JPS6015394Y2 - 多芯型低インピ−ダンスケ−ブルの分岐部 - Google Patents
多芯型低インピ−ダンスケ−ブルの分岐部Info
- Publication number
- JPS6015394Y2 JPS6015394Y2 JP17851081U JP17851081U JPS6015394Y2 JP S6015394 Y2 JPS6015394 Y2 JP S6015394Y2 JP 17851081 U JP17851081 U JP 17851081U JP 17851081 U JP17851081 U JP 17851081U JP S6015394 Y2 JPS6015394 Y2 JP S6015394Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- branch
- cable
- low impedance
- phase
- impedance cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cable Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は多芯型低インピーダンスケーブルの分岐部に関
するものである。
するものである。
多芯型低インビーダンスケーフル1は、第1図に示すよ
うに導体2の外周に絶縁層3を設けてなるR、 S、
T各相の絶縁導体4を第2図に示すように幾何学的に
対象な組配置で複数層に撚り合せ、その外周にシース5
を被覆した構造になっている。
うに導体2の外周に絶縁層3を設けてなるR、 S、
T各相の絶縁導体4を第2図に示すように幾何学的に
対象な組配置で複数層に撚り合せ、その外周にシース5
を被覆した構造になっている。
、このような多芯型低インピーダンスケーブル1は、線
路電圧降下を低減させるのに有効なケーブルであり、ビ
ルデングの各階への給電用幹線路、大容量の負荷線路、
長距離線路、電算機用電源線路等として広く期待されて
いる。
路電圧降下を低減させるのに有効なケーブルであり、ビ
ルデングの各階への給電用幹線路、大容量の負荷線路、
長距離線路、電算機用電源線路等として広く期待されて
いる。
このような多芯型低インピーダンスケーブル1は、第3
図に示すように長手方向に位置をずらして分岐ケーブル
6を接続して分岐を行い、電源7から複数の負荷8に結
電する線路として使用されることが多い。
図に示すように長手方向に位置をずらして分岐ケーブル
6を接続して分岐を行い、電源7から複数の負荷8に結
電する線路として使用されることが多い。
この場合分岐ケーブル6は当然容量的に小さくなり、幹
線である多芯型低インピーダンスケーブル1は全負荷容
量を満足するケーブルサイズとなる。
線である多芯型低インピーダンスケーブル1は全負荷容
量を満足するケーブルサイズとなる。
このため、分岐ケーブル6は第4図に示すように同一撚
層のうちの各R相、各S相、各T相の一部の絶縁導体(
図面ではR3相。
層のうちの各R相、各S相、各T相の一部の絶縁導体(
図面ではR3相。
S3相、T3相の絶縁導体)4に分岐接続すれば薬量的
に満足できることになる。
に満足できることになる。
しかしながら第4図に示すような分岐構造では、分岐箇
所以後の多芯型低インピーダンスケーブル1のR3相、
S3相、T3相の絶縁導体4に流れる電流値は他の絶縁
導体に流れる電流値と異なり、幹線である多芯型低イン
ピーダンスケーブル1のインピーダンスがアンバランス
となり、低インピーダンス化が阻害される欠点があった
。
所以後の多芯型低インピーダンスケーブル1のR3相、
S3相、T3相の絶縁導体4に流れる電流値は他の絶縁
導体に流れる電流値と異なり、幹線である多芯型低イン
ピーダンスケーブル1のインピーダンスがアンバランス
となり、低インピーダンス化が阻害される欠点があった
。
本考案の目的は、分岐線を接続しても幹線にインピーダ
ンスのアンバランスが生ずるのを防止できる多芯型低イ
ンピーダンスケーブルの分岐部を提供するにある。
ンスのアンバランスが生ずるのを防止できる多芯型低イ
ンピーダンスケーブルの分岐部を提供するにある。
本考案に係る多芯型低インピーダンスケーブルの分岐部
は各相の絶縁導体が幾何学的に対象な組配置で且つ層毎
に逆向きの撚り合せて複数層に撚り合わされている多芯
型インピーダンスケーブルの最外層の総ての絶縁導体が
分岐ケーブルの同相の絶縁導体に相毎に分岐接続されて
いることを特徴とするものである。
は各相の絶縁導体が幾何学的に対象な組配置で且つ層毎
に逆向きの撚り合せて複数層に撚り合わされている多芯
型インピーダンスケーブルの最外層の総ての絶縁導体が
分岐ケーブルの同相の絶縁導体に相毎に分岐接続されて
いることを特徴とするものである。
以下本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
第5図は第2図に示すような組配置の多芯型低インピー
ダンスケーブル1本考案を適用した例を示したものであ
る。
ダンスケーブル1本考案を適用した例を示したものであ
る。
即ち、本実施例では各相の絶縁導体4 (R+)、4
(S□)t 4 (T□)〜4(R4)? 4 (S、
t)t 4 (T4)が幾何学的に対象な相装置で、且
つ層毎に逆向きの撚り合せで2層に撚り合わされてなる
多芯型低インピーダンスケーブル1の最外層の総ての絶
縁導体4 (R2)、 4(S2)、 4 (T2
)〜4 (R4)、 4 (S4)、 4 (T4)
が相毎に分岐ケーブル6の同相の絶縁導体9(R2)、
9 (S2)、 9 (T2)〜9 (R4)、 9
(S4)。
(S□)t 4 (T□)〜4(R4)? 4 (S、
t)t 4 (T4)が幾何学的に対象な相装置で、且
つ層毎に逆向きの撚り合せで2層に撚り合わされてなる
多芯型低インピーダンスケーブル1の最外層の総ての絶
縁導体4 (R2)、 4(S2)、 4 (T2
)〜4 (R4)、 4 (S4)、 4 (T4)
が相毎に分岐ケーブル6の同相の絶縁導体9(R2)、
9 (S2)、 9 (T2)〜9 (R4)、 9
(S4)。
9 (T4)に分岐接続された構造となっている。
なわ、11は分岐ケーブルのシースである。
このようにすると、最外層の各相の絶縁導体4(R2)
