JPS60161037A - ピストンリングの製作方法 - Google Patents
ピストンリングの製作方法Info
- Publication number
- JPS60161037A JPS60161037A JP1350984A JP1350984A JPS60161037A JP S60161037 A JPS60161037 A JP S60161037A JP 1350984 A JP1350984 A JP 1350984A JP 1350984 A JP1350984 A JP 1350984A JP S60161037 A JPS60161037 A JP S60161037A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston ring
- ring
- resistance
- steel pipe
- abrasion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J9/00—Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction
- F16J9/26—Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction characterised by the use of particular materials
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P15/00—Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass
- B23P15/06—Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass piston rings from one piece
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（発明の対象）
本発明は二層ピストンリング、特に往復動内燃機関用の
ピストンリングの製造方法に関する。
ピストンリングの製造方法に関する。
（従来のものの概要とその欠点）
従来技術の概要２第１図及び第２図によって説明する。
第１図は従来から使用されている往復動内燃機関のピス
トンと、その周辺部を示したもので、１はシリンダライ
ナ、２けピストン、３は第１段ピストンリング、４は第
２段ピストンリング。
トンと、その周辺部を示したもので、１はシリンダライ
ナ、２けピストン、３は第１段ピストンリング、４は第
２段ピストンリング。
ｓＦｉピストン棒をそれぞれ示す。第１段ピストリング
３は図示していない燃焼室で発生した高温で、しかも高
いガス圧力をシールするための第１段目のピストンリン
グであシ、潤滑状態がきびしい条件下、例えば潤滑油が
十分供給されなかったル、潤滑油の温度が高いような場
合には、シリンダライナ１や、第１段ピストンリング３
の異常摩耗及びリングの折損も問題となる。とくに、後
者はピストン２のリング溝内で、第１段ピストンリング
５が曲けや捩シの他に、。
３は図示していない燃焼室で発生した高温で、しかも高
いガス圧力をシールするための第１段目のピストンリン
グであシ、潤滑状態がきびしい条件下、例えば潤滑油が
十分供給されなかったル、潤滑油の温度が高いような場
合には、シリンダライナ１や、第１段ピストンリング３
の異常摩耗及びリングの折損も問題となる。とくに、後
者はピストン２のリング溝内で、第１段ピストンリング
５が曲けや捩シの他に、。
シリンダライナ１の軸方向や半径方向の異常な振動によ
る衝撃力も受けるため、疲労などによる折損が問題とな
る。
る衝撃力も受けるため、疲労などによる折損が問題とな
る。
仁れに対し第１段ピストンリング３の異常摩耗ｖｒ−は
、通常パーライト系片状黒鉛の高級鋳鉄（普通の鋳鉄に
比し、Ｔｉ、 Ｖ、 Ｐ、 Ｂ、 Ｎｂ などが、とく
に添加されたもの）が、一方、耐折伏用としては抗折力
や疲労強度の高−球状黒鉛系の鋳鉄がそれぞれ用いられ
ている。しかし、第２図に示すように、耐摩性にすぐれ
たパーライト系吟状黒鉛鋳鉄のピストンリングでは、抗
折力が低いため折損の発生頻度が高く、又第３図に示す
ように耐折損性にすぐれた球状黒鉛鋳鉄では耐摩性が劣
るという欠点がある。なお第２図。
、通常パーライト系片状黒鉛の高級鋳鉄（普通の鋳鉄に
比し、Ｔｉ、 Ｖ、 Ｐ、 Ｂ、 Ｎｂ などが、とく
に添加されたもの）が、一方、耐折伏用としては抗折力
や疲労強度の高−球状黒鉛系の鋳鉄がそれぞれ用いられ
ている。しかし、第２図に示すように、耐摩性にすぐれ
たパーライト系吟状黒鉛鋳鉄のピストンリングでは、抗
折力が低いため折損の発生頻度が高く、又第３図に示す
