JPS60161732A - 乳化分散剤 - Google Patents

乳化分散剤

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JPS60161732A
JPS60161732A JP59014430A JP1443084A JPS60161732A JP S60161732 A JPS60161732 A JP S60161732A JP 59014430 A JP59014430 A JP 59014430A JP 1443084 A JP1443084 A JP 1443084A JP S60161732 A JPS60161732 A JP S60161732A
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emulsifying
borate
compound represented
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dispersing agent
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JP59014430A
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Hiroyoshi Hamanaka
博義 浜中
Ken Shimizu
謙 清水
Yoshie Atsumi
渥美 芳江
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Toho Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は界面活性能を有する有機ホウ素化合物、さらに
詳しくは、同一分子内に半極性結合よりなるホウ酸エス
テル残基とカルボン酸基もしくはカルボキシラードイオ
ン基と炭素数6〜24の炭化水素基とを共壱する化合物
に関するものであり、各種の物質を安定に乳化、分散さ
せることを特徴とする薬剤に関するものである。
従来知られる有機ホウ素化合物系の乳化分散剤としては
、例えば、本発明者らが以前に開示した特公昭49−1
1311号において示されたような半極性結合よりなる
ホウ酸エステル残基と長鎖カルボン酸エステル残基との
結合でできている界面活性剤があるが、この種の有機ホ
ウ素界面活性剤は総じてHLBが低く、不水溶性である
ために、W2O型の乳化系及び疏水性溶媒下での無機物
分散系においてしか、使用できなかった。
一方、長鎖のカルボン酸それ自体は全くの油溶性物質で
あり、界面活性能はないが、アルカリ金属石けんもしく
はアンモニウム石けんは古くから良い乳化剤として知ら
れており、各種高分子の乳化重合剤として使われている
しかしながら、それらの石けんは親水性が強いために、
疏水性溶媒に溶けず、そのような系での分散剤として使
用できないばかりか、W10型乳化剤としても適さない
本発明者らは神々研究の結果、上述の油溶性半極性41
機ホウ素界面活性剤とカルボン酸とを同一分子中に含む
Ji&造の界面活性剤が疏水性、親水性の両方の系にわ
たって乳化分散剤として幅広い適合性を示し、しかも分
子中の半極性ホウ酸エステル残基がカルボン酸残基のイ
オン反発全軽減するので、通常のアニオン界面活性剤よ
り密な界面吸着膜をつくり、界面活性能全増大させ得る
という発明に到達した0すなわち、一般式I X X/ 1 Y Y’ にて示される有機ホウ素化合物(以下、所定の有機ホウ
素化合物と称する。)の1aiもしくけ2種以上を乳化
剤、分散剤として使用することに関するものである。
ここで、所定の有様ホウ素化合物の製造方法について述
べると、所定の有機ホウ素化合物の原料の一つとして用
いられる隣接ヒドロキシル基よりなる炭素数2〜9の多
価アルコール残基をもつジ(ポリオール)−ボラート〔
