JPS6015406Y2 - 通信用保安器 - Google Patents

通信用保安器

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JPS6015406Y2
JPS6015406Y2 JP6574279U JP6574279U JPS6015406Y2 JP S6015406 Y2 JPS6015406 Y2 JP S6015406Y2 JP 6574279 U JP6574279 U JP 6574279U JP 6574279 U JP6574279 U JP 6574279U JP S6015406 Y2 JPS6015406 Y2 JP S6015406Y2
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JP
Japan
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main body
body case
contact
protector
connection terminals
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JP6574279U
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English (en)
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JPS55166130U (ja
Inventor
進 内田
茂夫 山本
勉 盤木
Original Assignee
株式会社山光社
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Publication date
Application filed by 株式会社山光社 filed Critical 株式会社山光社
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Priority to US06/087,699 priority patent/US4313147A/en
Priority to GB7942130A priority patent/GB2042833B/en
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は通信線に発生することがある異常電圧および
異常電流から通信線に接続されている機器を保護するた
めの通信用保安器に関する。
従来の通信用保安器としては、一対の避雷器と、熱線輪
とが配設され、この熱線輪が開路動作したときに保安器
外に表示ボタンを突出し、また警報器に接続する為の警
報回路を始動する形式のものは存在した。
しかしこの通信用保安器では過電流保護素子としての熱
線輪に自復性がなく、また回路を機械的に開閉制御する
ので保安器の構造が複雑になり過ぎる欠点が存在した。
この考案は過電流保護素子として自復性を具有するサー
ミスタを使用し、かつ機械的構成を少なくして信頼性の
向上を図ると共に端子類や過電流保護素子及び避雷器を
絶縁材からなる保安器本体にコンパクトに実装すること
によりその形状を小型化し、さらに端子類の保安器本体
に対する組立を容易に行えるようにした通信用保安器を
提供することを目的とする。
この考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
先ず第1図、第2図、第3図および第4図に基づいてこ
の考案に係る通信用保安器の外部構造について説明する
1は通信用保安器の本体で、機械的強度が高くかつ電気
的絶縁材から戊り、全体として扁平矩形状の端面を有す
る角柱箱状に形成されているものである。
この通信用保安器1は、長手方向にその側面のほぼ中央
線に沿って蓋ケース部2と本体ケース部3に分割され、
本体ケース部3の上部端面と一体に形成された係止凸部
31と蓋ケース部2上部側縁に配設された係止凹部21
が活嵌し、同時に、本体ケース部3の下部端面と一体に
形成された定置凹部32と蓋ケース部2の下部端面に一
体に形成された定止凸22が活嵌することにより脱着自
在に構成されている。
また蓋ケース部2の一方の側面下部には、本体ケース部
3との当接面縁線に沿って適宜な長さに案内凸部23が
配設され、他の一側面下部の本体ケース部3との当接面
縁線には案内凸部23に対応する位置に案内凹部24が
配設されている。
しかして通信用保安器を同一線上に複数個配置する場合
にこの案内凸部23が相隣る通信用本案の案内凹部と活
嵌し、また他の相隣る通信用保安器の案内凸部が通信用
保安器本体1の案内凹部24に活嵌することにより容易
にその位置ずけができるようにされている。
また通信用保安器本体1の接続端子すなわち局内側接続
端子TDおよびRoと局外側接続端子TLおよびRLお
よび必要に応じ接続する接地端子Eはすべてその接続部
が通信用保安器1の下部端面より突出しそれぞれ対応す
るジャックに挿嵌されるように構成されている。
さらに各端子のジャックへの挿入および抜取を容易に行
わしめるため、通信用保安器1の上部両側面の一部には
ラック状の凹凸部1aと1bが配設されている。
さらに本体ケース部3の上部端面にはテスト又はモニタ
