JPS6238933B2 - - Google Patents

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JPS6238933B2
JPS6238933B2 JP52131374A JP13137477A JPS6238933B2 JP S6238933 B2 JPS6238933 B2 JP S6238933B2 JP 52131374 A JP52131374 A JP 52131374A JP 13137477 A JP13137477 A JP 13137477A JP S6238933 B2 JPS6238933 B2 JP S6238933B2
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JP
Japan
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line
electrode
ground
contact piece
telephone
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Application number
JP52131374A
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English (en)
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JPS5361039A (en
Inventor
Hainesu Uiriamu
Ei Shaisauaa Eritsuku
Kuiazen Kashimiiru
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cook Electric Co
Original Assignee
Cook Electric Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Cook Electric Co filed Critical Cook Electric Co
Publication of JPS5361039A publication Critical patent/JPS5361039A/ja
Publication of JPS6238933B2 publication Critical patent/JPS6238933B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T4/00Overvoltage arresters using spark gaps
    • H01T4/06Mounting arrangements for a plurality of overvoltage arresters

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は接続器に使用するための保護器装置に
関し、更に詳細には、差込み型の保護器装置であ
つてその中に三電極ガス入り管避雷器を用い、電
力異常があつた場合に金属分路回路を形成する新
規かつ改良された保護器装置に関する。
従来の技術 電話装置の各電話線は、この電話線に生ずる可
能性のある高電圧またはサージ電流から保護し
て、この電話線に接続された電話装置の損傷を防
ぐようにすることが必要である。電話中央局また
は構内交換機に設置された電話装置においては、
差込み型の保護器装置を用いて各電話線を電話装
置に接続するとともにこれら電話線をこの線に生
ずる高電圧またはサージ電流から保護している。
この保護器装置はある型の避雷器を有しており、
この避雷器は電話線と大地電位との間に接続され
る。避雷器が接続されている電話線に高電圧また
は電流サージが生ずると、避雷器内の火花ギヤツ
プが火花連絡し、電話線は避雷器を介して大地電
位に直接に接続される。このようにして、電話線
に接続されている電話装置は保護され、有害な電
圧を受けない。
保護器装置は通例は接続器または接続器ブロツ
クに取付けられ、これにより接続器は、加入者電
