JPS60155997A - 原子炉補機冷却設備 - Google Patents
原子炉補機冷却設備Info
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- JPS60155997A JPS60155997A JP59011382A JP1138284A JPS60155997A JP S60155997 A JPS60155997 A JP S60155997A JP 59011382 A JP59011382 A JP 59011382A JP 1138284 A JP1138284 A JP 1138284A JP S60155997 A JPS60155997 A JP S60155997A
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- Japan
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- primary
- cooling water
- reactor auxiliary
- cooling
- heat exchanger
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
Landscapes
- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は原子炉補機冷却設備に係り、特に、原子力発電
プラントの運転のために必要な各4重補機を冷却する原
子炉補機冷却設備の改良に関する。
プラントの運転のために必要な各4重補機を冷却する原
子炉補機冷却設備の改良に関する。
従来の原子炉補磯冷却岐1捕は原子炉補機を冷却するた
めの1次冷却水をさらに冷却する2次冷却水として海水
を1更用し、海水供給膜48に設けていた。従来の原子
炉補機冷却設備は第1図に示すように構成され、原子炉
補&!1 vc菌環配・u2により循環ポンプ3と海水
熱交換器4を順次、かつ環状に接続して1次冷却水を循
環誓しめる閉じた1次閉ループを形成している。海水熱
交換器4は河水輸送配管5と海水排水配管6とにそれぞ
れ接続され、海水IpIA医配管5は、その途中に取水
ポンプ7を介装させ、海水取水槽8内に取水された海水
を海水熱交換器4へ輸送し、ここで1次冷却水と熱交換
し、冷却するようになっている。海水熱交換器4にて1
次冷却水と熱交換をして昇温された海水は、海水排出配
管6を介して海水放出ピット9へ排出されるようになっ
ている。海水熱交換器4へ海水全供給し、かつ排出する
海水輸送管5、海水排水配管6、海水取水槽8等の海水
供給設備は原子力発電プラント全体の安全性1に係わる
ものとして設計グレードの高いものが要求される。した
がって、海水供給設備は大規模なものとなり、原子力発
電プラントが内陸に立地する等海岸から遠隔地に立地す
る場合には海水嚇送配′u5等配管が長大なものとなる
と共に、各種ポンプが大容量となる等建設コストが著し
く嵩むという問題があった。
めの1次冷却水をさらに冷却する2次冷却水として海水
を1更用し、海水供給膜48に設けていた。従来の原子
炉補機冷却設備は第1図に示すように構成され、原子炉
補&!1 vc菌環配・u2により循環ポンプ3と海水
熱交換器4を順次、かつ環状に接続して1次冷却水を循
環誓しめる閉じた1次閉ループを形成している。海水熱
交換器4は河水輸送配管5と海水排水配管6とにそれぞ
れ接続され、海水IpIA医配管5は、その途中に取水
ポンプ7を介装させ、海水取水槽8内に取水された海水
を海水熱交換器4へ輸送し、ここで1次冷却水と熱交換
し、冷却するようになっている。海水熱交換器4にて1
次冷却水と熱交換をして昇温された海水は、海水排出配
管6を介して海水放出ピット9へ排出されるようになっ
ている。海水熱交換器4へ海水全供給し、かつ排出する
海水輸送管5、海水排水配管6、海水取水槽8等の海水
供給設備は原子力発電プラント全体の安全性1に係わる
ものとして設計グレードの高いものが要求される。した
がって、海水供給設備は大規模なものとなり、原子力発
電プラントが内陸に立地する等海岸から遠隔地に立地す
る場合には海水嚇送配′u5等配管が長大なものとなる
と共に、各種ポンプが大容量となる等建設コストが著し
く嵩むという問題があった。
また、2次冷却水に海水を使用しているために、海水供