、 4 (S2)、 4 (T2)〜4 (R4)
、 4 (34)。
、 4 (S2)、 4 (T2)〜4 (R4)
、 4 (34)。
4 (T4)は、分岐部10の後の負荷によって決まる
電流が同じように流れ、また内層と外層とは互に逆向き
に撚り合わされているので相互インダクタンスの関係は
ないから、幹線である多芯型低インピーダンスケーブル
は分岐部10の後も低インピーダンス状態を維持させる
ことができる。
電流が同じように流れ、また内層と外層とは互に逆向き
に撚り合わされているので相互インダクタンスの関係は
ないから、幹線である多芯型低インピーダンスケーブル
は分岐部10の後も低インピーダンス状態を維持させる
ことができる。
なお、多芯型低インピーダンスケーブル1はシース5を
省略した構造であってもよい。
省略した構造であってもよい。
また、分岐ケーブル6もシース11を省略した構造とし
てもよい。
てもよい。
更に、分岐ケーブル6はR,S、 Tの3本の絶縁導体
だけを備え、これらに多芯型低インピーダンスケーブル
の同相の各絶縁導体を共通に接続する構造としてもよい
。
だけを備え、これらに多芯型低インピーダンスケーブル
の同相の各絶縁導体を共通に接続する構造としてもよい
。
以上説明したように本考案に係る多芯型酸インピータン
スケーブルの分岐部においては、各相の絶縁導体が幾何
学的に対象な相装置で、且つ層毎に逆向きの撚り合せて
複数層に撚り合わされている多芯型低インピーダンスケ
ーブルの最外層の総ての絶縁導体を相毎に分岐ケーブル
の同相の絶縁導体に分岐接続した構造としたので、最外
層の各相の絶縁導体には分岐部の後の負荷によって決ま
る電流が同じように流れ、また最外層とその内側の層と
は互に逆向きで撚り合わされていて相互インダクタンス
の影響がなく、従って分岐部の後も幹線である多芯型低
インピーダンスケーブルの低インピーダンス状態を維持
させることができる。
スケーブルの分岐部においては、各相の絶縁導体が幾何
学的に対象な相装置で、且つ層毎に逆向きの撚り合せて
複数層に撚り合わされている多芯型低インピーダンスケ
ーブルの最外層の総ての絶縁導体を相毎に分岐ケーブル
の同相の絶縁導体に分岐接続した構造としたので、最外
層の各相の絶縁導体には分岐部の後の負荷によって決ま
る電流が同じように流れ、また最外層とその内側の層と
は互に逆向きで撚り合わされていて相互インダクタンス
の影響がなく、従って分岐部の後も幹線である多芯型低
インピーダンスケーブルの低インピーダンス状態を維持
させることができる。
また、本考案では、多芯型低インピーダンスケーブルの
最外層にだけ分岐接続するので、分岐作業を容易に行う
ことができる。
最外層にだけ分岐接続するので、分岐作業を容易に行う
ことができる。
第1図は多芯型低インピーダンスケーブルの一例を示す
横断面図、第2図は第1図に示すケーブルの相装置状態
を示す説明図、第3図は多芯型低インピーダンスケーブ
ルによる複数の負荷への給電状態を示す結線図、第4図
は従来の多芯型低インピーダンスケーブルの分岐部の一
例を示す結線図、第5図は本考案に係る多芯型低インピ
ーダンスケーブルの分岐部の一例を示す結線図である。 1・・・・・・多芯型低インピーダンスケーブル、4・
・・・・・絶縁導体、6・・・・・・分岐ケーブル、8
・・・・・・負荷、9・・・・・・絶縁導体。
横断面図、第2図は第1図に示すケーブルの相装置状態
を示す説明図、第3図は多芯型低インピーダンスケーブ
ルによる複数の負荷への給電状態を示す結線図、第4図
は従来の多芯型低インピーダンスケーブルの分岐部の一
例を示す結線図、第5図は本考案に係る多芯型低インピ
ーダンスケーブルの分岐部の一例を示す結線図である。 1・・・・・・多芯型低インピーダンスケーブル、4・
・・・・・絶縁導体、6・・・・・・分岐ケーブル、8
・・・・・・負荷、9・・・・・・絶縁導体。
Claims (1)
- 各相の絶縁導体が幾何学的に対象な配置で且つ層毎に逆
向きに撚り合せて複数層に撚り合わされている多芯型低
インピーダンスケーブルの最外層の総ての絶縁導体が相
毎に分岐ケーブルの同相の絶縁導体に相毎に分岐接続さ
れていることを特徴とする多芯型低インピーダンスケー
ブルの分岐部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17851081U JPS6015394Y2 (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 多芯型低インピ−ダンスケ−ブルの分岐部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17851081U JPS6015394Y2 (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 多芯型低インピ−ダンスケ−ブルの分岐部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5883952U JPS5883952U (ja) | 1983-06-07 |
JPS6015394Y2 true JPS6015394Y2 (ja) | 1985-05-15 |
Family
ID=29973371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17851081U Expired JPS6015394Y2 (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 多芯型低インピ−ダンスケ−ブルの分岐部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015394Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-11-30 JP JP17851081U patent/JPS6015394Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5883952U (ja) | 1983-06-07 |
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