以下、f”)−r定のジ(ポリオール)−ボラートと称
する。〕もしくはその11〜40モルアルキレン但し、
02〜C4)オキシド付加体としては、例えば、ジ(グ
リセリン)=ボラート、ジ(キシリトール)邦ラード、
ジ(ソルビトール)=ボラート、ジ(マンニトール)=
ボラート、ジ(リグノセリン)−ボラート、ジ(トリグ
リセリン)==ボラート、ジ(ソルビタン)−ボラート
、ジ(マンニタン)−ボラート、(グリセリン牢ノドコ
ルう巳ホラート、(グJセリンーソ疋トール)−=;+
Zラード、(グツセリンdマンニトール)−一ト、(グ
ツセリン−ツル七メン)呵トラ−ト、(りυセリンら二
わlニタン)−ラード、 0クリセリンージクVセリン
)−ボラート、(グツセリン−トリグツセリン)−#5
−べ (キンJトーA−力ントール)−d(ラード、(
キンノト−ル〜rマシ<=、トール)蔀ラード、(キン
ルー八を一カーピタン)−利ずラード、(キンノド−ル
ー−2フj士タン)==;16ラート、(キンノトール
ーシ?nノセリン)→−ト、(キシノド−八−一トリグ
Jセリン)−+5−h、 (カレビトー、ルー154ニ
トール)dラード、(ソー4ピトーノーlノセリン)日
本う−N (カーど′トール−トリグフゼノン)−dく
ラード、(15心=トーゾレ巳ジク〕ノセリン)州ラー
ド、 (マ)〈=、トーゾレートリクリゼJン)=1〈
ラード、(カーゴクンもウケ同ピトール)5氷ラード、
(ソルビタン4にζン=、トーゾレ)−ボラート、(ツ
ルとタンゴマンニタ/)−ボラート、(ソルビタン= 
リグノセリン)5ゼラート、(力叱汐冶トリグツセリン
>−、F!5−h (マン=タン=カゼトール)=ボラ
ート、(マンニタン=ジグノセリン)=ボラート、(マ
ン!タンートリグノゼノントボラ→、(ジク1ノセリン
ートリグフゼノン)=d〈ンーベ (ユタンタとセダレ
ーグノゼノン)書tラード、(工ンクシクシレトール−
dVシ4ノド−八→→N (ボンクシう24−ヅレー力
し七−)−/し)=−ytiソート、(エタ7)A−/
L=)リグノセリン)州う−K 及びそれらのエチレン
オキシド付加体、エチレンオキシド=グロビレンオキシ
ド共付加体、エチレンオキシド−ブチレンオキシド共付
加体等が挙げられる。
一方、炭素数6〜24のアルキル基もしくはアルケニル
基を連結するコハク酸(以下、所定の酸と称する。)も
しくはその無水物としては、例えばn−へキシルコハク
酸、イソへキシルコハクL n−へキシルコハク酸、イ
ソへキシルコハクfW、n−オクチルコハク酸、イソオ
クチルコハク酸、n−オクテニルコハク酸、イソオクテ
ニルコハク酸、n−デシルコハク酸、イソデシルコハク
2、n yセニルコハク酸、インデセニルコハク酸、n
−ドデシルコハク酸、イソドデシルコハク酸、n−ドデ
セニルコハク酸、イソドデセニルコハク酸、n−テトラ
デシルコハク酸、イソテトラデシルコハク酸、n−テト
ラデシルコハク酸、イソテトラデセニルコハク酸、n−
ヘキサデシルコハク酸、イソヘキサデシルコハク酸、n
−へキサデセニルコハク酸、イソへキサデセニルコハク
酸、n−オクタデシルコハク酸、イソオクタデシルコハ
ク酸、n−オクタデセニルコハク酸、インオクタデセニ
ルコハク酸、n−トコシルコハク酸、イントコシルコハ
ク酸、n−トコセニルコハク酸、イントコセニルコハク
酸、レーテトラコシルコハク酸、イソテトラデシルコハ
ク酸、n−テトラデシルコハク酸、イソテトラデシルコ
ハク酸いおよびそれらの酸無水物などが挙げられ、さら
には、所定の酸の低級アルコールモジエステルトシては
、例、u−t’、メチルエステル、エチルエステル、n
−7’口ピルエステル、イソブチルエステル、n−jチ
ルエステルおよびイソブチルエステル等が挙げられるO また、−価の水酸化物としては、例えば、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、水酸化リジウム、水酸化アンモ