給設備には海水による腐食が問題となり、原子炉補機冷
却設備の健全性ないし信頼性が低下するという問題があ
った。
給設備には海水による腐食が問題となり、原子炉補機冷
却設備の健全性ないし信頼性が低下するという問題があ
った。
さらに、現在では内陸ないし地下立地屋の原子力発電プ
ラントが計画されており、従来の海水冷却方式に替わる
原子炉補機冷却設備が要請されていた。
ラントが計画されており、従来の海水冷却方式に替わる
原子炉補機冷却設備が要請されていた。
本発明は上述した事情に鑑みなされたもので、内陸また
は地下立地の原子力発電プラントに好適で設備コストの
低減全図ることができ、信頼性と安全性の高い原子炉補
機冷却設備を提供することを目的とする。
は地下立地の原子力発電プラントに好適で設備コストの
低減全図ることができ、信頼性と安全性の高い原子炉補
機冷却設備を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために本発明に係る原子炉補機
冷却設備は次のようIC構成される。
冷却設備は次のようIC構成される。
原子炉補機を冷却するための1次冷却水を強制循環させ
る1次循環配管により閉じた1次閉ループを形成し、上
記1次冷却水全それぞれ冷却する冷凍機とエアクーラと
熱交換器とを上記1次閉ループにそれぞれ介装し、上記
熱交換器を冷却するための2次冷却水全上記冷凍機に強
制循環させる2次循環配管により2次閉ループを形成し
て構成される。
る1次循環配管により閉じた1次閉ループを形成し、上
記1次冷却水全それぞれ冷却する冷凍機とエアクーラと
熱交換器とを上記1次閉ループにそれぞれ介装し、上記
熱交換器を冷却するための2次冷却水全上記冷凍機に強
制循環させる2次循環配管により2次閉ループを形成し
て構成される。
以下、本発明に係る原子炉補機冷却設備の実施例につい
て第2図ないし第6図を参照して説明する。
て第2図ないし第6図を参照して説明する。
第2図は本発明に係る原子炉補機冷却設備の第1実施例
を示す系統図でらシ、図中符号10は図示しない原子力
発電プラントの運転のために必要な原子炉補機でおり、
冷却水を流通させて冷却されるようになっている。この
原子炉補機10に循環配管11によりエアクーラ12.
1次循環ポンプ13、熱交換器14、を順次、かつ環状
に接続して1次冷却水を矢印方向に循環せしめる1次閉
ループを形成している。この1次閉ループは1次S環ボ
ンゾ13の下流側と、原子炉補機10の下流側とを連通
する:z1パイノξス管15ヲ有し、この第1ノξイパ
ス管15の途中には冷凍機16を介装し、ここに流入さ
れる1次冷却水を冷却するようになっている。冷凍機1
6は熱交換器■4を冷却する2次冷却水を循環させる2
次循環配管17に接続され、2次循環配管17の途中に
は2次循環ポンプ18が介装され、2次冷却水を強制循
環するようになっている。
を示す系統図でらシ、図中符号10は図示しない原子力
発電プラントの運転のために必要な原子炉補機でおり、
冷却水を流通させて冷却されるようになっている。この
原子炉補機10に循環配管11によりエアクーラ12.
1次循環ポンプ13、熱交換器14、を順次、かつ環状
に接続して1次冷却水を矢印方向に循環せしめる1次閉
ループを形成している。この1次閉ループは1次S環ボ
ンゾ13の下流側と、原子炉補機10の下流側とを連通
する:z1パイノξス管15ヲ有し、この第1ノξイパ
ス管15の途中には冷凍機16を介装し、ここに流入さ
れる1次冷却水を冷却するようになっている。冷凍機1
6は熱交換器■4を冷却する2次冷却水を循環させる2
次循環配管17に接続され、2次循環配管17の途中に
は2次循環ポンプ18が介装され、2次冷却水を強制循
環するようになっている。
上記エアクーラ12は乾式のクローズタイプに構成され
ており、原子炉補機10ヲ冷却した1次冷却水が、この
冷却の際に放射性物質により仮に汚染された場合でも、
系外に漏出しないようになっている。すなわち、エアク
ーラ12は熱交換器14とほぼ同様の構造に構成されて
おり、1次冷却水を流通せしめる冷水コイル12aを複
数の放熱ファン12bの回転駆動にょシ大気と熱交換し
、1次冷却水が保有する熱を大気中に放熱して冷却する
ようになっている。したがって、1次冷却水は大気と直
接接触せず隔離されているので、万一、1次冷却水が放
射性物質により汚染された場合でも、大気全汚染するこ
とがない。
