JPS6015406A - 有機アゾ系重合開始剤化合物を含有する水性懸濁液 - Google Patents

有機アゾ系重合開始剤化合物を含有する水性懸濁液

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JPS6015406A
JPS6015406A JP12386283A JP12386283A JPS6015406A JP S6015406 A JPS6015406 A JP S6015406A JP 12386283 A JP12386283 A JP 12386283A JP 12386283 A JP12386283 A JP 12386283A JP S6015406 A JPS6015406 A JP S6015406A
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aqueous suspension
polymerization initiator
item
salt
water
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JP12386283A
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English (en)
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Mikiaki Tanaka
田中 幹晃
Takanori Toyama
遠山 孝紀
Hitoshi Oba
大庭 均
Osamu Yamaguchi
修 山口
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Fujifilm Wako Pure Chemical Corp
Original Assignee
Wako Pure Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、有機アゾ系重合開始剤化合物を含有する水性
懸濁液に関するものである。
更に詳記すると、本質的に有機溶媒を含まず・長期間の
保存安定性を有し、且つ重合系に用いる際液送容易な低
粘性液を供給する、有機アゾ系重合開始剤化合物を含有
する水性懸濁液に関する。
有機アゾ系重合開始剤化合物(以下、アゾ化合物と称す
る。)は、ビニル系単量体の重合開始剤として有用であ
ることは周知である。
アゾ化合物は、これを懸濁重合に用いる際、従来、その
結晶が小団塊又は通常の粉粒体の状態で重合反応系に供
給されているが、近年、密閉系での重合が指向される結
果、アゾ化合物を有機溶媒に溶解した溶液としても用い
られている。しかしながら、有機溶媒の使用は有機溶媒
に固有の問題点が多くあることから、水溶媒の使用すな
わちアゾ化合物を水性懸濁液として用いることが要望さ
れている。
実用に供することができるアゾ化合物の水性懸濁液は、
その各成分が重合反応に悪影響を及ぼさないこと、長期
間すなわち水性懸濁液としたのち輸送、貯蔵を経て重合
反応に使用するまで保存安定性を維持すること、重合系
に用いる際には液送容易な流動性を有すること等の諸性
状を要求される。
尚、ここに保存安定性とは、水性懸濁液を20℃以下の
温度で保存して、 l)水性懸濁液の分散安定イ生(水層の分離がないこと
及び粘度の変化が殆んどないこと。)2)アゾ化合物の
化学安定性(当初の含量に比較して含量変化のないこと
。) が維持されることを意味する。
木発明者らは、上記諸性状を全て備える、アゾ化合物を
含有する水性懸濁液に利き鋭意研究の結果、界面活性剤
、カルボキシビニルポリマー又はその塩及び消泡剤の三
種を分散剤として共に含有させることにより、長期間の
保存安定性を有し、且つ重合系に用いるとき、液送容易
な低粘性液として供給することができる、アゾ化合物を
含有する水性懸濁液が得られる本発明を完成するに到っ
た。
即ち、本発明にあっては、その水性懸濁液中に界面活性
剤、カルボキシビニルポリマー又はその塩、及び消泡剤
の三種が分散剤として存在することが是非とも必要であ
り、この三種の分散剤の内一種でも欠けた場合は目的の
諸性状を得ることができない。
第1の分散剤である界面活性剤はその湿潤及び浸透作用
