JPS60155996A - タ−ビン保護装置 - Google Patents

タ−ビン保護装置

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JPS60155996A
JPS60155996A JP59011053A JP1105384A JPS60155996A JP S60155996 A JPS60155996 A JP S60155996A JP 59011053 A JP59011053 A JP 59011053A JP 1105384 A JP1105384 A JP 1105384A JP S60155996 A JPS60155996 A JP S60155996A
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JP
Japan
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turbine
vibration
earthquake
shaft
relay
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Application number
JP59011053A
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English (en)
Inventor
卓士 松本
郡安 憲三
米山 ちとせ
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Control Of Turbines (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は発電用プラントを構成するタービンを異常状態
から保護するタービン保護装置に関する。
〔発明の技術的背景〕
原子力発電プラント等のタービン保護系は、地震等によ
ってタービン軸の振動が正常値を越えた場合には、異常
状態の程度に応じて警報を発生させたり、自動的にター
ビンを停止させたりする(以下タービントリップとする
)ことによりタービンを保護する機能を有している。
従来のタービン保護装置を第1図から第5図を参照して
説明する。なお、以下の図面の説明において、同一要素
には同一符号を付す。第1図は原子力発電プラントのタ
ービン近傍の正面図である。
同図において例えば鉄筋コンクリート製のタービン発電
機基礎台1の上には、複数の(例えば4機の)タービン
2a、2b、・・・2mが一列に設置され、その一端に
は発電機3が設置されている。タービン28〜2m及び
発電機3は共通タービン軸4を有しており、その軸受部
には振動又は変位を検出する軸振動検出器(軸変位針)
 5a、5b、・・・5nが設けられている。
ここで第2図に第1図の軸振動検出器5aにおける軸受
部の断面図を示す。同図において軸振動検出器5aは軸
受6に固定され、タービン軸4の絶対変位量を検出する
第3図に従来装置の構成図を示す。同図において、軸振
動検出器5a〜5nの出力(軸振動信号)はタービン監
視盤7で信号変換された後に低周波 。
カットフィルタ8を介して、表示記録手段を構成する変
位量表示計9及び振動記録計10に与えられ、この変位
量表示計9及び振動記録計lOによって軸振動検出器5
a〜5nの出力は表示され記録される。前記軸振動信号
は低周波カットフィルタ8を介して振動リレー盤11に
も与えられ、ここで変位量の大小が判断される。そして
、警報状態にあやかタービントリップをすべき状態にあ
るか等を判断し、警報装置12及びタービントリップ装
置13を作動させる。
ここで第4図に縦軸に感度をとり横軸に振動周波数をと
った第3図の低周波カットフィルタ8の特性図を示す。
同図に示す様に周波数が13)1b以上の軸振動信号は
全て通過させる(感度100%)が、l 3 )1.z
以下では急激に感度が低下する。このため、13Hz以
下の軸振動信号は低周波カットフィルタ8でさえぎられ
て(地震の振動周波数は2〜10Hzであることが多い
)変位量表示計9、振動記録計10及び振動リレーv1
.11にあまり達しなくなる。
次に第5図の信号流れの説明図を参照して第3図の構成
の動作を説明する。軸振動検出器5a〜5nで検出され
た軸振動信号はタービン監視盤7を介して低周波カット
フィルタ8によって信号変換及び13Hz以下の低周波
成分が除去される。この13Hz以下の低周波成分が除
去された軸振動信号は、変位量表示計9で変位量が表示
され振動記録計10で振動が記録される。
次いで振動リレー盤11で変位量の大小が判断され、あ
る1軸受の変位量が警報値に達したと判断された場合(
ブロック14)には警報装置12はON(ブロック15
)になる。また、いずれの軸受でも警報値に達していな