ており、原子炉補機10ヲ冷却した1次冷却水が、この
冷却の際に放射性物質により仮に汚染された場合でも、
系外に漏出しないようになっている。すなわち、エアク
ーラ12は熱交換器14とほぼ同様の構造に構成されて
おり、1次冷却水を流通せしめる冷水コイル12aを複
数の放熱ファン12bの回転駆動にょシ大気と熱交換し
、1次冷却水が保有する熱を大気中に放熱して冷却する
ようになっている。したがって、1次冷却水は大気と直
接接触せず隔離されているので、万一、1次冷却水が放
射性物質により汚染された場合でも、大気全汚染するこ
とがない。
また、このエアクーラ12は大気により冷水コイル12
a中の゛1次冷却水を強制空冷するので、その冷却温度
は外気温度により左右され、例えば外気温度が40℃で
ある場合は40℃以下に低下せしめることができない。
a中の゛1次冷却水を強制空冷するので、その冷却温度
は外気温度により左右され、例えば外気温度が40℃で
ある場合は40℃以下に低下せしめることができない。
通常設計では、例えば45〜50℃程度に設定される。
1次循環配管11は第3図に示すように熱交換器14e
バイパスする流量調節管19ヲ有する。この流量調節管
19の両端は熱交換器14の前後にそれぞれ接続され、
その途中に味流量調節弁20を介装している。流量醐節
弁加の開度全適宜調節して熱交換器14ヲパイ/eスす
る1次冷却水のパイノξス量ヲ制御することにより、辞
交換器14への流入量を適宜制御して1次冷却水の冷却
温度を制御するようになっている。これ以外の冷却温度
制御の手段としては、例えば第4図に示すように循環量
調整弁21を介装させた循環量調節管22を、熱交換器
14の冷14aへ循環される2次冷却水の循環量を調節
して熱交換器14における熱交換量を制御してもよい。
バイパスする流量調節管19ヲ有する。この流量調節管
19の両端は熱交換器14の前後にそれぞれ接続され、
その途中に味流量調節弁20を介装している。流量醐節
弁加の開度全適宜調節して熱交換器14ヲパイ/eスす
る1次冷却水のパイノξス量ヲ制御することにより、辞
交換器14への流入量を適宜制御して1次冷却水の冷却
温度を制御するようになっている。これ以外の冷却温度
制御の手段としては、例えば第4図に示すように循環量
調整弁21を介装させた循環量調節管22を、熱交換器
14の冷14aへ循環される2次冷却水の循環量を調節
して熱交換器14における熱交換量を制御してもよい。
次に本笑施例の作用について述べる。
原子炉補機lOを冷却した1次冷却水は循環配管11ヲ
介してエアクーラ12へ流入し、冷水コイル12a内を
流通する。この際回転1駆動する放熱77ンL2bによ
り1次冷却水は強制空冷され、例えば45〜50℃の設
定値までに冷却される。エアクーラ12にて冷却された
1次冷却水は1次循環ポンプ13へ吸込まれ、所要の吐
出圧力で1次循環配管11を介して熱交換器14と、第
1バイパス配管i5を介して冷凍機16とへそれぞれ吐
出される。熱交換器14へ流入された1次冷却水は2次
冷却水と熱交換し、ここで所要の温度に冷却され、再び
原子炉補機10へ環流されて原子炉補機lOを所要温度
まで冷却する。熱交換器14にて冷却される1次冷却水
の水禍は第3図または第4図で示す流量調節弁頭または
循環rA整弁21の開度制御により、熱交換器14への
1次冷却水の流入量、または2次冷却水の循環量を調節
することにより制御される。
介してエアクーラ12へ流入し、冷水コイル12a内を
流通する。この際回転1駆動する放熱77ンL2bによ
り1次冷却水は強制空冷され、例えば45〜50℃の設
定値までに冷却される。エアクーラ12にて冷却された
1次冷却水は1次循環ポンプ13へ吸込まれ、所要の吐
出圧力で1次循環配管11を介して熱交換器14と、第
1バイパス配管i5を介して冷凍機16とへそれぞれ吐
出される。熱交換器14へ流入された1次冷却水は2次
冷却水と熱交換し、ここで所要の温度に冷却され、再び
原子炉補機10へ環流されて原子炉補機lOを所要温度
まで冷却する。熱交換器14にて冷却される1次冷却水
の水禍は第3図または第4図で示す流量調節弁頭または
循環rA整弁21の開度制御により、熱交換器14への
1次冷却水の流入量、または2次冷却水の循環量を調節
することにより制御される。
一方、冷凍機16へ吐出された1次冷却水はここで、流
入前の水温よりも、例えば約30℃程度低く冷却され、