によってアゾ化合物粒子の周辺及び隙間に浸透し、粒子
の表面に配向吸着する。その結果。
一般に疎水性であるアゾ化合物に親水性を付与し、又、
電気二重層の形成によって粒子の凝集を防止する等アゾ
化合物水性懸濁液の分散安定性に大きく寄与する。
分散粒子の沈降速度を示す式として、次に示されるスト
ークスの式があるが、分散液中分散粒子の沈 ■:沈降速度 r:粒子の半径 g:重力の加速度d、
 、 d2:分散粒子1分散媒の密度 η:分散媒の粘
度時を防止する要件として、分散粒子の機器化、分散粒
子、分散媒の密度差の減少、分散媒の粘度の」二昇、更
には撹拌等がある。
第2の分散剤であるカルボキシビニルポリマー又はその
塩は、その増粘作用によって分散媒を増粘し、水性@濁
液の分散安定性向上に寄与してい−る。更に、高い降伏
(直(一般に応力による流れに対する初期抵抗と定義さ
れている。)を有するカルボキシビニルポリマー又はそ
の塩を使用するとみかけ上は高粘度であっても液送容易
な流動性を有し、或いは、極めて低粘度であっても優れ
た分散安定性を有する水性懸濁液が得られる。故にカル
ボキシビニルポリマー又はその塩の使用は低粘性であり
ながら分散安定性優れる水性懸濁液を得る為に極めて有
効であり、他の水浴性高分子を用いた場合には到底得ら
れない優れた効果が得られる点が本発明の大きな特徴の
−である。
水性懸濁液の分散安定性を最も阻害する更なる因子の−
は、水性懸濁液中に含量れる気泡である。
水性懸濁液調製時撹拌により発泡し、粘性液の為真空脱
泡によっても脱泡し難いこの気泡は疎水性物質に属する
アゾ化合物に例着し、経時的に気泡と共にアゾ化合物が
浮いてくることになり、長期間の分散安定性を阻害する
。又、この気泡は水性懸濁液の均一性、定量性をも阻害
する。超音波法等による脱泡も考えられるが、最も簡便
な手段として、本発明に於ける第3の分散剤である消泡
剤は、その破泡及び抑泡作用により水性懸濁液の分散安
定性に多大に寄与している。
このように、本発明水性懸濁液には界面活性剤、カルボ
キシビニルポリマー又はその塩、及ヒ消泡剤の三種が分
散剤として不可欠であり、1種でも欠けた場合は長期間
の分散安定性を得ることはできない。
一方、これまでアゾ化合物粒子を微細化することは水性
懸濁液の分散安定性の為には不可欠のものとされておυ
、その為、アゾ化合物を自体公知の方法により微細化し
た後分散剤と共に水に投入して水性)ヒ濁液としたり、
未粉砕アゾ化合物と分散剤とで水性懸濁液とした後湿式
粉砕して微細化を企るなどしているが、本発明懸濁液の
場合にはg細化しない粗い粒径のままであっても長期間
の分散安定性を維持することができる点に於て大きな特
徴を有する。
本発明は例えば次のようにして容易に実施をすることが
できる。
即ち、予め適量のカルボキシビニルポリマー又はその塩
を溶解して増粘した水MtEK、適量の界面活性剤及び
消泡剤を自体公知のアゾ化合物と共に加え、低温好まし
くは20℃以下の温度で撹拌することによシ、本質的に
有機溶媒を含まず、長期間の保存安定性を有し、且つ重
合系に用いる際、液送容易な低粘性液として供給で゛き
る、均一なりリーム状の水性懸濁液を調製することがで
きる。
この分散には、通常の撹拌機或いは通常の往和機又は練
合(幾が使用される。
重合開始剤として使用する際、所望のアゾ化合物含有量
に希釈するためには、通常撹拌下低温、好寸しくは20
℃以下の温度で水性懸濁′tvi、VC所定量の水を、
或いは所定量の水に水性懸濁液を加えて撹拌し、これに
より容易に所望のアゾ化合物含有量の水性懸濁液を得る
ことができる。
これらの操作は通常、アゾ化合物の融点以下の温度、好
ましくはアゾ化合物が活性の故に劣化することを完全に
防止するに適当な低f′晶(通常5〜20℃)で行なわ
れる。
又、水性懸濁液の分散安定性を改善する目的で必要であ
ればメタン、−ルのような有機溶媒を少量添加すること
もイ=Jら問題ない。
ここに、第1の分散剤成分であざ界面活性剤の湿潤及び
浸透作用、第2の分散剤成分であるカルボキンビニルポ
リマー又はその塩の増粘作用及びその高い降伏値、第3
の分散剤成分である消泡剤の破泡及び抑泡作用等の効果
により、長期間の保存安定剤を有し、重合系に用いる際
液送容易々低粘性液として供給することができるアゾ化
