JPS60152206A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は複数台の開閉装置ユニットを列盤を形成するよ
うに並設して構成するガス絶縁開閉装置に関するもので
ある。

従来技術 変電所等の電気所において、複数の線路が開閉回路を介
して母線に接続される場合には１、第１図に概略的に示
したように、遮断器ＣＢ、断路器ＤＳ１．ＤＳ２、母線
ＢＳ、接地装＠ＥｓＷ、ケーブルヘッドＣｌ−１ｄ等の
、１回線分の間１１１回路を構成するために必要な機器
を絶縁ガスが充填された密閉容器１内に収納した開閉装
置ユニットＧを複数台並設して構成したガス絶縁開閉装
置が設置される。尚ＣＴはケーブルヘッドＣＩ−１６に
接続されたケーブルに装着された変流器で、この変流器
は容器１内の主回路部に取付けられる場合もある。

この種のガス絶縁開閉装置においては、第３図に示すよ
うに、並設された開閉装置ユニツｌ−Ｇ、Ｇ。

・・・の隣合う容器１，１の隣接する側壁に互いに整合
づる開口部２，２が設けられ、これらの間口部２．２に
それぞれ管台３，３が溶接されて両管台３．３のフラン
ジ４，４がＯリング状のパツキン５を介して相互に気密
に接続されている。互いに接続された管台３，３の内側
には接続導体６が配置され、該接続導体を介して隣接す
るユニットの容器１．１内の母線ＢＳ同志が接続されＣ
いる。

上記のように、従来のガス絶縁開閉装置においては、容
器相互間を接続部るに当たり、管台３゜３のフランジ４
，４間にＯリング状のパツキン５を介在させて両管台を
相互に接続するため、事故等が生じたユニツ１〜の容器
を前方に引出して点検する場合にはその容器の引出しを
可能に゛リ−るために、管台３．３間の結合を外した後
、両管台３゜３のフランジ４，４間に少なくともパツキ
ン５の澗し代に相当覆る隙間を形成する必要がある。こ
の場合もしフランジ４．４間に隙間を形成しな（１と、
該フランジ４．４の突き合わせ面に傷がつくため点検修
理を行った後ユニツ１−を元に戻した際にフランジ４．
４の接続部の気密を保持づることかできなくなる。また
フランジ４，４間の接続を行う際にも両フランジ間にパ
ツキン５の潰し代に相当する隙間を必要とする。そのた
め第３図のように管台３，３を設けて容器１，１を接続
づる場合には例えば少なくとも一方の管台３として伸縮
が可能なベローズ状の高価なものを用いる等の措置を講
じる必要があり、容器接続部のコストが高くなる欠点が
あった。

発明の目的 本発明の目的は、容器接続部にベローズのような高価な
部材を用いること無く隣接するユニットの容器の接続及
び切り離しを容易に行ってしかも容器接続部の気密保持
を確実に行い得るようにしたガス絶縁開閉装置を提供り
ることにある。

発明の構成 本発明は、ガスを充填した密閉容器内に機器を収納して
構成した複数台の開閉装置ユニットを並設し、隣接する
ユニットの容器の隣合う側壁に間口部を設けて該開口部
間を容器接続部を介して相互に接続したガス絶縁開閉装
置の容器接続部を改良したものである。本発明において
は、隣接するユニツ１〜の容器の隣合う側壁にそれぞれ
互いに整合するように間口部が設けられ、雨間口部の周
縁にそれぞれ対の接続フランジが気密に接合されて該λ
１の接続フランジの容器外に位冒する端面が互いに密接
りるように突ぎ合わされて配置されている。また前記１
対の接続フランジの内面に密接する筒状部と前記両接続
フランジのそれぞれの容器内に臨む端面に密接り−る環
状のフランジ部とを一体にイ１する断面１８Ｕ字形の環
状パツキンが設りられ、該環状パツキンが前記両接続フ
ランジに跨がって１■合配置されて該パツキンの両フラ
ンジ部が前記容器の内側から前記接続フランジに対して
締（＝Ｊり固定されている。