話からの引込ケーブルと中央局切換装置または構
内交換機内の装置への導電体との間の電気的終端
接合面を形成する。例をあげると、電話線と上記
装置との間の接合面を形成する一つの型の電気的
接続器が、本願出願人に譲渡された米国特許第
3947732号に開示されている。この接続器は通例
は電話中央局で使用される。引込線の数が少ない
施設、例えば構内交換機においては、または搬送
器もしくは特殊サービス回路に対しては、もつと
小型の接続器が電話線と装置との間の接合面とし
て用いられる。このような小型の接続器の一つの
型は本願出願人に譲渡された米国特許第3936133
号に開示されている。
どの接続器を用いようと、従来から種々の型の
保護器装置が用いられ、外部または引込み電話線
を中央局装置に接続するとともに高電圧またはサ
ージ電流からの保護を行なつている。これらの保
護器装置の大多数はその外形は極めて類似してい
る(例えば上掲の米国特許第3947732号および第
3936133号参照)。ただ、これら保護器装置内には
種々の型の炭素またはガス入り管避雷器を用いて
必要な保護を行なつている。
更に詳細に説明すると、保護器装置は基体を有
し、この基体の一つの側壁から1対のピン(しば
しば、外部施設ピンと呼ばれる)が延びておつて
外部施設の導電体(すなわち、電話中央局内へ延
びるチツプおよび環状線)に接続される。また他
の1対のピン(しばしば、中央局ピンと呼ばれ
る)が基体の上記側壁から延びており、その各々
は外部施設ピンの一つに接続され、中央局装置に
接続されるようになつている。基体から延びる第
5のピンは大地電位に接続され、かつ、極性決め
ピンの役をなして保護器装置が接続器基体に正し
い向きにおいてのみ差込まれるようになつてい
る。ある場合には、他のピンが保護器装置の基体
から延びておつてこの極性決めの役をしている。
基体の他の側壁上またはその近くに取付けられ
た種々の構成部品を取り囲むために、ほぼ短形状
のプラスチツク製のハウジングまたはシエルが基
体にスナツプ止めされる。指で握る部分が基体と
反対のシエルの端部に設けられており、この握り
により保護器装置を接続器に対して簡単に抜き差
しできるようになつている。
上述のように、種々の型の保護機器または避雷
器が保護器装置のシエル内に用いられて所望の保
護を行なつている。このように用いられている避
雷器の一つの型は二電極炭素避雷器である。この
ような避雷器を用いると、外部施設ピンの一つ、
従つて被保護電話線の一つに接続された炭素路線
電極と接地ピンに接続された炭素接地電極との間
に火花ギヤツプが形成される。火花ギヤツプが電
話線上の高電圧サージによつて火花連絡すると、
被保護線に流れるサージ電流は大地電位に接続さ
れ、中央局ピンに接続されている電話装置へは流
れない。
各対の外部施設ピンに接続された対の線を保護
するには1対の炭素避雷器を用いなければならな
い。更に、若干の保護器装置においては、常時は
開路している金属分路回路が、電話線の各々と大
地との間の炭素避雷器の火花ギヤツプの両端に接
続されている。ある型の電力事故があると、可融
片が溶融し、金属分路が回路を閉じて電話線を大
地電位に永久的に接続する。他の保護器装置はま
た電話線と直列接続された熱コイルを用い、接地
端子と電話線との間の金属分路の短絡を行なうよ
うにしている。
炭素避雷器の代りに、保護器装置のいろいろの
ものは二電極ガス入り管避雷器を用いている。二
電極ガス入り管のいろいろのものは、絶縁間融子
管の両端に気密封止された1対の対向電極を有
す。これらの電極の各々は間隔子管内へ延びる部
分を有し、これにより火花ギヤツプが間隔子管内
のガス室内に形成される。電話線の一つを保護す
るには、一つの電極を外部施設ピンの一つを介し
て被保護電話線に接続し、他の電極を接地ピンを
介して大地電位に接続する。大きな高電圧が上記
一つの電極に接続された線に現われると、絶縁間
隔子内の火花ギヤツプが降伏する。このようにし
て、電極は互いに接続し、電話線にあつた高電圧
は上記電極および火花ギヤツプを介して大地電位
に接続される。
炭素避雷器を用いる場合のように、遠隔場所と
電話中央局との間に延びる各対の電話線を保護す
るには、1対の二電極ガス入り管避雷器を用いな