合物を含有する水性懸濁液が得られる。
又、このようにして本発明実施の結果得られる水性懸濁
液の場合、長期間経過した後固相が分離しても、軽く振
動、振盪或いは撹拌を加えることにより、容易に均−且
つ安定な水性懸濁液を再び得ることができる点も本発明
の大きな特徴の一つである。
更には、水以外の溶剤は必ずしも必要ではないため、有
機溶媒を使用する場合に生ずる問題点がなhことも大き
な利点となっている。
ここに、アゾ化合物としては、例えば2,2′−アゾビ
スイソズチロニトリル、2.2’−アゾビス(2゜4−
ジメチルバレロニトリル)、2.2’−アゾビス:(,
2,3,3−ト リ メ チ ル )(し ロ ニ ト
 リ ル ) 、2.2’ −アゾビス(2,4,4−
)リメチルノくレロニトリル)、2.2′−アゾビス(
2−シクロプロピルプロビオニトリル −カルボニトリル)、2,2′−アゾビス(2,4−ジ
メチル−4−メトギシバレロニトリル)、2−三級プチ
ル−アゾ−2.4.4 − 1−リメチルバレロニト1
1ル、2−α−ナフチルアゾインブチロニトリル、2、
2′−アゾビス(イン酪酸メチル)、2,2′−アゾビ
ス( N 、 N’−ジメチレンイソブチルアミジン)
等、通常、常温以下で固体のものが皐げられ、本発明を
広く適用することに支障は全くない。
これらアゾ化合物の粒径に関しては、特に制限はなく、
必要に応じて微細粒子のもの又は微細化の]−程を経外
すものが任意に選ばれる。
微細化の工程を経ないアゾ化合物の粒径は例えば1 0
 0〜300μ程度である。
微細粒子の粒径は例えば10〜50μ程度である。
微+til)1粒子は水中に極めて微細に且つ均一で安
定に分散する。更に重合開始剤として重合性単量体の油
滴中に著しく速く溶解するので所望のjμ合本重合工程
の所要時間が著しく短縮され重合体の生産能率が大「1
〕に向上し、しかも得られる重合体の物性、加工性等は
極めて凌れたものが得られる。
微細粒子の水性懸濁液を得る方法としては、予め自体公
知の方法、例えばジェットミル法等でアゾ化合物を微細
化した後、分散剤と共に水に投入し水性懸濁液とする方
法、未粉砕アゾ化合物と分散剤とで水性懸濁液とした後
ボールミル法等で湿式粉砕する方法等があるが、いずれ
も容易に均−且つ安定な水性懸濁液を与える。
しかしながら、他方、微馴化の工程を経ないアゾ化合物
を用いる重合方法も企業化されてきており、その点、本
発明水性懸濁液の場合、微細化しない粗い粒径のアゾ化
合物であっても、長期間の分散安定性を有することがで
きるので、大きな利点となっている。
安定且つ均一な水性懸濁液として必要なアゾ化合物の含
有量は通常1〜90重量%とすることができる。
アゾ化合物の種類、粒径等にょシ若干異なるが、一般に
アゾ化合物の含有量が40乃至50重量%以下の水性懸
濁液は液送容易な流動性を有しているので、そのまま重
合反応に使用できる。
アゾ化合物の含有量が40乃至50重量%を超えると、
一般に流動性が減少し液送困難な水性懸濁液となるが、
水で容易に希釈できることから、重合開始剤として使用
時、所望の濃度に水で希釈することにより容易に均−且
つ安定で流動性ある水性懸濁液とする仁とができる。
このように、アゾ化合物の含有lの高い水性懸濁液は、
水の印有量が少なく低容量となるので、輸送及び保管上
の利点があり、又、保存安定性に優れ、即ち、水層の分
離、ブロック化、アゾ化合物の含有量の変化等もなく、
更には容易に水に希釈され、均−且つ安定で液送容易な
低粘性の水性懸濁液を供給するととができること等、多
くの利点を有していることから、アゾ化合物の含有量が
40係乃至50係以上である水性懸濁液は好ましい形態
の−といえる。
第1の分散剤である界面活性剤としては、ノニオン系、
カチオン系、アニオン系の各界面活性剤が使用できそが
、水性懸濁液の分散安定性、重合系への影響等を考慮す
ると、ノニオン系界面活性剤で低HLBOものが好まし
く、その例を挙げるとソルビタンモノラウレート、ソル
ビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート
、ソルビタンモノオレエート等のンルビタンアルキルエ
ステル類ヤ、グリセロールモノステアレート等ノグリセ
ロールモノアルキルエステル類が挙げられる。
安定な水性懸濁液を得る為に必要な界面活性剤の含有量
