JPS6015849Y2 - スカツシユラケツトコ−ト用壁面パネル - Google Patents
スカツシユラケツトコ−ト用壁面パネルInfo
- Publication number
- JPS6015849Y2 JPS6015849Y2 JP10065078U JP10065078U JPS6015849Y2 JP S6015849 Y2 JPS6015849 Y2 JP S6015849Y2 JP 10065078 U JP10065078 U JP 10065078U JP 10065078 U JP10065078 U JP 10065078U JP S6015849 Y2 JPS6015849 Y2 JP S6015849Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- plate
- face plate
- wall panel
- court
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はスカッシュラケットコート用壁面パネルの考案
に係り、スカッシュラケットやラケットボールのような
屋内球技のコートの壁面を工数及び工費的に有利なパネ
ル部材によって形成し得るようにしたものである。
に係り、スカッシュラケットやラケットボールのような
屋内球技のコートの壁面を工数及び工費的に有利なパネ
ル部材によって形成し得るようにしたものである。
近時における球技の1つとしてスカッシュラケットが知
られ、次第に普及されつつある。
られ、次第に普及されつつある。
ところがこのスカッシュラケット又はその練習用コート
としてはボールを側壁面に向けて打球し該ボールが各側
壁間において反転摺動を繰返すものであることからして
斯かるコート側壁にあっては打球のエネルギーロスをで
きるだけないようにすることが必要であり、又打球衝突
時における衝撃音に関しても小さくする(発生音が低く
、しかも短かくて残響が少ない)ことが要求されるので
従来は斯様なコート壁面はコンフート壁によって形成さ
れている。
としてはボールを側壁面に向けて打球し該ボールが各側
壁間において反転摺動を繰返すものであることからして
斯かるコート側壁にあっては打球のエネルギーロスをで
きるだけないようにすることが必要であり、又打球衝突
時における衝撃音に関しても小さくする(発生音が低く
、しかも短かくて残響が少ない)ことが要求されるので
従来は斯様なコート壁面はコンフート壁によって形成さ
れている。
然しこのコンクリート壁は成語上記したようなスカッシ
ュラケットコート側壁としての諸要請に合致したもので
あるとしても、その施工の本質は屋外工事であってその
設定には基礎工事からして大掛りなものとすべく、又そ
の重量が大であって工期、工費が共に嵩むこととならざ
るを得ない不利があり、例えばプレハブ方式の如きによ
って形成された建屋に採用し難い。
ュラケットコート側壁としての諸要請に合致したもので
あるとしても、その施工の本質は屋外工事であってその
設定には基礎工事からして大掛りなものとすべく、又そ
の重量が大であって工期、工費が共に嵩むこととならざ
るを得ない不利があり、例えばプレハブ方式の如きによ
って形成された建屋に採用し難い。
本考案は前記したような従来のものの不利を解消するよ
うに工夫したものであって、その実施態様は第1,2図
に示す通りであり、即ち第1図に示すものは厚さが3m
m以上、好ましくは511rIt以上のようなアルミニ
ウム合金板又は鋼板若しくは硬質プラスチック板を以て
打球面板1となし、このような打球面板1に対して金属
系形材による梁材2を適当な間隔を採って配設せしめ、
又この梁材2に対し石綿セメント板のような表面板3を
取付け、斯かる打球面板1と表面板3との間の空間に対
してウレタン発泡樹脂材その他の多孔質吸音材4を充填
して成るものであって、多孔質吸音材4は上記したよう
な空間内において発泡処理して充填させてもよいが、又
場合によっては別に発泡成形されたものを所定寸法に切
出して挿入させてもよい。
うに工夫したものであって、その実施態様は第1,2図
に示す通りであり、即ち第1図に示すものは厚さが3m
m以上、好ましくは511rIt以上のようなアルミニ
ウム合金板又は鋼板若しくは硬質プラスチック板を以て
打球面板1となし、このような打球面板1に対して金属
系形材による梁材2を適当な間隔を採って配設せしめ、
又この梁材2に対し石綿セメント板のような表面板3を
取付け、斯かる打球面板1と表面板3との間の空間に対
してウレタン発泡樹脂材その他の多孔質吸音材4を充填
して成るものであって、多孔質吸音材4は上記したよう
な空間内において発泡処理して充填させてもよいが、又
場合によっては別に発泡成形されたものを所定寸法に切
出して挿入させてもよい。
上記したような第1図のものは第3図に示すような単棟
式のコートを得る場合において、その各側壁を形成する
に適したものであるが、又本考案によるものは連棟式に
形成される場合における各コート間の仕切壁として利用
される場合には第2図に示すように実施することができ
る。
式のコートを得る場合において、その各側壁を形成する
に適したものであるが、又本考案によるものは連棟式に
形成される場合における各コート間の仕切壁として利用
される場合には第2図に示すように実施することができ
る。
即ち上記したような第1図の構成のものにおける表面板
3として打球面板1と同じものを採用するものであって
、このようにすることにより壁面パネルの両面が打球面
として利用される。
3として打球面板1と同じものを採用するものであって
、このようにすることにより壁面パネルの両面が打球面
として利用される。
形材による梁材2としてはC形の押出成形又は圧延成形
による形材でもよいが、より好ましい形材としては図示
されるような2形断面の形材であり、斯様な梁材2は溶
接又はリベット或いはスタッドボルト若しくはタッピン
グネジのような止着部5又は止着材6によって打球面板
1および表面板3に固着されるが、このような固着工作