いと判断された場合(ブロック14)には警報装置12
はOFF (ブロック16)のままである。ある1軸受
の変位量が警報値より大きな値に設定されたトリップ値
に達したと判断され(ブロック17)かつ′他のいずれ
かの軸受の変位量が警報値に達したと判断された場合(
ブロック14)においてタービントリップ信号を発生さ
せる。同様にある1軸受の変位量がトリップ値より大き
な値に設定されたバックアップトリップ値以上になった
場合(ブロック20)にもタービントリップ信号は発生
される。なお、変化量がトリップ値及びバックアップト
リップ値に達しないときはタービントリップ装置13は
作動しない(ブロック18a、18b )。そして、ト
リップ信号が発生された場合にはタービントリップ装置
13が作動して(ブロック19a、19b )タービン
をトリップさせることができる。
上述の如〈従来装置によれば、通常の運転時(起動時、
停止時も含む)においてタービン軸に生じた異常振動(
通常運転時に何等かの原因によりタービン軸の振れ回り
変化量に異常が現れ、タービン軸と軸受との相対変位量
が設定値を越えること)を、軸振動検出器によりタービ
ン軸の異常振れ回りの絶対変位量として検出し、これに
基づいてタービンをトリップさせ、タービンを異常状態
から保護することができる。
〔背景技術の問題点〕
しかし、地震時にタービン軸4及びタービン軸受6を含
むタービン発電機全体が変位する場合には、タービン軸
4自身には異常が生じていない場合であっても、異常状
態が生じていると振動リレー盤11で判断され、あるい
は異常状態が変位量表示計9及び振動記録計10で表示
され、自動的にタービントリップがなされる可能性があ
る。なぜならば、通常運転時の軸の振れ回り変位量及び
地震により生じる軸9振れ回り変位量を加え声変位置を
考慮しても、タービン軸4とタービン軸受6の相対変位
が設定値以下におさまるにもかかわらず、振動検出器5
a・・・5nはその特性により通常運転時の軸の振れ回
り変位量及び地震により生じる軸の振れ回り変位量、振
動検出器取付点における地震変位量、建屋とタービン発
電機基礎台の地震時の変位量を加え合せたものを絶対変
位量として検出してしまうからである。
そこで従来装置では、第4図に示すような特性の低周波
カットフィルタ8を用いることによって、地震による影
響を取り除く工夫がなされている。
しかし、タービン軸4とタービン軸受6の相対変位がト
リップ値に達しないような小規模の地震に対しても、そ
の絶対変位量において、ある1軸受 □がトリップ値以
上になりかつ他のいずれかの軸受6が警報値以上になる
場合、あるいはある1軸受6がバックアップトリップ値
以上になる場合があり、この様な場合にはタービンはト
リップしてしまう。この様にタービン軸4とタービン軸
受6の相対変位がトリップ値に達しない様な規模の地震
のために、プラントが停止してしまうことはプラントの
稼動率の観点から好ましくなかった。
〔発明の目的〕
本発明は上記の従来技術の問題を克服するためになされ
たもので、タービン軸とタービン軸受の相対変位がトリ
ップ値に達しないような比較的小規模な地震に対しては
、タービントリップスイッチを自動から手動に切り換え
ることで不必要なタービントリップを防ぎ、相対変位が
トリップ値に達するような比較的大規模な地震に対して
は、タービンを自動的にトリップさせることにより、プ
ラントの稼動率を低下させることなくタービンを異常状
態から保護することのできるタービン保護装置を提供す
ることを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明はタービン軸の振動を検出して軸振動信号を出力
する軸振動検出器と、この軸振動検出器に接続・された
タービン監視盤と、このタービン監視盤に接続され前記
軸信号の低周波成分のみを除去する低周波カットフィル
タと、この低周波カットフィルタを介して与えられる前
記軸振動信号に基づいて警報状態及びタービントリップ
状態の有無を判断する判断制御装置と、この判断制御装
置の出力に基づいて警報を発生させる警報装置と、原子
力発電所内に設けられ地震による振動成分を出力する地
震計と、この地圧計からの出力が設定された値の範囲内
の場合タービントリップ操作を手動に切り換え睡定され
た値の範囲を越えるとタービントリップ憬作を謔唸ミミ
4コ目==桂#界≠恭咋念自動で行なう地震判断制御装
置と、前記地震計から出力される振動成分を感知すると
前記タービン監視盤及び地震判断制御装置へ接続され地
震による振動成分を前記振動検出器より出力された軸振
動信号から除去す名地震用フィルタと、この地震用フィ
ルタもしくは低周波カットフィルタを介して与えられる
前記軸振動信号に基づいてり−ビン軸の変位量を表示す
ると共にタービン軸の振動を記録する表示記録手段とか