ニウム等が挙げられる・ 次に、所定の有機ホウ素化合物の製造方法を詳述すれば
、所定のジ(ポリオール)=ボラートもしくはその1〜
40モルアルキレンオキシド付加体と所定の酸との反応
は減圧もしくは常圧下5o〜aoo’c、好ましくは1
50〜200℃で加熱脱水することにより行われ、この
場合、N2ガス、炭酸ガス等の反応に関与しないガスの
導入や、ベンゼン、トルエン、キシレン等の共沸溶媒の
使用は反応の完結をよシ容易にする◇また、所定のジ(
ポリオール)−ボラートモしくはその1〜40モルアル
キレンオキシド付加体と所定の酸の無水物との反応は常
圧下30〜200−℃、好ましくは50〜150℃で両
者を接触させることにより行われるが、この場合、ヘキ
サン、ヘプタノ、ジオキサン、テトラヒドロフラン、四
塩化炭素等の反応に関与しない稀釈溶媒の使用は反応の
完結を速める。さらには、所定のジ(ポリオール)=ボ
ラートもしくはその1〜40モルアルキレンオキシド付
加体と所定の酸の低級アルコールモノエステルとの反応
は減圧もしくは常圧下30〜250℃、好ましくは70
〜200℃で加熱脱アルコールすることにより行われ、
この場合もN2ガス、炭酸ガス等の反応に関与しないガ
スの導入は反応の完結を容易にする。その際、所定の有
機ホウ素化合物ができたことの確認ハ、生成物のIRス
ペクトルにおいて1710〜1740crn−1に吸収
強度の等しい二つのカルボニル基の伸縮振動(νc=o
(ester)とνc=o(acid) )の吸収帯を
見ると同時に、半極性ホウ酸エステルの特性吸収帯で収
帯の残存を見ることによってなされる。
また、上述のようにして得られた所定のジ(ポリオール
)=ボラートもしくはその1〜40モルアルキレンオキ
シド付加体の所定の酸エステルと一価の水酸化物との反
応は、常圧もしくは加圧下、水または/および親水性溶
媒の存在する条件で、0〜150°C1好ましくは50
〜100℃で両者を接触させることにより、容易になさ
れ得る。
なお、所定の有機ホウ素化合物を使用する本発明の乳化
・分散剤はO/W型の高分子エマルションをつくる際の
有用な薬剤となったり、W2O型のコールドクリームを
安定化させる薬剤となるほかにも水を少量添加する不燃
性作動油の製造助剤としても重装となり、さらには、そ
のすぐれた無機物分散能から、エンジン油等の潤滑剤の
清浄分散剤として使用した場合、逆ミセル中に金属及び
その酸化物などの微小粒子をとり込むことで油自身にお
ける沈殿防止と金属間摩擦の軽減を行ない得る。
同様に、磁気テープなどをつくる際の分散剤として使用
する場合もバインダー高分子中への磁性物質の安定分散
をもたらすことで摩耗損失を防ぎ、磁力の保持及び強化
に役立つ。
以下、実施例によって説明する。
実施例1 攪拌装置、温度計、気体流入管及び環流コンデンサーを
付した四つロフラスコに、スチレン 104.15’、
アクリル酸メチル344.2P、過硫酸アンモニウム0
.13F及び水696.29と下記構造式よりなる化合
物 15.7y−全仕込み、 75°Cで5時間乳化重合を行なった結果、平均粒径1
μのエマルションを得、かつ、40℃で5ケ月間静置し
ても全く分離相を生じず、安定であった。
これに対して、上記本発明の有機ホウ素化合物のかわり
にステアリン酸ナトリウムを同量使用して乳化重合を行
なって得たエマルションは40℃で20日間静置させた
段階で分離相を生じた。
実施例2 実施例1と同様の装置に、スチレン93.T9、メタク
リル酸メチル354.69、過硫酸カリウム0.139
、及び水10835’と下記構造式よりなる化合物15
.77を仕込み、 50°Cで8時間乳化重合を行なって、平均粒径1μの
エマルションヲ得た。このエマルションを30°Cで1
年間静置しても全く分離相を生じず、安定であった0 実施例3 実施例1と同様の装置に、メタクリル酸メチル448.
