JPH0317028B2 - - Google Patents

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JPH0317028B2
JPH0317028B2 JP59006330A JP633084A JPH0317028B2 JP H0317028 B2 JPH0317028 B2 JP H0317028B2 JP 59006330 A JP59006330 A JP 59006330A JP 633084 A JP633084 A JP 633084A JP H0317028 B2 JPH0317028 B2 JP H0317028B2
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JP
Japan
Prior art keywords
door
check
check arm
stopper
elastic member
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59006330A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60152788A (ja
Inventor
Yasuaki Hori
Kazuo Hoshino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP633084A priority Critical patent/JPS60152788A/ja
Publication of JPS60152788A publication Critical patent/JPS60152788A/ja
Publication of JPH0317028B2 publication Critical patent/JPH0317028B2/ja
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  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ドアの開閉動作に適当な抵抗力を付
与し、ドアが所望の開扉位置で、風やドアの重量
で妄りに揺動しないようにした自動車用ドアチエ
ツク装置の、特にそのストツパの構造に関するも
のである。
(従来技術) 従来のドアチエツク装置の一例を第1図ないし
第4図に基づいて説明する。(特開昭52−126826
号公報参照) 自動車の車体1に設けられた壁面2には、ブラ
ケツト3の基部が取付けられている。ドア4内の
インナーパネル5の近傍には、前後方向を向くド
アチエツク装置6が配設されており、ドアチエツ
ク装置6は、上下1対のチエツクアーム7と、後
述するようにして、チエツクアーム7の上下面を
挾圧把持する保持装置8と、チエツクアーム7の
遊端部7aに設けられたストツパ9とからなつて
いる。
チエツクアーム7の上下面に前後向きに形成さ
れた把持幅の変化する溝7b,7cには、保持装
置8内の一対の鋼球11が嵌合している。保持装
置8のカバー12内に配設された鋼球11を保持
する保持具13の外面を、対をなす弾性部材14
で押圧することにより、チエツクアーム7は、保
持装置8に挾圧保持されている。
保持装置8のカバー12の上下部12aを、座
金15を介して、ドア4の壁板16の内面に止着
することによつて、ドアチエツク装置6は、ドア
4内に固設されている。
チエツクアーム7の基部は、壁板16に穿設さ
れた穴16aを貫通して車体側に突出しており、
その端部に固嵌されたブツシユ17を挿通するピ
ン18により、ブラケツト3の端部に枢着されて
いる。
チエツクアーム7の遊端部7aに配設されたス
トツパ9は、遊端部7aに挿通する弾性部材19
と、その背面および各側面に当接して弾性部材1
9を保持している前方に開口した箱状をなす硬質
室の枠材21と、遊端部7aに固嵌されていて、
枠材21の抜け止めを行うストツパピン22とか
らなつている。弾性部材19の前面部(第2図に
おいて左方部)は、枠材21の前縁部21aより
もやや突出した状態にある。
第1図において、ドアチエツク装置6の近傍で
あつて、ドア4のアウターパネル23側には、サ
ツシ24にガイドされて昇降自在の窓ガラス25
が配設されている。ドア4は、図示しない支持部
材で車体1側に設けられた軸26を中心として、
開閉自在となつている。
ドア4を第1図において時計方向に回動して開
扉するときに、チエツクアーム7は、弾性部材1
4の弾発力による鋼球11の挾圧作用を受けなが
ら摺動変位するので、ドア4は、適宜の抵抗力を
付与されながら開扉させられる。
ドア4の開扉動作は、保持装置8の後面8aが
仮想線8Aで示すように、ストツパ9の前面部に
衝合することによつて阻止される。ドア4が、大
きな勢いで回動されて強制開扉され、保持装置8
とストツパ9との衝合が激しいとき、保持装置8
の後面8aは、弾性部材19を弾性変形させたの
ち、枠材21の前縁部21aに衝合する。
このようにドア4を強制開扉したときのチエツ
クアーム7に作用する衝撃荷重で、チエツクアー
ム7の破損を防止するために、チエツクアーム7
の中心部からの幅寸法t1(第4図参照)は、単な
るストツパ作用を行うときの所定寸法以上に大き
く形成する必要がある。このため、枠材21は、
その中心部からの幅寸法t2(第4図参照)が大き
くなる。
また、従来のストツパ9においては、窓ガラス