ら成ることを特徴とするタービン保護装置にある。
〔発明の実施例〕
以下第6図から第8図を参照して本発明の一実施例を説
明する。なお、従来例と同一要素には同一符号を付し説
明は省略する。ここで第6図に本発明の一実施例の構成
図を示す。同図において、軸振動検出器5a・・・5n
はタービン監視盤7に接続され、このタービン監視盤7
は低周波カントフィルタ8を介して振動リレー盤11に
接続されている。さらに振動リレー盤13は警報装置1
2及びリレー付勢装置21に接続され、このリレー付勢
装置21によってリレー22は動作させられる。
このリレー22の動作によってタービントリップスイッ
チ23は閉ざされ電源24゛とタービントリップ装置1
3は電気的に接続される。又低周波カットフィルタ8は
表示記録手段を構成する変位量表示計98及び振動記録
計10aにも接続されている。
地震によるタービンプラントの振動を検出するため、タ
ービン発電機周辺には2個1組にして地震計25a〜2
5zが設置されている。この2個1組の地震計25a、
25bのいずれかの出力が設定値αを越え、かつ地震計
25c、25’dのいずれかの出力か設定値αを越える
ときと、他の場所に設置されている地震計25’w〜2
5zについて同様の関係が成立するときに、地震用振動
リレー盤26を介して切換用リレー付勢装置27が作動
させられる。このように地震計を複数個設け、それぞれ
をAND及び0几論理回路でつないだのは、一部の地震
計の誤動作によって保護装置が誤動作しないようにする
ためである。前記切換用リレー付勢装置27は作動する
と接続しているリレー28.29を動作させる。このリ
レー29が動作すると、地震用フィルタスイッチ30を
閉じさせ、タービン監視盤7の出力側を地震用フィルタ
31に接続させる。この地震用フィルタ31は前記低周
波カットフィルタ8に比べて感度が良く、かつより高周
波までカットするもので、第7図はその特性を示す。こ
こで第7図は第6図の地震用フィルタ31の特性図で縦
軸に感度をとり横軸に振動周波数をとっている。同図に
示す様に地震用フィルタ31は周波数25Hz以下の低
周波成分をほとんど通過させない。この地震用フィルタ
31を通過した軸振動信号は変位量表示計9b及び振動
記録計10bで表示、記録される。
前記リレー28が前記切換用リレー付勢装置27によっ
て動作すると、手動切換スイッチ32は手動切換信号ア
ラーム33側に切り換えられ、電源34と手動切換信号
アラーム33が電気的に接続軌 さ娑る。
前記地震計25a〜25zからの出力は、前記地震用振
動リレー盤26を介して自動操作用リレー付勢装置35
にも伝達され、この地震計25a〜25zからの出力が
伝達されるとこの自動操作用リレー付勢装置35はリレ
ー36を動作させる。そしてこのリレー36は地震用自
動タービントリップ装置ッ’P37を閉じさせ電源38
とタービントリップ装置13を接続させる。この地震用
自動タービントリップスイッチ37と手動タービントリ
ップスイッチ39はAND論理回路で接続され、相方の
スイッチ37.39が相方共閉じられることによってタ
ービントリップ装置13は動作する。
次に第8図の信号流れの説明甲を参照して第6図の本発
明の一実施例を示す構成例の動作を説明する。タービン
発電機周辺に設けられた地震計25a・−・25zの計
測値は、地震用振動リレー盤26によって変位量の大小
が判定され、2個1組で設置された地震計25a及び2
5bの計測値が設定値αに満たない場合、又は地震計2
5c及び25dの計測値が設定値αに満たない場合(ブ
ロック40)、及び他の場所に2個1組で設置された地
震計25W。
25x、25y、25zについても同様に設定値αに満
たない状態が生じている場合(ブロック41)において
、地震が起こらない通常時又は地震が起きてもその地震
の規模が設定値αに満たないような小規模の地震である
と判断される。この場合において、タービン軸受部及び
発電機軸受部に設置された複数個の軸振動検出器5a・
・・5nにより検出された軸変位量はタービン監視盤7
で信号変換され、一方は低周波カットフィルタ8を通し
て変位量表示計93及び振動記録計10aに各軸受6毎
連続的に表示及び記録がなされる。
タービン監視盤7で信号変換されたもう一方の軸変位量
は、振動リレー盤11に大刀され変位量の大小が判断さ
れる。ここで大小を判断することによってタービントリ
ップ装置13のON又はOFF (ブロック44.48
)が判断される。ある1軸受6の変位量が警報値以上に
達した場合(ブロック42)、通常時OFF状態になっ
ている(ブロック43a)警報装置14が作動しくブロ
ック43b ) 、タービン軸受6又は発電機3に異常
の生じたことを運転員に知らせる。更に、ある1軸受6
の変位量が警報値より大きな値に設定されたトリップ値
以上に達しくブロック45)、かつ他のいずれかの軸受