2次冷却水として2次循環配’117’i介して2次循
環ポンプ18icより熱交換器14の2次冷水コイルへ
強制循環される。熱交換器14の2次冷水コイル全循環
する2次冷却水は、その1次冷水コイルを流通する1次
冷却水と熱交換して、これを冷却する。この熱交換によ
り昇温した2次冷却水は冷凍機16へ環流されて再び冷
却され、2次循環配管17を循環する。
入前の水温よりも、例えば約30℃程度低く冷却され、
2次冷却水として2次循環配’117’i介して2次循
環ポンプ18icより熱交換器14の2次冷水コイルへ
強制循環される。熱交換器14の2次冷水コイル全循環
する2次冷却水は、その1次冷水コイルを流通する1次
冷却水と熱交換して、これを冷却する。この熱交換によ
り昇温した2次冷却水は冷凍機16へ環流されて再び冷
却され、2次循環配管17を循環する。
熱交換器14にて冷却された1次冷却水は原子炉補機1
0の図示しない冷却水回路へ流入されてこの原子炉補機
10を所要温度に冷却する。この原子炉補機10の冷却
温度の制御は第3図または第4図で示す流量鯛節弁加、
または循環量調整弁21の弁開度制御により行なわれる
。すなわち、流量調節弁頭の弁開度制御により、熱交換
器14へ流入する1次冷却水の一部を流量調節管19ヘ
パイノξスさせ、熱交換器14へ流入する流入量全制御
して行なわれる。したがって、熱交換器14の下流では
冷却された1次冷却水に、流量調節管19ヘパイ・ぐス
されて冷却されなかった1次冷却水が合流し、所要温度
に調整される。第4図に示すものは熱交換器14の2次
冷水コイルに強制循環される2次冷却水の循環量を、循
環量調整弁21の弁開度制御により調節して冷却温度を
制御するものである。
0の図示しない冷却水回路へ流入されてこの原子炉補機
10を所要温度に冷却する。この原子炉補機10の冷却
温度の制御は第3図または第4図で示す流量鯛節弁加、
または循環量調整弁21の弁開度制御により行なわれる
。すなわち、流量調節弁頭の弁開度制御により、熱交換
器14へ流入する1次冷却水の一部を流量調節管19ヘ
パイノξスさせ、熱交換器14へ流入する流入量全制御
して行なわれる。したがって、熱交換器14の下流では
冷却された1次冷却水に、流量調節管19ヘパイ・ぐス
されて冷却されなかった1次冷却水が合流し、所要温度
に調整される。第4図に示すものは熱交換器14の2次
冷水コイルに強制循環される2次冷却水の循環量を、循
環量調整弁21の弁開度制御により調節して冷却温度を
制御するものである。
第5図は本発明に係る原子炉補機冷却設備の第2実施例
を示す系統図であり、第1実施例と同一または相当部分
には同一符号を付し、その説明は省略する。
を示す系統図であり、第1実施例と同一または相当部分
には同一符号を付し、その説明は省略する。
この第2実施例が第1実施例と異なる主要な点は、要求
される冷却温度に応じて原子炉補機10を複数、例えば
2つに分け、その冷却温度に応じて原子炉補機10を1
次閉ループの適宜箇所にそれぞれ介装させた点にある。
される冷却温度に応じて原子炉補機10を複数、例えば
2つに分け、その冷却温度に応じて原子炉補機10を1
次閉ループの適宜箇所にそれぞれ介装させた点にある。
原子炉補機10Aに比して比較的低温にまで冷却する必
要のない種類の原子炉補機10Bは、第2パイ、eス管
23ヲ介して1次循環ポンゾ13の下流側とエアクーラ
12の上流側に接続されている。したがって、この原子
炉補機10Bは、エアクーラ12出口での1次冷却水温
度で酊却される。原子炉補機10A、IOBは、それぞ
れ要求される冷却温度に応じて冷却されるので、必要以
上に冷却する事態が回赴され、無駄の無い合理的設計が
可能となり、冷凍機16や1次、2次両循環ポンプ13
、18等諸装置の容縫の低減を図ることができる。
要のない種類の原子炉補機10Bは、第2パイ、eス管
23ヲ介して1次循環ポンゾ13の下流側とエアクーラ
12の上流側に接続されている。したがって、この原子
炉補機10Bは、エアクーラ12出口での1次冷却水温
度で酊却される。原子炉補機10A、IOBは、それぞ
れ要求される冷却温度に応じて冷却されるので、必要以
上に冷却する事態が回赴され、無駄の無い合理的設計が
可能となり、冷凍機16や1次、2次両循環ポンプ13
、18等諸装置の容縫の低減を図ることができる。
第6図は本発明に係る原子炉補機冷却設備の第3実施例
を示す系統図であり、第2実施例とほぼ同一に構成され
