JPS60158167A - β−ラクタム化合物の製造法 - Google Patents

β−ラクタム化合物の製造法

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JPS60158167A
JPS60158167A JP59013923A JP1392384A JPS60158167A JP S60158167 A JPS60158167 A JP S60158167A JP 59013923 A JP59013923 A JP 59013923A JP 1392384 A JP1392384 A JP 1392384A JP S60158167 A JPS60158167 A JP S60158167A
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oxo
azabicyclo
acyloxy
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acetoxy
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JP59013923A
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Chikara Kaneko
金子 主税
Toshihiko Naito
俊彦 内藤
Akiyoshi Saito
明美 斉藤
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はβ−ラクタム化合物の新規な製造法に関する。
さらに詳しくは、 5−X−8−オキソ−2−アザビシクロ(2,2,0)
ヘキサン類または5−x2−8−オキソ−2−アザビシ
クロ(2,2,0)ヘキサ−5−エン類(X”はアシル
オキシまたはオキソを x2はアシルオキシを意味する
。)を、5位に二重結合を有する場合にはこれを還元し
飽和せしめた後、塩基性加溶媒反応条件下で還元剤と処
理することにより4−(2−ヒドロキシエチル)アゼチ
ジン−2−オン類を製造する方法に関する。
5−X”−8−オキソ−2−アザビシクロ(2,2,0
)ヘキサン類または5−X2−8−オキソ−2−アザビ
シクロ(2,2,0,)ヘキサ−5−エン類としては、
例えは一般式〔式中、R1およびR2は同一であるかも
しくは異なって、水素原子または低級アルキル基を示し
 R3は水素原子、低級アルキル基または低級アルケニ
ル基を示す。Aはアシルオキシ基を、A2およびA3は
水素原子を示すか、またはA1はアシルオキシ基を示し
、A2およびA3 で結合を形成するか、またはA1お
よびA2はいっしょになってオキソ基を A3は水素原
子を示す。〕 であられされる化合物を用いることができ、該化合物を
原料として本発明方法を実施すれば一般式[11] 〔式中、R1、R2およびR3は前記に同じである。〕 であられされる4−(2−ヒドロキシエチル)アゼチジ
ン−2−オン類を製造することができる。
ここで、低級アルキル基としては、例えば、メチル、エ
チル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル等の炭
素数1〜4のアルキル基をあげることができる。低級ア
ルケニル基としては、例えばプロペン−8−イル、2−
テ メチルプ口ペン−3−イル、1−ブチン−8チ ーイル、2−ブギンー4−イルなどの炭素数1〜4のア
ルケニル基をあげることができる。
またアシルオキシ基としては、例えば低級アルカノイル
オキシ基、アロイルオキシ基をあげろことができる。さ
らに、低級アルカノイルオキシ基のアルキル部分として
は上述の低級アルキル基と同様の例を、アロイルオキシ
基におけるアリール基としては、例えばフェニル基など
をあげることができる。
チェナマイシンを始めとするカルバペネム系抗生物質は
、その構造上の特異性と強い抗菌作用から、多くの研究
者の合成目標となっできた。本発明方法によって得られ
る4−(2−ヒドロキシエチル)アゼチジン−2−オン
類は、そのようなカルバペネム系化合物およびその類縁
体の製造中間体として重要な化合物である。
4−(2−ヒドロキシエチル)アゼチジン−2−オン類
の製造法としては、例えば1−アセトキシブタジェンと
クロロスルホニルイソシアネートを付加重合させた後、
還元的にクロロスルホニル基を除去してアセトキシビニ
ルアゼチジノンを得、しかる後に水素添加、脱アセチル
化して4−(2−ヒドロキシエチル)アゼチジン−2−
オンを製造する方法が公知である。(D 、 B 、 
R、Johnston et al、、 J。
Am、Chem、 Soc、、 100.818(19
78) ; F。