6の変位量が警報値以上に達した場合(プしツク42,
46)、あるいはある1軸受6の変位量が警報値及びト
リップ値とは別に設定されたバックアップトリップ値以
上に達する場合(ブロック46)はリレー付勢装置21
はリレー22を付勢する。このリレー22が付勢色しる
ことによってタービントリンブスインテ23が閉じられ
、電源24とタービントリップ装置13は電気的に接続
され中動的にタービン2a・・・2nをトリップする様
になっている(ブロック48)。
前記タービン発電機周辺に設けられた地震計25a又は
25bの測定値が地震用振動リレー盤26によって設定
値α以上に達したと判定され、かつ地震計20c又は2
0dの測定値が設定値α以上に達したと判定された場合
(ブロック4o)、あるいは他の場所に設置された地震
計25w、25x、25y、25zの測定値についても
同様に設定値α以上に達したと判定された場合(ブロッ
ク41)、切換用リレー付勢装置27はす°シー29を
付勢させる。このリレー29が付勢されることによって
地震用フィルタスイッチ30が閉じられ(ブロック49
)、軸振動検出器5a・・・5nによって検出された軸
振動信号は地震により生ずる変位量を削除する地震用フ
ィルタ31を介して、タービン軸4の変位量を変位量表
示計9b及び振動記録計iobによって連続的に表示及
び記録がなされる。
地震用振動リレー盤26によって、地震計25a・・・
25zの測定値が上述の様に設定値α以上だと判定され
た場合、切換リレー付勢装置27はリレー29を伺勢さ
せると同時にリレー28も付勢させる。このリレー28
が付勢されると電源34を介して通常は自動側に切換え
であるターピントシップの手動切換スイッチ32が作動
され、タービントリップ操作が自動から手動へ切り換え
られる(ブロック49)。更にこの手動切換スイッチ3
2は、手動切換信号アラーム33を作動させ(ブロック
50)、タービントリップ操作が自動から手動に切り換
わったことを運転員に知らせる。この運転員は、低周波
カットフィルタ8を通した変位量表示計9a及び振動記
録計10a又は地震用フィルタ31を通した変位量表示
計9b及び振動記録計10bによる表示を参考にしなが
ら、必要に応じて手動タービントリップスイッチ39を
閉じさせる(ブロック51)。この手動タービントリッ
プスイッチ39によってタービントリップ装置13が作
動して、タービン2a・・・2nをトリップする様にな
っている(ブロック48)。また、地震用振動リレー盤
26によって、地震計25a又は25bの測定値が設定
値αより大きな値に設定された設定値β以上に達したと
判定されかつ地震計25c又[認テの測定値が設定値β
以上に達したと判定された場合(ブロック52)、ある
いは他の場所に設置された地震計25w、25x、25
y、25zの測定値についても同様に設定値β以上に達
したと判定された場合(ブロック53)において、大規
模の地震が発生したと判断される。この場合において、
自動操作用リレー付勢装置35はリレー36を付勢し、
電源38及び地層用自動タービントリップスイッチ37
を介してタービントリップ装置13を作動させ(ブロッ
ク54)、自動的にタービンをトリップするよう(ブロ
ック48)になっている。
本発明のタービン保護装置は以上の様に構成されている
ため、地震などによってタービン設備全体が揺れ、ター
ビン軸4とタービン軸受6の相対変位がタービントリッ
プ値に達しない様な小規模の地震にもかかわらず、その
絶対変位がタービントリップ値に達するような場合でも
タービントリップスイッチが自動から手動に切換えられ
、地震による振動成分をカットする地震用フィルタ31
を通して作動する変位量表示計9b及び振動記録計10
bによる表示を用いて、運転員の適切な判断のもとに不
必要なタービントリップを防ぐことができる。更には、
ター1ン軸4とタービン軸受6の相対変位がトリップ値
に達する様な大規模な地震の際には、自動的に地震用自
動タービントリップスイッチ37が作動することによっ
て、確実にタービンをトリップすることができ、プラン
トの稼動率を大巾に向上させるとともに地震時の安全性
を向上させることができる。
尚、前記設定値αとは、タービン軸4と軸受6の相対変
位が設定値以下にもかかわらず軸の絶対変位量によりタ
ービントリップに至る可能性のある規模の地震設定値を
示す。さらに、設定値βとはタービン軸4と軸受6の相
対変位が設定値を越えるような大きな規模の地震設定値
を示す。
〔発明の効果〕
本発明によれば、低周波カットフィルタに比べて感度が
良く、かつより高い周波数成分まで信号をカットする地
震用フィルタと、この地震用フィルタを地震感知後に接
続させる地震用フィルタスイッチとを設け、比較的小規
模な地震に対しては、タービントリップスイッチを自動
から手動に切り換えることにより、タービン軸と軸受の
