JPS6016164A - 回転電機鉄心における溝絶縁紙の成形插入装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は回転電機鉄心における溝絶縁紙の成形挿入装
置に関するものである。

第１図にみられるように、回転電機の例えば固す構成が
あった。すなわち、これらの第２図ないし第５図におい
て、符号（４）は溝絶縁紙（３）となるフープ材、（５
）はこのフープ材（４を所定長さづ＼送り出す送シロー
ラー、（６）および（７）は上部および下部カッター、
（８）はこれらの各カッター（６）　、　（７）により
切断されたフープ材（４）を、Ｒ成形型（９）へ抑圧成
形させるＲパンチ、（１２）はこの成形された溝絶縁紙
（３）を押し出し、鉄心溝形状に絞る絞り型（１３）を
経て、割り出治具（１４）のガイド穴（１４ｅ）より、
この割出治具（１４）　（Ｄ　マ：／ドレル（１４ｍ　
）ニキー　（１４ｂ）で位置決めして保持された鉄心（
２）の鉄心溝（乃内に送シ込んで挿入するプッシャーで
あって、１回毎の挿入の割シ出しは、治具（１４）の外
周ギヤ（１４ｄ）に噛合する割出ギヤ（１５）の回転角
制御によって行なうようになっている。

しかしてこの従来構成の場合、送シローラー（荀はフー
プ材（４）を所定長さ２を相当分だけ送９出すと停止し
、こ＼で上部カッター（６）が上下に作動されてこの７
−プ材（４）を切断すると同時に、半径Ｒ２の先端形状
をもつＲパンチ（８）が上下に作動されてこのＲ成形型
（９）は、左および右型（９ｍ）　、（９ｂ）を合わせ
た割型からなっており、型内には上シ止め（９ｃ）と、
プッシャー溝（９ｄ）と、半径Ｒ１のＲ成形面（９ｅ）
と、絞り面（９ｊ）とが形成されていて、絞９面（９ｊ
）を通過した溝絶縁紙（３）はＲ成形面（９ｅ）に添う
ように成形されると共に、その両端部がスプリングバッ
クにより上り止め（９ｃ）に係止されて型内に残される
。ついでプッシャー（１２）が前進して、成形屋内の溝
絶縁紙（３）を、絞Ｖ型（１３）内を経て送り出すが、
このとき溝絶縁紙（３）の両端部は、絞り型（１３）内
を通過する間に、第４図にみられる通り、その開きがＸ
ＩからＸ２に絞られ、割出治具（１４）のガイド穴（１
４ｃ　）から鉄心溝（２）内に挿入される。この挿入態
様は溝絶縁紙（３）が鉄心＃９　（２）の両端から幾分
かづ＼突出された状態であり、プッシャー（１２）が後
退されると同時に、固定鉄心（１）は割出治具（１４）
と−緒に１溝分だけ割り出され、以上の操作が順次に繰
９返されて、次々に溝絶縁１、（３）の成形、挿入がな
されるのである。

従来製餅はこのように構成されているので、固定鉄心（
１）の鉄心溝形状が、例えば第６図に示すように、溝肩
中（ＬＡ、ＬＢ、ＬＣ）、溝深さくＨＡ　。

ＨＢ　、ＨＣ）　、および溝底Ｒ（ＲＡ、ＲＢ、Ｒｅ）
がそれぞれに変化する鉄心溝（２ｍ、２ｂ、２ｃ）であ
ると、その都度、カッター、パンチ、成形型。

絞り型、および割出治具などのすべてを製作、交換しな
ければならない欠点があり、このために生産台数の少な
い型式の場合には、−々治具を製作していては投資効果
が出ないために、あらかじめ所定寸法に切断した溝絶縁
紙を手差しする必要があった。

この発明は従来のこのような欠点に鑑み、カッタ一部を
独立させて任意の送シ出し長さを得られるようにし、ま
た成形型は鉄心溝底部Ｒ形状に関係なく、すべてに併用
し得る平面状の成形下面に形成すると共に、鉄心溝深さ
に対応して溝絶縁紙両端部の上シ止めを複数段とし、さ
らに絞）型についても溝絶縁紙両端部の拘束にのみ限定
することにより、すべてに兼用し得る溝絶縁紙の成形挿
入装置を提供しようとするものである。

以下、この発明に係る溝絶縁紙の成形挿入装置の一実施
例につき、第７図ないし第１１図を参照して詳細に説明
する。

この実施例装置は、前記第６図（、）　、　（ｂ）　、
　（Ｃ）に示した各鉄心溝（２ａ）、（２ｂ）、（２ｅ
）　にみられるように溝肩巾、溝深さ、および溝底Ｒの
それぞれが異なる場合にあって、谷溝に該当溝絶縁紙（
３ａ）？（３ｂ）、（３ｃ）を切断成形して挿入する場
合であり、これらの各実施例図中、前記従来例図と同一
符号は同一または相当部分を示している。