A、 Bouffard et al、、 J、 Or
g、 Chem、、 451180(1980)) かかる状況下に、本発明者らは、前述の本発明方法によ
り4−(2−ヒドロキシエチル)アゼチジン−2−オン
類が簡便かつ高収率で得られることを見出し本発明を完
成した。
以下に本発明方法をさらに詳細に、前記一般式[13で
示される化合物から、前記一般式l11)で示される化
合物を製造する場合を例にとって説明する。
前記一般式[I]であられされる化合物を、塩基性加溶
媒分解の条件下、還元剤と処理することによって前記一
般式[11]で示される化合物に導かれる、 この反応に用いられる還元剤としては水素化ホウ素ナト
リウム、水素化ホウ素リチウム、水素化ポウ素カルシウ
ム等があげられるが、水素化ホウ素ナトリウムを用いる
のが簡便である。塩基としては炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム、水酸化ナトリウム、等の無機アルカリ、トリエ
チルアミン、N−メチルモルホリン等の有機アミンが用
いられる。
本反応は一般に溶媒中で行オ〕れ、溶媒としては例えば
メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール等の
アルコール溶媒が適当である。反応は、通常、水冷下乃
至室温の範囲で充分進行し、数時間程度で終了する。
一般式fIlで示される原料化合物において、A2およ
びA3で示される基が結合を意味する場合には、上述の
反応に先立ってまずこの化合物、すなわち一般式CIa
) ll 1 〔式中、R”、 R2およびR3は前記と同じである。
−)A はアシルオキシ基を示す。〕であられされる化
合物を接触水素添加による還元反応に付することにより
一般式(Ib)1 〔式中、R1,R2およびRit は前記と同じである
。R31は水素原子または低級アルキル基を示す。〕 であられされる化合物とし、次いで前述の塩基性加溶媒
条件下での還元剤による処理を行う方法を実施すること
もできる。
接触水素添加反応は一般に溶媒中の存在下に行われるが
、この様な触媒としては酸化白金、白金付活性炭、パラ
ジウム付活性炭、ラネーニッケル等があげられるが、パ
ラジウム付活性炭が簡便である。反応に用いられる溶媒
は特に限定されるものではないが、メタツル、エタノー
ル等のアルコール系溶媒が用いられ、反応は常温常圧に
て進行する。
なお、接触水素添加反応では R3で示される基が低級
アルケニル基である場合には、この低級アルケニル基の
二重結合も同時に飽和される。
以上のようにして本発明方法を実施することができるが
、上述の方法において、前記一般式[Ia)であられさ
れる化合物を、接触水素添加することなく直接塩基性条
件下での還元剤による処理に付する場合には、まず加溶
媒分解反応を行い、次いで還元剤による処理を実施して
もよい。この場合には、加溶媒分解反応での生成物であ
る一般式(Ic11 〔式中、R1,R2およびR3は前記と同じである。〕 であられされる化合物を単離し、この化合物を還元剤で
処理してもよい。
加溶媒分解反応に使用される塩基、還元剤による処理に
用いられる還元剤、およびこれらの反応における反応溶
媒、反応条件は、再反応を同時に実施する場合と同様で
ある。
このようにして得られる本発明目的化合物は、公知の方
法(例えば前述のJohnstonらの方法あるいはB
ouffardらの方法)またはそれに準じた方法に従
ってカルバペネム系抗生物質またはその類縁体へ導くこ
とができる。
本発明方法の原料化合物である5−X”−8−オキソ−
2−アザビシクロL2,2,0.)ヘキサン類および5
−X2−8−オキソ−2−アザビシクロ[2,2,0)
へキサ−5−エン類は、公知であるかまたは公知の方法
に準じて容易に製造することができる。(Chikar
aKaneko et al、、 Chem、 Cor
ran、 、 1980 、1177)以下に実施例を
示し、本発明方法をさらに具体的に説明する。
〔参考例1〕 5−アセトキシ−8−オキソ−2−アザビシクロ[2,
2,0)ヘキサ−5−エン4−アセトキシ−2−ピリド
ン(158,5〜)をアセトニトリル(87,5−g)
とエーテル(1B2.5.0 の混合溶媒に溶解し、ア
ルゴン気流下、450W高圧水銀燈パイレツクス容器中
1時間光照射した。溶媒を留去し掲題化合物(147,
5岬、収率98.1%)を得た。
融点 103−105℃(ジクロロメタン−エーテル)
無色プリズム晶。
N M R(CDC13)δ(P、P、m、) : 2
.15(8,3H)、4.31(g、2H)、5.69
(8,IH)。
6.47(bl、IH) 〔参考例2〕 5−アセトキシ−1,2−ジメチル−3−オキソ−2−
アザビシクロ(2,2,0)ヘキサ−5−エン 4−アセトキシ−1,6−ジメテルー2−ピリドン(3
