JPS60152788A - 自動車用ドアチエツク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ドアの開閉動作に適当な抵抗力を付与し、ド
アが所望の開扉位置で、風やドアの重量で妄シに揺動し
ないようにした自動車用ドアチェック装置の、特にその
ストッパの構造に関するものである。

゛（省−１ｍ１ｌ 従来のドアチェック装置の一例を第１図ないし第４図に
基づいて説明する。（特開昭５２−１２６８２６号公報
参照） 自動車の車体（１）に設けらｎた壁面（２）には、ブラ
ケット（３）の基部が取付けられている。ドア（４）内
のインブーパネル（５）の近傍には、前後方向を向くド
アチェック装置（６）が配設さｎており、ドアチェック
装置（６）は、上下１対のチェックアーム（力と、後述
するようにして、チェックアーム（力の上下面をｑ挟圧
把持する保持装置（８）と、チェックアーム（７）の遊
端部（７ａ）に設けらｎたストッパ（９）とからなって
いる。

チェックアーム（力の上下面に前後向きに形成された把
持幅の変化する溝（７ｂ）（７Ｃ）には、保持装置（８
）内の１対の鋼球ａυが嵌合している。保持装置（８）
のカバー〇渇内に配設された鋼球０υを保持する保持具
θ（至）の外面を、対をなす弾性部材（１４１で押圧す
ることにより、チェックアーム（７）は、保持装置（８
）に挟圧保持されている。

保持装置（８）のカバー〇渇の上下部（ｘｚａ）を、座
金０９を介して、ドア（４）の壁板α０の内面に止着す
ることによって、ドアチェック装置（６）は、ドア（４
）内に固設されている。

チェックアーム（７）の基部は、壁板Ｑ［ｉｌに穿設さ
ハた穴（ｉ６ａ）を貫通して車体側に突出しており、そ
の端部に固嵌さハたブツシュ１７１を挿通するピン吐に
よシ、ブラケット（３）の端部に枢着さハている。

チェックアーム（７）の遊端部（７ａ）に配設さハたス
トッパ（９）は、遊端部（７ａ）に挿通する弾性部材α
翅と、その背面および各側面に当接して弾性部材００を
保持している前方に開口した箱状をなす硬質の枠材（２
１）と、遊端部（７ａ）に固嵌されていて、枠材Ｑυの
抜は止めを行うストッパビン（２湯とからなっている。

弾性部材（１！Ｊの前面部（第２図において左方部）は
、枠材（２Ｉ）の前縁部（Ｚｌａ）よシもやや突出した
状態にある。

第１図において、ドアチェック装置（６）の近傍であっ
て、ドア（４）のアウターパネル（至）側には、サツシ
ｅ４）にガイドさｎて昇降自在の窓ガラス（２！ｉｌが
配設されている。ドア（４）は、図示しない支持部材で
車体（１）側に設けらｎた軸（２６１を中心として、開
閉自在となっている。

ドア（４）を第１図において時計方向に回動して開扉す
るときに、チェックアーム（力は、弾性部材０４）の弾
発力による鋼球α１）の挟圧作用を受けなから摺動変位
するので、ドア（４）は、適宜の抵抗力を付与されなが
ら開扉させらｒる。

ドア（４）の開扉動作は、保持装置（８）の後面（８ａ
）が仮想線（８Ａ）で示すように、ストッパ（９）の前
面部に衝合することによって阻止さ九る。ドア（４）が
、大きな勢いで回動さ九て強制開扉さｔ、保持装置（８
）とストッパ（９）との衝合が激しいとき、保持装置（
８）の後面（８ａ）は、弾性部材θ楊を弾性変形させた
のち、枠材（２Ｄの前縁部（ｚｔａ）に衝合する。

このようにドア（４）を強制開扉したときのチェックア
ーム（７）に作用する衝撃荷重で、チェックアーム（７
）の破損を防止するだめに、チェックアーム（力の中心
部からの幅寸法（ｔｌ）（第４図参照）は、単なるスト
ッパ作用を行うときの所定寸法以上に大きく形成する必
要がある。このため、枠材（２１）は、その中心部から
の幅寸法（１１）（第４図参照）が大きくなる。

また、従来のストツバ（９）においては、窓ガラス四側
の、ストッパ（９）の側部（９ｄ）は、チェックアーム
（力の側縁（７ｄ）よシも窓ガラス２５ｉ側に突出した
状態にある。

ドア（４）の開閉時において、ストッパ（９）の（１１
，１１ａ９ｄ）は、ドア（４）内において鎖線（９Ａ）
で示すような軌跡を描いていて、側部（９ｄ）とサツシ
（２４）間のクリアランス（Ｃ，）が少くなっておシ、
このため、ドアチェック装置（６）を構成している部品
のバラツキによつては、ストッパ（９）の側部（９ｄ）
がサツシＣ２４１に干渉する危険性がある。