第７図において、符号（ＩＴ）および（１８）は上部お
よび下部カッターであり、上部カッター（１７）は下部
カッター（１８）Ｋ固定した複数のガイドバー（１９）
を軸受（２０）に受入れて上下摺動可能にし、切断操作
をカッター抑圧金（１６）による抑圧と戻りバネ（２１
）による復帰とによってなし得るようになっておシ、こ
れらの各カッター（１７）、（１８）は、Ｒバンチ（８
）と成形型（２２）との中心に対して、切断長さの７２
に相当するｔム　を任意に変更２選択できるように構成
される。また成形型（２２）は成形される溝絶縁紙（３
ａ）の下部Ｒ先端を位置決めする成形下面（２２ｅ）と
、絞り側面（２２ａ）と、成形状態を保持する当て側面
（２２ｂ）と、これに続く複数個所の上り止め（２２ｅ
　）ないしく２２ｔ）と、共通のプッシャー溝（２２ｄ
）とが形成されている。また成形型（２２）の前面には
、第８図および第９図に示すように、絞り型（２３）が
ボルト（２４）により取り付けられ、長孔（２３ｃ）で
溝絶縁紙（３）の深さ対応に上下位置調整可能にされて
おり、型内に絞りガイド（２３ａ　）と絞り（２３ｂ）
とを形成しである。さらに絞りｆｆ１（２３）の前部に
は、第９図および第１０図に示すように、溝絶縁紙（３
）の両端部を保持して絞るスライド絞り型（３１）が、
絞り（３１ａ）を形成してガイドブロック（３２）によ
り上下摺動自在に支持されておシ、溝カム（３３）の回
転によシ絞Ｖ型端部のカムフオｐワー（３４）を、その
カム溝（３３１）によシ上下に摺動させて、この絞！り
ｆｆｉ　（３１）を２寸法だけ固定鉄心（１）の心方向
に逃げるようにし、かつ固定鉄心（１）は位置決めキー
（３５）によりマンドレル（３６）の所定位置に保持さ
れると共に、マンドレル（３６）はスライド軸受（３７
）ｒｆ−枢支さ牡、その割シ出しは割出ギヤ（３８）に
より行なうよりにしたものである。

この実施例構成において、前記第６図（、）の鉄心溝（
２ａ）Ｋ溝絶縁紙（３ａ）を成形して挿入する場合につ
いて述べる。まず送りロー？−（５）により所定長さ２
ｔＡ相尚分だけフープ材（４）が送り出されると、この
フープ材（４）は上部カッター（１７）の上下作動によ
り下部カッター（１８）との間で切断されると同時に、
Ｒパンチ（８）が下降して切断された溝絶縁紙・（３＆
）を成形型（２２）に押し込んで成形させる。すなわち
、Ｒパンチ（８）と絞り側面（２２Ｂ）との間で成形さ
れる溝絶縁紙（３ａ）は、同Ｒバンチ（匂の下降端位置
で、下端Ｒ外面が成形下面（２２Ｃ）上に線接触して突
尚り、上方の両端部が当て側面（２２ｂ　）にスプリン
グバックで係止され、結局型内に第７図に示すようｒｃ
Ｕ形状をして保持される。

ついで前記Ｒバンチ（８）は成形型（２２）内に溝絶縁
紙（３ａ）を残して上昇し、これが成形型（２２）から
離れると、次にプッシャー（１２）がプッシャー溝（２
２ｄ）をガイドにして前進し、成形型（２２）内の溝絶
縁紙（３ａ）を徐々に絞９型（２３）内に押し込んでゆ
き、この絞り型（２３）内で溝絶縁紙（３ａ）拡、特ｒ
その両端部が絞りガイド（２３ａ）Ｉｃより、外開きの
形状から内閉じの形状に次第に形を変え、第８図（、）
に示すように、スライド絞り型（３１）の絞Ｄ　（３１
ａ）に至って完全に成形され、端部を寸法Ｙ相当分だけ
絞ｐ　（３１ａ）内に残して鉄心溝（２ａ）内に挿入す
る。その後、プッシャー（１２）控後退し、溝カム（３
３）が回転してスライド絞り型（３１）を心方向に寸法
２相当分だけ逃がし、続いて割出ギヤ（３８）による鉄
心溝（２ａ）の１溝分の割出しがなされ、かつこの間に
上部カッター（１Ｔ）が復帰して次の作動に備えられ、
以下この操作が順次に繰り返されて、各鉄心溝（２＆）
への溝絶縁紙（３ａ）の成形、挿入がなされるのである
。

また前記実施例での絞９型（２３）とスライド絞り屋（
３１）とは、これを第１１図に示すように一体化した単
一の絞り型（２５）にすることもできる０する固定を廃
止し、この絞り型（２５）自体をこれ（９）　＾＾ から上方に延長した支持部（２６）により、前記と同様
に上下に摺動し得るようにすればよい０なお前記実施例
では、鉄心溝の溝深さ、溝肩中。