ように耐折損性にすぐれた球状黒鉛鋳鉄では耐摩性が劣
るという欠点がある。なお第２図。
第３図では、いずれも劣る方の頻度を１００となどで異
常摩耗と折損が問題となる場合には、従来のものでは対
応が不十分である。なお、第１段ピストンリング３を球
状黒鉛鋳鉄にし、その摺動面に、モリブデン溶射やクロ
ムメッキす・ ることか考えられ、一部使われているが
、この場合には、例えばモリブデン溶射では相手のシリ
ンダライナ１が異常摩耗するし、又、クロムメッキでは
相手のシリンダライナ１にクロムの摩耗粉が象眼さｈ、
クロム同士の摺動となシ、第１段ピストンリングが異常
摩耗するなどの欠点がある〇 本発明は異常摩耗の発生がなく、かつ、対折損性のすぐ
れた往復動内燃機関のピストンリングの製作方法を得る
ことを目的としてなされたものである。
常摩耗と折損が問題となる場合には、従来のものでは対
応が不十分である。なお、第１段ピストンリング３を球
状黒鉛鋳鉄にし、その摺動面に、モリブデン溶射やクロ
ムメッキす・ ることか考えられ、一部使われているが
、この場合には、例えばモリブデン溶射では相手のシリ
ンダライナ１が異常摩耗するし、又、クロムメッキでは
相手のシリンダライナ１にクロムの摩耗粉が象眼さｈ、
クロム同士の摺動となシ、第１段ピストンリングが異常
摩耗するなどの欠点がある〇 本発明は異常摩耗の発生がなく、かつ、対折損性のすぐ
れた往復動内燃機関のピストンリングの製作方法を得る
ことを目的としてなされたものである。
（本発明の要旨）
本発明は、鋼管ないし鋳鋼管の外周面に耐摩耗材料を肉
盛シして二層円筒管を製作した後、所望の幅の円環に切
断し、その肉盛層表面を機械加工して仕上げることを特
徴とするピストンリングの製造方法である。
盛シして二層円筒管を製作した後、所望の幅の円環に切
断し、その肉盛層表面を機械加工して仕上げることを特
徴とするピストンリングの製造方法である。
（応用分野）
本発明は、往復動内燃機関用ピストンリング。
往復動圧縮機用ビヌトンリング、往復動形油圧。
機器ピストンリング、スターリングエンジン用ピストン
リング、その細柱復動機器用ピストンリング等の製造に
有利に適用できる。
リング、その細柱復動機器用ピストンリング等の製造に
有利に適用できる。
（具体例）
本発明に係わるピストンリングの製造方法の一実施例を
第４図、第５図、第６図及び第１表によって説明する〇 第４図は、本実施例でのピストンリングの製作状況を示
したものである。ａ部は、鋼管であシ、炭素鋼１合金鋼
、ステンレス鋼などが使用できる。ｂ部は溶接肉盛ルし
た第１表に示すような耐摩耗性が優れた耐摩耗材であ夛
、６＃−ｉ同耐摩耗材すの溶接ビードであル、７Ｖｉ、
鋼管ａに耐摩耗材すを溶接肉感シした円筒である０第５
図は、本発明の方法によって製作したピストンリング８
の断面側面図、第６図は、平面図である。
第４図、第５図、第６図及び第１表によって説明する〇 第４図は、本実施例でのピストンリングの製作状況を示
したものである。ａ部は、鋼管であシ、炭素鋼１合金鋼
、ステンレス鋼などが使用できる。ｂ部は溶接肉盛ルし
た第１表に示すような耐摩耗性が優れた耐摩耗材であ夛
、６＃−ｉ同耐摩耗材すの溶接ビードであル、７Ｖｉ、
鋼管ａに耐摩耗材すを溶接肉感シした円筒である０第５
図は、本発明の方法によって製作したピストンリング８
の断面側面図、第６図は、平面図である。
第５図及び第６図にお、いて、鋼管ａがピストンリング
８の本体部で、耐摩耗材すが鋼管ａ外周の摺動部である
。
８の本体部で、耐摩耗材すが鋼管ａ外周の摺動部である
。
鋼管ａは前記のように強度及び延性が優れた鋼であり、
耐摩耗材すは第１表に示すような耐。
耐摩耗材すは第１表に示すような耐。
摩耗性が優れた材料である０
第 １ 表
先ず第４図に示すように鋼管ａを回転しながら、鋼管ａ
の外周に耐摩耗材すを肉盛シし二層の円筒７を製作する
。次いで円筒７の外表面の溶接ビード６の凹凸を機械加
キによらて切除し、平滑とする。外表面を機械加工した
二層の円筒７を輪切りした後、得られた個々の円環にピ
ストンリングとしての機械加工を施し、二層ピストンリ
ングを製作する。
の外周に耐摩耗材すを肉盛シし二層の円筒７を製作する
。次いで円筒７の外表面の溶接ビード６の凹凸を機械加
キによらて切除し、平滑とする。外表面を機械加工した
二層の円筒７を輪切りした後、得られた個々の円環にピ
ストンリングとしての機械加工を施し、二層ピストンリ
ングを製作する。
（本発明の効果）
ｌ）鋼管１表面に耐摩耗材すを溶接肉盛シして制作する
方法のため、製作は比較的容易である。このため信頼性
の高い、安価な二層ピストンリング８が得られる。
方法のため、製作は比較的容易である。このため信頼性
の高い、安価な二層ピストンリング８が得られる。
＋１） ピストンリング本体（内層）を鋼管ａによって
製作しているので耐折損性が向上する。
製作しているので耐折損性が向上する。