3ノ、過硫酸カリウム0.27及び水10839と下記
構造式よりなる化合物15.79’(仕込み、80℃で
5時間乳化重合を行なつた結果、平均粒径lμの工亨ル
ションヲ得り。このエマルショ/150℃で6グ月間静
置しても全く分離相を生じず、安定であった。
実施例4 実施例1と同様の装置に、酢酸ビニル215.3g、過
硫酸カリウム1g及び水5047J’と下記構造式より
なる化合物6.5.9 ’i仕込み1COONa CH
,0H 40℃で3時間、さらに80℃で2時間乳化重合を行な
った結果、平均粒径1μのエマルションを得、かつ、4
0℃で5グ月間静置しても全く分離相を生じず、安定で
あった。これに対して、上記本発明の有機ホウ素化合物
のかわりにラウリン酸ナトリウムを同量使用して乳化重
合を行なって得たエマルションは40℃で2グ月間静置
させた段階で分離相を生じた。
実施例5 実施例1と同様の装置に、2−クロロブタジェン177
、2グ、過硫酸アンモニウム0.53 F及び水414
.65’と下記構造式よりなる化合物5.37を仕込み
、 50℃で12時間乳化重合を行なった結果、平均粒径1
μのエマルションを得、かつ、40℃で1年間静置して
も全く分離相を生じず、安定であった。
これに対して、上記発明の有機ホウ素化合物のかわりに
ラウリン酸ナトリウムを同量使用して乳化重合全行なっ
て得たエマルショ/は40℃で4グ月間靜置させた段階
で分離相を生じた。
実施例6 実施例1と同様の装置に、スチレン20 &3.9,3
5チ過酸化水素水0.62.9及び水480IIと下記
構造式よりなる化合物t;、 211 k仕込み、CH
8(C)I、 )e CH−C)l−Q(−cH,C0
0CR。
C0噌 80℃で12時間乳化重合を行なって、平均粒径lμの
エマルションヲ得た。このエマルション’i30℃で1
年間静置しても全く分離相を生じず、安定であった。
実施例7 200CCのビーカーに密ロウ3F、125”Fパラフ
ィン102、ワセリン13F、流動パラフィン412、
と下記構造式よりなる化合物(但し、等モル比混合物)
51を仕込み、 75〜85℃に加熱融解し、均一に混合した後、80℃
の温水289f:徐々に攪拌しながら加え、その後、冷
却させて得たエマルションの平均粒径は1.5μであり
、かつ、長期安定性試験(20℃、654RH恒温恒湿
下)TiCおいて1年間安定であった。これに対して、
上記本発明の有機ホウ素化合物のかわりにソルビタンセ
スキオレアートを同量使用して調合を行なって得たエマ
ルションは平均粒径は約4μであり、製造後2ケ月で流
動パラフィンの分離が見られたO ・実施例8 下記構造式よシなる化合物(但し、等モル比混合物)を
使用するクリームを次のような配合割合でつくり、粒度
分布を顕微鏡で調べたところ、平均粒径は2μであった
流動パラフィン 20F ラノリン 42 パラフインワツクス 8y 白色ワセリン 30F 上記本発明の有機ホウ素化合物 47 ooP このクリームについて、20℃、651RH恒温恒湿条
件下1年間の長期安定性試験を行なった結果、1年を経
ても安定であった。
これに対して、上記本発明の有機ホウ素化合物のかわり
に、グリセリンモノラウラートを同量使用して調合を行
なって得たクリームの平均粒径も2μであったが、同様
の長期安定性試験では、製造後6ケ月で流動パラフィン
の分離が見られた。
実施例9 200CGビーカーに密ロウ3F、135’Fパラフィ
ン10P1ワセリン152、流動パラフィン419と下
記構造式よりなる化合物5グを仕込み、75〜80℃に
て加熱融解させた後、70℃の温水265+を徐々に攪
拌しながら加え、その後冷却した。
本乳化品は約2年間安定なエマルション状態を保持し、
上記本発明の有機ホウ素化合物の乳化良好なことが確め
られた。
実施例10 下記構造式よりなる化合物を使用して (但し、Rはイソへキサデセ ニル基とイソオクタデセニ ル基が4=1である。) 次のような組成内容の磁性塗料を作成した。