ければならない。1対の線の各々の線が単一の二
電極ガス入り管避雷器によつて保護されている時
は、両火花ギヤツプが電気的に降伏するのは正確
に同じ電圧においてである。従つて、2つの二電
極ガス入り管避雷器のうちの一つがその避雷器に
接続されている線上の高電圧またはサージ電流に
よつて火花連絡すると、他のガス入り管避雷器
は、このガス入り管避雷器に接続されている線に
かなりの電圧があつても、まだ降伏しないかもし
れない。その結果、このようなことが起ると、か
なりの線対線電圧が生じ、この電圧がこれら保護
器装置によつて保護されている装置の両端にかか
ることになる。
最近においては、三電極ガス入り管避雷器も
種々の他の用法に用いられ、電話線等をこの電話
線に生ずる高電圧またはサージ電流から保護する
ようになつている。この三電極ガス入り管避雷器
は通例1対の路線電極を有し、これら電極は1対
の絶縁間隔子部材によつて中央接地電極の両端に
おいて接続される。三電極ガス入り管避雷器の2
つの路線電極の各々は、これら路線電極の各々と
中央接地電極との間に火花ギヤツプが形成される
ように構成されている。1対の電話線を保護する
には、路線の一つを路線電極の一つに接続し、他
の路線を他の路線電極に接続する。この1対の電
話線のうちの一つに高電圧が生ずると、この線に
接続された路線電極と接地電極との間に火花ギヤ
ツプが火花連絡し、この線が大地電位に接続され
て保護される。
更にまた、一方の路線電極と接地電極との間の
火花ギヤツプは他方の路線電極と接地電極との間
の火花ギヤツプと同じ空洞内にあるから、他方の
火花ギヤツプは、第1の火花ギヤツプがまだ降伏
してない場合に比べてより低い電圧でより短時間
に火花連絡する傾向がある。すなわち、この火花
ギヤツプは既に僅かにイオン化されているからで
あり、従つてこの火花ギヤツプは他方の路線電極
に接続されている線上の電圧に応動してより容易
に火花連絡する。その結果、線対線電圧が存在す
る機会はほとんどなく、被保護装置の両端にかか
る線対線電圧は無視できる程度のものである。
発明の要約 従つて、本発明の目的は、三電極ガス入り管避
雷器を用いて高電圧又はサージ電流から1対の電
話線を保護する新規な改良型の保護器装置を提供
することである。この保護は、可融部材によつて
1対の路線接片を接地クリツプ構成体から一定の
距離だけ離し、この可融部材にそれから延びる位
置決め装置を備えさせ、路線接片とガス入り管避
雷器の対応する路線電極との間にその可融部材を
適切に位置決めすることによつて達成される。
本発明の上記および他の多くの目的に従つて、
本発明の一つの実施例は差込み型の保護器装置か
ら成つており、電話中央局、構内交換機または類
似施設において電話線の対を電話局装置に接続す
るとともにこれら電話線をこれに発生する高電圧
またはサージ電流から保護する。本発明保護器装
置は高絶縁材料で作つた基体を有し、この基体は
2組の中央局路線ピン(端子ともいう。以下同)
および外部施設路線ピン(端子)ならびに接地ピ
ン(端子)を有し、これらピン(端子)は基体の
一つの側壁から延びており、電話線と電話装置と
の間の接合面を形成する接続器に保護器装置を差
込むことができるようになつている。基体の他の
側壁においては、1対の間隔を隔てた路線接片の
各々が1組の路線ピンに接続され、接地クリツプ
構成体が接地ピンに接続される。1対の路線電極
および接地電極を有する三電極ガス入り管避雷器
が基体に対して接地クリツプ構成体によつて取付
けられ、路線接片の一つが可融部材によつて路線
電極の一つに接続され、かつ、常時はこの路線接
片が接地クリツプ構成体に対して間隔を隔てた関
係に保持されるようになつている。他の路線接片
は同様に他の路線電極に接続されている。電話線
に発生するある特定の異常に応答して可融部材が
溶融し、電話線に接続している接片が接地クリツ
プ構成の方へ移動し、路線接片が、従つて路線ピ
ンが大地電位に永久的に接続される。実施例にお
いては、絶縁されたシエルが基体にスナツプ嵌着
されて、接地クリツプ構成体、路線接片、ガス入
り管避雷器および可融部材を取り囲む。
本発明の上記および他の多くの目的および利点
は図面を参照して行なう以下の詳細の説明から明
