JPS60157850A - 多層発泡体及びその製造方法 - Google Patents

多層発泡体及びその製造方法

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JPS60157850A
JPS60157850A JP59271646A JP27164684A JPS60157850A JP S60157850 A JPS60157850 A JP S60157850A JP 59271646 A JP59271646 A JP 59271646A JP 27164684 A JP27164684 A JP 27164684A JP S60157850 A JPS60157850 A JP S60157850A
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JP
Japan
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foam
layer
multilayer
uncured
density
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Pending
Application number
JP59271646A
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English (en)
Inventor
ブルース・コーサ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rogers Corp
Original Assignee
Rogers Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は多層発泡体およびその製造方法に関する。特
に、この発明は連続適用層間に中間硬化処理をすること
なく2層の発泡体が形成された新規な多層発泡体および
その製造方法に関する0多層発泡体は現在利用されてい
るものだけでなく、多くの潜在的な適用例が考えられる
。このタイプの発泡体は、密度および/まだは組成が相
違する、少なくとも2つの層を有している。通常の発泡
体材料には、ポリウレタン、ゴム、PVCl等を含む層
を有している。多層発泡体を製造する従来の工業的方法
では、最初に部分的または完全硬化された発泡体材料か
らなるシートを形成し、その後そのシート上に未硬化の
液体発泡体材料層を付着させることから構成されている
。それから、それぞれ新しく付着された液体層が、所望
により連続的に適用された新しい液体層と共に硬化され
る。多層発泡体を製造する別の一般的な従来技術は、完
全硬化された少なくとも2つの発泡体層を相互に積層す
ることである。
これらの通常の方法は多くの問題点を有している。たと
えば、既に硬化されている基体発泡体は、もはや未硬化
液体発泡体または硬化発泡体とは化学的に反応すること
はないから、連続する眉間に分子結合まだは化学的結合
がもたらされない。また、別々に連続する層を形成する
最初に述べた従来の製造方法は、非常に時間がかかシ、
シたがって、それぞれの発泡体層間に対する中間硬化工
程のために高価なものとなってしまう。
従来技術における以上のような問題点は、この発明の多
層発泡体およびその製造方法により、克服または軽減さ
れる。この発明によシ提供される多層発泡体およびその
製造方法においては、密度、弾性係数、摩擦係数および
/または組成が相違する、機械的に起泡された多数の未
硬化発泡体層が、連続する層として塗布され、同時に硬
化されるようになっている。得られた多層発泡体は一様
で純粋の層を有し、各層間には強力な化学的結合がもた
らされている。この発明の新規な発泡体およびその製造
方法は消費時間、および適用層間におけるコストのかか
る中間硬化工程を必要としないが・ら、従来の通常の発
泡体およびその製造方法よりはるかに経済的である。
この発明により製造された発泡体材料は、スリップイン
式シューズ中底として、特に有用であり、低弾性係数お
よび高摩擦係数を有する薄肉の軟質発泡体層が靴の最初
の中底に対して非スリツプ面を提供し、高弾性係数およ
び低摩擦係数を有する厚肉発泡体層が、クッション効果
と耐摩耗性を提供している。
この発明の以上説明したような利点は、図面および以下
の詳細な説明から明らかになるであろう。
第1図はこの発明の製造方法を例示する工程図、第2図
はこの発明の一実施例である多層発泡体を示す断面図で
ある。
この発明において、第1図には、コスト高および時間消
費の原因となる中間硬化工程を軽減する、新規な多層発
泡体を製造する方法が、第1図に概略的に示されている