r−Fe20a 350 S’ 塩化ビニル樹脂 507 ポリウレタン樹脂 40F カーボンブラツク 52 メチルインブチルケトン 100(1 キシレン 10009 上記本発明の有機ホウ素化合物 1y また、上記本発明の有機ホウ素化合物のかわりに比を同
量使用して、比較試験例としての磁性塗料を作成した。
次いで、二種類の塗料をポリエステルフィルムに塗布し
て磁気テープをつくり、再生装置上で走行させ、テープ
の摩耗性を調べた結果、本発明の有機ホウ素化合物を配
合した実施例に基づくテープは比較物質を使用したテー
プより摩耗が少なく、r−Fe2Q、の分散も良好であ
った。
実施例11 メスシリンダーに5Fの平均粒径0.8μの酸化クロム
を計り、次いで、下記構造式よりなる化合物0.22を (但し、Rはイソへキサデセ ニル基とインオクタテセニ ル基が4:1である。) 10属のトルエンとメチルエチルケトンの1:1(重量
比)混合溶媒に溶がした液を圧加した後、上下に30回
振とうさせたところ、振とぅ後3o分間静置させた状態
での酸化クロムの沈殿量は0.2 ml以下であり、安
定分散を呈していた。
これに対して、上記本発明の有機ホウ素化合物のがわり
にフルビタンモノイソオレアートヲ同量使1またもので
は、30分間の静置で1.8 mA!の沈殿が生じ、ま
た、インオレイン酸のアンモニウム石けんを同量使用し
たものでは30分間の静置で1.7コの沈殿が生じた。
実施例12 下記構造式よりなる化合物 とソルビタンモノステアラ−)iMMA樹脂用着色剤の
分散剤として使用した時の樹脂中における着色剤(チタ
ン白)の粒度分布を比較した。
O成型方法 混合10分 射出成型 180℃ 5分チタン白 1部
 1部 上記本発明の有機ホウ素化合物 0.2部 −ソルビタ
ンモノステアラード −〇、瑯0粒度分布比較データー 以上の結果により、上記本発明の有機ホウ素化合物はソ
ルビタンモノステアラードよりも着色剤の分散性能にお
いて勝れていることがわかった。
実施例13 下記構造式よりなる化合物 とソルビタンジベヘナートとの間に、水酸化マグネシウ
ム粉末の炭化水素中への分散性比較試験を行なったO O配合割合 (配合D (配合2) 水酸化マグネシウム 30部 30部 ケロシン 65部 65部 上記本発明の有機ホウ素化合物 5部 −ソルビタンジ
ペヘナート 5部 上記二つの分散液を高さ25I:nlの目盛り付きシリ
ンダーに取り、20℃、65%RH恒温恒湿条件下で水
酸化マグネシウムのケロシン中での分散安定性をMAし
たところ、ソルビタンジペヘナートヲ配合したもの(配
合2)が24時間で0.8cIn、48時間で1.7副
沈降してくるのに対し、本発明の有機ホウ素化合物を配
合したもの(配合1)は350時間を経過しても水酸化
マグネシウムの沈降は見られなかったO 実施例14 下記構造式よりなる化合物 晒 l HOH とソルビトールジ力プリラートについて、次の配合を選
んで、油中水滴型のエマルションを作成し、耐火性作動
油として、高温時乳化安定性を比較した。
Oエマルション配合 (配合1)(配合2) パラフィンオイル 300部300部 ポリ(&8し)オ判なチV冷阿ルエーテル 6部 6部
ンジウム・ジラウリルホスファート 7部 7部Mgイ
ソステアラード 1部 1部 上記本発明の有機ホウ素化合物 6部 −ンルピトール
ジカプリラート −6部 水 200部200部 0乳化方法 ホモミキサーを使用して、6000rfl■の回転速度
で30分間混合した。
O結果 配合1及び配合2のエマルション2tooccの目盛り
付きシリンダーにとり、98℃にて5時間静置し、乳化
安定性を比較したところ、配合2のエマルションは40
分後にクリーミング現象を起こし、その後2時間で水と
パラフィンオイルの分離が見られたのに対して、配合1