25側の、ストツパ9の側部9dは、チエツクア
ーム7の側縁7dよりも窓ガラス25側に突出し
た状態にある。
ドア4の開閉時において、ストツパ9の側部9
dは、ドア4内において鎖線9Aで示すような軌
跡を描いていて、側部9dとサツシ24間のクリ
アランスc1が少くなつており、このため、ドアチ
エツク装置6を構成している部品のバラツキによ
つては、ストツパ9の側部9dがサツシ24に干
渉する危険性がある。
また、保持装置8とストツパ9との衝合によつ
て、枠材21およびストツパピン22には曲げ荷
重が作用し、枠材21およびストツパピン22
は、第3図に示すように、上下部が後方(図中右
方)へ変位する向きに変形していつて破損するお
それがある。枠材21およびストツパピン22の
破損を防止するために、これらの剛性を大きくす
ると、その外形の形状が大きくなつて、サツシ2
4とのクリアランスc1が少なくなり、ドア4幅の
薄型化の妨げになつていた。
(発明の目的) 本発明は、上述のような従来のドアチエツク装
置の欠点に鑑み、ドアの薄型化を可能とした自動
車用ドアチエツク装置を提供することを目的とす
るものである。
(発明の構成) 本発明は、チエツクアームの遊端部に止着さ
れ、ドアの開扉動作時に、保持装置に当接するこ
とにより、ドアの開き過ぎを防止するとともに、
チエツクアームを保持装置から抜け止めするよう
にしたストツパにおける、少なくともドアの窓ガ
ラスに対向する一側縁を、チエツクアームにおけ
るストツパ取付部の窓ガラスに対向する側縁とほ
ぼ整合するように形成したことを特徴としてい
る。
(発明の効果) 本発明は、このような構成としたことにより、
ストツパが窓ガラスに衝突する恐れをなくし、チ
エツクアームと窓ガラスとの間隔を可及的に小と
することができ、ドアの薄型化に寄付することが
できる利点がある。
(実施例) 以下、第5図以降の各図に基づいて本発明の実
施例を説明する。
なお、上述の従来例と同一の機能を果すもの
は、同一の符号で表わして、その説明は省略す
る。
第5図および第6図において、チエツクアーム
7の遊端部7aの上下面には、正面形がコ字状の
弾性部材27が、チエツクアーム7を上下に挾む
ようにして当接されている。さらにその上下面
は、金属等の硬質材料よりなる正面形がコ字状の
枠材28における水平な上片28bおよび下片2
8cにより挾まれている。
枠材28における側片28aは、チエツクアー
ム7における窓ガラス25に対向する側縁7dと
反対の側縁側に配設され、その上下の端部には、
上記上片28bおよび下片28cがそれぞれ連設
されている。
上記弾性部材27および枠材28の上片28b
および下片28cは、それらとチエツクアーム7
の遊端部7aとを上下方向に貫通し、かつ、下端
がカシメられた有頭の軸29によつて、チエツク
アーム7の遊端部7aに枢着されている。これら
の弾性部材27、枠材28および軸29によつ
て、ストツパ31が構成されている。
枠材28の上片28bおよび下片28cにおけ
る、窓ガラス25に対向する側の側縁28dは、
チエツクアーム7の遊端部7aにおける、窓ガラ
ス25に対向する側の側縁7dと上下にほぼ整合
している。
弾性部材27における、窓ガラス25に対向す
る側の側面27aは、枠材28における上片28
bおよび下片28cの側縁28dより若干側方に
突出している。しかし、この側縁27aは、枠材
28の側縁28dと同様に、チエツクアーム7の
側縁7dと上下に整合させてもよい。
弾性部材27の前端27bは、枠材28の前縁
28eより前方に突出している。
このようにして構成されたドアチエツク装置3
2を備えるドア4を、第5図において時計方向に
回動させて開扉すると、チエツクアーム7は、従
来例と同様に、保持装置8により挾圧された状態
で摺動変位するので、ドア4は、適宜の抵抗を付
与されて回動する。
ドア4の開扉動作時に、チエツクアーム7は、
ドア4から次第に抜け出るとともに、第5図にお
いて時計方向に回動し、遊端部7aのストツパ3
1に保持装置8が衝合したとき、ドア4は、鎖線
で示す最大開扉位置に停止する。ドア4の開扉初
期または閉扉直前には、ストツパ31は、鎖線3
1Aで示すような軌跡を描いて移動する。
枠材28の上片28bおよび下片28cの側縁
28dは、チエツクアーム7の遊端部7aの側縁
7dとほぼ整合していて、側縁7dから窓ガラス
25側にほとんど突出していないので、ストツパ
31とサツシ24間には、大きなクリアランスc2
を形成させることができ、ドア開閉時におけるド
アチエツク装置32のストツパ31とサツシ24
との干渉を防止することができる。また、サツシ
24および窓ガラス25をアウターパネル23側
に変位させる必要がないので、ドア4の薄型化を
図ることができる。
ドア4が強制開扉されて、保持装置8の後面8
aが枠材28の前縁28eに、激しく衝合したと
き、この衝撃荷重は、枠材28に対して、その板
面と平行なせん断荷重として作用するので、衝撃
荷重が、枠材21に対して、その板面と直交する
曲げ荷重として作用する従来のストツパ9のよう
に、枠材21が曲げられやすいというような欠点
はなく、大きな荷重に耐えることができる。
また、枠材28および弾性部材27は、軸29
の周りに回動可能であるので、枠材28に対する
保持装置8の衝合時において、枠材28の前縁2
8eは、保持装置8の後面8aに沿つて一様に圧
接することができ、これにより、チエツクアーム
7を直線状に形成して、ドアチエツクを行わせる
ことが可能となり、ドアチエツク装置32製造時