また、保持装置（８）とストッパ（９）との衝合によっ
て、枠材（２Ｉ）およびストッパピン０２には曲げ荷重
が作用し、枠材０１）およびストッパピン（２りは、第
３図に示すように、上下部が後方（図中右方）へ変位す
る向きに変形していって破損するおそれがある。

枠材（２Ｉ）およびストッパピン（２りの破損を防止す
るだめに、これらの剛性を大きくすると、その外形の形
状が大きくなって、サツシ０１４＋とのクリアランス（
Ｃ４）が少なくなシ、ドア（４）幅の薄型化の妨げにな
っていた。

（発明の目的） 本発明は、上述のような従来のドアチェック装置の欠点
に鑑み、ドアの薄型化を可能とした自動車用ドアチェッ
ク装置を提供することを目的とするものである。

（発明の構成） 本発明は、チェックアームの遊端部に止着され、ドアの
開扉動作時に、保持装置に当接することによシ、ドアの
開き過ぎを防止するとともに、チェックアームを保持装
置から抜は止めするようにしたストッパにおける、少な
くともドアの窓ガラスに対向する一側縁を、チェックア
ームにおけるストッパ取付部の窓ガラスに対向する側縁
とほぼ整合するように形成したことを栂釡としている。

（発明の効果″′） 本発明は、このような構成としたことにより、ストッパ
が窓ガラスに衝突する恐ｎをなくし、チェックアームと
窓ガラスとの間隔を可及的に小とすることができ、ドア
の薄型化に寄与することができる利点がある。

（実施例） 以下、第５図以降の各図に基づいて本発明の詳細な説明
する。

なお、上述の従来例と同一の機能を果すものは、同一の
符号で表わして、その説明は省略する。

第５図および第６図において、チェックアーム（７）の
遊端部（７ａ）の上下面には、正面形がコ字状の弾性部
材Ｃ！ηが、チェックアーム（７）を上下に挾むようｒ
して当接されている。さらにその上下面は、金属等の硬
質利料よりなる正面形がコ字状の枠材２８＋における水
平な上片（２８ｂ）および下片（２８（りによシ挾まハ
ている。

枠材Ｃ８１における側片（２Ｓａ）は、チェックアーム
（７）における窓ガラス（２つに対向する側縁（７ｄ）
と反対の側縁側に配設され、その上下の端部には、上記
上片（２８１つ）および下片（２８Ｃ）がそハぞれ連設
されている。

」−記弾性部材罰および枠材（２）の上片（２８ｂ）お
よび下片（２８０）は、それらとチェックアーム（７）
の遊端部（７ａ）とを上下刃向に貫通し、かつ、下端が
カシメらｎだ有頭の軸（２９）によって、チェックアー
ム（７）の遊端部（７ａ）に枢着されている。これらの
弾性部材ｔｉｎ、枠材（ホ）および軸Ｑ！］）によって
、ストッパ（３０が構成さ才１ている。

砕料（２杓の上片（２ｓｂ）および下ｔ”＋（２ｓｃ）
における、窓ガラス（２５）に対向する側の側縁（２ｓ
ｄ）は、チェックアーム（７）の遊端部（７ａ）におけ
る、窓ガラス（ハ）に対向する側の側縁（７ｄ）と上下
にほぼ整合している。

弾性部材０１における、窓ガラスＣｌｌ５１に対向する
側の側縁（２７ａ）は、枠材弼における上片（２ｓｂ）
および下片（２８Ｃ）の側縁（ｚａｄ）よシ若干側方に
突出している。

しかし、との側縁（２７ａ）は、枠材（２８）の側縁（
７，ｓｄ）と同様に、チェックアーム（７）の側縁（７
ｄ）と上下に整合させてもよい。

弾性部材（２ηの前端（２７ｂ）は、枠材（２ｇ）ノ前
縁（ｚｓｅ）よシ前方に突出している。

このようにして構成されたドアチェック装置（３りを備
えるドア（４）を、第５図において時計方向に回動させ
て開扉すると、チェックアーム（カは、従来例と同様に
、保持装置（８）により挟圧された状態で摺動変位する
ので、ドア（４）は、適宜の抵抗を伺与さｎて回動する
。

ドア（４）の開扉動作時に、チェックアーム（力は、ド
ア（４）から次第に抜は出るとともに、第５図において
時計方向に回動し、遊端部（７ａ）のストッパ（３Ｉ）
に保持装置（８）が衝合したとき、ドア（４）は、鎖線
で示す最大開扉位置に停止する。ドア（４）の開扉初期
または閉扉直前には、ストッパ０１１は、鎖線（３１Ａ
、）で示すような軌跡を描いて移動する。

