JPS6015633Y2 - スクレ−パ - Google Patents
スクレ−パInfo
- Publication number
- JPS6015633Y2 JPS6015633Y2 JP8456081U JP8456081U JPS6015633Y2 JP S6015633 Y2 JPS6015633 Y2 JP S6015633Y2 JP 8456081 U JP8456081 U JP 8456081U JP 8456081 U JP8456081 U JP 8456081U JP S6015633 Y2 JPS6015633 Y2 JP S6015633Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scraper
- groove
- guide surface
- inclined guide
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、工作機械などの産業機械の摺動体例えば案内
部に設けられるスクレーパに関する。
部に設けられるスクレーパに関する。
この種のスクレーパは摺動体の案内面を塵埃などから保
護するために設けられるが、テーブルの移動時に案内面
の潤滑油をかき集める作用をする。
護するために設けられるが、テーブルの移動時に案内面
の潤滑油をかき集める作用をする。
そこで公知の先行技術は、そのスクレーパの近くの位置
に潤滑油の案内といを付設し、潤滑油を回収するように
しているが、その装置はテーブルの端部から突出し、外
観上好ましくなく、また複雑な構造となっている。
に潤滑油の案内といを付設し、潤滑油を回収するように
しているが、その装置はテーブルの端部から突出し、外
観上好ましくなく、また複雑な構造となっている。
ここに本考案の目的は、スクレーパの一部で積極的に潤
滑油の回収機能を営ませ、上記先行技術の欠点を除去す
る点にある。
滑油の回収機能を営ませ、上記先行技術の欠点を除去す
る点にある。
以下、本考案を図に示す一実施例にもとづいて具体的に
説明する。
説明する。
まず、第1図および第2図は送りユニット1を例示して
いる。
いる。
この送りユニット1はスライドベース2の上部の左右一
対のすべり案内面3の上にテーブル4を摺動自在に載置
して構威しである。
対のすべり案内面3の上にテーブル4を摺動自在に載置
して構威しである。
すべり案内面3は例えば角形のもので、スライドベース
2はそ□すベリ案内面3、案内側面5にすべり対偶をな
し、また下方のあて板6はテーブル4の下面に取り付け
られ、案内下面7に対してすべり対偶をなしている。
2はそ□すベリ案内面3、案内側面5にすべり対偶をな
し、また下方のあて板6はテーブル4の下面に取り付け
られ、案内下面7に対してすべり対偶をなしている。
なお、上記スライドベース2は側面の全周に潤滑油回収
用の回収溝8を形成している。
用の回収溝8を形成している。
そして本考案の送りユニット用などのスクレーパ10は
テーブル4の両端面左右に対称的に複数の取付ねじ9に
より固定されている。
テーブル4の両端面左右に対称的に複数の取付ねじ9に
より固定されている。
このスクレーパ10は、第3図および第4図に示すよう
に、ゴムなどのスクレーパ本体11の内周縁に、すべり
案内面3、案内側面5および案内下面7と対応する連続
的なスクレーパ片12を形成するとともに、このスクレ
ーパ片12の下方位置に回収溝8の上方でユニット側部
から中心へ低く傾斜し、かつ下方に窪み上面で開口する
傾斜案内溝13を形成し、さらに上記スクレーパ本体1
1の下端縁に上記傾斜案内溝13と同一傾斜方向で上記
回収溝8の上方で終端部を形成する傾斜案内面14を形
成して構成しである。
に、ゴムなどのスクレーパ本体11の内周縁に、すべり
案内面3、案内側面5および案内下面7と対応する連続
的なスクレーパ片12を形成するとともに、このスクレ
ーパ片12の下方位置に回収溝8の上方でユニット側部
から中心へ低く傾斜し、かつ下方に窪み上面で開口する
傾斜案内溝13を形成し、さらに上記スクレーパ本体1
1の下端縁に上記傾斜案内溝13と同一傾斜方向で上記
回収溝8の上方で終端部を形成する傾斜案内面14を形
成して構成しである。
上記スクレーパ片12はスクレーパ本体11の正面で外
周のスクレーパ溝15により形成されており、このスク
レーパ溝15は傾斜案内溝13に連通している。
周のスクレーパ溝15により形成されており、このスク
レーパ溝15は傾斜案内溝13に連通している。
また回収溝8は一例として凹形のU字溝により形成され
ている。
ている。
なお、スクレーパ本体11はその正面に補強板16を有
している。
している。
この補強板16は、スクレーパ片12の部分以外の部分
の剛性を高め、かつ取付穴17の位置で取付けねじ9に
対するワッシャの役目をしている。
の剛性を高め、かつ取付穴17の位置で取付けねじ9に
対するワッシャの役目をしている。
さて、スクレーパ片12はすべり案内面3、案内側面5
および案内下面7に弾力的に軽く接し、テーブル4の移
動時にそれらの面の塵埃などを除去し、円滑なすべり運
動を確保するが、同時にそれらの面の潤滑油をかき集め
る。
および案内下面7に弾力的に軽く接し、テーブル4の移
動時にそれらの面の塵埃などを除去し、円滑なすべり運
動を確保するが、同時にそれらの面の潤滑油をかき集め
る。
かき集められた潤滑油はスクレーパ片12およびスクレ
ーパ溝15にそって流下し、傾斜案内溝13から回収溝
1の内部に滴下する。
ーパ溝15にそって流下し、傾斜案内溝13から回収溝
1の内部に滴下する。