13,8’F)をエーテル(340rnl)に溶解し、
アルゴン気流下、450W高圧水銀燈パイレツクス容器
中15時間照射した。
溶媒を留去し残渣をジクロロメタン−メタノール(99
/1 )を溶出液とするシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにより精製して掲題化合物(256,4岬、収率
81.7チ)を得た。
融点 65.5−66.5℃(ヘキサン−エーテル)無
色プリズム晶。
NMR(CDCl2)δ(P、P、m、) : 1.6
0(1,3H)。
2.13(s、3H)#2.70(8,3H)、4.0
0(1)8.IH)、5.74(d、J=1.0Hz、
IH)〔参考例3〕 5−アセトキシ−3−オキソ−6−(2’−プロペニル
シン−2−アザビシクロ[2,2゜0]ヘキサ−5−エ
ン 4−アセトキシー3− (2’−プロペニル)−2−ピ
リドン(200,519)をアセトニトリル(37,5
m/)とエーテル(132,5m/)の混合溶媒に溶解
し、アルゴン気流下、450W高圧水銀燈パイレツクス
容器中1.5時間照射した。溶媒を留去し掲題化合物(
176”f) を得た。
融点 92.5〜93.5℃ 〔実施例1〕 (1)5−アセトキシ−3−オキソ−2−アザビシクロ
(2,2,0)ヘキサン 参考例1で得られた5−アセトキシ−3−オキソ−2−
7ザビシクロ(2,2,0)ヘキサ−5−エン(49,
6aF)をメタノール(3−)に溶解し、10チパラジ
ウム付活性炭(8〜)を添加後、水素雰囲気下、攪拌し
ながら常温常圧にて1時間反応した。
反応液を沖過後溶媒を留去し、残渣をジクロロメタン−
メタノール(98/2)l!出液とするシリカゲルクロ
マトグラフィーにより精製して掲題化合物(50,3”
W)を得た。
融点 61−3℃(ヘキサン−エーテル)、無色プリズ
ム晶。
NMR(cDcl 、 )δ(P、P、m、) : 2
.03(S。
3H)、2.16(ddd、J−4,8,1,0゜13
.5Hz 、 IH) 、 2.79 (ddd 、J
−8,8。
4.5,13.5Hz、IH)、3.78(ddd。
J−2,5,4,5,1,OH!、IH)、4.01(
dl、J”−”795,2.5H2,IH)、5.13
(ddd、J−7,5,8,8,4,8H1,IH)。
8.81(bl、IH) 元素分析 計算値(C,H,NO3) CHN(チ) 54.19 5,85 9.03 実測値 54.31 5.83 8.96 〔実施例2〕 5−アセトキシ−1,2−ジメチル−3−オキソ−2−
アザビシクロ[2,2,0)ヘキサン 参考例2で得られた5−アセトキシ−1゜2−ジメチル
−3−オキソ−2−アザビシクロ(2,2,0)ヘキサ
−5−エン(177,211P)をメタノール(10,
5d)に溶解し、10%パラジウム付活性炭(28”W
)を添加後、実施例1と同様に処理し掲題化合物(15
5,8■、収率87.0チ)を得た。融点70.5−7
1.5℃(ヘキサン−エーテル)、無色プリズム晶。
NMR(CDCl2)δ(P、P、m、) : 1.4
7(1,38)。
2.00(S、3H)、2.10(dd、J−5,2゜
13.5H2,IH)、2.43(dd、J−8,0゜
13.5H2、IH) 、2.73(1,3H) 、3
.68(d、J−8,OH2#IH)、5.15(td
tJ”−’8.0,5.2Hz、IH) 〔実施例3〕 4−(2−ヒドロキシエチル)アゼチジン−2−オン 実施例1で得られた5−アセトキシ−3−オキソ−2−
アザビシクロ(2,2,0)ヘキサン(28,6■)を
メタノール(5−)に溶解し、水素化ホウ素ナトリウム
(69,8”り炭酸カリウム(50W9)を加えて室温
にて1時間攪拌した。反応液にアセトン(0,5m1)
 を加え、次に10%酢酸メタノールを加えて中和した
後、濃縮し掲題化合物を得た。このものを無水酢酸(2
d)、ピリジン(1−)に溶解し、室温にて46時間攪
拌した。反応液を減圧濃縮し、水を加え、ジクロロメチ
レンにて抽出し、4−(’2−アセトキシエチル)アゼ
チジン−2−オン(21,7”9、収率74.9%)と
して単離した。
融点 44−47℃(エーテル) NMR(CDC13)δ(P−P−m−): 1.98
(m。
2H)、2.o:(s、3)I)、2.6j(ddd、
J−13,2,3,1,0Hz、IH)、3.13(d
dd。
J−13,4,5,1,9Hz、IH)、3.71(m
IH)、4.18(m、2H)、6.5a(bs、IH
)IR(CHC13)am ” : 1767 .17
42本品は融点、スペクトルデータが文献記載のそれと
完全に一致した。
〔実施例4〕 1.4−ジメチル−4−(2−ヒドロキシエチル)アゼ
チジン−2−オン 実施例2で得られた5−アセトキシ−1゜2−ジメチル