らかになる。
実施例 第1図に本発明の保護器装置または保護器組立
体10を示す。保護器装置10は基体12および
この基体に取外し可能に取付けられたシエルまた
はハウジング14を有す。路線端子(ピン)1
6,18,20,22および24が基体12の側
壁から延びており、保護器装置10を、米国特許
第3947732号に示してある型のような接続器に取
付けられるようになつている。このような接続器
に取付けると、保護器装置10により、電話中央
局における1対の引込電話線または類似の線が中
央局切換装置または類似の装置に接続される。す
なわち、ピン18および24の各々は、電話線の
一つに、ならびにピン16および22に、それぞ
れ接続され、そして、これら電話線ならびにピン
16および22は電話中央局の装置に接続される
からである。それで、ピン18および24は外部
施設端子またはピンとしばしば呼ばれ、ピン16
および22は中央局端子またはピンとしばしば呼
ばれる。ピン20は保護器装置10が取付けられ
る接続器によつて大地電位に接続されるようにな
つている。このピン20は、接地端子とも呼ばれ
る。
保護器装置10は、外部施設および引込電話線
を内部施設の路線または装置に接続するほかに、
これらの線をこれら電話線に生ずる高電圧または
サージ電流から保護するようになつている。ピン
18および24に接続された電話線を保護するた
めに、第2図乃至第7図に詳細に示すように、保
護器装置10内に、更に詳細にはシエル14内
に、ガス入り管避雷器26が設けられている。ガ
ス入り管避雷器26は三電極ガス入り管避雷器で
あり、路線電極28および30ならびに接地電極
32を有する。路線電極28は路線接片(以下、
簡単のため切片という)34を介して端子16お
よび18に接続されており、この接片は基体12
の側壁35から可融部材36まで延びている。路
線電極30は同様に路線接片(以下、簡単のため
接片という)38によつて端子22および24に
接続されており、この接片は基体12の側壁35
から可融部材40まで延びている。接地電極32
は接地クリツプ構成体42を介して接地端子20
に接続されている。
例えば、ピン24に接続されている電話線に高
電圧またはサージ電流が生じた場合は、この電圧
は接片38および可融部材40を介して路線電極
30へ導かれる。この電圧がかなり大きいと、ガ
ス入り管避雷器26内において路線電極30と接
地電極32との間にある火花ギヤツプが火花連絡
または短絡し、上記電圧は接地クリツプ構成体4
2および接地端子20を介して大地電位に転じら
れる。その結果、ピン22に接続されている中央
局装置は悪影響を受けたり損傷したりすることが
ない。
ある場合には、接続する過電圧が端子24に接
続されている路線に生じ、可融部材40が溶融す
る。この場合には、常時は可融部材40によつて
接地クリツプ構成体42から離れている接片38
が接地クリツプ構成体42の方へ移動し、第4図
に示すように、接地クリツプ構成体42と接触す
る。このようになると、端子24は接片38およ
び接地クリツプ構成体42を介して接地端子20
に接続される。すなわち、端子24は大地電位に
接続される。従つて、ピン24に接続された路線
は、保護器装置10を取換えるまで、上記の金属
路または分路を介して大地電位にある。
更に詳細に説明すると、保護器装置10は、米
国特許第3947732号に示されている型の接続器基
体との接続に用いられている種々の他の保護器装
置の一般的構造と同じものである。事実上、保護
器装置10は上記の特許に示されている保護器装
置と同じ一般的構造のものである。保護器装置1
0の基体12は高絶縁材料で作られており、保護
器装置10に対して適切な電気絶縁性を与える。
基体12は基体の周の囲りに延びる突出壁部44
を有し、この壁部は、一方の側に設けた切欠き5
0および52内にそれぞれ配置された1対の中子
46および48を有する。同様の中子および切欠
きが基体12の反対側の側壁に設けられている。
壁44ならびに中子46および48により、シエ
ル14を基体12に取外し可能に取付けることが
できるようになつている。
シエル14は同じようにプラスチツクまたは類
似品のような高絶縁材料で作られており、保護器