上記のガス絶縁間ｒ！１装置を据付ける際には、複数の
ユニットの容器を並べ−Ｃ配置して隣接づるユニッ１へ
の容器の開Ｉ］部の接続フランジを突合せ、両接続フラ
ンジに跨がって環状パツキンを嵌合配置り−る。次いで
環状パツキンの両フランジ部を容器の内側から接続フラ
ンジに締めっ（′Ｊ固定する。

その後容器接続部の接続フランジの内部を通して配置し
た導体により隣接するユニツ１−内の機器を相互に電気
的に接続する。次いで各ユニツｌ−の容器を密閉し、各
容器内に絶縁ガスを充填して据付を完了する。各ユニッ
トの容器内にガスを充唄ツると、そのガス圧力によりパ
ツキンの筒状部が径方向の外側に脹らんで１対の接続フ
ランジの内面に密接し、対の接続フランジ間を気密に接
続する。

また点検修理の為にいずれかのユニットを他のユニット
から切り離して引き出す場合には、引き出すユニツ１〜
の容器のハンドホールを問いて該ユニットと隣接のユニ
ットとを接続している接続導体を取り外した後環状パツ
キンのフランジ部を接続フランジの端面から外し、環状
パツキンを接続フランジから取り外づ゛。その後点検経
理が必要なユニットの容器を引き出して他のユニットの
容器から切り離す。この場合接続フランジ間にはパツキ
ンが存在しないので、接続フランジ間に間隙を形成しな
くても容器を引き出すことがＣきる。また容器接続部の
気密保持は接続フランジの容器内に位置する端面及び内
面にそれぞれパツキンのフランジ部及び筒状部を密接さ
けることにより行なわれるので、容器を引き出す際に接
続フランジの１号き合わせ面に傷がついても容器接続部
の気密保持は支障無く行われる。

本発明が対象とづるガス絶縁開閉装置は、絶縁ガスを充
填した密閉容器内に所定の機器を収納して構成した開閉
装置ユニットを複数台並設して構成するものであればよ
い。各ユニツ１〜は必ずしも同一の構成でなくてもよく
、異なる構成のユニットを前記の構造により相互に接続
する場合も本発明に包含される。

実施例 以下第２図を参照して本発明の詳細な説明する。

第２図は本発明の一実施例の容器接続部付近を示したも
ので、同図においてＧ、ＧはＳＦ６ガスの如き絶縁ガス
を充填した直方体状の密閉容器１内に必要機器を収納し
て構成した電気機器ユニットである。各ユニットの容器
１内には母線、断路器、遮断器、計器用変成器等の機器
が３相分一括して収納されている。このガス絶縁開閉装
置ユニットにおいて、ユニットＧ、Ｇ・・・の容器１，
１゜・・・は列盤を構成するにうに横方向に並べて配置
され、隣接するユニットの容器１，１の隣合う側壁１　
ａ、、　１　ａにそれぞれ設けられた円形の開口部２゜
２が容器接続部１０により相互に接続されてガス絶縁開
閉装置が構成されている。隣接するユニットの容器１．
１の隣合う側壁１ａ、ｉａに設けられた同形状の開口部
２，２は互いに略整合するように設けられている。３相
用の開閉装置の場合、各容器１内には３相分の機器が一
方向に並べて収納されるが、本実施例では、上記間口部
２が容器接続部１０を通して接続される３相の機器の並
設方向と同方向に並べて３個ずつ設けられる。例えば第
２図の例において各容器１内で３相の機器が図の紙面と
直角な方向に並べて配置されている場合には、開口部２
も図の紙面と直角な方向に並べて３個ずつ設けられる。

本発明の容器接続部１０は、隣合う容器の側壁ｉａ、ｉ
ａにそれぞれ設けられた間口部２．２の周辺にそれぞれ
溶接により気密に接合されて容器外に位＠づる端面１１
ａ、１１ａが突ぎ合わせ配置された１対の環状の接続フ
ランジ１１．１１と両接続フランジ１１．１１に跨がっ
て両接続フランジに嵌合配置された環状のパツキン１２
とからなっている。

各部の接続フランジ１１．１１はそれぞれの内面１１ｂ
、１１ｂの形状及び内法寸法が等しく設定され、両接続
フランジを突き合せた際に両接続フランジの内面の各部
が面一になるように設定されている。