またかりに潤滑油が傾斜案内溝13からあふれ出ても、
あふれ出た潤滑油はそのまま下方に滴下せず、下端縁の
傾斜案内面14の傾きにそって回収溝8の上方に導びか
れ確実に回収溝8の内部に注がれる。
あふれ出た潤滑油はそのまま下方に滴下せず、下端縁の
傾斜案内面14の傾きにそって回収溝8の上方に導びか
れ確実に回収溝8の内部に注がれる。
なお、スライドベース2の中心位置には内部室18が形
成され、潤滑油回収室としても用いられるが、第5図の
スクレーパ10は内部室18の内面に対してもスクレー
パ片12を形成した例である。
成され、潤滑油回収室としても用いられるが、第5図の
スクレーパ10は内部室18の内面に対してもスクレー
パ片12を形成した例である。
この実施例から理解されるようにスクレーパ本体11の
形状は案内面の形状、案内面の形式に応じて変化する。
形状は案内面の形状、案内面の形式に応じて変化する。
さらに第6図の実施例はスクレーパ溝15を省略し、か
つ傾斜案内溝13を断面U字溝に構成した場合である。
つ傾斜案内溝13を断面U字溝に構成した場合である。
本考案によれば、スクレーパがすべり案内面の保護機能
のほか潤滑油の回収機能を有するから、従来のように潤
滑油回収用の装置が必要とされず、またスクレーパ本体
が下方の部分で傾斜案内溝および傾斜案内面を形成して
いるから、かき集められた潤滑油が回収溝に確実に回収
でき、さらに必要な機能部分がスクレーパ本体に一体的
に形成されているから、構造が簡単で、外観がよく、し
かも製品が成形工程により容易に製造できる。
のほか潤滑油の回収機能を有するから、従来のように潤
滑油回収用の装置が必要とされず、またスクレーパ本体
が下方の部分で傾斜案内溝および傾斜案内面を形成して
いるから、かき集められた潤滑油が回収溝に確実に回収
でき、さらに必要な機能部分がスクレーパ本体に一体的
に形成されているから、構造が簡単で、外観がよく、し
かも製品が成形工程により容易に製造できる。
第1図は送りユニットの側面図、第2図は正面からみた
断面図、第3図は本考案のスクレーパの正面図、第4図
は第3図のIV−IV線での断面図、第5図はスクレー
パの他の実施例の正面図、第6図はさらに他の実施例の
断面図である。 1・・・・・・送りユニット、2・・・・・・スライド
ベース、3・・・・・・すべり案内面、4・・・・・・
テーブル、5・・・・・・案内側面、7・・・・・・案
内下面、訃・・・・・回収溝、10・・・・・・スクレ
ーパ、11・・・・・・スクレーパ本体、12・・・・
・・スクレーパ片、13・・・・・・傾斜案内溝、14
・・・・・・傾斜案内面。
断面図、第3図は本考案のスクレーパの正面図、第4図
は第3図のIV−IV線での断面図、第5図はスクレー
パの他の実施例の正面図、第6図はさらに他の実施例の
断面図である。 1・・・・・・送りユニット、2・・・・・・スライド
ベース、3・・・・・・すべり案内面、4・・・・・・
テーブル、5・・・・・・案内側面、7・・・・・・案
内下面、訃・・・・・回収溝、10・・・・・・スクレ
ーパ、11・・・・・・スクレーパ本体、12・・・・
・・スクレーパ片、13・・・・・・傾斜案内溝、14
・・・・・・傾斜案内面。
Claims (1)
- スクレーパ本体の内周縁に、スライドベースのすべり案
内面と対応するスクレーパ片を形成し、このスクレーパ
片の下方位置に上記スライドベースの回収溝の上方で外
側から中心に向けて低く傾斜しかつ下方に窪む傾斜案内
溝を形成し、さらに上記スクレーパ本体の下端縁に上記
傾斜案内溝と同一傾斜方向の傾斜案内面を形成したこと
を特徴とするスクレーパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8456081U JPS6015633Y2 (ja) | 1981-06-08 | 1981-06-08 | スクレ−パ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8456081U JPS6015633Y2 (ja) | 1981-06-08 | 1981-06-08 | スクレ−パ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57197436U JPS57197436U (ja) | 1982-12-15 |
JPS6015633Y2 true JPS6015633Y2 (ja) | 1985-05-16 |
Family
ID=29879903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8456081U Expired JPS6015633Y2 (ja) | 1981-06-08 | 1981-06-08 | スクレ−パ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015633Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7280168B2 (ja) * | 2019-11-13 | 2023-05-23 | 株式会社Fuji | スライドシール構造 |
-
1981
- 1981-06-08 JP JP8456081U patent/JPS6015633Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57197436U (ja) | 1982-12-15 |
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