および溝底Ｒの変化に任意に対応させる場合について述
べたが、これに関連して任意の鉄心内径。

および溝数の変化にも対応させ得ることは勿論であり、
また溝絶縁紙はいわゆるカフス付のものでもよく、さら
には固定鉄心に限らず可動鉄心側にも同様に適用し得る
ものである０ 以上詳述したようにこの発明装置によれば、上部および
下部カッターからなるカッタ一部を独立させて、フープ
材からの溝絶縁紙の切断長さを調整できるようにし、ま
た成形型には複数の鉄心溝形状に対応するための、絞り
側面、成形下面、＠て側面および複数段に亘る上り止め
をそれぞれに形成した成形部を設け、かつ成形された溝
絶縁紙を鉄心溝形状に絞シ込む絞り型を配したものであ
るから、１つのこれら成形型および絞り型により、複数
の形状の異なる鉄心溝内へ溝絶縁紙を共通して酸形、挿
入することが可能になり、個々の回転（１０） 電機鉄心毎に装置構成、特に各治具を用意せずにすみ、
また同上挿入のだめの段取りを−々になさなくてよく、
装置自体を安価に提供でき、かつ鉄心溝形状の異なるそ
れぞれの場合にあって能率的に溝絶縁紙の成形、挿入を
行ない得られるなどの特長を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は回転電機固定子鉄心の要部を示す正面図、第２
図は従来装置の概要構成を示す側断面図、第３図は同上
送り、切断、成形部の部分正面図、第４図は同上絞り型
の正面図、第５図は第２図矢印入方向からみた鉄心Ｓ（
上手）２割出治具部（下手）の部分正面図であり、また
第６図（ａ）　、　（ｂ）　。 （ｃ）はこの発明での対象とする鉄心溝形状をそれぞれ
に示す正面図、第７図はこの発明の一実施例による送り
、切断、成形部の部分正面図、第８図（、）、（ｂ）、
（Ｃ）は第６図の鉄心溝に対応した絞り型位置による溝
絶縁紙の挿入前の形状と鉄心溝との関係を示す正面説明
図、第９図（ａ）　、　（ｂ）　、　（ｃ）は同上一実
施例による成形型と絞Ｖ型とを示す側断面、平面。 （１１） および正面図、第１０図は同上一実施例装置全体の側断
面図、第１１図は同上変形例による側断面図である。 ・・・溝絶縁紙、（４）・・・・フープ材、（荀・・・
・送りローラー、（６）　、　（７）および（１７）　
、　（１Ｂ）・・・・上部訃よび下部カッター、（８）
・・・・Ｒバンチ、（９）、（２２）・・・・成形型、
（２２ａ）・・・・絞り側面、（２２ｂ）・・・・当て
側面、（２２ｃ）・・・・成形下面、（２２ｄ）・・拳
・プッシャー溝、（２２ｅ　、ｆ　、？）・・・−−ヒ
ル止め、（１２）−−・囃プッシャー、（１３）、（２
３）、（２５）−・・・絞り型、（２３ａ）・・・・絞
りガイド、（２３ｂ）・・・・絞Ｄ、（３３）・・・・
溝カム、（３Ｂ）・・・・割出ギヤ。 代理人大岩増雄 （１２） 第９図 ＣＧ） 手続補正書（入司り １明の名称　回転電機鉄心における溝絶縁紙の成形挿入
装置 １正をする者 事件との関係　特許出願人 住　所　東京都千代田区丸の内二丁目２番３号名　称　
（６０１）三菱電機株式会社 代表者　片　山　仁　八・部）、。 −埋入 住　所　東京都千代田区丸の内二丁目２番３号以上 第６図 （ａ）　（ｂ） （Ｃ） ２９５−

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転電機鉄心の鉄心溝に対し、フープ材を切断し
   た溝絶縁紙を、成形して挿入する溝絶縁紙の成形挿入装
   置であって、送９０−２−によって所定長さづ＼送り出
   さ扛る７−プ材を切断する切断位置調整可能な上部およ
   び下部カッターからなるカッタ一部と、切断された溝絶
   縁紙を成形部に押し込むところの、先端Ｒ弧面のＲパン
   チを有し、成形部にとのＲパンチにより押し込まれる溝
   絶縁紙の先端Ｒ部を受け止めて位置決めする成形下面。 絞り側面、成形状態を保持する当て側面、この当て側面
   に続いて溝絶縁紙の両端部を係留させるところの、複数
   段に亘る上υ止めをそれぞれに形成した成形型と、この
   成形型の前部に設けられ、成形された溝絶縁紙を絞りガ
   イドより受入れて、鉄心溝形状対応に絞り込む絞シ型と
   、成形型内で成形された溝絶縁紙を成形部から押し出し
   、絞り型を通して絞り込むと共に、鉄心溝内に挿入させ
   るプッシャーとを備えたことを特徴とする回転電機鉄心
   における溝絶縁紙の成形挿入装置。
2. （２）　溝絶縁紙を鉄心溝の両端から所定寸νづ＼突出
   させた状態で挿入させることを特徴とする特許請求の範
   囲第１８′ｉ記載の回転電機鉄心における溝絶縁紙の成
   形挿入装置。
3. （３）溝絶縁紙の挿入後に絞り屋を挿入部から逃す手段
   を有することを特徴とする特許請求の範囲第１項または
   第２項記載の回転電機鉄心に訃ける溝絶縁紙の成形挿入
   装置。