JPS6015981Y2 - 圧縮機の吐出弁取り付け構造 - Google Patents
圧縮機の吐出弁取り付け構造Info
- Publication number
- JPS6015981Y2 JPS6015981Y2 JP6648879U JP6648879U JPS6015981Y2 JP S6015981 Y2 JPS6015981 Y2 JP S6015981Y2 JP 6648879 U JP6648879 U JP 6648879U JP 6648879 U JP6648879 U JP 6648879U JP S6015981 Y2 JPS6015981 Y2 JP S6015981Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- discharge
- discharge valve
- guide groove
- valve plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は圧縮機の吐出弁取り付は構造に関するものであ
る。
る。
従来、圧縮機の吐出構造としては、吐出弁及び弁押えを
弁板上に置き、ボルト又はリベットで取り付けていた。
弁板上に置き、ボルト又はリベットで取り付けていた。
これらの方法において、吐出弁及び弁押えは取り付けら
れるが、圧縮機の或積係数、特に体積効率を更に向上さ
せるためには、弁板におけるトップクリアランスを減少
させること、つまり、吐出孔部の弁板の厚みを減少させ
なけれはならす、前記のボルトによる固定方法において
は吐出孔部の弁板の板厚を薄くすることにより、弁板の
ねじ山数が減少腰ボルトで十分に締め付けることができ
なかった。
れるが、圧縮機の或積係数、特に体積効率を更に向上さ
せるためには、弁板におけるトップクリアランスを減少
させること、つまり、吐出孔部の弁板の厚みを減少させ
なけれはならす、前記のボルトによる固定方法において
は吐出孔部の弁板の板厚を薄くすることにより、弁板の
ねじ山数が減少腰ボルトで十分に締め付けることができ
なかった。
また、ボルトに代えてリベットによる固定方法も考えら
れるが、このときは、かしめることによって弁板の歪や
傷の危険性が生じたり、ボルトと比較しても固定力に劣
るという欠点があった。
れるが、このときは、かしめることによって弁板の歪や
傷の危険性が生じたり、ボルトと比較しても固定力に劣
るという欠点があった。
本考案は、圧縮機の戒積係数特に体積効率を更に向上さ
せるために、吐出孔部の弁板の厚みを小さくしても、吐
出弁ならびに弁押えを確実に固定できるようにしたもの
である。
せるために、吐出孔部の弁板の厚みを小さくしても、吐
出弁ならびに弁押えを確実に固定できるようにしたもの
である。
即ち、弁板に吐出弁と弁押えとを案内する案内溝を形成
し、前記案内溝には、弁押えの両側面、上面を案内する
部分を有し、前記吐出弁及び弁押えを挿入した状態で前
記弁板に固定する様にしたものである。
し、前記案内溝には、弁押えの両側面、上面を案内する
部分を有し、前記吐出弁及び弁押えを挿入した状態で前
記弁板に固定する様にしたものである。
以下に本考案をその一実施例を示す添付図面を参考に説
明する。
明する。
図において、1は内部に電動機部2と圧縮機部3とを収
納している密閉容器である。
納している密閉容器である。
前記圧縮機部3は、シリンダ3aと吐出弁を取付けた弁
板3bと、シリンダ3aの内面を回転摺動するピストン
3cと回転軸であるシャフト3d1前記ピストン3cと
シャフト3dを下側から支える下軸受け3eよりなる。
板3bと、シリンダ3aの内面を回転摺動するピストン
3cと回転軸であるシャフト3d1前記ピストン3cと
シャフト3dを下側から支える下軸受け3eよりなる。
なお弁板3bはシャフト3dを受ける上軸受の役割も果
している。
している。
4は弁板3bに形成された案内溝であり、この案内溝4
に、吐出弁5及び弁押え6を挿入した状態で、弁板3b
に設けられている縦孔7に固定子8を入れて固定してい
るものである。
に、吐出弁5及び弁押え6を挿入した状態で、弁板3b
に設けられている縦孔7に固定子8を入れて固定してい
るものである。
ここで固定子8としては、例えばねじあるいはリベット
などがよい。
などがよい。
9は弁板3bに形成された吐出孔である。すなわち、案
内溝4は、吐出弁5と弁押え6との重合体を吐出孔9方
向に弁板3bの周縁から案内するよう形成されている。
内溝4は、吐出弁5と弁押え6との重合体を吐出孔9方
向に弁板3bの周縁から案内するよう形成されている。
すなわち、案内溝4は、その案内方向が吐出孔9の軸方
向と直角になる方向としてああり、前記重合体のうち吐
出弁5を案内する底面4aと、吐出弁5及び弁押え6の
両側面を案内する側面4bと、さらに、弁押え6の左右
両側縁の上面を案内する一対の突出部分4Cとからなる
。
向と直角になる方向としてああり、前記重合体のうち吐
出弁5を案内する底面4aと、吐出弁5及び弁押え6の
両側面を案内する側面4bと、さらに、弁押え6の左右
両側縁の上面を案内する一対の突出部分4Cとからなる
。
なお前記相対向する一対の突出部分4c、4c間の間隔
は、守神え6の傾斜部6aは通過するが、水平部6bは
通過しない間隔としている。
は、守神え6の傾斜部6aは通過するが、水平部6bは
通過しない間隔としている。
すなわち、守神え6の水平部6bの巾は案内溝4の両側
面4b、4b間の間隔とほぼ等しくしてあり、傾斜部6
aの巾は両突出部分4c。
面4b、4b間の間隔とほぼ等しくしてあり、傾斜部6