パツキン１２は、対の接続フランジ１１．１１の内面１
１ｂ、１１ｂに隙間無く嵌合して該内面１１ｂ、１１ｂ
に密接する筒状部１２ａと対の接続フランジ１１．１１
の容器内に位置する端面１１Ｃ，，１１Ｇに密接づる１
対のフランジ部１２ｂ。

１２ｂとを一体に有し、フランジ部１２ｂ’、１２ｂに
環状の当て板１３．１３が当てられて、該当て板１３ど
フランジ部１２ｂとを貫通して接続フランジ１１．１１
に螺入された接続ボルト１４によりパツキン１２のフラ
ンジ部１２ｂ、１２ｂが接続フランジ１１，１１に締付
り固定されでいる。

ボルト１４は接続フランジ１０の周方向に等間隔を置い
て複数個（少なくとも３個）ずつ設けられ、各ポル１へ
１４を螺入する為に接続フランジ１１゜１１に設けたね
し孔は、それぞれの接続フランジを員逸することが無い
ように有底ｌこ形成されている。

隣合うユニットの容器１，１相互間の位置関係が変らな
いようにするため、容器接続部の近傍で隣接する容器１
．１を相互に連結する連結手段１７、または各容器１を
設置ベースに強固に固定する手段が設けられ、振動等に
より接続フランジ°１１．１１間に大きな隙間が生じる
ことが無いように配慮されている。

各容器１の上面にはハンドホール１８が形成され、各ハ
ンドホールは蓋板１９により気密に閉じられている。接
続フランジ１１．１１の内側には接続導体２０が配置さ
れていて、該接続導体の両端には板状部２０ａ、２０８
が形成され、両板状部２０ａ、２０ａｔよ容器１，１内
の機器につながる導体（第１図の例ぐは母線ＢＳの各相
の導体）２１．２１の端部に形成された板状部２１ａ、
２１ａの−Ｌに載置されてポル］−２２により両板状部
２１ａ、２１ａに接続されている。

尚パツキン１２の筒状部１２ａの断面形状は接続フラン
ジ１１の内面の断面形状に合せて適宜の形状に形成りる
。例えば接続フランジ１１がリング状に形成される場合
にはパツキン１２の筒状部１２ａも円筒形に形成し、接
続フランジ１１か矩形状または正方形状に形成される場
合にはパツキン１２の筒状部を接続フランジの内面に隙
間無く嵌合り゛る角筒状に形成する。またパツキン１２
のフランジ部１２ｂは筒状部１２ａの断面形状に相似な
輪郭形状を有するように形成される。

」−記実施例において、容器１，１の接続を行う場合に
は、各容器１内に所定の機器を収納した後容器１．１の
接続フランジ１１．１１を突ぎ合けて両容器１，１を適
宜の手段（例えば連結手段１７）により相互に拘束し、
次いでハンドボール１８を通してパツキン１２を接続フ
ランジ１１，１１に嵌合づる。次に当て板１３．１３を
パツキン１２のフランジ部１２ｂ、１２ｂに当ててポル
１〜１４により各フランジ部１２ｂを接続フランジ１１
に締イ」け固定す、る。しかる後接続導体２ｏの両端の
板状部２０ａ、２０ａを導体２１．２１の端部の板状部
２１ａ、２１ａの上に載置し、ボルト２２により接続導
体２ｏの板状部２０ａ、２０ａを導体２１．２１に接続
する。その後各容器１のハンドホール１８を蓋板１９に
より閉じ、各容器１内にＳＦ６カスを所定の圧力で充填
覆る。この状態では、ガスの圧ツノによりパツキン１２
の筒状部１２ａが接続フランジ１１．１１の内周面に押
し付けられて該内周面に密着し、またフランジ部１２ｂ
、１２ｂが接続フランジ１１．１１に対して締付は固定
されているので、容器１，１の接続部の気密は良好に保
持される。パツキン１２の筒状部１２ａにかかるガス圧
は接続フランジ１１の内面て受りるので、パツキン１２
の筒状部１２ａの肉厚（をフランジ部１２ｂの厚さＴに
比べて薄＜ｔ、’ｒもパツキン１２の所定の機械的強度
を確保づることかできる。従ってパツキン１２の筒状部
１２ａの肉厚を薄くシて該パツキン１２の筒状部１２　
ａの変形を容易にし、該パツキンの容重（（を容易にす
ることができる。