の本発明の有機ホウ素化合物を含むエマルションは全く
分離せず、安定であった。
実施例15 下記構造式よシなる化合物を12とシ、以下余白 ca。
ζ DDVP原体の50%ケロシン溶液42の中に添加して
、均一混合した後、1ooomlの水に稀釈してエマル
ションを作成したところ、20℃恒温条件で、24時間
以上安定な状態を保持していた。これに対して、上記本
発明の有機ホウ素化合物のがゎりにポリ(20モル)オ
キシエチレンポリ(20モル)オキシプロピレンフルビ
タンモノベヘナートを同量添加して得たエマルションは
、20℃恒温条件で10時間静置した時点で分離が見ら
れた。
実施例16 下記構造式よi)なる化合物 とグリセリルモノステアラードとをそれぞれ使用する次
の二つのクリームを作成した。
O配合割合 (配合1)(配合i) 密 ロ ウ 70F 701’ セタノール 5y 59 ラノリン 8282 コスピオール 37.59 37.59上記本発明の有
機ホウ素化合物 2ノ −グリセリルモノステアラード
−2F プロピレングリコール 5’l 5F 水 309 30F 上記二つの配合クリームについて20℃、65%RH恒
温恒湿条件下で長期安定性試験を行なった結果、グリセ
リルモノステアラード配合のクリームが4ケ月で油層が
分離して来たのに対して、本発明の有機ホウ素化合物配
合のクリームでは1年間を経てもなお安定であった。
実施例17 下記構造式よりなる化合物 (但し、l子爵+11=40) とグリセリンの40モル酸化プロピレン付加体のトリラ
ウラートとの間に、硬質塩化ビニル樹脂を着色成型する
際の着色剤の分散性を樹脂中での着色剤の粒間を見て、
比較した。
0加工方法 押出し成型法 170℃、5分 0配合割合 (配合1)(配合2) 塩化ビニル樹脂 100部100部 トリブチル錫ラウラート 1部 1部 シアニンブルー(着色剤) 1部 1部以上の結果によ
り、上記本発明の有機ホウ素化合物は通常のポリオキシ
プロピレン脂肪酸エステル型の非イオン界面活性剤よシ
も着色剤の分散性能において勝っていることが確かめら
れた。
実施例18 下記構造式よシなる化合物 とポリ(40モル)オキシエチレンモノオレアートとの
間で次の配合割合からなるエモリエントローションをつ
くシ、安定性を比較した。
0配合割合 (西己合1) (自d自2) ステアリン酸 2122 セタノール 1.551 1.59 ワセリン 3 y 39 ラノリンアルコール 2922 流動パラフイン 1051 10$1’グリセリン 3
93グ プロピレングリコール 525v 上記本発明の有機ホウ素化合物 29 −ポリ(劇月シ
0オキクグチセンモノオレアート−21トリエタノール
アミン −1g 水 70グ 70り 0製造方法 ホモミキサーにて70℃で1時間混合乳化させた後、3
0℃に冷却させる。
その結果、本発明の有機ホウ素化合物を配合したもの(
配合1)が、30℃靜置装置下6ケ月以上安定性を保っ
ていたのに対し、ポリ(40モル)オキシエチレンモノ
オレアートヲ配合したもの(配合2)は4ケ月で油分の
分離を生じた。
実施例19 下記構造式よりなる化合物 (但し、e十mミ40) とポリ(20モル)オキシエチレンモノセチルエーテル
との間で次の配合割合からなるエモリエントクリームを
つくシ、安定性を比較した。
0配合割合 (6冶1)(f!I蛤2) ミツロウ 2P 2Si ステアリルアルコール 52 52 ステアリン酸 81 89 スクワラン LOP 10$1’ フbビシうfJコールくノヌツ7ヲート 32 37プ
ロピレングリコール 81 8P グリセリン 424グ 上記本発明の有機ホウ素化合物 12 −ポリ(2αヒ
A→メe←シク工升*クー 12トリエタノールアミン
 17 水 57.59 57.59 0製造方法 ホモミキサーにて70℃で1時間混合乳化させた後、3
0℃に冷却する。