１１１）ピストンリング外周摺動面は、耐摩耗材すが肉
盛郵されているので、耐摩耗性が優れる。
盛郵されているので、耐摩耗性が優れる。
以上のように本発明の方法によって耐折損性と耐摩耗性
が同時に優れた二層ピストンリング８が比較的容易に得
られる。
が同時に優れた二層ピストンリング８が比較的容易に得
られる。
第１図は従来の往復動内燃機関のピストンとその周辺部
を示す図、第２図は、パーライト系片状黒鉛鋳鉄ピスト
ンリング及び球状黒鉛鋳鉄ピストンリングの折損発生頻
度を示すグラフ、第３図は同ピストンリングの異常摩耗
発生頻度を示すグラフ、第４図〜第６図は本発明を説明
する図で、第４図は鋼管ないし鋳鋼管に耐摩耗材料を肉
感シした二層円筒管を示し、第５図は第４図のものを円
環に切断した時の断面側面図で、第６図は同円環の平面
図である。 復代理人 内 １） 明 復代理人 萩 原 亮 − 第１図 第４図 第５図 第６図
を示す図、第２図は、パーライト系片状黒鉛鋳鉄ピスト
ンリング及び球状黒鉛鋳鉄ピストンリングの折損発生頻
度を示すグラフ、第３図は同ピストンリングの異常摩耗
発生頻度を示すグラフ、第４図〜第６図は本発明を説明
する図で、第４図は鋼管ないし鋳鋼管に耐摩耗材料を肉
感シした二層円筒管を示し、第５図は第４図のものを円
環に切断した時の断面側面図で、第６図は同円環の平面
図である。 復代理人 内 １） 明 復代理人 萩 原 亮 − 第１図 第４図 第５図 第６図
Claims (1)
- 鋼管ないし鋳鋼管の外周面に耐摩耗材料を肉盛シして二
層円筒管を製作した後、所望の幅の円環に切断し、機械
加工して仕上けることを特徴とする二層ピストンリング
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1350984A JPS60161037A (ja) | 1984-01-30 | 1984-01-30 | ピストンリングの製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1350984A JPS60161037A (ja) | 1984-01-30 | 1984-01-30 | ピストンリングの製作方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60161037A true JPS60161037A (ja) | 1985-08-22 |
Family
ID=11835108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1350984A Pending JPS60161037A (ja) | 1984-01-30 | 1984-01-30 | ピストンリングの製作方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60161037A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0289873A (ja) * | 1988-09-21 | 1990-03-29 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ピストンリングとその製造方法 |
| JPH03189477A (ja) * | 1989-09-20 | 1991-08-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 耐摩耗性ピストンリングの製造方法 |
| JPH04211764A (ja) * | 1990-01-09 | 1992-08-03 | Ae Piston Prod Ltd | ピストンリングの製造方法 |
-
1984
- 1984-01-30 JP JP1350984A patent/JPS60161037A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0289873A (ja) * | 1988-09-21 | 1990-03-29 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ピストンリングとその製造方法 |
| JPH03189477A (ja) * | 1989-09-20 | 1991-08-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 耐摩耗性ピストンリングの製造方法 |
| JPH04211764A (ja) * | 1990-01-09 | 1992-08-03 | Ae Piston Prod Ltd | ピストンリングの製造方法 |
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