aの巾は両突出部分4c。
4c間の間隙寸法より小さくしである。
従って、吐出弁5と守神え6との重合体は案内溝4に沿
って容易に挿入でき、しかも両突出部4c、4cにより
上下方向の移動が規制されることになる。
って容易に挿入でき、しかも両突出部4c、4cにより
上下方向の移動が規制されることになる。
したがって、固定子8は吐出弁5及び守神え6が、案内
溝4に沿って移動するのを阻止するだけの強度があれば
よく、従って、弁板3bのうち、吐出弁5及び守神え6
を取付ける案内溝4が形威された部分の厚さが小さくな
っているにもかかわらず、十分な強度で、吐出弁5及び
守神え6を弁板3bに固定することができる。
溝4に沿って移動するのを阻止するだけの強度があれば
よく、従って、弁板3bのうち、吐出弁5及び守神え6
を取付ける案内溝4が形威された部分の厚さが小さくな
っているにもかかわらず、十分な強度で、吐出弁5及び
守神え6を弁板3bに固定することができる。
なお、この場合において、吐出弁5及び守神え6が吐出
孔9に対し容易に正確な位置に固定できることはもちろ
んである。
孔9に対し容易に正確な位置に固定できることはもちろ
んである。
本考案は、圧縮機の弁板に吐出孔を形成するとともに、
この吐出孔を開閉する吐出弁と守神えとを案内する案内
溝を前記弁板に形威し、前記案内溝の両側面上部には前
記守神さえの両側上面を案内する突出部分を形成腰さら
に前記吐出弁及び守神さえを前記案内溝に挿入した状態
で前記弁板に固定する固定子を設けたものであるから、
吐出弁及び守神さえは、上下、左右、前後各方向共に完
全に固定できる。
この吐出孔を開閉する吐出弁と守神えとを案内する案内
溝を前記弁板に形威し、前記案内溝の両側面上部には前
記守神さえの両側上面を案内する突出部分を形成腰さら
に前記吐出弁及び守神さえを前記案内溝に挿入した状態
で前記弁板に固定する固定子を設けたものであるから、
吐出弁及び守神さえは、上下、左右、前後各方向共に完
全に固定できる。
また、従来のように吐出弁及び守神えをボルトあるいは
リベットのみで、上下、左右、前後各方向に動かないよ
う弁板へ固定する必要がないので、固定子の先端が弁板
から突出することもなく、取付けも簡単で正確にできる
とともに弁板の吐出孔の板厚も薄くでき、体積効率の向
上が可能となるきわめて実用的効果の大なるものである
。
リベットのみで、上下、左右、前後各方向に動かないよ
う弁板へ固定する必要がないので、固定子の先端が弁板
から突出することもなく、取付けも簡単で正確にできる
とともに弁板の吐出孔の板厚も薄くでき、体積効率の向
上が可能となるきわめて実用的効果の大なるものである
。
第1図は本考案の一実施例における圧縮機の一部断面図
、第2図は同圧縮機に用いた弁板の上面図、第3図は第
2図の■−■線での断面図、第4図は第2図のIV−I
V線での断面図である。 3b・・・・・・弁板、4・・・・・・案内溝、4c・
・・・・・突出部分、5・・・・・・吐出弁、6・・・
・・・守神え、8・・・・・・固定子、9・・・・・・
吐出孔。
、第2図は同圧縮機に用いた弁板の上面図、第3図は第
2図の■−■線での断面図、第4図は第2図のIV−I
V線での断面図である。 3b・・・・・・弁板、4・・・・・・案内溝、4c・
・・・・・突出部分、5・・・・・・吐出弁、6・・・
・・・守神え、8・・・・・・固定子、9・・・・・・
吐出孔。
Claims (1)
- 圧縮機の弁板に吐出孔を形成するとともに、この吐出孔
を開閉する吐出弁と弁押えとを案内する案内溝を前記弁
板に形成腰前記案内溝の側面上部には前記弁押えの両側
上面を案内する突出部分を形成し、さらに前記吐出弁及
び弁押えを前記案内溝に挿入した状態で前記弁板に固定
する固定子を設けた圧縮機の吐出弁取り付は構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6648879U JPS6015981Y2 (ja) | 1979-05-17 | 1979-05-17 | 圧縮機の吐出弁取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6648879U JPS6015981Y2 (ja) | 1979-05-17 | 1979-05-17 | 圧縮機の吐出弁取り付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55166955U JPS55166955U (ja) | 1980-12-01 |
JPS6015981Y2 true JPS6015981Y2 (ja) | 1985-05-18 |
Family
ID=29300442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6648879U Expired JPS6015981Y2 (ja) | 1979-05-17 | 1979-05-17 | 圧縮機の吐出弁取り付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015981Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-17 JP JP6648879U patent/JPS6015981Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55166955U (ja) | 1980-12-01 |
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