用プラグ挿入孔33と34が配設されている。
次に通信用保安器1の内部構造について第5図乃至第1
4図に基づいて説明する。
第5図は通信用保安器本体1の蓋ケース部2をはずした
状態における平面図を示したものである。
先ず局内側接続端子TDは本体ケース部3の一方の側壁
35と本体ケース3と一体に適宜に配設された絶縁基台
6および7に形成されている溝間に油底状態で脱着自在
に挿嵌定置され、この局内側接続端子TDの接続部は本
体ケース部3の下部端面に配設された定置凹部TD−1
を介して本体ケース部3の外側に配設されている。
この局内側接続端子TDは第14図に示すように矩形断
面を有する巾板状の金属片を成形たものでその一部にや
)巾広に形成した接触部TDよが配設されている。
この局内側接続端子TDの接触部TD&は、第1′2図
に示すように一方の端面退部を折曲したU字形形状の接
触バネ81を介し、後述する局外側接続端子T乙の下部
をトンネルして、第5図および第9図に示すように、サ
ーミスタからなる自復性を有する過電流保護素子91に
接続している。
この過電流保護素子91は異常電流が流れた場合その異
常電流の大いさに応じて電流制御がなされるので、警報
回路等の配設の必要性は不要となっている。
この過電流保護素子91の他の一面は鉤状接触板10に
接続する。
この鉤状接続板10は、通信用保安器本体1の本体ケー
ス3と一体に適宜に配設された絶縁基台5および6に形
成されている溝間に油底状態で脱着自在に定置されてお
り、第11図に示すように、適宜な接触面積を得るため
、一方の端面退部を折曲しかつ鉤状に彎曲された頭部を
有する金属板である。
この鉤状接触板10の端面退部の折曲面は、本体ケース
部3の側壁35とこの本体ケース部3と一体に適宜に配
設された絶縁基台5により形成された空間で、そこに配
設されているC字形形状の接触板バネ12と相互のスプ
リング作用により接触している。
この接触面はテスト又はモニタ用プラグが挿入されたと
きは相互にテスト用プラグ又はモニタ用プラグを夾持し
て接触する。
このC字形形状の接触板バネ12は、第10図に示すよ
うに、鉤状接触板10の折曲面と接続する折曲面と他端
の彎曲面を局外側端子TLと接続する巾板状の金属片で
ある。
このC字形形状の接触板バネ12と接続する局外側接続
端子TLは通信用保安器1の本体ケース部3と一体に適
宜に配設されている絶縁基台5と6および7に形成され
ている溝間に油底状態で脱着自在に定置され、この局外
側接続端子Tしの接続部は本体ケース部3の下部端面に
配設された定置凹部TL−1を介して本体ケース部3の
外側に突出するように配設されている。
またこの局外側接続端子TLは第13図に示すように矩
形断面を有する山板状の金属片を成形したものでその一
部にやや巾広に形成した接触部Tシaが配設されている
この局外側接触端子TLの接触部TL、、−3は、第1
2図に示すように一方の端面置部を折曲したU字形形状
の接触板バネ84を介して、第8図に示すように避雷器
又は円筒状の炭素避雷器14に接続している。
この避雷器14は他の一端を接地端子Eと接続している
この接地端子Eは、局内側接続端子TDおよび局外側接
続端子TLと同様に絶縁基台6と7に形成された溝間に
油壺状態て脱着自在に定置され、この接地端子Eの接続
部は本体ケース部3の下部端面に配設された定置凹部E
−1を介して本体ケース部3の外側に突出するように配
設されている。
しかして局内側接続端子TDはU字形形状の接触バネ8
1、過電流保護素子91.鉤状接触板10およびC字形
形状触板バネ12を介して局外側端子TLと電気的に閉
状態に接続されている。
同時に局外側接続端子下しはU字形形状の接触板バネ8
4を介して避雷器14に接続し、この避雷器を介して必
要に応じて接地端子Eと接続している。
同様の構成において、通信用保安器1の仮想中央縦断面
を対称面として対称に配設されている他の局内側接続端
子RDと局外側接続端子RLが閉状態で接続され、同時
に局外側接続端子Rしは避雷器15を介して接地端子E
と接続している。
すなわち、局内側接続端子RDはU字形形状の接触バネ
82を介して、局外側接続端子Rしの下部をトンネルと
して過電流保護素子92と接続し、この過電流保護素子
の他の面は鉤状接触板11と接続し、さらにこの鉤状接
触板11と相互にスプリング作用により接続するC字形
形状接触板バネ13を介して局外側接続端子RLと接続
する。
さらにこの局外側接続端子RLはU字形形状の接触板バ
ネ83を介して接地端子Eと接続し一つの回路を完成し
ている。
上述した通信用保安器1の各端子のヂャツク挿入部およ
び各端子への接触部は電気的接触抵抗を軽減するため金
メッキが施されている。
この通信用保安器の接続回路を第15図に示している。
図中33aと34aは通信用保安器1の本体ケース部3
の上部端面に配設されているテスト又はモニタ用プラグ
挿入孔33と34に対応して設けられているテスト用又
はモニタ用プラグとの接続端子である。
第5図において鉤状接触板10.11とC字形形状接触
板バネ12.13とが相互のスプリング作用で接触する
折曲部が該当するものである。
以上述べたように上述の実施例に基づいて実用新案登録
請求の範囲のように構成した本考案の通信用保安器は、
過電流保護素子として自復性を有するサーミスタからな
るものを使用したので、構造が簡単化され警報回路等の