その結果、本発明の有機ホウ素化合物を配合したクリー
ムの平均粒径は2μであり、かつ、長期安定性試験(4
0°C,65%RH恒温恒湿条件下)において1年間安
定であったのに対し、ポリ(20モル)オキシエチレン
モノセチルエーテルを配合したクリームの平均粒径は3
μであり、しかも、長期安定性試験においては6ケ月で
油分の分離を生じた。
実施例20 下記構造式よりなる化合物 の0.5係水溶液を30dと流動パラフィン30m1を
ホモジナイザーに入れ、6000rpmで3i混合させ
たもの@5omlメスシリンダーにとり、20℃で静置
させ、水または油の分離を調べた。また、比較物質とし
てラウリン酸のに塩とドデシルコハク酸の2に塩を選び
、それぞれ0,5%水溶液とした後、同様の試験に供し
た。
実施例21 下記構造式よりなる化合物 を使用して、次の配合割合によシ、平均重合度1700
の完全ケン化ポリビニルアルコールの水・エタノール=
3 : 2 (重量比)混合溶液を作成した。
O配合割合 (齢1)(配帥) 完全ケン化ポリビニルアルコール 20P 20y上記
構造の本発明の有機ホウ素化合物 IP −水 120
F 120F エタノール 805’ 809 その結果、配合2の溶液が20℃静置条件で2ケ月でポ
リビニルアルコールの分離相を生じたのに対し、上記水
元1!Ifの有機ホウ素化合物を添加した配合1では水
・エタノール溶液へのポリビニルアルコールの安定分散
がなされるために、6ケ月を経過しても全く分離相が生
じなかった。
また、配合1と配合2の溶液を作成直後、クラフトライ
ナー板紙(但し、マシンスピード220m/m、坪量2
50 S’ / n?の条件でつくったもの)の上に固
形分o、ey/mになるように塗布し、つづいて90℃
で30分間乾燥させたものについてステキスト法により
サイズ度を測定したところ、配合2によるものが50秒
であったのに対し、配合1によるものが1分13秒とな
り、紙表面での分散性も良好で、かつ、本発明の有機ホ
ウ素化合物の疎水基成分の寄与も含めて耐水性が向上す
ることがわかった。
その結果、ラウリン酸のに塩による試験例が3時間後に
10m/の水相を分離し、ドデシルコハク酸の2に塩に
よる試験例が20プの水相と14mJの油相を分離して
くるのに対し、本発明の有機ホウ素化合物による試験例
では6時間の静置で5−の水相を分離したが、比較物質
に比べて、乳化性能は著しく良好であった。
以上によりわかるように、本発明の乳化・分散剤の性能
良好なことが確かめられた。
なお、実施例21で述べた本発明の有機ホウ素化合物の
固体膜表面の耐水性向上性能は、ポリビニルアルコール
のみならず、でんぷん、カルボキシメチルセルロース、
メトキシセルロース、エトキシセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース等の繊維素系高分子についても認めら
れた。
特許出願人 東邦化学工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 にで示される有機ホウ素化合物の1種もしくは2g以上
    を有効成分として含有することを特徴とする乳化分散剤
    。 (2)一般式Iで示される化合物が(グリセリンニオフ
    タデセニルサクシノイルグリセリン)=ボラートである
    特許請求の範囲第1項記載の乳化分散剤。 (3)一般式■で示される化合物が(グリセリンニオフ
    タデシルサクシノイルグリセリン)=ボラートである特
    許請求の範囲第1項記載の乳化分散剤。 (4)一般式Iで示される化合物がジ〔オクタデセニル
    サクシノイルグリセリン〕=ボラートである特許請求の
    範囲第1項記載の乳化分散剤。 (5)一般式■で示される化合物が〔グリセリン=ドデ
    セニルサクシメイルグリセリン〕=ボラートである特許
