JPS60162136A

JPS60162136A - 壁貫通形空気調和機の外気導入装置

Info

Publication number: JPS60162136A
Application number: JP59016344A
Authority: JP
Inventors: Koji Matsui; 孝司松井
Original assignee: Matsushita Seiko Co Ltd
Current assignee: Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Priority date: 1984-01-31
Filing date: 1984-01-31
Publication date: 1985-08-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、壁貫連形空気調和機における外気導入装置に
関するものである。

従来例の構成とその問題点２１、　、従来、壁貫連形空気調和機は、第１図に示すような構成
となっている。即ち、建物の壁１に、室外機２と、室内
機３とが仕切板４を設けて一体に構成された空気調和機
の本体５と、前記室外機２が、室外に面したガラリ６、
室外熱交換器７、室外送風機８を備え、一方、前記路内
機３は室内送風機９、室内熱交換器１０等を備えている
。そして、圧縮機（図示せず）は、この本体５の正面側
方に設けている。この空気調和機を運転すると、室外機
２側では、外気吸込口１１より流入した空気が室外送風
機８、室外熱交換器７、室外吹出口１２より吹出される
一方、室内機３では、室内吸込口１３より流入した空気
が、室内送風機９、室内熱交換器１０．室内吹出口１４
より室内へ吹出す流路となる。そして、外気を取入れる
場合、仕切板４にダンパーモーター、或いは手動操作式
のダンパー１５と、その開口部１６を設け、ダンパー１
６を開閉することで、外気を導入したり、外気導入を停
止したりしていた。

しかし、こうした外気取入方法は、室外送風機８と、室
内送風機９の圧力差を利用して外気導入を行なうもので
あるから、室内外機が一体型のものでなければならず、
この外気取入の応用範囲が、室内外機一体型の空気調和
機に限定され、しかも、室内外送風機９の圧力差が少な
いと、外気導入が十分に行なわれない欠点を有していた
。

発明の目的本発明は」二記従来の欠点を解消するもので、室外機と
、室内機とが一体であっても、又、分離形であっても、
その応用範囲を限定することなく且、外気導入を十分に
行なうことを目的とする。

発明の構成本発明は、室内熱交換器と室内送風機と、下方に設けら
れた室内吸込口と上方に設けられた室内吹出口とを備え
た熱交換室と、圧縮機、及び配管スペースとなる圧縮機
室と、前記熱交換室と前記圧縮機室とを仕切る仕切板と
、前記圧縮機室内で、外気に而した背面板に設けた外気
導入用の開口部。

及び、この開口部を開閉すダンノく−と、前記仕切板に
設け、前記熱交換室の室内送風機に連通ずる連通口と、
前記開口部と前記連通口より上方に、圧縮機を載置する
為の圧縮機固定台と前記開口部より、前記連通口に連通
するチャンバー室とを設け、室内送風機の運転によって
、開口部より外気を導入し、チャンバー室より連通口を
通して外気導入を行ない、室内機と、室外機が分離され
ていても、又、一体型であっても対応し、外気導入を十
分に行なわしめるようにしたものである。

実施例の説明本発明による一実施例を第２図、第３図にもとづいて説
明する。２０は、室内機と室外機とを分離した室内機の
本体で、室外機は図示しない。２１は熱交換室で、室内
熱交換器２３、室内送風機２４、エアーフィルター２６
と、主要機器を収納し、下方に室内の空気が吸込まれる
室内吸込口２６と、上方に室内吹出口２７を設けている
。２８は熱交換室２１に隣接した圧縮機室で、この圧縮
機室２８と、熱交換室２１とを仕切る仕切板２９が側方
に設けられている。３０は圧縮機３１を載置し、下方に
チャンバー室３２を構成する為に、基台３３に支えられ
ている圧縮機固定台である。３４はチャンバー室３２の
背面板３５に、外気に面して設けられた開口部で、この
開口部３４には、常時、開、そして外風圧が高くなると
、その風圧によって閉となるダンパー３６を設けている
。ダンノく−３６を設けている。ダンパー３６は蝶番３
７で。

常に外１則へ開き、所定の外風圧で閉じるように係合し
ている。３８は仕切板２９の下方で、チャンバー室３２
内に設けられ、開口部３４より流入した外気が、チャン
バー室３２を通り、熱交換室２１のエアーフィルター２
５の下方に連通する連通口。