はアゾ化合物に対して1〜30重量%、好ましくは5〜
20重量%である。
第2の分散剤であるカルボキシビニルポリマー又はその
塩(好ましくは、アルカリ金属塩、アンモニウム塩又は
有機アミン塩。)とは、鎖状或いは架橋型のアクリル酸
重合体、メタクリル酸重合体或いはこれ等の共重合体、
アクリル酸、メタクリル酸各モノマーとビニルアルコー
ルの共It 合体又はそれらの塩(好ましくはNa塩、
K塩のようなアルカリ金属塩、アンモニウム塩、ジメチ
ルアミン、ジエチルアミン、トリメチルアミン、トリエ
チルアミン等の有機アミン塩)を意味する。
安定な水性懸濁液を得る為に必要なカルボキシビニルポ
リマー又はその塩の含有量は通常アゾ化合物に対して0
.001〜10重量%、好ましくは0.01〜i、o重
量係である。
第3の分散剤である消泡剤としては、オクチルアルコー
ル、シクロヘキサノール、エチレンクリコール等のアル
コール類、リン酸トリブチル、ポリオキシアルキレング
リコール誘導体、低HLB価例えばHLB価3以下のノ
ニオン系界面活性剤、シリコーン油等一般に使用される
消泡剤が例外なく使用できるが、微量でff1.た消泡
効果を示すシリコーン油が最も効果的に使用できる。
安定な水性懸濁液を得る為に必要な消泡剤の含有量は通
常アゾ化合費に対してo、o o 1〜30重量係好ま
しくはo、i”−10重量%である。
又、水性懸濁液を調製するとき、使用する水としては、
通常、脱イオン水又は蒸留水を使用する。
以下に実施例を示す。
実施例1 7A留水363 mlK、撹拌下カルポキンビニルポリ
マー(和光純薬工業株式会社、商品名 )・イビスワコ
−■ 103)のアンモニウム塩0.259を添加、約
30分間撹拌し均一な粘性液とした後、20℃以下の温
度で2,2′−アゾビスイソブチロニトリル125g、
ンルビタンモノラウレート10g、信越シリコンKM−
72(信越化学工業株式会社商品名)2gを添加、約3
0分間撹拌することにより、2.2’−アゾビスイソブ
チロニトリルを約25重世襲含有し、粘度35 n c
ps (ブルックフィールド粘度計。)2粒径100〜
300μのクリーム状の均一な水性懸濁液が得られた。
本懸濁液を20℃以下の温度条件下静置して保存したと
ころ、16日後後下に小量の水が分離したが、容器を再
振盪することにより再び均一なりリーム状水性懸濁液が
得られた。この再分散された懸濁液は15日後に少量の
水を分離したが、再び容器を振盪することにより均一な
りリーム状水性懸濁液が得られ、後15日間水層の分離
は認められなかった@ 調製後2ケ月を経過した水性懸濁液をメタノールに溶解
し、3.47 nmの吸光度を測定したが、2.2′−
アゾビスインブチロニトリルの含量変化は認められなか
った。
比較例 実施例1と同条件下2,2′−アゾビスイノブチロニ)
 IJルを約25重世襲含有する水性懸濁液を調製する
にあたり、実施例1と比較して、(1)ノルビタンモノ
ラウレートを添加しなかった場合を比較例1、 (2)カルボキシビニルポリマーのアンモニウム塩を添
加しなかった場合を比較例2、 (3)シリコーン油を添加しなかった場合を比較例とし
て、各々水性懸濁液を調製した。
これ等の水性懸濁液の水層分離までの時間を実施例1と
比較して次に示す。
実施例1 16日 比較例1 4時間 比較例2 2日 比較例3 2日 実施例2 蒸留水30’0m1K、撹拌下カルボキシビニルポリマ
ー(和尤純薬工業株式会社 商品名・・イビスワコ−〇
 105)のアンモニウム塩o、o s 、gを添加、
約30分間撹拌して均一な粘性液とした後、20℃以下
の温度で、2,2′−アゾビス(2゜4−ジメチルバレ
ロニトリル)80,9.グリセロールモノステアレート
12.!7.信越シリコンI(M −7211′8Iを
添加、約30分間撹拌j拌することにより2.2′−ア
ソビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)を約20皿
L1町含j有了し、粘度410 cps (ブルックフ
ィールド粘度計)、粒径100〜300μのクリーム状
の均一な水性懸γ蜀液が得られた。
本懸濁液は実施例1と同一保存条件下、約2週間水層の
分離を認めなかった。20日後少量の水が分離したが、
容器を振盪することにより実施例1と同様に再び均−且