相対変位量がトリップ値に達しない場合にはタービンを
トリップさせることがない様にし、更には比較的大規模
な地震に対してはタービンを自動的にトリップさせるこ
とにより、不必要なタービントリップを防ぎプラントの
稼動率を低下させることなくタービンを異常状態から保
護することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は原子力発電プラントのタービン近傍の正面図、
第2図は第1図の軸受部の断面図、第3図は従来のター
ビン保護装置の構成図、第4図は第3図の低周波カット
フィルタの特性図、第5図は第3図の構成の動作説明図
、第6図は本発明の一実施例の構成図、第7図は第6図
の地震用フィルタの特性図、第8図は第6図の実施例の
動作説明図である。 5a〜5n・・・軸振動検出器 7・・・タービン監視
盤8・・・低周波カントフィルタ 9a、9b・・・変位量表示計 10a、10b・・・振動記録計 11・・・振動リレ
ー盤12・・・警報装置 13・・・タービントリップ装置 21・・・リレー付勢装置 22.28,29.36 ・・・リレー 25a〜Z・
・・地震計26・・・地震用振動リレー盤 27・・・切換用リレー付勢装置 31・・・地震用フィルタ 33・・・手動切換信号アラーム 35・・・自動操作用リレー付勢装置 代理人 弁理士 則 近 憲 佑(ほか1名)第4図 第7図 イ役動IW′l濯秋 Hzノ (Hz )

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) タービン軸の振動を検出して軸振動信号を出力
    する軸振動検出器と、この軸振動検出器に接続されたタ
    ービン監視盤と、このタービン監視盤に接続され前記軸
    信号の低周波成分のみを除去する低周波カットフィルタ
    と、この低周波カントフィルタを介して与えられる前記
    軸振動信号に基づいて警報状態及びタービントリップ状
    態の有無を判断する判断制御装置と、この判断制御装置
    の出力に基づいて警報を発生させる警報装置と、原子力
    発電所内に設けられ地震による振動成分を出力する地震
    計と、この地震計からの出力が設定された値の範囲内の
    場合タービントリップ操作を手動に切り換え設定された
    値の範囲を越えるとタービントリップ操作を自動で行な
    う地震判断制御装置と、前記地震計から出力される振動
    成分を感知すると前記タービン監視盤及び地震判断制御
    装置に接続され地震による振動成分を前記振動検出器よ
    り出力された軸振動信号から除去する地震用フィルタと
    、この地震用フィルタと前記低周波カットフィルタとを
    介して与えられる前記軸振動信号に基づいてタービン軸
    の変位量を表示すると共にタービン軸の振動を記録する
    表示記録手段とから成ることを特徴とするタービン保護
    装置。
  2. (2)判断制御装置は、低周波カットフィルタに接続さ
    れた振動リレー盤と、この振動リレー盤に接続されたリ
    レー付勢装置及び警報装置と、前記リレー付勢装置から
    リレーを介して付勢されるタービントリップスイッチと
    から成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    タービン保護装置。
  3. (3)地震判断制御装置は、地震計に接続された地震用
    振動リレー盤と、この地震用振動リレー盤に接続された
    切換用リレー付勢装置と、この切換用リレー付勢装置に
    よりリレーを介して付勢される手動切換スイッチと、こ
    の手動切換スイッチに接続された手動切換信号アラーム
    及び手動タービントリップスイッチと、前記地震用振動
    リレー盤に接続された自動操作用リレー付勢装置と、こ
    の自動操作用リレー付勢装置からリレーを介して付勢さ
    れる地震用自動タービントリップスイッチとから成るこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のタービン保
    護装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101819285A (zh) * 2010-04-07 2010-09-01 中国地震局地震研究所 核电地震仪表系统检测装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101819285A (zh) * 2010-04-07 2010-09-01 中国地震局地震研究所 核电地震仪表系统检测装置

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