装置10における基体12の側壁上に配置された
諸構成部品を取り囲むように形成されている。シ
エル14は、突出部58および60内にそれぞれ
配設されたスロツト54および56を有す。基体
12に取付けると、突出部58および60は切欠
き50および52内にそれぞれ位置し、中子46
および48はスロツト54および56内にそれぞ
れ固定される。同様に、シエル14の突出部62
および64は基体12の反対側壁の対応のスロツ
ト内に嵌合する。このようにして、シエル14は
基体12に取外し可能に固定され、シエル14の
端部66は壁44の縁68に対向位置する。
シエル14の反対端部70には握り部72があ
り、保護器装置10を、上に引用しした特許に示
されている型の接続器基体のソケツトに差し込む
のに便利になつている。シエル14は、その内側
部分に、シエル14の外面から内方へ延びるリブ
74,76,78および80を有し、保護器装置
10の諸構成部品をシエル14内に正しく位置さ
せるようになつている。これらの構成部品は接片
34および38、接地クリツプ構成体42、可融
部材36および40ならびにガス入り管避雷器2
6からなるものである。
上に述べたように、接片34はピン16および
18に接続されている。接片34をピン16およ
び18に接続し、かつ接片34を基体12の側壁
35に固定するために、ピン16および18のそ
れぞれの径小部82および84が基体12を所定
位置において貫通し、かつそれぞれ頭部86およ
び88に形成され、L字形接片34の脚部90を
基体12の側壁35に固定している。同様に、ピ
ン22および24のそれぞれの径小部92おび9
4が基体12を所定位置において貫通し、それぞ
れ頭部96および98を有し、L字形接片38の
脚部100を基体12に固定している。他方、接
地端子20は基体12の開口102を通つて延
び、接地端子20の端部に頭部106を形成する
ことによつて、接地クリツプ構成体42のクリツ
プ受入部104に固定されている。
接地クリツプ構成体42は導電部材であり、か
つほぼ円形のガス入り管避雷器保持部108を有
しており、この保持部はその内部に形成された環
状溝110を有してガス入り管避雷器26の接地
電極32を受入れ、接地電極を接地クリツプ構成
体42と電気的に接触させている。第3図および
第4図から解るように、ガス入り管避雷器26を
保持部108内に置くと、ガス入り管避雷器26
の長手軸心は基体12の長手軸心とほぼ平行関係
に位置するが、これから間隔をおいて離れてい
る。ガス入り管避雷器26は、接地クリツプ構成
体42のクリツプ部112をクリツプ受入部10
4内に形成されたカツプ部114内に位置させる
ことによつて、保持部108内に保持される。
ガス入り管避雷器26は一般的の型のガス入り
管避雷器であつて、路線電極28および30を有
し、これら電極はそれぞれセラミツク間隔子管1
16および118によつて接地電極32から離隔
されている。路線電極28および30はセラミツ
ク管116および118内にそれぞれ延びる部分
を有し、これにより、1つの火花ギヤツプが路線
電極28と接地電極32との間に形成され、他の
火花ギヤツプが路線電極30と接地電極32との
間に形成されている。路線電極28を接片34に
接続するために、半田または類似品で作られた可
融部材36は円板部120およびステム部122
を有し、この可融部材が路線電極28と接片34
の路線接触面124との間に置かれている。この
ようにして、ステム部122は路線電極28内に
形成された空洞126内に延び、可融部材36
は、路線接触面124が円板部120に力を加え
ることによつて、かつ、ステム部122が空洞1
26の内部まで伸びることによつて所定位置に正
しく保持される。同様に、接片38を路線電極3
0に接触させるために、半田または類似品で作ら
れた可融部材40は円板部128およびステム部
130を有し、この可融部材は路線電極30と接
片38の路線接触面132との間に置かれ、ステ
ム部130は路線電極30内の空洞134内に延
びている。可融部材36および40が路線電極2
8および30と接触面124および132との間
にそれぞれ置かれており、接片34および38は
接地クリツプ構成体42から離隔保持される。そ