ているので、同一部分には同一符号を付してその説明を
省略する。
を示す系統図であり、第2実施例とほぼ同一に構成され
ているので、同一部分には同一符号を付してその説明を
省略する。
この第3芙施例が第2実施例と異なる主要な点は、冷凍
機16の1次冷却水流入側が第1パイ・ぞス管15を介
して熱交換器14の下流側の1次循環配管11に接続さ
れている点にある。これにより冷凍機12へ流入さnる
1次冷却水は、熱交換器14にて所要温度に既に冷却さ
れており、1次冷却水の水温は低温で安定している。し
たがって、冷凍機16の設計の際はその1次冷却水入口
温、Wk低く設定することができる。すなわち、外気温
に左右されて冷凍機16の1次冷却水人口温度が変動し
、かつ高温になるような事態全考慮に入れる特殊設計と
比較すると、コスト低減を図ることができると共に、冷
凍機16等への信頼性を向上させることができる。
機16の1次冷却水流入側が第1パイ・ぞス管15を介
して熱交換器14の下流側の1次循環配管11に接続さ
れている点にある。これにより冷凍機12へ流入さnる
1次冷却水は、熱交換器14にて所要温度に既に冷却さ
れており、1次冷却水の水温は低温で安定している。し
たがって、冷凍機16の設計の際はその1次冷却水入口
温、Wk低く設定することができる。すなわち、外気温
に左右されて冷凍機16の1次冷却水人口温度が変動し
、かつ高温になるような事態全考慮に入れる特殊設計と
比較すると、コスト低減を図ることができると共に、冷
凍機16等への信頼性を向上させることができる。
なお、上述の第2、第3実施例においても、第3図また
は第4図で示す熱交換器14における冷却水冷却温度制
御手段等が通用されるのは勿論である。
は第4図で示す熱交換器14における冷却水冷却温度制
御手段等が通用されるのは勿論である。
以上説明したように本発明に保る原子炉補機冷却設備は
、原子炉補機を冷却するための1次冷却水を強制循環さ
せる1次循環配管により閉じた1次閉ループを形成し、
上記1次冷却水をそれぞれ冷却する冷凍機とエアクーラ
と熱交換器とを上記1次閉ループにそれぞれ介装し、上
記熱交換器を冷却するための2次冷却水を上記冷凍機に
強制循環させる2次循環配管により2次閉ループを形成
した。したがって、本発明によれば、高コストの海水供
給設備が不要となり、著しいコスト低減を図ることがで
きると共に、海水による腐食の問題が解消され、信頼性
が向上する。また、内陸または地−ド立地の原子力発電
プラントにも適用することができる等、その実用的効果
は極めて高い。また、本発明に係る原子炉補機冷却設備
を非常用系に適用し、他の常用系には従来の海水冷却方
式を採用してもよい。これによれば従来の海水供給装置
は火力発電プラントのものと同程度の設計グレードでよ
く、海水供給装置のコスト低減を図ることができる効果
を有する。
、原子炉補機を冷却するための1次冷却水を強制循環さ
せる1次循環配管により閉じた1次閉ループを形成し、
上記1次冷却水をそれぞれ冷却する冷凍機とエアクーラ
と熱交換器とを上記1次閉ループにそれぞれ介装し、上
記熱交換器を冷却するための2次冷却水を上記冷凍機に
強制循環させる2次循環配管により2次閉ループを形成
した。したがって、本発明によれば、高コストの海水供
給設備が不要となり、著しいコスト低減を図ることがで
きると共に、海水による腐食の問題が解消され、信頼性
が向上する。また、内陸または地−ド立地の原子力発電
プラントにも適用することができる等、その実用的効果
は極めて高い。また、本発明に係る原子炉補機冷却設備
を非常用系に適用し、他の常用系には従来の海水冷却方
式を採用してもよい。これによれば従来の海水供給装置
は火力発電プラントのものと同程度の設計グレードでよ
く、海水供給装置のコスト低減を図ることができる効果
を有する。
第1図は従来の原子炉補機冷却設備の一例を示す系統図
、第2図は本発明に係る原子炉補機冷却設備の第1実施
例の系統図、第3図は同、流量調節弁を説明するための
部分拡大系統図、・第4図は同、循環量調整弁を説明す
るための部分拡大系統図、第5図は本発明に係る原子炉
補機冷却設備の第2芙施例を示す系統図、第6図は本発
明に係る原子炉補機冷却設備の第3実施例をかす系統図
である。 to 、 IOA 、 IOB・・・原子炉補機、【1
・・・1次循環配管、12・・・エアクーラ、13・・