−3−オキソ−2−アザビシクロ(2,2,0)ヘキサ
ン(49,8”P)をメタノール(7mj)に溶解し、
水素化ホウ素ナトリウム(102,9■)、炭酸カリウ
ム(70■)を加えて室温にて1時間攪拌した。反応液
を実施例3と同様に処理し掲題化合物を得た。
このものを無水酢酸(2−)、ピリジン(1−)に溶解
し、24時間攪拌した後、実施例3と同様に処理し、1
,4−ジメチル−4−(2−アセトキシエテル)アゼチ
ジン−2−オン(48”9、収率95.3チ)として単
離した。油状物 NMR(CDCl2)δ(P、P、m、) : 1.3
7(8,3H)。
1.96(t、Jm6.5Hz、2H)、2.00(S
3H) 、2.60(d、J−14,5H2,3H) 
2.68(8,3H) 、2.90(d、J−14,5
HX 。
IH)、4.09(t、J−(1,5Hz、2H)高分
解能質量分析における分子イオン(m/り計算値 185、1050 実測値 185.1049 〔実施例5〕 5−アセトキシ−3−オキソ−6−ブロビルー2−アザ
ビシクロ(2,2,0)へキサン 参考例3で得られた5−アセトキシ−3−オキソ−6−
(2’−プロペニル)−2−アザビシクロ(2,2,0
)ヘキサ−5−エン(134,6キ)をメタノール(8
−)に溶解し、10チパラジウム付活性炭(20”P)
を添加後、実施例1と同様に処理した。生成物をジクロ
ロメタン−メタノール(98/2)F溶出液とするシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーにより精製して掲題化
合物(120,8119、収率87.7 % )を得た
。油状物 NMR(CDCl2)δ(P、P、m、) : 0.7
5〜1.1(m、3H) 、1.1〜2.0(m、4B
) 、2.02(ddd、J−14,5,4,0,1、
QHz 、IH) 。
2.03(g 、3H) 、2.70(ddd、J−1
4,5。
8.5,4.2H1,IH)、3.64(d、J−4,
2H2,IH)、4.95(dd、J−8,5,4,O
H2゜IH)、6.82(bs、IH) 〔実施例6〕 4−(2−ヒドロキシエチル)−3−プロピル−アゼチ
アン−2−オン 実施例5で得られた5−アセトキシ−3−オキソー6−
プロビル−2−アザビシクロ〔2,2,0〕ヘキサン(
23,6”P)をメタノール(4m7)jζ溶解し、水
素化ホウ素ナトリウム(4511P)、炭酸カリウム(
40119)を加えて攪拌した。反応液は実施例3と同
様に処理し掲題化合物を得た。このものを無水酢酸(2
−)、ピリジン(1−)に溶解し、4−(2−ア士トキ
シエチル)−3−プロピルーアゼテヂンー2−オン(2
7,6”P)を得た。
NMR(CDCl2)δ(P、P、m、) : 0.9
5(t、Jm6.7H1,3H)、1.25〜2.10
(m、6H)。
2.07(m 、3H) 、2.07〜2.95(m、
IH)。
3.38(ddd、J−2,5,6,0,6,8H2゜
IH)、3.95〜4.4(m、2H)、6.41(b
s。
IH) 手続補正書(自発) 昭和59年5 月22日 1、事件の表示 昭和59年 特許願第 18928 号2、発明の名称 β−ラクタム化合物の製造法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 5、補正の対象 明細書の1発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容 (1)明細書第18頁第14行と第15行の間に次のと
おり加入する。
[〔参考例4〕 5−アセトキシ−3−オキソ−6−メチル−2−アザビ
シクロ(2,2,0’)ヘキサ−5−エン 4−アセトキシ−5−メチル−2−ピリドン(114,
9〜)を170 Meのアヤトニトリルーエーテル(4
:l)混合溶媒に溶解し、アルゴン気流下、450W高
圧水銀燈パイレックス容器中2時間45分照射した。溶
媒を留去t、残iをジクロロメタン−メタノール(98
/2)を溶出液とするシリカケルクロマトクラフィーに
より精製して掲題化合物(69,6〜)を無色プリズム
晶として得た。
融点 90.5〜91.5℃(エーチルンN M R(
C1)Cda )δ(p、p、m、 ) : 1.78
 (d、J=1.7Hz、8H)、2.15(s 、8
H)、4.10(d、J=2.5Hz、IH)、4.8
8(m、IH)。
6.40(bs、lH) 高分解[1紅分析における分子イオン(m / Z )
計算値 167.0581 実測値 入する。
[〔実施例7〕 5−ア七トキシー3−オキソ−6−メチル−2−アサビ
シクロ(2,2,0)ヘキサン参考例4で得られたら一
アセトキシー8−オキソー6−メチル−2−アサビシク
ロ〔2゜2.0〕ヘキサ−5−エン(58,8〜)をメ