つ安定なりリーム状水性懸濁液とすることが出来た。又
、製造後2ケ月を経過した水性懸濁液をメタノールに溶
解し、348nmの吸光度を測定したが、2.2′−ア
ゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)の含量変化
は認められなかった。
実施例3 蒸留水670rnlK、撹拌下カルボキンビニルポリマ
ー(和光純薬工業株式会社 商品名ハイビスワコー■ 
104)のアンモニウム塩0.7 gを添加して、約3
0分間撹拌し、均一な粘性液とした後、ソルビクンモノ
パルミテーb a 7 g −信rIOシリコンKM−
72(信越化学工業株式会社商品名)33.9を添加、
撹拌により均一な分散剤水溶液を調製した。
別に、粒径約30〜50μに粉砕した2、2′−アゾビ
スイソブチロニトリルl嘘を、20 ℃以下に冷却下で
撹拌しな、がら、これに先に調製した分散剤水浴液77
0gを40分間かけて滴下、後3゜分間撹拌混合して均
一なペースト状水性懸濁液約1.77kgを得た。得ら
れたペースト状水性懸濁液を密閉下、20℃以下の温度
条件で6ケ月間保存したが、ペースト状水性懸濁液にブ
ロック化、水分の分離、着色等の現象は全く認められな
かった。
又、メタノールに溶解し、347 nm の吸光度を測
定したが、2.27−アゾビスイソブチロニトリルの含
量変化は認められなかった。
更に、6ケ月間保存したペースト状水性懸濁液159g
を撹拌下、20℃以下の温度で、蒸留水141 mlに
分散させたところ、容易に分散され、2.2!−アゾビ
スイソブチロニトリルを約30%含有し、粘度480 
cps (ブルックフィールド粘度計)のクリーム状の
均一な水性懸濁液が得られ、約25日間の分散安定性を
示した。
特許出願人 和うt純薬工業株式会社 手続補正書は八゛) 昭和57年 7月31日 l 事件の表示 86オロ 5 と先ト芋1′容午A具負シ /2こnt
z+2 発明の名称 /1@ 1ソ゛−わ重Xト間碕劇イbイトオ匍乏令ジ(
1ろソト;ノヒ1−鵜シプひン1y 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 541 連絡先 特許課(東京) 置 03−270−8571
5、補正の対象 明細書。
6、補正の内容 明細卦の浄書(内容に変更なし)。
別紙の通り。
以上 手続補正書 昭和97年 Z月//日 1 事件の表示 捕他す部材許願棄/23♂62号 2 発明の名称 3、 補正をする者 事件どの関係 特許出願人 郵便番号 541 5 補正の対象 明訓書の発明の詳細な説明の欄。
6 補正の内容 (1)明細110頁9行目に記載の「微細粒子」を1微
細粒子」と補正する。
(2)明細書18頁頁O行目から同頁11行目にかけて
記載の[別に1粒径約30〜50μに粉砕した2、2′
−アゾビスイソブチロニ) IIル1kli’ヲ、」を
[別に、万能混合撹拌機50M−r型(三英製作所、公
転126’ rpm、自転288 rpm )にあらか
じめ奈良式粉砕機(M−2型)をm−て、冷風送入下1
粒径約30〜50μに粉砕した2、2′−アゾビスイン
ブチロニトリルl kgを、」と補正する。
(3)明細書19貞3行目Oこ記載の「更に、6ケ月間
保存した」を1更に、この6ケ月間保存した」と補正す
る。
(4)明細書19頁9行目に記載の「約25日間の分散
安定性を示した。」の後に改行して実施例4を以下のと
おり追加する。
「実施例 4 M留水101に撹拌下カルポキゾビニルポ117−(和
光純薬工業株式会社 商品名 ハイビスワコ−105)
のNa塩1.0.j9を添加し、約30分間撹拌し均一
な粘性液とした後、ソルビタンモノステアレー11.、
5 kg、信越シリコンKIvI−7315(l gを
添加、撹拌により均一な分散剤水浴液を調製した。
別に、F M −N W−50型ニーダ−(富士産業製
)にあらかじめ奈良式粉砕機6M−2型)を用いて冷風
送入下粒径約30μに粉砕した2、2′−アゾビス(2
,4−シメチルバレロニ) If ル) 10 kgを
、208C以下に冷却下で撹拌(2ながら、これに先に
調製1.た分散剤水溶液1166kgを約1時間かけて
滴下、後約1時間撹拌混合して均一なペースト状水性懸
濁液21.6 kgを得た。得られたペースト状水性懸
