltd. Soluble film dose delivery system for thaumatin
JP5860480B2 (ja) 2011-01-11 2016-02-16 キャプシュゲル・ベルジウム・エヌ・ヴィ プルランを含む新しい硬カプセル
EP3610028A1 (en) 2017-04-14 2020-02-19 Capsugel Belgium NV Process for making pullulan
US11576870B2 (en) 2017-04-14 2023-02-14 Capsugel Belgium Nv Pullulan capsules
TWI789235B (zh) * 2022-02-09 2023-01-01 金寶電子工業股份有限公司 品酒用載體組、品酒載體及品酒載體的製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6249899U (ja) * 1985-09-18 1987-03-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5894364A (ja) 1983-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2005291917B2 (en) Sealed, edible film strip packets and methods of making and using them
CN104640460B (zh) 掩味组合物、甜味剂组合物及包含其的可消耗产品组合物
RU2366262C2 (ru) Кондитерские продукты, содержащие смесь физиологических охлаждающих агентов
US20060051464A1 (en) Fruit and vegetable films and uses thereof
JP6075951B2 (ja) 乾燥カット柑橘系果実及びその製法
WO2008059623A1 (fr) Édulcorant contenant du d-psicose et aliments et boissons obtenus à l'aide de celui-ci
TW574026B (en) Method for non-fry cooking and agent for non-fry cooking
JPS6016217B2 (ja) フイルム状ダイエツト甘味料
CN103766824B (zh) 一种紫苏梅片及其制备方法
CN107712807A (zh) 一种复配甜味剂的制作方法
JPH0476659B2 (ja)
CN105995737A (zh) 一种滋补养颜的夹心蔬菜纸及其制备方法
KR101966105B1 (ko) 팽화 현미를 포함하는 가식성이 개선된 즉석죽 조성물
FR2681220A1 (fr) Nouvelles compositions pour boissons comprenant un edulcorant de type dipeptide, un sel de saccharine et un polysaccharide hydrocollouidal.
JPH0466543B2 (ja)
CN107890075A (zh) 一种复配甜味剂的制作方法
JP3246880B2 (ja) ゼリー食品の製法
JP3759018B2 (ja) トレハロースを使用した梅肉シート
US4935254A (en) Banana flavoring process
JPH09234009A (ja) 低温域で喫食するための即席麺、その調理方法及び低温域で喫食するための熱風乾燥麺
US3404010A (en) Edible gels
CN114176230A (zh) 一种避免咀嚼伤害的高膳食纤维植物制品及制备方法
CN107811016A (zh) 一种银杏果蛋挞的制作方法
Glicksman GUMS IN THE FOOD INDUSTRY
JP2004229581A (ja) 即席中華麺及びその製造方法