タノール(8−)に溶解し、10%パラジウム付活性炭
(8Ilv、、)を添加後、水素気流下で (l気圧〕室温に蕃4時間攪拌した。反応液を濾過後溶
媒を角去し、掲題化合物(59,0■)を得た。これを
ジクロロメタン−エーテルにて再結晶し無色プリズム晶
(88,0〜)を得た。
融点 120.5〜122℃ NMR(CDCA’5)J(p−p、m、):1.07
(d 、J=7.0Hz 、8H)、2.05(s。
8H)、2.65−8.16(m、IH)、8.82(
ddd、J=4.7,2.7.1.5Hz、IH)。
8.98(td、J−8,8,2,7Hz、IH)。
5.22(ddd、J=8.8,7.5,1.5Hz。
IH)、6.50(bs 、IH) 〔実施例8〕 l−メチル!換カルバペネム系抗生物質の製造中間体と
なる4−(l−メチル−2−ヒドロキシエチル)アゼチ
ジン−2−オンを以下のようにして合成した。
実施例7で得られtこ5−アセトキン−8−オキソ−6
−メチル−2−アザ上シクロC2,2,0〕ヘキサン(
80,0岬)をメタノール(6TRe )に溶解し、水
素化ホウ素ナトリウム(e7jw)、炭酸カリウム(7
0■)を加えて室温にて2.5時間攪拌した。
反応液を実施例8と同様に処理し掲題化合物を得た。こ
のものを無水酢酸(2d)、ピリジン(1m)に溶解し
、24時間放1した後、実施例8と同様に処理し、4−
(l−メチル−2−アセトキシエチル)アゼチジン−2
−オン(80,4q、)として単離した。
無色プリズム晶(エーテル) 融点 68〜70℃ N M R(CDC(Is )δ(p、p、m、) :
0.95(d、J=6.7HzJH)、1.6−2.1
5(m、IH)、2.08(s、3H)、2゜60(d
dd、J=14.5,2.8,1.2Hz。
IH)、8.05(add、J=14.5,5.0 。
2.5Hz、IH)、8.40(ddd、J−8,5゜
5.0,2.8Hz、LH)、8.88(dd、J=1
0.8,5.7Hz、lH)、4.20(dd、J=1
0.8.4.8Hz 、 LH) 、 6.28(bs
 。
l旧」 以 上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 +11 5−Xl−8−オキソ−2−アザビシクロ(2
    ,2,01ヘキサン類または5−X2−8−オキソ−2
    −アザビシクロ(2,2゜0〕ヘキサ−5−エン類< 
    xiはアシルオキシまたはオキソを X2はアシルオキ
    シを意味する。)を、5−6位に二重結合を有す剤と処
    理することを特徴とする4−(2−ヒドロキシエチル)
    アゼチジン−2−オン類の製造法。 (215−X’−8−オキソ−2−アザビシクロ〔2,
    2,0)ヘキサン類または5−X2−8−オキソ−2−
    アザビシクロC2,2゜0〕ヘキサ−5−エン類が一般
    式 〔式中、R1およびR2は同一であるかもしくは異なっ
    て、水素原子または低級アルキル基を示し R3は水素
    原子、低級アルキル基または低級アルケニル基を示す。 Aはアシルオキシ基を、AおよびAは 水素原子を示すか、またはA1はアシルオキシ基を示し
     A2およびA3で結合を形成するか、またはA1およ
    びA2はいっしょになってオキソ基を、Aは水素原子を
    示す。〕 で示される化合物である特許請求の範囲第゛1項記載の
    製造法。
JP59013923A 1984-01-27 1984-01-27 β−ラクタム化合物の製造法 Pending JPS60158167A (ja)

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JP59013923A JPS60158167A (ja) 1984-01-27 1984-01-27 β−ラクタム化合物の製造法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0336143A1 (en) 1988-03-23 1989-10-11 Shionogi Seiyaku Kabushiki Kaisha A new process for carbapenem intermediates

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0336143A1 (en) 1988-03-23 1989-10-11 Shionogi Seiyaku Kabushiki Kaisha A new process for carbapenem intermediates

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