。この製造方法では、米国特許第3.772,224号
明細書に記載されているように、機械的に起泡され、か
つ熱硬化される発泡体を製造する方法を利用している。
この特許明細書には、機械的に起泡された均質なポリウ
レタン発泡体材料の製造方法が開示されている。ウレタ
ン起泡体が任意の強制ミキサーを利用して調製でき、こ
のミキサーは反応剤を混合すると同時に、乾燥空気また
は他の不活性ガスを液体混合物全体に分散させるように
なっている。この発明において、少なくとも2つの未硬
化起泡発泡体供給源および関連タンク、および計量装置
が、異なる密度および/または化学組成を有する起泡体
を提供するために利用されている。明らかなように、起
泡機械の数量は、多層発泡体製品に望まれる層数により
決められる。
最初に、特に望ましい密度と組成を有する第1の起泡さ
れたウレタン発泡体が、工程10に示されるようにフオ
ームAとして製造される。この均質な起泡発泡体層は工
程12に示されるように、基体または担持シート、たと
えばこれに限定されるわけではないが、ポリエステルフ
ィルムまたは飽和紙に張付けられる。未硬化反応ポリウ
レタン発泡体は、典型的には、ナイフオーバー・ロール
コータまたは他の類似装置を利用して、相持体上に塗布
され、それによシ最終の発泡体肉厚が決定される。ここ
で基体または担持体は、最終的には引きはがされる剥離
基体とされるか、あるいは多層発泡体に一体に付着して
残存される。
工程10および12と同時に、■程14において、別の
起泡機械が、フオームAとは密度および/または組成が
相違する第2の起泡フオームBを調製している。この未
硬化の起泡フオームBからなる第2の層が、未硬化の起
泡フオームAからなる第1の層の上に、工程16におい
て塗り広げられる。■程12と同様に、工程16は、層
の肉厚を決定する通常のナイフオーバ・ロールコ−p 
ヲ利用して容易に実施される。
第1図には示されていないが、未硬化の起泡発泡体から
なる追加層が、製品の所望の利用形態に必要な層数にし
たがって、工程16の後で連続して張付けできる。連続
するそれぞれの層は、起泡機械および関連計量装置、お
よび塗布ステーションに関連を有している。
工程18において、未硬化の多層発泡体材料は、通常の
硬化処理を行なわれる。最後に、所望によシ、工程20
に示されるように担持シートを引きはがすことができる
この発明の方法により製造された多層発泡体製品が第2
図に示されており、第1層22と第2層24から形成さ
れている。多層発泡体製品は一様で純粋な第1層22お
よび第2層24を有し、その間に同一と見ることができ
る接触面26を有している0好ましい実施例において、
反応重合系、たとえばポリウレタンが第1層22および
第2層24として利用されるが、その理由は、類似化学
組成を有する層に関連する同一化学反応により、各層が
次の層と反応し、かつ層の接触面26に強力な化学的結
合または分子結合を形成するからである。
実際の好ましい実施例において、起泡発泡体からなる各
層は異なる密度、異なる弾性係数および外面28と外面
30とにおいて異なる摩擦係数を有している。好ましく
は、下層(多層発泡体の第1層22となるフオームA)
は上層(多層発泡体の第2層24となるフオームB)よ
シ、高粘度(そして低密度)であるようにされる。こう
することにより、硬化および接触@26を横切る接合の
前に、二つの発泡体隣接層間に乱れまたは混合が生じる
ことが制限される。
この発明の方法およびそれから得られる多層発泡体は、
多層発泡体を製造する通常の工業的方法に対して、多く
の改善をもたらしている。従来は、連続する各未硬化発
泡体層が、硬化または少なくとも部分硬化された発泡体
層上に塗布されていた。
したがって、連続する層間に、時間がかかり、かつエネ
ルギーを消費する中間硬化工程が必要であった。この中
間工程によシ、作業の追加そして時間およびエネルギー
の消費量の増加により、全体的な製造コストが増加する
。あるいは、少なくとも二つの硬化された発泡体利料シ
ートが相互に積層される。他の従来方法におけるのと同
様に、中間積層工程は作業および材料について余分のコ
ストが付加されると共に、化学的結合の可能性を妨げる
ことになる。この発明の方法は、未硬化の起泡発泡体層
を連続的に適用すると共に、一度の最終硬化工程を用い
ることにより、前記中間硬化工程を省略している。さら
に、そして重要な点として、この発明の最終製品は層間
に化学的結合または分子結合を有している。
この発明により製造された多層発泡体についての一つの
特に有用な実施例としては、スリップイン(インサート
)式シューズ中底がある。この2層の適用例において、
低弾性係数〔25係の圧縮ひずみ状態で0.28〜0.