    請求の範囲第1項記載の乳化分散剤。 (6)一般式Iで示される化合物が(グリセリ/ニドデ
    シルサクシノイルグリセリン)=ボラートである特許請
    求の範囲第1項記載の乳化分散剤。 (7)一般式Iで示される化合物がジ(ドデセニルサク
    シノイルグリセリン)=ボラートである特許請求の範囲
    第1項記載の乳化分散剤。 (8)一般式Iで示される化合物が(グリセリンニオフ
    タデセニルサクシノイルグリセリン)=ボラートの1ナ
    トリウム塩である特許請求の範囲第1項記載の乳化分散
    剤。 (9)一般式Iで示される化合物が(グリセリンニオフ
    タデシルサクシノイルグリセリン)=ボラートの1ナト
    リウム塩である特許請求の範囲第1項記載の乳化分散剤
    〇(1(e一般式Iで示される化合物がジ(オクタデセ
    ニルサクシノイルグリセリン)=ボラートの2ナトリウ
    ム塩である時計irr求の範囲第1項記載の乳化分散剤
    。 OD一般式1で示される化合物が(グリセリン−ドデセ
    ニルザクジノイルグリセリン)−ボラートの1ナトリウ
    ム塩である特許請求の範囲第1項記載の乳化分散剤。 (12一般式■で示される化合物が(グリセリン−ドデ
    シルザクジノイルグリセリン)=ボラートの1ナトリウ
    ム塩である11が許請求の範囲第101記載の乳化分散
    剤。 03)一般式1で示される化合物がジ(ドデセニルサク
    シノイルグリセリン)−ボラートの2ナトリウム塩であ
    る特許請求の範囲第1項記載の乳化分散剤。 Q4]一般式Iで示される化合物が(グリセリン−イン
    ヘキサデセニルサクシノイルグリセリン)−ボラートで
    ある特許請求の範囲81項記載の乳化分散剤。 (+5)一般式Iで示される化合物が(グリセリン−イ
    ソオクタデセニルサクシノイルグリセリン)=ボラート
    である特許請求の範囲第1項記載の乳化分散。 剤。 θe一般式1で示される化合物が(グリセリン−イソヘ
    キサデセニルザクジノイルグリセリン)−ボラートの1
    アンモニウム塩である特許請求の範囲第1項記載の乳化
    分散剤。 (lη一般式1で示される化合物が(グリセリン−イソ
    オクタデセニルサクシノイルグリセリン)−ボラートの
    1アンモニウム塩である特許請求の範囲第1項記載の乳
    化分散剤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2010328497B2 (en) * 2009-12-10 2014-02-13 Soane Energy, Llc Low interfacial tension surfactants for petroleum applications
US8969612B2 (en) 2009-12-10 2015-03-03 Soane Energy, Llc Low interfacial tension surfactants for petroleum applications

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2010328497B2 (en) * 2009-12-10 2014-02-13 Soane Energy, Llc Low interfacial tension surfactants for petroleum applications
US8742165B2 (en) 2009-12-10 2014-06-03 Soane Energy, Llc Low interfacial tension surfactants for petroleum applications
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