いずれかのユニットで事故が生じて該」−ニットの点検
修理が必要になった場合には、各ユニツ１〜の容器１内
のガスを放出させた後、点検が必要な容器１及び該容器
に隣接する容器１のハンドホール１８を聞き、接続ボル
ト２２を外して接続導体２０を取り外す。次いでボルト
１４を外し、パツキン１２を外し／ｊ後、点検を要づる
容器１を前方に引き出１゜この場合接続フランジ１１．
１１間に隙間が形成されないと、接続フランジ１１．１
１の突き当て面に傷が付く虞れが有るが、本発明におい
ては、接続フランジ１１．１１の突ぎ当て面が気密保持
に無関係であるので、接続フランジ１１．１１の突き当
て面に傷がイ］いても何等差支えない。

上記の実施例では、隣接覆る容器１，１間が容器接続部
を通して相互に連通されているが、容器接続部１０の両
側の容器１，１の内の一方に設けられた開口部２の内側
に接続フランジより大径の絶縁スペーサーを取イ」けて
該絶縁スペーりにより該開口部３を気密に閉じることに
より容器１，１間をガス区分する４Ｍ　８にすることも
できる。

発明の効果 以上のように、本発明によれば、接続すべき容器の開口
部にス・１の接続フランジを溶接して該対の接続フラン
ジに断面が略Ｕ字形のパツキンを嵌合させることにより
容器接続部の気密を保持づる描込にしたので、接続フラ
ンジの突き合わけ面の状態の如何に係り無く接続部の気
密を保持することができ、接続フランジ間に隙間を形成
しないで、切り離した容器の引出しと接続フランジ間の
接続とを行うことができる。従って容器接続部にべ［］
−ズのような高価な部材を用いる必要が無く、容器接続
部のコストを引下げることができる。また容器の開口部
に直接取付けた接続フランジを直接突き合わせ接続する
ので管台を介して容器を接続していた従来の装置に比べ
て隣接するユニット相互間の間隔を小ざくすることがで
き、ガス絶縁間ＩＷｌ装置の設置面積の縮少を図ること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が対象どＪるガス絶縁開閉装置の構成を
概略的に示した構成図、第２図は本発明の一実施例の要
部を示す断面図、第３図は従来の容器接続部を示り一断
面図である。 １・・・容器、２・・・聞］」部、１０・・・容器接続
部、１１．１１・・・接続フランジ、１２・・・パツキ
ン、１２ａ・・・筒状部、１２ｂ・・・フランジ部、１
３・・・当て板、１４・・・ポル１−０ 手続ネＦｉｉ　ｎ巳書　（自発） 昭和５９年　３月２３日 特許庁長官　若　杉　和　夫　殿 １、事件の表示　特願昭５９−６２４８号２、発明の名
称 ガス絶縁開閉装置 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 （３９４）日新電機株式会社 ４、代理人 東京都港区新橋４−３１−６　支出ビル６階５、補正の
対象 明細書 ６、補正の内容 規定の大きさの活字で印刷しＩこ明細書く内容に変更無
し。）を別紙の通り補【［する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ガスを充填した密閉容器内に機器を収納して構成した複
   数台の開閉装置ユニットを並設し、隣接するユニットの
   容器の隣合う側壁に間口部を設けて該開口部間を容器接
   続部を介して相互に接続したガス絶縁開閉装置において
   、前記容器接続部は、前記隣接するユニッ（〜の容器の
   隣合う側壁に互いに整合するＪ：うにｎＱ　＋）られた
   開口部の周縁にそれぞれ気密に接合されて容器外に位置
   する端面が互いに密接するように突゛ぎ合わされて配置
   された対の接続フランジと、前記突き合わされた対の接
   続フランジの内面に密接する筒状部と前記両接続フラン
   ジのそれぞれの容器内に臨む端面に密接する環状の７ラ
   ンク部とを一体に有して前記両接続フランジに蹄がって
   嵌合配置された断面略Ｕ字形の環状パツキンとを具備し
   、前記パツキンの両フランジ部が前記容器の内側から前
   記接続フランジに対して締付（）固定されていることを
   特徴とするガス絶縁開閉装置。