の歩留まり向上を図ることができる。
上記実施例においては、ストツパ31の弾性部
材27および枠材28は、有頭の軸29によつ
て、チエツクアーム7の遊端部7aに枢着されて
いるが、軸29の代わりに、第8図に示すよう
に、軸線方向にスリツト33aが形成されてい
て、枠材28の上片28bおよび下片28cに圧
入される管軸33を用いることもできる。
(実施例の効果) 以上述べたように、図示の実施例においては、
上述したような本発明の効果と同一の効果を奏す
ることができる他に、ドアの強制開扉におけるス
トツパへの衝撃は、枠材28のせん断応力によつ
て受けられて、大きな荷重に耐えられるので、ド
アの強制開扉時等における枠材28の湾曲および
破損等を防ぐことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の自動車用ドアチエツク装置の
一例を示す平面図、第2図は、第1図のA−A線
断面図、第3図は、変形したストツパの縦断面
図、第4図は、第2図におけるストツパを右方か
ら見た図、第5図は、本発明の一実施例である自
動車ドアチエツク装置の横断平面図、第6図は、
第5図のB−B線断面図、第7図は、第5図のC
−C線断面図、第8図は、ストツパの軸の別の例
を示す縦断面図である。 1……車体、3……ブラケツト、4……ドア、
7……チエツクアーム、7a……遊端部、8……
保持装置、24……サツシ、27……弾性部材、
28……枠材、29……軸、31……ストツパ、
32……ドアチエツク装置、33……管軸。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 自動車の車体側に基部が枢着され、横方向に
    揺動自在のチエツクアームの中間部を、ドア側に
    取付けられている保持装置により挾圧把持し、ド
    アの開閉に伴つて、チエツクアームが保持装置に
    対し、挾圧把持された状態で相対的に摺動変位す
    ることにより、ドアの開閉動作に適当な抵抗力を
    付与するようにした自動車用ドアチエツク装置に
    おいて、 チエツクアームの遊端部に止着され、ドアの開
    扉動作時に、前記保持装置に当接することによ
    り、ドアの開き過ぎを防止するとともに、チエツ
    クアームを保持装置から抜け止めするようにした
    ストツパにおける、少なくともドアの窓ガラスに
    対向する一側縁を、チエツクアームにおけるスト
    ツパ取付部の窓ガラスに対向する側縁とほぼ整合
    するように形成したことを特徴とする自動車用ド
    アチエツク装置。 2 ストツパが、 チエツクアームを上下より挾む弾性部材と、 該弾性部材を上下より挾む硬質の枠材と、 該枠材、弾性部材及びチエツクアームを上下方
    向に貫通する軸 とからなる特許請求の範囲第1項に記載の自動車
    用ドアチエツク装置。 3 枠材が、チエツクアームにおける窓ガラスに
    対向する側縁と逆の側縁側に配設された上下方向
    の側片と、 該側片の上下部に連設され、弾性部材を上下よ
    り挾む水平な上片及び下片 とからなる特許請求の範囲第2項に記載の自動車
    用ドアチエツク装置。 4 枠材における上片及び下片の窓ガラスに対向
    する側縁を、チエツクアームの同部の側縁と整合
    させるとともに、弾性部材の同部の側縁を、枠材
    の上下片における前記側縁より側方に若干突出さ
    せてなる特許請求の範囲第3項に記載の自動車用
    ドアチエツク装置。
JP633084A 1984-01-19 1984-01-19 自動車用ドアチエツク装置 Granted JPS60152788A (ja)

Priority Applications (1)

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JP633084A JPS60152788A (ja) 1984-01-19 1984-01-19 自動車用ドアチエツク装置

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JP633084A JPS60152788A (ja) 1984-01-19 1984-01-19 自動車用ドアチエツク装置

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JPS60152788A JPS60152788A (ja) 1985-08-12
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ID=11635347

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JP633084A Granted JPS60152788A (ja) 1984-01-19 1984-01-19 自動車用ドアチエツク装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527385B2 (ja) * 1976-10-22 1980-07-19
JPS5833679B2 (ja) * 1974-06-17 1983-07-21 松下電工株式会社 ホウデントウシドウソウチ

Family Cites Families (2)

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