に当って上記したZ形であるとその定着部前面に自由な
空間が形成されることからして該工作を容易に実施する
ことができる。
による形材でもよいが、より好ましい形材としては図示
されるような2形断面の形材であり、斯様な梁材2は溶
接又はリベット或いはスタッドボルト若しくはタッピン
グネジのような止着部5又は止着材6によって打球面板
1および表面板3に固着されるが、このような固着工作
に当って上記したZ形であるとその定着部前面に自由な
空間が形成されることからして該工作を容易に実施する
ことができる。
なおコート10に対しては観覧席7、シャワー室8、洗
面所9その他が附設されることは第3図に示す通りであ
る。
面所9その他が附設されることは第3図に示す通りであ
る。
上記したような本考案によるときは3rrrm以上の打
球面板1を用いるものであることからしてアルミニウム
板や合成樹脂板であってもスカッシュラケット用ボール
の比較的硬度の高いボールによる打球衝撃に充分に耐え
しかもそのエネルギーロスを充分に縮減して好ましく反
転作用を確保することができ、又このようなスカッシュ
ラケットボールの衝撃音も該打球面板1に対して裏打ち
された多孔質吸音材4による吸音作用と相俟って的確に
小さく、シかも残響の少ないものとすることができるも
のであり、加うるにその表面板3および梁材2と相俟っ
て容積的に過半を占める前記吸音材4に拘わらず、強度
的その他の特性において好ましいパネル材として製作さ
れて前記した従来のコンクリート側壁のような大掛りな
工事を必要としないで短期間内に低いコストな方式によ
りこの種コートを構築することができる等の作用効果を
有するものであるから実用上その効果の大きい考案であ
る。
球面板1を用いるものであることからしてアルミニウム
板や合成樹脂板であってもスカッシュラケット用ボール
の比較的硬度の高いボールによる打球衝撃に充分に耐え
しかもそのエネルギーロスを充分に縮減して好ましく反
転作用を確保することができ、又このようなスカッシュ
ラケットボールの衝撃音も該打球面板1に対して裏打ち
された多孔質吸音材4による吸音作用と相俟って的確に
小さく、シかも残響の少ないものとすることができるも
のであり、加うるにその表面板3および梁材2と相俟っ
て容積的に過半を占める前記吸音材4に拘わらず、強度
的その他の特性において好ましいパネル材として製作さ
れて前記した従来のコンクリート側壁のような大掛りな
工事を必要としないで短期間内に低いコストな方式によ
りこの種コートを構築することができる等の作用効果を
有するものであるから実用上その効果の大きい考案であ
る。
図面は本考案の実施態様を示すものであって、第1図は
本考案の1つの実施形態を示した断面図、第2図はその
別の実施形態を示した同様な断面図、第3図は本考案に
よるパネルを用いて形成されたスカッシュラケットコー
トの一例を示した平面図である。 然してこれらの図面において、1は打球面板、2は梁材
、3は表面板、4は充填された多孔質吸音材を示すもの
である。
本考案の1つの実施形態を示した断面図、第2図はその
別の実施形態を示した同様な断面図、第3図は本考案に
よるパネルを用いて形成されたスカッシュラケットコー
トの一例を示した平面図である。 然してこれらの図面において、1は打球面板、2は梁材
、3は表面板、4は充填された多孔質吸音材を示すもの
である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 アルミニウム系又は鋼若しくは硬質プラスチック系
から戊り厚さ3謳以上の打球面板に金属系形材より成る
梁材を配設しその反対側に表面板を取付け、前記梁材間
における打球面板と表面板とめ間の空間に発泡組織材の
ような多孔質吸音材を充填して戒るスカッシュラケット
コート用壁面パネル。 2 金属系材より成る梁材としてZ形材を用いる実用新
案登録請求の範囲第1項に記載のスカッシュラケットコ
ート用壁面パネル。 3 表面板として打球面板と同様のものを用い中仕切壁
面に利用するに適せしめられた実用新案登録請求の範囲
第1項に記載のスカッシュラケットコート用壁面板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10065078U JPS6015849Y2 (ja) | 1978-07-24 | 1978-07-24 | スカツシユラケツトコ−ト用壁面パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10065078U JPS6015849Y2 (ja) | 1978-07-24 | 1978-07-24 | スカツシユラケツトコ−ト用壁面パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5519612U JPS5519612U (ja) | 1980-02-07 |
JPS6015849Y2 true JPS6015849Y2 (ja) | 1985-05-18 |
Family
ID=29038560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10065078U Expired JPS6015849Y2 (ja) | 1978-07-24 | 1978-07-24 | スカツシユラケツトコ−ト用壁面パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015849Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-07-24 JP JP10065078U patent/JPS6015849Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5519612U (ja) | 1980-02-07 |
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