付設が不要となった。
また、局内側・局外側接続端子や接地端子の端子類、過
電流保護素子や避雷器の電気部品並びにそれらを接続す
るための接触板バネ、鉤状接触板及び接触ハネ等の金具
類を絶縁材からなる保安器本体内にスペース的に無駄な
く収容して内部構成をコンパクトにしたため、全体とし
て極めて小型化することができた。
特に2個の避雷器を保安器本体の中央下半部内部に縦方
向に並べて配置したので、保安器本体は幅寸法を帥さく
することができ、またこれら避雷器に接続する接地端子
を5形に形成したためこれら避雷器と接触する他方の局
外側接続端子を単純な形状にすることができてこれら接
続端子の製作が簡単になり、且つ保安器本体への組立も
容易に行うことができる。
さらにまた、局内側・局外側接続端子や接地端子の端子
類並びに接触板バネ、鉤状接触板及び接触バネ等の金具
類は保安器本体の本体ケース部に挿嵌するだけで組立が
できるものであるから、その組立及び保守点検検や修理
を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は保安器の平面図、第2図は保安器の正面図、第
3図は底面図、第4図は右側面図、第5図は蓋ケース部
を除いた保安器の平面図、第6図は下部端面図、第7図
は第5図におけるA−A線断面図、第8図は同C−C線
断面図、第9図は同C−C線断面図、第10図はC字形
形状接触板バネの正面図、第11図は鉤状接触板の斜視
図、第12図はU字形形状接触バネの斜視図、第13図
は局外側接続端子の斜視図、第14図は局内側接続端子
の斜視図、第15図は回路図である。 1・・・・・・保安器本体、2・・・・・・蓋ケース、
3・・・本体ケース、10,11・・・・・・接触板、
12,13・・・・・・接触板バネ、14,15・・・
・・・避雷器、23・・・・・・案内凸部、24・・・
・・・案内凹部、33.34・・・・・・プラグ挿入孔
81.82・・・・・・接触バネ、91.92・・・・
・・過電流保護素子、Tシー Rt、・・・・・・局外
側接続端子、TD、RD・・・・・・局内側接続端子、
E・曲・接地端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁材で形威した上端面にプラグ挿入孔33と34を配
    設した本体ケース部3と、絶縁材で形威し前記本体ケー
    ス部3と、脱着自在に油底係止する蓋ケース部2とで構
    成する保安器本体1と、この保安器本体1の内部の両側
    に対称にして本体ケース部3と一体に形威した絶縁基台
    に脱着自在に挿嵌した局内側接続端子TDとRD及び局
    外側接続端子TLとRLと、P形に形威し前記本体ケー
    ス部3の内側の中央下半部に配設した接地端子Eと、前
    記本体ケース部3の内部の上端面下部外側に配設しそれ
    ぞれ一端をプラグ挿入孔33と34の下部に臨ましめる
    と共に他端を前記局外側接続端子TLとRLに接触せし
    めたC字形形状の接触板バネ12と13と、前記本体ケ
    ース部3の内部の上端面下部内側に配設しそれぞれ鉤状
    に湾曲させた一端部を前記プラグ挿入孔33と34の下
    部に臨ましめると共に、前記接触板バネ12と13の一
    端に接触させた鉤状接触板10と11と、前記本体ケー
    ス部3の内部の中央上半部に横方向に並べて配置し前記
    鉤状接触板10と11に一方の電極を接触せしめたサー
    ミスタからなる過電流保護素子91と92と、この過電
    流保護素子91と92の他方の電極と前記局内側接続端
    子TDとRDの間に介在せしめた接触バネ′81と82
    と、前記本体ケース部3の内部の中央下半部に縦方向に
    並べて配置し互に反対方向の側部に位置する一方の電極
    を前記接地端子Eに接触せしめた避雷器14と15と、
    この避雷器14と15の他方の電極と前記局外側接続端
    子TLとRLとの間に介在せしめたU字形の接触板バネ
    84と83と、からなる通信用保安器。
JP6574279U 1978-12-06 1979-05-18 通信用保安器 Expired JPS6015406Y2 (ja)

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US06/087,699 US4313147A (en) 1978-12-06 1979-10-24 Protective device for communication system
GB7942130A GB2042833B (en) 1978-12-06 1979-12-06 Protective device for communication system

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JP6574279U JPS6015406Y2 (ja) 1979-05-18 1979-05-18 通信用保安器

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JPS55166130U JPS55166130U (ja) 1980-11-29
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