・1次循環ポンプ、14・・・熱交換器、15・・・第
1パイAス管、16・・・冷凍機、17・・・2次循環
配管、18・・・2次循環ポンプ、19・・・流量調節
管、加・・・流量調節弁、21・・・循環fA整弁、2
2・・・循環量調節管、乙・・・第2バイパス管。 出願人代理人 波多野 久
、第2図は本発明に係る原子炉補機冷却設備の第1実施
例の系統図、第3図は同、流量調節弁を説明するための
部分拡大系統図、・第4図は同、循環量調整弁を説明す
るための部分拡大系統図、第5図は本発明に係る原子炉
補機冷却設備の第2芙施例を示す系統図、第6図は本発
明に係る原子炉補機冷却設備の第3実施例をかす系統図
である。 to 、 IOA 、 IOB・・・原子炉補機、【1
・・・1次循環配管、12・・・エアクーラ、13・・
・1次循環ポンプ、14・・・熱交換器、15・・・第
1パイAス管、16・・・冷凍機、17・・・2次循環
配管、18・・・2次循環ポンプ、19・・・流量調節
管、加・・・流量調節弁、21・・・循環fA整弁、2
2・・・循環量調節管、乙・・・第2バイパス管。 出願人代理人 波多野 久
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、原子炉補機を冷却するための1次冷却水を強制循環
させる1次循環配管により閉じた1次閉ループを形成し
、上記1次冷却水をそnぞれ冷却する冷凍機とエアクー
ラと熱交換器とを上記1次閉ループにそれぞれ介装し、
上記熱交換器を冷却するための2次冷却水を上記冷凍機
に強制循環させる2次循環配管により閉じた2次閉ルー
プを形成したことを特徴とする原子炉補機冷却設備。 2.1次閉ループは、原子炉補機にエアクーラと1次循
環ポンプと熱交換器と全1次循環配管により順次、かつ
環状に接続し、上記1次循環ポンプの下流側と上記原子
炉補機の下流側とをバイパス管により接続し、このバイ
パス管の途中に冷凍@全介装して形成され、2次閉ルー
プは上記冷凍機と上記熱交換器とを2次循環配管により
接続して、この2次循環配管の途中に2次循環ポンプを
介装して形成され、1次冷却水を上記1次循環配管とバ
イパス管にそれぞれ強制循環させると共に、2次冷却水
を上記2次循環配管に強制循環させる特許請求の範囲第
1項に記載の原子炉補機冷却設備。 3.1次閉ループは、1次循環ポンプの下流側とエアク
ーラの上流側とを接続する第2バイパス管を有し、この
第2バイパス管の途中に第2原子炉補機を介装してこの
第2原子炉補機を1次冷却水により冷却するようにした
特許請求の範囲第2項に記載の原子炉補機冷却設備。 4、エアクーラが乾式のクローズドタイプである特許請
求の範囲第2項または第3項に記載の原子炉補機冷却設
備。 5.1次閉ループは熱交換器を流通する1次冷却水の流
量を適宜調節する調節配・aを有する・特許請求の範囲
第2項または第3項に記載の原子炉補機冷却設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59011382A JPS60155997A (ja) | 1984-01-25 | 1984-01-25 | 原子炉補機冷却設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59011382A JPS60155997A (ja) | 1984-01-25 | 1984-01-25 | 原子炉補機冷却設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPS60155997A true JPS60155997A (ja) | 1985-08-16 |
Family
ID=11776456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59011382A Pending JPS60155997A (ja) | 1984-01-25 | 1984-01-25 | 原子炉補機冷却設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60155997A (ja) |
-
1984
- 1984-01-25 JP JP59011382A patent/JPS60155997A/ja active Pending
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