３９は補助受皿で、雨水が流入した時、この補助受皿３
９で受けて、排水口４０より、配管を通して排水される
のである。４１は建物の壁４２の外面に沿って設けられ
たガラリ、４３は圧縮機３１より導出された吐出管、４
４は吸入管、この吐出管４３と吸入管４４はその接続口
４５．４６より室外機（図示せず）に接続している。尚
、第２図は、フレーム４７で構成された図を示し、外装
パネルは図示していない。

６・・ン上記構成において、圧縮機３１を運転し、室内送風機２
４を運転すると、室内吸込口２６より、室内の空気が吸
込まれ、エアーフィルター２６を通過し、室内送風機２
４を介し、室内熱交換器２３で熱交換された空気が、室
内吹出口２７より室内へ吹出される流路となる。一方、
との流路に誘引されて、矢示Ａの如く外気に面した開口
部３４より外気が吸気され、チャンバー室３２より連通
口３８を連通し、熱交換室２１側に渡りエアーフィルタ
ー２５の下方より、矢示Ｂの如く、エアーフィルター２
５を通過して、室内送風機２４に吸込まれ、室内熱交換
器２３を通過した後、室内吹出口２７より室内へ吹出さ
れる流路となる。又、強風時等のような外風圧の高い時
は、ダンパー３６が閉となり、外気の取入れ過ぎを防ぎ
、又、雨水等はいくらか浸入する可能性もあるが、その
時は補助受皿３９で雨水を受け、排水口４０より排水さ
れる。即ち、チャンバー室３２を構成する為に、圧縮機
３１の固定用として圧縮機固定台３０を上方に位置する
ようにして、その上に圧縮機３１を　′載置し、その下
方をチャンバー室３２とし、外気導入用として、開口部
３４より連通口３８を介して熱交換室２１に連通し、外
気を導入するのである。

発明の効果このように本発明は、熱交換室と圧縮機室と、この熱交
換室と圧縮機室とを仕切る仕切板と、前記圧縮機室内で
圧縮機載置用の圧縮機固定台の下方に、外気に面した背
面板に設けた外気導入用の開口部、及び、この開口部を
開閉するダンパーと前記仕切板の下方に設けた前記熱交
換室に連通ずる連通口とを有するチャンバー室とを設け
、室内送風機の運転によって、前記開口部より外気を導
入し、前記チャンバー室より、連通口を経て熱交換室に
外気導入を行なうようにしたものであるから、十分なる
外気導入がなされ、外気導入するに何んら障害物もない
から、開口部、及び、連通口の大きさを選定することで
、より効果的となる。

父、室内１′幾と、室外機が一体型であっても、分離形
であっても、どちらにも対応出来る外気導入となるなど
の効果を発揮するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の説明に付する壁貫連形空気調和機の断
面図、第２図は本発明の一実施例による壁貫通形空気調
和機の分離形を示す室内機で、外装パネルを取りはずし
た斜視図、第３図は第２図のＡ−Ｂ断面図である。２１・・・・・・熱交換室、２３・・・・・・室内熱交
換器、２４・・・・・・室内送風機、２５・・・・・・
エアーフィルター、２６・・・・・・室内吸込口、２７
・・・・・・室内吹出口、２８・・・・・・圧縮機室、
２９・・・・・・仕切板、３０・・・・・・圧縮機固定
台、３１・・・・・・圧縮機、３２・・・・・・チャン
バー室、３６・・・・・・ダンパー、３８・・・・・・
連通口。

Claims

【特許請求の範囲】室内熱交換器、および室内送風機とエアーフィルターを
介して下方に設けられた室内吸込口および］一方に設け
られた室内吹出口とを備えだ熱交換な室と、圧縮機室と、前記熱交換室と前記圧縮（ｆを仕切
る仕切板と、前記圧縮機室の背面板に設けた外気導入用
の開口部及び、この開口部を開閉するダンパーと、前記
仕切板に設け、前記熱交換室の室内送風機に連通ずる連
通口と、この連通口および前記開口部を臨まして圧縮機
室の下部に形成したチャンバー室とを備えた壁貫連形空
気調和機の外気導入装置。