の結果、接片34の接地接触面136は接地クリ
ツプ構成体42の対応の接地接触面140に対し
て間隔を隔てた関係で位置する。同様に、可融部
材40が路線電極30と路線接触面132との間
にあり、接片132の接地接触面142は接地ク
リツプ構成体42の接地接触面144に対して間
隔を隔てた関係で位置する。
ピン24に接続された電話線について述べたよ
うに、高電圧またはサージ電流がピン22および
24に接続された電話線のいずれかに生じた場合
には、この高電圧は、ピン24、接片38、およ
び特に路線接触面132、および可融部材の円板
部128を介して路線電極30に接続される。こ
の高電圧がかなり大きいと、路線電極30とガス
入り管避雷器26の接地電極32との間の火花ギ
ヤツプが火花連絡または短絡回路形成し、この高
電圧は接地クリツプ構成体42の保持部108へ
導かれる。接地クリツプ構成体42はピン20に
接続しており、このピンは大地電位に接続してい
るから、この高電圧は大地電位に転じられる。こ
の高電圧が接続する場合は、路線電極30と接地
電極32との間の火花ギヤツプの火花連絡によつ
てガス入り管避雷器26内に発生する熱により、
可融部材40が溶融する。第4図に示すように、
可融部材40が溶融すると接片38は接地クリツ
プ構成体42の方へ移動する。すなわち、接片3
8は弾性を有しており、接地クリツプ構成体42
の方へ弾撥されているからである。接地接触面1
42および144は係合し、金属分流路が、路線
接片38の脚部100、接触面142および14
4ならびに接地クリツプ構成体42を介して、ピ
ン24と接地端子20との間に形成される。この
金属分路は、新しい保護器装置10を差し込むか
または可融部材40を交換するまで保持される。
保護器装置10は、三電極ガス入り管避雷器2
6を電話中央局等に用いる型の保護装置に用いて
中央局への引込電話線を相互接続し、かつこれを
保護するのに好適である。保護器装置10はま
た、諸構成部品を保護器装置10の基体12にま
たはその付近に取付けるのが容易である。更に詳
細に説明すると、導電性である路線ピン16,,
18,22および24の各々は基体12に容易に
差し込むことができるものであり、路線ピン16
および18は導電性路線接片34の脚部90に固
定でき、ピン22および24は導電性路線接片3
8の脚部100に固定できる。同様に、接地クリ
ツプ構成体42およびこれに固定された接地端子
20は基体12の開口102に容易に挿入でき
る。
接地クリツプ構成体42も、その中にガス入り
管避雷器26が簡単に取付けられるように構成さ
れている。保持部108はクリツプ部112を押
し拡げることによつて容易に拡がり、ガス入り管
避雷器26を保持部108内に取付けて接地電極
32を環状溝110内に延ばすことができる。ガ
ス入り管避雷器26を保持部に取付けると、クリ
ツプ部112はクリツプ受入部104のカツプ部
114内に挿入でき、ガス入り管避雷器26は保
持部108内に確実に保持される。
保護器装置10はまた使用すべき構成部品がか
なり少なく、しかも、接続過電圧がある場合に
は、保護器装置10内の三電極ガス入り管避雷器
に対して金属分路回路を形成できる。接片34お
よび38は、それぞれ脚部90および100によ
つて固定されると、充分な弾性を有し、お互い近
付く方向に、従つてまた路線接片34と38との
間に置かれた接地クリツプ構成体42に向けて偏
倚させられる。可融部材36および40を路線電
極28および30の付近にそれぞれ取付けると、
可融部材36は路線接片34を、従つて路線接触
面124を接地クリツプ構成体42から離隔させ
る。同様に、可融部材40は路線接片38を、従
つて路線接触面132を接地クリツプ構成体42
が離隔させる。しかし、これらの可融部材36ま
たは40のどれかが溶融すると、第4図に示すよ
うに、対応の路線接片34または38が接地クリ
ツプ構成体42の方へ移動し、接触面136およ
び140または142および144を介する金属
分路が形成される。これは、路線接片34および
38を接地クリツプ構成体42の方へ押圧して金
属分路回路を形成するための外部のばねまたは類
似機構を用いることなしに行なわれる。