7 ky/d< 4〜IOPSI)のオーダー〕の薄肉
〔はぼ、0.76mm(0,030in−))軟質層で
ある第1層22が、最初の靴中底に対して非スリツプ面
を提供し、また高弾性係数〔35%の圧縮ひずみ状態で
084〜1.4に9/d (12〜20PSI )のオ
ーダー〕の厚肉C2,54鮎(0,100in、)]層
である第2層24が、クッション効果と耐摩耗性を提供
している。
この第1層22の外面28は、比較的低い摩擦係数を有
する第2層24の外面30に対して、高い摩擦係数を有
している。高摩擦面である外面28は最初の内底に対す
るインサートのスリップ性を防止してお9、また低摩擦
面である外面30は、正常な足/内底接触関係を可能に
している。もちろん、前述の利用例は、この発明の多く
の適用例の単なる一例にすぎない。
好ましい実施例を図示し、説明してきたが、この発明の
範囲内で種々の修正および変更を行なうことができる。
したがって、この発明は例示の意味で、かつ非限定的な
意味で説明されたものであることは明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の製造方法を例示する工程図゛、第2
図はこの発明の一実施例である2層発泡体を示す断面図
である。 10、12.14.16.18.20・・・工程、22
・・・第1層、 24・・第2層、26・・・接触面、
28.30・・・外面、特許出願人 口ジャースeコー
ポレーション代理人 弁理士 入 山 宏 正

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 所定の組成及び密度を有する第1発泡体からなる第
    1層と、所定の組成及び密度を有する第2発泡体からな
    る少なくとも一つの第2層とを備え、前記第1層と前記
    第2層とが化学的接合によシ接着されて成る多層発泡体
    。 2 第1層に担持シートが固定された特許請求の範囲第
    1項記載の多層発泡体。 3 担持シートがポリエステルフィルムである特許請求
    の範囲第2項記載の多層発泡体。 4 担持シートが飽和紙である特許請求の範囲第2項記
    載の多層発泡体。 5 第1発泡体が第2発泡体よシも高い弾性係数を有す
    る特許請求の範囲第1項記載の多層発泡体0 6 第1発泡体が第2発泡体よシも低い弾性係数を有す
    る特許請求の範囲第1項記載の多層発泡体。 7 第1発泡体が第2発泡体よシも高い摩擦係数を有す
    る特許請求の範囲第1項記載の多層発泡体。 8 第1発泡体が第2発泡体よシも低い摩擦係数を有す
    る特許請求の範囲第1項記載の多層発泡体0 9 第1発泡体及び第2発泡体がポリウレタンである特
    許請求の範囲第1項記載の多層発泡体。 10第1層を形成する所定の組成及び密度を有する第1
    の未硬化起泡発泡体と、少なくとも第2層を形成する所
    定の組成及び密度を有する第2の未硬化起泡発泡体とを
    得、前記第1層上に前記第2層を塗布して多層未硬化発
    泡体を画定し、そしてこれを硬化する多層発泡体の製造
    方法011第1の未硬化起泡発泡体を相持シート上に塗
    布する特許請求の範囲第1O項記載の多層発泡体の製造
    方法。 12硬化後の多層発泡体を担持シートから引き剥がす特
    許請求の範囲第11項記載の多層発泡体の製造方法。 13第1の未硬化起泡発泡体が第2の未硬化起泡発泡体
    よりも高い密度を有する特許請求の範囲第10項記載の
    多層発泡体の製造方法014第1の未硬化起泡発泡体及
    び第2の未硬化起泡発泡体がポリウレタンである特許請
    求の範囲第10項記載の多層発泡体0
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002052551A (ja) * 2000-06-28 2002-02-19 World Properties Inc 複合ポリウレタンフォームとその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002052551A (ja) * 2000-06-28 2002-02-19 World Properties Inc 複合ポリウレタンフォームとその製造方法
EP1167019A3 (en) * 2000-06-28 2004-04-21 World Properties, Inc. Composite polyurethane foams and method of manufacture thereof

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