枠材（２）の上片（ｚｓｂ）および下片（２８Ｃ）の側
縁（２ｓｄ）は、チェックアーム（７）の遊端部（７ａ
）の側縁（７ｄ）とほぼ整合していて、側縁（７ｄ）か
ら窓ガラス（２ω側にほとんど突出していないので、ス
トッパＣ１１）とサツシＣ！４）間には、大きなりリア
ランス（Ｃ２）を形成させることができ、ドア開閉時に
おけるドアチェック装置０′ＩＪのストッパ０１）とサ
ツシＣ２４）との干渉を防止することができる。また、
サツシＣ２４および窓ガラ１０句をアウターパネル（至
）側に変位させる必要がないので、ドア（４）の薄型化
を図ることができる。

ドア（４）が強制開扉されて、保持装置（８）の後面（
８ａ）が枠材（ハ）の前縁（ｚｓｅ）に、激しく衝合し
たとき、この衝撃荷重は、枠材（ｌに対して、その板面
と平行なせん断荷重として作用するので、衝撃荷重が、
枠材Ｑυに対して、その板面と直交する曲げ荷重として
作用する従来のストッパ（９）のように、枠材ｃ１１１
が曲げられやすいというような欠点はなく、大きな荷重
に耐えることができる。

また、枠材（至）および弾性部材（財）は、軸（ハ）の
周シに回動可能であるので、枠材（ハ）に対する保持装
置（８）の衝合時において、枠材（ハ）の前縁（ｚｓｅ
）は、保持装置（８）の後面（８ａ）に沿って一様に圧
接することができ、と九によシ、チェックアーム（７）
を直線状に形成して、ドアチェックを行わせることが可
能となり、ドアチェツク装置０邊製造時の歩留″！、シ
向上を図ることができる。

上記実施例においては、ストッパｌ３１）の弾性部材　
罰および枠材（至）は、有頭の軸翰によって、チェック
アーム（７）の遊端部（７ａ）に枢着されているが、軸
翰の代わシに、第８図に示すように、軸線方向にスリン
）　（ａａａ）が形成されていて、枠材（至）ノ上片（
２８ｂ）および下片（２８Ｃ）に圧入さする管軸０３）
を用いることもできる。

（実施例の効果） 以上述べたように、図示の実施例においては、上述した
ような本発明の効果と同一の効果を奏することができる
他に、ドアの強制開扉におけるストッパへの衝撃は、枠
材（至）のせん断応力によって受けられて、大きな荷重
に耐えられるので、ドアの強制開扉時等における枠材（
２）の湾曲および破損等を防ぐことができるという利点
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の自動車用ドアチェック装置の一例を示
す平面図、 第２図は、第１図のＡ−Ａ線断面図、 第３図は、変形したストッパの縦断面図、第４図は、第
２図におけるストッパを右方から見た図、 第５図は、本発明の一実施例である自動車ドアチェック
装置の横断平面図、 第６図は、第５図のＢ−Ｂ線断面図、 第７図は、第５図のＣ−Ｃ線断面図、 第８図は、ストッパの軸の別の例を示す縦断面図である
。 （１）車体　（３）ブラケット （４）ドア　（カチェックアーム （７ａ）遊端部　（８）保持装置 （２４サツシ　（２７１弾性部材 （２）枠材　０９１軸 ０１）ストッパ　０クドアチェック装置Ｃ３濠管軸

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）　自動車の車体側に基部が枢着され、横方向に揺
   動自在のチェックアームの中間部を、ドア側に取付けら
   打ている保持装置によシ挾圧把持し、ドアの開閉に伴っ
   て、チェックアームが保持装置に対し、挾圧把持さ杆た
   状態で相対的に摺動変位することによシ、ドアの開閉動
   作に適当な抵抗力を付与するようにした自動車用ドアチ
   ェック装置において、 チェックアームの遊端部に止着され１、ドアの開扉動作
   時に、前記保持装置に当接することにより、ドアの開き
   過ぎを防止するとともに、チェックアームを保持装置か
   ら抜は止めするようにしたストッパにおける、少なくと
   もドアの窓ガラスに対向する一側縁を、チェックアーム
   におけるストッパ取付部の窓ガラスに対向する側縁とほ
   ぼ整合するように形成したことを特徴とする自動車用ド
   アチュツク装置。
2. （２）ストッパが。 チェックアームを上下より挾む弾性部材と、該弾性部材
   を上下より挾む硬質の枠材と、該枠材、弾性部材及びチ
   ェックアームを上下方向に貫通する軸 とからなる特許請求の範囲第（１）項に記載の自動車用
   ドアチェック装置。
3. （３）枠材が、チェックアームにおける窓ガラスに対向
   する側縁と逆の側縁側に配設された上下刃向の側片と、 該側片の上下部に連設さガ、弾性部材を上下よυ挾む水
   平な上片及び下片 とからなる特許請求の範囲第（２）項に記載の自動車用
   ドアチェック装置。
4. （４）枠材における上片及び下片の窓ガラスに対向する
   側縁を、チェックアームの同部の側縁と整合させるとと
   もに、弾性部材の同部の側縁を、枠材の上下片における
   前記側縁より側方に若干突出させてなる特許請求の範囲
   第（３）項に記載の自動車用ドアチェック装置。