発明の効果 ステム部122が可融部材36の円板部120
から路線電極28の空洞126内に延びているこ
とによつて、複雑な機構を追加しないで可融部材
36が路線接片34と路線電極28との間に適切
に配置され、可融部材36を一直線にするか又は
位置づけている。同様に、ステム部130が可融
部材40の円板部128から路線電極30の空洞
134内に延びていることによつて、複雑な機構
を追加しないで可融部材40が路線接片38と路
線電極30との間に適切に配置され、可融部材4
0を一直線にするか又は位置づけている。このよ
うに、本発明の保護装置には独立の位置決め装置
が含まれているので、複雑な機構を必要としない
で可融部材36,40を適切に位置づけることが
できる。
以上においては本発明を唯一つの実施例につい
て説明したが、当業者には、本発明の精神および
範囲内で多くの他の変形および変更が可能である
ことは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明保護器装置の実施例の斜視図、
第2図は第1図の2―2線に沿う断面図、第3図
は第2図の3―3線に沿う断面図である。第4図
は第3図の保護器装置の一部截除断面図であり、
路線接片の一つが可融部材の溶融によつて接地ク
リツプ構成体と係合している状態を示す。第5図
は第2図の5―5線に沿つて截断した第2図の保
護器装置の断面図、第6図は第5図の6―6線に
沿つて截断した第5図の保護器装置の一部截除断
面図である。第7図は第1図の保護器装置の分解
斜視図であり、保護器装置のシエルまたはハウジ
ングは一部截除して示す。 12…基体、16,18,22,24…路線端
子、20…接地端子、26…ガス入り管避雷器、
28,30…路線電極、32…接地電極、34,
38…路線接片、36,40…可融部材、42…
接地クリツプ構成体、124,132…路線接触
面、136…接地接触面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 絶縁性の基体と、 上記基体上に設けられ、被保護回路に接続され
    る路線端子と、 上記基体から延び、大地電位に接続される接地
    端子と、 接地電極と第1及び第2の路線電極とを有する
    避雷器と、 上記接地端子及び上記接地電極に接続されてい
    て、上記基体から離隔した関係に上記避雷器を保
    持し、上記接地端子と上記接地電極との間に配置
    された接地接触面を有する接地クリツプ構成体
    と、 上記路線端子に接続され、上記路線端子と上記
    第1の路線電極との間に第1の路線接触面を有す
    る第1の路線接片と、 上記路線端子に接続され、上記路線端子と上記
    第2の路線電極との間に第2の路線接触面を有す
    る第2の路線接片と、 上記第1の路線接片と上記第1の路線電極との
    間に配置され、第1の円板状の部分を有し、この
    円板状の部分から第1の位置決め装置が上記第1
    の路線電極の空洞に延びていて上記第1の路線接
    片と上記第1の路線電極との間に位置決めされ、
    上記第1の路線接触面を上記接地接触面から隔離
    して保持し、そして上記第1の路線接片を上記第
    1の路線電極に結合する第1の可融部材と、 上記第2の路線接片と上記第2の路線電極との
    間に配置され、第2の円板状の部分を有し、この
    円板状の部分から第2の位置決め装置が上記第2
    の路線電極の空洞に延びていて上記第2の路線接
    片と上記第2の路線電極との間に位置決めされ、
    上記第2の路線接触面を上記接地接触面から隔離
    して保持し、そして上記第2の路線接片を上記第
    2の路線電極に結合する第2の可融部材と、 を具備することを特徴とする、回路上の高電圧ま
    たはサージ電流からこの回路を保護するための保
    護器装置。
JP13137477A 1976-11-01 1977-11-01 Circuit protector Granted JPS5361039A (en)

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