濁液を実施例1と同条件下6ケ月間保存したが、ペース
ト状水性懸濁液1こブロック化、水分の分離、着色等の
現象及び2,2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロ
ニトリル)の含量変化等は全く認められなかった。
更に、この6ケ月間保管し5たペースト状水性懸濁液2
19gを撹拌下、20℃以下の温度で、蒸留水114m
1に分散させたところ、容易に分散され、2.2’−ア
ゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)を約30%
含有し、粘度565 C1)S (ブルックフィールド
粘度計)のクリーム状の均一な水性懸濁液が得られ、良
好な分散安定性を示した。」以上 手続補正書 昭和f2年 2月72日 別才ロ ワ g 羊科1イ1R1〕り%+ 2 3 x
 乙 2号2 発明の名称 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 541 連絡先 特許課(東京) TEt 03−270−11
5715、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄。
6 補正の内容 (1)明細113頁14行目から同頁15行目にかけて
記載の「メタク11ル酸各モノマーとビニルアルコール
(1) 共重合体」を「メタクリル酸各モ/ マー♂共
重合可能な他モノマーとの共重合体」と補正する。
以上

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)界面活性剤、カルボキシビニルポリマー又ハその
    塩、及び消泡剤の三種を分散剤として含有することを特
    徴とする有機アゾ系重合開始剤化合物を含有する水性懸
    濁液。
  2. (2)有機アゾ系重合開始剤化合物が有機アゾニトリル
    である特許請求の範囲第1項記載の水性懸濁液。
  3. (3)界面活性剤がノニオン系界面活性剤である特許請
    求の範囲第1項記載の水性懸濁液。
  4. (4)ノニオン系界面活性剤がソルビタンアルキルエス
    テル又ハ/及ヒグリセロールアルキルエステルである特
    許請求の範囲第3項記載の水性懸濁液。
  5. (5)カルホキ/ビニルポリマー又はその塩が架橋型の
    アクリル酸型合体又はその塩である特許請求の範囲第1
    項、第2項、第3項又は第4項記載の水性懸濁液。
  6. (6)消泡剤がシリコーン油である特許請求の範囲第1
    項、第2項、第3項、第4項又は第5項記載の水性懸濁
    液。
JP12386283A 1983-07-07 1983-07-07 有機アゾ系重合開始剤化合物を含有する水性懸濁液 Pending JPS6015406A (ja)

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JPS6015406A true JPS6015406A (ja) 1985-01-26

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JP12386283A Pending JPS6015406A (ja) 1983-07-07 1983-07-07 有機アゾ系重合開始剤化合物を含有する水性懸濁液

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JP (1) JPS6015406A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63149389A (ja) * 1986-12-11 1988-06-22 Mitsui Toatsu Chem Inc m−ヒドロキシベンジルアルコ−ルの製造方法

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JPS63149389A (ja) * 1986-12-11 1988-06-22 Mitsui Toatsu Chem Inc m−ヒドロキシベンジルアルコ−ルの製造方法

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